JP3973028B2 - 表面実装型コモンモードノイズフィルタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号線等のコモンモードノイズを抑圧するためのコモンモードノイズフィルタに係り、とくにパーソナルコンピュータ等におけるUSB2.0やIEEE1394、DVI(液晶ディスプレイ等の接続用に用いられる)等の高速差動信号伝送において2本の信号線を通るコモンモードノイズを減衰させるために使用される表面実装型コモンモードノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコモンモードノイズフィルタとしては、磁性又は非磁性ドラムコアの巻芯部に一対の線材を密着して巻回した構造が一般的である。また、一対の平行な線材を絶縁材で一体に被覆したペア線を巻回したものとして、下記の特許文献1がある。但し、ペア線をなす線材相互間は線材径に比較してかなり近接した配置となっている。
【特許文献1】
特開2002−110428号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、パーソナルコンピュータと周辺機器間等の信号伝送に、DVI(TMDS),IEEE1394(S800)等の高速差動伝送が登場しており、コモンモードノイズフィルタの伝送特性によっては伝送信号の高周波成分を減衰させる等の悪影響を及ぼすため、高速信号に対して使用することが難しい。伝送信号に対する影響度は、▲1▼信号遮断周波数と、▲2▼特性インピーダンス整合に依存すると考えると、従来までのコモンモードノイズフィルタでは信号遮断周波数1GHz程度で特性インピーダンスはアプリケーションに応じて調整できない状況にあり、信号品質に影響を与える可能性がある。例えば液晶ディスプレイ(LCD)とパーソナルコンピュータとを結ぶ伝送方式DVIは解像度SXGAで伝送速度が560MHzであるため、第3次、第5次高調波となるとGHz帯に達する。周波数帯域1GHz程度(換言すれば、信号遮断周波数1GHz程度)のコモンモードノイズフィルタではこれらの高調波を減衰させてしまい、波形品質を劣化させる。減衰させないためにはコモンモードノイズフィルタの通過帯域(信号遮断周波数)を伸ばす必要がある。また、特性インピーダンスについても従来の巻線型コモンモードノイズフィルタでは各アプリケーションに応じて調整することが困難であった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑み、USB2.0やIEEE1394、DVI等の高速差動信号伝送において、高速伝送信号に悪影響を与えることなくコモンモードノイズを抑圧可能で、しかも特性インピーダンスのバラツキの少ない表面実装型コモンモードノイズフィルタを提供することを目的とする。
【0005】
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願請求項1の発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタは、磁性又は非磁性ドラムコアの巻芯部に、線間距離(a)を一定に保って一対の導体線を絶縁層で一体化したペア線材を巻回し、かつ隣合うペア線材の導体線間に設けられる巻線間隔(b)を一定に保つように巻回し、前記ペア線材の導体線端末をそれぞれ前記ドラムコアの鍔部に設けた電極部に電気的に接続してなる表面実装型コモンモードノイズフィルタであって、
前記線間距離(a)は、前記巻線間隔(b)よりも小さい距離であり、
前記線間距離(a)と前記導体線の直径(R)の比a/Rが、
2≧a/R≧0.5
で、かつ前記巻線間隔(b)と前記導体線の直径(R)の比b/Rが、
2≧b/R≧0.5
であり、かつ前記線間距離(a)と前記巻線間隔(b)の前記導体線の直径(R)に対する相対値は、特性インピーダンスが140Ω以下となるディファレンシャルモードインダクタンスと線間容量とを有するように設定され、
特性インピーダンスが140Ω以下において、Sdd21周波数特性の遮断周波数が2.5GHz以上であることを特徴としている。
【0007】
本願請求項2の発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタは、請求項1において、前記導体線の直径(R)が、30μm≦R≦50μmであることを特徴としている。
【0008】
