JP2022069918A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】コアに生じるクラック等を防止する。【解決手段】コイル部品10は、柱状の巻き芯部11、及び巻き芯部11の中心軸線方向の端部に設けられた鍔部12を有するコア10Cを備えている。中心軸線方向に直交する方向を第1方向としたとき、鍔部12は、巻き芯部11よりも第1方向の第1端側に張り出している。鍔部12の第1方向の第1端側の端面には第1端子電極21が設けられている。コイル部品10は、第1ワイヤ31を備えている。第1ワイヤ31は、巻き芯部11に巻き回され、当該第1ワイヤ31の一端は、第1端子電極21に接続されている。巻き芯部11の第1方向の第1端側の外周面と鍔部12の外面との境界Bには、第1方向の第2端側且つ中心軸線方向の外側に向かって円弧状に窪む湾曲面Rと、平面状の傾斜面Cとが設けられている。第1方向から視たときに、傾斜面Cは、境界Bと第1ワイヤ31とが交差している箇所に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、コイル部品に関する。
特許文献1に記載のコイル部品は、柱状の巻き芯部を備えている。巻き芯部の中心軸線方向の両端部には、それぞれ鍔部が配置されている。各鍔部は、中心軸線方向と直交する第1方向の外側に張り出している。各鍔部の第1方向の第1端側の面には端子電極が設けられている。
上記の巻き芯部には、ワイヤが巻き回されている。当該ワイヤの一端は、一方の鍔部の端子電極に接続されている。また、当該ワイヤの他端は、他方の鍔部の端子電極に接続されている。
特許文献1に記載のコイル部品において、巻き芯部と鍔部との境界は、中心軸線方向及び第1方向のいずれにも傾斜する傾斜面になっている。具体的には、特許文献1に記載のコイル部品では、鍔部の外面のうち、巻き芯部よりも第1方向の第1端側であって、中心軸線方向の中央側の面が、平面状の傾斜面になっている。
特開2003-151837号公報
特許文献1に記載のコイル部品のように、巻き芯部と鍔部との境界部分が平面状の傾斜面になっていると、コイル部品の荷重が作用したときに当該傾斜面で荷重を効率的に分散することができないおそれがある。そのため、コイル部品に荷重が作用したときに、巻き芯部と鍔部との境界部分でクラック等の破損が生じる懸念がある。
上記課題を解決するため、本発明は、柱状の巻き芯部、及び前記巻き芯部の中心軸線方向の端部に設けられた鍔部を有するコアと、前記中心軸線方向に直交する方向を第1方向としたとき、前記鍔部における前記第1方向の第1端側の端面に設けられた端子電極と、前記巻き芯部に巻き回され、端部が前記端子電極に接続されたワイヤと、を備え、前記鍔部は、前記巻き芯部よりも前記第1方向の第1端側に張り出しており、前記巻き芯部における前記第1方向の第1端側の外周面と前記鍔部の外面との境界には、前記第1方向の第2端側且つ前記中心軸線方向の外側に向かって円弧状に窪む湾曲面と、前記湾曲面よりも曲率の小さい傾斜面とが設けられており、前記第1方向から視たときに、前記傾斜面は、前記境界と前記ワイヤとが交差している箇所に設けられているコイル部品である。
上記構成によれば、巻き芯部と鍔部との上記境界のうちワイヤと交差する箇所は、曲率の小さな傾斜面になっている。そのため、当該傾斜面とワイヤとの間に異物等が入り込みにくく、異物に起因してワイヤが破損することは防げる。その一方で、巻き芯部と鍔部との上記境界のうちの一部は円弧状の湾曲面となっている。そして、湾曲面では、コアに荷重が作用したときに、その荷重を効率よく分散できる。したがって、巻き芯部と鍔部との上記境界に荷重が集中しにくく、コアにクラック等の破損が生じにくい。
コイル部品のコアにおいてクラック等の破損が生じにくい。
コイル部品の斜視図。 コイル部品の上面図。 コイル部品の一部側面図。
