JP2015105151A - 搬送装置 - Google Patents

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斉藤 雅彦
Masahiko Saito
雅彦 斉藤
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Abstract

【課題】製版機の搬送機構と排出口との距離が大きい場合であっても、製版機から排出される刷版をストック装置にストックさせることが可能な搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置2は、駆動ローラ23aと、駆動ローラ23aの上方に配置される従動ローラ24aと、従動ローラ24aを駆動ローラ23a側に付勢する圧縮コイルばね25bとを備える。搬送装置2は、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aにより送られるプレート60が、自重によりストック装置1の案内部材12に沿って下方に案内され、そのプレート60の後端部60aが駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間を通過するときに、従動ローラ24aが圧縮コイルばね25bの付勢力に抗して上方に移動されるように構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、搬送装置に関する。
従来、製版機から排出される刷版をストックするストック装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のストック装置には、製版機から排出される刷版を斜め下方に向けて案内する案内部材と、案内部材により案内された刷版の先端を受け止める受け止め部材と、受け止め部材により受け止められた刷版を立てかけられた状態で支持する支持部材とが設けられている。
案内部材および支持部材は対向するように配置され、案内部材および支持部材の間の下方領域に受け止め部材が配置されている。案内部材は、弧状に形成された湾曲面を有しており、上端部が製版機の刷版の排出口近傍に配置されている。支持部材は、傾斜面を有しており、上端部が下端部に比べて案内部材から離れるように配置されている。
そして、このストック装置には、製版機から刷版がほぼ水平な状態で供給される。なお、製版機の内部には搬送機構が設けられており、その搬送機構により刷版が排出口から排出される。そして、排出口から刷版が排出されると、自重により刷版が案内部材に沿って斜め下方に送られる。その後、受け止め部材により刷版の先端が受け止められるとともに、支持部材により刷版が立てかけられた状態で支持される。このようにして、製版機から排出される刷版がストック装置にストックされる。
特許第4054298号公報
しかしながら、上記した従来のストック装置では、製版機において搬送機構と排出口との距離が大きい場合には、搬送機構により排出口から突出(排出)させることが可能な刷版の長さが短いので、自重により刷版を案内部材に沿って斜め下方に送ることが困難である。このため、製版機から排出される刷版をストック装置にストックすることが困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、製版機の搬送機構と排出口との距離が大きい場合であっても、製版機から排出される刷版をストック装置にストックさせることが可能な搬送装置を提供することである。
本発明による搬送装置は、駆動ローラと、駆動ローラの上方に配置される従動ローラと、従動ローラを駆動ローラ側に付勢する付勢部材とを備える。駆動ローラおよび従動ローラは、製版機から排出される刷版をストック装置に搬送するように構成されている。そして、搬送装置は、駆動ローラおよび従動ローラにより送られる刷版が、自重によりストック装置の案内部材に沿って下方に案内され、その刷版の後端部が駆動ローラおよび従動ローラの間を通過するときに、従動ローラが付勢部材の付勢力に抗して上方に移動されるように構成されている。
このように構成することによって、駆動ローラおよび従動ローラにより、製版機から排出される刷版を中継してストック装置に搬送することができるので、製版機の搬送機構と排出口との距離が大きい場合であっても、製版機から排出される刷版をストック装置にストックさせることができる。また、刷版の後端部が駆動ローラおよび従動ローラの間を通過するときに、従動ローラが付勢部材の付勢力に抗して上方に移動されることにより、刷版の後端部に過負荷がかかるのを抑制することができるので、刷版が損傷しないようにすることができる。
上記搬送装置において、好ましくは、製版機から排出される刷版を検出するセンサと、センサにより刷版が検出された場合に、駆動ローラを回転させるモータとをさらに備える。
このように構成すれば、製版機から刷版が排出されるときに駆動ローラが回転されることにより、駆動ローラが不必要に回転されないので、省電力化を図ることができる。
上記搬送装置において、好ましくは、製版機から排出される刷版を、駆動ローラおよび従動ローラの間にガイドするガイドローラをさらに備える。
このように構成すれば、駆動ローラおよび従動ローラの間に刷版を容易にガイドすることができる。
上記搬送装置において、好ましくは、移動用のキャスターが設けられた架台をさらに備える。
このように構成すれば、搬送装置を容易に移動させることができる。
