JP2015119050A - 電磁駆動装置および電磁弁 - Google Patents

電磁駆動装置および電磁弁 Download PDF

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Abstract

【課題】プランジャを移動させる駆動力をより良好に確保しながら、電磁駆動装置や電磁弁の軸長の短縮化を図った電磁駆動装置を提供する。
【解決手段】電磁弁のソレノイド部10では、固定コア11、筒状のコイル12、およびプランジャ13が有底筒状のケース15内に収容され、ケース15は、コイル12の軸方向における一方の端面12aと対向する内壁面16aを有すると共に内部に固定コア11の一端が嵌合されるリングコア16を有し、コイル12の一方の端面12aは、外周側から内周側に向かうにつれてコイル12の他方の端面に近づくように傾斜し、ケース15のリングコア16は、内壁面16aが外周側から内周側に向かうにつれてコイル12の他方の端面に近づくと共に一方の端面12aに沿って傾斜するように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コイルへの通電に伴って発生する磁束によりプランジャを軸方向に移動させる電磁駆動装置およびそれを備えた電磁弁に関する。
従来、この種の電磁弁として、可動コアおよび当該可動コアに固定されたシャフトを有する可動体(プランジャ)と、可動コアを往方向と複方向とに移動自在となるように収容する収容部および可動コアを往方向へ吸引する吸引部を有する固定コアと、固定コアの収容部の外周側に設けられると共に通電により磁束を発生するコイルと、可動体、固定コアおよびコイルを収容する有底筒状のヨーク(ケース)と、固定コアの収容部の外周側においてコイルよりも複方向側(ヨークの底部側)で当該コイルとヨークとの間に設けられるリングコアとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この電磁弁では、コイルへの通電により発生した磁束がヨーク、リングコア、固定コアの収容部および可動コアを介して固定コアの吸引部へと受け渡され、それにより、可動体(プランジャ)が吸引部側に吸引される。
特開2013−38233号公報
上記従来の電磁弁において、コイルの巻き数を減少させれば、その小型化を図ることができるものの、コイルの巻き数の減少は、コイルへの通電により発生する磁束の減少すなわち可動体(プランジャ)を吸引する吸引力(駆動力)の低下を招いてしまう。一方、ヨークやリングコア、固定コアのコイルよりも軸方向外側に位置する部分の軸長を短縮すれば、コイルの巻き数を減少させることなく電磁弁の小型化を図ることが可能である。しかしながら、この場合、リングコアと固定コアとの接触部の軸長が短くなってしまい、リングコアから固定コアへと磁束を良好に受け渡すことができず、結果的にプランジャを移動させるための吸引力(駆動力)を十分に確保できなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、プランジャを移動させる駆動力をより良好に確保しながら、電磁駆動装置や電磁弁の軸長の短縮化を図ることを主目的とする。
本発明による電磁駆動装置は、
筒状の固定コアと、前記固定コアを包囲するように配置される筒状のコイルと、軸方向に移動自在となるように前記固定コアの内部に配置されるプランジャと、前記固定コア、前記コイルおよび前記プランジャを収容する有底筒状のケースとを有し、前記コイルへの通電に伴って発生する磁束により前記プランジャを前記軸方向に移動させる電磁駆動装置において、
前記ケースは、前記コイルの軸方向における一方の端面と対向する内壁面を有すると共に、内部に前記固定コアの一端が嵌合される環状部を有し、
前記コイルの前記一方の端面は、外周側から内周側に向かうにつれて該コイルの他方の端面に近づくように傾斜しており、
前記ケースの前記環状部は、前記内壁面が外周側から内周側に向かうにつれて前記コイルの前記他方の端面に近づくと共に前記一方の端面に沿って傾斜するように形成されていることを特徴とする。
