JP2000229372A - 被覆板材、冷蔵庫、断熱体製造方法。 - Google Patents

被覆板材、冷蔵庫、断熱体製造方法。

Info

Publication number
JP2000229372A
JP2000229372A JP11032464A JP3246499A JP2000229372A JP 2000229372 A JP2000229372 A JP 2000229372A JP 11032464 A JP11032464 A JP 11032464A JP 3246499 A JP3246499 A JP 3246499A JP 2000229372 A JP2000229372 A JP 2000229372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
film
steel sheet
coated
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11032464A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4085502B2 (ja
Inventor
Yoshio Nishimoto
芳夫 西本
Takayuki Hanaki
隆行 花木
Hideki Mori
秀樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP03246499A priority Critical patent/JP4085502B2/ja
Publication of JP2000229372A publication Critical patent/JP2000229372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4085502B2 publication Critical patent/JP4085502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫などの意匠面に用いる樹脂被覆鋼板に
おいて、鋼板に紋様の凹凸を形成せずに立体像を付与し
て、従来の加工性を保持しながら美麗な面を確保する。 【解決手段】 スパングル構造を表面に備える合金メッ
キ鋼板に任意な紋様を備えた樹脂フィルムを載置するこ
とによって得た樹脂被覆鋼板であって、紋様の多重映像
を視覚表現され、これが三次元的紋様として認識される
ものある。これを冷蔵庫の扉などに適用れば、部品曲げ
加工や嵌合に供する部材挿入が容易になるうえ、断熱材
の発泡ウレタンの充填時にかかる熱と圧力によって紋様
が損傷し難い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は意匠面に用いる被覆
鋼板のような意匠性被覆板材に関するものであり、例え
ば、任意に描かれた紋様を、反射光が不均一である鋼板
面に投影された画像によって立体的な視覚表現が付与さ
れた意匠面を形成するような樹脂被覆板材を用いた冷蔵
庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄板鋼板表面に任意の色を塗装し
て得たカラー鋼板や、種々な紋様を転写して得た樹脂フ
ィルムを載置、被覆処理を施したラミネート鋼板を用い
ることにより、均一な着色のみならず、任意にデザイン
されて意匠性を備える樹脂被覆鋼板(以下、意匠性鋼板
と称す)が冷蔵庫などの意匠面に用いられている。
【0003】しかし、意匠性鋼板は、薄板鋼板に塗料な
どの任意に着色された樹脂層で被覆処理を施すことによ
って得たものであるから、前記積層フィルムが各種環境
雰囲気下のうち、特に高湿度雰囲気下に放置されたとき
に透過する水分によって腐食を来さないように、合金メ
ッキを施した鋼板が用いられる。
【0004】例えば、特開平7−180017号公報に
おいて、3.5〜10.0重量%のアルミニュームを含有
した溶融亜鉛−アルミ合金メッキ浴に冷延鋼板を浸漬し
た後、還元性ガスで還元処理を施し、さらにメッキ浴と
冷延鋼板を特定温度条件とした溶融亜鉛−アルミ合金メ
ッキ浴中に再浸漬の後、大気中で放冷することによって
得た塗装用溶融亜鉛−アルミ合金メッキ鋼板の製造方法
が記載されている。この公報によれば、合金中の亜鉛や
アルミニュームなどが結晶状に固化して形成するスパン
グル模様を形成すること無しに、平滑で薄目付のものが
得られるという特徴によって、塗装用に適しているとし
ている。
【0005】また、特開平10−37404号公報で
は、スパングル模様を備えた溶融亜鉛−アルミ合金メッ
キ鋼板に下地層を塗布した上にグレーに発色する顔料を
混入して任意の着色を施した半透明の塗料で表面処理を
施した金属性屋根板が記載されており、落ちついた深み
のある色彩感覚を得た美観を確保するとともに、耐久性
の増大したことが報告されている。
【0006】また、亜鉛メッキ鋼板については、特開平
5−169587号公報にて、塗布によってクロメート
被膜を施して塗料の密着性と耐食性を向上させるととも
に、微粉末シリカと潤滑成分を配合した高分子ポリエス
テル系有機被膜を形成して、耐食性、耐候性、耐薬品性
などの耐久性および潤滑性を向上させる手段が記載され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の意匠性鋼板の紋
様は、板状平面が均一で同色の塗装や単調な紋様の繰り
返しであるから、意匠性の表現には色彩的感覚を中心と
した表現に留まっていた。これに対して、家庭用器具の
意匠性を備える要部には、指紋状の汚れや掻き傷、変形
などを隠したり保守が容易という理由から、凹凸状の変
化を付与した浮き彫り状などの立体的な紋様の適用が提
案されている。
【0008】通常のエンボス模様すなわち表面に浮き上
