JP2002020018A - 板状体の集積装置 - Google Patents

板状体の集積装置

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JP2002020018A
JP2002020018A JP2000208992A JP2000208992A JP2002020018A JP 2002020018 A JP2002020018 A JP 2002020018A JP 2000208992 A JP2000208992 A JP 2000208992A JP 2000208992 A JP2000208992 A JP 2000208992A JP 2002020018 A JP2002020018 A JP 2002020018A
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Japan
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plate
drive shaft
inclined portion
printing plate
guide
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JP2000208992A
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English (en)
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Shinichi Miyamoto
真一 宮本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い印刷版を集積するための装置の大型化や
コストアップを防止する。 【解決手段】 スタッカー10は、モータ70によって
駆動シャフト72を矢印D方向へ駆動することにより傾
斜部28のフック62が印刷版12の先端を支持して下
方移動し、印刷版を受け板38に受け渡して傾斜部に保
持する。この後、モータを反転させて駆動シャフトを矢
印E方向へ回転することにより第1のリンク機構92が
上ガイド32を回動させて、下ガイド30を開放すると
共に、傾斜部28をストック部24へ向けて回動させ
る。これにより、湾曲ガイド部26と傾斜部に跨る長さ
の印刷版であっても、モータの出力トルクを大きくする
ことなく、かつ一つのモータでストック部へ確実に倒し
て集積することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性平版印刷版
等の板状体を立て掛けて集積する板状体の集積装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】印刷用に用いられる感光材料には、感光
性平版印刷版(以下「印刷版」とする)がある。この印
刷版は、アルミニウム等の支持体に感光層を形成した板
状体となっている。このような印刷版は、例えば、印刷
版を処理する自動現像装置などの排出口に隣接して集積
装置を設け、処理が終了して排出口から略水平に搬送さ
れて送り出される印刷版をこの集積装置に集積するよう
にしている。
【0003】このような集積装置には、印刷版を処理す
る自動現像装置の排出口から下方へ向けて傾斜させたス
ロープ部と、このスロープ部に対向するストック部とに
よって側面から見て略V字形状に形成されたものがあ
り、排出口から排出される印刷版をスロープ部を滑落さ
せるようにして下方へ案内し、一旦、スロープ部で傾斜
させた状態に保持した後、スロープ部の下端部を軸にし
て、スロープ部をストック部へ向けて揺動させることに
より、印刷版をストック部に倒して立て掛けるようにし
ている。
【0004】また、集積装置では、装置のコンパクト化
を図るために、スロープ部を、傾斜部と湾曲部によって
形成し、自動現像装置から排出される印刷版を湾曲部で
下方へ向けながら湾曲させて、傾斜部へ案内するように
している。
【0005】ところで、印刷版には、縦寸法や幅寸法の
異なる種々のサイズがあり、自動現像装置では、所定以
内の幅であれば、長さの長い印刷版の処理も可能となっ
ている。このために、集積装置では、長さの長い印刷版
の集積を可能とする必要が生じている。
【0006】長さの長い印刷版を集積するためには、印
刷版が湾曲部と傾斜部に跨る長さとならないように傾斜
部を集積する最大サイズの印刷版の長さに合わせて長く
する必要がある。しかし、傾斜部を長くした場合、集積
装置が大きくなる。また、傾斜部をストック部へ向け大
きく揺動させる必要があり、このために傾斜部を揺動す
る大きなトルクを持ったモータが必要となり、装置のコ
ストアップを招いてしまう。
【0007】これに対して、傾斜部を長くせずに、印刷
版を傾斜部と湾曲部に跨るように停止させた状態で、湾
曲部で印刷版の上部を押さえているガイドを回動させる
などして印刷版の上部の抑えを解除して、傾斜部を揺動
させることが考えられる。
【0008】しかしながら、傾斜部の揺動に加えて湾曲
部のガイドを揺動させるためには、傾斜部の揺動用とは
