JP2015081621A - 仕切弁の弁蓋撤去工法と弁撤去工法及び弁蓋撤去用アタッチメント - Google Patents

仕切弁の弁蓋撤去工法と弁撤去工法及び弁蓋撤去用アタッチメント Download PDF

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Abstract

【課題】 弁体及び弁棒を備えた弁蓋の不断流状態での撤去作業を工事コストの低廉化を図りながら、且つ、後日の補修弁等の設置工事を効率良く容易に行う。
【解決手段】 弁箱2に固定されたアタッチメントBの押え手段Cにより、弁蓋を弁箱2に対して押付け固定し、かつ、連結手段を連結解除し、アタッチメントBに、作業用開閉弁V2及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを取付け、押え手段Cの押付け固定を解除して弁蓋を作業ハウジングHの格納空間S内に取り出して撤去したのち、作業ハウジングHの昇降搬送手段Dに取付けた中栓60付の短管61を、作業用開閉弁V2を開弁操作して弁箱2に装着し、アタッチメントBの押え手段Cにより、短管61を弁箱2に対して押付け固定し、アタッチメントBから作業ハウジングHを撤去し、短管61と弁箱2とを第2連結手段で密封状態に固定連結し、アタッチメントBを弁箱2から撤去する。
【選択図】 図19

Description

本発明は、流体配管系に接続されている仕切弁のうち、弁箱に比して寿命の短い弁体が設定耐久年数に至ったとき、或いは、弁体の作動不良が発生したときなど、この弁体及び弁棒を備えた弁蓋を不断水状態で弁箱から撤去する仕切弁の弁蓋撤去工法と弁撤去工法及び弁蓋撤去に用いられる弁蓋撤去用アタッチメントの改良技術に関する。
流体配管系に接続される仕切弁としては、一般に、弁箱の弁体装着口部の開口周縁に連続形成されているフランジと弁蓋に形成されているフランジとをボルト・ナットで水密状態に締付け固定してある仕切弁が用いられている。
このような一般的な仕切弁を用いた弁蓋撤去工法として、従来では、
仕切弁の弁箱に連通接続されている上流側及び下流側の両流体管に、当該両流体管の一部を含む状態で仕切弁の略全体を囲繞する分割構造の下部ハウジングを水密状態で取付ける工程、
下部ハウジングに設けたフランジ挾持装置により、弁箱のフランジと弁蓋のフランジとを外方から挟み込み固定して両フランジ間を水密状態に維持する工程、
弁箱のフランジと弁蓋のフランジとを締付け固定しているボルト・ナットを取り外す工程、
仕切弁の弁棒の上端部に、上部ハウジングに装備される昇降搬送装置の昇降軸を構成する複数の分割昇降軸部のうち、下方側の分割昇降軸部の下端部を連結する工程、
下部ハウジングの上側開口部のフランジに、作業用開閉弁の下側フランジをボルト・ナットで水密状態に固定連結する工程、
上部ハウジングに装備されている昇降搬送装置の上方側の分割昇降軸部を、仕切弁の弁棒に連結されている下方側の分割昇降軸部に連結するとともに、作業用開閉弁の上側フランジに、上部ハウジングの下側フランジをボルト・ナットで水密状態に固定連結する工程、
フランジ挾持装置による弁箱のフランジと弁蓋のフランジとの挟み込み固定を解除したのち、昇降搬送装置の昇降軸を上昇操作して、弁体及び弁棒を備えた弁蓋を上部ハウジングの格納空間内に取り出し、作業用開閉弁を閉弁操作する工程、
上部ハウジングの格納空間内に取り出された弁蓋を撤去する工程、
上記工程を備えた弁蓋撤去工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−177945号公報
従来の仕切弁の弁蓋撤去工法では、両流体管の一部を含む状態で仕切弁の略全体を囲繞するための大きな分割構造の下部ハウジングが必要で、しかも、これに伴って作業ピットの掘削容積も大きくなるため、工事が大掛かりになり、工事コストが高騰する不都合がある。
また、上述の特許文献1に開示されている発明は、新たな弁体及び弁棒を備えた弁蓋に取り換える工法であるが、弁箱の弁体装着口部を単に密閉するだけの弁蓋を取付け、後日、この弁蓋を外して補修弁を設置する工事も存在する。
この補修弁の設置工事の場合、両流体管の一部を含む状態で弁箱及び弁蓋の全体を囲繞するための大きな分割構造の下部ハウジングが必要で、しかも、この下部ハウジングに取付けられる作業用開閉弁及び上部ハウジングとしても、ハンドルを備えた補修弁を下降移動させることが可能な大きな内部空間が必要で、補修弁の設置工事が大掛かりになり、工事コストが高騰する不都合がある。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、弁体及び弁棒を備えた弁蓋の不断流状態での撤去作業を工事コストの低廉化を図りながら、且つ、後日の補修弁等の設置工事を効率良く容易に行うことのできる仕切弁の弁蓋撤去工法と弁撤去方法及び弁蓋撤去工法に有用な弁蓋撤去用アタッチメントを提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、流体配管系に接続されている弁箱と、当該弁箱に連結手段で脱着自在に固定連結される弁蓋と、当該弁蓋に貫設された弁棒を介して前記弁箱の弁体装着口部から脱着自在に装着される弁体とを備えた仕切弁のうち、前記弁体及び前記弁棒を備えた前記弁蓋を流体配管系での流体の流れを維持した状態で前記弁箱から撤去する仕切弁の弁蓋撤去工法であって、
前記弁箱に、前記弁蓋の外周側を囲繞するアタッチメントを脱着可能に固定する工程と、
前記アタッチメントに設けた押え手段により、前記弁蓋を前記弁箱に対して密封状態に押付け固定する工程と、
前記押え手段による押付け固定状態において前記連結手段を連結解除する工程と、
前記アタッチメントに、作業用開閉弁及び弁蓋に連結される昇降搬送手段を備えた作業ハウジングを取付けて、前記仕切弁の作業対象部位を密封する工程と、
前記押え手段の押付け固定を解除し、前記昇降搬送手段にて前記弁体及び前記弁棒を備えた前記弁蓋を前記作業ハウジングの格納空間内に取り出したのち、前記作業用開閉弁を閉弁操作して取り出された前記弁蓋を撤去する工程と、
前記作業ハウジングの前記昇降搬送手段に、前記弁箱の弁体装着口部に対して連通可能な流路に中栓を脱着自在に装着してある短管を取付ける工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作し、前記昇降搬送手段によって前記短管を前記弁箱に装着し、前記アタッチメントに設けた前記押え手段により、前記短管を前記弁箱に対して密封状態に押付け固定する工程と、
前記アタッチメントから前記作業用開閉弁及び前記昇降搬送手段を備えた前記作業ハウジングを撤去し、前記押え手段で押付け固定されている前記短管と前記弁箱とを第2連結手段で密封状態に固定連結したのち、前記押え手段を備えた前記アタッチメントを前記弁箱から撤去する工程と、
を備えている点にある。
上記構成によれば、流体配管系に接続されている仕切弁のうち、弁箱に比して寿命の短い弁体が設定耐久年数に至ったとき、或いは、弁体の作動不良が発生したときなど、弁体及び弁棒を備えた弁蓋を不断流状態で弁箱から撤去する必要性が発生した場合、先ず、弁箱に固定したアタッチメントの押え手段により、弁蓋を弁箱に対して密封状態に押付け固定する。
この状態で弁箱と弁蓋とを固定連結している連結手段を連結解除しても、弁蓋が流体圧で飛び出すことがない。
次に、アタッチメントに、作業用開閉弁及び昇降搬送手段を備えた作業ハウジングを取付けて、仕切弁の作業対象部位を密封したのち、押え手段の押付け固定を解除する。
この状態では、作業ハウジングの昇降搬送手段と弁蓋とが連結されているため、弁蓋が流体圧で飛び出すことがなく、昇降搬送手段にて弁体及び弁棒を備えた弁蓋を作業ハウジングの格納空間内に確実に取り出すことができ、この取り出された弁蓋は、作業用開閉弁の閉弁後に撤去する。
その後、作業ハウジングの昇降搬送手段に取付けられている中栓を備えた短管を、開弁操作されている作業用開閉弁を通して送り込んで弁箱に装着し、アタッチメントの押え手段によって短管を弁箱に密封状態で押付け固定したのち、アタッチメントから作業用開閉弁及び昇降搬送手段を備えた作業ハウジングを撤去する。
作業ハウジングを撤去しても、短管はアタッチメントの押え手段で弁箱に密封状態で押付け固定され、且つ、この短管自体の流路も中栓で密閉されているため、流体の漏洩はない。
また、短管には、補修弁等のように外方に大きく突出するハンドル類が存在しないため、その分だけ作業ハウジングとしても小型のものを使用することができる。
作業ハウジングの撤去後に、押え手段で押付け固定されている短管と弁箱とを第2連結手段で密封状態に固定連結したのち、押え手段を備えたアタッチメントを弁箱から撤去する。
