JP2019180194A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの作動時に発するノイズを抑えることができるモータを提供する。【解決手段】モータ1の一つの態様は、中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータ2と、ロータと径方向に対向するステータ3と、ステータのコイルと電気的に接続される回路基板5と、モータケース10と、を備え、モータケースは、ロータ、ステータおよび回路基板を収容する有底筒状の第1ケース部と、第1ケース部に軸方向で対向し、第1ケース部に連結される有底筒状の第2ケース部と、を有し、第2ケース部の内周面と、回路基板に設けられた接地電極51とを電気的に接続する接地用端子部材が設けられる。【選択図】図1
Description
本発明は、モータに関する。
下記特許文献1には、民生用の換気扇に用いられるDC(直流)モータとして、金属製の筒状フレーム、および筒状フレームの開口部を塞ぐ金属製のモータカバーの内部に、ステータと、ロータと、駆動回路を構成する電子部品が実装されステータのコイルと接続された回路基板と、を備える構成が記載される。また、特許文献1には、回路基板のスルーホールの電位をGND(接地)電位とする構成が開示される。
上記のようなモータにおいて、回路基板のスルーホールの電位をGND電位とするには、回路基板のスルーホール(接地端子)に接地用配線の一端を接続する。接地用配線は、筒状フレームおよびモータカバーの外部に引き出される。接地用配線の他端は、筒状フレームやモータカバー、又は外部の接地部に接続される。
しかしながら、接地用配線を筒状フレームおよびモータカバーの外部に引き出すと、接地用配線がモータの外部に吐出する。すると、接地用配線に電流が流れたときに、接地用配線自体から周囲にノイズを放散することがある。さらに、ステータのコイルに電流を供給する電源配線をコンセント等の電源側接続端子に接続した場合、接地用配線から放散されたノイズが、電源配線および電源用接続端子を介し、他の電子機器に伝播してしまう場合もある。
しかしながら、接地用配線を筒状フレームおよびモータカバーの外部に引き出すと、接地用配線がモータの外部に吐出する。すると、接地用配線に電流が流れたときに、接地用配線自体から周囲にノイズを放散することがある。さらに、ステータのコイルに電流を供給する電源配線をコンセント等の電源側接続端子に接続した場合、接地用配線から放散されたノイズが、電源配線および電源用接続端子を介し、他の電子機器に伝播してしまう場合もある。
本発明は、上記事情に鑑みて、モータの作動時に発するノイズを抑えることができるモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、前記ステータのコイルと電気的に接続される回路基板と、モータケースと、を備え、前記モータケースは、前記ロータ、前記ステータおよび前記回路基板を収容する有底筒状の第1ケース部と、前記第1ケース部に軸方向で対向し、前記第1ケース部に連結される有底筒状の第2ケース部と、を有し、前記第2ケース部の内周面と、前記回路基板に設けられた接地電極とを電気的に接続する接地用端子部材が設けられる。
本発明の一つの態ようによれば、モータの作動時に発するノイズを抑えることができるモータが提供される。
図1は、一実施形態のモータを示す断面図である。
図1に示す本実施形態のモータ1は、例えば換気扇のファンを駆動するモータである。モータ1は、ロータ2と、ステータ3と、回路基板5と、モータケース10と、を備える。
図1に示す本実施形態のモータ1は、例えば換気扇のファンを駆動するモータである。モータ1は、ロータ2と、ステータ3と、回路基板5と、モータケース10と、を備える。
ロータ2は、中心軸Jに沿って延びるシャフト21と、ロータコア22と、永久磁石(図示無し)と、を備える。シャフト21は、中心軸Jに沿った軸方向に延びる。シャフト21は、モータケース10に設けられた軸受24,25により、中心軸J周りに回転自在に支持される。ロータコア22は、シャフト21の径方向外側に設けられる。ロータコア22は、シャフト21において中心軸Jに沿った軸方向の中間部に位置するローレット部22aに嵌められ、シャフト21と一体に中心軸J周りに回転する。永久磁石(図示無し)は、ロータコア22の外周面に設けられる。永久磁石(図示無し)は、中心軸J周りの周方向に複数設けられる。
ステータ3は、ロータ2の径方向外側に位置し、ロータ2の永久磁石(図示無し)と径方向で対向する。ステータ3は、ステータコア31と、ティース部32と、コイル33と、を備える。
