JP2015092229A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
(A)カルボキシル基含有感光性樹脂は、a)1分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂のエポキシ基に、b)カルボキシル基1つあたりの炭素数が10以上である少なくとも1種の脂肪酸とc)エチレン性不飽和基含有カルボン酸を反応させることで、反応生成物である長鎖脂肪酸変性エチレン性不飽和基含有変性エポキシ樹脂を得、さらに長鎖脂肪酸及び/またはエチレン性不飽和基含有カルボン酸のカルボキシル基とエポキシ樹脂のエポキシ基との反応により生成する水酸基(主に2級)に、d)多塩基酸無水物を付加させて上記樹脂に遊離のカルボキシル基を導入したものである。
1分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂は、2官能以上のエポキシ樹脂であればいずれでも使用可能である。1分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂のエポキシ当量は特に限定されないが、エチレン性不飽和基含有カルボン酸と長鎖脂肪酸の導入割合の低下による感光性と柔軟性の低下を防止する点から1000以下が好ましく、100〜500が特に好ましい。
カルボキシル基1つあたりの炭素数が10以上である脂肪酸は、1分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂のエポキシ基と反応して、該樹脂に上記脂肪酸由来の長鎖炭化水素構造が導入されることで、感光性樹脂組成物の硬化物の柔軟性(フレキシブル性)を向上させることができる。カルボキシル基1つあたりの炭素数が10以上である脂肪酸は、特に限定されず、飽和、不飽和のいずれも使用可能であり、また、直鎖状、分岐状のいずれも使用可能である。上記脂肪酸には、例えば、炭素数が10以上の一塩基酸、炭素数20以上の二塩基酸が挙げられ、柔軟性と指触乾燥性のバランスの点から、上記一塩基酸及び二塩基酸は、直鎖状または炭素数2以下の側鎖を2本以下有する分岐状が好ましい。
エチレン性不飽和基含有カルボン酸は、1分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂のエポキシ基と反応して、エポキシ樹脂に光重合開始剤により発生するフリーラジカルによって重合することができる光硬化性基を導入する。エチレン性不飽和基含有カルボン酸は、エポキシ樹脂に光硬化性を付与するものであれば、特に限定されず、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、β−アクリロキシプロピオン酸、ω−カルボキシーポリカプロラクトン-(メタ)アクリル酸、クロトン酸、桂皮酸など、アクリロイル基またはメタクリロイル基をエポキシ樹脂に導入できるカルボン酸を挙げることができる。このうち、アクリル酸、メタクリル酸(以下、「(メタ)アクリル酸」ということがある。)が好ましく、アクリル酸が特に好ましい。これらは、単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
多塩基酸無水物は、前記エポキシ樹脂が、カルボキシル基1つあたりの炭素数が10以上である少なくとも1種の脂肪酸との反応により生成した水酸基及びエチレン性不飽和基含有カルボン酸との反応により生成した水酸基に反応して、前記エポキシ樹脂に遊離のカルボキシル基を導入する。使用する多塩基酸無水物としては、特に限定されず、飽和、不飽和のいずれも使用可能である。多塩基酸無水物には、例えば、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸、クエン酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、3−メチルテトラヒドロフタル酸、4−メチルテトラヒドロフタル酸、3−エチルテトラヒドロフタル酸、4−エチルテトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、3−メチルヘキサヒドロフタル酸、4−メチルヘキサヒドロフタル酸、3−エチルヘキサヒドロフタル酸、4−エチルヘキサヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、メチルヘキサヒドロフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、メチルエンドメチレンテトラヒドロフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸及びジグリコール酸等の多塩基酸の無水物が挙げられる。
光重合開始剤は、一般的に使用されるものであれば特に限定されず、例えば、オキシム系開始剤、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン‐n‐ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、アセトフェノン、ジメチルアミノアセトフェノン、2,2‐ジメトキシ‐2‐フェニルアセトフェノン、2,2‐ジエトキシ‐2‐フェニルアセトフェノン、2‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1‐フェニルプロパン‐1‐オン、1‐ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2‐メチル‐1‐〔4‐(メチルチオ)フェニル〕‐2‐モルフォリノ‐プロパン‐1‐オン、4‐(2‐ヒドロキシエトキシ)フェニル‐2‐(ヒドロキシ‐2‐プロピル)ケトン、ベンゾフェノン、p‐フェニルベンゾフェノン、4,4′‐ジエチルアミノベンゾフェノン、ジクロルベンゾフェノン、2‐メチルアントラキノン、2‐エチルアントラキノン、2‐ターシャリーブチルアントラキノン、2‐アミノアントラキノン、2‐メチルチオキサントン、2‐エチルチオキサントン、2‐クロルチオキサントン、2,4‐ジメチルチオキサントン、2,4‐ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、アセトフェノンジメチルケタール、P‐ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーは、分子内に疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーであり、疎水性骨格を有するアルコールにラジカル重合性不飽和モノカルボン酸である(メタ)アクリル酸を反応させて得られるものである。後述する無機陽イオン交換体とともに、疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーを含有することで、絶縁信頼性、特に、膜厚方向の絶縁信頼性に優れた硬化塗膜を得ることができる。よって、20μm程度の膜厚であっても、接触している筐体に対する絶縁信頼性に優れた硬化塗膜を得ることができる。