この状態では、短管の流路が中栓によって密閉されているだけであるから、アタッチメントの撤去後において、弁箱に固定連結されている短管に補修弁等を設置する必要が生じた場合でも、この設置される補修弁等を作業用開閉弁として利用して、短管に装着されている中栓を補修弁等の内部流路を通して撤去するだけで済むから、この中栓を回収するための機材数の削減と機材のコンパクト化とを図ることができる。
したがって、弁体及び弁棒を備えた弁蓋の不断流状態での撤去作業を工事コストの低廉化を図りながら、且つ、アタッチメントの撤去後における補修弁等の設置工事も効率良く容易に行うことができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記アタッチメントの撤去工程後において、
前記短管又はこれに連結した第2短管に、前記中栓が通過可能な流路を備えた補修弁を固定連結する工程と、
前記補修弁に、前記中栓を収納可能な作業ケースを固定連結する工程と、
前記短管の中栓に連結した操作軸により、前記短管から前記中栓を取外すとともに、この取外された前記中栓を開弁されている前記補修弁を通して前記作業ケース内に回収する工程と、
前記補修弁を閉弁操作して前記中栓が回収されている前記作業ケースを撤去する工程と、
を実行する点にある。
上記構成によれば、アタッチメントの撤去後において、弁箱に固定連結されている短管に補修弁を設置する必要が生じた場合、先ず、この短管又はこれに連結した第2短管に補修弁を固定連結して、この補修弁を中栓の回収のための作業用開閉弁として利用する。
この補修弁に、中栓を収納可能な作業ケースを固定連結し、短管の中栓に連結されている操作軸の操作により、中栓を取外すとともに、そのまま補修弁の内部流路を通して作業ケース内に回収することができるから、中栓を回収するための機材としても作業ケース及び操作軸を準備するだけで済み、しかも、作業ケース内に中栓を回収した後の作業としても、補修弁を閉弁操作して中栓と共に作業ケースを撤去するだけで済む。
したがって、アタッチメントの撤去後における補修弁の設置工事も効率良く容易に行うことができ、しかも、中栓を回収するための機材数の削減と機材のコンパクト化によって補修弁の設置工事費の低減化を図ることができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記作業ケースの撤去工程後において、
前記補修弁に空気弁を設置する工程を実行する点にある。
上記構成によれば、補修弁の設置作業と一連の作業工程で空気弁を効率良く設置することができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記連結手段が、前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部との嵌合接続部位に対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、前記ロック部材を挿入した係合状態では前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部とを密封状態で固定連結するロック手段から構成され、前記連結手段を連結解除する工程において、前記ロック手段のロック部材を抜き出して、前記弁箱の連結外嵌部と弁蓋の連結内嵌部との固定連結を解除する点にある。
上記構成によれば、流体配管系に接続された仕切弁には、弁箱側の連結外嵌部と弁蓋側の連結内嵌部とに対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、そのロック部材を挿入した係合状態では弁箱と弁蓋とを水密状態に固定連結するロック手段が連結手段として備えられているので、弁箱と弁蓋との固定連結を解除する場合でも、ロック部材を引き抜き操作するだけで済み、弁箱と弁蓋とが多数のボルト・ナットで締付け固定されている仕切弁に比して、弁蓋の固定連結解除作業を能率良く容易に行うことができる。
さらに、ロック部材の抜き差し操作時には、アタッチメントに設けた押え手段によって弁蓋が弁箱に押付けられ、この弁蓋の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部との間が水密状態に維持されているので、水密状態に維持するための反力がロック部材の抜き差し操作抵抗として作用することを無くす又は軽減することができ、ロック部材の抜き差し操作を軽い力で容易に行うことができる。
したがって、弁体及び弁棒を備えた弁蓋の不断流状態での撤去作業をより能率良く容易に行うことができる。
本発明による第5の特徴構成は、第3の特徴構成の仕切弁の弁蓋撤去工法によって前記補修弁に前記空気弁が設置された後において、前記空気弁及び前記補修弁を不断流状態で撤去して、前記短管の流路を前記中栓で密封する弁撤去工法であって、
前記補修弁を閉弁操作して当該補修弁から前記空気弁を撤去する工程と、
前記空気弁が撤去された前記補修弁に、前記中栓を先端に脱着可能に装着してある前記操作軸を備えた前記作業ケースを固定連結する工程と、
前記補修弁を開弁操作したのち、前記操作軸を押込み操作し、前記中栓を前記作業ケースから前記補修弁又はこの補修弁と前記第2短管内を通して前記短管に密封状態で装着する工程と、
前記中栓の装着後に、前記短管から前記補修弁と前記作業ケース又は前記第2短管と前記補修弁及び前記作業ケースを撤去する工程と、
を備えている点にある。
上記構成によれば、仕切弁の弁蓋撤去工法によって補修弁に空気弁が設置された後において、空気弁及び補修弁を不断流状態で弁箱から撤去する必要が生じた場合でも、先ず、補修弁を空気弁の撤去のための作業用開閉弁として利用し、この補修弁を閉弁操作して空気弁を撤去する。
空気弁が撤去された補修弁に、中栓を装着してある操作軸を備えた作業ケースを固定連結し、補修弁を開弁操作したのち、操作軸を操作して中栓を短管に密封状態で装着することができるから、空気弁及ぶ補修弁を撤去するための機材としても作業ケースと操作軸及び中栓を準備するだけで済む。
したがって、仕切弁の弁蓋撤去工法による補修弁及び空気弁の設置工事後における補修弁及び空気弁の撤去工事も効率良く容易に行うことができ、しかも、撤去するための機材数の削減と機材のコンパクト化によって弁撤去工事費の低減化を図ることができる。
本発明による第6の特徴構成は、第1〜4の特徴構成のいずれか一つに記載の仕切弁の弁蓋撤去工法に用いられる前記アタッチメントであって、前記弁箱の外面に形成されている突起部に対して挾持状態で脱着可能に固定される第1アタッチメントと、前記弁蓋の外周側を囲繞する状態で前記第1アタッチメントに脱着可能に固定連結される第2アタッチメントとが備えられ、前記アタッチメントには、前記弁蓋に脱着自在に装着された押え部材を介して前記弁蓋の被連結部を前記弁箱の連結部に対して密封状態に押し付け固定する前記押え手段が設けられている点にある。
上記構成によれば、弁箱の外面に突出形成されている突起部を利用して第1アタッチメントを挾持状態で強固に固定することができ、しかも、この強固に固定されている第1アタッチメントを介して蓋の外周側を囲繞する第2アタッチメントを容易に固定連結することができる。
しかも、このアタッチメントの押え手段により、弁蓋に脱着自在に装着された押え部材を介して弁蓋の被連結部を弁箱の連結部に対して密封状態に押し付け固定するが故に、弁蓋の上面に存在する構成部材に邪魔されることなく、弁蓋に装着された押え部材を介して弁蓋を弁箱に確実、容易に押付け固定することができるとともに、押え手段の簡素化を図ることができる。
本発明による第7の特徴構成は、前記押え手段が、前記押え部材を前記第1アタッチメント側に押付け固定操作可能な状態で前記第1アタッチメントに設けられた第1押え治具と、前記押え部材を前記第1アタッチメント側に外部から押付け固定操作可能な状態で前記第2アタッチメントに設けられた第2押え治具とから構成されている点にある。
上記構成によれば、弁箱と弁蓋とを固定連結している連結手段を連結解除する時点では、第1アタッチメントに設けた第1押え治具によって弁蓋に装着された押え部材を第1アタッチメント側に押付け固定しているので、第1アタッチメントに第2アタッチメントが固定される前の空間的な制約の少ない状態で連結手段を容易に連結解除操作することができる。
さらに、第1アタッチメントに第2アタッチメントが固定され、且つ、第2押え治具によって弁蓋に装着された押え部材を第1アタッチメント側に押付け固定した時点で、第2アタッチメントの上側開口部を通して第1アタッチメント側の第1押え手段による押付け固定を簡単に解除操作することができる。