このように、コイルの一方の端面を外周側から内周側に向かうにつれて他方の端面に近づくように傾斜させた場合、当該一方の端面側でコイルの内周側の巻き数を減少させると共にコイルの外周側の巻き数を増加させることにより、コイル全体の巻き数を減少させることなく軸方向と直交するように形成された端面を有するコイルと同様に維持することが可能となる。これにより、この電磁駆動装置では、プランジャを移動させるための駆動力を十分に確保することができる。また、コイルの一方の端面に沿って形成されるケースの環状部の内壁面を外周側から内周側に向かうにつれて当該コイルの他方の端面に近づくように傾斜させることにより、環状部の内周面と固定コアとの接触部、すなわち環状部から固定コアへと磁束が受け渡される磁束受け渡し部のコイル側の端部をより当該コイルの他方の端面側(ケースの軸方向における中央部側)に寄せることが可能となる。これにより、環状部全体を当該コイルの他方の端面側に寄せて、コイルの一方の端面側の磁束受け渡し部の軸長を確保しつつ、ケースの軸長を短くすることができる。従って、この電磁駆動装置では、プランジャを移動させる駆動力をより良好に確保しながら、軸長の短縮化を図ることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る電磁駆動装置としてのソレノイド部を含む電磁弁を示す概略構成図である。 図1の電磁弁に含まれるソレノイド部の要部を示す拡大部分断面図である。 図1の電磁弁のソレノイド部における磁束の流れを示す説明図である。 比較例のソレノイド部における磁束の流れを示す説明図である。 他の実施形態に係るソレノイド部の要部を示す拡大部分断面図である。 更に他の実施形態に係るソレノイド部の要部を示す拡大部分断面図である。 他の実施形態に係るソレノイド部の要部を示す拡大部分断面図である。
次に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電磁駆動装置としてのソレノイド部10を含む電磁弁1を示す概略構成図である。同図に示す電磁弁1は、例えば、車両用の自動変速機に組み込まれたクラッチやブレーキの油圧制御に用いられるノーマルオープン型のリニアソレノイドバルブとして構成される。電磁弁1は、図1に示すように、ソレノイド部10と、当該ソレノイド部10により駆動されると共に油圧を調圧して出力するバルブ部20とを備える。
ソレノイド部10は、筒状の固定コア11と、固定コア11を包囲するように配置される筒状のコイル12と、軸方向に移動自在となるように固定コアの内部に配置されるプランジャ13と、プランジャ13と連動して軸方向に移動するシャフト14と、固定コア11、コイル12、プランジャ13およびシャフト14を収容する有底筒状のケース15とを含む。固定コア11、プランジャ13およびケース15は、鉄等の強磁性材料により構成されている。
固定コア11は、中空状に形成される第1および第2筒状部111,112と、第2筒状部112の一端から径方向外側に延出されたフランジ部113とを有する。第1筒状部111は、フランジ部113とは反対側の他端で開口する第1中心孔111oを有する。また、第1筒状部111の軸方向の略中央部における外周面には、内周側に向けて窪む環状凹部111aが周方向に沿って形成されている。第2筒状部112は、第1中心孔111oと連通すると共にフランジ部113側の一端で開口する第2中心孔112oを有する。第2中心孔112oは、第1中心孔111oよりも小さな内径を有するように形成されている。フランジ部113は、第2筒状部112から概ね全周に亘って延出されるが、図1に示すように、その一部が切り欠かれている。また、フランジ部113には、複数(本実施形態では、2つ)の貫通孔113oが形成されている。
コイル12は、ボビン122および樹脂材123から構成される樹脂絶縁部121と、ボビン122に巻回される被膜導線(線材)124とを有する。樹脂絶縁部121を構成するボビン122は、軸方向の両端部に形成されたフランジ部122fを有する筒状部材であり、樹脂材123と同一の非磁性材料からなる。コイル12は、被膜導線124が巻回されたボビン122を固定コア11の第1および第2筒状部111,112の外周に嵌合した上で、樹脂材123をボビン122、被膜導線124および固定コア11の周囲にモールドすることにより、固定コア11に一体化(固定)される。この際、固定コア11のフランジ部113に形成された複数の貫通孔113oに樹脂材123が流れ込んで固化することで、固定コア11がコイル12に対して強固に抜け止めされる。また、樹脂絶縁部121は、被膜導線124の端部、すなわちコイル12をケース15外の電気機器に接続するためのコネクタ部121aを有する。当該コネクタ部121aは、固定コア11のフランジ部113やケース15に形成された切欠部を介してケース15外に延出される。