エポキシ化合物は、硬化物の架橋密度を上げて、十分な機械的強度を有する硬化塗膜等の硬化物を得るためのものである。エポキシ化合物には、例えば、エポキシ樹脂を挙げることができる。エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂(ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、p−tert−ブチルフェノールノボラック型など)、ビスフェノールFやビスフェノールSにエピクロルヒドリンを反応させて得られたビスフェノールF型やビスフェノールS型エポキシ樹脂、さらにシクロヘキセンオキシド基、トリシクロデカンオキシド基、シクロペンテンオキシド基などを有する脂環式エポキシ樹脂、トリス(2,3−エポキシプロピル)イソシアヌレート、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等のトリアジン環を有するトリグリシジルイソシアヌレート、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、アダマンタン型エポキシ樹脂を挙げることができる。これらの化合物は単独で使用してもよく、2種以上混合して使用してもよい。
無機陽イオン交換体(陽イオンキャッチャー)は、陽イオンを取り込むので、本発明の感光性樹脂組成物中に残っているナトリウムイオン等の陽イオン不純物を捕捉固定するとともに、電圧を印加することで陽イオンとなり移動する金属イオンを捕捉固定する。これにより、感光性樹脂組成物の硬化物中におけるイオンマイグレーション現象の発生を防止できる。イオンマイグレーション現象の発生が防止されることで、例えば、本発明の感光性樹脂組成物をフレキシブルプリント配線板に塗工して形成したソルダ−レジスト膜は、優れた絶縁信頼性、特に、膜厚方向に優れた絶縁信頼性を発揮することができる。
本発明の感光性樹脂組成物が難燃剤を含有することで、硬化物に難燃性を付与することができる。難燃剤は特に限定されず、公知のものを使用できる。難燃剤としては、例えば、リン元素含有化合物等を挙げることができる。リン元素含有化合物の具体例としては、トリス(クロロエチル)ホスフェート、トリス(2,3−ジクロロプロピル)ホスフェート、トリス(2−クロロプロピル)ホスフェート、トリス(2,3−ブロモプロピル)ホスフェート、トリス(ブロモクロロプロピル)ホスフェート、2,3−ジブロモプロピル−2,3−クロロプロピルホスフェート、トリス(トリブロモフェニル)ホスフェート、トリス(ジブロモフェニル)ホスフェート、トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェートなどの含ハロゲン系リン酸エステル;トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェート等のノンハロゲン系脂肪族リン酸エステル;トリフェニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、ジクレジルフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、キシレニルジフェニルホスフェート、トリス(イソプロピルフェニル)ホスフェート、イソプロピルフェニルジフェニルホスフェート、ジイソプロピルフェニルフェニルホスフェート、トリス(トリメチルフェニル)ホスフェート、トリス(t−ブチルフェニル)ホスフェート、ヒドロキシフェニルジフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、3−グリシジルオキシプロピレンジフェニルホスフィンオキシド、3−グリシジルオキシジフェニルホスフィンオキシド、ジフェニルビニルホスフィンオキシド、10−(2,5−ジヒドロキシフェニル)−10H−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキシド、2−(9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−オキサイド−10−ホスファフェナントレン−10−イル)メチルコハク酸ビス−(2−ヒドロキシエチル)−エステル重合物などのノンハロゲン系芳香族リン酸エステル;トリスジエチルホスフィン酸アルミニウム、ジエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスメチルエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスジフェニルホスフィン酸アルミニウム、ビスジエチルホスフィン酸亜鉛、ビスメチルエチルホスフィン酸亜鉛、ビスジフェニルホスフィン酸亜鉛、ビスジエチルホスフィン酸チタニル、テトラキスジエチルホスフィン酸チタン、ビスメチルエチルホスフィン酸チタニル、テトラキスメチルエチルホスフィン酸チタン、ビスジフェニルホスフィン酸チタニル、テトラキスジフェニルホスフィン酸チタンなどのホスフィン酸の金属塩、環状フェノキシホスファゼン、環状シアノフェノキシホスファゼンなどの、置換若しくは非置換のフェノキシ基または置換若しくは非置換のナフトキシ基を有する環状若しくは鎖状のホスファゼン系化合物、トリアリルホスフィン等が挙げられる。
物性測定条件
1.固形分は、(A)カルボキシル基含有感光性樹脂を150℃で2時間乾燥させ、乾燥前後の質量比から求めた。固形分酸価は、まず、(A)カルボキシル基含有感光性樹脂の酸価を、アルカリ中和滴定に基づくフェノールフタレイン変色法により測定し、その後、前記固形分の比率を乗じることによって算出した。二重結合当量は、(A)カルボキシル基含有感光性樹脂の固形分質量(g)/エチレン性不飽和基含有カルボン酸のモル数により算出した。
東ソー社製GPC装置を用いて測定した。測定条件は下記の通り。
カラム:TSK gel(東ソー社製、「SuperH4000」、「SuperHZ2500」)
検出器:示差屈折
展開溶媒:テトラヒドロフラン
溶質濃度:10mg/mL
標準物質:標準ポリスチレン(VARIAN社製、「EASICAL PS-2」(単分散試料))
流速:0.3mL/min
温度:40℃
