JP3775113B2 - 原稿給紙装置及び画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を給紙する原稿給紙装置及びその原稿給紙装置を備えた画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、原稿から画像を読取るため、画像読取装置が広く用いられている。そして、この画像読取装置には、原稿を画像読取装置に自動給紙するために、原稿給紙装置が設けられていることが多い。そして、主として業務用の画像読取装置には、大量(例えば数百ないし千枚程度)の原稿を、ホッパテーブル上に一度に載置できる原稿給紙装置を用いて、効率的な読取りを実現しようとするものがある。
【0003】
ここで、このような原稿給紙装置には、一般に次のような条件を満たすことが求められている。第1に、原稿が、画像読取装置の給紙ローラへ向かう角度(ホッパテーブルの角度と同じ)は、ホッパテーブル上の原稿量の多寡にかかわらず、理想角度から許容範囲内になければならない。なぜなら、許容範囲を逸脱すると、原稿のジャミングが起きたり、原稿を複数枚一度に繰り出してしまうなどの、給紙ミスが発生するからである。
【0004】
第2に、設置スペースを節約するため、できるだけ外寸がコンパクトになっていることが望ましい。第3に、原稿(ホッパテーブル)の昇降動作時の動力は、できるだけ小さいことが望ましい。なぜなら、消費電力を節約したり、駆動源を小型化したいからである。
【0005】
一方、従来の原稿給紙装置は、平行リフトタイプと揺動タイプの2つに大別できる。このうち、平行リフトタイプは、箱状または枠状のマガジンに、原稿を水平に段積みし、昇降手段を用いて、このマガジンごと水平に昇降させ、最上段の原稿を給紙ローラのレベルへ給紙するものである。
【0006】
しかしながら、このような構成によると、次の問題点がある。即ち、マガジンには原稿による分布荷重が作用する。また、大量の原稿が載置されていると、この分布荷重も相当大きなものになる。そして、平行リフトタイプでは、この分布荷重に対して、原稿の両端部を両持ち支持する2つの反力の両方を、駆動源の動力で負担しなければならない。さらに、原稿だけでなく、マガジンそのものも昇降させなければならない。したがって、駆動源は、相当大きな動力を発生できるものでなければならない。このため、原稿給紙装置のサイズが大型化し、しかも大容量の駆動源を必要とし、消費電力が大きくなってしまうという問題点がある。
【0007】
また、揺動タイプでは、一定の軸支部にホッパテーブルの端部を枢支し、ホッパテーブル上の原稿量によって、ホッパテーブルを軸支部を中心として揺動させるものである。この構成によると、ホッパテーブル上に多量の原稿が載置されていても、原稿による分布荷重に対する反力のうち、軸支部側の反力は、軸支部の静的な反力で負担され、駆動源の負担は不要である。このため、駆動源に要求される動力は、平行リフトタイプよりも小さくなり、好ましい。
【0008】
しかしながら、このような構成において、ホッパテーブルの角度を許容範囲内に納めようとすると、ホッパテーブルの長さ(軸支部を中心とする半径)を長くせざるを得ず、原稿給紙装置のサイズが大型化してしまう。逆に、ホッパテーブルの長さを小さくすると、大量の原稿に対応するために、ホッパテーブルが揺動する角度を大きくせざるを得ず、許容範囲を逸脱して給紙ミスが多発し、読取りの効率が大幅に低下してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、コンパクトでしかも給紙ミスを抑制できる原稿給紙装置及びそれを用いた画像読取装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の原稿給紙装置は、原稿が載置されるホッパテーブルと、前記ホッパテーブルに載置された原稿のうち最上段の原稿に接触してこの最上段の原稿を送り出し、かつ水平面に対する揺動角を変更できるように支持された給紙ローラを有する給紙手段と、前記ホッパテーブルを昇降させて前記ホッパテーブルに載置された原稿のうち最上段の原稿を前記給紙手段のレベルへ位置させる昇降手段と、前記給紙ローラの揺動角を調整する調整手段とを備え、前記昇降手段は、駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源の駆動力によって前記ホッパテーブルを昇降させる駆動機構とを有し、前記駆動機構は、前記ホッパテーブルが下限位置から前記下限位置よりも上方に設定される切替位置の間にある際、前記ホッパテーブルを揺動させ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記切替位置よりも上方に設定される上限位置の間にある際、前記ホッパテーブルを水平移動させるものであり、更に前記駆動機構は、前記ホッパテーブルの後縁側にある一端部が、不動の第1軸支部に枢支され、かつ他端部が前記ホッパテーブルの前縁側に第1シャフトで枢支され、しかも前記駆動源の駆動力が前記第1軸支部を中心とする揺動力として伝達される第1リンクと、前記ホッパテーブルの前縁側にある一端部が、不動の第2軸支部に枢支され、かつ他端部が前記ホッパテーブルの後縁側に第2シャフトで枢支された第2リンクとを備え、前記第1リンクの中程には縦長円弧状の長孔が形成され、前記第2リンクから突出する連結ピンが前記長孔にスライド自在に係合しており、前記ホッパテーブルが前記下限位置から前記切替位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔に対してスライドすることで前記第1リンクの揺動力のみが前記ホッパテーブルに伝えられ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記上限位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔の底部にあるピン座に当接することにより、前記第1リンクと前記第2リンクとで平行リンク機構を構成し、前記第1リンクの揺動力を前記ホッパテーブルへ水平昇降力として伝えるものであって、前記調整手段は、前記ホッパテーブルが下限位置から前記下限位置よりも上方に設定される切替位置の間にある際、前記給紙ローラの揺動角を前記ホッパテーブルの角度に一致させ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記上限位置の間にある際、前記給紙ローラを一定位置に保持するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の原稿給紙装置は、原稿が載置されるホッパテーブルと、前記ホッパテーブルに載置された原稿のうち最上段の原稿に接触してこの最上段の原稿を送り出し、かつ水平面に対する揺動角を変更できるように支持された給紙ローラを有する給紙手段と、前記ホッパテーブルを昇降させて前記ホッパテーブルに載置された原稿のうち最上段の原稿を前記給紙手段のレベルへ位置させる昇降手段と、前記給紙ローラの揺動角を調整する調整手段とを備え、前記昇降手段は、駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源の駆動力によって前記ホッパテーブルを昇降させる駆動機構とを有し、前記駆動機構は、前記ホッパテーブルが下限位置から前記下限位置よりも上方に設定される切替位置の間にある際、前記ホッパテーブルを揺動させ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記切替位置よりも上方に設定される上限位置の間にある際、前記ホッパテーブルを水平移動させるものであり、更に前記駆動機構は、前記ホッパテーブルの後縁側にある一端部が、不動の第1軸支部に枢支され、かつ他端部が前記ホッパテーブルの前縁側に第1シャフトで枢支され、しかも前記駆動源の駆動力が前記第1軸支部を中心とする揺動力として伝達される第1リンクと、前記ホッパテーブルの前縁側にある一端部が、不動の第2軸支部に枢支され、かつ他端部が前記ホッパテーブルの後縁側に第2シャフトで枢支された第2リンクとを備え、前記第1リンクの中程には縦長円弧状の長孔が形成され、前記第2リンクから突出する連結ピンが前記長孔にスライド自在に係合しており、前記ホッパテーブルが前記下限位置から前記切替位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔に対してスライドすることで前記第1リンクの揺動力のみが前記ホッパテーブルに伝えられ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記上限位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔の底部にあるピン座に当接することにより、前記第1リンクと前記第2リンクとで平行リンク機構を構成し、前記第1リンクの揺動力を前記ホッパテーブルへ水平昇降力として伝えるものであって、前記調整手段は、前記ホッパテーブルが下限位置から前記下限位置よりも上方に設定される切替位置の間にある際、前記給紙ローラの揺動角を前記ホッパテーブルの角度に一致させ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記上限位置の間にある際、前記給紙ローラを一定位置に保持するものである。
