JP2015111034A - 家電機器およびこれに用いる装飾外装材 - Google Patents

家電機器およびこれに用いる装飾外装材 Download PDF

Info

Publication number
JP2015111034A
JP2015111034A JP2014228086A JP2014228086A JP2015111034A JP 2015111034 A JP2015111034 A JP 2015111034A JP 2014228086 A JP2014228086 A JP 2014228086A JP 2014228086 A JP2014228086 A JP 2014228086A JP 2015111034 A JP2015111034 A JP 2015111034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lacquer
coating layer
layer
decorative
exterior
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014228086A
Other languages
English (en)
Inventor
愼一 堀井
Shinichi Horii
愼一 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014228086A priority Critical patent/JP2015111034A/ja
Publication of JP2015111034A publication Critical patent/JP2015111034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】艶や色に深み感のある質感の高い外観を持つ家電機器と装飾外装材を提供することを目的とする。【解決手段】外観を構成する家電機器本体1の外装基材15に複数の塗膜層を形成し、前記塗膜層のうち最外層の塗膜層は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料で形成するとともに当該含漆塗膜層19を最外層とした構成としてある。これにより、一般的な塗装やフィルム装着等では表現できない艶と深み感をもつ家電機器および装飾外装材とすることができるとともに、当該家電機器および装飾外装材を短時間に、かつ、低価格で提供することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、冷凍・空調・調理・家事・美容・健康等を対象とした白物家電製品の各種の機器およびこれに用いる装飾外装材に関するものである。
一般に冷蔵庫、エアコン、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機、空気清浄機、電動歯ブラシ等、の家電機器は、その外観に装飾外装板等の装飾外装材が用いてある。この装飾外装材は、外装を構成する金属板もしくは樹脂成型体等の表面に塗装もしくは着色フィルムを装着して構成している(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2004−278891号公報 特開2008−101805号公報
しかしながらこのような従来の装飾外装材は色や模様等に艶や深み感がなく、質感を向上させるのが課題であった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、艶と深み感のある質感の高い外観を持つ家電機器およびこれに用いる装飾外装材の提供を目的としたものである。
本発明は、上記目的を達成するため、外観を構成する家電機器本体の外装基材に複数の塗膜層を形成し、前記塗膜層のうち最外層の塗膜層を含漆塗膜層とするとともに、前記含漆塗膜層は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする塗料で形成したものである。
これにより、一般的な塗装やフィルム装着等では表現できない艶と深み感をもつ家電機器とすることができるとともに、当該家電機器を短時間に、かつ、低価格で提供することができる。
本発明によれば高い質感を持つ家電機器およびこれに用いる装飾外装材を安価に量産することができる。
本発明の実施の形態1における機器の一例として示す冷蔵庫の外観斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の扉の一つを示す断面図 同図2に示す実施の形態1における冷蔵庫の扉の概略正面図 同図2に示す実施の形態1における冷蔵庫の扉に用いた装飾外装板の斜視図 同図2に示す実施の形態1における冷蔵庫の扉に用いた装飾外装板の拡大断面図 (a)(b)(c)同実施の形態1における冷蔵庫の扉の装飾例を示す正面図 (a)本発明の実施の形態2における装飾外装板の拡大断面図、(b)蒔絵部分の拡大正面図 本発明の実施の形態3における装飾外装板の拡大断面図 本発明の実施の形態4における装飾外装板の拡大断面図 本発明の実施の形態5における装飾外装板の拡大断面図 本発明の実施の形態6における装飾外装板の拡大断面図
第1の発明は、外観を構成する家電機器本体の外装基材に複数の塗膜層を形成し、前記塗膜層のうち最外層の塗膜層を含漆塗膜層とするとともに、前記含漆塗膜層は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする塗料で形成したものである。
これにより、一般的な塗装やフィルム装着等では表現できない艶と深み感をもつ機器とすることができるとともに、当該機器を短時間に、かつ、低価格で提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、収納室と前記収納室を開閉する扉とを有し、前記扉を構成する装飾外装材の外装基材は側面部を屈曲形成して、正面部から側面部にわたって塗布境界線なく含漆塗膜層を形成したものである。
これにより、第1の発明のように一般的な塗装やフィルム装着等では表現できない艶と深み感のある機器とすることができるとともに、当該機器を短時間に、かつ、低価格で提供することができ、しかも扉の正面部と側面部との間で含漆塗料の液だれや液収縮溜り等が生じて見栄えが悪くなることもなく、良好な外観の機器を提供することができる。
