JP2015115406A - コモンモードチョークコイル及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができるコモンモードチョークコイル及びその製造方法を提供することである。【解決手段】コモンモードチョークコイル1は、x軸方向に延在し、領域α及び領域γを含む巻芯部14を有するコアと、巻芯部14に巻き回される巻線20と、巻線20と並走するように巻芯部14に巻き回される巻線21とを備えている。領域αは、巻線20が巻芯部14に接している端部Aから位置Bまでであり、領域γは、巻線20が巻芯部14に接している端部Dから位置Cまでである。巻線20は、領域αにおいて、同一周回の巻線21に対して、x軸方向の負方向側に位置する。また、巻線20は、領域γにおいて、同一周回の巻線21に対して、x軸方向の正方向側に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、コモンモードチョークコイル及びその製造方法に関する。
従来のコモンモードチョークコイルとして、特許文献1に記載のコモンモードチョークコイルが知られている。この種の従来のコモンモードチョークコイルでは、信号が該コモンモードチョークを通過する際に、ディファレンシャルモードの信号の一部が、コモンモードの信号に変換され、コモンモードの信号の一部が、ディファレンシャルモードの信号に変換されてしまう場合があった(以下、モード変換と称す)。そして、コモンモードチョークコイルが使用される差動伝送回路では、モード変換によって発生したコモンモードの信号は輻射ノイズとなり、モード変換によって発生したディファレンシャルモードの信号は回路の誤動作を引き起こす。つまり、従来のコモンモードチョークコイルでは、輻射ノイズを発生させてしまう、又は、回路のイミュニティを低下させてしまう問題があった。
特開2006−261564号公報
本発明の目的は、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができるコモンモードチョークコイル及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1の形態に係るコモンモードチョークコイルは、
軸方向に延在し、第1の領域及び第2の領域を含む巻芯部を有するコアと、
前記巻芯部に巻き回される第1の巻線と、
前記第1の巻線と並走するように前記巻芯部に巻き回される第2の巻線と、
を備え、
前記第1の領域は、前記第1の巻線が前記巻芯部に接している部分の一方側の第1の端部から第1の位置までであり、
前記第2の領域は、前記第1の領域と重ならない領域であって、前記第1の巻線が前記巻芯部に接している部分の他方側の第2の端部から第2の位置までであり、
前記第1の巻線は、前記第1の領域において、該第1の巻線と同一周回の前記第2の巻線に対して前記一方側に位置し、前記第2の領域において、該第1の巻線と同一周回の該第2の巻線に対して前記他方側に位置していること、
を特徴とする。
本発明の第2の形態に係るコモンモードチョークコイルの製造方法は、
前記コモンモードチョークコイルの製造方法であって、
前記第1の領域及び前記第2の領域において、前記第1の巻線及び前記第2の巻線の双方が、前記巻芯部に接するように巻き回されていること、
を特徴とする。
本発明の第1の形態に係るコモンモードチョークコイルでは、第1の巻線は、第1の領域において、同一周回の第2の巻線に対して一方側に位置し、第2の領域において、同一周回の第2の巻線に対して他方側に位置している。これにより、第1の巻線及び第2の巻線に交流電流が流れることによって発生する電磁界分布が一方側又は他方側に偏ることが抑制される。その結果、本発明の第1の形態に係るコモンモードチョークコイルでは、モード変換が抑制され、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができる。
本発明によれば、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができる。
一実施例であるコモンモードチョークコイルの外観図である。 一実施例であるコモンモードチョークコイルを巻芯部の軸方向と直交する方向から見た断面図である。 一実施例であるコモンモードチョークコイルの製造過程を示す図である。 一実施例であるコモンモードチョークコイルの製造過程を示す図である。 一実施例であるコモンモードチョークコイルの製造過程を示す図である。 比較例に係るコモンモードチョークコイルにおけるディファレンシャルモード信号印加時の巻線周辺の電界の向きを表す図である。 一実施例であるコモンモードチョークコイルにおけるディファレンシャルモード信号印加時の巻線周辺の電界の向きを表す図である。 変形例であるコモンモードチョークコイルの外観図である。 変形例であるコモンモードチョークコイルを巻芯部の軸方向と直交する方向から見た断面図である。 一実施例及び変形例であるコモンモードチョークコイルに相当するサンプル並びに従来のコモンモードチョークコイルに相当するサンプルにおける、入力したコモンモード信号に対する出力されたディファレンシャルモード信号の割合と周波数の関係を示したグラフである。