別に湾曲部のガイドを回動させるための駆動源が必要と
なり、装置のコストアップを招いてしまう。また、印刷
版を傾斜部に立て掛けるときの印刷版の先端の損傷を防
止するために、湾曲部から傾斜部へ案内された印刷版の
先端をフック等によって支持して、このフックを下方へ
移動させるようにした場合、上記の揺動用の駆動源とは
別にフックの移動用の駆動源を設ける必要が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、複数の駆動源や出力トルクの
大きい駆動源を用いることなく、搬送方向に沿った長さ
の長い板状体の集積を可能とする板状体の集積装置を提
案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、板状体を立て掛けて集積する集積部と、前
記集積部に対向して傾斜して設けて上面に送り込まれた
前記板状体を傾斜させて保持すると共に、前記集積部へ
向けて回動することにより前記板状体を前記集積部に立
て掛ける傾斜部と、前記板状体の下面に対向する下ガイ
ドと上面に対向する上ガイドによって形成されて前記板
状体の先端部を下方へ向けて湾曲させながら前記傾斜部
へ向けて案内する案内部と、を含む板状体の集積装置で
あって、駆動源の駆動力によって回転する駆動軸と、前
記駆動軸と前記上ガイドを連結して前記駆動軸の回転に
よって前記上ガイドを前記板状体の送り込み方向の上流
側を軸にして前記下ガイドの上方側を開放するように回
動させる第1のリンク機構と、前記駆動軸と前記傾斜部
を連結して前記駆動軸の回転によって前記傾斜部の下端
部を軸にして前記傾斜部を前記集積部へ向けて回動させ
る第2のリンク機構と、を含むことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、板状体が案内部に送り
込まれると、案内部では、この板状体を下方へ向けて湾
曲させながら傾斜部へ案内する。傾斜部では、上面にこ
の板状体を載置して、集積部へ向けて回動することによ
り板状体を集積部へ向けて倒し、集積部に立て掛けるよ
うにして載置する。これにより、板状体を集積部に集積
する。
【0012】駆動軸には、第1及び第2のリンク機構が
接続されており、駆動源の駆動力によってこの駆動軸を
回転することにより、第1のリンク機構が案内部の上ガ
イドを移動させて下ガイドの上面側を開放し、第2のリ
ンク機構が傾斜部を集積部へ向けて回動させる。
【0013】板状体は、第2のリンク機構によって傾斜
部が集積部へ向けて回動されることにより集積部へ向け
て倒されて立て掛けられる。また、板状体が傾斜部と案
内部に跨る長さであった時には、第1のリンク機構によ
って上ガイドが下ガイドから離間するように移動するの
で、案内部にかかっている板状体の上部が開放され、板
状体を円滑に集積部へ倒して集積することができる。
【0014】したがって、板状体よりも短い傾斜部を用
いて板状体を集積することができるので、傾斜部を揺動
するための駆動源の出力トルクを大きくする必要がな
い。また、第1及び第2のリンク機構を用いることによ
り、複数の駆動源を用いることなく、上ガイドと傾斜部
を回動させることができる。
【0015】請求項2に係る発明は、前記傾斜部に設け
られて前記案内部から送り込まれる前記板状体の先端を
支持する支持手段と、前記駆動軸の回転力が伝達される
ことにより前記板状体を支持した前記支持手段を前記傾
斜部の上方から下方へ移動する移動手段と、を含むこと
を特徴とする。
【0016】この発明によれば、傾斜部に案内された板
状体を円滑にかつ損傷させることなく傾斜部上を下方へ
移動させるために、支持手段とこの支持手段を移動させ
る移動手段とを設けている。
【0017】この移動手段が駆動軸から伝達される駆動
力によって支持手段を移動させることにより、複数の駆
動源を設けることなく板状体の円滑な集積が可能とな
る。
【0018】このような本発明では、前記駆動軸と前記
第1及び第2のリンク機構との間に設けられて前記駆動
軸が一方向へ回転したときに前記駆動軸の回転力を第1
及び第2のリンク機構に伝達する第1の伝達手段と、前
記駆動軸と前記移動手段の間に設けられて前記駆動軸が
前記一方向に対して反対方向へ回転したときに前記駆動
軸の回転力を前記移動手段に伝達する第2の伝達手段
と、を含むことができる。
【0019】この発明によれば、駆動軸が一方向に対し
て反対方向へ回転したときに第2の伝達手段が、駆動軸
の駆動力を移動手段に伝達して支持手段を移動させる。
これにより、板状体が支持手段に支持されて傾斜部上を
下方へ移動して、一旦、傾斜部上に傾斜状体で保持され
る。この後に、駆動軸を一方向へ回転するように駆動源
を作動させることにより、単一の駆動源によって板状体
を集積部へ集積する。
【0020】このような本発明では、前記第1及び第2
の伝達手段としてワンウエイクラッチを用いることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1には、本発明を適
用した板状体の集積装置(以下「スタッカー10」と言
う)の概略構成を示している。このスタッカー10は、
