JPH11127301A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH11127301A JPH11127301A JP9288120A JP28812097A JPH11127301A JP H11127301 A JPH11127301 A JP H11127301A JP 9288120 A JP9288120 A JP 9288120A JP 28812097 A JP28812097 A JP 28812097A JP H11127301 A JPH11127301 A JP H11127301A
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- Japan
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- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙厚が通常の厚さの原稿と厚い原稿の両方に
対応した画像読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 原稿11の厚さを発光部PD及び受光部
PSによって検出し、所定の厚さ以下の場合には、搬送
路切替部38を位置Lに設定して、読み取り後の原稿1
1を全面側(矢印B)へと排出する。また、原稿11が
所定の厚さ以下の場合には、搬送路切替部38を位置H
に設定して、読み取り後の原稿11を背面側(矢印A)
へと排出する。
対応した画像読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 原稿11の厚さを発光部PD及び受光部
PSによって検出し、所定の厚さ以下の場合には、搬送
路切替部38を位置Lに設定して、読み取り後の原稿1
1を全面側(矢印B)へと排出する。また、原稿11が
所定の厚さ以下の場合には、搬送路切替部38を位置H
に設定して、読み取り後の原稿11を背面側(矢印A)
へと排出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の厚さによっ
て搬送路を切り替えることができる画像読取装置に関す
るものである。
て搬送路を切り替えることができる画像読取装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子ファイリング装置の普及と共
に、その入力手段としての画像読取装置に対するニーズ
が高まっている。従来から電子ファイリング装置などの
入力装置として用いられている画像読取装置の代表的な
ものとして、松下電器産業株式会社製のKX−SS55
Nの他、KX−SS55EXN等が挙げられる。
に、その入力手段としての画像読取装置に対するニーズ
が高まっている。従来から電子ファイリング装置などの
入力装置として用いられている画像読取装置の代表的な
ものとして、松下電器産業株式会社製のKX−SS55
Nの他、KX−SS55EXN等が挙げられる。
【0003】これらにおいては、作業効率を向上させる
ために、できる限り高速な読み取り処理を行うことが要
求され、給紙テーブルに積載された原稿を1枚ずつ繰り
出し、高速に搬送しながら、固定された読取部でデータ
の読み取りを行う構成を採用している。また、原稿の取
り扱いを容易にするため、装置の前面側から給紙した原
稿を半円弧状の搬送路によって再び前面側へ排紙する構
成となっている。
ために、できる限り高速な読み取り処理を行うことが要
求され、給紙テーブルに積載された原稿を1枚ずつ繰り
出し、高速に搬送しながら、固定された読取部でデータ
の読み取りを行う構成を採用している。また、原稿の取
り扱いを容易にするため、装置の前面側から給紙した原
稿を半円弧状の搬送路によって再び前面側へ排紙する構
成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成の画像読取装置は、前面からの給排紙を実現するた
めに搬送路を半円弧状に構成しているため、カタログ
等、ある程度以上の厚さの原稿を読み取ると、原稿に曲
がり癖がついたり、ジャムが発生するなどの可能性があ
った。
構成の画像読取装置は、前面からの給排紙を実現するた
めに搬送路を半円弧状に構成しているため、カタログ
等、ある程度以上の厚さの原稿を読み取ると、原稿に曲
がり癖がついたり、ジャムが発生するなどの可能性があ
った。
【0005】本発明は、通常の厚さの原稿の場合は前面
側から給排紙を可能とし、必要に応じて紙厚の厚い原稿
にも対応できるような画像読取装置を提供することを目
的とする。
側から給排紙を可能とし、必要に応じて紙厚の厚い原稿
にも対応できるような画像読取装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像読取装置は、筐体と、前記筐体の
前面部に設けられた給紙部と、原稿の画像を読み取るた
めの読取部と、前記給紙部に置かれた原稿を前記読取部
へ搬送する搬送手段と、前記読取部で読み取りを行う原
稿の厚さを判定する判定手段と、前記読取部で画像を読
み取った原稿を前記筐体の前面側へ排紙する第一の排紙
手段と、前記読取部で画像を読み取った原稿を前記筐体
の前面側に対向する背面側へ排紙する第二の排紙手段
と、前記判定手段の判定した原稿の厚さに応じて原稿を
前記第一の排紙手段と前記第二の排紙手段に切り替えて
排出する制御手段を備えたことを特徴とする構成とし
た。
め、本発明に係る画像読取装置は、筐体と、前記筐体の
前面部に設けられた給紙部と、原稿の画像を読み取るた
めの読取部と、前記給紙部に置かれた原稿を前記読取部
へ搬送する搬送手段と、前記読取部で読み取りを行う原
稿の厚さを判定する判定手段と、前記読取部で画像を読