本発明の搬送装置によれば、製版機の搬送機構と排出口との距離が大きい場合であっても、製版機から排出される刷版をストック装置にストックさせることができる。
本発明の一実施形態によるストックシステムを示した側面図である。 図1のストックシステムのストック装置を示した側面図である。 図1のストックシステムの搬送装置を示した斜視図である。 図3のストックシステムの搬送装置を示した正面図である。 図3の搬送装置の搬送機構部を拡大して示した斜視図である。 枠体が重ねられた状態の架台を示した斜視図である。 レコーダの排出口から排出されたプレートがガイドローラによりガイドされた状態を模式的に示した側面図である。 排出口から排出されたプレートが駆動ローラおよび従動ローラにより搬送されている状態を模式的に示した側面図である。 駆動ローラおよび従動ローラの間をプレートの後端部が通過するときの状態を模式的に示した側面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1〜図6を参照して、本実施形態によるストックシステム100の構成について説明する。
ストックシステム100は、レコーダ50から排出(出力)されるプレート60をストックするように構成されている。レコーダ50は、CTPレコーダであり、プレート60にレーザを照射して版を形成するように構成されている。プレート60は、たとえば現像液を使用する必要がない現像レスのCTPプレート(アルミプレート)であり、レコーダ50は、プレート60に対してレーザにより直接描画することが可能である。このプレート60を用いた場合には、現像液を使用する必要がないので、環境負荷の低減を図ることができる。なお、レコーダ50は本発明の「製版機」の一例であり、プレート60は本発明の「刷版」の一例である。
また、レコーダ50には、図1に示すように、版が形成されたプレート60を排出する排出口51が設けられるとともに、その排出口51にプレート60を搬送するコンベア(搬送機構)52が設けられている。ここで、本実施形態のレコーダ50では、排出口51とコンベア52との距離Dが大きくなっている。この距離Dは、たとえば、コンベア52により搬送されきったプレート60が排出口51から突出された状態で、プレート60が排出口51から落下しない程度の距離である。
ストックシステム100は、プレート60をストックするストック装置1と、レコーダ50の排出口51から排出されるプレート60を中継してストック装置1に搬送する搬送装置2とを備えている。
[ストック装置]
ストック装置1は、図2に示すように、筐体11と、案内部材12と、受け止め部材13と、支持部材14とを含んでいる。このストック装置1は、レコーダ50から搬送装置2を介して供給されるプレート60をストックする機能を有する。また、ストック装置1は、複数枚(たとえば、50枚)のプレート60をストック可能に構成されている。
筐体11は、上端に開口を有する箱状に形成されている。この筐体11の内部には、案内部材12、受け止め部材13および支持部材14が配置されている。具体的には、案内部材12および支持部材14が対向するように配置され、案内部材12および支持部材14の間の下方領域に受け止め部材13が配置されている。また、筐体11の下端には、移動用のキャスター111が設けられている。なお、キャスター111には、移動を規制するためのストッパが設けられている。
案内部材12は、搬送装置2から供給されるプレート60を斜め下方に向けて案内するために設けられている。この案内部材12は、弧状に形成された湾曲面121を有し、回動軸122を中心にして回動可能に構成されている。湾曲面121は、幅方向(図2の紙面に対する垂直方向)に延びるように形成されるとともに、支持部材14側に突出する(膨らむ)ように形成されている。また、湾曲面121は、上端部が搬送装置2の近傍に配置され、下端部が受け止め部材13の近傍に配置されている。回動軸122は、筐体11の側面に支持されている。
また、案内部材12には、側方に突出するピン123が設けられ、筐体11の側面には、ピン123が挿入される長孔112が形成されている。ピン123には、外周面に螺旋状の溝が形成されており、蝶ナット(図示省略)が取り付けられている。このため、案内部材12は、蝶ナットを緩めることにより、所定の角度範囲内(ピン123が長孔112に沿って移動可能な範囲内)で位置を調整するとともに、蝶ナットを締めることにより、所望の位置で固定することが可能である。なお、案内部材12の位置は、プレート60のサイズなどに応じて利用者により適宜調整される。
受け止め部材13は、案内部材12により案内されるプレート60の先端を受け止めるために設けられている。受け止め部材13は、幅方向に延びるように板状に形成され、表面にスポンジなどの緩衝部材131が設けられている。受け止め部材13は、支持部材14の傾斜面141に対して直交するように配置されており、表面が支持部材14側(案内部材12とは反対側)を向くように傾斜されている。
また、受け止め部材13には、側方に突出するピン132が設けられ、筐体11の側面には、ピン132が挿入される櫛状の孔113が形成されている。ピン132には、外周面に螺旋状の溝が形成されており、蝶ナット(図示省略)が取り付けられている。孔113は、長手方向に延びる移動用部分と、移動用部分からY1方向側に突出する複数(たとえば、4つ)の固定用部分とを含む。なお、ピン132は孔113に沿って移動可能であり、移動用部分を介していずれかの固定用部分にピン132が配置されている。このため、受け止め部材13は、蝶ナットを緩めることにより、高さ位置を4段階で調整するとともに、蝶ナットを締めることにより、いずれかの高さ位置で固定することが可能である。なお、受け止め部材13の高さ位置は、プレート60のサイズなどに応じて利用者により適宜調整される。