本発明による第8の特徴構成は、前記押え部材又は前記昇降搬送手段に前記短管を取付ける取付け治具に設けられている第2押え部材と前記第2アタッチメントの内周面との相対向する部位には、前記昇降搬送手段で昇降される前記押え部材又は前記第2押え部材が設定姿勢にあるときにのみ上下方向から係合して、前記押え部材又は前記第2押え部材を相対回転不能な状態で前記第2アタッチメント内に沿って移動案内する係合部と被係合部とが形成されている点にある。
上記構成によれば、昇降搬送手段で弁蓋を作業ハウジングの格納空間内に取り出すとき、昇降搬送手段で上昇される弁蓋及び押え部材が設定姿勢にあるときにのみ、押え部材と第2アタッチメントの内周面との相対向する部位に設けた係合部と被係合部とが上下方向から係合して、押え部材を相対回転不能な状態で第2アタッチメント内に沿って確実、スムーズに移動案内することができる。
特に、昇降搬送手段で短管を弁箱側に送り込む場合には、昇降搬送手段で下降される取付け治具の第2押え部材及び短管が設定姿勢にあるときにのみ、第2押え部材と第2アタッチメントの内周面との相対向する部位に設けた係合部と被係合部とが上下方向から係合して、第2押え部材を相対回転不能な状態で前記第2アタッチメント内に移入案内することができるから、短管を設定連結姿勢で弁箱に正確、スムーズに装着することができる。
尚、上述の第8の特徴構成においては、前記押え部材と第2押え部材とを同一形状に形成して、押え部材をもって第2押え部材を兼用構成してある場合と、後述の実施形態で示すように、押え部材と第2押え部材とが異なる形状に構成されている場合を含む。
本発明による第9の特徴構成は、前記第1押え治具が、前記第1アタッチメントに設けられた複数本のボルトと、当該ボルトに対応する前記押え部材の複数部位に形成されたボルト挿通孔と、当該ボルト挿通孔に挿通された前記ボルトに螺合されるナットとから構成されているとともに、前記ボルトが、前記昇降搬送手段に前記短管を取付ける取付け治具に設けられている第2押え部材を前記第1アタッチメント側に引き寄せ固定するための取付けボルトに兼用構成されているとともに、前記ボルトの先端部が、前記第2押え部材に形成されているボルト挿通孔に対して挿通案内する先細り状の挿通ガイド部に形成されている点にある。
上記構成によれば、弁蓋に装着された押え部材を第1アタッチメント側に引き寄せて押付け固定する第1押え治具のボルトを利用して、昇降搬送手段に短管を取付ける取付け治具に設けられている第2押え部材を第1アタッチメント側に引き寄せ固定し、弁箱に装着された短管を固定することができる。
しかも、第1押え治具のボルトの先端部を先細り状の挿通ガイド部に形成してあるので、昇降搬送手段で短管を弁箱側に送り込む際、ボルトの挿通ガイド部と第2押え部材のボルト挿通孔との係合によって、短管を設定連結姿勢で弁箱にスムーズに装着することができる。
本発明の第1実施形態を示す水道配管系に接続された仕切弁の斜視図 仕切弁の一部切欠正面図 図2におけるIII-III線での仕切弁の一部切欠平面図 仕切弁の縦断面図 仕切弁の横断面図 第1アタッチメントを組み付けるときの分解斜視図 第1アタッチメントを組み付けたときの縦断面図 第1押え治具で弁蓋を押付け固定したときの一部切欠き側面図 ロック部材を抜き出し操作したときの縦断面図 第2アタッチメントを組み付けるときの分解斜視図 第2アタッチメントにおける水平断面図、XI(b)-XI(b)線断面図、底面図 第2アタッチメントを組み付けたときの縦断面図 作業ハウジングを連結したときの縦断面図 作業ハウジングの格納空間内に弁蓋を回収したときの縦断面図 作業ハウジング内の昇降搬送手段に短管を取付けたときの縦断面図 短管、中栓、取付け治具、第2短管の分解斜視図 短管における平面図、一部切欠き側面図、縦断面図 中栓の脱着操作位置と係合操作位置を示す平面図 昇降搬送手段を下降操作して短管を弁箱に装着したときの縦断面図 作業ハウジングを撤去するときの縦断面図 第1押え治具で短管を押付け固定したときの縦断面図 アタッチメントを撤去したときの縦断面図 中栓に操作軸を取付けたときの縦断面図 第2短管と補修弁及び作業ケースを取付けたときの縦断面図 作業ケース内に中栓を回収したときの縦断面図 補修弁に空気弁を設置したときの一部切欠き側面図 本発明の第2実施形態を示すアタッチメント取付け時の一部切欠き側面図 押え手段で弁蓋を押付け固定したときの一部切欠き側面図
〔第1実施形態〕
図1〜図5は、流体配管系を構成する流体管の一例である水道配管系の水道管1の途中にフランジ接合されている仕切弁V1を示す。
この仕切弁V1は、上流側及び下流側の水道管1に接続される側面視略逆T字状に構成された鋳鉄製の弁箱2と、この弁箱2の上端部に開口形成された弁体装着口部3に対して上方から嵌合接続される鋳鉄製の弁蓋4と、当該弁蓋4に貫設された弁棒5を介して弁箱2の弁体装着口部3から脱着自在に装着されるゴムライニングが施された弁体6と、弁箱2と弁蓋4とを脱着自在に固定連結する連結手段の一例で、弁箱2と弁蓋4との嵌合連結部Aを構成する弁箱2側の連結外嵌部(連結部)2Aと弁蓋4側の連結内嵌部(被連結部)4Aとに対して横外方から抜き差し自在な一対のロック部材7Aを有し、且つ、ロック部材7Aを挿入した係合状態では弁箱2と弁蓋4とを水密状態で固定連結するロック手段7とが備えられている。
弁箱2は、両水道管1の連結フランジ1Aに第1締結手段10の一例であるボルト10A・ナット10Bで水密状態に固定連結される一対の連結フランジ2Bを備えた横断面形状が円形の横向き弁箱部2Cと、当該横向き弁箱部2Cの流路軸芯方向中央部に対して直交する方向で一体形成される横断面形状が略長方形状(隅丸長方形状)の縦向き弁箱部2Dとから構成されている。
弁箱2の内面には、弁棒5のネジ軸部に螺合された弁体6を回転不能な状態で流路開放位置(開弁位置)と流路遮断位置(閉弁位置)とに摺動案内する摺動ガイド部2eと、弁棒5の上端部に形成されている角軸状の回転操作部5aの回転操作によって流路遮断位置に移動された弁体6のゴムライニング部と接触する弁座とが形成されている。
また、縦向き弁箱部2Dの上端側周壁部をもって、弁体装着口部3を形成する横断面形状が略長方形状(隅丸長方形状)となる環状の連結外嵌部2Aが形成されている。
この連結外嵌部2Aは、少なくとも弁蓋4の連結内嵌部4Aとの嵌合深さに相当する弁体装着方向での長さを有するとともに、縦向き弁箱部2Dの内周面よりも大径で、且つ、板厚も縦向き弁箱部2Dよりも厚肉に構成され、この連結外嵌部2Aの内周面2aにおける縦向き弁箱部2Dの内周面2dとの境界側となる奥側相当部位にシール部構成用の段差部2bが形成されている。
連結外嵌部2Aの外周面におけるロック部材7Aの抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した下端部位には、後述する環状のアタッチメントBの第1アタッチメントB1を挾持状態で取付け可能な環状の突起部9が、連結外嵌部2Aの上端面2gと平行又は略平行となる姿勢で一体形成されているとともに、この突起部9の板厚が連結外嵌部2Aの板厚と同一又は略同一の厚肉に構成されている。
弁蓋4には、弁箱2の連結外嵌部2Aの上端面2gに当接可能な略相似形の板状の弁蓋本体4Bと、この弁蓋本体4Bの下面から弁箱2の連結外嵌部2Aの内面寸法よりも少し小なる嵌合寸法で突設された筒状の連結内嵌部4Aと、弁棒5を水密状態で回転操作自在に貫通支持する軸支承部4Cとが備えられているとともに、弁蓋本体4Bの外面における軸支承部4Cの周囲には、弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4を昇降搬送するための吊下げ用フック4Dを備えた一対の円弧状の取付けブラケット4Eが一体形成されている。
弁蓋4の連結内嵌部4Aの外周面の先端側部位及びこれに弁体装着方向で対応する弁箱2の連結外嵌部2Aにおける内周面2aの奥側の段差部2bには、弁箱2の横向き弁箱部2Cの内部流路側ほど径方向内方に位置する同一又は略同一勾配のテーパー面4a,2fが形成されているとともに、弁蓋4の連結内嵌部4Aの外周面に形成されたシール装着溝4bには、弁箱2の連結外嵌部2Aに対して弁蓋4の連結内嵌部4Aが所定嵌合装着位置にまで嵌合操作されたとき、両テーパー面4a,2f間を水密にする状態にまで両テーパー面4a,2f間で圧縮される環状シール材の一例であるガスケット8が装着されている。
ロック手段7は、平面視において略コの字状に形成された板状のロック部材7Aと、弁箱2の連結外嵌部2Aにおける長辺方向で相対向する壁部の各々に貫通形成された外側係合孔(外側被係合部)7B、及び、弁蓋4の連結内嵌部4Aにおける長辺方向で相対向する壁部の外側面の各々に形成された内側係合凹部7C(内側被係合部)とから構成されている。