板状体として板厚が約0.1〜0.5mm程度のアルミ
ニウム板によって形成した支持体に感光層が形成された
感光性平版印刷版(以下「印刷版12」と言う)を適用
し、この印刷板12を現像処理する自動現像装置14の
排出口16に隣接して設けられる。
【0022】自動現像装置14には、排出口16の内方
側に排出ローラ対18が設けられており、自動現像装置
14は、この排出ローラ対18によって印刷版12を挟
持し、略水平状態で排出口16から送り出す。
【0023】スタッカー10は、基台20上にスロープ
部22とストック部24が設けられている。スロープ部
22は、下端側(基台20側)が所定の角度で傾斜さ
れ、ストック部24は、このスロープ部22に対向して
所定角度で傾斜されており、これによりスタッカー10
は、自動現像装置14から排出される印刷版12の搬送
方向と直交する方向(図1の紙面表裏方向)側から見た
側面形状が略V字形状となっている。
【0024】スロープ部22は、自動現像装置14の排
出口16に隣接する湾曲ガイド部26と、この湾曲ガイ
ド部26から所定の傾斜角度で延長された傾斜部28に
よって形成されている。自動現像装置14の排出口16
から送り出される印刷版12は、湾曲ガイド部26によ
って緩やかに湾曲されながら傾斜部28へ案内され、さ
らに傾斜部28の上面に沿って下方へ案内される。
【0025】図1及び図2に示すように、湾曲ガイド部
26は、印刷版12の下面側に対向する下ガイド30
と、印刷版12の上面側に対向する上ガイド32によっ
て形成されている。下ガイド30は、印刷版12の移動
方向に沿って配列された複数のガイドローラ34を備え
ている。ガイドローラ34のそれぞれは、一対の側板3
6(図1では一方のみを図示)の間に掛け渡されて回転
自在に支持されている。なお、図1に示すように、基台
20には、湾曲ガイド部26の下方にフレーム38が設
けられており、このフレーム38の上端に一対の側板3
6が取り付けられている。
【0026】この下ガイド30には、自動現像装置14
側のガイドローラ34(図1及び図2に示すガイドロー
ラ34A)としてゴムローラを用いている。また、図2
に示すように、ガイドローラ34Aの回転軸34Bは、
側板36から突出している。
【0027】スタッカー10では、このガイドローラ3
4Aの回転軸34Bに、自動現像装置14から駆動力が
伝達されるようになっている。これにより、ガイドロー
ラ34Aが、自動現像装置14の排出ローラ対18と一
体に回転し、湾曲ガイド部26へ送り込まれた印刷版1
2に搬送力を付与し、印刷版12の後端が排出ローラ対
18から離れても円滑に搬送可能となるようにしてい
る。
【0028】なお、ガイドローラ34Aへの駆動力の伝
達機構は、チェーンやベルト、ギア等の任意の構成を用
いることができる。また、最上流のガイドローラ34A
のみならず他のガイドローラ34へも自動現像装置14
から駆動力が伝達されるようにしても良い。
【0029】図1及び図2に示すように、上ガイド32
には、一対の側板40(図1では一方のみ図示)を備え
ている。この側板40は、下ガイド30によって形成さ
れている印刷版12の搬送路に沿って湾曲されている。
【0030】図2に詳細に示すように、一対の側板40
の間には、複数のガイドローラ42が配置されている。
ガイドローラ42のそれぞれは、一対の側板40の間に
掛け渡されたシャフト44に、所定の間隔でローラ46
が回転自在に配置された串ローラとなっている。このガ
イドローラ42は、ローラ46が印刷版12と接触する
ことにより回転しながら、印刷版12を下ガイド30に
沿って円滑に湾曲させるようになっている。
【0031】これにより、湾曲ガイド部26では、自動
現像装置14から送り出された印刷版12を、円滑に湾
曲させながら案内して、傾斜部28へ向けて送り出す
(矢印A方向)。なお、本実施の形態では、ガイドロー
ラ42として串ローラを用いているが、ガイドローラ4
2の形状はこれに限るものではない。
【0032】上ガイド32は、自動現像装置14の排出
口16側のガイドローラ42(図2に示すガイドローラ
42A)のシャフト44(図2に示すシャフト44A)
が側板40から突出している。また、下ガイド30の側
板36には、自動現像装置14側の端部に上方へ延設し
た延設部36Aが形成されており、この延設部36Aに
側板40から突出したシャフト44Aが挿通されて軸支
されている。
【0033】これにより、上ガイド32は、ガイドロー
ラ42Aのシャフト44Aを中心に、下ガイド30から
離間する方向(矢印B方向)及び離間した位置から接近
する方向(矢印B方向と反対方向)へ回動可能となって
いる。
【0034】湾曲ガイド部26は、上ガイド32がシャ
フト44Aを中心に下ガイド30から離間する方向へ回
動されることにより、印刷版12の搬送路が開放され
る。
【0035】図1及び図3に示すように、傾斜部28
は、一対の側板50(図1では一方のみ図示)を備え、
この側板50が所定の角度で傾斜されるように配置され
ている。一対の側板50には、上部にシャフト52が掛
け渡され、下部にシャフト54が掛け渡されている。ま