【0012】
従って、載置されている原稿量が多くホッパテーブルに作用する荷重が大きい間はホッパテーブルを揺動させ、載置されている原稿量が少なくるとホッパテーブルを水平移動させるため、少ない動力でのホッパテーブルの駆動が可能であり、動力源をコンパクトに構成できる。また、ホッパテーブルの揺動と水平移動の組み合わせにより、ホッパテーブルの角度や長さを大きくすることなく適正な給紙を行うことができる。
【0013】
また、単一のリンク機構のみによってホッパテーブルを揺動させることと水平移動させることの両方を実現しており、機構面でのコンパクト化も図ることができる。
【0014】
また、上述の調整手段を設けたことにより、ホッパテーブルが下限位置から切替位置までにある際には、給紙ローラの揺動角をホッパテーブルの角度に追従させることができ、ホッパテーブルが切替位置から上限位置までにある際には、給紙ローラを一定位置に保持することができる。したがって、ホッパテーブルが揺動する領域から水平な姿勢で上昇する領域の全領域にわたって、ホッパテーブルの姿勢や原稿の量が連続的に変化しても、給紙ローラの位置を常に適正に保つことができ、ジャミングなどの給紙ミスを防止することができる。
【0015】
請求項2に記載の原稿給紙装置は、原稿が載置されるテーブルと、前記テーブルに載置された原稿のうち最上の原稿を送り出する給紙ローラと、前記テーブルが第1の位置から前記第1の位置よりも上方の第2の位置の間にある際、前記テーブルを揺動させ、前記テーブルが前記第2の位置から前記第2の位置よりも上方の第3の位置の間にある際、前記テーブルを水平移動させることにより前記テーブルを昇降させる昇降手段と、前記昇降手段によって前記テーブルが揺動される場合は、前記給紙ローラが前記テーブルの傾き応じた位置になるように、また、前記昇降手段によって前記テーブルが平行移動される場合は、前記テーブルの高さに関わらず前記給紙ローラを一定位置に保持するように制御を行う制御手段とを有し、前記昇降手段は、前記テーブルの後縁側にある一端部が、不動の第1軸支部に枢支され、かつ他端部が前記テーブルの前縁側に第1シャフトで枢支され、しかも前記駆動源の駆動力が前記第1軸支部を中心とする揺動力として伝達される第1リンクと、前記テーブルの前縁側にある一端部が、不動の第2軸支部に枢支され、かつ他端部が前記テーブルの後縁側に第2シャフトで枢支された第2リンクとを備え、前記第1リンクの中程には縦長円弧状の長孔が形成され、前記第2リンクから突出する連結ピンが前記長孔にスライド自在に係合しており、前記テーブルが前記第1の位置から前記第2の位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔に対してスライドすることで前記第1リンクの揺動力のみが前記テーブルに伝えられ、前記テーブルが前記第2の位置から前記第3の位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔の底部にあるピン座に当接することにより、前記第1リンクと前記第2リンクとで平行リンク機構を構成し、前記第1リンクの揺動力を前記テーブルへ水平昇降力として伝えるものである。
【0016】
従って、載置されている原稿量が多くテーブルに作用する荷重が大きい間はテーブルを揺動させ、載置されている原稿量が少なくなるとテーブルを水平移動させるため、少ない動力でのテーブルの駆動が可能であり、動力源をコンパクトに構成できる。また、テーブルの揺動と水平移動の組み合わせにより、テーブルの角度や長さを大きくすることなく適正な給紙を行うことができる。
【0017】
また、単一のリンク機構のみによってテーブルを揺動させることと水平移動させることの両方を実現しており、機構面でのコンパクト化も図ることができる。
【0018】
また、給紙ローラはテーブルの傾きに応じた適切な位置に保持されるので、ジャミングなどの給紙ミスを防止することができる。
【0019】
請求項3に記載の画像読取装置は、請求項1乃至請求項2に記載の原稿給紙装置と、給紙された原稿を搬送する搬送ローラ群と、搬送される原稿を読み取る読取部とを備えたことを特徴とするものであり、更に、請求項4に記載の画像読取装置は、請求項3に記載の画像読み取り装置であって、前記読取部は、原稿の表面を読取る第1読取部と、原稿の裏面を読取る第2読取部とを備えていることを特徴とするものである。
【0020】