弁箱2の連結外嵌部2Aにおける各外側係合孔7Bは、ロック部材7Aが長辺方向の横外方から抜き差し自在に係入する孔寸法に構成されているとともに、弁蓋4の連結内嵌部4Aにおける各内側係合凹部7Cは、弁箱2の連結外嵌部2Aの各外側係合孔7Bに係入操作されたロック部材7Aの先端側が係合する穴寸法に構成されている。
ロック部材7Aは、連結外嵌部2A及び連結内嵌部4Aの短辺方向に沿うセンタロック板部7Aaと、当該センタロック板部7Aaの両端部から連結外嵌部2A及び連結内嵌部4Aの長辺方向に沿って長辺方向中央位置側に一体的に延出されるサイドロック板部7Abとから構成されている。
ロック部材7Aのセンタロック板部7Aaの外側面は、ロック部材7Aが弁箱2の連結外嵌部2Aにおける外側係合孔7Bと弁蓋4の連結内嵌部4Aにおける内側係合凹部7Cとにわたって係合されたロック状態にあるとき、弁箱2の連結外嵌部2Aの外面と面一又は略面一に構成されている。
そのため、弁箱2の連結外嵌部2Aの外側係合孔7Bから外部に現れるロック部材7Aの外側面は、連結外嵌部2Aの短辺方向に沿う部分と長辺方向に沿う部分とを備えた略扁平Uの字状又はコの字状に形成されているため、連結外嵌部2Aの外側係合孔7Bから外部に現れるロック部材7Aの外側面を把持し易くなり、このロック部材7Aの抜き出し操作を能率良くスムーズに行うことができる。
外側係合孔7Bは、ロック部材7Aのセンタロック板部7Aaが貫通するセンタ貫通孔部7Baと、ロック部材7Aの両サイドロック板部7Abが係合するサイド係合溝部7Bbとを連通形成して構成されている。
内側係合凹部7Cは、ロック部材7Aのセンタロック板部7Aaが係合するセンタ係合溝部7Caと、ロック部材7Aの両サイドロック板部7Abが係合するサイド係合溝部7Cbとをコの字状に連通形成して構成されている。
そして、図2〜図4に示すように、ロック部材7Aが弁箱2の連結外嵌部2Aにおける外側係合孔7Bと弁蓋4の連結内嵌部4Aにおける内側係合凹部7Cとにわたって係合されたロック状態では、弁蓋4の連結内嵌部4Aのテーパー面4aと弁箱2の連結外嵌部2Aのテーパー面2fとの間でガスケット8が水密状態(密封状態)にまで圧縮された状態にあるため、このガスケット8の弾性復元力がロック部材7Aの抜け出し抵抗(抜き差し抵抗)として作用し、ロック部材7Aがロック状態に維持される。
ロック状態にあるロック部材7Aを抜き出すときには、ガスケット8を圧縮する側に弁蓋4を弁箱2側に押し付け、ガスケット8の弾性復元力によるロック部材7Aの抜け出し抵抗を無くす又は軽減する必要がある。
そのため、ロック状態においても、連結外嵌部2Aの上端面2gと弁蓋4の弁蓋本体4Bの下面との間には、ガスケット8の弾性復元力によるロック部材7Aの抜け出し抵抗を無くす又は軽減する側であるガスケット8の圧縮側への弁蓋4の押し付け移動を許容する間隙が形成されている。
次に、水道配管系の上流側及び下流側の水道管1に接続された仕切弁V1のうち、弁箱2に比して寿命の短い弁体6が設定耐久年数に至ったとき、或いは、弁体6の作動不良が発生したときなど、弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4を不断水状態(不断流状態)で弁箱2から撤去する弁蓋撤去工法について説明する。
[1]図6は、弁箱2に弁蓋4の外周側を囲繞するアタッチメントBを脱着可能に外装固定するアタッチメント取付け工程のうち、弁箱2の連結外嵌部2Aに一体形成されている突起部9に、ロック部材7Aの抜き差し操作を許容する状態でアタッチメントBの下部側を構成する第1アタッチメントB1を挾持状態で固定する工程を示す。
アタッチメントB自体は、弁箱2の外面の突起部9に対して挾持状態で脱着可能に固定される環状の第1アタッチメントB1と、弁蓋4の外周側を囲繞する状態で第1アタッチメントB1に脱着可能に固定連結される環状の第2アタッチメントB2とが備えられ、第2アタッチメントB2には、弁蓋4に脱着自在に装着された押え部材21を介して弁蓋4の被連結部である連結内嵌部4Aを弁箱2の連結部である連結外嵌部2Aに対して水密状態に押し付け固定する押え手段Cが設けられている。
この押え手段Cは、押え部材21を第1アタッチメントB1側に引き寄せて押付け固定する状態で第1アタッチメントB1側に装備される第1押え治具C1と、押え部材21を第1アタッチメントB1側に押圧して押付け固定する状態で第2アタッチメントB2側に装備される第2押え治具C2とから構成されている。
また、第1アタッチメントB1は、弁箱2の外面における突起部9の下方側部位に対して当て付けられる分割構造の下側ベース部材15と、突起部9の上方側から当て付けられる円板状の上側ベース部材16と、この両ベース部材15、16を互いに引き寄せながら締め付けて突起部9に挾持固定する第2締結手段17とから構成されている。
さらに、下側ベース部材15は、弁箱2の連結外嵌部2Aの短辺方向中央位置で二分割された平面視略コの字状又はCの字状の分割下側板部15Aと、各分割下側板部15Aの両端部から下方側に突設された連結板部15Bと、この両連結板部15Bと分割下側板部15Aとに亘って連設される補強板部15Cとから構成されている。
下側ベース部材15の各分割下側板部15Aの上面には、図6に示すように、突起部9における一方の長辺部分と両短辺部分の半分とに及ぶ略扁平U字状の半領域に嵌合する嵌合凹部15Dが形成され、この嵌合凹部15Dの底面15d及びこれに連続する略扁平U字状の側面15aが突起部9の下面及び周面に当接した状態では、両分割下側板部15Aと突起部9との水平方向での相対移動を阻止するように構成されている。
また、下側ベース部材15の各分割下側板部15Aの略扁平U字状の内周面15bは、弁箱2の縦向き弁箱部2Dの外周面に沿って当接又は近接するように構成されている。
上側ベース部材16の中央部には、弁箱2の連結外嵌部2Aに上方から外嵌装着可能な略長方形状(隅丸長方形状)の装着孔16Aが貫通形成されているとともに、上側ベース部材16の下面で、且つ、下側ベース部材15の各分割下側板部15Aに形成されている複数の第1ボルト挿通孔15eに対応する部位には、図8に示すように、各第1ボルト挿通孔15eに下方から挿通された第2締結手段17のボルト17Aに対するネジ孔17Bが形成されている。
上側ベース部材16の上面には、第2アタッチメントB2の連結フランジ31の下面に突出形成されている環状脚部31Aが嵌合して、第1アタッチメントB1の上側ベース部材16と第2アタッチメントB2の連結フランジ31との水平方向での相対移動を阻止する第2嵌合凹部16Bが形成されている。
さらに、図8に示すように、上側ベース部材16の下面で、且つ、弁箱2の突起部9の上面に対応する部位に形成されたシール装着溝16aには、第2締結手段17のボルト17Aによる締付け固定操作によって上側ベース部材16の下面と突起部9の上面との間を水密状態にするシール材の一例であるOリング19が装着されている。
そして、この第1アタッチメントB1の取付け工程においては、図6に示すように、弁箱2の連結外嵌部2Aに一体形成されている環状の突起部9に対して、下側ベース部材15の両分割下側板部15Aを突起部9の短辺方向(水道管1の管軸芯方向)から装着操作し、各分割下側板部15Aの嵌合凹部15Dの底面15d及び略扁平U字状の側面15aを突起部9の下面及び周面に当接させる。
この状態で相対向する両分割下側板部15Aの連結板部15B同士を、当該連結板部15Bに形成されている第2ボルト挿通孔15fに挿通された第3締結手段18のボルト18A・ナット18Bにて締め付け固定したのち、弁箱2の連結外嵌部2Aに上側ベース部材16の装着孔16Aを外嵌装着し、下側ベース部材15の第1ボルト挿通孔15eに下方から挿入されたボルト17Aを上側ベース部材16のネジ孔17Bに螺合し、上側ベース部材16と下側ベース部材15とを突起部9に挾持状態で締付け固定する。
尚、上側ベース部材16と下側ベース部材15とが弁箱2の突起部9に挾持状態で締付け固定された状態では、上側ベース部材16の第2嵌合凹部16Bの底面16cが、弁箱2の連結外嵌部2Aに形成されている両外側係合孔7Bよりも少し下方に位置し、弁箱2の連結外嵌部2Aの外面と上側ベース部材16における第2嵌合凹部16Bの内周壁面16dとの間に、第2嵌合凹部16Bの底面16c上においてロック部材7Aの抜き出し操作を許容する操作空間を形成してある。
また、図6、図10に示すように、第2アタッチメントB2の円筒ケース体30の内周面における中心を通る直径方向の二箇所と、押え部材21の外周縁における中心を通る直径方向の二箇所との相対向する部位には、昇降搬送手段Dで上昇される弁蓋4及び押え部材21が設定姿勢にあるときにのみ上下方向から係合して、押え部材21を相対回転不能な状態で第2アタッチメントB2の円筒ケース体30内に沿って移動案内する凸状の係合部73と凹状の被係合部74とが形成されている。