第3の発明は、第2の発明において、外装基材の上下両端縁は装飾部材で覆った構成としたものであり、上下両端縁に漆塗料の液だれ等があってもこれが外部から見えることがなく、良好な外観を維持することができる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、外装部材に把手部を設け、当該把手部にも含漆塗膜層を施した構成としたものであり、漆が持つ抗菌性により把手部を衛生的に保持することができる。
第5発明は、第1から第4のいずれかの発明において、外装基材は表面側のみ含漆塗膜層を施した構成としたものであり、塗装時に外装基材の裏面側を治具で保持して塗装を行うことができ、生産性が向上する。
第6発明は、第2から第5のいずれかの発明において、扉は機器本体に複数具備させるとともに、前記扉を構成する外装基材に形成した樹脂塗膜層あるいは含漆塗膜層によるグラデーションあるいは蒔絵等の模様は、各扉間で一つの連続した模様をなすように形成した構成としたものであり、機器全体の意匠性を大きく向上させることができる。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明において、複数の塗膜層の少なくともひとつは光加輝材を含む構成としたものであり、艶と深み感とともに鮮やかさも持たせることができ、機器の意匠性をさらに向上させることができる。
第8の発明は、外装基材に複数の塗膜層を形成し、前記塗膜層のうち最外層の塗膜層を含漆塗膜層とするとともに、前記含漆塗膜層は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする塗料で形成した装飾外装材である。
これにより、一般的な塗装やフィルム装着等では表現できない艶と深み感をもつ装飾外装材とすることができるとともに、当該装飾外装材を短時間に、かつ、低価格で提供する
ことができる。
第9の発明は、第8の発明において、複数の塗膜層は含漆塗膜層と樹脂塗膜層とで構成するとともに、前記含漆塗膜層と樹脂塗膜層のいずれかに光加輝材を添加した構成としてあり、外装基材が金属板であっても含漆塗膜層の強固な接着耐久性が確保できるとともに、より高い質感を持つ装飾外装材とすることができる。
第10の発明は、第9の発明において、含漆塗膜層と樹脂塗膜層とからなる複数の塗膜層のいずれかの層の間に蒔絵等の加飾層を形成した構成としてあり、多種多彩な模様を持つ質感の高い装飾外装材とすることができる。
第11の発明は、第9または第10の発明において、加飾層の表面に第2樹脂塗膜層を形成し、当該第2樹脂塗膜層の表面に含漆塗膜層を形成した構成としてあり、多種多彩な模様の図柄を精度よく形成できるとともに、含漆塗膜層の接着耐久性の信頼性もより高いものとすることができる。
第12の発明は、第10または第11の発明において、加飾層は複数層としてあり、これによって図柄に遠近感を持たせることができてさらに質感の高い装飾外装材とすることができる。
第13の発明は、第11または第12の発明において、第2樹脂塗膜層の表面にさらに加飾層を追加形成し、前記加飾層と第2樹脂塗膜層の表面に第3樹脂塗膜層を形成するとともに、当該第3樹脂塗膜層の表面に含漆塗膜層を形成した構成としてあり、図柄の遠近感をさらに高めると同時に含漆塗膜層の接着耐久性もさらに高いものとすることができる。
第14の発明は、第9から第13のいずれかの発明において、含漆塗膜層直下の樹脂塗膜層は含漆塗膜層の屈折率よりも低い屈折率とした構成としてあり、含漆塗膜層と樹脂塗膜層との屈折率の違いにより深み感が増し、さらに質感の高い装飾外装材とすることができる。
第15の発明は、第8から第14のいずれかの発明において、含漆塗膜層はその膜厚を一様でなく異ならせて形成してあり、含漆塗膜層の膜厚に応じて光の透過率が異なることから、外部から見たときに色彩に濃淡がついて見えるようになり、さらに質感の高い装飾外装材とすることができる。
第16の発明は、第8から第15のいずれかの発明において、外装基材は含漆塗膜層側の面に凹部を形成した構成としてあり、前記凹部の凹面による光の反射が含漆塗膜層の光屈折により見る角度によって異なるようになるので、前記凹部で形成した模様の見え方に変化をつけることができて、さらに質感の高い装飾外装材とすることができる。
第17の発明は、外装基材に紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料で形成した塗膜層を備えるとともに、前記外装基材と前記塗膜層との間に樹脂フィルム層を形成したものであり、樹脂フィルム層を間に挟むことで、含漆塗膜層と樹脂フィルム層との屈折率や透過率の違いにより深み感が増し、さらに質感の高い装飾外装材とすることができる。
第18の発明は、第17の発明において、前記樹脂フィルム層は外装基材にラミネート加工したフィルムで形成したものであり、樹脂フィルム層を備えた外装基材の成形性が向上し、コストの抑制や品質の向上を図ることができる。
第19の発明は、第17または第18の発明において、前記樹脂フィルム層と外装基材の間に着色や柄を施した印刷層を形成したものであり、装飾外装板全体でのデザイン性を向上させることができ、また容易に大きな面積に対する加飾ができるためコストの抑制ができ、さらに加飾等が施された印刷層への傷付きや汚れを防止行なうことができ、品質の向上を図ることができる。
第20の発明は、第8から第19のいずれかの発明において、最外層の塗膜層を含めた塗装工程完了後に、外郭を構成するためのトリミングや曲げ加工等の成形を行なうものであり、加工前の平板状態での梱包を行ない、一度に多くの量の配送が可能となるため、外装基材一枚あたりのコスト抑制を行なうことができ、また扱い易さが向上することによる品質向上を行なうことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では機器として冷蔵庫を例にして説明するが、これに限られるものではないし、装飾外装材の構成もこの実施の形態のような板材のみに限定されるものでもない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における家電機器としての冷蔵庫を示す外観斜視図、図2は同実施の形態1における冷蔵庫の扉の一つを示す断面図、図3は図2に示す実施の形態1における冷蔵庫の扉の概略正面図、図4は図2に示す実施の形態1における冷蔵庫の扉に用いた装飾外装板の斜視図、図5は図2に示す実施の形態1における冷蔵庫の扉に用いた装飾外装板の拡大断面図である。