み取った原稿を前記筐体の前面側へ排紙する第一の排紙
手段と、前記読取部で画像を読み取った原稿を前記筐体
の前面側に対向する背面側へ排紙する第二の排紙手段
と、前記判定手段の判定した原稿の厚さに応じて原稿を
前記第一の排紙手段と前記第二の排紙手段に切り替えて
排出する制御手段を備えたことを特徴とする構成とし
た。
【0007】このように構成することにより、判定手段
が原稿の紙厚を判定し、その判定結果に応じて、制御手
段が原稿の排出先を第一の排紙手段または第二の排紙手
段に切り替える。
が原稿の紙厚を判定し、その判定結果に応じて、制御手
段が原稿の排出先を第一の排紙手段または第二の排紙手
段に切り替える。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、筐体
と、前記筐体の前面部に設けられた給紙部と、原稿の画
像を読み取るための読取部と、前記給紙部に置かれた原
稿を前記読取部へ搬送する搬送手段と、前記読取部で読
み取りを行う原稿の厚さを判定する判定手段と、前記読
取部で画像を読み取った原稿を前記筐体の前面側へ排紙
する第一の排紙手段と、前記読取部で画像を読み取った
原稿を前記筐体の前面側に対向する背面側へ排紙する第
二の排紙手段と、前記判定手段の判定した原稿の厚さに
応じて原稿を前記第一の排紙手段と前記第二の排紙手段
に切り替えて排出する制御手段を備えたことを特徴とす
る構成とした。
と、前記筐体の前面部に設けられた給紙部と、原稿の画
像を読み取るための読取部と、前記給紙部に置かれた原
稿を前記読取部へ搬送する搬送手段と、前記読取部で読
み取りを行う原稿の厚さを判定する判定手段と、前記読
取部で画像を読み取った原稿を前記筐体の前面側へ排紙
する第一の排紙手段と、前記読取部で画像を読み取った
原稿を前記筐体の前面側に対向する背面側へ排紙する第
二の排紙手段と、前記判定手段の判定した原稿の厚さに
応じて原稿を前記第一の排紙手段と前記第二の排紙手段
に切り替えて排出する制御手段を備えたことを特徴とす
る構成とした。
【0009】このように構成することにより、判定手段
が原稿の紙厚を判定し、その判定結果に応じて、制御手
段が原稿の排出先を第一の排紙手段または第二の排紙手
段に切り替えることができ、原稿の紙厚の応じて適切な
排紙手段を選択することができる。
が原稿の紙厚を判定し、その判定結果に応じて、制御手
段が原稿の排出先を第一の排紙手段または第二の排紙手
段に切り替えることができ、原稿の紙厚の応じて適切な
排紙手段を選択することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、筐体と、前記筐
体の前面部に設けられた給紙部と、原稿の画像を読み取
るための読取部と、前記給紙部に置かれた原稿を前記読
取部へ搬送する搬送手段と、前記読取部で読取を行う原
稿の厚さを判定する判定手段と、前記読取部で画像を読
み取った原稿を前記筐体の前面側へ排紙する第一の排紙
手段と、前記読取部で画像を読み取った原稿を前記筐体
の前面側に対向する背面側へ排紙する第二の排紙手段
と、前記判定手段によって前記読取部で読取りを行う原
稿の厚さが所定以下であると判定した場合には、前記読
取部で読み取った原稿を前記第一の排紙手段によって排
紙させ、前記読取部で読取を行う原稿の厚さが所定以上
であると判定した場合には、前記読取部で読み取った原
稿を前記第二の排紙手段によって排紙させる制御手段を
有することを特徴とする構成とした。
体の前面部に設けられた給紙部と、原稿の画像を読み取
るための読取部と、前記給紙部に置かれた原稿を前記読
取部へ搬送する搬送手段と、前記読取部で読取を行う原
稿の厚さを判定する判定手段と、前記読取部で画像を読
み取った原稿を前記筐体の前面側へ排紙する第一の排紙
手段と、前記読取部で画像を読み取った原稿を前記筐体
の前面側に対向する背面側へ排紙する第二の排紙手段
と、前記判定手段によって前記読取部で読取りを行う原
稿の厚さが所定以下であると判定した場合には、前記読
取部で読み取った原稿を前記第一の排紙手段によって排
紙させ、前記読取部で読取を行う原稿の厚さが所定以上
であると判定した場合には、前記読取部で読み取った原
稿を前記第二の排紙手段によって排紙させる制御手段を
有することを特徴とする構成とした。
【0011】このように構成することにより、判定手段
が原稿の厚さを判定し、制御手段は判定手段の判定結果
から、紙厚が一定の厚さ以下の場合は筐体の前面に設け
られた第一の排紙手段から原稿を排紙し、紙厚が一定の
厚さ以上の場合は筐体の背面に設けられた第二の排紙手
段から原稿を排紙するよう制御するため、紙厚の厚い原
稿は給紙部から略直線上の搬送路を通って筐体の背面部
に設けた第二の排紙手段から排紙される。
が原稿の厚さを判定し、制御手段は判定手段の判定結果
から、紙厚が一定の厚さ以下の場合は筐体の前面に設け
られた第一の排紙手段から原稿を排紙し、紙厚が一定の
厚さ以上の場合は筐体の背面に設けられた第二の排紙手
段から原稿を排紙するよう制御するため、紙厚の厚い原
稿は給紙部から略直線上の搬送路を通って筐体の背面部
に設けた第二の排紙手段から排紙される。
【0012】以下、本発明の一実施の形態の具体例つい
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態における画
像読取装置の斜視図であって、1は画像読取装置本体の
筐体、2は本体前面部において昇降可能に取り付けられ
たホッパーテーブル、3はホッパーテーブル2に積載さ
れた原稿を筐体1内に給紙するための給紙口、4は筐体
1内に給紙された原稿を排紙するための排紙口、5は排
紙口4から排紙された原稿が積載される排紙ストッカー
部、6は画像読取装置に対して種々の設定を行ったり、