そのため、昇降搬送手段Dで弁蓋4を作業ハウジングHの格納空間S内に取り出すとき、昇降搬送手段Dで上昇される弁蓋4及び押え部材21が設定姿勢にあるときにのみ、押え部材21と第2アタッチメントB2の内周面との相対向する部位に設けた係合部73と被係合部74とが上下方向から係合して、押え部材21を相対回転不能な状態で第2アタッチメントB2内に沿って確実、スムーズに移動案内することができる。
[2] 図7〜図9は、アタッチメントBの第1アタッチメントB1に設けた第1押え治具C1によって、弁蓋4に脱着自在に装着された押え部材21を介して弁蓋4を弁箱2に対して引き寄せて押付けることにより、当該弁蓋4の連結内嵌部4Aと弁箱2の連結外嵌部2Aとの間に設けたガスケット8を水密状態に維持する第1押え工程と、ガスケット8の弾性復元力による抜け出し抵抗が解消されている又は軽減されている状態でロック手段7のロック部材7Aを抜き出して、弁箱2の連結外嵌部2Aと弁蓋4の連結内嵌部4Aとの固定連結を解除するロック解除工程とを示す。
また、押え手段Cによる弁蓋押付け工程は、第2アタッチメントB2の取付け前において、第1アタッチメントB1における第2アタッチメントB2の内部空間相当領域に設けた第1押え治具C1で弁蓋4を弁箱2側に引き寄せ状態で押付け固定する第1押え工程と、第2アタッチメントB2の取付け後において、当該第2アタッチメントB2に設けた外部から操作可能な第2押え治具C2で弁蓋4を弁箱2側に押圧状態で押付け固定する第2押え工程とから構成されている。
弁蓋押付け工程で用いられる押え部材21は、上側ベース部材16の装着孔16Aから上方に突出する弁蓋4の一対の取付けブラケット4Eの上面と平行な水平姿勢で安定的に装着可能な円板状に構成され、この押え部材21の円周方向の4箇所には、弁蓋4の各吊下げ用フック4Dに対して下方側から当て付けられた略コの字状の当て部材22の両端部をボルト23で締付け固定するための第3ボルト挿通孔21aが形成されている。
各当て部材22の両端部にはボルト23に対するネジ孔22aが形成されている。
押え部材21の中心部には、弁棒5の回転操作部5aが突出する貫通孔21bが形成され、押え部材21の上面における貫通孔21bの周縁部には、弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4等を昇降搬送する昇降搬送手段D側の連結部51に着脱自在に連結される被連結部21dが形成されている。
昇降搬送手段D側の連結部51は内周に雌ネジを形成してある連結筒部に構成されているとともに、押え部材21の被連結部21dは外周に雄ネジを形成してある被連結筒部に構成されている。
また、押え手段Cの第1押え治具C1を構成するに、図6〜図8に示すように、上側ベース部材16の上面における装着孔16Aの長辺方向中央部の両側脇に、雌ネジを形成してある一対の第1ネジ筒25を固着し、この両第1ネジ筒25に、押え部材21の円周方向の2箇所に形成された第4ボルト挿通孔21eに挿通されるボルト26を緩み止めナット27で螺合固定するとともに、各ボルト26の上部には、押え部材21の上面に当接した状態での締め込み操作に伴って弁蓋4を弁箱2側に押付け固定する押込みナット28が螺合されている。
第1押え治具C1のボルト26が、昇降搬送手段Dに後述の短管61を取付ける取付け治具Eに設けられている第2押え部材70を第1アタッチメントB1側に引き寄せ固定するための取付けボルトに兼用構成されているとともに、このボルト26の先端部26aが、第2押え部材70に形成されているボルト挿通孔70cに対して挿通案内する先細り状の挿通ガイド部に構成されている。
また、第1押え治具C1の押込みナット28による弁蓋4の最大押付け移動代は、図2に示すように、ロック部材7Aが弁箱2の連結外嵌部2Aにおける外側係合孔7Bと弁蓋4の連結内嵌部4Aにおける内側係合凹部7Cとにわたって係合されたロック状態において、連結外嵌部2Aの上端面2gと弁蓋4の弁蓋本体4Bの下面との間に形成されているガスケット8を圧縮可能な間隙の寸法に設定されている。
第1押え治具C1の押込みナット28による締め込み操作によって、弁蓋4の連結内嵌部4Aのテーパー面4aと弁箱2の連結外嵌部2Aのテーパー面2fとの間でガスケット8が圧縮された状態では、ロック部材7Aに作用していたガスケット8の弾性復元力による抜き差し抵抗を解消又は軽減することができる。
しかも、このとき、図9に示すように、弁箱2の連結外嵌部2Aにおける外側係合孔7Bの下端縁は、上側ベース部材16の第2嵌合凹部16Bの底面16cよりも上方に位置し、且つ、弁箱2の連結外嵌部2Aの外側係合孔7Bから外部に現れるロック部材7Aの外側面が、連結外嵌部2Aの短辺方向に沿う部分と長辺方向に沿う部分とを備えた扁平Uの字状又はコの字状の把持し易い形状に形成されているため、ロック部材7Aを軽い操作力で確実、スムーズに抜き出すことができる。
[3] 図10〜図12は、アタッチメントBの第1アタッチメントB1の上側ベース部材16に、弁蓋4の全周を囲繞可能な高さ、つまり、上側ベース部材16の上面から弁棒5の回転操作部5aの上端までの高さよりも大なる高さを備えた円筒状の第2アタッチメントB2を水密状態で取り付ける工程と、この第2アタッチメントB2の取付け後において、当該第2アタッチメントB2に設けた外部から操作可能な押え手段Cの第2押え治具C2で弁蓋4を弁箱2側に押圧状態で押付け固定する第2押え工程と、この第2押え治具C2による押付け固定終了後において、第1押え治具C1の押込みナット28による押付け固定を解除する工程を示す。
このように第1押え治具C1から第2押え治具C2に移行するものの、押え手段Cによる弁蓋4の押付け固定は継続して行われる。
第2アタッチメントB2を構成する円筒ケース体30の下端部に形成された連結フランジ31には、上側ベース部材16に形成された第5ボルト挿通孔16bに対応する部位に第6ボルト挿通孔31aが形成されているとともに、連結フランジ31の下面の環状脚部31Aに形成されたシール装着溝31bには、第5ボルト挿通孔16b及び第6ボルト挿通孔31aに挿通された第4締結手段32のボルト32A.ナット32Bによる締付け固定操作によって上側ベース部材16の上面と連結フランジ31の下面との間を水密状態にするシール材の一例であるOリング33が装着されている。
押え手段Cの第2押え治具C2は、円筒ケース体30の周方向複数箇所(当該実施形態
では4箇所)に、円筒ケース体30の内部空間に連通するネジ筒35を、それのネジ軸芯
が押え部材21の上面又はその近傍を通る水平軸芯上に位置する状態で固着し、各ネジ筒35には、押え部材21の上面の外周縁部に形成されたテーパー面21fに水平方向から当接するテーパー状押え面36aを備えた押込みボルト36を螺合することにより構成されている。
そして、第2押え治具C2の複数本の押込みボルト36の締め込み操作によって弁蓋4を弁箱2側に押付け固定した状態では、第1押え治具C1の押込みナット28による押付け力を解除しても、弁蓋4の連結内嵌部4Aのテーパー面4aと弁箱2の連結外嵌部2Aのテーパー面2fとの間に介装されているガスケット8が圧縮された水密状態に維持される。
そのため、図12に示すように、第2押え治具C2による押付け固定操作終了後において、第1押え治具C1の押込みナット28による押付け固定を円筒ケース体30の上部開口から解除操作する。
[4] 図13は、アタッチメントBの第2アタッチメントB2に、作業用開閉弁V2及び弁蓋4に連結される昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを水密状態で取付けることにより、仕切弁V1の作業対象部位を水密に密封するハウジング取付け工程を示す。
作業用開閉弁V2の弁ケース40のうち、第2アタッチメントB2の円筒ケース体30に上方から外嵌状態で装着される嵌合装着筒部40Aの内面には、円筒ケース体30の上端面に上方から当接する嵌合位置規制用環状突起40aが一体形成されているとともに、弁ケース40の嵌合装着筒部40Aの周方向複数箇所には、図13に示すように、円筒ケース体30の外周面の上端部に突出形成された環状突起30aの下側テーパー面30bに対して水平方向から当接するテーパー状押え面41aを備えた引き寄せボルト41が螺合されている。
また、弁ケース40における嵌合装着筒部40Aの内面と嵌合位置規制用環状突起40aとで形成される入隅部と円筒ケース体30の環状突起30aの上側テーパー面30cとの対向面間には、シール材の一例であるOリング(図示せず)を装着して、引き寄せボルト41の締付け操作により、Oリングを水密状態に圧縮しながら弁ケース40の嵌合位置規制用環状突起40aを第2アタッチメントB2の円筒ケース体30の上端面に引き寄せ固定するように構成されている。