図1において、この冷蔵庫は冷蔵庫本体1に冷蔵室、冷凍室、パーシャル室、野菜室等と称される貯蔵室を有し、その前面にそれぞれ開閉自在な扉2,3,4,5,6が設けてある。そして上記扉2〜6のうち、冷蔵室を開閉する扉2は観音開き式扉となっていて、その他の扉3〜6は引き出し式の扉となっている。
上記各扉2〜6はいずれも略同様の構成からなる断熱扉となっていて、その一例を図2〜図4を用いて説明する。
図2〜図4は扉2〜6、例えば引き出し式の扉5の断面を示し、この扉5は、装飾外装材となる扉表面を構成する装飾外装板7と扉内面を構成する合成樹脂製の内面板8、およびこれら両者間の上下に設けた合成樹脂製の装飾カバー9,10と、前記装飾外装板7、内面板8、装飾カバー9,10の間に充填したウレタン等の発泡断熱材11とで構成してある。なお、装飾カバー9,10のうち、上側に位置する装飾カバー9には発泡断熱材11側に窪む把手部12が形成してある。
上記扉表面を構成する装飾外装板7は図4に示すように正面部7aの両側に側面部7bを折り曲げて一体形成してあり、その表面に漆塗装が施してある。
一般に漆塗装は、その表面に特有の艶や深みがあり、年月を経るに従ってますますその深みが加わるという特徴があるが、高湿度雰囲気下で長時間乾燥させる必要があり、しかも、湿度と温度の管理に細心の注意を必要とし、生産性が悪いという課題を有している。これは漆中に含まれる酵素(ラッカーゼ)によるウルシオールの脱水素反応及び空気中の酸素による自動酸化によるためで、反応が遅いために塗装工程は多大な手間と時間がかかる作業となっている。
そこでこの発明においては、このような低い作業性を改善した含漆塗料、例えば、特許第2821110号公報や特許第3833202号公報に開示されているアクリル酸エス
テル骨核を有するモノマーまたはオリゴマーを含む光重合型漆塗料や漆印刷インキあるいは、特開平8−41166号公報に開示されているカシューオイルのエポキシ誘導体より化学反応によりアクリル酸エステル誘導体に変換し、このモノマーからなる光重合型の含漆塗料、さらには特許第4868390号公報に開示されているカチオン重合性化合物、光重合開始剤、及び漆及びカシューオイルからなる群から選択された自動酸化塗膜成分を含有する光硬化性含漆塗料を用いている。
図5は漆液を50%以上含んだ上記紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料を用いて構成した前記装飾外装板7の拡大断面図である。
図5において、15は装飾外装板7の外装基材で、合成樹脂板、ステンレスやアルミ等の金属製板、例えばこの実施の形態ではステンレス鋼板で構成してある。この外装基材15の表面は研磨や光沢保有材の追加工、または化学処理等によって光加輝処理が施してある。16は前記外装基材15の光加輝処理面上に形成した樹脂塗膜層で、無色透明もしくは着色したウレタン系樹脂塗料で形成してあり、この実施の形態ではベースとなる色で薄く着色してある。17は蒔絵等の加飾層で、金粉、色粉、螺鈿、箔等で形成してある。18は前記加飾層17およびベース着色層となる樹脂塗膜層16の上に形成した第2樹脂塗膜層で、無色透明のウレタン系樹脂塗料で形成してある。19は前記第2樹脂塗膜層18の上に形成した含漆塗膜層で、漆液を50%以上含んだ紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料で形成してある。
以上のような構成の装飾外装板7は、まず外装基材15の表面を研磨や光沢保有材の追加工または化学処理等によって光加輝処理を施し、その表面にベース着色層となる樹脂塗膜層16を塗布または印刷し、乾燥硬化させる。次に前記樹脂塗膜層16の適所に金粉、色粉、螺鈿、箔等をまいて蒔絵と称される加飾層17を形成する。この状態で前記加飾層17および樹脂塗膜層16の上に中塗りとなる第2樹脂塗膜層18を形成する。その後、前記第2樹脂塗膜層18の表面に前記した紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料を塗装もしくは印刷し、この状態で紫外線を照射して乾燥硬化させ、完成する。
なお、上記装飾外装板7への樹脂塗膜層及び含漆塗膜層19の形成は、扉として完成させる前の部品の段階でおこなっても、あるいはウレタンを発泡させて扉として完成させたのちに行ってもよいものであり、適宜選択すればよい。
このようにして形成した上記装飾外装板7は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料を用いて含漆塗膜層19を形成しているから、紫外線を照射することによって数十秒程度で乾燥硬化させることができ、従来型の漆塗料を用いた場合に比べ格段にその生産性が向上し、量産が可能となる。しかも上記含漆塗膜層19は数十秒程度で乾燥硬化させることができるから、漆塗料を数回重ね塗りして深み感を上げることができるとともに、数回重ね塗りしてもその生産性は従来型の漆塗料を用いた場合に比べ優れたものとすることができる。
また、上記含漆塗膜層19は樹脂塗膜層16を介して形成してあるから外装基材15が金属板であっても強固に接着保持されるようになり、十分な耐久性が確保できる。
特にこの実施の形態では樹脂塗膜層16および第2樹脂塗膜層18はともに接着力の強いウレタン樹脂で構成してあるから、より十分な接着耐久性を確保することができる。
また、上記ベース着色層となる樹脂塗膜層16と第2樹脂塗膜層18は、それぞれの樹脂材料や樹脂配合比を異ならせる、すなわちベース着色層となる樹脂塗膜層16は外装基材15の材料に対して接着力の大きい樹脂材料や樹脂配合比に、第2樹脂塗膜層18は紫
外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料と接着性がよくベース着色層となる樹脂塗膜層16とも接着性の良い樹脂材料や樹脂配合比のものにすることができ、このようにすることによって、どのような材質の外装基材15に対しても接着耐久性の高い装飾外装板7とすることができる。
また、前記ベース着色層となる樹脂塗膜層16は加飾層17を接着保持し第2樹脂塗膜層18を施工するときに加飾層17を構成する金粉や色粉が位置ずれするのを防止し蒔絵の図柄を精度の高いものとする一方、前記第2樹脂塗膜層18は加飾層17を覆っているので含漆塗膜層19との接着面を加飾層17と樹脂塗膜層16との2種類の異なる材料ではなく第2樹脂塗膜層18のみの単独材料、本実施の形態ではウレタン系樹脂塗料層のみの同質材料とすることにもなり、異種材料上に漆塗料を塗装等して形成する含漆塗膜層に比べその接着耐久性の信頼性をより高いものとすることができる。