以下、コイル部品の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、コイル部品10は、長方形柱状の巻き芯部11を備えている。なお、以下の説明では、巻き芯部11の中心軸線方向に直交する方向であって巻き芯部11の断面長方形の短辺に沿う方向を第1方向とする。そして、中心軸線方向及び第1方向のいずれにも直交する方向を第2方向とする。
巻き芯部11の中心軸線方向第1端には、鍔部12が設けられている。鍔部12は、巻き芯部11よりも第1方向の外側及び第2方向の外側に張り出している。
鍔部12は、中心軸線方向から視て、巻き芯部11と相似の概ね長方形状になっている。そして、鍔部12の第1方向第1端側の端面においては、窪み部13が窪んでいる。窪み部13は、鍔部12の第2方向の中央に位置している。窪み部13は、中心軸線方向において鍔部12の両側に開放している。その結果として、鍔部12の第1方向の第1端側の一部は、窪み部13を挟んで二股に分かれている。なお、窪み部13の底面は、巻き芯部11の第1方向第1端側の外周面よりも第1方向第1端側に位置している。
鍔部12の二股に分かれた部分のうち、窪み部13よりも第2方向第1端側は、窪み部13よりも第1方向第1端側に突出した第1脚部14となっている。また、上記の二股に分かれたうちの、窪み部13よりも第2方向第2端側は、窪み部13よりも第1方向第1端側に突出した第2脚部15となっている。すなわち、第1脚部14及び第2脚部15は、巻き芯部11よりも第1方向の第1端側に張り出している。また、第1脚部14及び第2脚部15は、窪み部13を挟んで、第2方向に離れて配置されている。
第1方向から視て、第1脚部14は略長方形になっている。第1脚部14が第2脚部15に対して第2方向に離れていることにより、第1脚部14は、第2方向において第2脚部15に対向する第1対向面14Aを有している。第1対向面14Aは、中心軸線方向に延びている。
第2脚部15が第1脚部14に対して第2方向に離れていることにより、第2脚部15は、第2方向において、第1脚部14に対向する第2対向面15Aを有している。また、第1方向から視て、第2脚部15は、略長方形のうちの中心軸線方向の巻き芯部11側且つ第2方向の中心軸線に近い側の角が面取りされたような形状をしている。したがって、第2対向面15Aは、中心軸線方向に延びる面と、中心軸線方向に対して傾斜し、中心軸線方向の巻き芯部11側を向く面とを含んでいる。
図2に示すように、第2対向面15Aのうちの中心軸線方向に延びる面は、第2脚部15の中心軸線方向第1端側の端から、第2脚部15の中心軸線方向の中央部まで延びている。また、第2対向面15Aのうちの中心軸線方向に延びる面は、第1対向面14Aと平行になっている。第2対向面15Aのうちの中心軸線方向の巻き芯部11側を向く面は、第2対向面15Aのうちの中心軸線方向に延びる面に対し、略60度をつけて、第2方向の第2端側に向かって斜めに延びている。なお、第2対向面15Aのうちの中心軸線方向の巻き芯部11側を向く面の中心軸線方向第2端側の端は、第2方向において巻き芯部11の端よりも中心軸線に近い側に位置している。
上記のことから、第2方向における第1脚部14から第2脚部15までの間隔の少なくとも一部の範囲は、中心軸線方向の巻き芯部11側に向かうほど広くなっている。本実施形態では、第2対向面15Aは、第2対向面15Aのうちの中心軸線方向の巻き芯部11側の端からの一定範囲は、中心軸線方向の巻き芯部11側へ向かうほど第1対向面14Aからの距離が大きくなっている。また、第1対向面14A及び第2対向面15Aの間の第2方向の長さは、中心軸線方向の第2端側の端の長さの方が、中心軸線方向第1端側の端の長さよりも長くなっている。
図1及び図2に示すように、鍔部12の外面のうち第1脚部14の第1方向の端面には、第1端子電極21が積層されている。本実施形態では、第1端子電極21は、第1脚部14の第1方向第1端側の端面全体に配置されている。同様に、鍔部12における第2脚部15の第1方向の端面には、第2端子電極22が積層されている。第2端子電極22は、第2脚部15の第1方向第1端側の端面全体に配置されている。なお、第1端子電極21及び第2端子電極22は、銀の金属層及び金属層の表面に施された銅、ニッケル、スズのめっき層から構成されている。