本願請求項3の発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタは、請求項1又は2において、前記ドラムコアの両方の鍔部上面間に磁性又は非磁性板状コアを固着したことを特徴としている。
【0009】
本願請求項4の発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタは、請求項1,2又は3において、前記電極部は各鍔部の少なくとも外側端面の両側位置にそれぞれ設けられており、前記鍔部の上面又は下面の前記電極部間を通る位置に線材引出溝を形成し、前記ペア線材を前記線材引出溝に通してから各導体線に分離して前記両側位置の電極部にそれぞれ接続したことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタの実施の形態を図面に従って説明する。
【0011】
図1(A),(B)は本発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタの第1の実施の形態を示す。この図において、11は磁性体(フェライト等)又は非磁性(セラミック等)のドラムコアであり、巻芯部12の両側に方形鍔部13を有している。このドラムコア11の各方形鍔部13には電極部14が金属ペーストの焼き付け、金属メッキ等でそれぞれ2個所形成されている。電極部14は方形鍔部13の両端部の上面、外側端面及び下面(装着面)にわたって連続してそれぞれ形成されている。
【0012】
図2に示すように、前記ドラムコア11の巻芯部12には、線間距離aの一対の導体線1,2を低誘電率の絶縁層3で絶縁被覆しかつ一体化したペア線材Pが巻線間隔b(隣合うペア線材の導体線の間隔)で巻線されており、巻線後の一対の導体線1,2の端末はそれぞれ方形鍔部13両端位置の電極部14上面に熱圧着等により継線(接続)される。
【0013】
前記導体線1,2を一体化したペア線材Pの巻線後、前記ドラムコア11の両方の方形鍔部13上面間には磁性体又は非磁性体の板状コア20が接着剤等で固着される。この板状コア20は製品の上面を平坦面として、自動装着機の吸着ノズルで吸着可能にするために設けるものであり、さらにドラムコア11及び板状コア20共に磁性体とすれば、漏洩磁束の低減、コモンモードノイズの抑圧特性の向上にも寄与できる。
【0014】
図2に示したペア線材Pにおける一対の導体線1,2の線間距離a、隣合うペア線材Pの導体線間隔である巻線間隔b、及び導体線1,2の直径Rと信号遮断周波数及び特性インピーダンスとの関係を以下で考察する。
【0015】
まず、図3はコモンモードノイズフィルタの信号遮断周波数の定義を示し、Sdd21特性(ディファレンシャルモードについての減衰特性)の3dB減衰点を信号遮断周波数としている。
【0016】
信号遮断周波数を上げるためには、ディファレンシャルモードインダクタンス(以下、Ldという)と線間容量(以下、C12)を低く抑えることが必要である。Ld,C12が大きいと遮断周波数は低くなり、反対にLd,C12が小さいと遮断周波数は高くなる傾向にある。本実施の形態では、低Ld,C12実現のために2本の線材を密着させて巻く従来の巻線方法を改め、2本の導体線1,2間に線間距離aを持たせて絶縁層3で絶縁被覆しかつ一体化したペア線材Pを用い、さらに一定間隔空けて(巻線間隔bを設けて)巻いている。この結果、導体線1,2間の結合は緩むがC12を減じることで遮断周波数を向上させることができる。また、特性インピーダンスは信号遮断周波数が許す範囲で前記線間距離aと巻線間隔bを導体線の直径に対して相対的に変化させることで調整可能である。なお、絶縁層3の比誘電率は1に近い程好ましいが、実用上5以下の樹脂材料の中から選択すればよい。このとき、導体線1,2間における絶縁層3の肉厚を十分薄くすれば、絶縁層3の誘電率の影響を少なくでき、絶縁層3に起因するC12の増大を回避できる。前記特性インピーダンスは前記線間距離aに多く依存するため、管理が非常に重要である。単線を2本巻く方法では線間距離aを一定に保つことが難しく特性インピーダンスのバラツキが大きい問題があるが、ペア線材Pの使用によりその問題を解消できる。
【0017】
図4(A)は巻線間隔b=20μmを一定に固定し、0μm≦a≦60μm、30μm≦R≦50μmの範囲の値としたときのa/Rと遮断周波数との関係を示す。但し、ドラムコア11(フェライト)の巻芯部断面は縦0.5mm、横0.8mmで、板状コア20を装着状態とし、巻数は4ターンである。またペア線材Pの絶縁層3の存在は無視し得るものとした。a/R≧0.5であれば、遮断周波数2.5GHz以上を確保できている。なお、ペア線材Pの絶縁層3に起因してC12がやや大きくなる場合であっても従来の密着巻きよりも遮断周波数を相当高めることができる。
【0018】
図4(B)はa,b,R、コア及び巻数が同じ条件でのa/Rと特性インピーダンス(測定周波数500MHz)との関係を示す(但し、ペア線材Pの絶縁層3の存在は無視し得るものとした)。この図から、a/Rを変化させることで特性インピーダンスを所望値に設定できることが判る。とくにa/R≧0.5の遮断周波数2.5GHz以上の領域においても特性インピーダンスを可変設定できる。なお、ペア線材Pの絶縁層3に起因してC12がやや大きくなる場合には特性インピーダンスは低い方に変化する。
【0019】
図5(A)は線間距離a=20μmを一定に固定し、0μm≦b≦60μm、30μm≦R≦50μmの範囲の値としたときのb/Rと遮断周波数との関係を示す。但し、コア及び巻数は図4と同じ条件である。また、ペア線材Pの絶縁層3の存在は無視し得るものとした。b/R≧0.5であれば、遮断周波数2.5GHz以上を確保できている。なお、ペア線材Pの絶縁層3に起因してC12がやや大きくなる場合であっても従来の密着巻きよりも遮断周波数を相当高めることができる。
【0020】
図5(B)はa,b,R、コア及び巻数が同じ条件でのb/Rと特性インピーダンス(測定周波数500MHz)との関係を示す(但し、ペア線材Pの絶縁層3の存在は無視し得るものとした)。この図から、b/Rを変化させることで特性インピーダンスを所望値に設定できる。とくにb/R≧0.5の遮断周波数2.5GHz以上の領域においても特性インピーダンスを可変設定できる。なお、ペア線材Pの絶縁層3に起因してC12がやや大きくなる場合には特性インピーダンスは低い方に変化する。
【0021】
この第1の実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
【0022】
(1) 磁性又は非磁性ドラムコア11の巻芯部12に、線間距離aの一対の導体線1,2を絶縁層3で絶縁被覆しかつ一体化したペア線材Pを巻線し、かつ該ペア線材P間に巻線間隔b(隣合うペア線材の導体線間隔)を設け、一対の導体線1,2の端末をそれぞれドラムコア11の方形鍔部13に設けた電極部14に電気的に接続し、さらに前記線間距離aと前記導体線1,2の直径Rの比a/Rを、
a/R≧0.5
とし、かつ前記巻線間隔bと前記導体線1,2の直径Rの比b/Rを、
b/R≧0.5
に設定することにより、遮断周波数2.5GHz以上のコモンモードノイズフィルタを実現できる。従って、USB2.0やIEEE1394、DVI等の高速差動信号伝送路においても悪影響を及ぼすことなく使用可能である。なお、導体線1,2の直径Rは20μm〜200μm程度であるが、超小型製品を対象とする場合、前記導体線1,2の直径Rは50μm以下とすることが巻数を確保する上で好ましい。
【0023】
(2) ペア線材Pは絶縁層3で導体線1,2の線間距離aが規定されるため、線間距離aのバラツキを少なくでき、ひいては製品の特性インピーダンスのバラツキを低減できる。
【0024】
(3) 磁性又は非磁性のドラムコア11の両方の方形鍔部13上面間に磁性又は非磁性板状コア20を固着することで、製品の上面を平坦面として、自動装着機の吸着ノズルで吸着可能にすることができ、さらにドラムコア11及び板状コア20共に磁性体とすれば、漏洩磁束の低減、コモンモードノイズの抑圧特性の向上をも図り得る。
【0025】
図6(A),(B)は本発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタの第2の実施の形態を示す。この図6(A)では、ドラムコア11の方形鍔部13に設けた電極部14の下面(装着面)14aが上向きで示されている。この場合、電極部14の下面14aが位置する方形鍔部13の下面13a中央を巻芯の軸方向に横断する線材引出溝15を形成し、この線材引出溝15に一対の導体線1,2を一体化したペア線材Pを通してから各導体線1,2に分離してそれぞれ電極部14の外側端面14bに熱圧着等で継線している。なお、その他の構成は前述の第1の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
この第2の実施の形態では、一対の導体線1,2の端末引出を工夫したことで、第1の実施の形態よりもディファレンシャルモードのインダクタンスを低くすることができる(導体線に分離されてから電極部14に継線されるまでの長さが短いため)。この結果、信号遮断周波数を高い方に移動させることができる。
【0027】
なお、第2の実施の形態では、線材引出溝15を方形鍔部13の下面中央に形成したが、方形鍔部上面中央を巻芯の軸方向に横断するように線材引出溝15を形成し、これにペア線材Pを通してもよい。
【0028】
また、各実施の形態における電極部14は、金属ペーストの焼き付け、金属メッキ等の他に端子金具を方形鍔部13に装着して構成することもでき、導体線1,2の電極部14への継線処理も溶接、はんだ付け等の処理とすることもできる。
【0029】
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、遮断周波数が高く、USB2.0やIEEE1394、DVI等の高速差動信号伝送において、高速伝送信号に悪影響を与えることなくコモンモードノイズを抑圧可能で、さらに特性インピーダンスのバラツキの少ない表面実装型コモンモードノイズフィルタを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタの第1の実施の形態であって、(A)は分解斜視図、(B)は側面図である。
【図2】第1の実施の形態におけるドラムコア及び巻線部分の縦断面図である。
【図3】コモンモードノイズフィルタのSdd21周波数特性であって、信号遮断周波数の定義を説明した周波数特性図である。
【図4】第1の実施の形態において、ペア線材Pの一対の導体線1,2の線間距離:a、隣り合うペア線材Pの導体線間隔である巻線間隔:b、及び導体線1,2の直径:Rとした場合のa/Rと伝送特性の関係であって、(A)は遮断周波数とa/Rの関係、(B)は特性インピーダンスとa/Rの関係をそれぞれ示すグラフである。
【図5】第1の実施の形態における、b/Rと伝送特性の関係であって、(A)は遮断周波数とb/Rの関係、(B)は特性インピーダンスとb/Rの関係をそれぞれ示すグラフである。
【図6】本発明に係る表面実装型コモンモードノイズフィルタの第2の実施の形態であって、(A)は底面側を上向きとした分解斜視図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1,2 導体線
3 絶縁層
11 ドラムコア
12 巻芯部
13 方形鍔部
14 電極部
15 線材引出溝
20 板状コア
P ペア線材
Claims (4)
- 磁性又は非磁性ドラムコアの巻芯部に、線間距離(a)を一定に保って一対の導体線を絶縁層で一体化したペア線材を巻回し、かつ隣合うペア線材の導体線間に設けられる巻線間隔(b)を一定に保つように巻回し、前記ペア線材の導体線端末をそれぞれ前記ドラムコアの鍔部に設けた電極部に電気的に接続してなる表面実装型コモンモードノイズフィルタであって、
前記線間距離(a)は、前記巻線間隔(b)よりも小さい距離であり、
前記線間距離(a)と前記導体線の直径(R)の比a/Rが、
2≧a/R≧0.5
で、かつ前記巻線間隔(b)と前記導体線の直径(R)の比b/Rが、
2≧b/R≧0.5
であり、かつ前記線間距離(a)と前記巻線間隔(b)の前記導体線の直径(R)に対する相対値は、特性インピーダンスが140Ω以下となるディファレンシャルモードインダクタンスと線間容量とを有するように設定され、
特性インピーダンスが140Ω以下において、Sdd21周波数特性の遮断周波数が2.5GHz以上であることを特徴とする表面実装型コモンモードノイズフィルタ。 - 前記導体線の直径(R)が、30μm≦R≦50μm
である請求項1記載の表面実装型コモンモードノイズフィルタ。 - 前記ドラムコアの両方の鍔部上面間に磁性又は非磁性板状コアを固着した請求項1又は2記載の表面実装型コモンモードノイズフィルタ。
- 前記電極部は各鍔部の少なくとも外側端面の両側位置にそれぞれ設けられており、前記鍔部の上面又は下面の前記電極部間を通る位置に線材引出溝を形成し、前記ペア線材を前記線材引出溝に通してから各導体線に分離して前記両側位置の電極部にそれぞれ接続した請求項1,2又は3記載の表面実装型コモンモードノイズフィルタ。
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