さらに、外装基材15の表面に樹脂塗膜層16を形成しているので、これを本実施の形態のようにベース着色層とすることによって多種多様な色彩を持つ装飾外装板とすることができ、しかも例えば図6(a)(b)(c)に示すように各扉単体もしくは扉全体で色の濃淡Xをつけたり、色の変化をつけたりするグラデーションを施したり、同図(c)のYに示すように各扉間で一体的な模様(加飾層)をつけたりすることができる。
また、色の濃淡は前記ベース着色層となる樹脂塗膜層16の着色を一定濃度としておいて紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料を部分的に何層も塗り重ねるなどして含漆塗膜層19の膜厚を変えることによりつけることもできる。この場合は、含漆塗膜層19の膜厚に応じて光の透過率が異なることから、外部から見たときに濃淡がついて見えるようになる。さらに上記濃淡等のグラデーションはベース着色層となる樹脂塗膜層16の表面に着色粉を塗布して当該塗布量を変えることによっても形成することができ、この場合は濃淡に加え模様を形成することもでき、必要に応じて適宜選択すればよい。
さらに、前記外装基材15の表面には光加輝処理を施してあるから、ベース着色層となる樹脂塗膜層16を第2樹脂塗膜層18と同様無色透明もしくは淡い色とすることによって、表面から見たときの含漆塗膜層19の見栄えを鮮やかなものとすることができ、さらに質感の高いものとすることができる。
上記光加輝処理は本実施の形態では外装基材15の表面を研磨や光沢保有材の追加工または化学処理等することによって形成しているが、これに限られるものではなく、最外層となる含漆塗膜層19の下層側のいずれかの樹脂塗膜層に形成すればよく、例えば本実施の形態の場合ではベース着色層となる樹脂塗膜層16もしくは第2樹脂塗膜層18に金属粉等からなる光加輝材を添加して形成してもよいものである。
一方、上記のようにして形成された装飾外装板7は含漆塗膜層19を形成する際、当該含漆塗膜層19が数十秒程度で硬化するとはいうもののその上下端縁部では液だれのような状態を呈することがある。
したがってこのままの状態で冷蔵庫の扉として使用すると見苦しいものが生じる懸念があるが、本実施の形態では上記装飾外装板7の上下端縁部は装飾カバー9,10を装着して覆っているから、液だれ等があってもこれが外部から見えることがなく、良好な外観を維持することができる。
しかも、上記装飾カバー9,10のうち、上部の装飾カバー9には把手部12を設けるとともに含漆塗膜層19が形成してあり、これにより、漆が持つ抗菌性により把手部12を衛生的に保持することができる、という利点も得られる。
また、上記扉の表面を構成することになる装飾外装板7はその両端部を屈曲して正面部7aと側面部7bを一体形成し、当該正面部7aと側面部7bにわたって塗布境界線なく樹脂塗膜層と含漆塗膜層を施した構成としてあるから、正面部7aと側面部7bとの間で漆塗料の液だれや液収縮溜り等が生じて見栄えが悪くなるようなこともなく、良好な外観を維持することができる。
さらに、前記装飾外装板7の外装基材15は表面側のみ含漆塗膜層19を施す構成としてあるから、塗装時に外装基材15の裏面側を治具で保持して塗装を行うことができ、生産性が向上する。
また、前記装飾外装板7は、最外層の含漆塗膜層19を含めた塗装工程完了後に、外郭を構成するためのトリミングや曲げ加工等の成形を行なった構成としてあり、加工前の平板状態での梱包を行ない、一度に多くの量の配送が可能となるため、装飾外装板7の一枚あたりのコスト抑制を行なうことができ、また扱い易さが向上することによる品質向上を行なうことができる。
(実施の形態2)
図7(a)(b)は実施の形態2における装飾外装板の拡大断面図、拡大正面図である。なお、同図において前記実施の形態1と同じ部分には同一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみ説明する。また効果も実施の形態1と同じものは説明を省略し、異なる効果のみ説明する。
この実施の形態2の装飾外装板7は、ベース着色層となる樹脂塗膜層16の表面に形成した加飾層17を複数層としたものである。すなわち、加飾層17は例えば17−1,17−2,17−3の3層で構成してあり、これらは金粉、色粉、螺鈿、箔等を用いて形成してある。さらにこの実施の形態では含漆塗膜層19の表面にも第2加飾層20が形成してある。
これによって、この装飾外装板7では、加飾層17、例えば蒔絵が17−1,17−2,17−3と重なっているため図柄に遠近感を出すことができる。加えて、含漆塗膜層19の表面にも第2加飾層20が形成してあるから、この17−1,17−2,17−3の加飾層と第2加飾層20との間でも遠近感を表現することができる。したがって、装飾外装板7の質感をより高いものとすることができる。
(実施の形態3)
図8は実施の形態3における装飾外装板の断面図である。なお、同図においても前記実施の形態1と同じ部分には同一番号を付記して説明を資料略し、異なる部分のみ説明する。また効果も実施の形態1と同じものは説明を省略し、異なる効果のみ説明する。
この実施の形態3の装飾外装板7は、第2樹脂塗膜層18の更に表面側に第3加飾層21を形成し、その上から樹脂塗膜層16、第2樹脂塗膜層18と同様のウレタン系樹脂塗料からなる中塗りとしての第3樹脂塗膜層22を形成し、その表面に含漆塗膜層19が形成してある。また、上記第3樹脂塗膜層22はウレタン樹脂粒子の調整等によって光の屈折率が含漆塗膜層19の屈折率よりも低くなるように設定してある。
これによって、この装飾外装板7では、含漆塗膜層19と第3樹脂塗膜層22との屈折率の違いにより深み感が増し、さらに質感の高いものとなる。しかも、含漆塗膜層19の下層に屈折率の低い第3樹脂塗膜層22が存在することによって、第2樹脂塗膜層18あるいは、ベース着色層となる樹脂塗膜層16、あるいは外装基材15に形成した光加輝の
層の反射を抑えて酷のある深み感を出すことができ、さらに質感を上げることができる。
(実施の形態4)
図9は実施の形態4における装飾外装板の断面図である。なお、同図においても前記実施の形態1と同じ部分には同一番号を付記して説明を資料略し、異なる部分のみ説明する。また効果も実施の形態1と同じものは説明を省略し、異なる効果のみ説明する。