命令を入力する入力部である。ホッパーテーブル2は図
示しないモータ及び昇降機構により昇降可能であって、
また、ホッパーテーブル2の上面に設けられた原稿ガイ
ド2aは原稿の幅方向にスライド可能となっている。7
は筐体1の後面側に設けられた排紙口、8は画像読取装
置と外部ホストコンピュータとを接続するためのインタ
フェース(以下、I/Fとする)、9は電源コードを接
続するためのコネクタ、10は筐体1内部のメンテナン
ス等を行うための扉である。
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態における画
像読取装置の斜視図であって、1は画像読取装置本体の
筐体、2は本体前面部において昇降可能に取り付けられ
たホッパーテーブル、3はホッパーテーブル2に積載さ
れた原稿を筐体1内に給紙するための給紙口、4は筐体
1内に給紙された原稿を排紙するための排紙口、5は排
紙口4から排紙された原稿が積載される排紙ストッカー
部、6は画像読取装置に対して種々の設定を行ったり、
命令を入力する入力部である。ホッパーテーブル2は図
示しないモータ及び昇降機構により昇降可能であって、
また、ホッパーテーブル2の上面に設けられた原稿ガイ
ド2aは原稿の幅方向にスライド可能となっている。7
は筐体1の後面側に設けられた排紙口、8は画像読取装
置と外部ホストコンピュータとを接続するためのインタ
フェース(以下、I/Fとする)、9は電源コードを接
続するためのコネクタ、10は筐体1内部のメンテナン
ス等を行うための扉である。
【0013】本実施の形態の画像読取装置は、給紙口3
から給紙する原稿の厚さに応じて、筐体1内部の搬送路
を切り替えて、排紙口4又は排紙口7のいずれかに排紙
を行うことができる。
から給紙する原稿の厚さに応じて、筐体1内部の搬送路
を切り替えて、排紙口4又は排紙口7のいずれかに排紙
を行うことができる。
【0014】次に、上記した画像読取装置における筐体
1内部の構造について、図3を用いて説明する。
1内部の構造について、図3を用いて説明する。
【0015】図3において、21はホッパーテーブル2
に積載された原稿11のうち最上層の原稿11を給紙口
3に送り込む方向に回転するピックアップローラ、22
は原稿11を給紙口3から排紙口7の方向に給送する方
向に回転する給紙ローラ、23は給紙ローラ22の下部
にあって給紙ローラ22と同方向に回転し、原稿11を
給紙ローラ22との間に通して原稿11の下面に摩擦力
を与えることにより、原稿11の重送を防止するリター
ドローラである。
に積載された原稿11のうち最上層の原稿11を給紙口
3に送り込む方向に回転するピックアップローラ、22
は原稿11を給紙口3から排紙口7の方向に給送する方
向に回転する給紙ローラ、23は給紙ローラ22の下部
にあって給紙ローラ22と同方向に回転し、原稿11を
給紙ローラ22との間に通して原稿11の下面に摩擦力
を与えることにより、原稿11の重送を防止するリター
ドローラである。
【0016】ここで、図4に示すように、ピックアップ
ローラ21の回転軸43は、軸受け44によって、ロー
ラ受けカバー40に対して回転可能に取り付けられてお
り、このローラ受けカバー40には、軸受け42によっ
て給紙ローラ22の回転軸41が回転可能に取り付けら
れている。
ローラ21の回転軸43は、軸受け44によって、ロー
ラ受けカバー40に対して回転可能に取り付けられてお
り、このローラ受けカバー40には、軸受け42によっ
て給紙ローラ22の回転軸41が回転可能に取り付けら
れている。
【0017】従って、ピックアップローラ21は、ロー
ラ受けカバー40と共に、回転軸41を中心に回動可能
となっている。
ラ受けカバー40と共に、回転軸41を中心に回動可能
となっている。
【0018】また、この回転軸41は、図5において後
述するクラッチCL1を介してモータ52に連結されて
いる。更に、ピックアップローラ21の回転軸43と給
紙ローラ22の回転軸41とは、ギヤ45、46、47
によって連結されており、クラッチCL1がオンの状態
でモータ52を駆動すると、ピックアップローラ21と
給紙ローラ22の双方が回転する。
述するクラッチCL1を介してモータ52に連結されて
いる。更に、ピックアップローラ21の回転軸43と給
紙ローラ22の回転軸41とは、ギヤ45、46、47
によって連結されており、クラッチCL1がオンの状態
でモータ52を駆動すると、ピックアップローラ21と
給紙ローラ22の双方が回転する。
【0019】上記のように、ピックアップローラ21
は、給紙ローラ22の回転軸41を中心に回動するた
め、ホッパーテーブル2を下降させた状態では、ピック
アップローラ21は給紙ローラ22よりも低い位置にあ
る。
は、給紙ローラ22の回転軸41を中心に回動するた
め、ホッパーテーブル2を下降させた状態では、ピック
アップローラ21は給紙ローラ22よりも低い位置にあ
る。
【0020】そこで、ホッパーテーブル2を上昇させて
原稿11の最上面によりピックアップローラ21を押し
上げ、ピックアップローラ21が給紙ローラ22とほぼ
等しい高さになった状態でピックアップローラ21の上
昇を停止させるとともに、モータ52を駆動して原稿1
1の給紙を行う。
原稿11の最上面によりピックアップローラ21を押し
上げ、ピックアップローラ21が給紙ローラ22とほぼ
等しい高さになった状態でピックアップローラ21の上
昇を停止させるとともに、モータ52を駆動して原稿1
1の給紙を行う。
【0021】給紙によって原稿11の積載量が減少して
くると、原稿11の最上面の位置が徐々に低くなり、そ
れに連れてピックアップローラ21も下降する。ホッパ
ー高さセンサSは、ローラ受けカバー40の位置によっ
てピックアップローラ21が所定の高さの範囲内にある