がる模様の形成は、樹脂シートまたはそれを貼り合わせ
たラミネート鋼板に、任意の紋様を備えた冷間ロールを
通過させることによって形成するが、この他、特開平1
0−37404号公報では、酸変性ポリオレフィン樹脂
を含む接着剤を介してエンボス模様を備えたポリオレフ
ィン樹脂による意匠性の高いエンボス模様の確保を、特
定の鋼板温度条件下のもとでラミネートする手段を得た
ポリオレフィン樹脂ラミネート鋼板の製造方法が紹介さ
れている。
【0009】しかし、以上のような凹凸を有する意匠性
鋼板は、意匠性発現のために樹脂シートを変形させるた
めの工程を必要とするなどの製造に係る工数が多くな
り、工程も煩雑になるという欠点がある。
【0010】しかも、これら浮き上がる紋様を配した意
匠性鋼板を応用した製品のうち、特に加熱や加圧が付与
される工程を備える部材としての適用は、前記紋様が押
し潰されるなどして破壊され、意匠性を損なう可能性が
高いので、凹部と凸部の構成する比率や形状などに制約
を受ける。例えば、冷蔵庫などの断熱壁を構成する外殻
に採用した場合には、外殻形成後に断熱材である発泡ウ
レタンを充填させる工程において、前記発泡ウレタンの
注入、発泡に係る発熱反応に基づく温度上昇が70〜1
00℃にも達し、同時に、発泡に伴う充填とその後の過
剰充填に伴う発泡圧力が0.1〜0.3kg/(cm*c
m)にも達する。従って、柔軟性に富むポリエステルや
エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱変形温度の低い
樹脂を用いた場合に、前記の如き加熱、加圧条件下で容
易に変形を来してエンボス模様などの浮き上がる紋様に
重大な変形を来すことになるので好適ではなく、また、
絞り加工などを行ううえでの金型内での円滑に滑らない
ことに起因して加工性が極端に低下するので適用が困難
であった。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、簡単な構造で立体像が得られる意匠性の
高い被覆板材を得ようというものである。また発泡ウレ
タンなどの発泡性の熱硬化性樹脂を充填する外殻を構成
する意匠性鋼板などのように加熱や加圧条件が付加され
たり、絞り加工において加圧下での表面滑りを必要とさ
れるを必要とする凹部を備える部品などへの適用が可能
な立体的紋様を表面に形成して成る意匠性の高い被覆板
材や断熱体製造方法を提供するものであり、更にそれを
外殻材として用いた冷蔵庫を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明に係
る被覆板材は、表面に光の反射角度を変化させる小さな
凹凸模様を有する金属の板材と、板材の表面に載置され
任意な紋様を有するとともに光を透過させる透過手段
と、を備え、紋様の反射像を得て三次元的な視覚表現を
付与したものである。
【0013】また、本発明の第2の発明に係る被覆板材
は、凹凸模様を有する板材がスパングル構造を備えた耐
腐食性合金メッキ鋼板である。
【0014】また、本発明の第3の発明に係る被覆板材
は、透過手段が任意な紋様を有するフィルムおよび/ま
たはこのフィルムと板材との間に中間フィルムを備えた
積層フィルムである。
【0015】また、本発明の第4の発明に係る被覆板材
は、透過手段が少なくとも金属微粒子および金属化合物
系顔料の何れかを含んで成る塗膜による任意な紋様を備
えて成る。
【0016】また、本発明の第5の発明に係る被覆板材
は、鋼板が表面に備える凹凸模様よりも大きい単調紋様
である。
【0017】本発明の第6の発明に係る冷蔵庫は、断熱
壁の外殻材として、合金メッキのスパングル構造を備え
る鋼板上に任意な紋様のフィルムを載置して成る樹脂被
覆鋼板を用いたものである。
【0018】また、本発明の第7の発明に係る断熱体製
造方法は、表面に結晶模様を備える鋼板上に任意な紋様
のフィルムを載置し樹脂被覆板を形成させるステップ
と、樹脂被覆板を少なくとも外殻の一部として箱体を形
成させるステップと、金型の中で箱体に断熱材を充填し
発泡させるステップと、を備えたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図示実施形
態に基づいて本発明を説明すると、図1は本発明の樹脂
被覆鋼板の縦断面構造を示した断面図である。また、図
2は本発明の構造がもたらす立体的紋様の発現する機構
を示した説明図である。また、図3は本発明の製造手段
の一例を示した工程図である。
【0020】まず、図1に示した断面図に基づいて意匠
性を備える樹脂被覆鋼板(以下、意匠性鋼板と称す)1
の縦断面構造を説明すると、意匠面を成す外殻構造体で
ある耐食性合金メッキ鋼板2は、薄板鋼板3を溶融亜鉛
−アルミ合金メッキ浴中に浸漬して耐食性を備えたメッ
キ層4を形成する。このとき、メッキ層4は大気中での
放冷によって合金成分が結晶状に成長しながら固化をし
て成るスパングル模様が形成されるので、鋼板の表面に
は、わずかではあるが傾斜角の異なる微少な結晶面を備
え、反射光が異方向に拡散する効果を生んでいる。
【0021】本発明に係る意匠性鋼板1は、スパングル
模様を備えた耐食性合金メッキ鋼板2の面上には中間フ
ィルム5が載置され、さらにその上面には任意な紋様1
0を印刷したフィルム6が載置されて成る。前記耐食性
合金メッキ鋼板2と印刷フィルム6との間隙に配設され
た中間フィルム5は、接着機能を備えた非晶性の熱可塑
性樹脂が各層が固着されて一体化して成っている。ここ
で用いる中間フィルム5は、ポリエチレンテレフタレー
トやポリエステルなどの透明なフィルム8に酢酸ビニル
−エチレン共重合体などを接着剤9として両表面に塗布
した透明で接着機能を備えるなど、その性状や材質に制
限を設けるものではないが、高加工性ポリエチレンテレ
フタレート樹脂のフィルムを被覆した金属鋼板の様なも
のにより容易に得ることができる。