この実施の形態4の装飾外装板7は、外装基材15の表面にレーダー加工等によって凹部23を形成し、その上にベース着色層となる樹脂塗膜層16、加飾層17、第2樹脂塗膜層18、含漆塗膜層19を形成したものである。
これによって、この装飾外装板7では、前記凹部23の凹面による光の反射が含漆塗膜層19の光屈折の仕方が見る角度によって異なるので、前記凹部23で形成した模様の見え方に変化をつけることができて、さらに質感を向上させることができる。特に上記凹部23に着色加工しておけば見え方の変化を鮮明なものとすることができ、効果的である。
(実施の形態5)
図10は実施の形態5における装飾外装板の断面図である。なお、同図においても前記実施の形態1と同じ部分には同一番号を付記して説明を資料略し、異なる部分のみ説明する。また効果も実施の形態1と同じものは説明を省略し、異なる効果のみ説明する。
この実施の形態5の装飾外装板7は、外装基材15の表面にラミネート加工したフィルムで樹脂フィルム層24を形成し、前記樹脂フィルム層24に着色や柄の転写25を施したものである。
これによって、この装飾外装板7では、樹脂フィルム層24を間に挟むことで、含漆塗膜層と樹脂フィルム層との屈折率や透過率の違いにより変化がおこることで深み感が増し、さらに質感の高い装飾外装材とすることができる。
また、樹脂フィルム層24を備えた外装基材とすることによって、外装基材15に樹脂塗装による膜層形成する場合よりも成形性が向上し、コストの抑制や品質の向上を図ることができる。
(実施の形態6)
図11は実施の形態6における装飾外装板の断面図である。なお、同図においても前記実施の形態1と同じ部分には同一番号を付記して説明を資料略し、異なる部分のみ説明する。また効果も実施の形態1と同じものは説明を省略し、異なる効果のみ説明する。
この実施の形態6の装飾外装板7は、樹脂フィルム層24と外装基材15の間に着色や柄を施した印刷層26を形成したものである。
これによって、この装飾外装板7では、装飾外装板7全体でのデザイン性を向上させることができ、また印刷によって容易に大きな面積に対する加飾加工ができるためコストの抑制ができ、さらに加飾等が施された印刷層26への傷付きや汚れを防止行なうことができ品質向上を行なうこともできる。
以上各実施の形態を持って本発明の機器とこれに用いる装飾外装板の一例を示したが、本発明は上記各実施の形態で例示した構成に限られるものではなく、前記各実施の形態の部分を組み合わせて形成したり、含漆塗膜層も複数層として形成してもよく、本発明の目的の範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した装飾外装板7を用いた機器として冷蔵庫を例示したが、これはエアコン、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機、空気清浄機、電動ハブラシ、システムキッチン等の家庭電化機器、パソコン等の情報通信機器、家庭あるいは自動車用のステレオやテレビ等のオーディオ・ビジュアル機器等、各種機器に適用することができ、その適用の仕方も板材としてではなく例えば炊飯器のように合成樹脂製の筐体自体であってもよいものである。
本発明は高い質感を持つ家電機器およびこれに用いる装飾外装材を安価に量産することができ、冷蔵庫をはじめとする家庭電化機器はもちろん、パソコン等の情報通信機器、ステレオやテレビ等のオーディオ・ビジュアル機器等、各種機器に幅広く適用することができる。
1 冷蔵庫本体(家電機器本体)
2,3,4,5,6 扉
7 装飾外装板
8 内面板
9,10 装飾カバー
11 発泡断熱材
12 把手部
15 外装基材
16 樹脂塗膜層
17 加飾層
18 第2樹脂塗膜層
19 含漆塗膜層
20 第2加飾層
21 第3加飾層
22 第3樹脂塗膜層
23 凹部
24 樹脂フィルム層
25 着色や柄の転写
26 印刷層

Claims (20)

  1. 外観を構成する家電機器本体の外装基材に複数の塗膜層を形成し、前記塗膜層のうち最外層の塗膜層を含漆塗膜層とするとともに、前記含漆塗膜層は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料で形成した家電機器。
  2. 収納室と前記収納室を開閉する扉とを有し、前記扉を構成する装飾外装材の外装基材は側面部を屈曲形成して、正面部から側面部にわたって塗布境界線なく含漆塗膜層を形成した請求項1記載の家電機器。
  3. 外装基材の上下両端縁は装飾部材で覆った請求項2記載の家電機器。
  4. 外装部材に把手部を設け、当該把手部にも含漆塗膜層を施した請求項2または3記載の家電機器。
  5. 外装基材は表面側のみ含漆塗膜層を施した構成とした請求項1から4のいずれか1項記載の家電機器。
  6. 扉は機器本体に複数具備させるとともに、前記扉を構成する外装基材に形成した樹脂塗膜層あるいは含漆塗膜層によるグラデーションあるいは蒔絵等の模様は、各扉間で一つの連続した模様をなすように形成した請求項2から5のいずれか1項記載の家電機器。
  7. 複数の塗膜層の少なくともひとつは光加輝材を含む請求項1から6のいずれか1項記載の家電機器。
  8. 外装基材に複数の塗膜層を形成し、前記塗膜層のうち最外層の塗膜層を含漆塗膜層とするとともに、前記含漆塗膜層は紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料で形成したことを特徴とする装飾外装材。
  9. 複数の塗膜層は含漆塗膜層と樹脂塗膜層とで構成するとともに、前記含漆塗膜層と樹脂塗膜層のいずれかに光加輝材を添加した請求項8記載の装飾外装材。
  10. 含漆塗膜層と樹脂塗膜層とからなる複数の塗膜層のいずれかの層の間に蒔絵等の加飾層を形成した請求項9記載の装飾外装材。
  11. 加飾層の表面に第2樹脂塗膜層を形成し、当該第2樹脂塗膜層の表面に含漆塗膜層を形成した請求項9または10記載の装飾外装材。
  12. 加飾層は複数層としたことを特徴とする請求項10または11記載の装飾外装材。
  13. 第2樹脂塗膜層の表面にさらに加飾層を追加形成し、前記加飾層と第2樹脂塗膜層の表面に第3樹脂塗膜層を形成するとともに、当該第3樹脂塗膜層の表面に含漆塗膜層を形成した請求項11または12記載の装飾外装材。