巻き芯部11における第1方向の第1端側の外周面と、鍔部12の外面のうち、中心軸線方向の巻き芯部11側の外面との境界Bには、第1方向の第2端側且つ中心軸線方向の外側に向かって円弧状に窪む湾曲面Rが設けられている。また、境界Bには、湾曲面Rよりも曲率の小さい傾斜面Cが設けられている。なお、境界B、湾曲面R、及び傾斜面Cについては後に詳述する。
巻き芯部11の中心軸線方向第2端には、第1端と同様に、鍔部12が設けられている。第2端側の鍔部12は、第1方向から視たときに、巻き芯部11の中心を対称点として、第1端側の鍔部12と点対称な形状である。すなわち、中心軸線方向の第2端の鍔部12では、第1脚部14が第2方向の第2端側に位置し、第2脚部15が、第2方向第1端側に位置する。
巻き芯部11及び各鍔部12は、コイル部品10のコア10Cを構成している。コア10Cの材質は、非導電性材料である。具体的には、コアの材質は、例えば、アルミナ、Ni-Zn系フェライト、樹脂、及びこれらの混合物等とすることができる。
なお、以下の説明において、各鍔部12を区別する必要があるときには、中心軸線方向の第1端側の鍔部12を第1鍔部12L、第2端側の鍔部12を第2鍔部12Rと呼称する。
また、各鍔部12を区別する際には、第1鍔部12L側の第1脚部14は第1脚部14L、第2脚部15は第2脚部15L、第1端子電極21は第1端子電極21L、第2端子電極22は第2端子電極22Lと呼称する。同様に、第2鍔部12R側の第1脚部14は第1脚部14R、第2脚部15は第2脚部15Rと呼称する。また、第1脚部14Rの第1方向第1端側の端面に設けられた端子電極は、第1端子電極21Rと呼称する。第2脚部15Rの第1方向第1端側の端面に設けられた端子電極は、第2端子電極22Rと呼称する。
図1及び図2に示すように、コイル部品10は、第1ワイヤ31を備えている。第1ワイヤ31の一端は、第1鍔部12Lの第1端子電極21Lに接続されている。
第1ワイヤ31は、第1鍔部12Lの第1端子電極21Lから、巻き芯部11の中心軸線よりも第2方向第2端側へ向かって延びている。本実施形態では、第1ワイヤ31は、第1鍔部12Lの第1端子電極21Lから、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第1鍔部12Lの第2端子電極22Lに最も近い稜線に向かって延びている。また、第1ワイヤ31は、巻き芯部11の当該稜線から第1鍔部12Lの第1端子電極21Lに向かって延びる経路上で、第1鍔部12Lの第1脚部14L及び第2脚部15Lの間を通っている。
第1ワイヤ31の中間部は、巻き芯部11に巻き回されている。中心軸線方向の第1端側から視たとき、第1ワイヤ31は、時計回りで巻き芯部11に巻き回されている。なお、図1~図3では、巻き芯部11に巻き回された第1ワイヤ31を簡略化して図示している。
第1ワイヤ31の他端部は、巻き芯部11の第2鍔部12Rの近傍において、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第2鍔部12Rの第1端子電極21Rから最も遠い稜線から第2鍔部12Rの第2端子電極22Rに向かって延びている。第1ワイヤ31の他端は、第2鍔部12Rの第2端子電極22Rに接続されている。
コイル部品10は、第2ワイヤ32を備えている。第2ワイヤ32の一端は、第1鍔部12Lの第2端子電極22Lに接続されている。
第2ワイヤ32は、第1鍔部12Lの第2端子電極22Lから、巻き芯部11の4つの稜線のうち、第1鍔部12Lの第1端子電極21Lから最も遠い稜線に向かって延びている。
第2ワイヤ32の中間部は、巻き芯部11に巻き回されている。中心軸線方向の第1端側から視たとき、第2ワイヤ32は、時計回りで巻き芯部11に巻き回されている。なお、図1~図3では、巻き芯部11に巻き回された第2ワイヤ32を、簡略化して図示している。