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を25.89g、ベヘニン酸43.77g、ステアリン酸9.32g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.66gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.7mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-1を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を23.31g、ベヘニン酸46.35g、ステアリン酸11.47g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.49g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.41gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂(DIC(株)製、HP-7200H、エポキシ当量280)134.40gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)38.05gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.3mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-2を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を25.89g、ベヘニン酸43.77g、ステアリン酸9.32g、メタクリル酸16.49g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.49g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.41gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)38.05gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.6mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-3を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を25.89g、ベヘニン酸43.77g、ステアリン酸9.32g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に無水コハク酸(新日本理化(株)製、リカシッドSA)38.03gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.6mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-4を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を26.26g、ベヘニン酸53.21g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.49g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.41gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.66gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.4mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-5を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を26.76g、ステアリン酸44.45g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.47g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.39gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)36.27gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.5mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-6を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、エイコサン二酸(岡村精油(株)製、SL-20)を25.89g、ベヘニン酸43.77g、ステアリン酸9.32g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.66gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.7mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-7を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)70g、蒸留ダイマー酸(C36)(アリゾナケミカル製、UNIDYM14)を30.01g、ベヘニン酸49.78g、ステアリン酸15.77g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.53g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.44gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒13g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.66gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.9mgKOH/g、重量平均分子量8000〜10000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-8を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を50.93g、ベヘニン酸25.75g、アクリル酸13.06g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.06gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.5mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-9を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を12.95g、エイコサン二酸(岡村精油(株)製、SL-20)を12.95g、ベヘニン酸43.77g、ステアリン酸9.32g、アクリル酸13.79g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.66gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.7mgKOH/g、重量平均分子量7000〜9000