JP2003042648A - 冷蔵庫の扉体装置、透明着色塗装ステンレス鋼板及び抗菌塗装ステンレス鋼板 - Google Patents

冷蔵庫の扉体装置、透明着色塗装ステンレス鋼板及び抗菌塗装ステンレス鋼板

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JP2003042648A
JP2003042648A JP2001226869A JP2001226869A JP2003042648A JP 2003042648 A JP2003042648 A JP 2003042648A JP 2001226869 A JP2001226869 A JP 2001226869A JP 2001226869 A JP2001226869 A JP 2001226869A JP 2003042648 A JP2003042648 A JP 2003042648A
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layer
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Seiichi Kimura
清一 木村
Hiroshi Tajima
博志 田島
Kazuhiko Kondo
和彦 近藤
Koji Shimura
好治 志村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠性に優れ、塗膜表面の傷つきの問題を解
決する冷蔵庫の扉体装置を提供すること。 【解決手段】 三層構造のクリア塗膜が付されたフェラ
イト系SUS430で表面仕上げがNO.4のステンレ
ス鋼板20を扉外箱13として使用し、最初の層22は
ポリエステル樹脂100重量部に対して、艶消し剤3.
6重量部、撥油潤滑剤1.5重量部を混合し、転写方式
により前記鋼板20の表面側に塗布して形成される。次
に、所定時間後に、二層目の層23を塗布する。この層
23は前記樹脂100重量部に対して、抗菌剤2重量
部、艶消し剤3.6重量部、撥油潤滑剤1.5重量部を
混合し、同じく塗布して形成される。更に、所定時間経
過後に、三層目の層24を塗布する。この層24は前記
樹脂100重量部に対して、着色用顔料0.5重量部、
抗菌剤7重量部、艶消し剤3.6重量部、撥油潤滑剤
1.5重量部を混合し、同じく塗布して形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫本体内に形
成された食品貯蔵室の前面開口を開閉する冷蔵庫の扉体
装置に関するものである。
【0002】又、本発明は、冷蔵庫の扉の前面パネル等
に使用される抗菌コートされたステンレス鋼板に関する
ものである。
【0003】又、本発明は、冷蔵庫の扉の前面パネル等
に使用される着色ステンレス鋼板に関するものである。
【0004】
【従来の技術】冷蔵庫の扉体装置として、ステンレス鋼
板が従来から採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、このステンレ
ス鋼板を素地のまま採用したりしている。
【0006】つまり、ステンレス鋼板の素地表面の独特
の金属光沢を生かすように採用されている。
【0007】着色する場合も、この素地表面の独特の金
属光沢を生かすように着色される。つまり、一般的な塗
装では、厚い塗膜によりステンレス鋼板の素地表面が見
えなくなってしまう。このため、ステンレス鋼板への着
色は通常は、透明感のある着色(透明着色)が、採用さ
れる。
【0008】本発明は、安価で且つ簡便な方法で、透明
着色したステンレス鋼板を提供することを目的とする。
【0009】また、ステンレス鋼板にクリア塗装した場
合、塗膜表面の鮮映性アップにより、表面の傷つきの問
題、手垢の付着、クリア塗膜の付着性が問題となる。特
に、冷蔵庫の扉体装置は、複雑な加工工程を経ることか
ら、塗膜表面の傷つきの問題がある。
【0010】この塗膜表面の傷つきを防止するために、
塗膜の硬度がアップするようにすれば良い。つまり、分
子量が3000の通常のポリエステル樹脂では硬度が不
足するので、分子量が小さいポリエステル樹脂を使用し
て硬度をアップすることが考えられるが、実用的には困
難であった。
【0011】本発明は、塗膜表面の傷つきの問題を解決