支持部材14は、受け止め部材13により受け止められたプレート60を立てかけられた状態で支持するために設けられている。支持部材14は傾斜面141を有しており、その傾斜面141の下端部が孔113の近傍に配置されている。また、傾斜面141の上端部は、下端部に比べて案内部材12から離れるように配置されている。
[搬送装置]
搬送装置2は、図1、図3および図4に示すように、搬送機構部20と、搬送機構部20が設置される架台30とを備えている。搬送装置2は、レコーダ50とストック装置1との間に配置されており、レコーダ50から排出されるプレート60を中継してストック装置1に搬送するように構成されている。なお、レコーダ50とストック装置1との距離は、たとえば100mm程度の短い距離である。
搬送機構部20は、図5に示すように、角棒状の基台21と、基台21を昇降させる昇降機構22とを含んでいる。この搬送機構部20は、レコーダ50の排出口51の近傍に配置されている。
基台21は、幅方向(X方向)に延びるように形成されている。基台21の表面(上面)には、駆動シャフト23およびシャフト24を支持する一対の支持部材25が設けられている。駆動シャフト23には、複数の駆動ローラ23aが一体的に設けられている。この駆動シャフト23は、支持部材25に回転可能に支持されている。シャフト24には、複数の従動ローラ24aが回転可能に設けられている。従動ローラ24aは、駆動ローラ23aの上方に配置されるとともに、幅方向において駆動ローラ23aと対応する位置に配置されている。すなわち、複数組(たとえば、6組)の駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aが設けられている。
支持部材25には、上下方向(Z方向)に移動可能なスライド部材25aと、スライド部材25aを下方に付勢する圧縮コイルばね25bとが設けられている。そして、スライド部材25aには、シャフト24が回転不能に取り付けられている。このため、従動ローラ24aは、圧縮コイルばね25bにより駆動ローラ23a側に付勢されており、駆動ローラ23aに対して離間可能な状態で接触されている。なお、圧縮コイルばね25bは、本発明の「付勢部材」の一例である。
また、基台21には、幅方向における中央近傍にセンサ26が設けられるとともに、幅方向における一方端部にモータ27が設けられている。センサ26およびモータ27は、図示省略した制御装置に接続されており、その制御装置は、センサ26の検出結果に応じてモータ27を駆動するように構成されている。
具体的には、センサ26は、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aよりもレコーダ50側(Y2方向側)に配置されている。このセンサ26は、たとえばフォトリフレクタであり、レコーダ50の排出口51からプレート60が排出されたことを検出するために設けられている。モータ27は、たとえばギヤードモータであり、駆動シャフト23に連結されている。そして、モータ27は、センサ26によりプレート60を検出した場合に、駆動シャフト23を回転させ、センサ26によりプレート60が検出されなくなってから所定時間が経過した場合に、駆動シャフト23の回転を停止させるように構成されている。なお、センサ26の上方には板部材24bが配置され、その板部材24bはシャフト24に取り付けられている。
また、基台21のレコーダ50側(Y2方向側)の側面には、ボルト28bにより板部材28aが設けられ、その板部材28aの先端には、ガイドローラ28が設けられている。このガイドローラ28は、レコーダ50から排出されるプレート60を、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間に案内するために設けられている。また、ガイドローラ28は、基台21に対する板部材28aの取り付け位置を調整することにより、高さ位置を調整することが可能である。なお、本実施形態では、プレート60の下面側をガイドするガイドローラ28が4つ設けられ、プレート60の上面側をガイドするガイドローラ28が2つ設けられている。
昇降機構22は、架台30に取り付けられる取付板22aと、基台21に設けられた可動板22bと、上下方向(Z方向)に延びるように形成されたガイドシャフト22cおよびリードスクリュー22dとを含んでいる。
取付板22aは、架台30の上面に着脱可能に取り付けられている。この取付板22aには、ガイドシャフト22cおよびリードスクリュー22dが設けられている。可動板22bは、基台21の幅方向(X方向)の端部に、外側に延びるように形成されている。可動板22bには、ガイドシャフト22cが挿入される挿入孔22eが形成されるとともに、リードスクリュー22dが挿入される挿入孔22fが形成されている。この挿入孔22fの内周面には螺旋状の溝が形成されており、リードスクリュー22dの外周面と螺合するようになっている。このため、リードスクリュー22dが回転されると、可動板22bがガイドシャフト22cに沿って上下方向に移動される。これにより、架台30に対する基台21の高さ位置を調整することが可能である。