た、シャフト54には、側板50から突出した先端部に
プーリ56が取り付けられており、このプーリ56と一
体に回転するようになっている。
【0036】シャフト52、54には、所定間隔でプー
リ58が取り付けられており、また、シャフト52のプ
ーリ58とシャフト54のプーリ58の間には、無端の
ベルト60が掛け渡されている。この複数のベルト60
は、プーリ56に伝達される駆動力によってシャフト5
4が回転することにより、一体でシャフト52、54の
間を回転移動する。
【0037】また、ベルト60のそれぞれの外側面に
は、フック62が取り付けられている。図3に示すよう
に、フック62は、印刷版12の搬送方向と直交する方
向に沿って直線状に配置されており、湾曲ガイド部26
から送り出された印刷版12の先端が当接することによ
り、この印刷版12を支持可能となっている。
【0038】このフック62は、傾斜部28の上端部の
上面側が待機位置となっており、スタッカー10では、
印刷版12の先端がフック62に当接するタイミング
で、印刷版12の搬送速度に合わせてフック62が下方
へ移動するようにベルト60を回転させる。これによ
り、印刷版12は、先端がフック62に支持された状態
で傾斜部28の上面に沿って下方に案内され、印刷版1
2が傾斜部28上を滑落して先端が損傷するのを防止し
ている。
【0039】この傾斜部28は、シャフト54の両端
が、基台20に対で設けられている図示しない側板に掛
け渡されて軸支されている。これにより、傾斜部28
は、シャフト54を軸にして、ストック部24への接離
方向(矢印C方向及び矢印C方向と反対方向)へ揺動可
能となっている。
【0040】一方、図1に示すように、ストック部24
には、印刷版12が立て掛けられる載置板64を備えて
いる。この載置板64は、基台20に立設された支持板
66によって所定の傾斜角度に保持されてる。
【0041】この載置板64の下端部には、受け板68
が取り付けられている。受け板68は、傾斜部28の下
端部に対向し、回転移動するフック62のそれぞれが通
過可能となるように図示しない切込みが形成された串歯
形状となっており、載置板64に立て掛けられて集積さ
れる印刷版12の下端部を支持する。
【0042】印刷版12の先端を支持したフック62
は、傾斜部28の下端部に達して、プーリ58の周面に
沿って傾斜部28の裏面側へ移動するときに、受け板6
8に形成されている切込みを通過する。このときに、フ
ック62に支持されている印刷版12の先端(下端)が
受け板68に当接する。これにより、印刷版12は、先
端が受け板68に支持された状態で下方への移動が停止
する。
【0043】スタッカー10は、印刷版12が受け板6
8に当接して移動が停止すると、傾斜部28をストック
部24へ向けて矢印C方向に回動させる。これにより、
印刷版12は、ストック部24の載置板64へ向けて倒
され、下端が受け板68に支持された状態で載置板64
に立て掛けられて載置される。
【0044】ところで、スタッカー10は、自動現像装
置14で処理される最大サイズの印刷版12(搬送方向
に沿った長さの最も長い印刷版12)が送りこまれたと
きに、この印刷版12が湾曲ガイド部26と傾斜部28
とに跨った状態でスロープ部22に保持される。このた
めに、スタッカー10では、印刷版12をスロープ部2
2からストック部24へ向けて倒すときに、湾曲ガイド
部26の上ガイド32を、自動現像装置14側のシャフ
ト44Aを軸にして下ガイド30から離間するように回
動(矢印B方向への回動)するようにしている。
【0045】これにより、下ガイド30の傾斜部28側
の上方を開放して、上ガイド32による印刷版12の上
部側の抑えを解除し、傾斜部28をストック部24側に
回動したときに、印刷版12の上部側もストック部24
側に円滑に倒れるようにしている。
【0046】図1及び図4に示すように、スタッカー1
0には、駆動源としてモータ70が設けられている。ま
た、スタッカー10には、駆動軸としてモータ70の回
転軸70Aと平行に駆動シャフト72が配置されてい
る。
【0047】図4に示すように、駆動シャフト72は、
基台20(図4では図示省略)から立設された一対の側
板74に挿通されて軸支されている。また、図1及び図
4に示すように、モータ70の回転軸70Aには、プー
リ76が設けられており、駆動シャフト72には、この
プーリ76に対向してプーリ78が取り付けられてい
る。プーリ76、78の間には、無端の駆動ベルト80
が巻き掛けられ、モータ70の駆動によって駆動シャフ
ト72が矢印D方向又は矢印E方向に回転駆動される。
【0048】なお、本実施の形態では、モータ70の回
転軸70Aと駆動シャフト72とを駆動ベルト80によ
って連結したが、これに限らずチェーンによって連結し
ても良く、また、変速機などのギアボックスを用いて連
結するようにしても良い。
【0049】この駆動シャフト72には、側板74から
突出した先端の一方に円板82が取り付けられ、他方に
円板84が取り付けられている。また、駆動シャフト7
2には、円板84に隣接してプーリ86が取り付けら
れ、円板82、84及びプーリ86が駆動シャフト72