する冷蔵庫の扉体装置を提供することを目的とする。
【0012】又、本発明は、塗膜表面の傷つきの問題を
解決する冷蔵庫の扉体装置を提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明は、安価で且つ簡便な方法
で、塗膜表面が傷つき難いステンレス鋼板を提供するこ
とを目的とする。
【0014】また、本発明は、安価で且つ簡便な方法
で、抗菌コートされたステンレス鋼板を提供することも
目的とする。
【0015】また、本発明は、冷蔵庫の扉対に使用する
のに好適なステンレス鋼板を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため第1の発明は、
冷蔵庫本体内に形成された食品貯蔵室の前面開口を開閉
する冷蔵庫の扉体装置において、表面材料として着色し
たクリア塗膜が付されたステンレス鋼板を用いたことを
特徴とする。
【0017】第2の発明は、前記クリア塗膜は、分子量
が4000以上のポリエステル樹脂を使用したことを特
徴とする。
【0018】第3の発明は、前記クリア塗膜中に銀系の
抗菌剤を含有させたことを特徴とする。
【0019】第4の発明は、前記クリア塗膜中に艶消し
剤、撥油系潤滑剤などの添加剤を配合すると共に、塗膜
の厚みを5μm以上10μm以下としたことを特徴とす
る。
【0020】第5の発明は、前記ステンレス鋼板はフェ
ライト系であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づき
説明する。
【0022】図1において、1はそれぞれ前面扉が設け
られた複数の食品保存室から成る冷蔵庫本体で、鋼板製
の外箱と内箱及び両箱間に充填された発泡ウレタン等の
断熱材により構成されている。
【0023】この冷蔵庫本体1の内部は断熱作用のある
仕切壁により仕切られ、上部より冷蔵室2、野菜室3、
製氷室4及び使用者の選択により例えばマイナス3度C
前後の温度環境(チルドやパーシャル)やマイナス1度
C前後(氷温)の温度環境とすることができる温度切換
室5、冷凍室6を備えている。
【0024】そして、前記冷蔵室2前面開口は把手7に
より開閉可能な回動式の冷蔵室扉8により閉塞可能であ
り、冷蔵室2の下の野菜室3、製氷室4及び温度切換室
5、冷凍室6は引出し式の野菜室扉9、製氷室扉10、
温度切換室扉11、冷凍室扉12により夫々閉塞されて
いる。
【0025】以下、図2に基づき詳述する。
【0026】前記の各扉は、夫々表面材料として着色し
たクリア塗膜が付されたステンレス鋼板から成る扉外箱
13と硬質樹脂材料から成る扉内箱(図示せず)との間
に発泡ウレタン等の断熱材14を充填して構成される。
【0027】図2は各扉、例えば冷蔵室扉8の要部の拡
大断面図であり、磁性体であるフェライト系SUS43
0で表面仕上げがNO.4(JIS規格)のステンレス
鋼板20の裏面側には、膜厚1〜2μmのポリエステル
樹脂塗料21が付されている。このステンレス鋼板は着
磁性ステンレス鋼板(SUS430)である。
【0028】そして、該ステンレス鋼板20の表面側に
は、後述する三層構造のクリア塗膜が付されている。即
ち、三層構造のクリア塗膜が付されたステンレス鋼板2
0を扉外箱13として使用するものである。フェライト
系のステンレス鋼板を使用するから、各扉表面にマグネ
ットを用いて、チラシやメモなどを貼るため便宜であ
る。
【0029】先ず、最初のクリア塗膜層22は、膜圧が
2〜3μmであり、例えばポリエステル樹脂100重量
部に対して、艶消し剤3.6重量部及び撥油潤滑剤1.
5重量部を混合して、公知のオフセット印刷方式により
前記ステンレス鋼板20の表面側に塗布して形成され
る。
【0030】次に、オフセット印刷方式により二層目の
クリア塗膜層23を塗布する。このクリア塗膜層23
は、膜圧が2〜3μmであり、例えばポリエステル樹脂
100重量部に対して、抗菌剤2重量部、艶消し剤3.
6重量部及び撥油潤滑剤1.5重量部を混合して、公知
の転写方式により前記クリア塗膜層22上に塗布して形
成される。
【0031】更に、オフセット印刷方式により、三層目
のクリア塗膜層24を塗布する。このクリア塗膜層24
は、膜厚が2〜3μmであり、例えばポリエステル樹脂
100重量部に対して、着色用顔料0.5重量部、抗菌
剤7重量部、艶消し剤3.6重量部及び撥油潤滑剤1.