プランジャ13は、固定コア11の第1筒状部111に形成された第1中心孔111o内に配置され、当該第1筒状部111の内周面により軸方向に移動自在に支持される。また、シャフト14は、プランジャ13のバルブ部20側の端部に当接するように固定コア11の第2筒状部112に形成された第2中心孔112o内に挿通され、当該第2筒状部112より軸方向に移動自在に支持される。
ケース15は、固定コア11のフランジ部113が内部に嵌合される筒状部151と、当該筒状部151から径方向に延びる底部152と、底部152とコイル12(樹脂絶縁部121)の一方の端面(図1における右側の端面)12aとの間に配置されると共に筒状部151内に嵌合される別体のリングコア(環状部材)16とを含む。筒状部151には、コイル12の樹脂絶縁部121に形成されたコネクタ部121aをケース15外に延出させるための上記切欠部が形成されている。また、リングコア16内には、固定コア11の第1筒状部111が嵌合される。これにより、ケース15とリングコア16との間のわずかなガタを利用して第1筒状部111を容易にリングコア16に嵌合させることができるため、固定コア11,ケース15およびリングコア16のそれぞれに要求される加工精度を低下させることができる。
上述のように構成されるソレノイド部10では、コネクタ部121aを介してコイル12の被膜導線124に通電すれば、ケース15の筒状部151,底部152,リングコア16,固定コア11の第1筒状部111(環状凹部111aよりも軸方向の底部152側),プランジャ13,固定コア11の第1筒状部111(環状凹部111aよりも軸方向のフランジ部113側)および第2筒状部112,フランジ部113の順にコイル12の周りを周回するように磁束が流れる磁気回路が形成される。これにより、固定コア11とプランジャ13との間に吸引力が作用してプランジャ13がケース15の底部152とは反対側(固定コア11のフランジ部113側)へと軸方向に沿って吸引(駆動)され、それに伴いシャフト14もプランジャ13と連動して同方向へと移動する。
バルブ部20は、図示しないバルブボディに組み込まれる中空円筒状のスリーブ21と、スリーブ21の内部に軸方向に移動自在に配置されるスプール22と、スリーブ21のソレノイド部10とは反対側の端部に固定されたエンドプレート23と、スプール22とエンドプレート23との間に配置されて当該スプール22をソレノイド部10側に付勢するスプリング24とを含む。
スリーブ21は、作動油を入力する入力ポート211と、入力ポート211と近接して形成されると共に作動油を出力する出力ポート212と、出力ポート212と近接して形成されると共にスリーブ21から作動油をドレンするドレンポート213と、入力ポート211から入力された作動油の一部をスリーブ21の外周面に形成された油路を介して入力するフィードバックポート214と、スリーブ21とスプール22との間から漏出した作動油を当該スリーブ21の外部へと排出する排出ポート215,216とを有する。
スプール22は、図1に示すように、スリーブ21に形成されたフィードバックポート214を開閉可能なランド221と、スリーブ21に形成された入力ポート211を開閉可能なランド222と、スリーブ21に形成されたドレンポート213を開閉可能なランド223と、ランド221とランド222とを連結する第1縮径部224と、ランド222とランド223とを連結する第2縮径部225と有する。スプール22は、ソレノイド部10側の端部がシャフト14の先端に当接するようにスリーブ21内に配置される。