ステータコア31は、モータケース10の内周面に設けられる。ステータコア31は、円環状の鋼板を軸方向に複数積層することで、全体として筒状とされる。ティース部32は、ステータコア31の径方向内側に設けられる。ティース部32は、周方向に等間隔をあけて設けられた複数のティース32aを有する。各ティース32aは、径方向内側に向かって延びる。コイル33は、ティース32aに巻き回される。
回路基板5は、ステータ3のコイル33に、電流を供給する。回路基板5は、板状で、中心軸Jに直交する面内に配置される。回路基板5は、ロータ2およびステータ3に対し、中心軸Jに沿った軸方向の一方の側(図1において左側)に設けられる。
モータケース10は、ロータ2、ステータ3および回路基板5を収容する。モータケース10は、第1ケース部11と、第2ケース部12と、を備える。第1ケース部11、第2ケース部12は、それぞれ、例えば鉄系合金等、導電性を有した金属材料を鋳造により所定形状に成形したダイキャスト製である。
図2は、本実施形態のモータのモータケースを構成する第1ケース部を示す斜視図である。
第1ケース部11は、中心軸J方向の他方の側(図1において右側)に設けられる。図1、図2に示すように、第1ケース部11は、有底筒状で、第1底板部11aと、第1周壁部11bと、第1フランジ部13と、を備える。
第1ケース部11は、中心軸J方向の他方の側(図1において右側)に設けられる。図1、図2に示すように、第1ケース部11は、有底筒状で、第1底板部11aと、第1周壁部11bと、第1フランジ部13と、を備える。
第1底板部11aは、中心軸Jに直交する面内に位置する円盤状である。第1底板部11aの中央部には、軸受24を保持する軸受保持部18が一体に設けられる。第1底板部11aの中央部には、軸用貫通孔11hが配置される。シャフト21の一方の端部21aは、軸用貫通孔11hを通して、モータケース10から中心軸J方向の外側に突出する。
第1周壁部11bは、第1底板部11aの外周縁から軸方向に延びる円筒状である。第1周壁部11bにおいて第1底板部11aと反対側の第1端部11cは、軸方向他方の側に向かって開口する。
また、第1周壁部11bは、軸方向に沿って第1底板部11aと反対側に突出する第1環状凸部11tを有する。第1環状凸部11tは、円筒状で、第1周壁部11bの内径よりも大きな内径を有する。
第1フランジ部13は、第1周壁部11bの第1端部11cに設けられた第1環状凸部11tから径方向外側に延びる。第1フランジ部13は、周方向に間隔をあけた複数個所に設けられる。本実施形態において、第1フランジ部13は、周方向に等間隔をあけて、3個所に設けられる。
図3は、本実施形態のモータケースを構成する第2ケース部を示す斜視図である。
図1に示すように、第2ケース部12は、中心軸J方向の一方の側に設けられる。図1、図3に示すように、第2ケース部12は、有底筒状で、第2底板部(底板部)12aと、第2周壁部(周壁部)12bと、第2フランジ部14と、を備える。
図1に示すように、第2ケース部12は、中心軸J方向の一方の側に設けられる。図1、図3に示すように、第2ケース部12は、有底筒状で、第2底板部(底板部)12aと、第2周壁部(周壁部)12bと、第2フランジ部14と、を備える。
第2底板部12aは、中心軸Jに直交する面内に位置する円盤状である。第2底板部12aの中央部には、軸受25を保持する軸受保持部19が一体に設けられる。
第2周壁部12bは、第2底板部12aの外周縁から軸方向に延びる円筒状である。第2周壁部12bにおいて第2底板部12aと反対側の第2端部12cは、開口する。また、第2周壁部12bは、軸方向に沿って第2底板部12aと反対側に突出する第2環状凸部12tを有する。第2環状凸部12tは、円筒状で、第2周壁部12bと同等の内径を有する。第2環状凸部12tの外径は、第1環状凸部11tの内径よりも僅かに小さい。
第2フランジ部14は、第2周壁部12bの第2端部12cから径方向から外側に延びる。第2フランジ部14は、周方向に間隔をあけた複数個所に設けられる。本実施形態において、第2フランジ部14は、周方向に等間隔をあけて、3個所に設けられる。
第2ケース部12の第2底板部12aには、ヒートシンク16が一体に設けられる。ヒートシンク16は、軸方向に沿って第2底板部12aから離間する方向に突出する。ヒートシンク16の先端面16fは、回路基板5に実装された発熱性の電気素子に接触することで、電気素子の熱を放散させる。
図1に示すように、このような第1ケース部11と第2ケース部12とは、第1周壁部11bの第1端部11cと、第2周壁部12bの第2端部12cとを軸方向で対向させた状態で連結される。第1ケース部11と第2ケース部12とは、第1フランジ部13と第2フランジ部14とを軸方向において互いに突き当てて、ネジ17で締結することで固定される。また、第1ケース部11と第2ケース部12とは、第1環状凸部11tと第2環状凸部12tを互いに嵌め合わせる。第2ケース部12の第2環状凸部12tは、第1ケース部11の第1環状凸部11tの内側に挿入される。