従って、原稿給紙装置のサイズがコンパクトで、しかも給紙ミスを抑制できるから、画像読取装置全体をコンパクトに構成でき、効率よく原稿の読取作業を行うことができる。
【0021】
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。まず、図1を用いて、本発明の一実施の形態における原稿給紙装置を備えた画像読取装置の全体について、概説する。なお、図示内容が複雑になりすぎるのを避けるため、図1から図3においては、後述する調整手段を省略してある。
【0022】
さて、図1に示すように、この画像読取装置には、原稿給紙装置Aが設けられている。原稿給紙装置Aは、1〜1000枚程度の原稿2が載置されるホッパテーブル1を有する。ホッパテーブル1は、駆動源としてのホッパモータ3と、後述する駆動機構とからなる昇降手段により昇降する。
【0023】
ここで、ホッパテーブル1は、原稿2が最大限載置されたときに、実線で示す下限位置S1にあり、ホッパテーブル1の前縁1aが下、後縁1bが上をそれぞれ向くように、傾斜した姿勢をとる。また、ホッパテーブル1は、下限位置S1から上向きに揺動し、切替位置S2にて水平になる。そして、切替位置S2から上限位置S3まで水平に上昇する。ここで、ホッパテーブル1は、常に、最上段の原稿2が一定のレベル(給紙ローラ4に接するレベル)にあるように、昇降するものであり、下限位置S1から切替位置S2、切替位置S2から上限位置S3に、上昇するにつれ、ホッパテーブル1上の原稿2が、次々に繰り出されて、ホッパテーブル1上の原稿2の量が減ってゆくようになっている。
【0024】
下限位置センサ5は、ホッパテーブル1が下限位置S1にあるかどうかを検知し、切替位置センサ6はホッパテーブル1が切替位置S2にあるかどうかを検知する。また、ホッパ高さセンサ7は、ホッパテーブル1のうち、原稿2が載置されていない箇所に光をあて、その反射光を入射してホッパテーブル1の高さを検知する。
【0025】
給紙手段としての給紙ローラ4は、矢印N1方向に回転し、矢印M方向に最上段の原稿2を繰り出す。また、給紙ローラ4の近傍には、軸支部9によってその中程の角部が枢支される検出子8が、揺動自在に支持されている。そして、検出子8の下端部8aは、最上段の原稿2に接触するようになっており、原稿有無センサ10は、検出子8の上端部8bを検知できたかどうか出力している。
【0026】
ここで、ホッパテーブル1の上に1枚でも原稿2があれば、原稿2が下端部8aに接触して、検出子8が軸支部9を中心にして揺動する。このため、上端部8bは、原稿有無センサ10に検知されない。逆に、ホッパテーブル1の上に原稿2が全くないと、検出子8は揺動せず、原稿有無センサ10は上端部8bを検知する。即ち、原稿有無センサ10は、上端部8bを監視することにより、ホッパテーブル1上に原稿2が1枚でもあるかどうかを検出している。なお、給紙ローラ4の揺動角や位置は、後述する調整手段により、決定される。
【0027】
次に、画像読取装置について説明する。給紙ローラ4の真横には、原稿2の搬送方向Mに正転する分離ローラ12と逆転するリタードローラ11とが設けられ、さらに、搬送方向Mに沿って、搬送ローラ14、15、16が設けられている。分離ローラ12、リタードローラ11は、給紙モータ13に駆動されて回転し、搬送ローラ14、15、16は、搬送モータ17によって回転する。
【0028】
搬送方向Mに向かって搬送される原稿2の表面は第1読取部18で読取られ、裏面は第2読取部19で読取られる。そして、これらの読取部が出力する画像信号は、読取制御部20でデジタル化される。また、給紙モータ13、搬送モータ17は、モータ制御部21によってドライブされる。そして、以上の各要素は、CPU及びRAMを備えた主制御部22によって制御されており、読取制御部20が出力するディジタルの画像情報は、主制御部22で処理される。
【0029】
次に、図2、図3を用いて、駆動機構を説明する。図2に示すように、本形態の原稿給紙装置は、不動のシャーシ30と、シャーシ30と一体的に構成されるサブシャーシ31を有する。サブシャーシ31には、パルスモータからなるホッパモータ3が固定され、ホッパモータ3の出力軸32には、サブシャーシ31にベアリングによって回転自在に支持された駆動シャフト33aに固定された歯車列33が連結されている。そして、出力軸32の回転力は、歯車列33を介して垂直回転するピニオン35に伝達される。さらに、不動のシャーシ30、サブシャーシ31及び歯車33から下流の駆動機構は、ホッパーのもう一方の側面にも同様に構成され、駆動シャフト33aによって駆動力が伝達される。勿論、ピニオン35は、軸34に軸着され、サブシャーシ31に対して回転自在になっている。