(コモンモードチョークコイルの構成、図1及び図2参照)
一実施例に係るコモンモードチョークコイル1について図面を参照しながら説明する。以下で、巻芯部14の中心軸が延在している方向をx軸方向と定義する。また、x軸方向から平面視したとき、鍔部16の長辺に沿った方向をy軸方向と定義し、鍔部16の短辺に沿った方向をz軸方向と定義する。なお、x軸、y軸及びz軸は互いに直交している。
コモンモードチョークコイル1は、図1に示すように、コア12、巻線20,21、外部電極22〜25及び板状コア50を備えている。
コア12は、例えばフェライト、アルミナ等の材料により構成され、巻芯部14及び鍔部16,18を含んでいる。
巻芯部14は、x軸方向に延在している角柱状の部材である。ただし、巻芯部14は、角柱状に限らず、円柱状であってもよい。
鍔部16,18は、巻芯部14におけるx軸方向の両端に設けられている。具体的には、鍔部16は、巻芯部14のx軸方向の負方向側の一端に設けられている。鍔部18は、巻芯部14のx軸方向の正方向側の他端に設けられている。
鍔部16は、略直方体状の形状を成している。また、鍔部16のx軸方向の正方向側の面S1とz軸方向の正方向側(第1の方向)の面S2とが成す角には、鍔部16の内部に向かって切り抜くような面取りが施されている。ただし、鍔部16のy軸方向の中央部には、該面取りは施こされておらず、その代わりに、鍔部16の面S2から巻芯部14のz軸方向の正方向側の面S3に向かって伸びる斜面が設けられている。
鍔部18は、直方体状の形状を成している。また、鍔部18のx軸方向の負方向側の面S4とz軸方向の正方向側の面S5とが成す角には、鍔部18の内部に向かって切り抜くような面取りが施されている。ただし、鍔部18のy軸方向の中央部には、該面取りは施こされておらず、その代わりに、鍔部18の面S5から巻芯部14の面S3に向かって伸びる斜面が設けられている。
外部電極22〜25は、Ni及びNi−Cr、Ni−Cu等のNi系合金やAg、Cu、Sn等により構成されている。また、外部電極22〜25は、z軸方向の正方向側から見ると、略矩形形状を成している。
外部電極22,23は、y軸方向の負方向側から正方向側に向かってこの順に並ぶように鍔部16の面S2上に設けられている。このとき、外部電極22,23は、互いに接触しないように間隔をあけた状態で並んでいる。
外部電極24,25は、y軸方向の負方向側から正方向側に向かってこの順に並ぶように鍔部18の面S5上に設けられている。このとき、外部電極24,25は、互いに接触しないように間隔をあけた状態で並んでいる。
巻線20,21は、巻芯部14に巻き回されている導線であり、銅や銀といった導電性材料を主成分とする芯線がポリウレタン等の絶縁材料により被覆されることにより構成されている。また、巻線20,21それぞれの巻回数は10回である。
巻線20(第1の巻線)のx軸方向の負方向側の一端は、面S2において外部電極22と接続され、巻線20のx軸方向の正方向側の他端は、面S5において外部電極24と接続されている。
巻線21(第2の巻線)は、巻線20と並走するように、巻芯部14に巻き回されている。また、巻線21のx軸方向の負方向側の一端は、面S2において外部電極23と接続され、巻線21のx軸方向の正方向側の他端は、面S5において外部電極25と接続されている。
ここで、巻線20は、図2に示すように、該巻線20が巻芯部14に接しているx軸方向の負方向側の端部A(第1の端部)から、巻芯部14におけるx軸方向の中央付近、且つ、x軸方向の負方向側寄りの位置B(第1の位置)までの領域α(第1の領域)において、同一周回の巻線21に対して、x軸方向の負方向側(一方側)に位置するように巻芯部14に巻き回されている。なお、領域αにおける巻線20,21の周回数は、巻線20,21が巻芯部に巻き回され並走を開始するx軸方向の負方向側の端点を始点として数え始める。
そして、巻線20は、巻芯部14の位置Bから巻芯部14におけるx軸方向の中央付近、且つ、x軸方向の正方向側寄りの位置C(第2の位置)までの領域β内で、巻線21と交差する。これにより、巻線20は、該巻線20が巻芯部14に接しているx軸方向の正方向側の端部D(第2の端部)から、巻芯部14におけるx軸方向の中央付近、且つ、x軸方向の正方向側寄りの位置C(第2の位置)までの領域γ(第2の領域)において、同一周回の巻線21に対して、x軸方向の正方向側(他方側)に位置するように巻芯部14に巻き回されることになる。また、巻線20,21は、巻芯部14の面S3で交差している。なお、領域γにおける巻線20,21の周回数は、巻線20,21が巻芯部に巻き回され並走を開始するx軸方向の正方向側の端点を始点として数え始める。