5重量部を混合して、公知のオフセット印刷方式により
前記クリア塗膜層23上に塗布して形成される。
【0032】このように、3層のクリア塗膜層を形成し
てから、炉内で焼付硬化する。
【0033】この透明着色されたステンレス鋼板を扉形
状に加工する。
【0034】そして、このように製造された扉外箱13
と扉内箱との間に発泡ウレタン等の断熱材14を充填し
て各扉を構成するものである。
【0035】次に、この実施形態の各構成の意味を説明
する。
【0036】各クリア塗膜層に使用するポリエステル樹
脂は、分子量が4000以上、望ましくは5000以上
のものを使用する。
【0037】つまり、本願では、傷付きを防止するた
め、塗膜を堅くするのではなく、反対に柔らかくして、
傷つきを防止している。4000以上、望ましくは50
00以上であれば塗膜の加工性が良好で、柔らかく傷が
つき難くなる。
【0038】即ち、従来は、クリア塗膜塗料を擦り傷に
対して塗膜の硬度を硬くする手法で対処してきたが、本
願では反対に柔らかくして防止している。
【0039】そこで、柔らかくすることにより、分子量
が4000以上、望ましくは5000以上にすると塗膜
に弾力性が生まれ、極めて高い耐擦り傷性能が得られ、
冷蔵庫の扉として十分な性能が得られるものである。
【0040】また、本願では、合成シリカなどの前記艶
消し剤や、また撥油潤滑剤などの添加剤を配合してい
る。これにより、手垢がつきにくく、傷つきにくくでき
る。
【0041】また、艶消し剤を1重量部に対して、撥油
潤滑剤を約0.4重量部の割合で配合することにより、
添加剤分が塗膜の表層の濃化して塗膜を形成することが
できる。
【0042】また、本願ではクリア塗膜層22,23,
24を三層のオフセット印刷で形成している。さらに、
最上層24に顔料を混ぜている。
【0043】例えば、ロールコータ転写方式でクリア塗
膜を形成した場合塗装膜の厚みが不安定となり、色の濃
さのバラツキが生じてしまう。
【0044】このため、本願では、クリア塗膜層22,
23,24を三層のオフセット印刷で形成しているの
で、厚みのバラツキを抑えることができる。
【0045】最上層24に顔料を混ぜて着色クリア塗膜
としている。これは、3層全部を着色すると色が濃くな
りすぎて、ステンレス鋼板の素地表面の独特の金属光沢
が見えなくなるからである。また、3層全部を着色して
も、ステンレス鋼板の素地表面の独特の金属光沢が見え
るように、3層全部が極薄く着色されるように、顔料を
混ぜればよいが、今度は混ぜる顔料が少なくなりすぎ
て、色の濃さの管理が非常に難しくなり、色むらが発生
してしまう。
【0046】このように、本願ではクリア塗膜層22,
23,24を三層のオフセット印刷で形成し、且つ、最
上層24に顔料を混ぜて透明着色層としているので、色
ムラ及びクリア塗膜の厚みのバラツキを抑える事が出来
る。
【0047】また、本願では、最上層に銀化合物系の抗
菌剤を入れている。
【0048】銀系の抗菌剤はポリエステル樹脂塗料中の
物質と反応せず、また白濁しないことから、洗練された
着色が可能となる。
【0049】このように、本願では最上層に重点的に抗
菌剤を入れており、一層目には入れておらず、二層目に
は少量を入れている。
【0050】このため、銀化合物からなる抗菌剤の使用
量の節約を行うことが出来る。
【0051】次に、二層目にも銀化合物を含有させる意
味を説明する。通常、塗装膜は一層毎に塗布して炉内で
焼付硬化して十分に乾燥させてから、次の層を塗布す
る。このように塗装→焼付硬化の繰返し処理をする。
【0052】しかしこのような方法では、コストがかか
りすぎる。このため、本願では、塗布した後に、炉内で
の焼付硬化を行わずに、次の層を塗布している。しかし
このような方法では、例えば、二層目に抗菌剤を含有さ
せないと、二層目と最表層(三層目)との銀化合物の含
有量が大きくことなり、三層目の塗装時に未乾燥の二層
目の影響を受けて銀化合部の濃度がバラツいてしまう。
このように、塗装層とその下の未乾燥の層との含有率が
大きく異なるために、塗装層の含有率が影響を受けるこ
とをトラッピング現象と呼んでいる。
【0053】このため、本願では、このトラッピング現
象による影響を抑えるために、二層目にも銀化合物を少
量を入れている。
【0054】尚、本形態では、前述したように着色用顔
料を使用したが、本願では表面層に限らず、他の層にも
配合することにより、多層構造で段階的に着色すること
もできる。この顔料の配合により、例えばワインカラー
とか、ゴールドとかの着色ができ、意匠性を向上できる
ものである。しかし、この場合、色の濃度管理が難しく
なる。
【0055】また、本実施形態では6〜9μmのクリア