ことを検知するセンサであって、このホッパー高さセン
サSによって、ピックアップローラ21が所定の高さよ
りも低い位置まで下降したことを検知すると、再びピッ
クアップローラ21が所定の高さまで上昇するように、
ホッパーテーブル2を上昇させる。
くると、原稿11の最上面の位置が徐々に低くなり、そ
れに連れてピックアップローラ21も下降する。ホッパ
ー高さセンサSは、ローラ受けカバー40の位置によっ
てピックアップローラ21が所定の高さの範囲内にある
ことを検知するセンサであって、このホッパー高さセン
サSによって、ピックアップローラ21が所定の高さよ
りも低い位置まで下降したことを検知すると、再びピッ
クアップローラ21が所定の高さまで上昇するように、
ホッパーテーブル2を上昇させる。
【0022】これによって、原稿11は、給紙ローラ2
2とリタードローラ23のニップ点にほぼ確実に送り込
まれるため、安定した給紙が行われる。原稿有無センサ
SAは、ホッパーテーブル2を上昇させた状態で、原稿
11があるか否かを検知するセンサである。
2とリタードローラ23のニップ点にほぼ確実に送り込
まれるため、安定した給紙が行われる。原稿有無センサ
SAは、ホッパーテーブル2を上昇させた状態で、原稿
11があるか否かを検知するセンサである。
【0023】PDは搬送される原稿11にスポット光を
照射する発光部であって、PSは発光部PDに対して原
稿11の搬送路を挟んで対向する位置にあり、発光部P
Dから発せられた光の原稿11による透過光を受光する
受光部である。制御部51は、受光部PSが受光した光
量によって原稿11の厚さを判定する。
照射する発光部であって、PSは発光部PDに対して原
稿11の搬送路を挟んで対向する位置にあり、発光部P
Dから発せられた光の原稿11による透過光を受光する
受光部である。制御部51は、受光部PSが受光した光
量によって原稿11の厚さを判定する。
【0024】24は原稿11を読取部へと搬送する搬送
ローラであって、従動ローラ25は搬送ローラ24の回
転に従動する。この搬送ローラ24の上流側には給紙セ
ンサSBが、また、その下流側には読取位置センサSC
が設けられている。
ローラであって、従動ローラ25は搬送ローラ24の回
転に従動する。この搬送ローラ24の上流側には給紙セ
ンサSBが、また、その下流側には読取位置センサSC
が設けられている。
【0025】26、28、30、32、34、36は画
像を読み取られた原稿11を排紙口4または排紙口7へ
排紙する排紙ローラ、27、29、31、33、35、
37はそれぞれ排紙ローラ26、28、30、32、3
4、36に従動する従動ローラであって、排紙ローラ2
6、28、30、32、34、36によって、後述する
排紙ローラ群56を構成する。
像を読み取られた原稿11を排紙口4または排紙口7へ
排紙する排紙ローラ、27、29、31、33、35、
37はそれぞれ排紙ローラ26、28、30、32、3
4、36に従動する従動ローラであって、排紙ローラ2
6、28、30、32、34、36によって、後述する
排紙ローラ群56を構成する。
【0026】本画像読取装置では、制御部51が、発光
部PD、受光部PSによって原稿11の厚さを判定した
結果に応じて搬送路切替部28を位置Hと位置Lとに切
り替えることによって、排紙方向が筐体1の前面側方向
である排紙口4(矢印Bで示す)と、筐体1の背面側方
向である排紙口7(矢印Aで示す)とで排紙先を切り替
えることできる。
部PD、受光部PSによって原稿11の厚さを判定した
結果に応じて搬送路切替部28を位置Hと位置Lとに切
り替えることによって、排紙方向が筐体1の前面側方向
である排紙口4(矢印Bで示す)と、筐体1の背面側方
向である排紙口7(矢印Aで示す)とで排紙先を切り替
えることできる。
【0027】即ち、原稿11が所定以上の厚さである場
合、原稿11の曲がりやジャムを避けるため、搬送路切
替部28を位置Hにして原稿11を排紙口7へと排出す
る。また、原稿11が所定以下の厚さであれば、搬送路
切替部28を位置Lにして原稿11を排紙口4へと排出
する。
合、原稿11の曲がりやジャムを避けるため、搬送路切
替部28を位置Hにして原稿11を排紙口7へと排出す
る。また、原稿11が所定以下の厚さであれば、搬送路
切替部28を位置Lにして原稿11を排紙口4へと排出
する。
【0028】次に、本画像読取装置を制御するための構
成について、図5に示したブロック図を用いて説明す
る。
成について、図5に示したブロック図を用いて説明す
る。
【0029】図5において、51は本画像読取装置の全
体の動作を制御するための制御部、52は原稿11を搬
送するための各ローラを駆動するためのモータである。
モータ52は、クラッチCL1を介してピックアップロ
ーラ21、給紙ローラ22、リタードローラ23を、ま
た、クラッチCL2を介して搬送ローラ24を、更にク
ラッチを介さずに排紙ローラ群56を駆動する。
体の動作を制御するための制御部、52は原稿11を搬
送するための各ローラを駆動するためのモータである。
モータ52は、クラッチCL1を介してピックアップロ
ーラ21、給紙ローラ22、リタードローラ23を、ま
た、クラッチCL2を介して搬送ローラ24を、更にク
ラッチを介さずに排紙ローラ群56を駆動する。
【0030】従って、モータ52を駆動した状態でクラ
ッチCL1にオンすることによって、ピックアップロー
ラ21、給紙ローラ22、リタードローラ23が回転駆
動し、クラッチCL1をオフすることによって、これら
のローラは回転フリーとなる。
ッチCL1にオンすることによって、ピックアップロー
ラ21、給紙ローラ22、リタードローラ23が回転駆
動し、クラッチCL1をオフすることによって、これら
のローラは回転フリーとなる。