【0022】また、印刷フィルム6には、ポリエステル
樹脂の如く印刷性が良好で透明な樹脂フィルム7に任意
の紋様10を印刷した面が内層側に成るように配設して
用い、前記中間フィルム5との当接面を接着によって固
着して成る。ここで印刷に供する紋様10として好まし
い態様は、鋼板のスパングル構造のよりもわずかに大き
い単調紋様の繰り返しを備えて成ることが好ましく、例
えば、岩目調、貝殻調などである。この紋様10の種類
と大きさによって、耐食性合金メッキ鋼板2の面上に備
えたスパングル模様の境界部分において前記紋様10の
曲折が生じるので、本発明による意匠性鋼板1に凹みや
歪みなどを生じて変形を備えたとしても、それを曲折し
た紋様10が隠蔽する効果を備え、意匠状の問題発生を
抑制する効果を生むことになる。
【0023】次に、図2に示す説明図を用いて、本発明
による意匠性鋼板1の断面構造が立体的紋様10の発現
する機構について説明する。まず、入射した自然光11
は、印刷フィルム6に形成された紋様10に反射して再
現した第1の映像12と、前記印刷フィルム6を透過し
て耐食性合金メッキ鋼板2の面での反射によって得られ
たわずかに歪みを備える第2の映像13によって、遠近
感を有して重複した映像を認識することができる。さら
に、第2の映像13を含む光が前記紋様10を形成する
印刷インク内にある光沢のある金属微粒子または金属系
顔料と耐食性合金メッキ鋼板2の面での反射を繰り返し
て第3の映像14と、さらに反射を繰り返して一層の複
合化された映像群15を形成するので、僅かな空間内で
の反射の回数の違いに基づく距離感に相違を来し、各々
の映像を複合した新規な映像15を形成するので、人間
の見た目では奥部(遠方)ほど暗い多重紋様10を形成
して、直感的には立体感を視覚として得ることになる。
中間フィルム5を設けることにより紋様10とメッキ層
4との間が広がり一層深みのある立体像が得られる。も
ちろん中間フィルム無しに印刷フィルムを複数枚積み重
ねた積層フィルムにして深みのある立体像を得てもよい
ことは当然である。
【0024】ここで、印刷に用いるインクに含む金属微
粒子はそれが光の反射を生むものであれば、特に種類を
問うことはないが、軽量で安価なアルミニュームやニッ
ケルなどで構成され、インク内での存在が確認できない
サブミクロン以下の微細粒子が好ましい。また、1〜5
0ミクロンの直径である鱗片状のチタン色材を、好まし
くはチタン系カップリング剤で表面処理したものが良
い。既に知られている表面処理方法を用いて安定して光
の干渉効果によって発色し得るものをインク内に高濃度
で分散させて数回に分割して塗布をすることによって鱗
片を層状で平行に配列させて用いると、装飾効果が著し
く向上する。例えば耐候性の良いポリエチレンテレフタ
レートや、鋼板への密着性の良いポリメチルメタクリレ
ート等の樹脂液中に分散させた状態で塗布する。金属鱗
片の表面処理は上記で述べたようにカップリング剤であ
る、シラン系、チタネート系、アルミニューム系の金属
錯体を用いるが、チタン色を発現するには錯体にチタン
を用いたフォスフェート化合物を用いる。これは樹脂液
添加の前に例えばパラフィン系、n−アルコール系でC
=4−5の溶剤、場合によっては加水分解用の水をごく
少量添加したものの中に漬けてまたは吹き付けて、更に
乾燥させることにより金属鱗片とカップリングさせた状
態を確保する。塗装に熱可塑性の樹脂を使うとき、例え
ば塩素系やメタクリレート系の有機溶剤、または当該樹
脂のモノマーを用いる。
【0025】次に、図3に示した工程図を用いて、本発
明に係る本発明の一例である意匠性鋼板の製造手段につ
いて説明すると、まず、薄板鋼板を溶融亜鉛−アルミ合
金メッキ浴中に浸漬して耐食性を備えるメッキ層を形成
した耐食性合金メッキ鋼板を作製する。(S−1)この
とき、大気中での放冷など、冷却速度を変えることによ
って合金成分が結晶状に成長しながら固化する速度を調
整すれば、任意の大きさにスパングル模様を形成するこ
とができる。合金成分が形成するスパングル模様の大き
さは、意匠性鋼板が備える紋様の大きさにほぼ等しい
か、僅かに小さいことが有効であるが、得ようとする意
匠性イメージとの関係から、特にこだわるものではな
い。
【0026】次に、前記工程で得られた耐食性合金メッ
キ鋼板のスパングル模様を形成した面上に接着剤を備え
た非晶性の熱可塑性樹脂の透明なフィルムであるポリエ
ステル樹脂から成る中間フィルムを載置し、さらにポリ
エチレンテレフタレート樹脂に任意の紋様を印刷した印
刷フィルムの印刷面を内層側に成るように配設して積層
する。(S−2)
【0027】積層された鋼板などは、160℃に加熱さ
れた平板間に、好ましくは弾力性のあるシリコンゴムな
どのシートを介して挟み込んで20分間の加熱、加圧状
態にて保持して一体化(S−3)させる。 その後、室
温近傍、少なくとも透明な接着剤層としてポリエステル
樹脂の熱変形温度および印刷を施したポリエチレンテレ
フタレート樹脂の結晶化温度である135℃以下にまで
急冷した(S−4)後、取り出す(S−5)。このと
き、冷却速度の遅い状態であれば、樹脂の結晶化によっ
て透明性が損なわれるので、20℃/min 以上であるこ
とが好ましい。
【0028】本発明の意匠性鋼板は、以上の態様を成し
て得られたものであるから、耐食性合金メッキ鋼板が本
来に備えるスパングル模様を活用して三次元的な紋様を
形成することが可能になったので、従来の二次元的な紋
様を配した意匠性鋼板と同等、またはそれよりも簡易に
製造することができた。
【0029】実施の形態2.上述した意匠性鋼板を用い
て、冷蔵庫への適用について、以下に述べる。以下、図
示実施形態に基づいて本発明に係る冷蔵庫について説明
すると、図4は本発明の請求項4に係る冷蔵庫に用いた
扉の縦断面構造を示す説明図である。また、図5は前記
扉の製造方法を示す工程図である。16はキャップ17