  14. 含漆塗膜層直下の樹脂塗膜層は含漆塗膜層の屈折率よりも低い屈折率としたことを特徴とする請求項9から13のいずれか1項記載の装飾外装材。
  15. 含漆塗膜層はその膜厚を一様でなく異ならせて形成してあることを特徴とする請求項8から14のいずれか1項記載の装飾外装材。
  16. 外装基材は含漆塗膜層側面に凹部を形成した請求項8から15のいずれか1項記載の装飾外装材。
  17. 外装基材に紫外線硬化型含漆塗料を主成分とする漆塗料で形成した塗膜層を備えるとともに、前記外装基材と前記塗膜層との間に樹脂フィルム層を形成したことを特徴とする装飾外装材。
  18. 前記樹脂フィルム層は外装基材にラミネート加工したフィルムで形成したことを特徴とする請求項17に記載の装飾外装材
  19. 前記樹脂フィルム層と外装基材の間に着色や柄を施した印刷層を形成したことを特徴とする請求項17または18に記載の装飾外装材
  20. 最外層の塗膜層を含めた塗装工程完了後に、外郭を構成するためのトリミングや曲げ加工等の成形を行なうことを特徴とする請求項8から19のいずれか1項記載の装飾外装材。
JP2014228086A 2013-11-11 2014-11-10 家電機器およびこれに用いる装飾外装材 Pending JP2015111034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014228086A JP2015111034A (ja) 2013-11-11 2014-11-10 家電機器およびこれに用いる装飾外装材

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232686 2013-11-11
JP2013232686 2013-11-11
JP2014228086A JP2015111034A (ja) 2013-11-11 2014-11-10 家電機器およびこれに用いる装飾外装材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015111034A true JP2015111034A (ja) 2015-06-18

Family

ID=53525970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014228086A Pending JP2015111034A (ja) 2013-11-11 2014-11-10 家電機器およびこれに用いる装飾外装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015111034A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211786A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる内装材
JP2016211787A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる装飾外装材
WO2018133245A1 (zh) * 2017-01-18 2018-07-26 合肥华凌股份有限公司 冰箱门及其制备方法、冰箱
JP2019002584A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫、パネル部材

Citations (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122474A (ja) * 1984-11-19 1986-06-10 株式会社日立製作所 金属塗装板
JPS62134256A (ja) * 1985-12-06 1987-06-17 鹿野漆器株式会社 本漆を施した合成樹脂製製品
JPS62153180A (ja) * 1985-12-26 1987-07-08 菱佳陶器株式会社 漆塗り陶器及びその製造方法
JPH01136886U (ja) * 1988-03-11 1989-09-19
JPH02277627A (ja) * 1989-04-19 1990-11-14 Daiwa Kogyo Kk 箔模様パネルと、その製造方法
JPH02139727U (ja) * 1989-04-26 1990-11-21
JPH02306188A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Kawaguchiko Seimitsu Kk 時計用文字板
JPH04325230A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Kawasaki Steel Corp 漆被覆鋼板およびその製造方法
JPH1047841A (ja) * 1996-07-30 1998-02-20 Showa Alum Corp 冷蔵庫扉の把手
JPH10140011A (ja) * 1996-11-15 1998-05-26 Fukushima Pref Gov 紫外線硬化型含漆合成樹脂塗料及び秒速乾燥法
JPH11237172A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫の扉
JPH11240297A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Sadahisa Kumano 漆塗り製品に於ける模様付け方法及び漆塗り製品
JP3063756U (ja) * 1999-05-11 1999-11-26 有限会社 岡田や漆器 コンピュ―タ用のマウスパッド
JP2000229372A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Mitsubishi Electric Corp 被覆板材、冷蔵庫、断熱体製造方法。
JP2002059497A (ja) * 2000-08-16 2002-02-26 Daiwa Seiko Inc 管状体およびその製造方法
JP2003042648A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫の扉体装置、透明着色塗装ステンレス鋼板及び抗菌塗装ステンレス鋼板