【0031】同様に、クラッチCL2をオンすると搬送
ローラ24が回転駆動し、オフすると回転フリーとな
る。
ローラ24が回転駆動し、オフすると回転フリーとな
る。
【0032】しかし、排紙ローラ群56はモータ52が
駆動しているときは常に回転する。このモータ52には
ステッピングモータを使用し、制御部51からの設定に
より、その回転速度を容易に制御できる。
駆動しているときは常に回転する。このモータ52には
ステッピングモータを使用し、制御部51からの設定に
より、その回転速度を容易に制御できる。
【0033】ホッパー位置センサSは、図3において説
明したとおり、ピックアップローラ21の高さを検知し
てホッパーテーブル2が適切な高さにあることを監視す
る。原稿有無センサSAはホッパーテーブル2上に原稿
11がセットされているかどうかを検知する。給紙セン
サSBは搬送ローラ24の搬送方向上流側に設けられて
おり、制御部51は給紙センサSBが原稿11の先端を
検知してから所定時間経過後に、原稿11が搬送ローラ
24と従動ローラ25に挟持されたと判断する。
明したとおり、ピックアップローラ21の高さを検知し
てホッパーテーブル2が適切な高さにあることを監視す
る。原稿有無センサSAはホッパーテーブル2上に原稿
11がセットされているかどうかを検知する。給紙セン
サSBは搬送ローラ24の搬送方向上流側に設けられて
おり、制御部51は給紙センサSBが原稿11の先端を
検知してから所定時間経過後に、原稿11が搬送ローラ
24と従動ローラ25に挟持されたと判断する。
【0034】読取位置センサSCは、搬送ローラ24の
搬送方向下流側に設けられており、制御部51は、読取
位置センサSCが原稿11の先端を検知してから所定時
間経過後に、光源61、イメージセンサ62による読み
取り処理を開始させる。排紙センサSDは原稿11が排
紙口7から、また、排紙センサSEは排紙口7から排紙
されたことを検知する。
搬送方向下流側に設けられており、制御部51は、読取
位置センサSCが原稿11の先端を検知してから所定時
間経過後に、光源61、イメージセンサ62による読み
取り処理を開始させる。排紙センサSDは原稿11が排
紙口7から、また、排紙センサSEは排紙口7から排紙
されたことを検知する。
【0035】搬送路切替部38は、制御部51によって
位置Hと位置Lで切り替えることができる。即ち、図3
において説明したとおり、搬送路切替部38が位置Hに
あるときは、原稿11は排出口7へ排出され(矢印
A)、また、位置Lにあるときは、排出口4へ排出され
る(矢印B)。
位置Hと位置Lで切り替えることができる。即ち、図3
において説明したとおり、搬送路切替部38が位置Hに
あるときは、原稿11は排出口7へ排出され(矢印
A)、また、位置Lにあるときは、排出口4へ排出され
る(矢印B)。
【0036】光源61から原稿11へ照射された光の反
射光はイメージセンサ62へ入射し、電気信号に変換さ
れた後、画像処理回路63へ出力される。画像処理回路
63では、A/D変換処理、2値化処理等の画像処理が
施され、得られた画像データは、バッファ65或いはバ
ッファ66へと書き込まれる。バッファ65或いはバッ
ファ66内の画像データは、圧縮回路68で圧縮処理さ
れ、I/F8を介して外部のホストコンピュータへ出力
される。
射光はイメージセンサ62へ入射し、電気信号に変換さ
れた後、画像処理回路63へ出力される。画像処理回路
63では、A/D変換処理、2値化処理等の画像処理が
施され、得られた画像データは、バッファ65或いはバ
ッファ66へと書き込まれる。バッファ65或いはバッ
ファ66内の画像データは、圧縮回路68で圧縮処理さ
れ、I/F8を介して外部のホストコンピュータへ出力
される。
【0037】バッファ65及びバッファ66は、各々原
稿11の1枚分の未圧縮のデータを記憶できる容量を有
する。制御部51は、スイッチ64、スイッチ67を切
り替えることによって、画像処理回路63によるデータ
の書き込みと圧縮回路68によるデータの読み出しの切
り替え、及びバッファ65とバッファ66の切り替えを
行う。
稿11の1枚分の未圧縮のデータを記憶できる容量を有
する。制御部51は、スイッチ64、スイッチ67を切
り替えることによって、画像処理回路63によるデータ
の書き込みと圧縮回路68によるデータの読み出しの切
り替え、及びバッファ65とバッファ66の切り替えを
行う。
【0038】画像処理回路63は、バッファ65または
バッファ66へのデータの書き込みが終わるとその旨を
制御部51に通知し、また、圧縮回路68は、バッファ
65またはバッファ66からのデータ読み出し/圧縮/
ホストコンピュータへの出力が終わると、その旨を制御
部51に通知する。このようにして、制御部51はどち
らのバッファに対してデータの書き込み/読み出しが行
われ、どちらのバッファが書き込み/読み出し可能な状
態にあるかを常に把握するようになっている。
バッファ66へのデータの書き込みが終わるとその旨を
制御部51に通知し、また、圧縮回路68は、バッファ
65またはバッファ66からのデータ読み出し/圧縮/
ホストコンピュータへの出力が終わると、その旨を制御
部51に通知する。このようにして、制御部51はどち
らのバッファに対してデータの書き込み/読み出しが行
われ、どちらのバッファが書き込み/読み出し可能な状
態にあるかを常に把握するようになっている。
【0039】以上のように構成された本実施の形態に係
る画像読取装置の動作について、以下、図11、図12
に示すフローチャートに沿って説明する。
る画像読取装置の動作について、以下、図11、図12
に示すフローチャートに沿って説明する。
【0040】図11は原稿が単票である場合の画像読取
装置の動作を説明するフローチャートである。図11に
