JP2004146662A - コモンモードフィルタ - Google Patents

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鈴木 寛
Toshihiro Kuroshima
黒嶋 敏浩
Hisao Tomonari
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Abstract

【課題】巻線の電極への引出部分の構成を工夫することで、高いライン間結合で、低ディファレンシャルモードインピーダンス特性を有する表面実装型のコモンモードフィルタを提供する。
【解決手段】磁性又は非磁性のドラムコア10の鍔部12に電極20を有し、また前記鍔部12の前記電極間位置に引出溝15を有し、前記ドラムコア10に巻線された2本以上のワイヤ1,2をまとめて前記引出溝15を通して引き出してから前記ワイヤ端末を分離して前記鍔部12の外側端面にて分離して当該外側端面に位置する前記電極20に継線している。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁性又は非磁性のコアに巻線を施したコモンモードフィルタに係り、特にパーソナルコンピュータ等のUSB2.0、IEEE1394等の高速差動信号インターフェースに用いられる、小型で表面実装型のコモンモードフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコモンモードフィルタは図11及び図12に示されるように、フェライト等の磁性体からなるドラムコア10にメッキ等により電極20を形成し、前記ドラムコア10の巻芯部11に一対のワイヤ1,2で巻線を行ない、巻線端末(各ワイヤ端末)を、コア10の方形鍔部12に設けた電極20にはんだ付け等により接続して表面実装型(SMDタイプ)のコモンモードフィルタとしていた。この種のコモンモードフィルタを例示するものとして、下記の特許文献1がある。
【特許文献1】特開2001−93756号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
コモンモードフィルタがUSB2.0やIEEE1394等の高速差動信号インターフェースに用いられる場合、差動信号成分に影響を与えないよう信号ライン間の電気的結合を高め、ディファレンシャルモードインピーダンス(以下、dif.|Z|と記す)を低く抑える必要があった。しかし、図11に示した従来技術の構造では、ドラムコア10に形成された電極20に巻線端末を継線する際、巻線された2本のワイヤ1,2が離れてから電極20に接続するまでの距離が長くなってしまう為に、ライン間の結合が低下し、dif.|Z|が高くなってしまうという不具合があった。また、図12に示すようにコモンモードフィルタとしてのユーザー電極部20c(相手側基板への装着電極部)は方形鍔12に設けた電極20の下面部分であり、巻線端末を接続した上面電極部20a(電極20の上面部分)の反対側となるため、信号が電極20の側面電極部20bを通る構造となることも、ライン間の結合を下げる要因となっている。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑み、巻線の電極への引出部分の構成を工夫することで、高いライン間結合で、低dif.|Z|特性を有する表面実装型のコモンモードフィルタを提供することを目的とする。
【0005】
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るコモンモードフィルタは、磁性又は非磁性のドラムコアの鍔部に電極を有し、また前記鍔部の前記電極間位置に引出溝を有し、前記ドラムコアに巻線された2本以上のワイヤをまとめて前記引出溝を通して引き出してから前記ワイヤ端末を分離して前記電極にそれぞれ継線した構成としている。
【0007】
前記コモンモードフィルタにおいて、前記ワイヤ端末を前記鍔部の外側端面にて分離して当該外側端面に位置する前記電極に継線する構成であるとよい。
【0008】
また、前記鍔部の下面に前記引出溝を形成しかつ当該引出溝から前記電極位置に至る凹部を形成し、前記2本以上のワイヤをまとめて前記引出溝を通して引き出してから前記ワイヤ端末を分離し前記凹部に沿わせて前記電極にそれぞれ継線する構成でもよい。
【0009】
さらに、前記ドラムコアの両方の鍔部上面間に磁性又は非磁性板状コアを固着した構成としてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコモンモードフィルタの実施の形態を図面に従って説明する。
【0011】