の溝20により固定された外板、18が内板、19が断熱
材である。
【0030】冷蔵庫に用いる扉の縦断面構造を示す図4
の説明図によれば、意匠性鋼板の折り曲げ加工品である
外板16の上下端辺にキャップ17と称するABS樹脂
やポリプロピレンの射出成型品の挿入溝20に挿入して
得た箱状部品の開口部における外周辺上に、ポリスチレ
ンやABS樹脂のシートを真空成形して得た成型品であ
る内板18を載置して外殻を構成している。当該扉は、
前記外殻の空隙内を断熱材である発泡ウレタン19が充
填して各部材を固着して成るので、軽量で曲げや剪断の
剛性に優れた構造体として成立している。
【0031】次に、図5に示す工程図を用いて、上述し
た構造の扉の製造方法を詳述すると、まず、実施の形態
1の手段によって得た意匠性鋼板を曲げ加工によって、
表面に適度な曲線を備えた表面意匠部と折り返しによる
内板18の受け部21を備えた外板16を成形する。
(S−11)これとは別に、ABS樹脂などを射出成形
することによって得た部品であるキャップ17(S−1
2)と、別なABS樹脂をシート状に加工したものを真
空成形することによって内板18(S−13)を確保し
ておく。
【0032】次に、意匠性鋼板から成る外板16の上下
端辺に、ABS樹脂の射出成形品であるキャップ17の
挿入溝20を勘合して一体化させた箱状部品22を形成
する(S−14)。このとき、キャップ17の挿入溝2
0と外板16の端辺部分とは、隙間を形成すること無し
に勘合されることが、その後の断熱材である発泡ウレタ
ンの充填する際に、前記隙間からの洩れを防止して意匠
面を汚すことの無いようにするうえで肝要である。
【0033】次に、得られた箱状部品22の開口部を上
にして発泡時具内の下金型内に保持し(S−15)、内
部の意匠性鋼板のを曲げ加工品の面上のほぼ中央部分に
断熱材である発泡ウレタンの原料混合液を注入する。
(S−16)前記発泡治具23は、発泡ウレタンの発泡
を伴う流動および充填時に発生する圧力によって箱状部
品22の変形防止を目的に固定するものであって、その
温度は、前記発泡ウレタンが発泡しながら充填する際
に、好適な流動を得るために40〜50℃に保つことが
肝要である。
【0034】発泡治具23に挿入して任意の温度に到達
したならば、発泡ウレタンの原料混合液は、箱状部品2
2面のほぼ中央位置に高圧発泡機などの定量混合装置を
用いて所定の原料混合液を注入した後、直ちに箱状部品
22の開口部外周辺上にABS樹脂の真空成形品である
内板18を載置し、前記箱状部品22の外周部分の受け
部21に前記内板18の外周部分を当接させ、発泡治具
23の上蓋を閉じて外殻を閉塞した状態にする(S−1
7)。前記発泡ウレタンは、注入から数秒で発泡を開始
した後、1分以内で充填を完了、約5分から7分後に硬
化が完了して断熱層を形成するので、治具から取り出せ
ば、完成となる(S−18)。
【0035】冷蔵庫の扉は、以上に述べた如くの方法に
よって製造されるので、図6に示す発泡治具23内部に
保持された扉の横断面方向における状態図の如く、発泡
治具23内において発泡ウレタン19が扉の外殻内で充
填する過程で発生した熱が蓄積することにより、意匠性
鋼板1の温度は70〜100℃にも達するうえ、発泡ウ
レタン19の原料混合液に含まれる発泡剤の蒸気圧に基
づいて発生する発泡に係る圧力が0.1〜0.3kg/cm2
にも達する。この為、従来の塩化ビニル樹脂などをエン
ボス状に加工した三次元的な紋様として凹凸形状を備え
たシートを意匠とする扉表面においては、前記温度と圧
力によって軟化して押し潰されることによって、その意
匠性の損傷が著しかった。しかし、本発明による意匠性
鋼板1の場合には光学的に三次元的な紋様を保持してい
るのみであるから扉表面が平面であるから、前記温度と
圧力によって軟化を来したとしても、樹脂シートが流動
を来すほどの高温には到達していないので、本質的に紋
様が崩れることなしに保持し、三次元的な意匠性を損な
うこともないという特徴を備えた。スパングル模様の大
きさは0.5−20mm程度に出来る。また中間層フィ
ルムの厚さはその後の曲げや絞り加工を考慮すればむや
みに大きく出来ず、50−500ミクロン、望ましくは
100−200ミクロンぐらいである。しかしながら加
工しない場合にはこれにとらわれることなく、立体像を
きれいに見せるためスパングル模様の大きさに合わせて
中間層の厚みを決めればよい。
【0036】さらに、本発明の意匠性鋼板1は凹凸によ
って三次元的な意匠を形成する部分を備えることなしに
平滑な面のみで構成している。これにより外板16をキ
ャップ17に挿入する作業が円滑に行えるので容易であ
るうえに、挿入溝20と外板16端辺に凹凸部分がな
い。従来の意匠性鋼板1では凹凸形状を備えて他部品と
の嵌合部分に挿入されているので、従来の態様では前記
嵌合部分に隙間を生じ、断熱材の充填時に図4に示す挿
入溝20部分から前記断熱材が漏洩して意匠面を汚濁す
ることがあった。しかし、本発明の意匠性鋼板1は意匠
面を平滑に形成できるから、嵌合する部品同志が密着を
して隙間を生じる部分を含まないように抑制し易くなっ
た。従って、本態様における冷蔵庫の扉の場合には、隙
間を埋める特別な処置を施すことなしに、前記勘合部分
からの発泡ウレタン19の充填時における洩れを抑制す
ることができた。
【0037】以上、本発明の実施の形態では、スパング
ル模様を備えた耐食性合金メッキ鋼板と単調なる紋様の
樹脂フィルムの組み合わせについて説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、結晶模様よ
り小さく微細な凹凸を形成した鏡面光沢を有する鋼板と
任意の紋様を備えた透明な樹脂フィルムとの組み合わせ
や、前記樹脂フィルムに替えてガラスなどの透明で任意
の紋様を備える無機物薄板の組み合わせなど、鏡面反射