本実施形態において、ランド223は、有底筒状に形成されており、ランド223の内底面は、スプリング24の一端と当接する。第1縮径部224は、ランド221およびランド222よりも小さな外径を有するように形成されており、それにより、第1縮径部224は、スプール22にフィーバック力を作用させるフィードバック室をスリーブ21と共に画成する。第2縮径部225は、ランド222,223から中央部に向かうほど外径が小さくなるように形成されている。これにより、第2縮径部225は、入力ポート211および出力ポート212、出力ポート212およびドレンポート213をそれぞれ連通させる連通室をスリーブ21と共に画成する。
エンドプレート23は、スリーブ21の端部に形成されたネジ部に螺合される。これにより、エンドプレート23の軸方向における固定位置を調整することで、スプリング24によるスプール22への付勢力を調整することができる。そして、バルブ部20は、スリーブ21をソレノイド部10の固定コア11の端面に当接させると共に、スプール22をシャフト14の先端に当接させた状態で、ケース15の筒状部151の端部を外周側からカシメることにより、ソレノイド部10に固定される。
上述のように構成されるソレノイド部10およびバルブ部20を備えた電磁弁1では、ソレノイド部10のコイル12への通電が行われない際、スプリング24の付勢力によってスプール22がソレノイド部10側へと付勢され、フィードバックポート214および入力ポート211が開かれると共にランド223によりドレンポート213が閉鎖される(図1参照)。これにより、コイル12の非通電時には、入力ポート211と出力ポート212が連通室を介して連通されると共に、ドレンポート213と連通室との連通が遮断され、入力ポート211に供給された作動油が出力ポート212から出力される。
一方、ソレノイド部10のコイル12への通電が行われると、プランジャ13およびシャフト14が軸方向に沿ってバルブ部20側へと吸引(駆動)され、スプール22がプランジャ13およびシャフト14により押圧される。そして、スプール22は、プランジャ13への吸引力(駆動力)の増加に伴ってスプリング24の付勢力に抗してソレノイド部10とは反対側へと移動する。これにより、ソレノイド部10の吸引力(駆動力)が所定値に達すると、ランド221およびランド222によりフィードバックポート214および入力ポート211がそれぞれ閉鎖されると共にドレンポート213が開かれる。この結果、入力ポート211と出力ポート212との連通が遮断されると共に、ドレンポート213と連通室とが連通され、連通室内の作動油が当該ドレンポート213を介してスリーブ21の外部へとドレンされる。
続いて、図2を参照しながら、本実施形態の電磁弁1のソレノイド部10の構成について詳細に説明する。同図は、ソレノイド部10に含まれるコイル12のバルブ部20とは反対側の端面12aやリングコア16近傍の構成を示す拡大部分断面図である。
図示するように、コイル12すなわち樹脂絶縁部121の一方の端面12aは、外周側から内周側に向かうにつれて当該コイル12の他方の端面12b(図1参照)に近づくように傾斜する。すなわち、本実施形態において、コイル12を構成するボビン122の一方の端部(ケース15の底部152側の端部)に形成されるフランジ部122fは、軸方向に対して60°の傾斜角αで傾斜する。更に、ボビン122の一方の端部側において、被膜導線124は、当該フランジ部122fに沿って内周側から外周側に向かうにつれて巻き数が増加するように整列巻きされる。具体的には、被膜導線124は、図2に示すように、端面12a側において、軸方向の最も外側(図中右側)に位置する部分が内周側から外周側かつ軸方向における外側(図中左側から右側)に向かうにつれて一巻きずつ増えていくようにフランジ部122fの内表面(図中上面)に沿って巻回される。そして、樹脂絶縁部121を構成する樹脂材123は、フランジ部122fの外表面と平行な端面を有するようにモールドされる。これにより、一方の端面12aが軸方向に対して60°の傾斜角αを有するようにコイル12を容易に形成することができる。
このように、コイル12の一方の端面2aを外周側から内周側に向かうにつれて他方の端面12bに近づくように傾斜させた場合、当該一方の端面12a側でコイル12の内周側の巻き数を減少させると共にコイル12の外周側の巻き数を増加させることにより、コイル12全体の巻き数を減少させることなく軸方向と直交するように形成された端面12Baを有するコイル12B(図2における粗い破線参照)と同様に維持することが可能となる。これにより、電磁弁1のソレノイド部10では、プランジャ13を移動させるための吸引力(駆動力)を十分に確保することができる。