第2ワイヤ32の他端部は、巻き芯部11の第2鍔部12Rの近傍において、巻き芯部11の中心軸線よりも第2方向第1端側から第2鍔部12Rの第1端子電極21Rへ向かって延びている。本実施形態では、第2ワイヤ32の他端部は、巻き芯部11の4つの稜線のうちの第2鍔部12Rの第2端子電極22Rに最も近い稜線から、第2鍔部12Rの第1端子電極21Rに向かって延びている。第2ワイヤ32は、巻き芯部11の当該稜線から第2鍔部12Rの第1端子電極21Rに向かって延びる経路上で、第2鍔部12Rの第1脚部14R及び第2脚部15Rの間を通っている。第2ワイヤ32の他端は、第2鍔部12Rの第1端子電極21Rに接続されている。
次に第1鍔部12Lと巻き芯部11との境界Bについて説明する。
図2に示すように、巻き芯部11における第1方向第1端側の外周面と第1鍔部12Lの外面のうち、中心軸線方向の巻き芯部11側の外面との境界を境界Bとしたとき、境界Bは、第2方向に直線状に延びている。また、境界Bは、湾曲した湾曲面Rと平面状の傾斜面Cとを備えている。
傾斜面Cは、境界B上における第1脚部14Lから第2脚部15Lまでの範囲内に設けられている。なお、本実施形態では、境界B上で第1脚部14L及び第2脚部15Lの間はすべて傾斜面Cとなっている。また、上述したように、第2方向において、第1脚部14Lと第2脚部15Lとの間には、第1ワイヤ31が通っている。換言すると、第1方向から視たときに、傾斜面Cは、境界Bと第1ワイヤ31とが交差している箇所に設けられている。
傾斜面Cは、第1鍔部12Lの窪み部13の第1方向第1端側の底面の位置から、巻き芯部11の第1方向第1端側の外周面に延びている。なお、本実施形態では、傾斜面Cは曲率ゼロの平面となっている。すなわち、傾斜面Cの曲率は、湾曲面Rの曲率より小さくなっている。
湾曲面Rは、境界Bのうち傾斜面C以外の全ての箇所に設けられている。具体的には、湾曲面Rは、境界Bにおいて傾斜面Cよりも第2方向の第1端側及び第2端側の2か所に位置している。そして、湾曲面Rは、境界Bの第2方向の両端にまで至っている。なお、本実施形態において各湾曲面Rは、境界Bの範囲を超えて、第1鍔部12Lにおける巻き芯部11よりも外側に張り出した部分にまで至っている。本実施形態では、各湾曲面Rは、第1鍔部12Lにおける第2方向の外側の縁にまで至っている。
ここで、図2に示すように、第2方向における境界Bの寸法、すなわち巻き芯部11の寸法を寸法D1とする。また、境界B上における第2方向第1端側の湾曲面Rの寸法を寸法D2、境界B上における第2方向第2端側の湾曲面Rの寸法を寸法D3とする。このとき、2つの湾曲面Rが境界Bに対して占める割合である「(D2+D3)/D1」は、50%である。すなわち、第2方向において、湾曲面Rが境界Bに対して占める割合は、第2方向において、傾斜面Cが境界Bに対して占める割合以上である。なお、上述したとおり、本実施形態において各湾曲面Rは、第1鍔部12Lの第2方向外側の縁まで延びている。したがって、境界Bの範囲を超えている部分を含めた湾曲面Rの傾斜面Cに対する割合は、60%を超えている。
なお、第2鍔部12Rと巻き芯部11との境界Bにおいても同様に、傾斜面Cと湾曲面Rとが設けられている。第2鍔部12R側の境界B、傾斜面C、及び湾曲面Rは、巻き芯部11の中央を対称点として、第1鍔部12L側の境界B、傾斜面C、及び湾曲面Rと点対称に配置されている。
すなわち、第2鍔部12R側の境界B上においても、第2鍔部12Rの第1脚部14R及び第2脚部15Rの間はすべて傾斜面Cとなっている。また、第2鍔部12R側の境界Bにおいて、第2方向において傾斜面Cより外側の2か所には湾曲面Rが配置されている。なお、第2鍔部12Rの第1脚部14Rと第2脚部15Rとの間には、第2ワイヤ32が通っている。換言すると、第1方向から視たときに、第2鍔部12R側の傾斜面Cは、第2鍔部12R側の境界Bと第2ワイヤ32とが交差している箇所に設けられている。
本実施形態の作用について説明する。なお、以下では、第1鍔部12L側を例として説明するが、第2鍔部12R側についても同様である。
