JP3878535B2 - コモンモードフィルタ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号線等のコモンモードノイズを抑圧するためのコモンモードフィルタに係り、とくにパーソナルコンピュータ等におけるUSB2.0やIEEE1394、DVI(液晶ディスプレイ等の接続用に用いられる)等の高速差動信号伝送において2本の信号線を通るコモンモードノイズを減衰させるために使用される表面実装型のコモンモードフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコモンモードフィルタとしては、図6に示すように、フェライト等の磁性体からなるドラムコア10にメッキ等により電極25を形成し、前記ドラムコア10の巻芯部11に一対のワイヤ15,16で密着して巻線を行ない、巻線端末(各ワイヤ端末)を、コア10の方形鍔部12に設けた電極25にはんだ付け等により接続したものがある。この種のコモンモードフィルタを例示するものとして、下記の特許文献1がある。
【特許文献1】
特開2001−93756号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、パーソナルコンピュータと周辺機器間等の信号伝送に、DVI(TMDS),IEEE1394(S800)等の高速差動伝送が登場しており、コモンモードノイズフィルタの伝送特性によっては伝送信号の高周波成分を減衰させる等の悪影響を及ぼすため、高速信号に対して使用することが難しい。伝送信号に対する影響度は、▲1▼信号遮断周波数と、▲2▼特性インピーダンス整合に依存すると考えると、従来までの巻線型のコモンモードノイズフィルタでは信号遮断周波数を高くできず、特性インピーダンスはアプリケーションに応じて調整できない状況にあり、信号品質に影響を与える可能性がある。例えばDVI(TMDS),IEEE1394(S800)等の高速差動伝送では遮断周波数がGHz帯に達していることが要求される。また、特性インピーダンスについても従来の巻線型コモンモードノイズフィルタでは各アプリケーションに応じて調整することが困難であった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑み、USB2.0やIEEE1394、DVI等の高速差動信号伝送において、高速伝送信号に悪影響を与えることなくコモンモードノイズを抑圧可能なコモンモードフィルタを提供することを目的とする。
【0005】
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るコモンモードフィルタは、中心導体の周囲に絶縁層を介在させて外部導体を設けた同軸ワイヤを、磁性又は非磁性ドラムコアの巻芯部に巻線し、前記ドラムコアの鍔部にそれぞれ一対の電極を設け、該一対の電極の一方に前記中心導体を接続して第1の信号線とし、他方に前記外部導体を接続して第2の信号線としたことを特徴としている。
【0007】
前記コモンモードフィルタにおいて、前記同軸ワイヤはワイヤ間隔を設けて巻線されていることを特徴としている。
前記コモンモードフィルタにおいて、前記一対の電極の一方には前記中心導体側に延長する第1の延長部が形成され、他方には前記外部導体側に延長する第2の延長部が形成され、前記第1の延長部に前記中心導体が、前記第2の延長部に前記外部導体がそれぞれ接続されていてもよい。
また、前記鍔部が方形鍔部であり、該方形鍔部の上面にそれぞれ形成された凹部に前記第1及び第2の延長部が延長形成されおり、前記方形鍔部の両方の上面間に磁性又は非磁性平板状コアが固着されていてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコモンモードフィルタの実施の形態を図面に従って説明する。
【0009】
図1は本発明に係るコモンモードフィルタの実施の形態の分解斜視図、図2は実施の形態における同軸ワイヤの端末処理を示す拡大斜視図、図3は使用する同軸ワイヤの断面図を示す。
【0010】