さらに、巻線20,21は、図2に示される断面において、巻芯部14の中心軸上、且つ、領域α及び領域γを結ぶ中点である中点Mを通り、該中心軸と直交する直交面S10に関して、対称に配置されている。
板状コア50は、フェライト、アルミナ等の材料により構成されており、図1に示すように、略直方体状を成している。また、板状コア50は、コア12のz軸方向の負方向側に接着剤により固定されている。なお、コア12に対して板状コア50を固定することにより、閉磁路が形成される。
(製造方法 図3〜図5参照)
以下に、実施例であるコモンモードチョークコイルの製造方法について説明する。
まず、コア12の材料となるフェライトを主成分とした粉末を準備する。そして、準備したフェライト粉末を、雌型に充填する。充填した粉末を雄型で加圧することによって、巻芯部14の形状及び鍔部16,18の形状を成形する。
次に、巻芯部14及び鍔部16,18の成形終了後に焼成を行い、コア12が完成する。
そして、外部電極22〜25を形成するために、鍔部16,18の面S2,S5のy軸方向の両端部に対してAgペーストを塗布する。次に、付着したAgペーストを乾燥させ、焼成することによって、外部電極22〜25の下地電極であるAg膜を形成する。次に、電気めっきなどにより、Niの金属膜をAg膜上に形成する。更に、電気めっきなどにより、Snの金属膜をNiの金属膜上に形成する。以上により、外部電極22〜25が形成される。
次に、コア12の巻芯部14に巻線20,21を巻きつける。巻線20,21を巻きつける工程では、図3に示すように、ノズルNから2本の巻線20,21が同時に引き出される。引き出された巻線20,21を鍔部16上の外部電極22,23に当接させ、鍔部16に向かってヒータチップQを押し当てる。これにより、巻線20,21を外部電極22,23に圧着させる。さらに、鍔部16からコア12の外部に飛び出した巻線20,21の余剰部分をカットする。次に、図4に示すように、巻芯部14の延在方向を中心軸としてコア12を回転させつつ、ノズルNを徐々に鍔部16の近傍から鍔部18に向かって動かす。これにより、巻線20,21双方が、巻芯部14に接しながら、並走するように該巻芯部14に巻き回される。また、このとき、巻線20が巻線21に対して、鍔部16側、つまり、x軸方向の負方向側に位置するように、巻線20,21を巻回する。
また、図5に示すように、ノズルNが中点Mに差し掛かかる際に、巻線20,21のx軸方向の位置関係が逆転するように、ノズルNを180°回転させる。これにより、中点Mよりも、鍔部18側、つまり、x軸方向の正方向側において、巻線20が巻線21に対して、x軸方向の正方向側に位置するようになる。その後、さらに、巻芯部14の延在方向を中心軸としてコア12を回転させつつ、ノズルNを徐々に鍔部18に向かって動かす。そして、巻線20,21を鍔部18上に当接させ、鍔部18に向かってヒータチップQを押し当てる。最後に、鍔部18からコア12の外部に飛び出した巻線20,21の余剰部分をカットすることにより、コモンモードチョークコイル1が完成する。
(効果 図1、図2、図6及び図7参照)
コモンモードチョークコイル1では、図2に示すように、巻線20は、領域αにおいて、同一周回の巻線21に対してx軸方向の負方向側に位置し、領域γにおいて、同一周回の巻線21に対してx軸の正方向側に位置している。これにより、巻線20及び巻線21に交流電流が流れることによって発生する電磁界分布がx軸方向の負方向側又はx軸方向の正方向側に偏ることが抑制される。その結果、コモンモードチョークコイル1では、モード変換が抑制され、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができる。以下で、従来のコモンモードチョークコイルに相当するコモンモードチョークコイル500を比較例として、より具体的に説明する。なお、x軸、y軸及びz軸の定義はコモンモードチョークコイル1に準ずる。
コモンモードチョークコイル500では、図6に示すように、該コモンモードチョークコイルの巻芯部514の中央付近で、電界の向きE500が、該巻芯部514の延在方向の一方側(x軸方向の負方向側)に向かっている。これにより、コモンモードチョークコイル500では、その電磁界分布が全体として、巻芯部の一方側に偏ることになる。一方、コモンモードチョークコイル1では、巻線20を領域αにおいて巻線21に対してx軸方向の負方向側に位置させ、領域γにおいて巻線21に対してx軸の正方向側に位置させたこと、つまり、x軸方向において巻線の配置を対称にしたことにより、図7に示すように、巻芯部14の中央付近における電界の向きE1は、z軸方向となる。つまり、コモンモードチョークコイル1では、巻芯部14の中央付近における電界の向きが、x軸方向の負方向側又は正方向側に向かっていないため、その電磁界分布が全体として、巻芯部14の中心軸の延在方向について対称であり、x軸方向の負方向側又は正方向側に偏ることを抑制することができる。その結果、コモンモードチョークコイル1では、モード変換が抑制され、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができる。