【0030】
また、図3にも示しているように、第1リンク37の端部のうち、ホッパテーブル1の後縁1b側にある一端部は、シャーシ30に設けられ、不動の第1軸支部36に枢支されている。また、第1リンク37の前縁1a側の他端部は、ホッパテーブル1の前縁1a側に、第1シャフト38によって枢支されている。また、駆動機構は、第1リンク37と交差する第2リンク40を有する。この第2リンク40の端部のうち、ホッパテーブル1の前縁1a側にある一端部は、シャーシ30に設けられ、不動の第2軸支部39に枢支されている。
【0031】
また、ホッパテーブル1の後縁1b側にある他端部は、ホッパテーブル1の後縁1b側に第2シャフト41で枢支されている。そして、第1リンク37の中程には、縦長の突部45が突設され、突部45には、第1軸支部36を中心とする円弧状の長孔46が形成されている。そして、長孔46の底部は、ピン座47となっている。また、第2リンク40の中程から連結ピン44が突設され、連結ピン44は長孔46にスライド自在に係合している。さらに、第1リンク37の側面には、第1軸支部36を中心とする円弧状をなすラック42が止めねじ43によって固定され、ラック42はピニオン35に噛合している。
【0032】
次に、図3を用いて、駆動機構の動作を説明する。まず、原稿2がホッパテーブル1上に大量に載置されているときは、図3の実線で示すように、ホッパテーブル1は下限位置S1にある。このとき、ラック42の上端部がピニオン35に噛合し、連結ピン44は長孔46の頂部に係合している。また、ホッパテーブル1の角度θは、許容範囲αとなっている。
【0033】
次に、原稿2が繰り出されて減ってくると、ピニオン35が回転し、ラック42はゆっくりと回動する。これにより、ホッパテーブル1は、下限位置S1と切替位置S2との間の揺動領域T1を揺動する。この際、連結ピン44は停止したままの状態にあり、長孔46は連結ピン44に対して上向きにスライドする。したがって、この間、第2リンク40は実線の位置のまま動かず、ピニオン35に伝わった動力は、第1リンク37のみに伝わり、ホッパテーブル1は単に第1軸支部36を中心にした揺動のみを行う。
【0034】
次に、破線で示すように、ホッパテーブル1が切替位置S2に達すると、ホッパテーブル1の姿勢は水平になる。また、連結ピン44に対して長孔46がスライドした結果、長孔46の底部のピン座47に連結ピン44が当接する。この当接によって、第1リンク37に第2リンク40が連結され、第1リンク37と第2リンク40とは、平行リンク機構を構成する。したがって、この後、ピニオン35から伝わる動力は、第1リンク37だけでなく、第2リンク40にも伝えられる。
【0035】
その結果、さらに原稿2が減って、切替位置S2から上限位置S3までの水平移動領域T2をホッパテーブル1が上昇する際には、ホッパテーブル1は水平な姿勢を保持したままになる。これにより、水平移動領域T2中において、ホッパテーブル1を水平上昇させることができる。
【0036】
このように、本形態の原稿給紙装置では、ホッパテーブル上の原稿の量が多くホッパテーブルから最上段の原稿までの距離が長いとき、即ち、ホッパテーブルが下限位置と切替位置の間にあるときは、ホッパテーブルは揺動するようになっているから、ホッパテーブルに作用する原稿による分布荷重が大きいにも関わらず、揺動タイプの原稿給紙装置と同様に、ホッパテーブルを揺動させるための動力は少なくてすみ、駆動源をコンパクトに構成できる。また、ホッパテーブル上の原稿の量が少なくなると、ホッパテーブルは切替位置から上限位置の間にあり、原稿の量は少ないから原稿による分布荷重も少なく、原稿を両持ちして水平移動させても、駆動源の動力はそれほど必要ない。
【0037】
また、ホッパテーブルの角度は、下限位置で最大であり、下限位置から切替位置に至るうちに減少し、切替位置から上限位置まで水平(角度0)である。即ち、ホッパテーブルが下限位置にあるときに、ホッパテーブルの角度が許容範囲内にあるようにすれば、ホッパテーブルは、どの位置においても必ず許容範囲内の角度を持ち、給紙ミスを抑制できる。しかも、このようにすることで、大量の原稿にも対応できるだけでなく、ホッパテーブルの長さを、ほぼ原稿の長さと同程度にすることができ、コンパクトに構成できる。
【0038】
更に、本形態の原稿給紙装置では、単一のリンク機構のみによって、ホッパテーブル1を揺動させることと水平移動させることの両方を実現しており、コンパクトな機構で、小さな動力でしかもホッパテーブル1の角度や長さを大きくせずに、適正な給紙を行えるようになっている。