これらの図において、10は磁性体(フェライト等)又は非磁性(セラミック等)のドラムコアであり、巻芯部11の両側に方形鍔部12を有している。このドラムコア10の各方形鍔部12には一対の電極21,22が金属ペーストの焼き付け、金属メッキ等でそれぞれ2個所形成されている。電極21,22は方形鍔部12の両端部の上面、外側端面及び下面(装着面)にわたって連続してそれぞれ形成され、表面実装型端子を構成している。また、方形鍔部12上面中央には凹部13が形成されており、その凹部13の底面に電極21,22の延長部21a,22aが延長形成されている。
【0011】
本実施の形態では、図3の同軸ワイヤWを巻線に使用する。この同軸ワイヤWは円柱状中心導体1の周囲に絶縁層3を介在させて円筒状外部導体2を設けたものであり、中心導体1と外部導体2とは同心であって、中心導体1の外径a、外部導体2の外径b、絶縁層3の厚みc及び誘電率εである。絶縁層3の比誘電率は5以下の低誘電率材を用いることが好ましい。比誘電率が5を超えると線間容量が増大して好ましくない。
【0012】
この同軸ワイヤWを前記ドラムコア10の巻芯部11に、所要の巻線間隔をおいて複数回巻回し、巻線後の同軸ワイヤWの端末を、それぞれ方形鍔部12の凹部13に延長している電極21,22の延長部21a,22aに継線(接続)する。すなわち、図2に拡大して示すように、中心導体1は電極21の延長部21aに、外部導体2は電極22の延長部22aにそれぞれ熱圧着、はんだ付け等で電気的に接続される。
【0013】
前記同軸ワイヤWの巻線後、前記ドラムコア10の両方の方形鍔部12上面間には磁性体又は非磁性体の平板状コア20が接着剤等で固着され、これにより表面実装型のコモンモードフィルタが完成する。この平板状コア20は製品の上面を平坦面として、自動装着機の吸着ノズルで吸着可能にするために設けるものであり、さらにドラムコア11及び平板コア20共に磁性体とすれば、漏洩磁束の低減、コモンモードノイズの抑圧特性の向上にも寄与できる。
【0014】
コモンモードフィルタの信号遮断周波数を上げるためには、ディファレンシャルモードインダクタンス(以下、Ldという)と線間容量(以下、C12)を低く抑えることが必要である。Ld,C12が大きいと遮断周波数は低くなり、反対にLd,C12が小さいと遮断周波数は高くなる傾向にある。本実施の形態では、円柱状中心導体1の周囲に低誘電率絶縁層3(好ましくは比誘電率5以下)を介在させて円筒状外部導体2を設けた同軸ワイヤWを用いて巻線することにより、中心導体1で一方の巻線部を、外部導体2でそれと結合する他方の巻線部を各々構成して漏れ磁束を少なくし、ライン間結合を高めてLdを低く抑えることができる。この結果、信号遮断周波数を高周波(例えばGHz帯)まで伸ばすことができる。
【0015】
図4は本実施の形態の場合のSdd21特性(ディファレンシャルモードについての減衰特性)を従来品の場合と対比して示す。但し、従来品は直径40μmのワイヤ2本を7ターン巻いたもの、本実施の形態は図3の中心導体1の径a=10μm、外部導体2の外径b=100μmの同軸ワイヤを7ターン巻いたものであり、ドラムコア10は同一とした(但し、巻芯部の断面は楕円状で、断面積0.7mm である)。実施の形態の方が、高い周波数領域での減衰が少なく、遮断周波数が高くなっていることが判る。
【0016】
また、特性インピーダンスは絶縁層3の層厚もしくは絶縁材料を変更することで制御して特定の値に合わせこむことができるため、アプリケーションに応じたインピーダンス整合をとることができる。
【0017】
同軸ワイヤの場合、高周波に対して単位長当たりのインダクタンスL及び容量Cは下記のように近似することができる。
L≒(μ/2π)ln(b/a)
C≒2πε/ln(b/a)
但し、μは絶縁層の透磁率、εは絶縁層の誘電率である。
特性インピーダンスZidは下記近似式で与えられる。
Zid ≒(L/C)1/2 …(1)
【0018】
図5は絶縁層3の誘電率εをパラメータとしたときのb/aと特性インピーダンスZidとの関係を示す。前記特性インピーダンスの式(1)及び図5から、b/a及び誘電率εを変化させることで特性インピーダンスを所望値に設定できることが判る。
【0019】
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
【0020】