を備える板状物質と透明を有して任意の紋様を備える板
状物質を組み合わせた構造材への代替え使用も可能であ
り、さらに、冷蔵庫の外殻に限定せずに、自動車や自動
販売機、各種家電品における意匠性を備える鋼板部品へ
の適用も可能であり、その要旨を脱し得ない範囲で種々
変形して実施することができる。例えばガラスなどの光
を透過させる透過手段を用いた場合は組み立てには接着
剤ではなく挟み込んで固定する構造にしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明の第1の発明に係る被覆板材は、
表面に光の反射角度を変化させる小さな凹凸模様を有す
る金属の板材と、板材の表面に載置され任意な紋様を有
するとともに光を透過させる透過手段と、を備え、紋様
の反射像を得て三次元的な視覚表現を付与したものであ
るから、簡単な構造で三次元的な表現ができるうえ、加
熱や加圧による変形を容易に来すことが無いので、曲げ
や絞り加工を容易に行うことができる。
【0039】また、本発明の第2の発明に係る被覆板材
は、スパングル構造を備えた耐腐食性合金メッキ鋼板で
あるから、高湿度雰囲気下においてを透過した水分によ
る腐食を抑制し、長期に渡って意匠性を維持することが
できる。
【0040】また、本発明の第3の発明に係る被覆板材
は、中間フィルムを備えて成るから任意な紋様および反
射面の間の距離を十分に形成できるので、紋様に深みの
ある三次元的な表現を付与することができる。
【0041】また、本発明の第4の発明に係る被覆板材
は、金属微粒子および金属化合物系顔料の何れかを含ん
で成る塗膜による任意な紋様を備えて成るから、反射光
の一部が再度の反射を来すので、三次元的な表現に一層
の遠近感を付与することができる。
【0042】また、本発明の第5の発明に係る被覆板材
は、板材が表面に備える微少な凹凸模様よりも大きい単
調紋様であるから、紋様が曲折する変化を与えて本来の
面が備える変形を隠蔽する効果を付与でき、外観の意匠
性を維持する効果を向上させることができた。
【0043】本発明の第6の発明に係る冷蔵庫は、断熱
壁の外殻材として、合金メッキのスパングル構造を備え
る鋼板上に任意な紋様のフィルムを載置して成る樹脂被
覆鋼板を用いたものであるから、簡単な構造で安価に三
次元的な紋様の表現を得ることができ、美麗な意匠面を
有する冷蔵庫が得られる。
【0044】本発明の第7の発明に係る断熱体の製造方
法は、樹脂被覆鋼板に立体像を示す凹凸形状を有しない
ので他部品との嵌合部分に隙間を生じないし、断熱材の
充填時に断熱材が漏洩して意匠面を汚濁することがな
い。さらに、前記断熱材の充填時に生じる加熱と加圧が
付与されても、三次元的な紋様の表現を損ない難いの
で、美麗な意匠面を維持したままで製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の樹脂被覆鋼板の縦断
面構造を示した断面図。
【図2】 この発明の実施の形態の立体的紋様の発現す
る機構を示した説明図。
【図3】 この発明の実施の形態の樹脂被覆鋼板の製造
手段の一例を示した工程図。
【図4】 この発明の実施の形態の冷蔵庫に用いた扉の
縦断面構造を示す説明図。
【図5】 この発明の実施の形態の扉の製造方法を示す
工程図。
【図6】 この発明の実施の形態の発泡治具内部に保持
された扉の横断面方向における状態図。
【符号の説明】
1 樹脂被覆鋼板、2 耐腐食性合金メッキ鋼板、3
薄板鋼板、4 スパングル構造を備えるメッキ層、5
中間フィルム、6 印刷フィルム、10 紋様、15
複合化された映像群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 31/00 B32B 31/00 F25D 23/02 304 F25D 23/02 304E // B29K 105:04 105:22 (72)発明者 森 秀樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 MB04 MB16 MB24 MB26 4F100 AB01C AB03A AB10 AB10H AB16H AB18 AB31B AK01C AK01D AK01E AK25 AK41 AK42 AK52 AK68G AR00B BA04 BA05 BA07 BA10A BA10C BA26 CA13C CB00 DD32 DE01C DJ01E EA061 EH132 EH312 EH71B EH861 EJ022 EJ422 GB48 HB00C HB21 HB21A HB21C JB02B JJ02E JL00 JL01 JN01D JN08C 4F204 AB12 AD03 AD05 AD24 AE02 AF01 AF03 AG03 AG20 AH42 EA01 EB01 EB23 EB24 EB28 EE03 EF02 EL11 EL22 EW01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に光の反射角度を変化させる小さな
    凹凸模様を有する金属の板材と、前記板材の表面に載置
    され任意な紋様を有するとともに光を透過させる透過手
    段と、を備え、前記紋様の反射像を得て三次元的な視覚
    表現を付与したことを特徴とする被覆板材。
  2. 【請求項2】 凹凸模様を有する板材が、表面にスパン
    ク゛ル構造を備える耐腐食性合金メッキ鋼板であることを
    特徴とする請求項1に記載の被覆板材。
  3. 【請求項3】 透過手段が、任意な紋様を有するフィル
    ムおよび/またはこのフィルムと板材との間に中間フィ
    ルムを備えた積層フィルムであることを特徴とする請求
    項1に記載の被覆板材。
  4. 【請求項4】 透過手段は、少なくとも金属微粒子およ
    び金属化合物系顔料の何れかを含んで成る塗膜による任