【0039】
次に、図4から図6を用いて、調整手段について説明する。図4に示すように、分離ローラ12は、上下左右方向に移動しない軸50を中心に回転しており、この軸50には、矢印N2方向に揺動自在に給紙ローラフレーム51の左端部が枢支されている。そして、給紙ローラフレーム51の右端部には、給紙ローラ4が回転自在に軸支されている。また、給紙ローラフレーム51には、下方に垂下するドグ52が固定され、ドグ52の下端部52aは、丁度、給紙ローラ4の軸心の位置にある。
【0040】
また、第1リンク37の図4奥側には、不動の支点54を中心に回動するセンサリンク53が設けられている。センサリンク53の右端部には、長孔55が形成され、長孔55には第1リンク37の側面から突出するピン56が遊挿され、センサリンク53の左端部には、ピン57が突設されている。
【0041】
58は、センサリンク53よりもさらに図4の奥側に位置する垂直なセンサプレートである。センサプレート58は、スプリング59によって常に下向きに付勢されている。また、センサプレート58には、縦長の長孔60、61が上下に形成され、これらの長孔60、61のそれぞれには、不動のストッパ杆62、63がスライド自在に挿入されている。これら2つの長孔60、61と、ストッパ杆62、63とにより、センサプレート58は、上下方向にのみ一定の範囲に限って、移動できるようになっている。さらに、長孔61の下部には、縦長の長孔64が形成され、長孔64には、ピン57がスライド自在に係合している。
【0042】
センサプレート58の上部には、図4の紙面奥側に突出するように設けられ、光透過型センサであるドグセンサ65がある。ドグセンサ65は、ドグ52の下端部52aを検出するものである。下限位置にある原稿を載置したホッパーテーブル1が上昇すると、最上層の原稿が給紙ローラ4に当接し、さらにホッパテーブル1が上昇すると、給紙ローラ4は押し上げられ、給紙ローラフレーム51とドグ52も揺動上昇する。そして、下端部52aがドグセンサ65を切る(オン・オフする境目)まで、ホッパテーブル1(即ち第1リンク37)が上昇するように、制御される。
【0043】
さて、原稿2の量が多く、ホッパテーブル1が下限位置S1にある時には、図4に示すような位置関係にある。即ち、センサプレート58は、スプリング59によって、常に下向きに付勢されているが、長孔64の上部にピン57が当接して、これ以上センサプレート58が下降しない。また、このとき、ストッパ杆62、63は、長孔60、61の中間の位置にあり、ストッパ杆62、63はセンサプレート58の移動を規制しない。そして、この状態において、給紙ローラフレーム51の揺動角(原稿2の傾きと同じ)と、ホッパーテーブル1の原稿載置面の角は、一致(θ)するように設定されている。
【0044】
これより、給紙が行われて、最上層の原稿が装置内に搬入されると、その原稿の厚み分給紙ローラが下降し、給紙ローラフレーム51の揺動角が減少する。同時に、ドグセンサー65を切っていたドグ52も下降しドグセンサー65をオンするので、これを検知して、ホッパーモータ3をドライブしてホッパーテーブル1を上昇させる。これにより、第1リンク37の角が減少すると、支点54を中心として、ピン56がわずかに上昇しピン57がわずかに下降し、ドグセンサ65(センサプレート58)がわずかに下降して、給紙ローラフレーム51の揺動角がホッパーテーブル1の傾斜角に一致する位置へ移動する。
【0045】
図5に示すように、ホッパテーブル1が切替位置S2に達すると、上述したように、第1リンク37が平行リンク機構の一部となって、この後、ホッパテーブル1は、水平姿勢を保持して上昇する。一方、このとき、調整手段は、次のような位置関係となる。即ち、図5を図4と比較すれば明らかなように、徐々に下降していた長孔60、61の上部がストッパ杆62、63に当接して、センサプレート58の下降が禁止される。また、給紙ローラフレーム51の揺動角θはゼロとなり、給紙ローラ4は、分離ローラ12と同レベルの高さで回転して、給紙を行う。
【0046】
さらに給紙を行って、ホッパテーブル1が上限位置S3付近に至ると、図6に示す位置関係となる。即ち、センサプレート58の下降は禁止されているので、センサプレート58は、一定位置にあるが、第1リンク37が揺動することにより、ピン57の位置は、図5よりも更に下降する。しかし、長孔64は、縦長に形成され、図5の状態では、ピン57が長孔64の上部に当接しており、ピン57の逃げしろが確保されているので、支点54及び第1リンク37は、支障なく揺動することができる。