おいて、画像読取装置がホストコンピュータから動作開
始指示を受けると(入力部6からの入力でも可)(ステ
ップS1)、制御部51はホッパーテーブル2を上昇さ
せる(ステップS2)。ステップS1において画像読取
装置がホストコンピュータから動作開始指示を受けてい
ない場合は、定期的に指示の待ち受けをする。
装置の動作を説明するフローチャートである。図11に
おいて、画像読取装置がホストコンピュータから動作開
始指示を受けると(入力部6からの入力でも可)(ステ
ップS1)、制御部51はホッパーテーブル2を上昇さ
せる(ステップS2)。ステップS1において画像読取
装置がホストコンピュータから動作開始指示を受けてい
ない場合は、定期的に指示の待ち受けをする。
【0041】ホッパーテーブル2上に積載された原稿1
1の最上面がピックアップローラ21を押し上げ(も
し、原稿11がセットされていない場合には、原稿11
をセット後ホッパーテーブル2によって押し上げる)、
ホッパー位置センサSによりホッパーテーブル2が適切
な高さまで上昇したことを検知すると(ステップS
3)、制御部51はホッパーテーブル2の上昇を停止さ
せて(ステップS4)、原稿有無センサSAがホッパー
テーブル2上に原稿11がセットされているか否かをチ
ェックする(ステップS5)。
1の最上面がピックアップローラ21を押し上げ(も
し、原稿11がセットされていない場合には、原稿11
をセット後ホッパーテーブル2によって押し上げる)、
ホッパー位置センサSによりホッパーテーブル2が適切
な高さまで上昇したことを検知すると(ステップS
3)、制御部51はホッパーテーブル2の上昇を停止さ
せて(ステップS4)、原稿有無センサSAがホッパー
テーブル2上に原稿11がセットされているか否かをチ
ェックする(ステップS5)。
【0042】ここで、原稿11がセットされていなけれ
ば、制御部51はホストコンピュータ側へ原稿無しを表
すエラーを出力するとともに、入力部6内の表示パネル
(図示せず)に「原稿がセットされていません」という
メッセージを表示した後(ステップS6)、ホッパーテ
ーブル2を下降させる(ステップS7)。
ば、制御部51はホストコンピュータ側へ原稿無しを表
すエラーを出力するとともに、入力部6内の表示パネル
(図示せず)に「原稿がセットされていません」という
メッセージを表示した後(ステップS6)、ホッパーテ
ーブル2を下降させる(ステップS7)。
【0043】ホッパーテーブル2に原稿が11がセット
されていれば(ステップS5)、制御部51はモータ5
2を駆動する(ステップS8)。これによって、ピック
アップローラ21、給紙ローラ22、リタードローラ2
3、給紙ローラ24、排紙ローラ群56が一斉に回転す
る(クラッチCL1、クラッチCL2は、初期状態でオ
ンの状態にあるとする)。すると、図6に示すように、
ホッパーテーブル2上の原稿11の給紙が開始される。
但し、図中の矢印は、各ローラの回転方向を示してお
り、実線の矢印はそのローラ自身が直接回転駆動されて
いることを表し、また、鎖線の矢印は、他のローラに従
動して回転していることを表している。
されていれば(ステップS5)、制御部51はモータ5
2を駆動する(ステップS8)。これによって、ピック
アップローラ21、給紙ローラ22、リタードローラ2
3、給紙ローラ24、排紙ローラ群56が一斉に回転す
る(クラッチCL1、クラッチCL2は、初期状態でオ
ンの状態にあるとする)。すると、図6に示すように、
ホッパーテーブル2上の原稿11の給紙が開始される。
但し、図中の矢印は、各ローラの回転方向を示してお
り、実線の矢印はそのローラ自身が直接回転駆動されて
いることを表し、また、鎖線の矢印は、他のローラに従
動して回転していることを表している。
【0044】原稿11の給紙開始後、制御部51は発光
部PD及び受光部PSを駆動して原稿11の厚さを判定
し(ステップS9)、原稿11が所定以上の厚さであれ
ば搬送路切替部38を位置Hとし、所定以下の厚さであ
れば搬送路切替部38を位置Lとする(ステップS1
0、ステップS11、ステップS12)。
部PD及び受光部PSを駆動して原稿11の厚さを判定
し(ステップS9)、原稿11が所定以上の厚さであれ
ば搬送路切替部38を位置Hとし、所定以下の厚さであ
れば搬送路切替部38を位置Lとする(ステップS1
0、ステップS11、ステップS12)。
【0045】給紙センサSBが原稿11の先端を検知す
ると(ステップS13)、制御部51は所定時間経過後
にクラッチCL1をオフする(ステップS14)。これ
により、次の原稿11の給紙は停止され、既に給送され
た原稿11は、図7に示すように、搬送ローラ24と従
動ローラ25によって搬送され、ピックアップローラ2
1、給紙ローラ22、リタードローラ23は、原稿11
の搬送に従動する。
ると(ステップS13)、制御部51は所定時間経過後
にクラッチCL1をオフする(ステップS14)。これ
により、次の原稿11の給紙は停止され、既に給送され
た原稿11は、図7に示すように、搬送ローラ24と従
動ローラ25によって搬送され、ピックアップローラ2
1、給紙ローラ22、リタードローラ23は、原稿11
の搬送に従動する。
【0046】図12において、読取位置センサSCによ
り原稿11の先端が検知されると(ステップS15)、
所定時間経過後、光源61、イメージセンサ62等によ
り、原稿11の読み取りを行う(ステップS16)。読
み取ったデータは、上記したように画像処理回路63や
圧縮回路68等を経て、ホストコンピュータへと出力さ
れる。そして、給紙センサSBが先の原稿11の後端を
検知すると(ステップS17)、次の原稿11の給紙が
開始される(図8)。
り原稿11の先端が検知されると(ステップS15)、
所定時間経過後、光源61、イメージセンサ62等によ