と一体に回転可能となっている。
【0050】円板82、84には、リンクアーム88、
90が取り付けられている。リンクアーム88は、一端
が円板82の外周部にピン82Aを介して回転自在に連
結されている。また、リンクアーム90は、一端が円板
84の外周部にピン84Aを介して回転自在に連結され
ている。
【0051】図1及び図3に示すように、円板82に連
結されているリンクアーム88の他端は、傾斜部28の
側板50に回転自在に連結されており、これにより駆動
シャフト72と傾斜部28の間に第2のリンク機構92
が形成されている。第2のリンク機構92では、駆動シ
ャフト72と共に円板82が回転することにより、傾斜
部28がシャフト54を軸に揺動する。
【0052】このとき、円板82が矢印E方向へ回転し
てリンクアーム88が傾斜部28へ向けて突出する(図
1及び図3に二点鎖線で示す)ことにより、傾斜部28
がストック部24へ向け(矢印C方向)て傾倒し、印刷
版12をストック部24の載置板64へ倒して立て掛け
る。また、傾斜部28は、円板82がさらに回転してリ
ンクアーム88が円板82側へ引き戻されることによ
り、ストック部24側から所定の傾斜角度となる原位置
に戻される(図1及び図3に実線で示す)。すなわち、
傾斜部28は、第2のリンク機構92によって湾曲ガイ
ド部26の下方の原位置とストック部24側に倒れる位
置との間を揺動される。
【0053】図1及び図2に示すように、リンクアーム
90の他端は、上ガイド32の側板40に回転自在に連
結されており、これにより、駆動シャフト72と上ガイ
ド32の間に第1のリンク機構94が形成されている。
【0054】この第1のリンク機構94では、円板84
が矢印E方向へ回転してリンクアーム90が上ガイド3
2へ向けて押されることにより、上ガイド32を下ガイ
ド30から離間するように回動させ(矢印B方向、二点
鎖線で示す)、さらに円板84が回転することにより、
リンクアーム90が円板84側に引き戻されることによ
り、上ガイド32が下ガイド30に接近して、印刷版1
2の搬送路を形成する原位置に至る(図1及び図2に実
線で示す)。
【0055】一方、図1及び図4に示すように、駆動シ
ャフト72に設けられているプーリ86には、傾斜部2
8のシャフト54に設けているプーリ56との間に無端
のベルト96が巻き掛けられている。これにより、プー
リ86が矢印D方向に回転すると、この回転力によって
傾斜部28のベルト60がフック62を傾斜部28の上
面に沿って下方へ移動させるように回転する。
【0056】一方、図4に示すように、円板82、84
には、第1の伝達手段としてワンウエイクラッチ10
0、102が設けられ、プーリ86には、第2の伝達手
段としてワンウエイクラッチ104が設けられており、
円板82、84及びプーリ86は、ワンウエイクラッチ
100、102、104を介して駆動シャフト72のく
動力が伝達されるようになっている。
【0057】プーリ86に設けられているワンウエイク
ラッチ104は、駆動シャフト72が矢印D方向へ回転
したときに、プーリ86を駆動シャフト72と一体で回
転するように連結し、駆動シャフト72が矢印E方向に
回転した時には、駆動シャフト72とプーリ86が相対
回転して駆動シャフト72の回転駆動力がプーリ86に
伝わらず、プーリ86の回転が停止するようになってい
る。
【0058】また、円板82、84に設けられているワ
ンウエイクラッチ100、102は、駆動シャフト72
が矢印E方向へ回転したときに、円板82、84が駆動
シャフト72と一体に回転するように連結し、駆動シャ
フト72が矢印D方向へ回転したときに、駆動シャフト
72と円板82、84とが相対回転して、駆動シャフト
72の回転駆動力が円板82、84に伝わらず、円板8
2、84の回転が停止するようになっている。
【0059】図1に示すように、スタッカー10には、
図示しないマイクロコンピュータを備えたコントローラ
106が設けられている。また、スタッカー10には、
自動現像装置14の排出口16の近傍に版検出センサ1
08が設けられ、傾斜部28の下端部近傍に版検出セン
サ110が設けられている。
【0060】コントローラ106は、版検出センサ10
8によって印刷版12の先端を検出すると、この印刷版
12の先端が、傾斜部28のフック62に達するタイミ
ングで、駆動シャフト72が矢印D方向へ回転するよう
にモータ70を作動させる。これにより、印刷版12が
湾曲ガイド部26を通過して傾斜部28のフック62に
当接すると、このフック62が印刷版12を支持して下
方へ移動する。
【0061】また、コントローラ106は、フック62
に支持された印刷版12の先端が傾斜部28の下端部に
達して受け板68に受け渡されたことを版検出センサ1
10によって検出すると、モータ70を停止する。
【0062】一方、図1及び図4に示すように、一方の
円板82には、所定の位置に切込み112が形成され、
スタッカー10には、この円板82の切込み112を検
出するセンサ114が設けられている。
【0063】円板84は、上ガイド32が下ガイド30
に接近した原位置となるように停止され、また、円板8