【0047】
このように、本形態の調整手段を用いれば、駆動機構により、ホッパテーブル1が揺動動作と水平上昇動作とを連続的に行うように構成しても、給紙ローラ4の位置をなめらかに追従させ、常に適切な姿勢を保持することができ、ジャミングなどの給紙ミスを抑制することができる。
【0048】
なお、以上のように、本形態では、機構学的構成を用いて、調整手段を構成したが、勿論このような機構学的構成ではなく、例えばエンコーダを用いて第1リンク37の角度を計測し、計測した角度に基づいて電子的な演算を行い、給紙ローラ4の揺動角を調整するなど、他の構成で代用してもよいことは言うまでもない。
【0049】
本形態の原稿給紙装置は、以上のような構成よりなり、次に、図7を用いてその動作を説明する。ここで、本形態の原稿給紙装置では、上述したように、大量(1000枚程度)の原稿に対応できるようにしたものであるが、いつもこのように大量の原稿2ホッパテーブル1にセットされるとは限らず、動作開始時に、ホッパテーブル1には、ある程度の原稿2しかないこともある。また、原稿2の量にかかわらず、図3の実線で示すように、必ず下限位置S1からホッパテーブル1を移動させるようにすると、最上段の原稿2が所定のレベルに達するまでに無駄な時間が消費されてしまう。そこで、本形態では、ホッパテーブル1の上昇開始高さHxとして、下限位置S1だけでなく、切替位置S2を選択できるようにした。これにより、上昇の無駄時間を節約し、一層作業効率を高めることができる。
【0050】
さて、図7のステップ1にて、上述した開始高さHxを設定し、この高さにホッパテーブル1をセットする。次に、主制御部22は、ホッパテーブル1を上昇させ(ステップ2)、原稿有無センサ10の出力を検査する。原稿2「あり」であれば、ホッパ高さセンサ7が示すホッパテーブル1の高さに異常がないことを確かめて(ステップ4)、原稿2が給紙ローラ4のレベルに達するまで、ホッパテーブル1を上昇させる(ステップ2)。
【0051】
ここで、主制御部22は、今ホッパテーブル1が揺動領域T1にあるのか水平移動領域T2にあるのかということを監視する必要はない。これは、駆動機構が主制御部22の制御なしにホッパテーブル1を適切に移動させるためである。
【0052】
原稿2が給紙ローラ4のレベルに達したら、ホッパテーブル1の上昇を停止する(ステップ5)。そして、主制御部22は、読取制御部20、モータ制御部21を用いて、給紙ローラ4から給紙された原稿2を、分離ローラ12とリタードローラ11のペアにより、1枚ずつ搬送方向Mに送り、第1読取部18と第2読取部19とが原稿2の表裏面の読み取りを行う(ステップ6)。
【0053】
そして、以上の動作を繰り返し(ステップ7〜10)、原稿2が検出されなくなったら、給紙と読み取りを終了し(ステップ11)、開始高さHxへホッパテーブル1を戻す(ステップ12)。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、ホッパテーブルの揺動動作と水平上昇動作を連続的に組み合わせて、大量の原稿に対しても、駆動源の動力もホッパテーブルのサイズも少なくてすみ、コンパクトに構成できる。また、ホッパテーブルの角度や高さが連続的に変化しても、給紙ローラが常に適切な位置関係にあるように、保持することができ、給紙ミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像読取装置のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における駆動機構の平面図
【図3】本発明の一実施の形態における駆動機構の側面図
【図4】本発明の一実施の形態における調整手段の動作説明図
【図5】本発明の一実施の形態における調整手段の動作説明図
【図6】本発明の一実施の形態における調整手段の動作説明図
【図7】本発明の一実施の形態における原稿給紙装置の制御フローチャート
【符号の説明】
1 ホッパテーブル
2 原稿
3 ホッパモータ
4 給紙ローラ
37 第1リンク
Claims (4)
- 原稿が載置されるホッパテーブルと、
前記ホッパテーブルに載置された原稿のうち最上段の原稿に接触してこの最上段の原稿を送り出し、かつ水平面に対する揺動角を変更できるように支持された給紙ローラを有する給紙手段と、前記ホッパテーブルを昇降させて前記ホッパテーブルに載置された原稿のうち最上段の原稿を前記給紙手段のレベルへ位置させる昇降手段と、前記給紙ローラの揺動角を調整する調整手段とを備え、
前記昇降手段は、駆動力を発生する駆動源と、前記駆動源の駆動力によって前記ホッパテーブルを昇降させる駆動機構とを有し、