架台30は、図3および図4に示すように、複数の枠体31と、枠体31を連結する連結板32とを含んでいる。枠体31の下端部には、移動用のキャスター31aが設けられている。なお、キャスター31aには、移動を規制するためのストッパが設けられている。枠体31の上端部には、搬送機構部20の取付板22aが取り付けられている。連結板32は、L字状に形成されており、直線状に連なるように配置される2つの枠体31にそれぞれボルト32a(図4参照)により取り付けられている。ここで、架台30から搬送機構部20を取り外して運搬する場合には、図6に示すように、2つの枠体31を重ねた状態で連結板32により連結することが可能である。これにより、架台30を小型化させることができるので、架台30を運搬しやすくすることができる。
−動作−
次に、図1、図2、図5および図7〜図9を参照して、本実施形態によるストックシステム100の動作について説明する。
まず、図7に示すように、レコーダ50の排出口51からプレート60が排出され、プレート60の先端がセンサ26(図5参照)により検出されると、モータ27(図5参照)が駆動される。これにより、駆動シャフト23および駆動ローラ23aがR方向に回転され、その駆動ローラ23aの回転によって従動ローラ24aが回転される。なお、駆動ローラ23aの表面速度は、コンベア52(図1参照)の送り速度と同じになるようにモータ27により制御される。
そして、排出口51から排出されたプレート60が、ガイドローラ28により駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間にガイドされ、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間に挟み込まれる。これにより、図8に示すように、排出口51から排出されたプレート60が、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aによりY1方向に搬送される。すなわち、レコーダ50から排出されるプレート60が搬送装置2(図1参照)により中継されてストック装置1に搬送される。
なお、搬送装置2ではプレート60をほぼ水平な方向に搬送するようになっている。また、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間にプレート60が配置されている状態では、そのプレート60の厚み分だけ従動ローラ24aが圧縮コイルばね25b(図5参照)の付勢力に抗して上方に移動されている。
そして、搬送装置2からストック装置1に供給されたプレート60は、自重によって案内部材12の湾曲面121に沿って斜め下方に送られる。その後、プレート60が案内部材12および支持部材14(図2参照)の間で下方に送られる。
そして、図9に示すように、プレート60の後端部60aが駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間を通過するときに、プレート60の後端部60aにより従動ローラ24aが圧縮コイルばね25bの付勢力に抗して上方に移動される。すなわち、プレート60の後端部60aが駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間を通過するときに、従動ローラ24aが上方に逃げるようにされており、プレート60の荷重の大部分が後端部60aに集中してかかることが抑制されている。なお、従動ローラ24aが上方に移動したときには、プレート60が駆動ローラ23aから離間されていてもよいし、駆動ローラ23aの回転中心よりもY1方向側でプレート60が駆動ローラ23aに接触されていてもよい。また、プレート60の後端部60aは、プレート60の搬送方向における上流側(Y2方向側)の端部である。
その後、プレート60の先端が受け止め部材13(図2参照)により受け止められるとともに、そのプレート60が支持部材14により立てかけられた状態で支持される。これにより、レコーダ50から搬送装置2を介して供給されるプレート60がストック装置1にストックされる。その後、センサ26によりプレート60が検出されなくなってから所定時間が経過した場合に、モータ27が停止される。
ストックシステム100では、上記した動作が繰り返し行われることにより、プレート60が連続的にストック装置1にストックされる。
−効果−
本実施形態では、上記のように、レコーダ50とストック装置1との間に搬送装置2を設けることによって、レコーダ50から排出されるプレート60を中継してストック装置1に搬送することができるので、レコーダ50のコンベア52と排出口51との距離Dが大きい場合であっても、レコーダ50から排出されるプレート60をストック装置1にストックさせることができる。
また、本実施形態では、駆動ローラ23aと、駆動ローラ23aの上方に配置される従動ローラ24aと、従動ローラ24aを駆動ローラ23a側に付勢する圧縮コイルばね25bとを設け、プレート60の後端部60aが駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間を通過するときに、従動ローラ24aが圧縮コイルばね25bの付勢力に抗して上方に移動される。このように構成することによって、プレート60の後端部60aに過負荷がかかるのを抑制することができるので、プレート60が損傷しないようにすることができる。