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-10を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)50g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を72.50g、アクリル酸5.81g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.46g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.38gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)35.28gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.7mgKOH/g、重量平均分子量12000〜15000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-11を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)60g、蒸留ダイマー酸(C36)(アリゾナケミカル製、UNIDYM14)を85.73g、アクリル酸14.52g、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40gを仕込み、反応容器内に窒素・空気(2:1)を0.3L/min吹き込みながら、110℃で溶解するまで加熱撹拌した。別途、EDGAC溶媒70g中にビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96gを80℃まで加熱して均一に溶解し上記のフラスコ内に投入し、115℃にて15〜17時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が7〜8mgKOH/gの範囲になるまで反応させた。この反応物にさらに、EDGAC溶媒10g中に水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)37.66gを溶解した溶液を加え、空気を0.3L/min吹き込みながら、100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.3mgKOH/g、重量平均分子量15000〜17000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-12を得た。
撹拌機、還流冷却管を備えた500mLセパラブルフラスコに、窒素・空気(2:1)雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(EDGAC)130g溶媒中、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂NC-3000(日本化薬(株)製エポキシ当量277)132.96g仕込み、80℃まで加熱して均一に溶解した。上記フラスコ内に、トリフェニルホスフィン(TPP)0.48g、メトキシハイドロキノン(MEHQ)0.40g、8-エチルオクタデカン二酸(岡村製油(株)製SB-20)を25.89g投入し混合させ、115℃にて1〜2時間加熱撹拌させ、反応溶液の酸価が10mgKOH/gになるまで反応させた。続いて、ベヘニン酸43.77g、ステアリン酸9.32gを投入し、2〜3時間加熱撹拌させ、10mgKOH/gになるまで反応させた。さらに、アクリル酸13.79gを投入し9時間加熱撹拌させ、10mgKOH/gになるまで反応させた。この反応物にさらに水素添加トリメリット酸無水物(三菱ガス化学(株)製、HTMAn)を37.66g加え空気雰囲気下100℃で2〜3時間撹拌した。酸無水物が消失したことを、FT-IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、固形分酸価80.7mgKOH/g、重量平均分子量10000〜12000のカルボキシル基含有感光性樹脂A-13を得た。
下記表2に示す各成分を下記表2に示す配合割合にて配合し、3本ロールを用いて室温にて混合分散させて、実施例1〜24、比較例1〜5にて使用する感光性樹脂組成物を調製した。なお、下記表2に示す配合量は、特に断りのない限り、質量部を表す。また、下記表2中の配合割合の空欄部は、0質量部を意味する。
上記のように調製した感光性樹脂組成物を、以下のように塗工して試験片を作製した。
厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レ・デュポン(株)製、「カプトン100H」)に回路パターンを形成したフレキシブル配線板用基板を希硫酸(3%)により表面処理後、スクリーン印刷法にて、各調製した感光性樹脂組成物を塗布後、BOX炉にて70℃で20分の予備乾燥を行った。予備乾燥後、回路パターンのランド以外を透光性にしたパターンを有するネガフィルムを塗膜上に密着させ、その上から紫外線を露光装置(オーク社製HMW−680GW)にて400mJ/cm2まで露光した。その後、30℃の1%炭酸ナトリウム現像液にて現像後、BOX炉にて150℃で60分のキュアを行うことで、上記基板上に硬化塗膜を形成した。硬化塗膜の厚みは、いずれも20μmであった。
柔軟性(フレキシブル性)と反り性と難燃性を評価する試験片作製工程であり、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レ・デュポン(株)製、「カプトン100H」)にDRY膜厚が20μmとなるようスクリーン印刷法にて感光性樹脂組成物を塗布し、BOX炉内にて、70℃、20分の予備乾燥を行った。予備乾燥後、塗布した感光性樹脂組成物上に、露光装置(オーク社製、「HMW‐680GW」)にて400mJ/cm2の紫外線を照射した。照射後、BOX炉内にて、150℃、60分のポストキュアを行って熱硬化させることにより硬化塗膜を得、試験片を作製した。
絶縁信頼性と耐微小クラック性を評価する試験片作製工程であり、厚さ25μmのポリイミドフィルム(東レ・デュポン(株)製、「カプトン100H」)に、銅体厚9μm、ライン幅100μm、スペース幅100μmの櫛形の回路パターンを設けたフレキシブルプリント配線板について、3%硫酸水溶液で表面処理後、導体上のDRY膜厚が20μmとなるようスクリーン印刷法にて感光性樹脂組成物を塗布し、BOX炉内にて、70℃、20分の予備乾燥を行った。予備乾燥後、塗布した感光性樹脂組成物上に、前記回路パターンのランド以外を透光性にしたパターンを有するネガフィルムを密着させ、露光装置(オーク社製、「HMW‐680GW」)にて400mJ/cm2の紫外線を照射した。照射後、30℃の1質量%炭酸ナトリウム水溶液によりスプレー圧0.2MPaで60秒間現像を行った。現像後、BOX炉内にて、150℃、60分のポストキュアを行って熱硬化させることにより硬化塗膜を得、試験片を作製した。