なお、コイル12の端面12aの傾斜角αは、上述の60°に限られるものではなく、被膜導線124をボビン122に整列巻きすることができる範囲内において変更されてもよい。例えば、軸方向の最も外側(図2における右側)に位置する部分が内周側から外周側かつ軸方向における外側(図2における左側から右側)に向かうにつれて二巻きずつ増えていくように被膜導線124をフランジ部122fの内表面に沿って巻回すれば、30°の傾斜角αを有するように端面12aを形成することができる。このように、コイル12の軸方向および径方向における被膜導線124の巻き数の増加度合を調整することにより、コイル12の一方の端面12aの傾斜角αを容易かつ適正に設定することが可能となる。
また、電磁弁1において、ケース15の底部152とコイル12との間に配置されるリングコア16は、当該コイル12の一方の端面12aと対向する内壁面16aを有する。内壁面16aは、コイル12の端面12aと同様に、外周側から内周側に向かうにつれて当該コイル12の他方の端面12bに近づくように、すなわちコイル12の端面12aに沿って軸方向に対して60°の傾斜角αで傾斜するように形成されている。更に、リングコア16は、内周側から外周側に向かうにつれて軸長が短くなるように形成され、内壁面16aとは反対側に位置するリングコア16の端面は、軸方向と直交するように形成されている。
このように、コイル12の一方の端面12aと、当該一方の端面12aに沿って形成されるケース15のリングコア16の内壁面16aとを外周側から内周側に向かうにつれて当該コイル12の他方の端面12aに近づくように傾斜させることにより、リングコア16の内周面と固定コア11の第1筒状部111との接触部、すなわちリングコア16から固定コア11へと磁束が受け渡される磁束受け渡し部Aのコイル12側の先端部A1を当該コイル12の他方の端面12bにより近接させる(ケース15の軸方向における中央部側に寄せる)ことが可能となる。この結果、リングコア16の全体を軸方向内側に寄せて、その分だけケース15の軸長を短くしたとしても(図2における実線矢印参照)、磁束受け渡し部Aの軸長Lを十分に確保(図2において粗い破線で示すソレノイド部10Bの磁束受け渡し部と同一の長さに)することができる。
ここで、図3および図4に、本発明者らによるソレノイド部が形成する磁気回路内の磁束の流れについての数値解析結果を示す。図3は、本実施形態のソレノイド部10を流れる磁束の解析結果の一例を示す説明図であり、図4は、コイル12Bの一方の端面12Baおよびリングコア16Bの内壁面16Baが傾斜しないように、すなわち軸方向に対して直交するように形成された比較例としてソレノイド部10Bを流れる磁束の解析結果の一例を示す説明図である。なお、図3および図4に示すソレノイド部10,10Bのコイル12,12Bの巻き数は、全体として同一であり、図3および図4において、磁束線が密になるほど磁束密度が高いことを示す。
図3に示す本実施形態のソレノイド部10に比して、比較例のソレノイド部10Bでは、図4に示すように、リングコア16Bのコイル12側の外周部で磁束線が疎となっている。これは、ケース15の筒状部151とリングコア16Bとの間にわずかなクリアランスが存在することで、当該筒状部151からリングコア16Bの外周部へと磁束が流れ難くなっていることに起因すると考えられる。そして、磁束線が疎となっているリングコア16Bの外周部は、磁束密度が小さくなることから、プランジャ13を移動させる吸引力(駆動力)の発生にさほど寄与しない。一方、ソレノイド部10Bのケース15の底部152や、リングコア16Bの上記外周部以外の部分、リングコア16Bと固定コア11との間の磁束受け渡し部Aでは、図4に示すように、磁束線が比較的に密となっており、これらの部分は、プランジャ13を移動させる吸引力(駆動力)の発生により大きく寄与する。