作業ハウジングHは、弁ケース40の上側連結フランジ40Bに第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bで水密状態に固定連結される下側連結フランジ43Aを備えた作業ハウジング本体43と、この作業ハウジング本体43の上側フランジ43Bに第6締結手段44のボルト44A・ナット44Bで水密状態に固定連結される天蓋45とから構成されている。
作業ハウジング本体43内には、弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4を収納可能な格納空間Sが形成されている。
昇降搬送手段Dを構成するに、作業ハウジングHの天蓋45の中心部に設けた筒状の軸支承部50には、昇降軸52が上下方向に摺動自在に貫通支持され、この昇降軸52の下端部には、押え部材21の被連結部21dに着脱可能な状態で螺合連結される連結部51が設けられているとともに、昇降軸52の上端部には、弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4を作業ハウジング本体43の格納空間S内にクレーン等で上昇移動させたり、或いは、弁蓋4を収納してある作業ハウジング本体43を所定個所にクレーン等で吊下げ搬送するための吊り環53が設けられている。
また、昇降軸52の上側部にナット54で締付け固定されている昇降作動杆55の両端部とこれに上下方向で相対向する状態で軸支承部50の上端部に形成された取付け板部56の両端部との間には、後述の中栓60を備えた短管61を弁箱2に取付けるべく、作業ハウジング本体43の格納空間S内の所定格納位置にある短管61を水圧に抗して下降させるネジ式の強制送り込み機構57が設けられている。
このネジ式の強制送り込み機構57は、軸支承部50の取付け板部56の両端部と昇降作動杆55の両端部とにわたって挿通される長尺ボルト57Aと、取付け板部56の両端部の下面に当接する状態で各長尺ボルト57Aに螺合される第1ナット57Bと、昇降作動杆55の両端部の上面に当接する状態で各長尺ボルト57Aに螺合される第2ナット57Cとから構成されている。
このハウジング取付け工程では、第2押え治具C2の複数本の押込みボルト36の締め込み操作によって弁蓋4を弁箱2側に押付け固定した状態にある。
尚、図13に示すように、ネジ式の強制送り込み機構57の第2ナット57Cの締め込み操作によって、弁蓋4を弁箱2側に水密状態で押付け固定することができる。
[5] 図14は、押え手段Cの第2押え治具C2による弁蓋4の押付け固定を解除し、昇降搬送手段Dにて弁蓋4を作業ハウジングHの格納空間S内に取り出したのち、前記作業用開閉弁V2の弁体39を閉弁操作する工程と、作業ハウジングHの格納空間S内に取り出された弁蓋4を撤去する工程とを示す。
具体的には、第2押え治具C2の複数本の押込みボルト36を緩み操作して、各押込みボルト36のテーパー状押え面36aを押え部材21の上面の外周縁部に形成されたテーパー面21fから径方向外方側に離脱させる。
尚、押え手段Cの第2押え治具C2による弁蓋4の押付け固定を解除するときには、ネジ式の強制送り込み機構57の第2ナット57Cの締め込み操作によって、弁蓋4は弁箱2側に水密状態で押付け固定されている。
その後、弁箱2に嵌合装着されている弁蓋4を昇降搬送手段Dの昇降軸52に連結されているクレーン等で作業ハウジング本体43の格納空間S内の所定格納位置に上昇移動させた後、作業用開閉弁V2の弁体39を閉弁操作する。
作業ハウジングHの格納空間S内に取り出された弁蓋4を撤去する工程では、弁ケース40の上側連結フランジ40Bと作業ハウジング本体43の下側連結フランジ43Aとを固定連結している第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bを撤去し、取り外された弁蓋4及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジング本体43をクレーン等で所定撤去位置に吊下げ搬送して撤去する。
[6] 図15は、弁箱2の存在位置とは異なる作業場において、作業ハウジングHの作業ハウジング本体43の昇降搬送手段Dに、弁箱2の弁体装着口部3に対して連通可能な流路61aに中栓60を脱着自在に装着してある短管61を取付け、この短管61が取付けられている作業ハウジング本体43をクレーン等で弁ケース40の所定位置に吊下げ搬送し,この作業ハウジング本体43の下側連結フランジ43Aと弁ケース40の上側連結フランジ40Bとを第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bで締め付け固定して、弁ケース40に作業ハウジング本体43を水密状態で固定連結する工程を示す。
昇降搬送手段Dの昇降軸52が連結部51と短管61との間には、押え手段Cの第1押え治具C1及び第2押え治具C2を使用して、弁箱2の弁体装着口部3から内嵌される短管61の被連結部である連結内嵌部61Aを弁箱2の連結部である連結外嵌部2Aに対して水密状態に押し付け固定するための取付け治具Eが設けられている。
短管61は、図16、図17に示すように、弁蓋4の連結内嵌部4Aと略同様な機能を有する連結内嵌部61Aの上端部に、弁箱2の連結外嵌部2Aの上端面2gに当接可能な略相似形の連結フランジ部61Bを一体形成して構成されている。
この短管61の連結内嵌部61Aにおける長辺方向で相対向する壁部の外側面の各々には、弁箱2の連結外嵌部2Aの外側係合孔7Bから挿入されたロック部材7Aと係合する内側係合凹部 (内側被係合部)61Cが形成されている。
この内側係合凹部61Cは、ロック部材7Aのセンタロック板部7Aaが係合するセンタ係合溝部61Caと、ロック部材7Aの両サイドロック板部7Abが係合するサイド係合溝部61Cbとをコの字状に連通形成して構成されている。
また、短管61の連結内嵌部61Aの下端部側には、弁箱2の連結外嵌部2Aの内周面2aの奥側段差部2bに形成されているテーパー面2fと対面する同一又は略同一勾配のテーパー面61bと、当該テーパー面61bの上端に連続するシール装着溝61cとが形成されているとともに、シール装着溝61cには、弁箱2の連結外嵌部2Aに対して短管61の連結内嵌部61Aが所定嵌合装着位置にまで嵌合操作されたとき、両テーパー面2f,61b間を水密にする状態にまで両テーパー面2f,61b間で圧縮される環状シール材の一例であるガスケット63が装着されている。
そして、ロック部材7Aが弁箱2の連結外嵌部2Aにおける外側係合孔7Bと短管61の連結内嵌部61Aにおける内側係合凹部61Cとにわたって係合されたロック状態では、短管61の連結内嵌部61Aのテーパー面61bと弁箱2の連結外嵌部2Aのテーパー面2fとの間でガスケット63が水密状態にまで圧縮された状態にあるため、このガスケット63の弾性復元力がロック部材7Aの抜け出し抵抗(抜き差し抵抗)として作用し、ロック部材7Aがロック状態に維持される。
ロック状態にあるロック部材7Aを抜き出すときには、ガスケット63を圧縮する側に短管61を弁箱2側に押し付け、ガスケット63の弾性復元力によるロック部材7Aの抜け出し抵抗を無くす又は軽減する必要がある。
そのため、ロック状態においても、弁箱2の連結外嵌部2Aの上端面2gと短管61の連結フランジ部61Bの下面との間には、ガスケット63の弾性復元力によるロック部材7Aの抜け出し抵抗を無くす又は軽減する側であるガスケット63の圧縮側への短管61の押し付け移動を許容する間隙が形成されている。
短管61の連結フランジ部61Bには、取付け治具Eの連結フランジ部71又は後述の第2短管77の下側フランジ部77Aをナット64の締め付け操作によって選択的に固定連結するための複数本(当該実施形態では4本)ボルト65が螺合固定されているとともに、短管61の連結フランジ部61Bの上面における流路61aの開口周縁には、図16、図21、図26に示すように、取付け治具Eの連結フランジ部71の下面に形成されている嵌合凹部(位置決め用の被嵌合部)71b又は後述の第2短管77の流路77bの下端開口部(位置決め用の被嵌合部に兼用構成)と嵌合することにより、短管61と取付け治具Eの連結フランジ部71又は第2短管77の下側フランジ部77Aとの水平方向での相対移動を阻止する一対の円弧状の台座部(位置決め用の嵌合部)61dが一体形成されている。