図1及び図2は本発明に係るコモンモードフィルタの第1の実施の形態であって、図1はドラムコアに巻線した状態を、図2はさらに板状コアを装着した完成状態を示す。これらの図において、10は磁性体(フェライト等)又は非磁性の誘電体(セラミック等)のドラムコアであり、巻芯部11の両側に方形鍔部12を有している。このドラムコア10の各方形鍔部12には電極20が金属ペーストの焼き付け、金属メッキ等でそれぞれ2個所形成されている。図3に示すように、電極20は方形鍔部12の両端部の上面に位置する上面電極部20a、側面(外側端面)に位置する側面電極部20b及び下面に位置するユーザー電極部20cを有するように連続して形成されている。
【0012】
また、図1のように、電極20の上面電極部20aが両側に位置する方形鍔部12の上面12aには、その中央を巻芯部11の軸方向に横断する引出溝15が形成されている。
【0013】
そして、ドラムコア10の巻芯部11には、一対のワイヤ1,2が巻線され、巻線後の一対のワイヤ1,2は引出溝15をまとめて通して(相互に近接状態として好ましくは並列配置で引き出して)から分離してそれぞれ電極20の側面電極部20bに熱圧着、はんだ付け等で最短距離にて継線(電気的に接続)される。
【0014】
前記ワイヤ1,2の巻線後、図2のように前記ドラムコア10の両方の方形鍔部12上面間には磁性体又は非磁性体の板状コア30が接着剤等で固着一体化される。この場合、板状コア30は下面に凸部31を有し、凸部31の部分でドラムコア10の方形鍔部12の上面に接合している。この板状コア30は製品の上面を平坦面として、自動装着機の吸着ノズルで吸着可能にするために設けるものであり、さらにドラムコア10及び板状コア30共に磁性体とすれば、ドラムコア10と板状コア30とを磁気的に結合させた閉磁路コアとしてライン間結合を向上させ、漏洩磁束を低減し、コモンモードノイズの抑圧特性の向上に寄与できる。
【0015】
この第1の実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
【0016】
(1) 巻芯部11に巻回された一対のワイヤ1,2は、引出溝15をまとめて通して(相互に近接状態として好ましくは並列配置で引き出して)から分離してそれぞれ電極20の側面電極部20bに最短距離で接続されるため、図11の従来技術によるものに比べ、ワイヤ1,2の引出部分(巻線部から引出溝15を出る迄の区間)もライン間結合に寄与できるようになり、ライン間結合を高めてdif.|Z|を低減できる。従って、USB2.0やIEEE1394等の高速差動信号インターフェースに用いた場合でも、差動信号成分に影響を与えないでコモンモードノイズの抑圧が可能となる。例えば、図11に示した従来のコモンモードフィルタでは、dif.|Z|が約10Ω程度(於100MHz)であったものが、本実施の形態のコモンモードフィルタでは、同等のコア寸法、ワイヤ巻数でdif.|Z|が約5Ω程度(於100MHz)と約半分に抑えることができた。
【0017】
(2) 磁性又は非磁性のドラムコア10の両方の方形鍔部12上面間に磁性又は非磁性板状コア30を固着することで、製品の上面を平坦面として、自動装着機の吸着ノズルで吸着可能にすることができ、さらにドラムコア10及び板状コア30共に磁性体とすれば、ライン間結合の向上、漏洩磁束の低減、コモンモードノイズの抑圧特性の向上をも図り得る。
【0018】
図4及び図5は本発明に係るコモンモードフィルタの第2の実施の形態であって、図4はドラムコアに巻線した状態を、図5はさらに板状コアを装着した完成状態を示す。この場合、図6に示すように電極21はドラムコア10の方形鍔部12の上面には存在せず、側面(外側端面)に位置する側面電極部21b及び下面に位置するユーザー電極部21cを有するように連続して形成されている。
【0019】
そして、ドラムコア10の巻芯部11には、一対のワイヤ1,2が巻線され、巻線後の一対のワイヤ1,2は方形鍔部上面側の引出溝15をまとめて通して(相互に近接状態として好ましくは並列配置で引き出して)から分離してそれぞれ電極21の側面電極部21bに熱圧着、はんだ付け等で最短距離にて継線(電気的に接続)される。
【0020】
前記ワイヤ1,2の巻線後、前記ドラムコア10の両方の方形鍔部12上面間には磁性体又は非磁性体の平板状コア35が接着剤等で固着される。この場合、電極21は方形鍔部12の上面には存在しないため、下面に凸部を有しない単なる平板状コア35を使用可能である。
【0021】
この第2の実施の形態の作用効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0022】