2は傾斜部28が原位置となる位置で停止されており、
センサ114はこの時の切込み112の位置に対向する
位置に配置されている。
【0064】コントローラ106は、版検出センサ11
0によって印刷版12の先端を検出することにより、モ
ータ70の回転(矢印D方向への回転)を停止すると、
次に、駆動シャフト72が矢印E方向へ回転するように
モータ70を作動させる。このときに、コントローラ1
06は、センサ114が切込み112を再び検出するま
で回転駆動する。すなわち、円板82、84が一回転す
るようにモータ70を作動させる。
【0065】これにより、上ガイド32が原位置から下
ガイド30を開放する位置との間を往復し、傾斜部28
が原位置からストック部24側に傾斜した位置の間を往
復して、それぞれが原位置に戻るようにしている。な
お、第1のリンク機構94と第2のリンク機構92の間
では、上ガイド32が下ガイド30から最も離間した位
置に達した後に、傾斜部28がストック部24側の傾斜
位置に達するように揺動タイミングがずらされている。
また、コントローラ106は、図示しないセンサによっ
て傾斜部28のフック62が待機位置にあるか否かを検
出するようになっており、傾斜部28及び上ガイド32
の揺動が終了すると、フック62を待機位置に戻すよう
にモータ70を作動させる。
【0066】以下に図5に示すフローチャートを参照し
ながら本実施の形態の作用を説明する。
【0067】このスタッカー10は、自動現像装置14
の排出口16に隣接して配置され、湾曲ガイド部26の
ガイドローラ34Aに自動現像装置14から駆動力が伝
達されるように連結される。なお、自動現像装置14か
ら排出される印刷版12を円滑に傾斜部28まで搬送可
能な構成であれば、ガイドローラ34Aへの駆動力の伝
達を不要とすることができる。
【0068】スタッカー10は、図示しない電源スイッ
チがオンされて、自動現像装置14から送り出された印
刷版12の集積が可能となっている状態で待機する。こ
のときに、湾曲ガイド部26の上ガイド32、傾斜部2
8及び傾斜部28に設けられているフック62が原位置
ないし待機位置に移動される初期設定が行われている。
【0069】図5に示すフローチャートでは、最初のス
テップ150で自動現像装置14から送り出される印刷
版12を検出している。これにより、自動現像装置14
で印刷版12の処理が行われ、処理の終了した印刷版1
2が排出ローラ対18によって排出口16から排出され
てスタッカー10の湾曲ガイド部26へ送り込まれる。
このとき、印刷版12の先端が版検出センサ108に対
向する位置を通過することにより、版検出センサ108
が印刷版12を検出し、ステップ150で肯定判定さ
れ、ステップ152へ移行する。
【0070】このステップ152では、図示しないたタ
イマーをリセット/スタートさせる。この後、ステップ
154では、タイマーによる計測時間が所定時間に達し
たか否かから、印刷版12の先端が傾斜部28のフック
62に当接するタイミングとなったか否かを確認する。
【0071】印刷版12は、版検出センサ108に対向
する位置を通過すると、下ガイド30と上ガイド32の
間へ送りこまれ、下ガイド30と上ガイド32の間を湾
曲されながら傾斜部28へ案内される。このとき、自動
現像装置14から伝達される駆動力によって回転駆動さ
れるガイドローラ34Aに印刷版12が接触することに
より、印刷版12に搬送力が付与され、印刷版12が一
定速度で安定して下ガイド30と上ガイド32の間を通
過する。
【0072】ここで、印刷版12の先端が湾曲ガイド部
26を通過して傾斜部28のフック62に当接するタイ
ミングとなると、ステップ154で肯定判定されてステ
ップ156へ移行する。
【0073】このステップ156では、駆動シャフト7
2が矢印D方向へ回転するようにモータ70を作動させ
る。これにより、プーリ86に設けているワンウエイク
ラッチ104が、駆動シャフト72とプーリ86を一体
で回転させ、傾斜部28のベルト60を駆動し、フック
62を印刷版12のガイドローラ34Aによる搬送速度
に合わせた速度で下方へ移動させる。したがって、印刷
版12は、傾斜部28上を滑落することなく下方へ移動
する。
【0074】また、円板82、84に設けられているワ
ンウエイクラッチ100、102は、駆動シャフト72
が矢印D方向へ回転駆動することにより、駆動シャフト
72と円板82、84が相対回転して駆動シャフト72
の回転駆動力が円板82、84に伝わらない。これによ
り、円板82、84は、回転が停止した状態が保たれ、
傾斜部28及び上ガイド32が原位置に保持される。
【0075】一方、印刷版12の先端を支持したフック
62は、傾斜部28の下端部に達すると、受け板68と
交差する。これにより、印刷版12は、先端が受け板6
8に当接して下方への移動を停止し、傾斜部28に保持
される。
【0076】次のステップ158では、版検出センサ1
10によって印刷版12がフック62から受け板68に
受け渡された否かを検出する。すなわち、フック62が
受け板68と交差して、印刷版12の先端が受け板68
に当接すると、この印刷版12を版検出センサ110が