    意な紋様を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1に記載の被覆板材。
  5. 【請求項5】 任意な紋様は板材が表面に備える凹凸模
    様よりも大きい単調紋様であることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1に記載の被覆板材。
  6. 【請求項6】 断熱壁の外殻材として、合金メッキのス
    パングル構造を備える鋼板上に任意な紋様のフィルムを
    載置して成る樹脂被覆鋼板を用いたことを特徴とする冷
    蔵庫。
  7. 【請求項7】 表面に結晶模様を備える金属板上に任意
    な紋様のフィルムを載置し樹脂被覆板を形成させるステ
    ップと、前記樹脂被覆板を少なくとも外殻の一部として
    箱体を形成させるステップと、金型の中で前記箱体に断
    熱材を充填し発泡させるステップと、を備えたことを特
    徴とする断熱体製造方法。
JP03246499A 1999-02-10 1999-02-10 被覆鋼板、冷蔵庫 Expired - Fee Related JP4085502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03246499A JP4085502B2 (ja) 1999-02-10 1999-02-10 被覆鋼板、冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03246499A JP4085502B2 (ja) 1999-02-10 1999-02-10 被覆鋼板、冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000229372A true JP2000229372A (ja) 2000-08-22
JP4085502B2 JP4085502B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=12359702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03246499A Expired - Fee Related JP4085502B2 (ja) 1999-02-10 1999-02-10 被覆鋼板、冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4085502B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2843130A1 (fr) * 2002-08-05 2004-02-06 Usinor Procede de revetement de la surface d'un materiau metallique, dispositif pour sa mise en oeuvre et produit ainsi obtenu
WO2004044506A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Matsushita Refrigeration Company 昇華転写模様付き金属装飾板とそれを用いた断熱パネルと冷蔵庫用外壁、それらの製造方法
WO2005045334A1 (ja) * 2003-11-06 2005-05-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 扉とそれを用いた冷蔵庫、扉の製造方法
US7051490B2 (en) 2000-12-01 2006-05-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Door for refrigerator and method of producing the door for refrigerator
WO2006075836A1 (en) * 2005-01-13 2006-07-20 Woo Jin Jang Manufaturing method of sheet with surface decorative layer
CN100351080C (zh) * 2002-11-14 2007-11-28 松下冷机株式会社 带升华转印图案的金属装饰板、使用其的隔热板和冰箱用外壁及其制造方法
WO2007148922A1 (en) 2006-06-21 2007-12-27 Lg Electronics, Inc. An outcase of refrigerator and method for manufacturing the same
JP2008039291A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
EP2109744A1 (en) * 2006-06-21 2009-10-21 LG Electronics, Inc. A out door for refrigerator and method of manufacturing the same
WO2011149048A1 (ja) * 2010-05-28 2011-12-01 ポリマテック株式会社 加飾樹脂成形品および加飾パネル並びに加飾樹脂成形品の製造方法
CN103105033A (zh) * 2011-11-14 2013-05-15 Lg电子株式会社 冰箱及冰箱用的门
EP2221124B1 (de) * 2009-02-19 2013-09-11 Liebherr-Hausgeräte Lienz GmbH Verfahren zur Herstellung einer Tür oder eines Deckels oder einer Wandung eines Haushaltsgerätes