JP2004232887A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP3112373U (ja) * 2005-05-09 2005-08-11 有限会社橋本漆芸 蒔絵シート
JP2005296785A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sk Kaken Co Ltd 装飾塗膜積層体
US20060141197A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Personal & Original, S.L. Protective-decorative panel for household appliances applicable to diverse surfaces
WO2007004764A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-11 Han-Kook National Corp. Coating method of synthetic resin using urushi lacquer mixture
WO2007049439A1 (ja) * 2005-10-25 2007-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba 冷蔵庫
JP2007204709A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法
JP2007289906A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 樹脂成形品、およびその表面処理方法
JP2008001785A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Meiji Univ 漆系塗料、その製造方法及び漆塗装材
JP2010088994A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Marutaka Concrete Kogyo Kk 成形コンクリートの塗装方法と加飾コンクリート成形品
JP2010275679A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Bong Joo Jo 漆塗りと天然染料を用いた染色方法及びその製品
JP2010274644A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Duco Co Ltd 漆模様製造方法及びそれを使用して形成された漆模様、並びに漆模様の展示方法
JP2012048843A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Koito Mfg Co Ltd 照明器具用カバーおよび照明器具
JP2012184917A (ja) * 2012-05-07 2012-09-27 Toshiba Corp 冷蔵庫扉

Patent Citations (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61122474A (ja) * 1984-11-19 1986-06-10 株式会社日立製作所 金属塗装板
JPS62134256A (ja) * 1985-12-06 1987-06-17 鹿野漆器株式会社 本漆を施した合成樹脂製製品
JPS62153180A (ja) * 1985-12-26 1987-07-08 菱佳陶器株式会社 漆塗り陶器及びその製造方法
JPH01136886U (ja) * 1988-03-11 1989-09-19
JPH02277627A (ja) * 1989-04-19 1990-11-14 Daiwa Kogyo Kk 箔模様パネルと、その製造方法
JPH02139727U (ja) * 1989-04-26 1990-11-21
JPH02306188A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Kawaguchiko Seimitsu Kk 時計用文字板
JPH04325230A (ja) * 1991-04-25 1992-11-13 Kawasaki Steel Corp 漆被覆鋼板およびその製造方法
JPH1047841A (ja) * 1996-07-30 1998-02-20 Showa Alum Corp 冷蔵庫扉の把手
JPH10140011A (ja) * 1996-11-15 1998-05-26 Fukushima Pref Gov 紫外線硬化型含漆合成樹脂塗料及び秒速乾燥法
JPH11237172A (ja) * 1998-02-20 1999-08-31 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫の扉
JPH11240297A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Sadahisa Kumano 漆塗り製品に於ける模様付け方法及び漆塗り製品
JP2000229372A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Mitsubishi Electric Corp 被覆板材、冷蔵庫、断熱体製造方法。
JP3063756U (ja) * 1999-05-11 1999-11-26 有限会社 岡田や漆器 コンピュ―タ用のマウスパッド
JP2002059497A (ja) * 2000-08-16 2002-02-26 Daiwa Seiko Inc 管状体およびその製造方法
JP2003042648A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫の扉体装置、透明着色塗装ステンレス鋼板及び抗菌塗装ステンレス鋼板
JP2004232887A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2005296785A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sk Kaken Co Ltd 装飾塗膜積層体