従って、ケース15の底部152や、リングコア16の上記外周部以外の部分、すなわちリングコア16の底部152側の外周部、リングコア16と固定コア11との間の磁束受け渡し部Aの軸長が確保されれば、ソレノイド部10の全体における磁束の流れが妨げられることはない。これを踏まえて、本実施形態のソレノイド部10では、上述のように、コイル12の一方の端面12aとリングコア16の内壁面16aとが外周側から内周側に向かうにつれて他方の端面12b側に近づくように傾斜させられ、リングコア16は、内周側から外周側に向かうにつれて軸長が短くなるように形成される。これにより、リングコア16の全体を当該コイル12の他方の端面12b側に寄せて、コイル12の一方の端面12a側の磁束受け渡し部Aの軸長を十分に、すなわち上述のコイル12Bを含むソレノイド部10B(図2における粗い破線参照)と同程度に確保しつつ、ケース15の軸長を短くすることができる。従って、本実施形態のソレノイド部10では、磁気回路全体を流れる磁束の密度が低下しないようにしてプランジャ13を移動させる吸引力(駆動力)をより良好に確保しながら、軸長の短縮化を図ることが可能となる。
図5は、他の実施形態に係るソレノイド部10Cの要部を示す拡大断面図である。図示するように、ソレノイド部10Cのケース15Cは、上記ソレノイド部10のケース15にリングコア16を一体成形したものに相当し、コイル12の一方の端面12aと対向する内壁面153aを含む環状部153を含む。環状部153の内壁面152aは、コイル12の一方の端面12aと同様に、外周側から内周側に向かうにつれて当該コイル12の他方の端面12bに近づくように、すなわちコイル12の端面12aに沿って傾斜するように形成されている。このように、ケース15に環状部153を一体成形しても、プランジャ13を移動させる駆動力をより良好に確保しながらソレノイド部10Cの軸長の短縮化を図ることが可能となり、ソレノイド部10Cの部品点数を削減すると共に組み立て工程を減らして、ソレノイド部10Cの製造コストを低減化することができる。
図6は、更に他の実施形態に係るソレノイド部10Dの要部を示す拡大断面図である。図示するように、ソレノイド部10Dでは、コイル12の端面12aが径方向の略中央部において軸方向に平行に延びる水平部12hを含むと共に、リングコア16の内壁面16aがコイル12の水平部12hと対向するように軸方向に平行に延びる水平部16hを含む。このように、コイル12の端面12aおよびリングコア16の内壁面16aに水平部12h、16hを形成することで、磁束受け渡し部Aの先端部A1をコイル12の他方の端面12bにより近接させることができるので、ソレノイド部10Dの更なる軸長の短縮化を図ることが可能となる。なお、ソレノイド部10Dのコイル12は、被膜導線をボビンに整列巻きすることにより構成されてもよく、被膜導線をボビンに乱巻きすることにより構成されてもよい。
図7は、他の実施形態に係るソレノイド部10Eの要部を示す拡大断面図である。ソレノイド部10Eにおいて、コイル12は、被膜導線124をボビン122に乱巻きすることにより構成される。これにより、コイル12の一方の端面12aおよび当該一方の端面12aに沿って形成されるリングコア16の内壁面16aを曲線形状等の複雑な形状とすることができるため、これにより、コイル12の一方の端面12aおよび当該一方の端面12aに沿って形成されるリングコア16の内壁面16aを例えば図7に示すような比較的複雑な曲面といった任意の形状にすることができるので、コイル12の巻き数やリングコア16(環状部)と固定コア11との接触部すなわち磁束受け渡し部Aの軸長等をより適正に調整して、リングコア16(環状部)や固定コア11を流れる磁束をより良好に確保することが可能となる。
なお、上述のソレノイド部10、10C〜10Eでは、コイル12の一方の端面12aを外周側から内周側に向かうにつれて他方の端面12bに近づくように傾斜させているが、他方の端面12bも同様に、外周側から内周側に向かうにつれて一方の端面12aに近づくように傾斜させてもよい。この場合、固定コア11のフランジ部113が有する他方の端面12b側の内壁面を外周側から内周側に向かうにつれて一方の端面12aに近づくように傾斜して形成すれば、フランジ部113の内壁面の内周部を軸方向内側(一方の端面12a側)に寄せることができる。この結果、フランジ部113全体を軸方向内側に寄せても、周長が短く断面積が小さいことで磁束が流れにくいフランジ部113の内周部の軸長を確保することができるため、磁束の流れを妨げることなく、固定コア11の軸長を短くすることが可能となる。これにより、プランジャ13を移動させる駆動力を確保しつつ、ソレノイド部10の軸長をより一層短縮することができる。