巻き芯部11及び第1鍔部12Lは、湾曲面Rによってなだらかに繋がっている。すなわち、この湾曲面Rにおいては平面や2つの平面で構成される稜線が存在しない。したがって、仮にコア10Cに力が加わった場合でも、湾曲面Rによって荷重が効率的に分散され、巻き芯部11と第1鍔部12Lとの境界Bで荷重が集中しにくい。
また、図3に示すように、第1ワイヤ31における第1端子電極21Lから巻き芯部11に至る部分は、境界Bの傾斜面Cより第1方向第1端側に位置している。そのため、第1ワイヤ31における第1端子電極21Lから巻き芯部11に至る部分は、巻き芯部11や第1鍔部12Lに対して僅かに浮いたような状態になっている。
ここで、図3に示すように、傾斜面Cは湾曲面Rよりも曲率が小さいことから、傾斜面Cは湾曲面Rよりも第1方向第1端側に位置している。換言すると、傾斜面Cは湾曲面Rよりも第1ワイヤ31の近くに位置している。仮に、境界Bにおいて上記の位置に傾斜面Cが配置されていなく、湾曲面Rが配置されている場合と比較すると、本実施形態では、第1ワイヤ31と境界Bとの間に生じる隙間は小さくなっている。なお、図3では、第2ワイヤ32の図示を省略している。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態では、湾曲面Rによって境界Bに荷重が集中しにくくなっている。湾曲面Rは巻き芯部11と鍔部12とをなだらかに曲線的に繋いでいるため、平面状の傾斜面Cよりも荷重の集中を効果的に抑制できる。したがって、境界Bに湾曲面Rが設けられていることで、巻き芯部11と鍔部12との境界Bに荷重が集中しにくく、コア10Cにクラック等の破損が生じにくい。
(2)本実施形態では、傾斜面Cによって、各ワイヤ31、32と境界Bとの間に生じる隙間は小さくなっている。当該隙間が小さいため、当該隙間に異物等が入り込みにくくなっている。仮に、当該隙間に異物が入り込んだ場合、異物の引っ掛かり等により各ワイヤ31、32が断線するおそれがある。本実施形態では、傾斜面Cによって、各ワイヤ31、32と境界Bとの隙間が小さくなっているため、このような断線のリスクを低減できる。
特に、本実施形態では、第1鍔部12L側において、第1ワイヤ31における第1端子電極21Lから巻き芯部11に至る部分の中心軸線方向に対する角度は、第2ワイヤ32における第2端子電極22Lから巻き芯部11に至る部分の中心軸線方向対する角度より大きい。すなわち、第1鍔部12L側では、第1ワイヤ31の方が境界Bとの間に生じる隙間が大きくなっている。したがって、本実施形態のように、第1鍔部12L側においては、第1ワイヤ31が境界B上を通過する箇所に傾斜面Cを設けることで、上述のような断線のリスクを効率的に低減できる。同様に、第2鍔部12R側では、第2ワイヤ32が境界B上を通過する箇所に傾斜面Cを設けることで、断線リスクを効率的に低減できる。
また、コイル部品10の外側からコーティング剤を塗布して硬化させるコーティング処理を施すことがある。このとき、コーティング剤が、各ワイヤ31、32と境界Bとの隙間に滞留すると、コーティング剤の硬化時の収縮や温度変化に伴う膨張等で、各ワイヤ31、32が断線することがある。本実施形態では、各ワイヤ31、32と境界Bとの隙間が傾斜面Cによって小さくなることで、コーティング剤の進入及び滞留を抑制し、コーティング剤に起因する各ワイヤ31、32の断線を抑制できる。
(3)本実施形態において、境界B上で第1脚部14及び第2脚部15の間の範囲内はすべて傾斜面Cとなっている。本実施形態において、各ワイヤ31、32は、多少の位置ずれがあったとしても、第1脚部14と第2脚部15との間を通過する蓋然性が高い。したがって、仮に各ワイヤ31、32の巻き芯部11からの引き出し位置がずれるなど、各ワイヤ31、32の配置にずれが生じたとしても、各ワイヤ31、32は、境界B上においてほぼ確実に傾斜面C上を通過する。
(4)各ワイヤ31、32が巻き芯部11から引き出されてから第1端子電極21に接続されるまでの経路において、各ワイヤ31、32は、第2脚部15の近傍を通過する。仮に、第2脚部15が略長方形状であった場合、当該脚部のうちの中心軸線方向の巻き芯部11側且つ第2方向の中心軸線に近い側の稜線において、各ワイヤ31、32が第2脚部15と接触し、短絡するおそれがある。