また、コモンモードチョークコイル1では、図1に示すように、巻芯部14の面S3の略中央において巻線20,21が交差している。ここで、巻線20,21それぞれの巻き数は10回で同数である。このように、巻線20,21が巻き回されている領域の中央で交差し、且つ、巻き数が偶数のときは、巻線20,21が引き出されている外部電極側の巻芯部の面、つまり、z軸方向の正方向側の面S3で交差させることにより、巻線20,21の巻回数が、領域α及び領域γで等しくなる。これにより、コモンモードチョークコイル1の電磁界分布の偏りが更に抑制される。なお、巻線の巻回数が奇数のときは、巻線20,21が巻き回されている領域の中央、且つ、巻線20,21が引き出されている外部電極側と反対側である巻芯部14のz軸方向の負方向側の面で交差させることにより、領域α及び領域γで電磁界分布の偏りを抑制することができる。
(変形例)
変形例であるコモンモードチョークコイル1Aとコモンモードチョークコイル1との相違点は、図8に示すように、巻線20,21の巻回数と巻回方法である。具体的には、コモンモードチョークコイル1Aでは、図9に示すように、巻線20が巻芯部14に巻き回され、該巻線20上にさらに巻線21が巻き回されている。つまり、巻線20は、領域α及び領域γにおいて、巻線21と巻芯部14とに挟まれるように巻芯部14に巻き回されている。このように巻き回すことにより、コモンモードチョークコイル1Aにおける各巻線の巻回数は、コモンモードチョークコイル1より多い32回となる。
また、コモンモードチョークコイル1Aもコモンモードチョークコイル1と同様に、巻線20は、該巻線20が巻芯部14に接しているx軸方向の負方向側の端部Aから位置Bまでの領域αにおいて、同一周回の巻線21に対して、x軸方向の負方向側に位置するように巻芯部14に巻き回され、該巻線20が巻芯部14に接しているx軸方向の正方向側の端部Dから位置Cまでの領域γにおいて、同一周回の巻線21に対して、x軸方向の正方向側に位置するように巻芯部14に巻き回されている。
以上のように構成されたコモンモードチョークコイル1Aでは、コモンモードチョークコイル1と比較して、巻線20,21の巻回数を多くすることができる。これにより、コモンモードチョークコイル1Aは、コモンモードチョークコイル1に対して、より大きなインダクタンス値を得ることが出来る。
また、コモンモードチョークコイル1Aでもコモンモードチョークコイル1と同様に、巻線20が、領域αにおいて、同一周回の巻線21に対してx軸方向の負方向側に位置し、領域γにおいて、同一周回の巻線21に対してx軸の正方向側に位置している。これにより、巻線20及び巻線21に交流電流が流れることによって発生する電磁界分布がx軸方向の負方向側又はx軸方向の正方向側に偏ることが抑制される。その結果、コモンモードチョークコイル1では、モード変換が抑制され、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができる。コモンモードチョークコイル1Aにおける他の構成は、コモンモードチョークコイル1と同様である。従って、巻線20,21の巻回方法及び巻き数以外の説明は、コモンモードチョークコイル1での説明のとおりである。
ここで、本願発明者は、コモンモードチョークコイル1,1Aの効果を確認するために実験を行った。具体的には、実験は、コモンモードチョークコイル1に相当するサンプルT1、コモンモードチョークコイル1Aに相当するサンプルT2及び従来のコモンモードチョークコイル500に相当するサンプルT3を用いて、入力したコモンモード信号に対する出力されたディファレンシャルモード信号の割合Sds21を測定した。なお、各サンプルの大きさは、4.5mm×3.2mm×2.6mmであり、巻き回される巻線の線径はφ40μmである。さらに、サンプルT1及びサンプルT3における各巻線の巻き数は10回であり、サンプルT2における各巻線の巻き数は32回である。
実験の結果、図10に示すように、測定した周波数帯域の全域において、サンプルT1,T2は、サンプルT3に対して、入力したコモンモード信号に対する出力されたディファレンシャルモード信号の割合Sds21が少ないことがわかる。これは、すなわち、サンプルT1,T2が、サンプルT3よりもモード変換が起こりにくいことを示している。