以上説明したように、本発明による電磁駆動装置は、筒状の固定コアと、前記固定コアを包囲するように配置される筒状のコイルと、軸方向に移動自在となるように前記固定コアの内部に配置されるプランジャと、前記固定コア、前記コイルおよび前記プランジャを収容する有底筒状のケースとを有し、前記コイルへの通電に伴って発生する磁束により前記プランジャを前記軸方向に移動させる電磁駆動装置において、前記ケースは、前記コイルの軸方向における一方の端面と対向する内壁面を有すると共に、内部に前記固定コアの一端が嵌合される環状部を有し、前記コイルの前記一方の端面は、外周側から内周側に向かうにつれて該コイルの他方の端面に近づくように傾斜しており、前記ケースの前記環状部は、前記内壁面が外周側から内周側に向かうにつれて前記コイルの前記他方の端面に近づくと共に前記一方の端面に沿って傾斜するように形成されていることを特徴とする。
本発明による電磁駆動装置では、筒状の固定コア、固定コアを包囲するように配置される筒状のコイル、および軸方向に移動自在となるように固定コアの内部に配置されるプランジャが有底筒状のケースに収容される。当該ケースは、コイルの軸方向における一方の端面と対向する内壁面を有すると共に、内部に固定コアの一端が嵌合される環状部を有する。そして、コイルの一方の端面は、外周側から内周側に向かうにつれてコイルの他方の端面に近づくように傾斜している。更に、ケースの環状部は、内壁面が外周側から内周側に向かうにつれてコイルの他方の端面に近づくと共に一方の端面に沿って傾斜するように形成されている。
このように、コイルの一方の端面を外周側から内周側に向かうにつれて他方の端面に近づくように傾斜させた場合、当該一方の端面側でコイルの内周側の巻き数を減少させると共にコイルの外周側の巻き数を増加させることにより、コイル全体の巻き数を減少させることなく軸方向と直交するように形成された端面を有するコイルと同様に維持することが可能となる。これにより、この電磁駆動装置では、プランジャを移動させるための駆動力を十分に確保することができる。また、コイルの一方の端面に沿って形成されるケースの環状部の内壁面を外周側から内周側に向かうにつれて当該コイルの他方の端面に近づくように傾斜させることにより、環状部の内周面と固定コアとの接触部、すなわち環状部から固定コアへと磁束が受け渡される磁束受け渡し部のコイル側の端部をより当該コイルの他方の端面側(ケース内の軸方向における中央部側)に寄せることが可能となる。これにより、環状部全体を当該コイルの他方の端面側に寄せて、コイルの一方の端面側の磁束受け渡し部の軸長を確保しつつ、ケースの軸長を短くすることができる。従って、この電磁駆動装置では、プランジャを移動させる駆動力をより良好に確保しながら、軸長の短縮化を図ることが可能となる。
また、前記環状部は、前記ケースと別体に形成されると共に、前記内壁面が前記コイルの前記一方の端面と対向するように前記ケース内に嵌合される環状部材であってもよい。これにより、ケースと環状部材との間のわずかなガタを利用して固定コアを環状部材の内部に容易に嵌合することができるため、ケース、環状部材および固定コアのそれぞれに要求される加工精度を低下させることが可能となる。
更に、前記環状部は、前記ケースに一体成形されてもよい。これにより、電磁駆動装置の部品点数を削減すると共に組み立て工程を減らして、電磁駆動装置の製造コストを低減化することが可能となる。
また、前記コイルは、内周側から外周側に向かうにつれて巻き数が増加するように線材を整列巻きすることにより構成されてもよい。これにより、コイルの軸方向および径方向における線材の巻き数の増加度合を調整することにより、コイルの一方の端面の傾斜角を容易かつ適正に設定することが可能となる。
また、前記コイルは、線材を乱巻きすることにより構成されてもよい。これにより、コイルの一方の端面および当該一方の端面に沿って形成される環状部の内壁面を任意の形状にすることができるので、コイルの巻き数や環状部と固定コアとの接触部すなわち磁束受け渡し部の軸長等をより適正に調整して、環状部や固定コアを流れる磁束をより良好に確保することが可能となる。