り、原稿11の読み取りを行う(ステップS16)。読
み取ったデータは、上記したように画像処理回路63や
圧縮回路68等を経て、ホストコンピュータへと出力さ
れる。そして、給紙センサSBが先の原稿11の後端を
検知すると(ステップS17)、次の原稿11の給紙が
開始される(図8)。
【0047】即ち、図13において、先ず制御部51は
ホッパー位置センサSによりホッパーテーブル2の高さ
をチェックする(ステップS18)。原稿有無センサS
Aがホッパーテーブル2に次の原稿11があるか否かを
検知し(ステップS22)、原稿11の存在を検知した
場合は、クラッチCL1をオンする(ステップS2
6)。このとき、ホッパーテーブル2が適切な高さにな
ければ、適切な高さまでホッパーテーブル2を上昇させ
る(ステップS19、ステップS20、ステップS2
1)。
ホッパー位置センサSによりホッパーテーブル2の高さ
をチェックする(ステップS18)。原稿有無センサS
Aがホッパーテーブル2に次の原稿11があるか否かを
検知し(ステップS22)、原稿11の存在を検知した
場合は、クラッチCL1をオンする(ステップS2
6)。このとき、ホッパーテーブル2が適切な高さにな
ければ、適切な高さまでホッパーテーブル2を上昇させ
る(ステップS19、ステップS20、ステップS2
1)。
【0048】ホッパーテーブル2に次の原稿11がなけ
れば、図14において、排紙センサSDまたは排紙セン
サSEが先の原稿11の後端を検知した後に(ステップ
S23)、制御部51はモータ52を停止させ(ステッ
プS24)、ホッパーテーブル2を下降させる(ステッ
プS25)。
れば、図14において、排紙センサSDまたは排紙セン
サSEが先の原稿11の後端を検知した後に(ステップ
S23)、制御部51はモータ52を停止させ(ステッ
プS24)、ホッパーテーブル2を下降させる(ステッ
プS25)。
【0049】図13において、次の原稿11の給紙を開
始した後、制御部51は原稿11の厚さに応じて搬送路
切替部38を切り替える(ステップS27、ステップS
28、ステップS29、ステップS30)。そして、給
紙センサSBによって次の原稿11の先端を検知すると
(ステップS31)、所定時間経過後にクラッチCL1
をオフする(ステップS32)。また、このときにバッ
ファ65またはバッファ66のどちらか一方が書き込み
可能な状態になるまでクラッチCL2をオフして(ステ
ップS33、ステップS34)、図9に示すように、次
の原稿11を給紙ローラ24に挟持された状態で待機さ
せる。
始した後、制御部51は原稿11の厚さに応じて搬送路
切替部38を切り替える(ステップS27、ステップS
28、ステップS29、ステップS30)。そして、給
紙センサSBによって次の原稿11の先端を検知すると
(ステップS31)、所定時間経過後にクラッチCL1
をオフする(ステップS32)。また、このときにバッ
ファ65またはバッファ66のどちらか一方が書き込み
可能な状態になるまでクラッチCL2をオフして(ステ
ップS33、ステップS34)、図9に示すように、次
の原稿11を給紙ローラ24に挟持された状態で待機さ
せる。
【0050】そして、バッファ65またはバッファ66
のどちらか一方が書き込み可能な状態になると、クラッ
チCL2をオンして、次の原稿11の搬送を再開し(ス
テップS35)、図12に示すステップS15の処理へ
戻る。
のどちらか一方が書き込み可能な状態になると、クラッ
チCL2をオンして、次の原稿11の搬送を再開し(ス
テップS35)、図12に示すステップS15の処理へ
戻る。
【0051】このように、先の原稿11に続く次の原稿
11を、先の原稿11の読み取り、出力処理が終了する
まで、読取部の直前で待機させておくことにより、連続
して読み取りを行う原稿間の給紙間隔を最小限にして、
高速な読み取りを行うことができる。
11を、先の原稿11の読み取り、出力処理が終了する
まで、読取部の直前で待機させておくことにより、連続
して読み取りを行う原稿間の給紙間隔を最小限にして、
高速な読み取りを行うことができる。
【0052】また、原稿11の内容による圧縮回路68
における処理時間のばらつきが発生しても、この待機状
態によって調整できるため、原稿11の搬送速度及び画
像の読み取り速度を、圧縮回路68による最長の処理時
間にあわせる必要がない。
における処理時間のばらつきが発生しても、この待機状
態によって調整できるため、原稿11の搬送速度及び画
像の読み取り速度を、圧縮回路68による最長の処理時
間にあわせる必要がない。
【0053】尚、図10は、原稿11の厚さが所定以上
であって、排紙口7側へ排出する場合を示したものであ
る。
であって、排紙口7側へ排出する場合を示したものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿の厚
さによって搬送路を切り替えるため、通常の原稿の場合
には前面側から給紙して前面側に排紙することにより取
り扱いを容易とし、厚い原稿の場合には前面側から給紙
して真っ直ぐ背面側に排紙することにより原稿の折れ曲
がり等の損傷を防止することができる。
さによって搬送路を切り替えるため、通常の原稿の場合
には前面側から給紙して前面側に排紙することにより取
り扱いを容易とし、厚い原稿の場合には前面側から給紙
して真っ直ぐ背面側に排紙することにより原稿の折れ曲
がり等の損傷を防止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態における画像読取装置の
斜視図
斜視図
【図2】同画像読取装置を背面側から見た場合の斜視図
【図3】同画像読取装置内部の概略構成を示す断面図
【図4】同画像読取装置におけるピックアップローラ部