また、本実施形態において、第2脚部15は、第1方向から視て、略長方形のうちの中心軸線方向の巻き芯部11側且つ第2方向の中心軸線に近い側の角が面取りされたような形状をしている。その結果、面取りされたような形状の部分においては、第2方向における第1脚部14から第2脚部15までの間隔が、巻き芯部11側に向かうほど大きくなっている。したがって、各ワイヤ31、32と第2脚部15との間に距離を確保でき、これらが互いに接触することを抑制できる。
(5)本実施形態において、境界Bの第2方向の両端は湾曲面Rになっている。境界Bの第2方向の端部は、中心軸線方向において巻き芯部11と境界Bとの交差点になっており、荷重が集中しやすい。したがって、境界Bの第2方向の端部に湾曲面Rを配置させることで、最も荷重が集中しやすいと思われる箇所で力の分散効果を得ることができる。
(6)本実施形態において、各境界Bを占める割合は、湾曲面Rの方が傾斜面Cよりも大きい。上記の通り、湾曲面Rの方が傾斜面Cよりも荷重の分散効果が高いので、湾曲面Rを多く設けることで、コイル部品10の全体としての強度を高めることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、巻き芯部11の形状は上記実施形態の例に限定されない。例えば、円柱状でもよいし、四角形以外の多角形状でもよい。
・上記実施形態において、第1脚部14及び第2脚部15の形状は、上記実施形態の例に限定されない。例えば、第1対向面14Aと第2対向面15Aとが、全域に亘って平行になっていてもよい。また、第1方向から視たときの第1脚部14及び第2脚部15の形状が略長方形状でなくてもよく、正方形状や台形状、円形状であってもよい。
・上記実施形態において、コイル部品10が備えるワイヤは、1本のみでもよい。仮に、コイル部品10に備えられたワイヤが第1ワイヤ31のみの場合、各鍔部12に設けられた端子電極は1つあればよい。
・上記実施形態において、鍔部12に窪み部13がなくてもよい。窪み部13がない、すなわち、鍔部12が第1脚部14及び第2脚部15を有していなくても、鍔部12において互いに離間して、第1端子電極21及び第2端子電極22が設けられていれば、第1ワイヤ31及び第2ワイヤ32を巻き芯部11に巻き回すことができる。
・上記実施形態において、第1端子電極21及び第2端子電極22の材料及び形状は、上記実施形態の例に限定されない。例えば、第1端子電極21、第2端子電極22におけるめっきの材料は、銅、錫やニッケル合金などでもよいし、これらを多層積層してもよい。さらに、鍔部12に、第1端子電極21、第2端子電極22を取り付けてもよい。また、各端子電極21、22は、各脚部14、15の端面全体でなく一部にのみ配置されていてもよい。
・上記実施形態において、境界Bにおいて傾斜面C及び湾曲面Rが配置されていない箇所があってもよい。すなわち、境界Bにおいて、巻き芯部11の外周面と鍔部12の外面とが直角で交わった箇所があってもよい。
・上記実施形態において、第2方向において第1脚部14及び第2脚部15の間に位置する境界Bのうちの一部のみが傾斜面Cであってもよい。また、各ワイヤ31、32が第1脚部14及び第2脚部15の間を通過しないようなコア10Cの形状である場合、第1脚部14及び第2脚部15の間に傾斜面Cがなくてもよい。
・上記実施形態において、傾斜面Cと各ワイヤ31、32とが接触していてもよい。例えば、傾斜面Cの第1方向第1端側の端が、第1脚部14及び第2脚部15の第1方向第1端側の面と同じ位置に配置されており、各ワイヤ31、32が傾斜面Cに沿って延びていてもよい。
・上記実施形態において、第1方向第1端側から視たときに、境界Bと第2ワイヤ32とが交差している箇所に傾斜面Cを設けてもよい。つまり、ワイヤが複数存在する場合、複数のワイヤのうちの少なくとも1つと境界Bとが交差している箇所に傾斜面Cを設ければよい。
・上記実施形態において、境界Bの第2方向の両端が湾曲面Rでなくてもよい。例えば、一方の端部のみが湾曲面Rでもよいし、どちらの端部も傾斜面Cであってもよい。