更に、本発明による電磁弁は、上記電磁駆動装置と、前記プランジャと連動して軸方向に移動するスプールとを備えること特徴とする。上述のように、本発明による電磁駆動装置は、プランジャを移動させる駆動力をより良好に確保しながら、軸長を短縮化することができるものである。従って、上記電磁駆動装置を備えた電磁弁においても、プランジャを移動させる駆動力をより良好に確保しながら、軸長を短縮化することが可能となる。
そして、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の外延の範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。更に、上記発明を実施するための形態は、あくまで課題を解決するための手段の欄に記載された発明の具体的な一形態に過ぎず、課題を解決するための手段の欄に記載された発明の要素を限定するものではない。
本発明は、電磁駆動装置や電磁弁の製造産業等において利用可能である。
1 電磁弁、10,10B,10C,10D,10E ソレノイド部、11 固定コア、111 第1筒状部、111a 環状凹部、111o 第1中心孔、112 第2筒状部、112o 第2中心孔、113 フランジ部、113o 貫通孔、12 コイル、12a,12b 端面、12h 水平部、121 樹脂絶縁部、121a コネクタ部、122 ボビン、122f フランジ部、123 樹脂材、124 被膜導線、13 プランジャ、14 シャフト、15,15C ケース、151 筒状部、152 底部、153 環状部、153a 内壁面、16 リングコア、16a 内壁面、16h 水平部、20 バルブ部、21 スリーブ、211 入力ポート、212 出力ポート、213 ドレンポート、214 フィードバックポート、215,216 排出ポート、22 スプール、221,222,223 ランド、224 第1縮径部、225 第2縮径部、23 エンドプレート、24 スプリング。

Claims (6)

  1. 筒状の固定コアと、前記固定コアを包囲するように配置される筒状のコイルと、軸方向に移動自在となるように前記固定コアの内部に配置されるプランジャと、前記固定コア、前記コイルおよび前記プランジャを収容する有底筒状のケースとを有し、前記コイルへの通電に伴って発生する磁束により前記プランジャを前記軸方向に移動させる電磁駆動装置において、
    前記ケースは、前記コイルの軸方向における一方の端面と対向する内壁面を有すると共に、内部に前記固定コアの一端が嵌合される環状部を有し、
    前記コイルの前記一方の端面は、外周側から内周側に向かうにつれて該コイルの他方の端面に近づくように傾斜しており、
    前記ケースの前記環状部は、前記内壁面が外周側から内周側に向かうにつれて前記コイルの前記他方の端面に近づくと共に前記一方の端面に沿って傾斜するように形成されていることを特徴とする電磁駆動装置。
  2. 前記環状部は、前記ケースと別体に形成されると共に、前記内壁面が前記コイルの前記一方の端面と対向するように前記ケース内に嵌合される環状部材であることを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動装置。
  3. 前記環状部は、前記ケースに一体成形されることを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動装置。
  4. 前記コイルは、内周側から外周側に向かうにつれて巻き数が増加するように線材を整列巻きすることにより構成されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の電磁駆動装置。
  5. 前記コイルは、線材を乱巻きすることにより構成されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の電磁駆動装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の電磁駆動装置と、前記プランジャと連動して軸方向に移動するスプールとを備えること特徴とする電磁弁。
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