塗膜層を多層構造にしたが、5μm以上10μm以下の
厚みにすることが望ましい。
【0056】尚、本実施形態では、全てのクリア塗膜層
を形成してから、前述したように炉内で硬化するように
したが、これに限らず一層毎に塗布しては炉内で硬化す
るようにしてもよいし、二層目まで塗布してから炉内で
硬化し、三層目を塗布して再び炉内で硬化するようにし
てもよい。
【0057】以上本発明の実施態様について説明した
が、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替
例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸
脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包
含するものである。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明は、意匠性に優れ、
塗膜表面の傷つきの問題を解決する冷蔵庫の扉体装置を
提供することができる。
【0059】即ち、請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本
体内に形成された食品貯蔵室の前面開口を開閉する冷蔵
庫の扉体装置において、表面材料として着色したクリア
塗膜が付されたステンレス鋼板を用いるから、意匠性に
優れる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、前記クリ
ア塗膜は、分子量が4000以上のポリエステル樹脂を
使用したから、塗膜に弾力性が生まれ、極めて高い耐擦
り傷性能が得られ、冷蔵庫の扉体装置として十分な性能
が得られるものである。
【0061】また請求項3に記載の発明によれば、前記
クリア塗膜中に銀系の抗菌剤を含有させたから、塗膜の
材料、例えばポリエステル樹脂塗料中の物質と反応せ
ず、白濁しないことから、洗練された着色が可能とな
る。
【0062】請求項4に記載の発明によれば、前記クリ
ア塗膜中に艶消し剤、撥油系潤滑剤などの添加剤を配合
すると共に、塗膜の厚みを5μm以上10μm以下とし
たから、手垢がつきにくく、傷つきにくくできる。
【0063】請求項5に記載の発明によれば、前記ステ
ンレス鋼板はフェライト系であることから、各扉体装置
表面にマグネットを用いて、チラシやメモなどを貼るの
に便宜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫の正面図である。
【図2】冷蔵室扉の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
13 扉外箱 20 ステンレス鋼板 22 最初のクリア塗膜層(最下層) 23 二層目のクリア塗膜層 24 三層目のクリア塗膜層(最上層、最表
層)
フロントページの続き (72)発明者 近藤 和彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 志村 好治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA01 4D075 AC41 AC92 AE03 AE27 CA02 CA03 CA09 CA13 CA34 CA37 CA45 CB02 CB06 DA06 DB04 DC19 EA07 EA37 EA43 EB35 EB52 EC08 EC11 EC54 EC60 4K044 AA03 AB10 BA21 BB06 BC00 BC01 BC06 BC09 CA53

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体内に形成された食品貯蔵室の
    前面開口を開閉する冷蔵庫の扉体装置において、表面材
    料として着色したクリア塗膜が付されたステンレス鋼板
    を用いたことを特徴とする冷蔵庫の扉体装置。
  2. 【請求項2】 前記クリア塗膜は、分子量が4000以
    上のポリエステル樹脂を使用したことを特徴とする請求
    項1に記載の冷蔵庫の扉体装置。
  3. 【請求項3】 前記クリア塗膜中に銀系の抗菌剤を含有
    させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    冷蔵庫の扉体装置。
  4. 【請求項4】 前記クリア塗膜中に艶消し剤、撥油系潤
    滑剤などの添加剤を配合すると共に、塗膜の厚みを5μ
    m以上10μm以下としたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3に記載の冷蔵庫の扉体装置。