検出する。これにより、ステップ158で肯定判定され
ると、ステップ160へ移行する。
【0077】このステップ160では、モータ70の駆
動を一旦停止した後、駆動シャフト72が矢印E方向へ
回転するようにモータ70を反転作動させる。これによ
り、駆動シャフト72とプーリ86が相対回転して回転
駆動力がプーリ86に伝わらないので、傾斜部28のベ
ルト60の駆動が停止し、フック62は、ストック部2
4と反対側の傾斜部28の裏面で停止した状態となる。
【0078】また、ワンウエイクラッチ100、102
は、駆動シャフト72が矢印E方向へ回転すると、円板
82、84を駆動シャフト72と一体で回転させる。
【0079】これにより円板84が矢印E方向への回転
を開始すると、第1のリンク機構94のリンクアーム9
0が上ガイド32を押し上げ、シャフト44Aを軸にし
て上ガイド32を下ガイド30から離間する方向(矢印
B方向)へ回動させる。
【0080】また、円板82が矢印E方向への回転を開
始すると、第2のリンク機構92のリンクアーム88が
傾斜部28をストック部24へ向けて押し出し、シャフ
ト54を軸にして傾斜部28をストック部24へ向け
(矢印C方向)て回動させる。
【0081】これにより、傾斜部28で保持されている
印刷版12が、ストック部28へ倒されて、下端(先
端)が受け板68に支持された状態で載置板64に立て
掛けられる。
【0082】スタッカー10では、このようにして印刷
版12を順にストック部24の載置板64に立て掛ける
ことにより印刷版12をストック部24に集積する。
【0083】ところで、印刷版12の搬送方向に沿った
長さが傾斜部28よりも長いときには、印刷版12が傾
斜部28と湾曲ガイド部26に跨った状態で傾斜部28
に保持される。この状態では、印刷版12の上部が湾曲
ガイド部26に入り込んでいるために、傾斜部28をス
トック部24へ向けて回動させても、印刷版12をスト
ック部24へ倒すことが困難となる。
【0084】これに対して、スタッカー10では、上ガ
イド32を回動させて、下ガイド30の上方を開放する
ことにより、湾曲ガイド部26と傾斜部28に跨る長さ
の印刷版12であっても、確実にストック部24へ倒し
て集積することができる。
【0085】次のステップ162では、センサ114が
円板82に形成している切込み112を検出したか否か
を確認することにより、第1のリンク機構94及び第2
のリンク機構92が一回転したか否かを確認する。
【0086】第1のリンク機構94及び第2のリンク機
構92では、円板84、82が一回転することにより、
下ガイド30から離間した上ガイド32が下ガイド30
に対向する原位置に戻り、ストック部24側に傾いた傾
斜部28が原位置に戻る。
【0087】ここで、円板82、84が駆動シャフト7
2と一体で一回転して、上ガイド32及び傾斜部28が
原位置に戻り、センサ114が円板82の切込み112
を検出すると、ステップ162で肯定判定されてステッ
プ164へ移行する。
【0088】このステップ164では、駆動シャフト7
2が矢印D方向へ回転するようにモータ70を駆動す
る。これにより、傾斜部28と上ガイド32が原位置に
保持された状態で、傾斜部28のベルト60が駆動さ
れ、フック62が待機位置へ向けて移動する。
【0089】この後、ステップ166でフック62が待
機位置に達したことを確認し、肯定判定されると、ステ
ップ168へ移行して、モータ70を停止する。これに
より、1枚の印刷版12の集積を完了し、新たに印刷版
12が送り込まれるまで待機する。
【0090】このようにスタッカー10では、印刷版1
2を傾斜部28に保持するときに湾曲ガイド部26に跨
ることのない短い長さの印刷版12は勿論、湾曲ガイド
部26と傾斜部28に跨る長い印刷版12の集積も円滑
に行うことができる。すなわち、傾斜部28を印刷版1
2の長さよりも短くすることができる。したがって、印
刷版12の長さに比べて傾斜部の長さを短くできるため
に、長い印刷版12を集積するために、装置が大きくな
るのを防止できると共に、モータ70の出力トルクを大
きくする必要がない。
【0091】また、スタッカー10では、駆動シャフト
72と円板82、84及びプーリ86の間にそれぞれワ
ンウエイクラッチ100、102、104を設けること
により、傾斜部28のフック62の移動、傾斜部28の
回動と上ガイド32の回動を一つのモータ70によって
行うことができるようにしている。
【0092】これにより、印刷版12を集積するための
駆動源の数を減らすことができ、搬送方向に沿った長さ
の長い印刷版12を集積するための装置の大型化やコス
トアップを防止することができる。
【0093】なお、傾斜部28に載置した印刷版12を
印刷版12の上下方向に沿って凹状又は凸状に湾曲させ
るように傾斜部28に湾曲部材を設けても良い。この湾
曲部材によって印刷版12を上下方向に沿って凸状又は
凹状に湾曲させることにより、印刷版12を傾斜部28
によってストック部24へ向けて倒すときに腰折れ等が
生じることがない。