また、本実施形態では、搬送装置2がレコーダ50とストック装置1との間に配置され、そのレコーダ50とストック装置1との距離が小さいことによって、ストックシステム100の設置スペースが大型化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、レコーダ50から排出されるプレート60を検出するセンサ26と、センサ26によりプレート60が検出された場合に駆動ローラ23aを回転させるモータ27とを設けることによって、駆動ローラ23aが不必要に回転されないので、省電力化を図ることができる。
また、本実施形態では、ガイドローラ28を設けることによって、レコーダ50から排出されるプレート60を、駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの間に容易にガイドすることができる。
また、本実施形態では、架台30にキャスター31aを設けることによって、搬送装置2を容易に移動させることができる。
また、本実施形態では、基台21を昇降させる昇降機構22を設けることによって、プレート60を搬送する駆動ローラ23aおよび従動ローラ24aの高さ位置を容易に調整することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、プレート60が現像レスのCTPプレートである例を示したが、これに限らず、プレートが現像を要するものであってもよい。
また、本実施形態では、センサ26がフォトリフレクタである例を示したが、これに限らず、センサがフォトインタラプタであってもよい。
また、本実施形態では、従動ローラ24aを駆動ローラ23a側に付勢する圧縮コイルばね25bを設ける例を示したが、これに限らず、従動ローラを駆動ローラ側に付勢する板ばねなどのその他の付勢部材が設けられていてもよい。
1 ストック装置
2 搬送装置
12 案内部材
23a 駆動ローラ
24a 従動ローラ
25b 圧縮コイルばね(付勢部材)
26 センサ
27 モータ
28 ガイドローラ
30 架台
31a キャスター
50 レコーダ(製版機)
60 プレート(刷版)
60a 後端部
本発明による搬送装置は、刷版を排出する排出口とその排出口に刷版を搬送するコンベアとが設けられた製版機においてコンベアによって刷版を排出口から排出しきれないように構成された製版機とストック装置との間に配置され、製版機およびストック装置とは別装置である搬送装置であり、駆動ローラと、駆動ローラの上方に配置される従動ローラと、従動ローラを駆動ローラ側に付勢する付勢部材とを備える。駆動ローラおよび従動ローラは、製版機の排出口から排出される刷版を中継してストック装置に搬送するように構成されている。そして、搬送装置は、駆動ローラおよび従動ローラにより送られる刷版が、自重によりストック装置の案内部材に沿って下方に案内され、その刷版の後端部が駆動ローラおよび従動ローラの間を通過するときに、従動ローラが付勢部材の付勢力に抗して上方に移動されるように構成されている。
このように構成することによって、駆動ローラおよび従動ローラにより、製版機から排出される刷版を中継してストック装置に搬送することができるので、製版機の搬送機構と排出口との距離が大きい場合であっても、製版機から排出される刷版をストック装置にストックさせることができる。また、刷版の後端部が駆動ローラおよび従動ローラの間を通過するときに、従動ローラが付勢部材の付勢力に抗して上方に移動されることにより、刷版の後端部に過負荷がかかるのを抑制することができるので、刷版が損傷しないようにすることができる。
上記搬送装置において、好ましくは、駆動ローラおよび従動ローラが設けられる基台と、基台を昇降させる昇降機構とを備える。

Claims (4)

  1. 駆動ローラと、
    前記駆動ローラの上方に配置される従動ローラと、
    前記従動ローラを前記駆動ローラ側に付勢する付勢部材とを備え、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラは、製版機から排出される刷版をストック装置に搬送するように構成されており、
    前記駆動ローラおよび前記従動ローラにより送られる刷版は、自重により前記ストック装置の案内部材に沿って下方に案内され、その刷版の後端部が前記駆動ローラおよび前記従動ローラの間を通過するときに、前記従動ローラが前記付勢部材の付勢力に抗して上方に移動されるように構成されていることを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置において、
    前記製版機から排出される刷版を検出するセンサと、
    前記センサにより刷版が検出された場合に、前記駆動ローラを回転させるモータとをさらに備えることを特徴とする搬送装置。
  3. 請求項1または2に記載の搬送装置において、
    前記製版機から排出される刷版を、前記駆動ローラおよび前記従動ローラの間にガイドするガイドローラをさらに備えることを特徴とする搬送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の搬送装置において、
    移動用のキャスターが設けられた架台をさらに備えることを特徴とする搬送装置。
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