US20060141197A1 (en) * 2004-12-27 2006-06-29 Personal & Original, S.L. Protective-decorative panel for household appliances applicable to diverse surfaces
JP3112373U (ja) * 2005-05-09 2005-08-11 有限会社橋本漆芸 蒔絵シート
WO2007004764A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-11 Han-Kook National Corp. Coating method of synthetic resin using urushi lacquer mixture
WO2007049439A1 (ja) * 2005-10-25 2007-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba 冷蔵庫
JP2007120795A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2007204709A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 光硬化性塗料及び該塗料を用いた装飾性塗膜の形成方法
JP2007289906A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Yoshino Kogyosho Co Ltd 樹脂成形品、およびその表面処理方法
JP2008001785A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Meiji Univ 漆系塗料、その製造方法及び漆塗装材
JP2010088994A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Marutaka Concrete Kogyo Kk 成形コンクリートの塗装方法と加飾コンクリート成形品
JP2010274644A (ja) * 2009-04-30 2010-12-09 Duco Co Ltd 漆模様製造方法及びそれを使用して形成された漆模様、並びに漆模様の展示方法
JP2010275679A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Bong Joo Jo 漆塗りと天然染料を用いた染色方法及びその製品
JP2012048843A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Koito Mfg Co Ltd 照明器具用カバーおよび照明器具
JP2012184917A (ja) * 2012-05-07 2012-09-27 Toshiba Corp 冷蔵庫扉

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211786A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる内装材
JP2016211787A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる装飾外装材
WO2018133245A1 (zh) * 2017-01-18 2018-07-26 合肥华凌股份有限公司 冰箱门及其制备方法、冰箱
JP2019002584A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫、パネル部材
JP7137296B2 (ja) 2017-06-12 2022-09-14 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫、パネル部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016090193A (ja) 家電機器およびこれに用いる装飾外装板
JP2015111034A (ja) 家電機器およびこれに用いる装飾外装材
CN102179962B (zh) 具有立体效果的装饰材料
KR101437784B1 (ko) 종방향 헤어라인이 구현된 인테리어 필름 및 이의 제조방법
JP7319079B2 (ja) 電磁波透過性金属光沢物品、及び、加飾部材
KR20130031689A (ko) 적층체
KR20140000358A (ko) 미러 효과를 갖는 외장 필름
KR20090019317A (ko) 가전기기용 외장필름 및 이를 이용한 가전기기
CN102173135A (zh) 一种真金属拉丝复合板材
US20100108343A1 (en) Housing and manufacturing method thereof
KR20130111704A (ko) 가전제품 외장재
KR100845639B1 (ko) 입체적인 이미지가 투과되는 장식소재의 제조방법 및 그방법에 의해 제조되는 장식소재
KR20140000747A (ko) 미러 효과를 갖는 외장 필름
CN203282781U (zh) 3d立体效果表面装饰膜及覆膜基板
WO2016181647A1 (ja) 家電機器
KR20100120434A (ko) 다중 금속 증착을 이용한 장식재 및 그 제조 방법
CN102501465A (zh) 仿铜复合膜
JP2016211787A (ja) 家電機器およびこれに用いる装飾外装材
JP2016211786A (ja) 家電機器およびこれに用いる内装材
KR200394082Y1 (ko) 스테인레스 대체 강판
KR20100120433A (ko) 발광 장식재 및 그 제조 방법
TW202120323A (zh) 積層體
CN104999734A (zh) 金属覆膜装饰板及冰箱
CN104325742A (zh) 仿金属拉丝装饰膜
KR101459785B1 (ko) 장식재 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160520

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181001

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190730