【0094】また、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、板状体として感光性平版印刷版である印刷版1
2を例に説明したが、本発明は、感光性平版印刷版に限
らず薄板形状であれば種々の板状体の集積に適用するこ
とができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1及び第2のリンク機構を用いることにより一つの駆動
源の駆動力によって傾斜部と案内手段の上ガイドとを回
動させることができる。これにより、傾斜部と案内部に
跨る長さの長い板状体であっても、出力トルクの大きい
駆動源や複数の駆動源を用いることなく確実に集積する
ことができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るスタッカーの概略構成図で
ある。
【図2】スタッカーの湾曲ガイド部の概略構成を示す要
部斜視図である。
【図3】スタッカーの傾斜部の概略構成を示す要部斜視
図である。
【図4】スタッカーの駆動力の伝達機構の概略構成を示
す要部斜視図である。
【図5】印刷版の集積処理の概略を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 スタッカー(板状体の集積装置) 12 印刷版(板状体) 14 自動現像装置(処理装置) 22 スロープ部 24 ストック部(集積部) 26 湾曲ガイド部 28 傾斜部(第2のリンク機構) 30 下ガイド(案内部) 32 上ガイド(案内部、第1のリンク機構) 44A シャフト 60 ベルト(移動手段) 62 フック(支持手段) 64 載置板 70 モータ(駆動源) 72 駆動シャフト(駆動軸) 82 円板(第2のリンク機構) 84 円板(第1のリンク機構) 86 プーリ(移動手段) 88 リンクアーム(第2のリンク機構) 90 リンクアーム(第1のリンク機構) 100、102 ワンウエイクラッチ(第1の伝達手
段) 104 ワンウエイクラッチ(第2の伝達手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体を立て掛けて集積する集積部と、 前記集積部に対向して傾斜して設けて上面に送り込まれ
    た前記板状体を傾斜させて保持すると共に、前記集積部
    へ向けて回動することにより前記板状体を前記集積部に
    立て掛ける傾斜部と、 前記板状体の下面に対向する下ガイドと上面に対向する
    上ガイドによって形成されて前記板状体の先端部を下方
    へ向けて湾曲させながら前記傾斜部へ向けて案内する案
    内部と、 を含む板状体の集積装置であって、 駆動源の駆動力によって回転する駆動軸と、 前記駆動軸と前記上ガイドを連結して前記駆動軸の回転
    によって前記上ガイドを前記板状体の送り込み方向の上
    流側を軸にして前記下ガイドの上方側を開放するように
    回動させる第1のリンク機構と、 前記駆動軸と前記傾斜部を連結して前記駆動軸の回転に
    よって前記傾斜部の下端部を軸にして前記傾斜部を前記
    集積部へ向けて回動させる第2のリンク機構と、 を含むことを特徴とする板状体の集積装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜部に設けられて前記案内部から
    送り込まれる前記板状体の先端を支持する支持手段と、 前記駆動軸の回転力が伝達されることにより前記板状体
    を支持した前記支持手段を前記傾斜部の上方から下方へ
    移動する移動手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の板状体の集積
    装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸と前記第1及び第2のリンク
    機構との間に設けられて前記駆動軸が一方向へ回転した
    ときに前記駆動軸の回転力を第1及び第2のリンク機構
    に伝達する第1の伝達手段と、 前記駆動軸と前記移動手段の間に設けられて前記駆動軸
    が前記一方向と反対方向へ回転したときに前記駆動軸の
    回転力を前記移動手段に伝達する第2の伝達手段と、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の板状体の集積
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の伝達手段がワンウエ
    イクラッチであることを特徴とする請求項3に記載の板
    状体の集積装置。
JP2000208992A 2000-07-10 2000-07-10 板状体の集積装置 Pending JP2002020018A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015105151A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 株式会社ソーエイ 搬送装置

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