図7は本発明に係るコモンモードフィルタの第3の実施の形態であり、ドラムコア10の方形鍔部下面側を上向きとした斜視図である。この場合、引出溝15はドラムコア10の方形鍔部12の下面側に形成されている。すなわち、電極21のユーザー電極部21cが両側に位置する方形鍔部12の下面12cには、その中央を巻芯部11の軸方向に横断する引出溝15が形成されている。
【0023】
そして、ドラムコア10の巻芯部11には、一対のワイヤ1,2が巻線され、巻線後の一対のワイヤ1,2は引出溝15をまとめて通して(相互に近接状態として好ましくは並列配置で引き出して)から分離してそれぞれ電極21の側面電極部21bに熱圧着、はんだ付け等で最短距離にて継線(電気的に接続)される。このとき、引出溝15が方形鍔部12の下面側に形成されているため、ワイヤ1,2の継線位置は側面電極部21bの下端寄り位置となる。
【0024】
なお、その他の構成は前述の第2の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
図1や図4の第1、第2の実施の形態に係るコモンモードフィルタを使用した場合、セット(相手側基板)からコモンモードフィルタに入った信号は、ユーザー電極部20c,21cから側面電極部20b,21b、ワイヤ1,2の巻線部分を通過後、再度側面電極部20b,21b、ユーザー電極部20c,21cを通って、セットに戻る事になる。この側面電極20bを通る際、構造上電極間寸法はある一定の大きさ以上離れているので、ライン間の結合が落ちる原因となる。これに対し、図7の第3の実施の形態では、巻線端末の継線処理部、つまりワイヤ1,2の端末の側面電極部21bへの接続点がユーザー電極部21cに極めて近いことから、側面電極部21cでのライン間結合の低下が減少し、図1や図4の構造に比べて更にライン間結合を高めた構造となる利点がある。
【0026】
図8は本発明に係るコモンモードフィルタの第4の実施の形態であり、ドラムコア10の方形鍔部下面側を上向きとした斜視図である。この場合、引出溝15はドラムコア10の方形鍔部12の下面側に形成されている点は、図7の第3の実施の形態と同様であり、さらに、方形鍔部12の下面(下面と外側端面との角部)には、引出溝15から電極位置(ユーザー電極部21cの形成位置)に至る凹部16が形成されている。
【0027】
そして、ドラムコア10の巻芯部11に巻線された一対のワイヤ1,2は、引出溝15をまとめて通して(相互に近接状態として好ましくは並列配置で引き出して)からワイヤ1,2の端末を分離し凹部16に沿わせて電極21のユーザー電極部21cにそれぞれ継線(熱圧着、はんだ付け等)される。
【0028】
その他の構成は前述の第3の実施の形態と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
この第4の実施の形態によれば、引出溝15を通したワイヤ1,2の端末が方形鍔部12の下面両側に位置するユーザー電極部21cに直接継線されることになり、よりいっそうライン間結合を高めることができる。
【0030】
図9は本発明に係るコモンモードフィルタの第5の実施の形態であり、ドラムコア10の方形鍔部下面側を上向きとした斜視図である。この場合、引出溝15はドラムコア10の方形鍔部12の下面側に形成されている点は、図7の第3の実施の形態と同様であり、さらに、方形鍔部12の下面(下面と外側端面との角部)には、引出溝15から電極21に至る段部(もしくは凹部)17が形成されている。段部17は方形鍔部12の下面よりも一段低くなっており、段部17の両端部に、ユーザー電極部21cよりも一段低い継線電極部21dを電極21は有している。
【0031】
そして、ドラムコア10の巻芯部11に巻線された一対のワイヤ1,2は、引出溝15をまとめて通して(相互に近接状態として好ましくは並列配置で引き出して)からワイヤ1,2の端末を分離し段部17に沿わせて電極21の継線電極部21dにそれぞれ継線(熱圧着、はんだ付け等)される。
【0032】
この第5の実施の形態の場合、ワイヤ1,2の端末の継線部を方形鍔下面の実装面と別にすることで、電極21からなる端子の高さを均一にでき、また端子高さが安定することで、基板への安定した搭載が可能となる。また、ワイヤ端末の継線をはんだ付けで行う場合、継線部が段部17に位置するため、段部17の電極部分にはんだが多く付き、はんだ付け性が良好で、はんだ付けの強度向上を図り得る。
【0033】