(1)指触乾燥性
上記試験片作製工程1の予備乾燥後にネガフィルムを塗膜に接触させ、露光した後の、塗膜のネガフィルムへのはり付き性を、目視にて評価した。
評価は、○:はり付きなし、△:塗膜にはり付き跡が残存、×:ネガフィルム引き剥がし後、ネガフィルムに塗膜が付着、の3段階で行なった。
上記試験片作製工程1と同様に予備乾燥工程まで行った基板に、感度測定用ステップタブレット(コダック21段)を設置し、このステップタブレットを通して紫外線(メインピ−クの波長365nm)照射光量をオ−ク製作所社製の積算光量計を用いて400mJ/cm2 まで照射したものをテストピ−スとした。このテストピースに、1%の炭酸ナトリウム水溶液を用いて、0.2MPa のスプレー圧で60秒間、現像を行った。露光部分のうち、現像にて除去されない部分を数字(ステップ数)で表した。ステップ数が大きいほど感光特性が良好であることを示す。
評価は、○:8段以上、△:6〜7段、×:5段以下、の3段階で行なった。
上記試験片作製工程1の現像後における、回路パターン上及びポリイミドフィルム上の残さの有無を目視で評価した。
評価は、○:回路パターン上、ポリイミドフィルム上ともに残さなし、△:回路パターン上には残さがないが、ポリイミドフィルム上にはやや残さが残る、×:回路パターン上、ポリイミドフィルム上ともに残さが残る、の3段階で行なった。
試験片作製工程2にて作製した試験片について、ハゼ折りにより180°折り曲げを数回繰り返して行い、その際の硬化塗膜におけるクラック発生状況を目視及び×200の光学顕微鏡で観察し、クラックの発生しなかった回数を測定した。
評価は、◎:5回以上、○:2〜4回、△:1回、×:0回、の4段階で行なった。
上記試験片作製工程2にて作製した試験片を3cm×3cmに切り出した後、切り出した試験片を、水平な台上に上が凹になるよう静かに置き、外力を加えないようにして、試験片の4か所の角部と台との間の垂直な隔たりを直尺で測定し、その最大値を採用した。
評価は、◎:mm以下、○:1mm超〜3mm、△:3mm超〜5mm、×:5mm超、の4段階で行なった。
上記試験片作製工程1にて作製した試験片に金メッキ加工後、セロハン粘着テープによるピーリング試験を行い、硬化塗膜の剥がれと変色について目視にて観察し、耐金メッキ性を評価した。
評価は、○:硬化塗膜の剥がれがなく、変色も認められない、△:硬化塗膜の剥がれまたは変色がほんのわずか認められる、×:硬化塗膜の剥がれまたは変色がはっきり認められる、の3段階で行なった。
試験片作製工程2にて作製した試験片について、UL94規格に準拠した垂直燃焼試験を行った。評価は、UL94規格に基づいて、VTM−0〜燃焼で表した。
試験片作製工程3にて作製した試験片について、硬化塗膜の上に銀を蒸着した硬化塗膜の上面を陽極に、上記フレキシブルプリント配線板の銅を陰極に、それぞれ、接続した。次いで、60℃、湿度95%の恒温恒湿槽の中で、50V印加を行い、イオンマイグレーションテスター(IMV社製、「MIG−8600B/128」)を用いて抵抗値の連続測定を行った。
試験片作成工程2にて作製した試験片について、はぜ折りにより、回路パターンのラインの長手方向に対して直交方向に180°折り曲げを1回行い、その際の硬化塗膜における微小クラック発生状況を×500の光学顕微鏡で観察し、微小クラックの発生の有無を測定した。微小クラックとは、クラックの長さが100μm未満のクラックを意味する。測定結果については、微小クラックの発生が無い場合を「◎」、微小クラックの発生が1~3箇所の場合を「○」、微小クラックの発生が3箇所より多く、回路パターンのライン周辺部のみに発生している場合を「△」、硬化塗膜全体に微小クラックが発生している場合を「×」と評価した。
試験片作製工程1にて作製した試験片を、3MPaの圧力にて、180℃で1時間のプレスを行い、その後、塗膜表面状態を目視により観察した。評価は、塗膜表面に異常がみられない場合を「○」、塗膜表面に若干のブリードアウトが確認された場合を「△」、塗膜表面にブリードアウトが確認された場合を「×」とした。
Claims (12)
- (A)a)1分子中に2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂とb)カルボキシル基1つあたりの炭素数が10以上である少なくとも1種の脂肪酸とc)エチレン性不飽和基含有カルボン酸との反応生成物にd)多塩基酸無水物を付加させて得られる、カルボキシル基含有感光性樹脂と、(B)光重合開始剤と、(C)疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーと、(D)エポキシ化合物と、(E)無機陽イオン交換体と、を含有することを特徴とする感光性樹脂組成物。
- 前記b)脂肪酸のうち、少なくとも1種が、二塩基酸であることを特徴とする請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記b)脂肪酸のうち、少なくとも1種が、炭素数が18以上の直鎖状飽和脂肪族一塩基酸であることを特徴とする請求項1または2に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(C)疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーの疎水性骨格が、炭素数6〜22からなる炭化水素のみの構造であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(C)疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーの疎水性骨格が、トリシクロデカン構造を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(C)疎水性骨格を有する(メタ)アクリレートモノマーが、前記(A)カルボキシル基含有感光性樹脂100質量部に対して、3.0質量部〜40質量部含有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(E)無機陽イオン交換体が、前記(A)カルボキシル基含有感光性樹脂100質量部に対して、1.0質量部〜40質量部含有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(E)無機陽イオン交換体に代えて、または前記(E)無機陽イオン交換体とともに、無機両イオン交換体を含有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- さらに、(F)難燃剤を含有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物を硬化して得られた皮膜を有することを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
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