この短管61の流路61aの上端部をもって構成される栓装着口61Dの内周面61eには、当該栓装着口61Dを密封(止水)する中栓60の外周面60aの周方向二箇所に突出形成された係止部60Aが管軸芯方向から係脱自在な溝状の脱着通路61fと、この脱着通路61fの係入位置に係止部60Aが位置する状態での中栓60の回転操作によって係止部60Aの管軸芯方向での抜け出し移動を接当阻止する周溝状の係止通路61gとが連通形成されている。
中栓60の周方向二個所に形成される係止部60Aと、短管61の栓装着口61Dの内周面61eに形成される脱着通路61f及び係止通路61gとをもって、短管61に対して中栓60を回転操作によって脱着するバヨネット機構が構成されている。
また、図18に示すように、短管61の栓装着口61Dの開口周縁部で、且つ、係止通路61gと脱着通路61fとの境界相当位置には、係止通路61gの係合操作位置にある中栓60の係止部60Aが脱着通路61f側に回転することを接当阻止するピンや六角穴付きボルト等の回転規制部材68が装着される装着孔69が形成されている。
前記中栓60の外周面60aの先端部には、下方側ほど小径となる装着ガイド用のテーパーガイド面60bが形成され、このテーパーガイド面60bと係止部60Aとの間に位置する平行外周面部分には、栓装着口61Dの内周面61eと中栓60の外周面60aとの間を水密状態に密封するOリング(シール材の一例)66を装着するシール装着溝が形成されているとともに、中栓60の中心部には、後述の中栓60を回収するための操作軸75の先端に形成された雄ネジ部75aと螺合連結するネジ穴60cが形成されている。
また、取付け治具Eは、押え部材21と同一の機能を有する第2押え部材70の下面に、短管61の連結フランジ部61Bと同一輪郭形状の連結フランジ部71を備えた筒状部材72を一体形成して構成されている。
第2押え部材70の中心部には、昇降搬送手段D側の連結部51に着脱自在に連結される被連結部70aが形成され、第2押え部材70の上面の外周縁部には、第2押え治具C2の押込みボルト36のテーパー状押え面36aと水平方向から当接することにより、短管61の連結内嵌部61Aを弁箱2の連結外嵌部2Aに対して水密状態に押し付け固定するためのテーパー面70bが形成されている。
また、第2押え部材70には、図16に示すように、第1押え治具C1のボルト26に対するボルト挿通孔70cが形成されているとともに、連結フランジ部71には、短管61のボルト65に対するボルト挿通孔71aが形成されている。
さらに、図10、図11、図16に示すように、第2アタッチメントB2の円筒ケース体30の内周面における中心を通る直径方向の二箇所と、取付け治具Eの第2押え部材70の外周縁における中心を通る直径方向の二箇所との相対向する部位には、昇降搬送手段Dで下降される取付け治具E及び短管61が設定姿勢にあるときにのみ上下方向から係合して、第2押え部材70を相対回転不能な状態で第2アタッチメントB2の円筒ケース体30内に移入案内する凸状の係合部73と凹状の被係合部74とが形成されている。
そして、昇降搬送手段Dで短管61を弁箱2側に送り込む際、昇降搬送手段Dで下降される取付け治具E及び短管61が設定姿勢にあるときにのみ、第2押え部材70と第2アタッチメントB2の円筒ケース体30の内周面との相対向する部位に設けた係合部73と被係合部74とが上下方向から係合して、第2押え部材70を相対回転不能な状態で第2アタッチメントB2の円筒ケース体30内に移入案内することができるから、短管61を設定連結姿勢で弁箱2に正確、スムーズに装着することができる。
[7] 図19は、作業用開閉弁V2の弁体39を開弁操作し、昇降搬送手段Dによって短管61を弁箱2に装着し、アタッチメントBの第2アタッチメントB2に設けた第2押え治具C2により、短管61を弁箱2に対して密封状態に押付け固定する工程を示す。
詳しくは、作業用開閉弁V2の弁体39を開弁操作後に、昇降搬送手段Dのネジ式の強制送り込み機構57の第2ナット57Cを締め込み操作して、作業ハウジングHの格納空間S内にある短管61を昇降軸52と一体に弁箱2側に下降し、短管61の連結内嵌部61Aを弁箱2の連結外嵌部2Aに嵌合接続する工程を示す。
この時、第1押え治具C1のボルト26の先端部26aを先細り状の挿通ガイド部に形成してあるので、昇降搬送手段Dで短管61を弁箱2側に送り込む際、ボルト26の挿通ガイド部と第2押え部材70のボルト挿通孔70cとの係合によって、短管61の連結内嵌部61Aを設定連結姿勢で弁箱2の連結外嵌部2Aにスムーズに嵌合装着することができる。
次に、円筒ケース体30の外部において、第2押え治具C2の押込みボルト36を径方向内方側に螺合操作すると、この押込みボルト36のテーパー状押え面36aが第2押え部材70の外周縁部に形成されているテーパー面70bに水平方向から当接し、短管61の連結内嵌部61Aを弁箱2の連結外嵌部2Aに対して水密状態に押し付け固定することができる。
[8] 図20、図21は、アタッチメントBから作業用開閉弁V2及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを撤去し、アタッチメントBの第1アタッチメントB1に設けた第1押え治具C1により、短管61を弁箱2に対して密封状態に押付け固定したのち、第2押え治具C2の押込みボルト36による短管61の押付け固定を解除する工程を示す。
詳しくは、作業用開閉弁V2の弁ケース40の嵌合装着筒部40Aに設けられている引き寄せボルト41を、第2アタッチメントB2の円筒ケース体30における環状突起30aの下側テーパー面30bから径方向外方側に離脱する固定解除位置に螺合操作し、第2アタッチメントB2の円筒ケース体30から作業ハウジングHをクレーン等で所定撤去位置に吊下げ搬送して撤去する。
次に、第2アタッチメントB2の円筒ケース体30の上側開口を通して第1押え治具C1のボルト26に押込みナット28を螺合し、この押込みナット28をソケットレンチ等の工具で締め付け操作して、短管61の連結内嵌部61Aを弁箱2の連結外嵌部2Aに対して水密状態に押し付け固定する。
この状態で、第2押え治具C2の押込みボルト36を、第2押え部材70の外周縁部に形成されているテーパー面70bから径方向外方側に離脱する固定解除位置に螺合操作し、第2押え治具C2による固定を解除する。
[9] 図21、図22は、押え手段Cの第1押え治具C1で取付け治具Eを介して押付け固定されている短管61と弁箱2とを第2連結手段67で密封状態に固定連結したのち、押え手段Cを備えたアタッチメントBを弁箱2から撤去する工程を示す。
第2連結手段67は、ロック手段7の構成要素のうち、平面視において略コの字状に形成された板状のロック部材7Aと、弁箱2の連結外嵌部2Aにおける長辺方向で相対向する壁部の各々に貫通形成された外側係合孔(外側被係合部)7Bとを利用し、短管61の連結内嵌部61Aにおける長辺方向で相対向する壁部の外側面の各々に、弁箱2の連結外嵌部2Aの外側係合孔7Bから挿入されたロック部材7Aと係合する内側係合凹部 (内側被係合部)61Cを形成することにより構成されている。
そして、図21、図22に示すように、ロック部材7Aが弁箱2の連結外嵌部2Aにおける外側係合孔7Bと短管61の連結内嵌部61Aにおけるにおける内側係合凹部61Cとにわたって係合されたロック状態では、短管61の連結内嵌部61Aのテーパー面61bと弁箱2の連結外嵌部2Aのテーパー面2fとの間でガスケット63が水密状態(密封状態)にまで圧縮された状態にあるため、このガスケット63の弾性復元力がロック部材7Aの抜け出し抵抗(抜き差し抵抗)として作用し、ロック部材7Aがロック状態に維持される。
アタッチメントBを弁箱2から撤去する工程においては、第1アタッチメントB1の下側ベース部材15と上側ベース部材16とを固定連結している第2締結手段17のボルト17Aを固定解除して、弁箱2の突起部9よりも上方側に位置する上側ベース部材16と第2アタッチメントB2の円筒ケース体30及び取付け治具E等を撤去する。
弁箱2の突起部9よりも下方側に位置する下側ベース部材15は、これの両分割下側板部15A同士を固定連結している第3締結手段18のボルト18A・ナット18Bを固定解除して撤去する。
[10]この状態で弁蓋撤去工法による工事が完了することになる。
アタッチメントBの撤去終了時又はその後において、短管61に補修弁V3及び空気弁V4を設置する必要が生じた場合には、次の手順で設置工事をすることになる。
[11] 図23は、短管61の流路61aを水密状態で閉止している中栓60に操作軸75を取付ける工程を示す。
この工程では、中栓60のネジ穴60cに、操作軸75の先端に形成されている雄ネジ部75aを螺合するとともに、この雄ネジ部75aに予め螺合されているロックナット76で緩み止め状態に締め付け固定し、操作軸75の回転操作力及び軸方向の引き出し操作力が中栓60に確実に伝達される一体状態に構成する。