前記駆動機構は、前記ホッパテーブルが下限位置から前記下限位置よりも上方に設定される切替位置の間にある際、前記ホッパテーブルを揺動させ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記切替位置よりも上方に設定される上限位置の間にある際、前記ホッパテーブルを水平移動させるものであり、
更に前記駆動機構は、
前記ホッパテーブルの後縁側にある一端部が、不動の第1軸支部に枢支され、かつ他端部が前記ホッパテーブルの前縁側に第1シャフトで枢支され、しかも前記駆動源の駆動力が前記第1軸支部を中心とする揺動力として伝達される第1リンクと、
前記ホッパテーブルの前縁側にある一端部が、不動の第2軸支部に枢支され、かつ他端部が前記ホッパテーブルの後縁側に第2シャフトで枢支された第2リンクとを備え、
前記第1リンクの中程には縦長円弧状の長孔が形成され、前記第2リンクから突出する連結ピンが前記長孔にスライド自在に係合しており、
前記ホッパテーブルが前記下限位置から前記切替位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔に対してスライドすることで前記第1リンクの揺動力のみが前記ホッパテーブルに伝えられ、
前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記上限位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔の底部にあるピン座に当接することにより、前記第1リンクと前記第2リンクとで平行リンク機構を構成し、前記第1リンクの揺動力を前記ホッパテーブルへ水平昇降力として伝えるものであって、
前記調整手段は、前記ホッパテーブルが下限位置から前記下限位置よりも上方に設定される切替位置の間にある際、前記給紙ローラの揺動角を前記ホッパテーブルの角度に一致させ、前記ホッパテーブルが前記切替位置から前記上限位置の間にある際、前記給紙ローラを一定位置に保持することを特徴とする原稿給紙装置。 - 原稿が載置されるテーブルと、
前記テーブルに載置された原稿のうち最上の原稿を送り出する給紙ローラと、前記テーブルが第1の位置から前記第1の位置よりも上方の第2の位置の間にある際、前記テーブルを揺動させ、前記テーブルが前記第2の位置から前記第2の位置よりも上方の第3の位置の間にある際、前記テーブルを水平移動させることにより前記テーブルを昇降させる昇降手段と、
前記昇降手段によって前記テーブルが揺動される場合は、前記給紙ローラが前記テーブルの傾き応じた位置になるように、また、前記昇降手段によって前記テーブルが平行移動される場合は、前記テーブルの高さに関わらず前記給紙ローラを一定位置に保持するように制御を行う制御手段とを有し、
前記昇降手段は、
前記テーブルの後縁側にある一端部が、不動の第1軸支部に枢支され、かつ他端部が前記テーブルの前縁側に第1シャフトで枢支され、しかも前記駆動源の駆動力が前記第1軸支部を中心とする揺動力として伝達される第1リンクと、
前記テーブルの前縁側にある一端部が、不動の第2軸支部に枢支され、かつ他端部が前記テーブルの後縁側に第2シャフトで枢支された第2リンクとを備え、前記第1リンクの中程には縦長円弧状の長孔が形成され、前記第2リンクから突出する連結ピンが前記長孔にスライド自在に係合しており、
前記テーブルが前記第1の位置から前記第2の位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔に対してスライドすることで前記第1リンクの揺動力のみが前記テーブルに伝えられ、
前記テーブルが前記第2の位置から前記第3の位置の間にある際、前記連結ピンが前記長孔の底部にあるピン座に当接することにより、前記第1リンクと前記第2リンクとで平行リンク機構を構成し、前記第1リンクの揺動力を前記テーブルへ水平昇降力として伝えることを特徴とする原稿給紙装置。 - 請求項1乃至請求項2に記載の原稿給紙装置と、給紙された原稿を搬送する搬送ローラ群と、搬送される原稿を読み取る読取部とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
- 前記読取部は、原稿の表面を読取る第1読取部と、原稿の裏面を読取る第2読取部とを備えていることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
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