CN104325739A (zh) * 2014-11-18 2015-02-04 苏州禾盛新型材料股份有限公司 具有3d表面效果的vcm复塑钢板
JP2015111034A (ja) * 2013-11-11 2015-06-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる装飾外装材
JP2016090193A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる装飾外装板
JP2018192804A (ja) * 2012-07-12 2018-12-06 コーニング インコーポレイテッド 積層構造および積層構造を製造する方法
JP2019045084A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
KR20220091045A (ko) * 2020-12-23 2022-06-30 (주)엘엑스하우시스 장식 강판 및 이의 제조방법

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7051490B2 (en) 2000-12-01 2006-05-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Door for refrigerator and method of producing the door for refrigerator
FR2843130A1 (fr) * 2002-08-05 2004-02-06 Usinor Procede de revetement de la surface d'un materiau metallique, dispositif pour sa mise en oeuvre et produit ainsi obtenu
WO2004015169A2 (fr) * 2002-08-05 2004-02-19 Usinor Procede de revetement de la surface d'un materiau metallique, dispositif pour sa mise en oeuvre et produit ainsi obtenu
WO2004015169A3 (fr) * 2002-08-05 2004-05-13 Usinor Procede de revetement de la surface d'un materiau metallique, dispositif pour sa mise en oeuvre et produit ainsi obtenu
WO2004044506A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Matsushita Refrigeration Company 昇華転写模様付き金属装飾板とそれを用いた断熱パネルと冷蔵庫用外壁、それらの製造方法
KR100689053B1 (ko) * 2002-11-14 2007-03-02 마쓰시타 레키 가부시키가이샤 승화 전사 모양이 형성된 금속 장식판과 그것을 사용한단열 패널 및 냉장고용 외벽, 그들의 제조 방법
CN100351080C (zh) * 2002-11-14 2007-11-28 松下冷机株式会社 带升华转印图案的金属装饰板、使用其的隔热板和冰箱用外壁及其制造方法
WO2005045334A1 (ja) * 2003-11-06 2005-05-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 扉とそれを用いた冷蔵庫、扉の製造方法
WO2006075836A1 (en) * 2005-01-13 2006-07-20 Woo Jin Jang Manufaturing method of sheet with surface decorative layer
JP4719810B2 (ja) * 2006-06-21 2011-07-06 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 冷蔵庫用外側ドア及びその製作方法
EP2109744A4 (en) * 2006-06-21 2012-03-07 Lg Electronics Inc EXTERIOR REFRIGERATOR DOOR AND MANUFACTURING METHOD THEREOF
EP2032373A1 (en) * 2006-06-21 2009-03-11 LG Electronics, Inc. An outcase of refrigerator and method for manufacturing the same
EP2109744A1 (en) * 2006-06-21 2009-10-21 LG Electronics, Inc. A out door for refrigerator and method of manufacturing the same
JP2009541701A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 冷蔵庫用外側ドア及びその製作方法
WO2007148922A1 (en) 2006-06-21 2007-12-27 Lg Electronics, Inc. An outcase of refrigerator and method for manufacturing the same
EP2032373A4 (en) * 2006-06-21 2012-10-10 Lg Electronics Inc OUTER HOUSING FOR A REFRIGERATOR AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR
JP2008039291A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
EP2221124B1 (de) * 2009-02-19 2013-09-11 Liebherr-Hausgeräte Lienz GmbH Verfahren zur Herstellung einer Tür oder eines Deckels oder einer Wandung eines Haushaltsgerätes
WO2011149048A1 (ja) * 2010-05-28 2011-12-01 ポリマテック株式会社 加飾樹脂成形品および加飾パネル並びに加飾樹脂成形品の製造方法
CN103105033A (zh) * 2011-11-14 2013-05-15 Lg电子株式会社 冰箱及冰箱用的门
CN103105033B (zh) * 2011-11-14 2015-07-22 Lg电子株式会社 冰箱及冰箱用的门
US11225052B2 (en) 2012-07-12 2022-01-18 Corning Incorporated Laminated structures and methods of manufacturing laminated structures
JP2018192804A (ja) * 2012-07-12 2018-12-06 コーニング インコーポレイテッド 積層構造および積層構造を製造する方法
JP2015111034A (ja) * 2013-11-11 2015-06-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる装飾外装材
JP2016090193A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 家電機器およびこれに用いる装飾外装板
CN104325739A (zh) * 2014-11-18 2015-02-04 苏州禾盛新型材料股份有限公司 具有3d表面效果的vcm复塑钢板
JP6993817B2 (ja) 2017-09-04 2022-01-14 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2019045084A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
KR20220091045A (ko) * 2020-12-23 2022-06-30 (주)엘엑스하우시스 장식 강판 및 이의 제조방법
KR102516404B1 (ko) * 2020-12-23 2023-04-03 (주)엘엑스하우시스 장식 강판 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4085502B2 (ja) 2008-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000229372A (ja) 被覆板材、冷蔵庫、断熱体製造方法。
JP5244389B2 (ja) 転写フィルムおよびその用途、並びに加飾樹脂製品の生産方法およびその使用
MX2007000819A (es) Metodo para hacer peliculas de capas multiples, laminas y articulos de los mismos.
KR101068277B1 (ko) 인사이드 헤어라인 인서트 시트 및 그 제조방법
JP2007120795A (ja) 冷蔵庫
JP2004534667A (ja) プラスチックガラスの製造方法
EP2657014A1 (en) Multilayer decorative film structure
JP2022535589A (ja) 装飾ガラス要素及びそれを製造する方法
US20170173922A1 (en) Vehicle interior material and manufacturing method therefor
CN111566150B (zh) 金属层保持用薄膜、金属风格装饰片材中间体、金属风格装饰片材、挤出层压体
JP7183528B2 (ja) 加飾シート及び加飾樹脂成形品
CN107738490A (zh) 一种隔热发泡纸及其制备方法
CN115091821B (zh) 一种含有实物体层的复合膜片及其制备方法和在塑料成型制品中的应用
JP6064740B2 (ja) 加飾シート及び加飾樹脂成形品
JP2005335151A (ja) 金属光沢調化粧シート及び金属光沢調化粧材
JP5615567B2 (ja) 装飾用薄物
KR101222067B1 (ko) 입체장식효과를 가지는 인서트 성형용 장식시트 및 그 제조방법
CN103373164A (zh) 多层装饰膜结构
JP2004284119A (ja) ステンレス調化粧シート及び化粧材
JP5240358B2 (ja) 凹凸加飾射出成形品
JP2004307279A (ja) 装飾樹脂シートとそれを使用した装飾合わせガラス
CN220887387U (zh) 一种镭射家电拉丝膜
JP4771312B2 (ja) 樹脂成形品、およびその表面処理方法
CN204659319U (zh) 家电用3d异型钢板
CN214564252U (zh) 一种夜光与反光材料的再生料发泡热转印刻字膜

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040623

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080211

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees