JP2015109342A - 撮像装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画素回路部と周辺回路部とで絶縁体の高低差を低減する。
【解決手段】 第一絶縁体膜の第一半導体領域の上に位置する第一部分を残存させつつ、第一絶縁体膜の第二半導体領域の上に位置する部分と、第一絶縁体膜の第三半導体領域の上に位置する部分と、を除去し、第二絶縁体膜の第三半導体領域の上に位置する第二部分を残存させつつ、第二絶縁体膜の第一半導体領域の上に位置する部分と、第二絶縁体膜の第二半導体領域の上に位置する部分とを除去し、第一部分と、第二半導体領域と、第二部分と、を覆う金属膜と第二半導体領域とを反応させて金属化合物層を形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は撮像装置の製造方法に関する。
撮像装置において、MOSトランジスタのソース・ドレイン及び/又はゲート電極の抵抗を低減させるために、これらに金属化合物層を形成する技術が知られている。
特許文献1には、光電変換部を覆う保護層を形成して、金属化合物層を形成することが記載されている。
特開2013−145853号公報
特許文献1では、画素領域(画素回路部)においては、保護層とその下層の絶縁層が重なっている。一方、周辺回路領域(周辺回路部)においては保護層と絶縁層は除去されている。そのため、画素領域と周辺回路領域とで高低差が生じる。この高低差による影響は、高低差を生じさせる絶縁層や保護層を、画素領域から周辺回路領域に渡って覆う絶縁体膜に平坦化処理を施しても解消することが困難である。
そしてこの高低差による影響として絶縁体膜の上面に生じる凹凸は、絶縁体膜の上に形成される配線などの部材の形成不良を生じ、製造歩留まりを低下させる要因となる可能性がある。そこで本発明は、画素回路部と周辺回路部との高低差を低減することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の手段は、画素回路部と周辺回路部とを備える撮像装置の製造方法であって、前記画素回路部に位置する第一半導体領域と、前記周辺回路部に位置する第二半導体領域と、前記画素回路部および周辺回路部の少なくとも一方に位置する第三半導体領域とを覆う第一絶縁体膜を形成し、前記第一絶縁体膜の前記第一半導体領域の上に位置する第一部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分と、前記第一絶縁体膜の前記第三半導体領域の上に位置する部分とを除去し、前記第一半導体領域と、前記第二半導体領域と、前記第三半導体領域と、を覆う第二絶縁体膜を形成し、前記第二絶縁体膜の前記第三半導体領域の上に位置する第二部分を残存させつつ、前記第二絶縁体膜の前記第一部分の上に位置する部分と、前記第二絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分とを除去し、前記第一部分と、前記第二半導体領域と、前記第二部分とを覆う金属膜を形成し、前記金属膜と前記第二半導体領域とを反応させて金属化合物層を形成し、前記第一部分と、前記金属化合物層と、前記第二部分とを覆う第三絶縁体膜を形成し、前記第三絶縁体膜を貫通して前記金属化合物層に接触する導電体部材を形成することを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の手段は、画素回路部および周辺回路部を備える撮像装置の製造方法であって、画素回路部に位置する第一ポリシリコン部材と、前記周辺回路部に位置する第二ポリシリコン部材と、前記画素回路部および周辺回路部の少なくとも一方に位置する半導体領域と、を覆う第一絶縁体膜を形成し、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第一絶縁体膜の前記半導体領域の上に位置する部分と、を除去し、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記半導体領域と、を覆う第二絶縁体膜を形成し、前記第二絶縁体膜の前記半導体領域の上に位置する部分を残存させつつ、前記第二絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分とを除去し、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記半導体領域の上に位置する前記部分と、を覆う金属膜を形成し、
前記金属膜と前記第二ポリシリコン部材とを反応させて金属化合物層を形成した後、前記金属膜の前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分を除去することを特徴とする撮像装置の製造方法。
上記課題を解決するための第3の手段は、画素回路部および周辺回路部を備える撮像装置の製造方法であって、画素回路部に位置する第一ポリシリコン部材と、前記周辺回路部に位置する第二ポリシリコン部材と、前記画素回路部および周辺回路部の少なくとも一方に位置する第三ポリシリコン部材と、を覆う第一絶縁体膜を形成し、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第一絶縁体膜の前記第三ポリシリコン部材の上に位置する部分と、を除去し、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記第三ポリシリコン部材と、を覆う第二絶縁体膜を形成し、前記第二絶縁体膜の前記第三ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第二絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分とを除去し、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記第三ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、を覆う金属膜を形成し、前記金属膜と前記第二ポリシリコン部材とを反応させた後、前記金属膜の前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分を除去することを特徴とする。
本発明によれば、画素回路部と周辺回路部とで絶縁体の高低差を低減することができる。
(a)撮像装置の平面模式図、(b)画素回路の回路図。 (a)撮像装置の平面模式図、(b)撮像装置の断面模式図。 撮像装置の製造方法を示す断面模式図。 撮像装置の製造方法を示す断面模式図。 撮像装置の製造方法を示す断面模式図。 撮像装置の製造方法を示す断面模式図。 撮像装置の製造方法を示す断面模式図。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。なお、以下の説明および図面において、複数の図面に渡って共通の構成については共通の符号を付している。そのため、複数の図面を相互に参照して共通する構成を説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。
<第一実施形態>
図1(a)を用いて、撮像装置1000の一例を説明する。撮像装置1000は、画素回路10が配された画素回路部1と周辺回路が配された周辺回路部2とを備える。画素回路部1と周辺回路部2は共通の半導体層100上に設けられる。図1(a)において一点鎖線で囲まれた領域が画素回路部1であり、一点鎖線と二点鎖線の間の領域が周辺回路部2である。周辺回路部2は、画素回路部1の周囲、つまり、画素回路部1と半導体層100の縁との間に位置する。図1(a)では複数の画素回路10を2次元状に配列したエリアセンサの例を示すが、複数の画素回路10を1次元状に配列したリニアセンサとしてもよい。
図1(b)は画素回路10の回路図である。画素回路10は、光電変換素子11と転送素子12と容量部13と増幅素子15とリセット素子16と選択素子17とを備える。本例では、光電変換素子11はフォトダイオードであり、転送素子12はMOSゲートである。増幅素子15、リセット素子16および選択素子17はMOSトランジスタである。画素回路を構成するMOSトランジスタを画素MOSトランジスタと称する。本例では画素MOSトランジスタは全てNMOSトランジスタであるが、PMOSトランジスタを含んでいてもよい。
転送素子12は光電変換素子11で生じた信号電荷を容量部13へ転送する。容量部13はその容量と信号電荷の量に応じた電圧をノード14に生じる。増幅素子15のゲートはノード14を介して容量部13に接続されており、増幅素子15のドレインは選択素子17を介して電源線21に接続されており、増幅素子15のソースは選択素子17を介して出力線22に接続されている。容量部13および増幅素子15のゲートはリセット素子16を介して電源線21に接続されている。リセット素子16をONにすることでノード14の電位が電源電位に応じた電位にリセットされる。選択素子17をONにすることでノード14の電位に応じた信号が増幅素子15から出力線22に出力される。画素回路部1の構成は適宜変更することができる。
図1(a)に示す様に、周辺回路部2には、画素回路10で生成された電気信号を処理する信号処理ユニット40を設けることができる。また、周辺回路部2には、信号処理ユニット40に加えて、信号処理ユニット40で処理された信号を外部に出力するための出力ユニット50や、画素回路10や信号処理ユニット40を制御するための制御ユニット60も備えることができる。これら信号処理ユニット40や出力ユニット50、制御ユニット60を構成する回路を周辺回路と総称する。
本例では、信号処理ユニット40は、複数の列アンプを有する増幅回路41と、複数の列ADコンバータを有する変換回路42と、変換回路42からの出力を選択して出力ユニット50へ出力するための水平走査回路43を有している。出力ユニット50は電極パッドや保護回路を有し、制御ユニット60は、垂直走査回路61やタイミング生成回路62等を有する。周辺回路部2の構成は適宜変更することができる。
周辺回路は複数のMOSトランジスタで構成することができ、特に、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタを有するCMOS回路で構成することができる。周辺回路を構成するMOSトランジスタを周辺MOSトランジスタと称し、導電型を特定する場合には周辺NMOSトランジスタ、周辺PMOSトランジスタと称する。また、周辺回路には、トランジスタやダイオードのような能動素子だけでなく、抵抗素子や容量素子などの受動素子が含まれる。
図2を用いてより詳細な構成を説明する。図2(a)は画素回路部1および周辺回路部2の平面模式図である。
図2(a)には、光電変換素子11の蓄積領域101、容量部13を成す浮遊拡散領域103、リセット素子16のドレイン106を示している。また、図2(a)には、増幅素子15のドレイン105、増幅素子15のソース104、選択素子17のソース107を示している。なお、浮遊拡散領域103はリセット素子16のソースを兼ね、増幅素子15のソース104は選択素子17のドレインを兼ねている。また、図2(a)には、周辺NMOSトランジスタのソース・ドレイン108、周辺PMOSトランジスタのソース・ドレイン109を示している。蓄積領域101や浮遊拡散領域103、画素MOSトランジスタのソース、ドレイン、周辺NMOSトランジスタのソース・ドレイン108はいずれもN型の不純物領域である。周辺PMOSトランジスタのソース・ドレイン109はP型の不純物領域である。
本例では全ての画素トランジスタはチャネル(反転層)がn型のMOSFET(nMOSFET)であるが、pMOSFETを含んでいてもよい。画素回路10の各素子は絶縁ゲート型電界効果トランジスタ以外のトランジスタを含んでいてもよく、例えば増幅素子15は、接合型電界効果トランジスタ(JFET:Jucnction FET)であってもよいし、バイポーラトランジスタであってもよい。以下の説明では、画素回路において信号電荷として取り扱う電荷を多数キャリアとする導電型に一致する導電型を第一導電型とし、信号電荷として取り扱う電荷を少数キャリアとする導電型に一致する導電型を第二導電型とする。信号電荷として電子を用いる場合にはn型が第一導電型、p型が第二導電型となる。なお、画素トランジスタや周辺トランジスタの導電型は適宜変更することができる。
図2(a)には、転送素子12のゲート電極122、リセット素子16のゲート電極126、増幅素子15のゲート電極125、選択素子17のゲート電極127、周辺PMOSトランジスタのゲート電極129を示している。また、図2(a)には、周辺NMOSトランジスタのゲート電極128、周辺PMOSトランジスタのゲート電極129を示している。各ゲート電極は、ポリシリコン(多結晶珪素)からなるポリシリコン部材である。なお、本例のゲート電極128とゲート電極129は一体的に設けられているが、別体にしてもよい。
図2(a)には、画素回路10の基準コンタクトの不純物領域102を示している。基準コンタクトは、配線を介して画素回路10の基準電位(接地電位)を供給する。画素回路部1に複数の基準コンタクトを設けることで、画像に生じるシェーディングを抑制できる。
図2(a)には、周辺回路の抵抗素子の不純物領域110を示している。不純物領域110の両端にコンタクトを設けることで、コンタクト間の距離に応じた抵抗を得ることができる。本例では抵抗素子の不純物領域110はN型であるが、P型であってもよく、N型の不純物領域を有する抵抗素子と、P型の不純物領域を有する抵抗素子が混在していてもよい。周辺回路部2には、他の受動素子を設けることができる。例えばポリシリコン部材で構成されたMOS構造を有する容量素子や、ポリシリコン部材で構成された抵抗素子である。
図2(b)は図2(a)のA−B線における断面模式図である。シリコンなどの半導体からなる半導体層100は、素子分離用の絶縁物99によって構成された素子分離領域によって、複数の活性領域に区分されている。各々の活性領域は半導体領域で構成されており、半導体領域に形成された不純物領域が各素子を構成する。なお、「半導体領域」とは「活性領域」で特定の機能を有するように特定の範囲に渡って広がる領域である。「不純物領域」とは「半導体領域」であって、素子の機能を発現するために半導体に不純物が導入された領域のことを意味する。従って「半導体領域」は活性領域の内、不純物が導入されていない領域と不純物が導入されている領域の両方を含む。素子分離領域にはPN接合分離を成すためのP型の不純物領域(不図示)を設けることもできる。
半導体層100の活性領域には、素子の導電型に応じた導電型を有するウェル(不図示)が設けられる。不純物領域102は半導体層100に設けられたウェルと同じ導電型で、本例ではP型である。基準コンタクトは画素MOSトランジスタ用のウェルを介して基準電位を供給する。光電変換素子11の蓄積領域101と半導体層100の表面との間には、P型の表面領域(不図示)を設けることもできる。
周辺NMOSトランジスタのソース・ドレイン108はN型の低濃度の不純物領域1081とN型の高濃度の不純物領域1082とで構成されており、周辺NMOSトランジスタはLDD構造を有している。周辺PMOSトランジスタのソース・ドレイン108はP型の低濃度の不純物領域とP型の高濃度の不純物領域とで構成されており、周辺PMOSトランジスタはLDD構造を有している。
ゲート電極などのポリシリコン部材は、半導体層100の上に、ゲート絶縁膜などの絶縁膜を介して設けられている。周辺NMOSトランジスタのゲート電極128の側方にはサイドウォールスペーサ212が設けられている。サイドウォールスペーサ212は、単層部材であってもよいし、複層部材であってもよい。サイドウォールスペーサ212は、例えば窒化シリコン層と、この窒化シリコン層とゲート電極128との間に位置する酸化シリコン層で構成することができる。
周辺NMOSトランジスタのソース・ドレイン108の上にはシリサイド層などの金属化合物層131が設けられている。周辺NMOSトランジスタのゲート電極128の上面にはシリサイド層などの金属化合物層132が設けられている。周辺PMOSトランジスタも同様である。
半導体層100の上には、第一絶縁体部材211、第二絶縁体部材221が設けられている。第一絶縁体部材211は、蓄積領域101、ゲート電極122、浮遊拡散領域103、ゲート電極126およびドレイン106を覆っている。また第一絶縁体部材211は、ソース104、ドレイン105、ゲート電極125、ゲート電極127、ソース107、不純物領域102を覆っている。第二絶縁体部材221は、不純物領域110を覆っている。
第一絶縁体部材211と第二絶縁体部材221は互いに異なる材料であってもよいし、同じ材料であってもよい。例えば第一絶縁体部材211は窒化シリコン層または酸窒化シリコン層を含み、第二絶縁体部材221は酸化シリコン層を含む。各部材は、単層の部材であってもよいし、複層の部材であってもよい。例えば、第一絶縁体部材211は、窒化シリコン層と、この窒化シリコン層と半導体層100との間に位置する酸化シリコン層と、で構成することができる。蓄積領域101の上に位置する第一絶縁体部材211は反射防止膜として機能しうる。
半導体層100の半導体領域はその上に形成される部材に応じて、複数の種類に分類できる。本実施形態では、図2(b)に示すように、第一半導体領域1001、第二半導体領域1002、第三半導体領域1003に分類している。各種類の半導体領域は、第一絶縁体部材211と第二絶縁体部材221と金属化合物層131の何れかと関連付けられる。以下の説明において、第一半導体領域1001、第二半導体領域1002、第三半導体領域1003の各々は、以下に説明する点で共通した複数の半導体領域の総称である。第一半導体領域1001を第一種半導体領域、第二半導体領域1002を第二種半導体領域、第三半導体領域1003を第三種半導体領域と、それぞれ言い換えることもできる。第一半導体領域1001、第二半導体領域1002、第三半導体領域1003の各々は、半導体層100の上に分散して存在することができる。
第一半導体領域1001は第一絶縁体部材211で覆われており、第三半導体領域1003と第二半導体領域1002は第一絶縁体部材211で覆われていない。第三半導体領域1003は第二絶縁体部材221で覆われており、第一半導体領域1001と第二半導体領域1002は第二絶縁体部材221で覆われていない。第二半導体領域1002は金属化合物層131で覆われており、第一半導体領域1001と第三半導体領域1003は金属化合物層131で覆われていない。
本実施形態では、第一半導体領域1001は、活性領域の内、蓄積領域101、不純物領域102、浮遊拡散領域103あるいはドレイン106が設けられた区域である。また、第一半導体領域1001は、活性領域の内、ドレイン105、ソース104、ソース107が設けられた区域である。第二半導体領域1002は、活性領域の内、ソース・ドレイン108、109が設けられた区域である。第三半導体領域1003は、活性領域の内、不純物領域110が設けられた区域である。
ポリシリコン部材もまた、半導体領域と同様に、複数の類に分類できる。本実施形態では、第一ポリシリコン部材と第二ポリシリコン部材に分類している。各のポリシリコン部材は、第一絶縁体部材211と第二絶縁体部材221と金属化合物層131の何れかと関連付けられる。第一ポリシリコン部材を第一種ポリシリコン部材、第二ポリシリコン部材を第二種ポリシリコン部材と、それぞれ言い換えることもできる。
第一ポリシリコン部材は第一絶縁体部材211で覆われており、第二ポリシリコン部材は第一絶縁体部材211で覆われていない。第二ポリシリコン部材は第一絶縁体部材211でも第二絶縁体部材221でも覆われていない。第二ポリシリコン部材は金属化合物層132で覆われており、第一ポリシリコン部材は金属化合物層132で覆われていない。
本実施形態では、第一ポリシリコン部材は、ゲート電極122、126、125、127を含む。第二ポリシリコン部材は、ゲート電極128、129を含む。
第一絶縁体部材211と第二絶縁体部材221と金属化合物層131、132とを覆って第三絶縁体膜232が設けられている。第三絶縁体膜232を貫通して導電体部材であるコンタクトプラグ300が設けられている。コンタクトプラグ300には配線層310が接続されている。配線層310の上には、層間絶縁層を介してさらなる配線層が設けられる。
本実施形態の撮像装置は、半導体層100のゲート電極122や配線層310の側の主面が受光面となる表面照射型であってもよいし、半導体層100のゲート電極122や配線層310の側とは反対側の主面が受光面となる裏面照射型であってもよい。しかし、本発明は表面照射型の撮像装置に好適である。なぜなら、本実施形態ならば、画素回路部の絶縁体の高さも小さくできるため、表面照射型の撮像装置において感度を向上する効果を得られるからである。
半導体層100の受光面の側にはマイクロレンズアレイやカラーフィルタアレイなどが設けられる。撮像装置1000は、半導体層100を含むチップと、チップを収容するパッケージを備えることができる。撮像装置1000を用いて、これを組み込んだカメラや情報端末などの撮像システムを構築することができる。
第一実施形態に係る撮像装置1000の製造方法を図3〜5を用いて説明する。
本実施形態では、第一半導体領域1001は、蓄積領域101、不純物領域102、浮遊拡散領域103およびドレイン106に対応する区域である。また、第一半導体領域1001は、ドレイン105、ソース104、ソース107に対応する区域である。第二半導体領域1002は、ソース・ドレイン108、109に対応する区域である。第三半導体領域1003は不純物領域110に対応する区域である。ここで、「不純物領域に対応する区域」とは、不純物領域がすでに形成されている半導体領域と、不純物領域が後で形成される予定の半導体領域の両方を意味する。
各不純物領域の形成は次のように行うことができる。まず、半導体領域の不純物領域を形成する部分以外を、感光性樹脂や無機絶縁物などで構成されたマスクで覆う。そして、半導体領域のマスクで覆われていない部分にイオン注入などの公知の方法によって不純物を導入(ドープ)する。マスクはその後、除去してもよいし、残存させてもよい。
各絶縁体部材の形成は次のように行うことができる。まず、絶縁体膜の残存させる部分(絶縁体部材となる部分)以外の部分を、感光性樹脂や無機絶縁物などで構成されたマスクで覆う。そして、絶縁体膜のマスクで覆われていない部分をドライエッチングやウェットエッチングなどのエッチングによって除去する。マスクはその後、除去してもよいし、残存させてもよい。この方法に限らず、リフトオフ法を用いて絶縁体膜をパターニングして絶縁体部材を形成することもできる。
金属化合物層131、132はサリサイド(Self Aligned Silicide)プロセスを用いて形成される。そして、第一絶縁体部材211および第二絶縁体部材221はサリサイドプロセスにおけるシリサイドブロックとして用いられる。
以下の説明では、図2(b)に示した断面構造を有する第一実施形態の撮像装置1000の製造工程a〜kを、典型的な工程順に断面図を用いて示す。なお、説明の簡略化のために、最終的に第一半導体領域1001となる第一半導体領域を製造工程の当初から第一半導体領域1001と称する。最終的に第二半導体領域1002となる第二半導体領域、最終的に第三半導体領域1003となる第三半導体領域についても同様である。
(工程a) 図3(a)は、半導体層100の上にポリシリコン部材を形成し、半導体層100に不純物領域を形成する工程aを経た状態を示している。半導体層100としては、単結晶シリコンのインゴットから切り出されたシリコンウエハを用いることができる。そのほか、半導体層100としては、シリコンウエハの上にエピタキシャル成長によって形成された単結晶シリコン層(エピタキシャル層)を用いることができる。工程aでは、まず半導体層100に素子分離用の絶縁物99を形成する。さらに、半導体層100の上にゲート絶縁膜を介してゲート電極122、126、128としてのポリシリコン部材を形成する。また、光電変換素子11の蓄積領域101を形成する。さらに、容量部13の浮遊拡散領域103、ドレイン106、N型の低濃度の不純物領域1081を形成する。浮遊拡散領域103の形成のための第一半導体領域1001への不純物の導入と、N型の低濃度の不純物領域1081の形成のための第二半導体領域1002への不純物の導入とを並行して行うことができる。従って、浮遊拡散領域103の形成時のイオン注入と、不純物領域1081の形成時のイオン注入とでドーズ量は同じであってもよい。その結果、浮遊拡散領域103の不純物濃度とN型の低濃度の不純物領域1081の不純物濃度は同程度(一方が他方の0.5倍〜2倍)で有り得る。本工程内における形成順は任意である。
(工程b) 図3(b)は、第一絶縁体膜210を形成する工程bを経た状態を示している。第一絶縁体膜210は、画素回路部1に位置する第一半導体領域1001と、周辺回路部2に位置する第二半導体領域1002と、周辺回路部2の少なくとも一方に位置する第三半導体領域1003と、を覆う。第一絶縁体膜210は半導体層100の全体を覆う様に形成することができる。
また、第一絶縁体膜210は、第一半導体領域1001の上に位置する第一ポリシリコン部材であるゲート電極122、126、第二半導体領域1002の上に位置する第二ポリシリコン部材であるゲート電極128を覆うように形成される。
第一絶縁体膜210の厚みはゲート電極としてのポリシリコン部材の厚みと同じかそれよりも小さくてもよい。第一絶縁体膜210の厚みは、ポリシリコン部材の厚みの1/5倍以上であるとよい。第一絶縁体膜210は積層膜であってもよい。例えば、下層の酸化シリコン層と、酸化シリコン層よりも厚い、上層の窒化シリコン層で第一絶縁体膜210を構成することができる。
(工程c) 図3(c)は、第一絶縁体部材211を形成する工程cを経た状態を示している。工程cでは、第一絶縁体膜210の第二半導体領域1002の上に位置する部分と、第一絶縁体膜210の第三半導体領域1003の上に位置する部分と、を除去する。この時、第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に位置する部分を残存させる。第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に位置する部分(第一部分)が第一絶縁体部材211となる。また、第一絶縁体膜210のゲート電極128の側面の上に位置する部分を残存させる。第一絶縁体膜210のゲート電極128の側面の上に位置する部分がポリシリコン部材であるゲート電極128に対するサイドウォールスペーサ212となる。
第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させた部分は、蓄積領域101を覆う。第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させた部分は、浮遊拡散領域103を覆う。第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させる部分は、画素MOSトランジスタのソース・ドレインを覆う。例えば、第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させた部分はドレイン106を覆う。例えば、第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させる部分は、画素回路部1の増幅素子15のドレイン105、ソース104を覆う。第一絶縁体膜210の増幅素子15の上に位置する部分のエッチングが制限されることで、増幅素子15へのエッチングダメージが低減され、増幅素子15に起因するノイズを低減できる。
また、第一絶縁体膜210の第二ポリシリコン部材(ゲート電極128、129)の上に位置する部分を除去する。この時、第一絶縁体膜210の第一ポリシリコン部材(ゲート電極122、126、125、127)の上に位置する部分を残存させる。
(工程d) 図3(d)は、半導体層100に不純物領域を形成する工程dを経た状態を示している。工程dにより抵抗素子の不純物領域110を形成する。また、工程dでは、第二半導体領域1002に不純物を導入する。これにより、周辺NMOSトランジスタのソース・ドレイン108のN型の高濃度の不純物領域1082を形成する。N型の高濃度の不純物領域1082の形成時のドーズ量(第一のドーズ量)よりも高いドーズ量(第二のドーズ量)で不純物を導入することでLDD構造が形成される。N型の高濃度の不純物領域1082のための第二半導体領域1002への不純物の導入と、不純物領域110のための第三半導体領域1003への不純物の導入と、を並行して行うことができる。したがって、不純物領域110の不純物濃度とN型の高濃度の不純物領域1082の不純物濃度は同程度(一方が他方の0.5倍〜2倍)で有り得る。抵抗素子のP型の不純物領域を有する抵抗素子を形成する場合には、周辺PMOSトランジスタのソース・ドレイン109のP型の高濃度の不純物領域の形成と並行して、抵抗素子のP型の不純物領域を形成することもできる。周辺MOSトランジスタのソース・ドレイン108、109の高濃度の不純物領域の形成のためのドーズ量は、抵抗素子としての不純物領域110の抵抗率を適度に低くするのに実用的な範囲である。
LDD構造を成す高濃度の不純物領域を形成する際の第二のドーズ量の適当な範囲は5×1014〜5×1016[ions/cm]であり、好ましくは、1×1015〜1×1016[ions/cm]である。これに対してLDD構造を成す低濃度の不純物領域を形成する際の第一のドーズ量の適当な範囲は、5×1012〜5×1014[ions/cm]であり、好ましくは1×1013〜1×1014[ions/cm]である。工程aの段階で、不純物領域110をソース・ドレイン108、109の低濃度の不純物領域と並行して形成することもできる。しかし、第一のドーズ量のみでは、不純物領域110の抵抗率が極端に高くなってしまい、抵抗素子として十分な特性を得ることが難しくなるのである。
(工程e) 図4(e)は、第二絶縁体膜220を形成する工程eを経た状態を示している。第二絶縁体膜220は、第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させた部分である第一絶縁体部材211と、第二半導体領域1002と、第三半導体領域1003と、を覆う。第二絶縁体膜220は半導体層100の全体を覆う様に形成することができる。
第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分は、蓄積領域101を覆う。第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分は、浮遊拡散領域103を覆う。第二絶縁体膜220の第三半導体領域1003の上に位置する部分は、画素MOSトランジスタのソース・ドレインを覆う。第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分は、画素回路部1の増幅素子のドレイン105、ソース104を覆う。
第二絶縁体膜220は、第一絶縁体膜210の第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、第二ポリシリコン部材と、を覆う。
第二絶縁体膜220の厚みはポリシリコン部材の厚みと同じかそれよりも小さくてもよい。第二絶縁体膜220の厚みは、ポリシリコン部材の厚みの1/5倍以上であるとよい。また、第二絶縁体膜220の厚みは第一絶縁体膜210の厚みと同じかそれより小さくてよい。なぜなら、第一絶縁体膜210はサイドウォールスペーサ212を形成するために比較的厚くする必要があるが、第二絶縁体膜220からはサイドウォールスペーサを形成する必要がないからである。
(工程f) 図4(f)は、第二絶縁体部材221を形成する工程fを経た状態を示している。工程fでは、第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分と、第二半導体領域1002の上に位置する部分とを除去する。この時、第二絶縁体膜220の第三半導体領域1003の上に位置する部分を残存させる。
第二絶縁体膜220の第三半導体領域1003の上に残存させた部分(第二部分)は、第二絶縁体部材221として、抵抗素子の不純物領域110を覆う。
また、第二絶縁体膜220の第一ポリシリコン部材(ゲート電極122、126、125、127)の上に位置する部分と、第二ポリシリコン部材(ゲート電極128、129)の上に位置する部分とを除去する。
第二絶縁体膜220のエッチングは、少なくとも第二絶縁体膜220の第一絶縁体部材211に重なる部分が薄くなる(厚みが小さくなる)ように行われる。好ましくは、第二絶縁体膜220の第一絶縁体部材211に重なる部分の厚みがゼロになり、第一絶縁体部材211が露出するように行われる。露出した第一絶縁体部材211は、第一半導体領域1001や第一ポリシリコン部材を覆ったままにする。そのためには、第一絶縁体部材211は第二絶縁体膜220のエッチング時に極力エッチングされないことが好ましい。そのためには、第二絶縁体膜220のエッチング条件は、第一絶縁体膜210(第一絶縁体部材211)とのエッチング選択比が大きい条件であることが好ましい。具体的なエッチング選択比としては例えば3以上である。
(工程g) 図4(g)は、金属膜130を形成する工程gを経た状態を示している。工程gでは、金属膜130は第二半導体領域1002および第二ポリシリコン部材(ゲート電極128、129)の少なくとも一方(本例では両方)を覆う。金属膜130は、第一絶縁体膜210の第一半導体領域1001の上に残存させた部分である第一絶縁体部材211と、第二半導体領域1002と、第三絶縁体膜の第三半導体領域1003の上に残存させた部分である第二絶縁体部材221と、を覆う。金属膜130は半導体層100の全体を覆う様に形成することができる。
また、金属膜130は、第一絶縁体膜210の第一ポリシリコン部材の上に位置する部分である第二絶縁体部材221と、第二絶縁体膜の第二ポリシリコン部材の上に位置する部分である第二絶縁体部材221と、を覆う。
金属膜130、第二半導体領域1002および第二ポリシリコン部材(ゲート電極128、129)の少なくとも一方に接する。一方で、金属膜130は第二絶縁体部材221あるいは第二絶縁体部材221に阻まれて、第一半導体領域1001や第三半導体領域1003、第一ポリシリコン部材(ゲート電極122、126、125、127)には接しない。
金属膜130は、第二半導体領域1002や第二ポリシリコン部材と反応して金属化合物層を形成しうる金属を含む。金属膜130は単層膜でもよいし複層膜でもよい。まず、スパッタ法などにより、下層の高融点金属層を形成する。この高融点金属層の上に、高融点金属層の酸化を防止するための上層の酸化防止層を堆積する。高融点金属層の材料として例えばコバルトを用い、酸化防止層の材料として例えば窒化チタンを用いることができる。他には、高融点金属層の材料としてチタン、ニッケル、タングステン、モリブデン、タンタル、クロム、パラジウム、プラチナを用いてもよい。また、酸化防止層の材料として窒化ニッケルなどを用いてもよい。半導体領域がシリコンであれば、金属化合物層はシリサイドであり、半導体領域がゲルマニウムであれば金属化合物層はゲルマナイドでありうる。
(工程h) 図4(h)は、金属化合物層131、132を形成する工程hを経た状態を示している。金属化合物層131は、金属膜130と第二半導体領域1002とを反応させることで形成する。また、金属化合物層132は、金属膜130と第二ポリシリコン部材とを反応させることで形成する。半導体層やゲート電極がシリコンであれば、金属化合物層131、132はシリサイド層であり、例えば上述した高融点金属層に含まれる金属がコバルトであれば、金属化合物層はコバルトシリサイド層である。
詳細には、まず、500℃程度の熱処理を施し、高融点金属層と半導体層100の第二半導体領域1002や第二ポリシリコン部材(ゲート電極128、129)とを反応させてモノシリサイド化することで、モノシリサイド層を形成する。このとき、第一絶縁体部材211に阻まれて、金属膜130は、第一半導体領域1001や第一ポリシリコン部材(ゲート電極122、126、125、127)とは反応しない。従って、第一半導体領域1001や第一ポリシリコン部材の上には、モノシリサイド層は形成されない。同様に、このとき、第二絶縁体部材221に阻まれて、金属膜130は、第三半導体領域1003とは反応せず、第三半導体領域1003の上にモノシリサイド層は形成されない。
これにより、画素回路10、特に光電変換素子11の金属汚染による暗電流の増加が抑制される。また、抵抗素子の低抵抗化が抑制される。
この後、金属膜130の第一絶縁体膜210を介して第一半導体領域1001の上に位置する未反応の部分を除去する。また、金属膜130の第一絶縁体膜210を介して第一ポリシリコン部材の上に位置する未反応の部分を除去する。
詳細には、硫酸加水などに浸して、酸化防止層及び未反応の高融点金属層を除去する。このときの硫酸加水処理では、第一絶縁体部材211や第二絶縁体部材221はほとんど溶解しない。その後、800℃程度の熱処理を施すことにより、低抵抗なダイシリサイド層である金属化合物層131、132を形成する。
なお、第一絶縁体部材211や第二絶縁体部材221には高融点金属が拡散してしまい、硫酸加水処理を行っても、それらの表面に金属成分が残存することもある。このため第一絶縁体部材211や第二絶縁体部材221の上面の一部(表層)を、エッチングなどにより除去することで、第一絶縁体部材211や第二絶縁体部材221に拡散した金属成分を除去してもよい。
(工程i) 図5(i)は、第三絶縁体膜230を形成する工程iを経た状態を示している。第三絶縁体膜231は、第一絶縁体膜210の残存させた部分である第一絶縁体部材211と、第二絶縁体膜220の残存させた部分である第二絶縁体部材221とを覆う。また、金属化合物層131、132を覆う。第三絶縁体膜230は半導体層100の全体を覆う様に形成することができる。
(工程j) 図5(j)は、第三絶縁体膜230を平坦化する工程jを経た状態を示している。工程jでは、第三絶縁体膜230を平坦化することで表面が平坦な第三絶縁体膜231を形成する。平坦化の手法としてはCMP法が好適であるが、エッチバック法やリフロー法を採用することもできる。
(工程k) 図5(k)は、第三絶縁体膜231にコンタクトホール240を形成する工程kを経た状態を示している。工程kでは、第三絶縁体膜231上に適切なマスクを形成して第三絶縁体膜231をエッチングすることで、コンタクトホール240を有する第三絶縁体膜232を形成する。コンタクトホール240は第三絶縁体膜232を貫通する。そして、コンタクトホール240は、第一半導体領域1001、第二半導体領域1002および金属化合物層131、132、第一ポリシリコン部材を露出させる。
工程iで形成する第三絶縁体膜230は、単層膜であってもよいが、複層膜であることが好ましい。複層膜としての第三絶縁体膜230は、工程jで平坦化される上層と、工程kで上層に形成されたコンタクトホール240に対してエッチングストッパとして機能する下層(エッチングストップ層)とを含むことができる。例えば下層を窒化シリコン層とし、上層をBPSGなどのケイ酸塩ガラス層とすることができる。エッチングストップ層を用いることで、半導体層100や金属化合物層131、132へのダメージを抑制することができる。エッチングストップ層にコンタクトホール240が達すると、上層とは異なるエッチング条件で、エッチングストップ層をエッチングして、第三絶縁体膜232を貫通するコンタクトホール240を形成する。上層を形成する前に、下層を適当な形状にパターニングすることもできる。具体的には、下層用の絶縁体膜のコンタクトホール240が設けられる部分を残留させ、下層用の絶縁体膜のコンタクトホール240が設けられる部分以外の部分を除去するようにパターニングすることができる。また、第一半導体領域1001や第三半導体領域1003、第一ポリシリコン部材を露出するコンタクトホール240を第一コンタクトホールとする。金属化合物層131、132を露出するコンタクトホールを第二コンタクトホールとする。第一コンタクトホールと第二コンタクトホールとを同じマスクを用いて同時に形成することができるが、別々に形成することもできる。別々に形成することで金属化合物層131、132の金属成分による第一半導体領域1001や第三半導体領域1003の金属汚染が抑制される。
次いで、コンタクトホール240を介してP型の不純物をイオン注入することで、基準コンタクトのP型の不純物領域102を形成する。また、コンタクトホールを介してN型の不純物をイオン注入することで、画素NMOSトランジスタにコンタクト用の不純物領域(不図示)を形成する。
(工程k) 図5(k)は、コンタクトホール240内にコンタクトプラグ300を形成する工程kを経た状態を示している。コンタクトプラグ300は第三絶縁体膜232を貫通して、金属化合物層131、132に接触する導電体部材である。また、コンタクトプラグ300は第三絶縁体膜232を貫通して、第一半導体領域1001や第三半導体領域1003、第一ポリシリコン部材(ゲート電極122、126、125、127)に接触する。その後、コンタクトプラグ300に接続する配線層310を形成する。コンタクトプラグ300の主材料としてはタングステンを用いることができる。配線層310の主材料としてはアルミニウムや銅を用いることができる。
更に層間絶縁層、ビアプラグ、配線層を形成し、カラーフィルタアレイやマイクロレンズアレイを形成することで撮像装置1000が完成する。
本実施形態の製造方法によれば、金属化合物層131、132を有する撮像装置において、画素回路部1と周辺回路部2との高低差を小さくすることができる。これは、工程fにおいて第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分や第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を除去するためである。すなわち、工程fにおいて第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分や第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を除去しない場合に比べて、画素回路部1と周辺回路部2との高低差を小さくできる。第一半導体領域1001や第一ポリシリコン部材の上方では第一絶縁体膜210が残存させられる。一方で、第二半導体領域1002や第二ポリシリコン部材の上方では、工程cおよび工程fにおいて、第一絶縁体膜210と第二絶縁体膜220が除去される。第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分を除去することで、第一半導体領域1001の上方と第二半導体領域1002の上方とでの高低差を、第二絶縁体膜220の厚み分だけ縮小させることが可能となるのである。
<第二実施形態>
画素回路10が配された画素回路部1と周辺回路が配された周辺回路部2とを備える撮像装置1000の製造方法を、図6を用いて説明する。ここで説明する製造方法は、図2(b)に示した断面構造を有する撮像装置1000とは異なる構造を有する。以下の説明では、撮像装置1000の製造工程m〜pを、典型的な工程順に断面図を用いて示すが、第一実施形態と共通する点についての説明を適宜省略する。
本実施形態では、第三半導体領域1003が画素回路部1に位置する点で、第一実施形態に係る撮像装置1000と異なる。
本実施形態では、第一半導体領域1001は、蓄積領域101、浮遊拡散領域103に対応する区域である。第二半導体領域1002は、ソース・ドレイン108、109に対応する区域である。第三半導体領域1003は、画素回路部1の基準コンタクトの不純物領域102に対応する区域である。また、第三半導体領域1003は、ソース104、ドレイン105、ドレイン106、ソース107に対応する区域である。画素回路部1はLDD構造を有する画素MOSトランジスタを含む。そして、第三半導体領域1003は、LDD構造を有する画素MOSトランジスタのソースあるいはドレインのN型の低濃度の不純物領域1061およびN型の高濃度の不純物領域1062に対応する区域である。また、本実施形態では第四半導体領域1004を有する。第四半導体領域1004は、周辺回路部2に位置し、周辺回路部2の抵抗素子の不純物領域110が設けられる半導体領域を含む。
第一ポリシリコン部材は、ゲート電極122を含む。第二ポリシリコン部材は、ゲート電極128、129を含む。第三ポリシリコン部材は、ゲート電極125、126、127を含む。
(工程m) 図6(m)は、第一絶縁体部材211を形成する工程mを経た状態を示している。工程mは、図3(c)で示した工程cに類する工程である。工程mの前には、工程aに類する、半導体層100の上にポリシリコン部材を形成し、半導体層100に不純物領域を形成する工程a’を経ている。工程a’では、抵抗素子の不純物領域110が第四半導体領域1004に形成されている。不純物領域110の形成のためのドーズ量は、5×1012〜5×1016[ions/cm]であり、好ましくは、5×1014〜5×1016[ions/cm]であり、より好ましくは1×1015〜1×1016[ions/cm]である。また、工程mの前には、工程bに類する、第一絶縁体膜210を形成する工程b’を経ている。
工程mでは、工程b’で形成された第一絶縁体膜210の第三半導体領域1003の上に位置する部分を除去する。具体的には、基準コンタクトの不純物領域102に対応する区域の上に位置する部分を除去する。また、画素MOSトランジスタのソース、ドレインに対応する区域の上に位置する部分を除去する。また、第一絶縁体膜210のゲート電極126の側面の上に位置する部分を残存させる。第一絶縁体膜210のゲート電極126の側面の上に位置する部分がポリシリコン部材である画素MOSトランジスタのゲート電極126に対するサイドウォールスペーサ213である。
本実施形態では、そして、第一絶縁体膜210の不純物領域110の上に位置する部分は、本工程mで残存させられる。第一絶縁体膜210の不純物領域110の上に残存させた部分が、絶縁体部材214として不純物領域110を覆う。
第三半導体領域1003は画素回路部1のLDD構造を有するMOSトランジスタの不純物領域であるドレイン106を含み、第一絶縁体膜210の第三半導体領域1003の上に位置する部分は、MOSトランジスタのソース・ドレインを覆う。
(工程n) 図6(n)は、半導体層100に不純物領域を形成する工程nを経た状態を示している。工程nは、図3(d)で示した工程dに類する工程である。これにより抵抗素子の不純物領域110を形成する。また、LDD構造を有する画素MOSトランジスタのソース・ドレイン106の高濃度の不純物領域1061を形成する。N型の高濃度の不純物領域1061の形成時のドーズ量(第一のドーズ量)よりも高いドーズ量(第二のドーズ量)で不純物を導入することでLDD構造が形成される。
画素MOSトランジスタのN型の高濃度の不純物領域1062と、周辺MOSトランジスタのN型の高濃度の不純物領域1082と同時に形成できる。すなわち、不純物領域1062のための第一半導体領域1001への不純物の導入と、不純物領域1082のための第二半導体領域1002への不純物の導入とを並行して行うことができる。したがって、N型の高濃度の不純物領域1062の不純物濃度とN型の高濃度の不純物領域1082の不純物濃度は同程度(一方が他方の0.5倍〜2倍)で有り得る。
また、工程nでは、周辺PMOSトランジスタのソース・ドレイン109のP型の高濃度の不純物領域を形成する。また、工程nでは、基準コンタクトのP型の不純物領域102を形成する。P型の高濃度の不純物領域の形成とP型の不純物領域102の形成を並行して行うことができる。従って、不純物領域102の形成時のイオン注入と、ソース・ドレイン109のP型の高濃度の不純物領域の形成時のイオン注入とでドーズ量は同じであってもよい。その結果、不純物領域102の不純物濃度とP型の高濃度の不純物領域の不純物濃度は同程度(一方が他方の0.5倍〜2倍)で有り得る。不純物領域102の形成のためのドーズ量は、5×1012〜5×1016[ions/cm]であり、好ましくは、5×1014〜5×1016[ions/cm]であり、より好ましくは1×1015〜1×1016[ions/cm]である。
この後、図4(e)で示した工程eと同様に、第二絶縁体膜220を形成する。第二絶縁体膜220は第一絶縁体膜210の抵抗素子の不純物領域110の上に位置して残存させた部分である絶縁体部材214を覆うことになる。
(工程o) 図6(o)は、第二絶縁体部材221を形成する工程oを経た状態を示している。工程oは、図4(f)で示した工程fに類する工程である。工程fでは、第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001の上に位置する部分と、第二半導体領域1002の上に位置する部分とを除去する。また、第二絶縁体膜220の第四半導体領域1004の上に位置する部分を除去する。この時、第二絶縁体膜220の第三半導体領域1003の上に位置する部分を残存させる。
第二絶縁体膜220のドレイン106の上に残存させた部分が、絶縁体部材222として、画素MOSトランジスタのソース・ドレインを覆う。第二絶縁体膜220は、ソース104、ドレイン105、ソース107の上にも残存させられる。また、第二絶縁体膜220の不純物領域102の上に残存させた部分が絶縁体部材223として、不純物領域102を覆う。
また、第二絶縁体膜220の第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、第二ポリシリコン部材の上に位置する部分とを除去する。この時、第二絶縁体膜220の第三ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させる。第二絶縁体膜220の第三ポリシリコン部材の上に残存させた部分が絶縁体部材222である。絶縁体部材222はゲート電極126、125、127を覆う。一方、絶縁体部材222はゲート電極122を覆わない。
この後、図4(g)で示した工程gと同様に、半導体領域やポリシリコン部材と反応して金属化合物層を形成しうる金属膜を形成する。
(工程p) 図6(p)は、金属化合物層131、132を形成する工程pを経た状態を示している。工程pは、図4(h)で示した工程hに類する工程である。工程pでは、金属膜と第二半導体領域1002とを反応させて金属化合物層131を形成する。また、金属膜と第二ポリシリコン部材とを反応させて金属化合物層132を形成する。
このとき、金属膜は、第一絶縁体部材211に阻まれて、第一半導体領域1001や第一ポリシリコン部材(ゲート電極122)とは反応せず、モノシリサイド層は形成されない。同様に、金属膜は、絶縁体部材222、223に阻まれて、第三半導体領域1003や第三ポリシリコン部材(ゲート電極125、126、127)とは反応せず、モノシリサイドは形成されない。
画素回路部1に位置する不純物領域102や画素MOSトランジスタは蓄積領域101の近傍に配される。そのため、不純物領域102や画素MOSトランジスタのソース・ドレインの上に金属化合物層を形成することは、白キズなど画質低下の原因となる。本実施形態では、第二絶縁体膜220から形成した絶縁体部材222、223で金属膜の反応を阻むことで、良好な画質を得ることができる。そして、第二絶縁体膜220の第一絶縁体部材211に重なる部分を除去する。これにより、第一絶縁体膜210と第二絶縁体膜220の双方が除去される周辺回路部2の第二半導体領域1002の上方構造との高低差を低減できる。
この後は、図5で示した工程i〜lと同様の工程を行って、撮像装置1000を製造することができる。
<第三実施形態>
画素回路10が配された画素回路部1と周辺回路が配された周辺回路部2とを備える撮像装置1000の製造方法を、図7を用いて説明する。ここで説明する製造方法は、図2(b)に示した断面構造を有する撮像装置1000とは異なる構造を有する。以下の説明では、撮像装置1000の製造工程q〜tを、典型的な工程順に断面図を用いて示す。
本実施形態では、抵抗素子として、不純物領域ではなく、ポリシリコン部材を用いた点で、第一、二実施形態に係る撮像装置1000と異なる。
本実施形態では、第一半導体領域1001は、蓄積領域101、浮遊拡散領域103、ソース104、ドレイン105、ドレイン106、ソース107に対応する区域である。第二半導体領域1002は、ソース・ドレイン108、109に対応する区域である。第三半導体領域1003は、に対応する区域を含む。また、第三半導体領域1003は、不純物領域102に対応する区域である。
また、半導体層100は第五半導体領域1005をさらに有する。第四半導体領域1004の上に抵抗素子としてのポリシリコン部材120が設けられる。
第一ポリシリコン部材は、ゲート電極122、125、126、127を含む。第二ポリシリコン部材は、ゲート電極128、129を含む。第三ポリシリコン部材は、抵抗素子としてのポリシリコン部材120を含む。
(工程q) 図7(q)は、第一絶縁体部材211を形成する工程qを経た状態を示している。工程qは、図3(c)で示した工程cに類する工程である。
工程mの前には、工程aに類する、半導体層100の上にポリシリコン部材を形成し、半導体層100に不純物領域を形成する工程a”を経ている。工程a”では、第五半導体領域1005の上に、抵抗素子のポリシリコン部材120が設けられている。また、工程mの前には、工程bに類する、第一絶縁体膜210を形成する工程b”を経ている。工程b”では、第一絶縁体膜210がポリシリコン部材120を覆うように形成される。工程qでは、第一絶縁体膜210のポリシリコン部材120の上に位置する部分を除去する。
この後、図4(e)で示した工程eと同様に、第二絶縁体膜220を形成する。
(工程r) 図7(r)は、第三ポリシリコン部材に不純物を導入する工程rを経た状態を示している。工程rは、図3(d)で示した工程dに類する工程である。工程rでは、ポリシリコン部材120に不純物を導入する。これにより、ポリシリコン部材120の抵抗率を所望の値にすることができる。ポリシリコン部材120への不純物の導入は周辺MOSトランジスタのソース・ドレイン108、109の高濃度の不純物領域の形成と並行して行うことができる。周辺MOSトランジスタのソース・ドレイン108、109の高濃度の不純物領域の形成のためのドーズ量は、抵抗素子としてのポリシリコン部材120の抵抗率を適度に低くするのに十分である。また、工程rでは、基準コンタクトのための不純物領域102を形成する。不純物領域102の形成については第二実施形態と同様である。
(工程s) 図7(s)は、第二絶縁体部材221を形成する工程sを経た状態を示している。工程sは、図4(f)で示した工程fに類する工程である。工程sでは、第二絶縁体膜220の第一半導体領域1001、第一ポリシリコン部材(ゲート電極122、125、126、127)の上に位置する部分を除去する。また、第二絶縁体膜220の第二半導体領域1002、第二ポリシリコン部材(ゲート電極128、129)の上に位置する部分を除去する。
この時、第二絶縁体膜220の第三ポリシリコン部材(ポリシリコン部材120)の上に位置する部分を残存させる。第二絶縁体膜220の第三ポリシリコン部材(ポリシリコン部材120)の上に位置する部分は、絶縁体部材224としてポリシリコン部材120の側面および上面を覆う。第二絶縁体膜220の、ソース104、ドレイン105、ドレイン106、ソース107の上に位置する部分が除去されることにより、周辺回路部2との絶縁体部材の高低差が縮小する。
一方、第二絶縁体膜220の蓄積領域101の上に位置する部分を残存させる。これにより、エッチング時の光電変換素子11(蓄積領域101)へのダメージを低減できる。このため、暗電流を抑制することができる。ここでは、蓄積領域101と不純物領域102が同一の活性領域に位置し、不純物領域102を覆う絶縁体部材223が蓄積領域101の上に延在している例を示した。しかし、蓄積領域101を覆う絶縁体部材と不純物領域102を覆う絶縁体部材とが、ともに第二絶縁体膜220から形成された別々の絶縁体部材であってもよい。
(工程t) 図7(t)は、金属化合物層131、132を形成する工程tを経た状態を示している。工程tは、図4(h)で示した工程hに類する工程である。工程tでは、抵抗素子としてのポリシリコン部材120を覆う絶縁体部材224により、ポリシリコン部材120が金属膜と反応することが阻まれる。これにより、抵抗素子としてのポリシリコン部材120が極端に低抵抗化することを抑制できる。
以上の説明では、信号電荷を電子として説明したが、信号電荷はP型であってもよい。撮像装置において、信号電荷を多数キャリアとする導電型を第一導電型とし、信号電荷を少数キャリアとする導電型を第二導電型と呼ぶことができる。例えば信号電荷が電子であれば、第一導電型はN型であり第二導電型はP型であるが、信号電荷が正孔であれば、第一導電型はP型であり第二導電型はN型である。
また、以上の説明では、第一絶縁体膜210を第二絶縁体膜220よりも先の工程で形成し、第二絶縁体膜220の一部を、第一絶縁体膜210から形成された第一絶縁体部材211の上から除去する形態を説明した。しかし、この順序は逆であってもよい。すなわち、第二絶縁体膜220を第一絶縁体膜210よりも先の工程で形成し、第一絶縁体膜210の一部を、第二絶縁体膜220から形成された第二絶縁体部材221の上から除去する形態であってもよい。
また、その上から第一絶縁体膜が除去され、その上に第二絶縁体膜が残存させられる第三半導体領域1003は、画素回路部1と周辺回路部2の少なくとも一方に存在すればよい。第一〜三実施形態は適宜組み合わせることができる。例えば画素回路部1の構成に関しては第二実施形態を採用し、周辺回路部2の構成に関しては第三実施形態を採用することができる。また、第一、二、三実施形態で説明したそれぞれのタイプの抵抗素子が周辺回路部2に混在している形態を採用することもできる。
以上の説明では、第二半導体領域1002および第二ポリシリコン部材の双方を金属膜130と反応させて金属化合物層131および金属化合物層132を形成する形態を説明した。しかし、第二半導体領域1002および第二ポリシリコン部材の一方を金属膜130と反応しないようにすることもできる。例えばポリシリコン部材については、単結晶シリコンに比べて導電率が高いため、金属化合物層を形成しなくてもよい。その場合には、上述した第一絶縁体膜210や第二絶縁体膜220によって形成された導電体部材によって、ポリシリコン部材のシリサイド化を阻害することができる。また、ポリシリコン部材を形成する際のパターニングに用いられるハードマスクを除去せずに残存させることで、このハードマスクをマスクとしてサリサイドプロセスを行うこともできる。
1 画素回路部
2 周辺回路部
100 半導体層
1001 第一半導体領域
1002 第二半導体領域
1003 第三半導体領域
122 ゲート電極
126 ゲート電極
128 ゲート電極
130 金属膜
131 金属化合物層
132 金属化合物層
210 第一絶縁体膜
220 第二絶縁体膜
230 第三絶縁体膜

Claims (20)

  1. 画素回路部と周辺回路部とを備える撮像装置の製造方法であって、
    前記画素回路部に位置する第一半導体領域と、前記周辺回路部に位置する第二半導体領域と、前記画素回路部および周辺回路部の少なくとも一方に位置する第三半導体領域とを覆う第一絶縁体膜を形成し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一半導体領域の上に位置する第一部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分と、前記第一絶縁体膜の前記第三半導体領域の上に位置する部分とを除去し、
    前記第一半導体領域と、前記第二半導体領域と、前記第三半導体領域と、を覆う第二絶縁体膜を形成し、
    前記第二絶縁体膜の前記第三半導体領域の上に位置する第二部分を残存させつつ、前記第二絶縁体膜の前記第一部分の上に位置する部分と、前記第二絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分とを除去し、
    前記第一部分と、前記第二半導体領域と、前記第二部分とを覆う金属膜を形成し、
    前記金属膜と前記第二半導体領域とを反応させて金属化合物層を形成し、
    前記第一部分と、前記金属化合物層と、前記第二部分とを覆う第三絶縁体膜を形成し、
    前記第三絶縁体膜を貫通して前記金属化合物層に接触する導電体部材を形成することを特徴とする撮像装置の製造方法。
  2. 前記第一絶縁体膜の前記第三半導体領域の上に位置する部分を除去した後であって、前記第二絶縁体膜を形成する前に、前記第三半導体領域に不純物を導入する、請求項1に記載の撮像装置の製造方法。
  3. 前記第一絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分を除去した後であって、前記第二絶縁体膜を形成する前に、前記第二半導体領域に不純物を導入し、
    前記第二半導体領域への不純物の導入と、前記第三半導体領域への不純物の導入とを並行して行う、請求項2に記載の撮像装置の製造方法。
  4. 前記第一絶縁体膜の形成の前に、前記第一半導体領域および前記第二半導体領域に第一のドーズ量で不純物を導入し、
    前記第一絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分を除去した後であって、前記第二絶縁体膜を形成する前に、前記第二半導体領域および前記第三半導体領域に前記第一のドーズ量よりも高い第二のドーズ量で不純物を導入する、請求項1に記載の撮像装置の製造方法。
  5. 第一絶縁体膜の下であって前記第二半導体領域の上にはゲート電極が設けられており、前記第一絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する部分を除去する際に、前記第一絶縁体膜から前記ゲート電極に対するサイドウォールスペーサを形成する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  6. 前記第三半導体領域は前記周辺回路部の抵抗素子が設けられる区域を含み、前記第一絶縁体膜の前記抵抗素子が設けられる前記区域の上に位置する部分を除去した後に、前記抵抗素子が設けられる前記区域に前記抵抗素子の不純物領域を形成し、前記第二部分は、前記抵抗素子の前記不純物領域を覆う、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  7. 前記第一半導体領域は前記画素回路部の光電変換素子の不純物領域を含み、前記第一絶縁体膜の前記第一半導体領域の上に残存させる前記第一部分は前記光電変換素子の不純物領域を覆い、前記第二絶縁体膜の前記光電変換素子の不純物領域の上に位置する部分を除去する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  8. 前記第一半導体領域は前記画素回路部の容量素子の不純物領域を含み、前記第一絶縁体膜の前記第一半導体領域の上に残存させる前記第一部分は前記容量素子の前記不純物領域を覆い、前記第二絶縁体膜の前記容量素子の前記不純物領域の上に位置する部分を除去し、
    前記第一絶縁体膜の形成の前に、前記容量素子の前記不純物領域の形成のための前記第一半導体領域への不純物の導入と、前記第二半導体領域への不純物の導入とを並行して行う、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  9. 前記第一半導体領域は前記画素回路部の増幅素子の不純物領域を含み、前記第一絶縁体膜の前記第一半導体領域の上に残存させる前記第一部分は前記増幅素子の前記不純物領域を覆い、前記第二絶縁体膜の前記増幅素子の前記不純物領域の上に位置する部分を除去する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  10. 前記第三半導体領域は前記画素回路部の基準電位を供給するためのコンタクトに対応する区域を含み、
    前記第一絶縁体膜の前記コンタクトに対応する前記区域の上に位置する部分を除去した後であって、前記第二絶縁体膜を形成する前に、前記コンタクトに対応する前記区域に不純物を導入する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  11. 前記第三半導体領域は前記画素回路部のLDD構造を有するMOSトランジスタの不純物領域を含み、前記第一絶縁体膜の前記MOSトランジスタの前記不純物領域の上に位置する部分を除去し、前記第二絶縁体膜の前記第三半導体領域の上に残存させる前記第二部分は前記MOSトランジスタの前記不純物領域を覆う、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  12. 前記第一絶縁体膜は前記周辺回路部の抵抗素子の不純物領域を覆い、前記第二絶縁体膜は前記第一絶縁体膜の前記抵抗素子の前記不純物領域の上に位置する部分を覆う、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  13. 前記第一絶縁体膜は、前記第一半導体領域の上に位置する第一ポリシリコン部材と、前記第二半導体領域の上に位置する第二ポリシリコン部材と、を覆うように形成され、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分を除去し、
    前記第二絶縁体膜は、前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、を覆うように形成され、
    前記第二絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分とを除去する、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  14. 前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材とを覆う金属膜を形成し、
    前記金属膜と前記第二ポリシリコン部材とを反応させてシリサイド層を形成する、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  15. 画素回路部および周辺回路部を備える撮像装置の製造方法であって、
    画素回路部に位置する第一ポリシリコン部材と、前記周辺回路部に位置する第二ポリシリコン部材と、前記画素回路部および周辺回路部の少なくとも一方に位置する半導体領域と、を覆う第一絶縁体膜を形成し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第一絶縁体膜の前記半導体領域の上に位置する部分と、を除去し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記半導体領域と、を覆う第二絶縁体膜を形成し、
    前記第二絶縁体膜の前記半導体領域の上に位置する部分を残存させつつ、前記第二絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分とを除去し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記半導体領域の上に位置する前記部分と、を覆う金属膜を形成し、
    前記金属膜と前記第二ポリシリコン部材とを反応させてシリサイド層を形成した後、前記金属膜の前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分を除去することを特徴とする撮像装置の製造方法。
  16. 画素回路部および周辺回路部を備える撮像装置の製造方法であって、
    画素回路部に位置する第一ポリシリコン部材と、前記周辺回路部に位置する第二ポリシリコン部材と、前記画素回路部および周辺回路部の少なくとも一方に位置する第三ポリシリコン部材と、を覆う第一絶縁体膜を形成し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第一絶縁体膜の前記第三ポリシリコン部材の上に位置する部分と、を除去し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記第三ポリシリコン部材と、を覆う第二絶縁体膜を形成し、
    前記第二絶縁体膜の前記第三ポリシリコン部材の上に位置する部分を残存させつつ、前記第二絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する部分と、前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分とを除去し、
    前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、前記第二ポリシリコン部材と、前記第三ポリシリコン部材の上に位置する前記部分と、を覆う金属膜を形成し、
    前記金属膜と前記第二ポリシリコン部材とを反応させた後、前記金属膜の前記第一絶縁体膜の前記第一ポリシリコン部材の上に位置する前記部分を除去することを特徴とする撮像装置の製造方法。
  17. 前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する前記部分を除去した後であって、前記第二絶縁体膜を形成する前に、前記半導体領域に不純物を導入する、請求項15に記載の撮像装置の製造方法、または、
    前記第一絶縁体膜の前記第二半導体領域の上に位置する前記部分を除去した後であって、前記第二絶縁体膜を形成する前に、前記第三ポリシリコン部材に不純物を導入する、請求項16に記載の撮像装置の製造方法。
  18. 前記第一絶縁体膜の前記第二ポリシリコン部材の上に位置する部分を除去する際に、前記第一絶縁体膜の一部を、前記第二ポリシリコン部材に対するサイドウォールスペーサとして残存させる、請求項15乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  19. 前記第一絶縁体膜を形成した後に前記第二絶縁体膜を形成し、前記導電体部材を形成する前に前記第三絶縁体膜を平坦化する、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
  20. 前記第一絶縁体膜は窒化シリコン層および酸窒化シリコン層の少なくとも一方を含み、前記第二絶縁体膜は酸化シリコン層を含む、請求項1乃至19のいずれか1項に記載の撮像装置の製造方法。
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