第1環状凸部11tの内周面と第2環状凸部12tの外周面との間には、封止材40が設けられる。封止材40は、第2環状凸部12tを第1環状凸部11tの内側に挿入するに先立ち、第2環状凸部12tの外周面、および第1環状凸部11tの内周面の少なくとも一方に塗布しておくのが好ましい。
前記のロータ2、ステータ3および回路基板5は、第1ケース部11の第1底板部11aおよび第1周壁部11bにより構成される空間Kに収容される。回路基板5は、第1ケース部11において、第1環状凸部11tおよび第2環状凸部12tの径方向内側に配置される。
モータケース10内の回路基板5には、電源用配線101および信号用配線102と、接地用端子部材200とが接続される。
電源用配線101は、回路基板5に対し電流を供給する。信号用配線102は、回路基板5と、外部のコントローラ(図示無し)との間で、制御用の信号等を入出力する。電源用配線101と、信号用配線102とは、一本の配線100に束ねられ、その一端が回路基板5に接続され、他端がモータケース10の外部に引き出される。
電源用配線101は、回路基板5に対し電流を供給する。信号用配線102は、回路基板5と、外部のコントローラ(図示無し)との間で、制御用の信号等を入出力する。電源用配線101と、信号用配線102とは、一本の配線100に束ねられ、その一端が回路基板5に接続され、他端がモータケース10の外部に引き出される。
図1、図2に示すように、第1ケース部11の第1周壁部11bに設けられた第1環状凸部11tは、周方向の一部に、配線100を径方向に引き出させる切欠き部41が設けられる。また、第1ケース部11は、第1環状凸部11tから径方向外側に延びる第1配線用フランジ部43を備える。第1配線用フランジ部43は、軸方向において、第1フランジ部13と同じ位置に設けられる。第1配線用フランジ部43において、軸方向他方の側を向く面43fには、切欠き部41から連続して径方向外側に延びる案内溝45が配置される。
図1、図3に示すように、第2ケース部12の第2周壁部12bは、周方向の一部に、配線100を径方向に引き出させる切欠き部42が配置される。また、第2ケース部12は、第2周壁部12bから径方向外側に延びる第2配線用フランジ部44を備える。第2配線用フランジ部44は、軸方向において、第2フランジ部14と同じ位置に設けられる。第2配線用フランジ部44において、軸方向他方の側を向く面44fには、切欠き部42から連続して径方向外側に延びる案内溝46が配置される。
図1に示すように、第1ケース部11の第1フランジ部13と、第2ケース部12の第2フランジ部14とを軸方向で互いに突き当てた状態で、第1配線用フランジ部43と第2配線用フランジ部44とが軸方向で互いに突き当たる。第1配線用フランジ部43の面43fと、第2配線用フランジ部44の面44fとは、互いに密着する。第1配線用フランジ部43の面43fと第2配線用フランジ部44の面44fとの間に、封止材を設けてもよい。
図1に示すように、第1配線用フランジ部43と第2配線用フランジ部44とが互いに突き当たった状態で、切欠き部41と切欠き部42、案内溝45と案内溝46は、それぞれ軸方向で互いに対向し、配線用貫通孔50を構成する。配線100は、この配線用貫通孔50を通して、モータケース10の内部から外側に引き出される。配線用貫通孔50に通される配線100には、筒状のグロメット105が装着される。グロメット105は、ゴム系材料等からなり、配線100と、案内溝45,46との間を封止する。
接地用端子部材200は、第2ケース部12の内周面12fと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する。接地用端子部材200は、基端部200aが第2ケース部12に固定され、先端部200bが回路基板5に設けられた接地電極51に接続される。接地用端子部材200は、例えば、第2ケース部12に設けられた基台部12dに不図示の接合材(例えば、半田)を介して設けられる。基台部12dは、第2ケース部12の第2底板部12aおよび第2周壁部12bからモータケース10の内方に向かって突出する。基台部12dは、第2ケース部12と単一の部材とされる。この基台部12dは、例えば第2ケース部12の外周面側に雌ネジ孔(図示無し)を配置するために設けられる。