(1) 中心導体1の周囲に絶縁層3を介在させて外部導体2を設けた同軸ワイヤWを、磁性又は非磁性ドラムコア10の巻芯部11に巻線し、ドラムコア10の方形鍔部12にそれぞれ一対の電極21,22を設け、一方の電極15に中心導体1を、他方の電極16に外部導体2をそれぞれ接続したことにより、ライン間結合を充分高くしてLdを低減できる。このため、コモンモードフィルタの信号遮断周波数を高めることが可能になる。
【0021】
(2) 前記同軸ワイヤWはワイヤ間隔を設けて巻線することにより、外部導体2同士の浮遊容量を低減し、伝送特性の改善を図ることができる。
【0022】
(3) 中心導体1の径:a、外部導体2の外径:bとしたとき、b/aの値及び絶縁層3の誘電率εを変えることで特性インピーダンスをアプリケーションに適合するように設定できる。
【0023】
(4) 磁性又は非磁性のドラムコア10の両方の方形鍔部12上面間に磁性又は非磁性平板状コア20を固着することで、製品の上面を平坦面として、自動装着機の吸着ノズルで吸着可能にすることができ、さらにドラムコア10及び平板状コア20共に磁性体とすれば、漏洩磁束の低減、コモンモードノイズの抑圧特性の向上をも図り得る。
【0024】
なお、各実施の形態における電極21,22は、金属ペーストの焼き付け、金属メッキ等の他に端子金具を方形鍔部12に装着して構成することもできる。
【0025】
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコモンモードフィルタによれば、中心導体の周囲に絶縁層を介在させて外部導体を設けた同軸ワイヤを、磁性又は非磁性ドラムコアの巻芯部に巻線し、前記ドラムコアの鍔部にそれぞれ一対の電極を設け、該一対の電極の一方に前記中心導体を、他方に前記外部導体をそれぞれ接続した構成とすることで、信号遮断周波数を高くして、USB2.0やIEEE1394、DVI等の高速差動信号伝送において、高速伝送信号に悪影響を与えることなくコモンモードノイズを抑圧可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコモンモードフィルタの実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】実施の形態の部分拡大斜視図である
【図3】実施の形態で使用する同軸ワイヤの断面図である。
【図4】実施の形態の伝送特性(Sdd21減衰特性)を従来品と対比して示すグラフである。
【図5】同軸ワイヤの中心導体の径:a、外部導体の外径:b、絶縁層の誘電率:εとした場合、誘電率εをパラメータとしたときのb/aと特性インピーダンスZidとの関係を示すグラフである。
【図6】従来のコモンモードフィルタの1例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中心導体
2 外部導体
3 絶縁層
10 ドラムコア
11 巻芯部
12 方形鍔部
15,16 ワイヤ
20 平板状コア
21,22,25 電極
W 同軸ワイヤ

Claims (4)

  1. 中心導体の周囲に絶縁層を介在させて外部導体を設けた同軸ワイヤを、磁性又は非磁性ドラムコアの巻芯部に巻線し、前記ドラムコアの鍔部にそれぞれ一対の電極を設け、該一対の電極の一方に前記中心導体を接続して第1の信号線とし、他方に前記外部導体を接続して第2の信号線としたことを特徴とするコモンモードフィルタ。
  2. 前記同軸ワイヤはワイヤ間隔を設けて巻線されている請求項1記載のコモンモードフィルタ。
  3. 前記一対の電極の一方には前記中心導体側に延長する第1の延長部が形成され、他方には前記外部導体側に延長する第2の延長部が形成され、前記第1の延長部に前記中心導体が、前記第2の延長部に前記外部導体がそれぞれ接続されている請求項1又は2記載のコモンモードフィルタ。
  4. 前記鍔部が方形鍔部であり、該方形鍔部の上面にそれぞれ形成された凹部に前記第1及び第2の延長部が延長形成されおり、前記方形鍔部の両方の上面間に磁性又は非磁性平板状コアが固着されている請求項3記載のコモンモードフィルタ。
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