また、40〜140MHzでは、サンプルT2が、サンプルT1に対して、入力したコモンモード信号に対する出力されたディファレンシャルモード信号の割合(Sds21)が少ない。つまり、サンプルT2は、上記周波数の範囲で、サンプルT1に対して、さらにモード変換が起こりにくいことがわかる。以上の各サンプルの結果から、コモンモードチョークコイル1,1Aでは、モード変換を抑制できることがわかった。
(他の実施例)
本発明に係るコモンモードチョークコイル及びその製造方法は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、巻線の巻回数、コアにおける巻芯部や鍔部の形状、材料等は任意である。さらに、x軸方向における領域αと領域γとを結ぶ中点は、巻芯部14の中点Mと一致していなくてもよい。また、各実施例の構成を組み合わせてもよい。
以上のように、本発明は、コモンモードチョークコイル及びその製造方法に有用であり、輻射ノイズを抑制することができ、且つ、回路のイミュニティを向上させることができる点で優れている。
A,D 端部(第1の端部、第2の端部)
B,C 位置(第1の位置、第2の位置)
M 中点
S1〜S5 面
S10 直交面
α,δ 領域(第1の領域、第2の領域)
1,1A コモンモードチョークコイル
12 コア
14 巻芯部
16,18 鍔部
20,21 巻線(第1の巻線、第2の巻線)
22〜25 外部電極

Claims (6)

  1. 軸方向に延在し、第1の領域及び第2の領域を含む巻芯部を有するコアと、
    前記巻芯部に巻き回される第1の巻線と、
    前記第1の巻線と並走するように前記巻芯部に巻き回される第2の巻線と、
    を備え、
    前記第1の領域は、前記第1の巻線が前記巻芯部に接している部分の一方側の第1の端部から第1の位置までであり、
    前記第2の領域は、前記第1の領域と重ならない領域であって、前記第1の巻線が前記巻芯部に接している部分の他方側の第2の端部から第2の位置までであり、
    前記第1の巻線は、前記第1の領域において、該第1の巻線と同一周回の前記第2の巻線に対して前記一方側に位置し、前記第2の領域において、該第1の巻線と同一周回の該第2の巻線に対して前記他方側に位置していること、
    を特徴とするコモンモードチョークコイル。
  2. 前記第1の巻線と前記第2の巻線との配置が、前記軸方向における前記第1の領域と前記第2の領域とを結ぶ該軸上の中点を通り、該軸方向と直交する直交面に関して面対称であること、
    を特徴とする請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
  3. 前記コアは、前記巻芯部の軸方向の両端に鍔部を有し、
    前記第1の巻線及び前記第2の巻線は、前記鍔部における前記軸方向に直交する直交方向の第1の方向に位置する面上の電極に接続され、
    前記第1の巻線の巻き数と前記第2の巻線の巻き数とが等しく、
    前記第1の巻線及び前記第2の巻線それぞれの巻き数が偶数であり、
    前記第1の巻線及び前記第2の巻線とは、前記直交方向からみたとき、前記巻芯部における前記第1の方向に位置する面で交差していること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコモンモードチョークコイル。
  4. 前記コアは、前記巻芯部の軸方向の両端に鍔部を有し、
    前記第1の巻線及び前記第2の巻線は、前記鍔部における前記軸方向に直交する直交方向の第1の方向に位置する面上の電極に接続され、
    前記第1の巻線の巻き数と前記第2の巻線の巻き数とが等しく、
    前記第1の巻線及び前記第2の巻線それぞれの巻き数が奇数であり、
    前記第1の巻線及び前記第2の巻線とは、前記直交方向からみたとき、前記巻芯部における前記第1の方向と反対方向の第2の方向に位置する面で交差していること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコモンモードチョークコイル。
  5. 前記第1の巻線は、第1の領域及び第2の領域において、前記第2の巻線と前記巻芯部とで挟まれるように該巻芯部に巻き回されていること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコモンモードチョークコイル。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のコモンモードチョークコイルの製造方法であって、
    前記第1の領域及び前記第2の領域において、前記第1の巻線及び前記第2の巻線の双方が、前記巻芯部に接するように巻き回されていること、
    を特徴とするコモンモードチョークコイルの製造方法。
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