接地用端子部材200は、弾性部202を備える。弾性部202は、例えば、金属板をZ字状に折り曲げて成形される。弾性部202は、第1ケース部11と第2ケース部12とが対向する方向、すなわち軸方向に弾性変形可能である。第1ケース部11の第1フランジ部13と第2ケース部の第2フランジ部14とを軸方向で互いに突き当てた状態で、弾性部202は、回路基板5の接地電極51に突き当たり、電気的に接続される。この状態で、弾性部202は、軸方向に圧縮された状態であり、接地電極51に確実に突き当たる。
このようにして、接地用端子部材200は、第2ケース部12の内周面12fと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する。接地用端子部材200は、第1ケース部11と第2ケース部12とが連結した状態で、第2ケース部12の内周面12fと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する。第1ケース部11と第2ケース部12とを軸方向で離間させ、第1ケース部11と第2ケース部12とを非連結とした状態では、第2ケース部12に設けられた接地用端子部材200は、回路基板5の接地電極51との間に間隔を隔てる。これにより、接地用端子部材200は、回路基板5の接地電極51に非接触の状態となる。
本実施形態によれば、第2ケース部12の内周面12fと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する接地用端子部材200が設けられる。このような構成によれば、回路基板5に設けられた接地電極51と第2ケース部12とが接地用端子部材200によって電気的に接続される。これにより、接地用端子部材200を、モータケース10の外部に露出させることなく回路基板5をモータケース10に接地させることができる。また、接地用端子部材200は、回路基板5と第2ケース部12とを接続する最小限の長さとすることができるので、接地用端子部材200の長さを抑えることによって、ノイズ発生を抑えることができる。このようにして、モータ1の作動時に発するノイズを抑えることができる。したがって、電源用配線101を、コンセント等の電源側接続端子に接続しても、接地用端子部材200から放散されたノイズが、電源用配線101を介して他の電子機器に伝播するのを抑えることができる。
本実施形態によれば、接地用端子部材200は、第1ケース部11と第2ケース部12とが連結した状態で、第2ケース部12の内周面12fと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する。第1ケース部11と第2ケース部12とを非連結とした状態では、第2ケース部12に設けられた接地用端子部材200は、回路基板5の接地電極51との間に間隔を隔てる。これにより、接地用端子部材200は、回路基板5の接地電極51に非接触の状態となる。したがって、第1ケース部11と第2ケース部12とを対向させて連結すれば、回路基板5をモータケース10に接地させることができ、モータケース10の組立性が向上する。
本実施形態によれば、接地用端子部材200は、弾性部202を含む。このような構成によれば,第1ケース部11と第2ケース部12とを対向させて組み合わせると、弾性部202が第1ケース部11と第2ケース部12とが対向する方向に押圧される、これにより、弾性部202を、接地電極51に確実に電気的に接続することができる。
本実施形態によれば、接地用端子部材200は、基端部200aが第2ケース部12に固定され、先端部200bが回路基板5に設けられた接地電極51に接続される。このような構成によれば、第1ケース部11と第2ケース部12とを組み合わせることで、接地用端子部材200の先端部200bが回路基板5の接地電極51に接触し、電気的に接続される。これにより、接地用端子部材200を取り付ける手間が抑えられ、組立性が向上する。
本実施形態によれば、第2ケース部12は、第2底板部12aおよび第2周壁部12bから突出する基台部12dと、を備え、接地用端子部材200は、基台部12dに固定される。これにより、接地用端子部材200の軸方向の長さをさらに小さくすることができる。
(変形例)
上記実施形態では、モータケース10の第1ケース部11、第2ケース部12をダイキャスト製としたが、これに限らない。
例えば、図4に示すモータ1Aのように、モータケース10Bの第1ケース部11Bおよび第2ケース部12Bを、それぞれ、導電性を有した金属板をプレス加工等によって成形してもよい。この場合、接地用端子部材200は、第2ケース部12Bの内周面12fに設けた基台部12eと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する。基台部12eは、第2ケース部12Bの内周面12fに、ビス留め、溶接等によって固定される。