  5. 【請求項5】 前記ステンレス鋼板はフェライト系であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の冷蔵
    庫の扉体装置。
  6. 【請求項6】 ステンレス鋼板に多層のクリア塗膜の層
    をオフセット印刷し、最上層に顔料を含有させ、下層に
    は顔料を入れないことを特徴とする透明着色塗装ステン
    レス鋼板。
  7. 【請求項7】 ステンレス鋼板に多層のクリア塗膜の層
    をオフセット印刷し、各層の顔料の含有率を異ならすこ
    とを特徴とする透明着色塗装ステンレス鋼板。
  8. 【請求項8】 前記クリア塗膜は、ポリエステル樹脂を
    使用したことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載
    の透明着色塗装ステンレス鋼板。
  9. 【請求項9】 前記ポリエステル樹脂は、分子量が40
    00以上であることを特徴とする請求項8に記載の透明
    着色塗装ステンレス鋼板。
  10. 【請求項10】 前記ポリエステル樹脂は、分子量が5
    000以上であることを特徴とする請求項9に記載の透
    明着色塗装ステンレス鋼板。
  11. 【請求項11】 前記クリア塗膜中に艶消し剤、撥油系
    潤滑剤などの添加剤を配合したことを特徴とする請求項
    6〜請求項10のいずれか1項に記載の透明着色塗装ス
    テンレス鋼板。
  12. 【請求項12】 前記艶消し剤と撥油系潤滑剤を5対2
    の割合で混合していることを特徴とする請求項11に記
    載の透明着色塗装ステンレス鋼板。
  13. 【請求項13】 前記塗膜の厚みを5μm以上10μm
    以下としたことを特徴とする請求項6〜請求項12のい
    ずれか1項に記載の透明着色塗装ステンレス鋼板。
  14. 【請求項14】 前記クリア塗膜中に銀系の抗菌剤を含
    有させたことを特徴とする請求項6〜請求項13のいず
    れか1項に記載の透明着色塗装ステンレス鋼板。
  15. 【請求項15】 最上層の塗膜に一番多く前記抗菌剤を
    含有させたことを特徴とする請求項14に記載の透明着
    色塗装ステンレス鋼板。
  16. 【請求項16】 最上層の塗膜に一番多く前記抗菌剤を
    含有させ、この最上層の下に位置する塗膜に最上層の塗
    膜より少量の前記抗菌剤を含有させたことを特徴とする
    請求項14に記載の透明着色塗装ステンレス鋼板。
  17. 【請求項17】 ステンレス鋼板に多層のクリア塗膜の
    層をオフセット印刷し、最上層に銀系の抗菌剤を含有さ
    せ、下層には銀系の抗菌剤を入れないことを特徴とする
    抗菌塗装ステンレス鋼板。
  18. 【請求項18】 ステンレス鋼板に多層のクリア塗膜の
    層をオフセット印刷し、各層の顔料の含有率を異ならす
    ことを特徴とする抗菌塗装ステンレス鋼板。
  19. 【請求項19】 前記クリア塗膜は、ポリエステル樹脂
    を使用したことを特徴とする請求項17又は請求項18
    に記載の抗菌塗装ステンレス鋼板。
  20. 【請求項20】 前記ポリエステル樹脂は、分子量が4
    000以上であることを特徴とする請求項19に記載の
    抗菌塗装ステンレス鋼板。
  21. 【請求項21】 前記ポリエステル樹脂は、分子量が5
    000以上であることを特徴とする請求項20に記載の
    抗菌塗装ステンレス鋼板。
  22. 【請求項22】 前記クリア塗膜中に艶消し剤、撥油系
    潤滑剤などの添加剤を配合したことを特徴とする請求項
    16〜請求項20のいずれか1項に記載の抗菌塗装ステ
    ンレス鋼板。
  23. 【請求項23】 前記艶消し剤と撥油系潤滑剤を5対2
    の割合で混合していることを特徴とする請求項22に記
    載の抗菌塗装ステンレス鋼板。
  24. 【請求項24】 前記塗膜の厚みを5μm以上10μm
    以下としたことを特徴とする請求項16〜請求項23の
    いずれか1項に記載の透明着色塗装ステンレス鋼板又は
    抗菌塗装ステンレス鋼板。
  25. 【請求項25】 前記ステンレス鋼板は着磁性のステン
    レス鋼板であることを特徴とする請求項6〜請求項24
    のいずれか1項に記載のステンレス鋼板。
  26. 【請求項26】 前記多層は3層であることを特徴とす
    る請求項6〜請求項25のいずれか1項に記載の透明着
    色塗装ステンレス鋼板又は抗菌塗装ステンレス鋼板。
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