図10は本発明に係るコモンモードフィルタの第6の実施の形態であって、3線式構造を示す。この場合、ドラムコア10の方形鍔部12には、図1の第1の実施の形態と同様に両側に端部電極20が形成されるとともに、それらの中間位置に中間電極22が形成されている。但し、端部電極20は方形鍔部12の上面、側面、ユーザー電極部となる下面にわたり設けられているが、中間電極22は方形鍔部12の側面下部及びユーザー電極部となる下面にわたり設けられている。そして、電極20が両側に位置する方形鍔部12の上面12aには、その中央を巻芯部11の軸方向に横断する引出溝15が形成されている。
【0034】
前記ドラムコア10の巻芯部11には3本で1組となるワイヤ1,2,3が巻線され、3本のワイヤ1,2,3はまとめて引出溝15を通してから分離され、ワイヤ1,3は方形鍔部12の両端部の端部電極20の側面電極部20bに、ワイヤ2は方形鍔部12の中間電極22の側面電極部22bにそれぞれ接続される。
【0035】
この第6の実施の形態のコモンモードフィルタにおいても、3本のワイヤ1,2,3はまとめて引出溝15を通してから側面電極部に継線されるため、前述した実施の形態と同様にライン間結合を高めることができる。
【0036】
前記各実施の形態では、方形鍔部に設ける電極を、金属ペーストの焼き付け、金属メッキ等で形成したが、端子金具を方形鍔部に装着して電極としてもよい。
【0037】
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコモンモードフィルタによれば、ドラムコアの巻芯部に巻回された2本以上のワイヤは、鍔部に形成された引出溝にまとめて通してから分離してそれぞれ前記鍔部の電極に接続されるため、従来技術によるものに比べ、ワイヤの引出部分(巻線部から引出溝を出るまでの部分)もライン間結合に寄与できるようになり、ライン間結合を高めてdif.|Z|を低減できる。従って、USB2.0やIEEE1394等の高速差動信号インターフェースに用いた場合でも、差動信号成分に影響を与えないでコモンモードノイズの抑圧が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコモンモードフィルタの第1の実施の形態であって、ドラムコアへの巻線状態を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態であって、ドラムコアに板状コアを固着した完成状態を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態において、方形鍔部に形成した電極を示す部分断面図である。
【図4】本発明に係るコモンモードフィルタの第2の実施の形態であって、ドラムコアへの巻線状態を示す斜視図である。
【図5】第2の実施の形態であって、ドラムコアに板状コアを固着した完成状態を示す斜視図である。
【図6】第2の実施の形態において、方形鍔部に形成した電極を示す部分断面図である。
【図7】本発明に係るコモンモードフィルタの第3の実施の形態であって、ドラムコアの方形鍔部下面側を上向きとした斜視図である。
【図8】本発明に係るコモンモードフィルタの第4の実施の形態であって、ドラムコアの方形鍔部下面側を上向きとした斜視図である。
【図9】本発明に係るコモンモードフィルタの第5の実施の形態であって、ドラムコアの方形鍔部下面側を上向きとした斜視図である。
【図10】本発明に係るコモンモードフィルタの第6の実施の形態であって、3線式の構造を示す斜視図である。
【図11】従来のコモンモードフィルタの斜視図である。
【図12】上記従来のコモンモードフィルタの、方形鍔部に形成した電極を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 ワイヤ
10 ドラムコア
11 巻芯部
12 方形鍔部
15 引出溝
16 凹部
20,21,22 電極
30 板状コア
35 平板状コア

Claims (4)

  1. 磁性又は非磁性のドラムコアの鍔部に電極を有し、また前記鍔部の前記電極間位置に引出溝を有し、前記ドラムコアに巻線された2本以上のワイヤをまとめて前記引出溝を通して引き出してから前記ワイヤ端末を分離して前記電極にそれぞれ継線したことを特徴とするコモンモードフィルタ。
  2. 前記ワイヤ端末を前記鍔部の外側端面にて分離して当該外側端面に位置する前記電極に継線した請求項1記載のコモンモードフィルタ。
  3. 前記鍔部の下面に前記引出溝を形成しかつ当該引出溝から前記電極位置に至る凹部を形成し、前記2本以上のワイヤをまとめて前記引出溝を通して引き出してから前記ワイヤ端末を分離し前記凹部に沿わせて前記電極にそれぞれ継線した請求項1記載のコモンモードフィルタ。
  4. 前記ドラムコアの両方の鍔部上面間に磁性又は非磁性板状コアを固着した請求項1,2又は3記載のコモンモードノイズフィルタ。
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