上記実施形態では、モータケース10の第1ケース部11、第2ケース部12をダイキャスト製としたが、これに限らない。
例えば、図4に示すモータ1Aのように、モータケース10Bの第1ケース部11Bおよび第2ケース部12Bを、それぞれ、導電性を有した金属板をプレス加工等によって成形してもよい。この場合、接地用端子部材200は、第2ケース部12Bの内周面12fに設けた基台部12eと、回路基板5に設けられた接地電極51とを電気的に接続する。基台部12eは、第2ケース部12Bの内周面12fに、ビス留め、溶接等によって固定される。
以上に、本発明の一実施形態および変形例を説明したが、実施形態および変形例における各構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
例えば、上述した実施形態および変形例に示したモータ1の用途は、特に限定されない。
また、上述の実施形態において、基台部12dは、第2底板部12aおよび第2周壁部12bから突出するようにしたが、これに限らない。例えば、基台部12dは、第2周壁部12bから径方向内側に突出させるようにしてもよい。また、基台部12dを、第2底板部12aから軸方向に沿って回路基板5側に突出させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、接地用端子部材200を、第2ケース部12、12Bの基台部12d、12eに設けるようにしたが、これに限らない。接地用端子部材200は、第2ケース部12、12Bに直接固定されてもよい。この場合、例えば、図5に示すモータ1Bのように、接地用端子部材300は、第2ケース部12の内周面12fに固定される端子部材本体301と、端子部材本体301の先端部に設けられた弾性部302と、を備える。弾性部302は、板バネ材に限らず、コイルスプリング状等であってもよい。
また、上述の実施形態において、接地用端子部材200の基端部を、回路基板5の接地電極51に固定し、先端部を第2ケース部12に接触させるようにしてもよい。つまり、接地用端子部材200を回路基板5側に設けるようにしてもよい。この場合、弾性部202は、第2ケース部12の内周面12fに突き当たるように設ける。
1,1A,1B…モータ、2…ロータ、3…ステータ、5…回路基板、10、10B…モータケース、11、11B…第1ケース部、12、12B…第2ケース部、12a…第2底板部(底板部)、12b…第2周壁部(周壁部)、12d、12e…基台部、12f…内周面、51…接地電極、200,300…接地用端子部材、200a…基端部、200b…先端部、202,302…弾性部、J…中心軸、K…空間。
Claims (5)
- 中心軸に沿って延びるシャフトを有するロータと、
前記ロータと径方向に対向するステータと、
前記ステータのコイルと電気的に接続される回路基板と、
モータケースと、を備え、
前記モータケースは、前記ロータ、前記ステータおよび前記回路基板を収容する有底筒状の第1ケース部と、前記第1ケース部に軸方向で対向し、前記第1ケース部に連結される有底筒状の第2ケース部と、を有し、
前記第2ケース部の内周面と、前記回路基板に設けられた接地電極とを電気的に接続する接地用端子部材が設けられる、
モータ。 - 前記接地用端子部材は、
前記第1ケース部と前記第2ケース部とが連結した状態で、前記第1ケース部または前記第2ケース部の内周面と、前記回路基板に設けられた接地電極とを電気的に接続し、
前記第1ケース部と前記第2ケース部とが非連結の状態では、前記第1ケース部または前記第2ケース部の内周面と、前記回路基板に設けられた接地電極との一方に対して間隔を隔てる、
請求項1に記載のモータ。 - 前記接地用端子部材は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが対向する方向に弾性変形可能な弾性部を含む
請求項1または2に記載のモータ。 - 前記接地用端子部材は、基端部が前記第2ケース部に固定され、先端部が前記回路基板に設けられた接地電極に接続される
請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。 - 前記第1ケース部または前記第2ケース部は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが対向する方向に交差する底板部と、前記底板部の外周縁から軸方向に延びる筒状の周壁部と、前記底板部および前記周壁部の少なくとも一方から突出する基台部と、を備え、
前記接地用端子部材は、前記基台部に固定される
請求項4に記載のモータ。
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