分の拡大図
分の拡大図
【図5】同画像読取装置のブロック図
【図6】同画像読取装置における動作説明図
【図7】同画像読取装置における動作説明図
【図8】同画像読取装置における動作説明図
【図9】同画像読取装置における動作説明図
【図10】同画像読取装置における動作説明図
【図11】同画像読取装置の動作フローチャート
【図12】同画像読取装置の動作フローチャート
【図13】同画像読取装置の動作フローチャート
【図14】同画像読取装置の動作フローチャート
1 筐体 2 ホッパーテーブル 3 給紙口 4 排紙口 5 排紙ストッカー 6 入力部 7 排紙口 8 I/F
Claims (2)
- 【請求項1】筐体と、前記筐体の前面部に設けられた給
紙部と、原稿の画像を読み取るための読取部と、前記給
紙部に置かれた原稿を前記読取部へ搬送する搬送手段
と、前記読取部で読み取りを行う原稿の厚さを判定する
判定手段と、前記読取部で画像を読み取った原稿を前記
筐体の前面側へ排紙する第一の排紙手段と、前記読取部
で画像を読み取った原稿を前記筐体の前面側に対向する
背面側へ排紙する第二の排紙手段と、前記判定手段の判
定した原稿の厚さに応じて原稿を前記第一の排紙手段と
前記第二の排紙手段に切り替えて排出する制御手段を備
えたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】筐体と、前記筐体の前面部に設けられた給
紙部と、原稿の画像を読み取るための読取部と、前記給
紙部に置かれた原稿を前記読取部へ搬送する搬送手段
と、前記読取部で読み取りを行う原稿の厚さを判定する
判定手段と、前記読取部で画像を読み取った原稿を前記
筐体の前面側へ排紙する第一の排紙手段と、前記読取部
で画像を読み取った原稿を前記筐体の前面側に対向する
背面側へ排紙する第二の排紙手段と、前記判定手段によ
って前記読取部で読取りを行う原稿の厚さが所定以下で
あると判定した場合には、前記読取部で読み取った原稿
を前記第一の排紙手段によって排紙させ、前記読取部で
読取を行う原稿の厚さが所定以上であると判定した場合
には、前記読取部で読み取った原稿を前記第二の排紙手
段によって排紙させる制御手段を備えたことを特徴とす
る画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288120A JPH11127301A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288120A JPH11127301A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127301A true JPH11127301A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17726072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9288120A Pending JPH11127301A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11127301A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN102001533A (zh) * | 2009-08-28 | 2011-04-06 | 夏普株式会社 | 薄片输送装置、自动原稿传送装置以及图像形成装置 |
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US8941877B2 (en) | 2012-03-12 | 2015-01-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image scanning device |
US8950749B2 (en) | 2012-11-20 | 2015-02-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus that reads original sheet while conveying the same |
US8955844B2 (en) | 2012-11-16 | 2015-02-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
US8967619B2 (en) | 2012-11-16 | 2015-03-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
US8991821B2 (en) | 2012-11-20 | 2015-03-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus having conveyance rollers conveying original sheet |
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US9277070B2 (en) | 2012-03-12 | 2016-03-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image scanning device |
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-
1997
- 1997-10-21 JP JP9288120A patent/JPH11127301A/ja active Pending
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