・上記実施形態において、第2方向において境界Bを占める割合が、湾曲面Rよりも傾斜面Cの方が大きくてもよい。その場合、例えば、第1方向第2端側の巻き芯部11と鍔部12との境界に湾曲面Rを配置し、コア10C全体の強度を向上させると好ましい。
10…コイル部品
11…巻き芯部
12…鍔部
13…窪み部
14…第1脚部
14A…第1対向面
15…第2脚部
15A…第2対向面
21…第1端子電極
22…第2端子電極
31…第1ワイヤ
32…第2ワイヤ
B…境界
C…傾斜面
R…湾曲面

Claims (6)

  1. 柱状の巻き芯部、及び前記巻き芯部の中心軸線方向の端部に設けられた鍔部を有するコアと、
    前記中心軸線方向に直交する方向を第1方向としたとき、前記鍔部における前記第1方向の第1端側の端面に設けられた端子電極と、
    前記巻き芯部に巻き回され、端部が前記端子電極に接続されたワイヤと、
    を備え、
    前記鍔部は、前記巻き芯部よりも前記第1方向の第1端側に張り出しており、
    前記巻き芯部における前記第1方向の第1端側の外周面と前記鍔部の外面との境界には、前記第1方向の第2端側且つ前記中心軸線方向の外側に向かって円弧状に窪む湾曲面と、前記湾曲面よりも曲率の小さい傾斜面とが設けられており、
    前記第1方向から視たときに、前記傾斜面は、前記境界と前記ワイヤとが交差している箇所に設けられている
    コイル部品。
  2. 前記鍔部は、前記巻き芯部よりも前記第1方向の第1端側に張り出した第1脚部及び第2脚部を備え、
    前記第1脚部には、前記端子電極としての第1端子電極が設けられており、
    前記第2脚部には、前記端子電極としての第2端子電極が設けられており、
    前記中心軸線方向及び前記第1方向のいずれにも直交する方向を第2方向としたとき、
    前記第1脚部及び前記第2脚部は、前記第2方向に離れて配置されており、
    前記ワイヤは、前記巻き芯部から前記第1脚部及び前記第2脚部の間を通って前記第1端子電極へと延びており、
    前記傾斜面は、前記境界上における前記第1脚部から前記第2脚部までの範囲内に設けられている
    請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第2方向における前記第1脚部から前記第2脚部までの間隔の少なくとも一部の範囲は、前記中心軸線方向の前記巻き芯部側に向かうほど広くなっている
    請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記ワイヤは、前記巻き芯部の前記中心軸線よりも前記第2端子電極側から前記第1端子電極へと延びており、
    前記第1脚部は、前記第2方向において前記第2脚部に対向する第1対向面を有し、
    前記第2脚部は、前記第2方向において前記第1脚部に対向する第2対向面を有し、
    前記第1対向面は、前記中心軸線方向に延びており、
    前記第2対向面のうち前記中心軸線方向の前記巻き芯部側の端からの一定範囲は、前記中心軸線方向の前記巻き芯部側へ向かうほど前記第1対向面からの距離が大きくなっている
    請求項2または請求項3に記載のコイル部品。
  5. 前記中心軸線方向及び前記第1方向のいずれにも直交する方向を第2方向としたとき、
    前記湾曲面は、前記境界のうち、前記第2方向の少なくとも一方の端に設けられている
    請求項1~4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記中心軸線方向及び前記第1方向のいずれにも直交する方向を第2方向としたとき、
    前記第2方向において前記湾曲面が前記境界に対して占める割合が、前記第2方向において前記傾斜面が前記境界に対して占める割合以上である
    請求項1~5のいずれか一項に記載のコイル部品。
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