[12] 図24は、短管61に水密状態で固定連結した第2短管77に、中栓60が通過可能な流路80aを貫通形成してある球状弁体80Aを備えた補修弁V3を水密状態で固定連結する工程と、この補修弁V3に、中栓60を収納可能な作業ケース78を水密状態で固定連結する工程を示す。
第2短管77は、図16、図24に示すように、短管61のボルト65に対するボルト挿通孔77aが形成されている下側フランジ部77Aと、中栓60が通過可能な流路77bを備えた短管部77B、及び、補修弁V3の下側フランジ部80Bに第7締結手段81のボルト81A・ナット81Bで固定連結するためのボルト挿通孔77dを形成してある上側フランジ部77Cとを一体形成して構成されている。
作業ケース78の下側フランジ部78Aは、補修弁V3の上側フランジ部80Cに第8締結手段82のボルト82Aで固定連結されているとともに、作業ケース78の天板78Bには、操作軸75が回転操作並びに軸方向に摺動操作自在に水密状態で貫通されている。
作業ケース78の天板78Bから突出する操作軸75の上端部には操作ハンドル83が脱着自在に取付けられている。
また、この状態では、中栓60の周方向二箇所に突出形成された係止部60Aが、短管61の栓装着口61Dの内周面61eに形成されている係止通路61g内に抜止め状態で係合位置し、この状態では、短管61の栓装着口61Dの内周面61eと中栓60の外周面60aとの間がOリング66で水密状態に密封されている。
[13] 図25は、短管61の中栓60に連結した操作軸75により、短管61から中栓60を取外すとともに、この取外された中栓60を開弁操作されている補修弁V3を通して作業ケース78の収納空間S1内に回収する工程を示す。
具体的には、操作軸75を回転操作し、短管61の栓装着口61Dの内周面61eにおける係止通路61g内に位置する中栓60の両係止部60Aを、栓装着口61Dの内周面61eにおける脱着通路61fに移動させ、この状態で操作軸75を軸方向に沿って引き出し操作すると、中栓60の両係止部60Aが脱着通路61fに沿って移動して短管61から第2短管77の流路77b内に抜け出し、補修弁V3の流路80aを通して作業ケース78の収納空間S1内に回収される。
[14] 図26は、補修弁V3を閉弁操作して中栓60が回収されている作業ケース78を撤去したのち、補修弁V3に空気弁V4を設置する工程を示す。
詳しくは、補修弁V3の上側フランジ部80Cと作業ケース78の下側フランジ部78Aとを固定連結している第8締結手段82のボルト82Aを固定解除操作し、中栓60が回収されている作業ケース78を撤去したのち、補修弁V3の上側フランジ部80Cに、空気弁V4の連結フランジ部84を第8締結手段82のボルト82Aによって水密状態で固定連結する。
尚、上述の実施形態においては、押え部材21と第2押え部材70とを異なる形状に構成したが、押え部材21と第2押え部材70とを同一形状に形成して、この押え部材21をもって第2押え部材70を兼用構成してもよい。
〔第2実施形態〕
図27、図28は、弁箱2に対して弁蓋4を脱着自在に固定連結する連結手段を、第9締結手段90のボルト90A・ナット90Bから構成してある仕切弁V5の弁蓋撤去工法を示す。
仕切弁V5は、弁箱2の弁体装着口部3(図示せず)の開口周縁部に突出形成された第1連結部2Fにはボルト挿通孔が形成され、弁箱2の第1連結部2Fに対して上下方向から接合可能な弁蓋4側の第2連結部4Fにもボルト挿通孔が形成され、両ボルト挿通孔に挿通されるボルト90Aとナット90Bとの締付け操作により、弁箱2の第1連結部2Fと弁蓋4の第2連結部4Fとが水密状態で固定連結されている。
この仕切弁V5の弁蓋撤去工法においても、弁蓋4の外周側を囲繞する状態で弁箱2に脱着自在に固定されているアタッチメントBに、図示はしないが、第1実施形態と同様に、作業用開閉弁V2及び弁蓋4に連結される昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを取付けて、仕切弁V5の作業対象部位を密封し、弁蓋4を不断水状態で弁箱2から撤去したのち、弁箱2の弁体装着口部に中栓60を備え短管61を水密状態で装着する。
弁箱2の弁体装着口部に装着された短管61は、弁箱2の第1連結部2Fに対して第2連結手段を兼用構成する第9締結手段90のボルト90A・ナット90Bにより水密状態で固定連結される。
仕切弁V5の弁蓋撤去工法に用いられるアタッチメントBは、弁箱2の第1連結部2Fのうち、弁蓋4の第2連結部4Fよりも径方向外方に突出する環状突出部位に、少なくとも第2連結部4Fを含む弁蓋4の一部を囲繞する、詳しくは、第1連結部2Fの上面から弁棒5の回転操作部5aの上下中間相当位置にまでの範囲を囲繞する状態で固定連結されている。
このアタッチメントBは、第1連結部2Fの環状突出部位の下方側から当て付けられる分割構造の下側取付け枠材92と、第1連結部2Fの環状突出部位の上方側から当て付けられる筒ケース状の上側取付け枠材93と、この両取付け枠材92、93を互いに引き寄せながら締め付けて第1連結部2Fに挾持固定する第10締結手段94とから構成されている。
第10締結手段94は、上側取付け枠材93の下面の周方向複数箇所に形成されるネジ孔(図示せず)と、下側取付け枠材92に形成されているボルト挿通孔(図示せず)を通して下方側から上側取付け枠材93のネジ孔に螺合されるボルト94Aとから構成されている。
アタッチメントBの上側取付け枠材93に設けた押え手段Cにより、弁蓋4に脱着自在に装着された第3押え部材95を介して弁蓋4の第2連結部4Fを弁箱2の第1連結部2Fに水密状態に押付け固定し、この押え手段Cによる押付け固定時に、第1連結部2Fと第2連結部4Fとを固定連結している第9締結手段90のボルト90A・ナット90Bを撤去する。
また、弁箱2の第1連結部2Fと弁箱2の縦向き弁箱部2Dの外面に形成された環状の突起部2Gとの間に装着される押圧止水手段Fにより、第1連結部2Fの各ボルト挿通孔を下面側から押圧状態で止水する。
第3押え部材95は、弁蓋4の軸支承部4Cに上方から当接する状態で外装さる押えカバー部95Aと、弁蓋4の第2連結部4Fの上面に当接する状態で押えカバー部95Aの下端に連設される環状の鍔部95Bと、弁棒5の回転操作部5aの突出を許容する内径を有するネジ筒状で、且つ、弁体6(図示せず)及び弁棒5を備えた弁蓋4等を昇降搬送する昇降搬送手段D側の連結部51(図示せず)の雌ネジに着脱自在に螺合連結される被連結部95Cとから構成されている。
第3押え部材95の押えカバー部95Aにおける周壁部の周方向複数箇所には、昇降搬送手段Dで吊下げられる弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4の荷重に抗して第3押え部材95の押えカバー部95Aと弁蓋4の軸支承部4Cとを締付け固定する締付け固定手段の一例である止めネジ96が設けられている。
押え手段Cは、上側取付け枠材93の上下中間部の周方向複数箇所 (当該実施形態では4箇所)に、上側取付け枠材93の内部空間に連通するネジ筒97を、それのネジ軸芯が第3押え部材95の鍔部95Bの上面又はその近傍を通る水平軸芯上に位置する状態で固着し、各ネジ筒97には、第3押え部材95の鍔部95Bの上面側の外周縁部に形成されたテーパー面に水平方向から当接するテーパー状押え面98aを備えた押込みボルト98を螺合することにより構成されている。
そして、押え手段Cの複数本の押込みボルト98を螺進操作すると、各押込みボルト98のテーパー状押え面98aと第3押え部材95の鍔部95Bのテーパー面との当接箇所において、第3押え部材95を弁蓋4の第2連結部4F側に強力に押圧し、さらに、当該弁蓋4の第2連結部4Fが弁箱2の第1連結部2Fを強力に押圧するため、この押え手段Cで強く押付け固定した状態では、第9締結手段90のボルト90A・ナット90Bによる押付け力を解除しても、弁蓋4の第2連結部4Fと弁箱2の第1連結部2Fとの間に介装されているガスケット(図示せず)を圧縮された水密状態に確実に維持することができる。
第9締結手段90の撤去後に取付けられる押圧止水手段Fは、弁箱2の突起部2Eに挾持固定される分割構造の挾持リング100と、この挾持リング100と同じ分割構造の止水押圧リング101、及び、止水押圧リング101のうち、弁箱2の第1連結部2Fのボルト挿通孔に対応する部位に螺合された各ボルト挿通孔に係入可能な止水操作ボルト102とを備え、各止水操作ボルト102の頭部102aを挾持リング100の上面に載置させた状態で各止水操作ボルト102を押圧側に回転操作することにより、止水押圧リング101の上面を弁箱2の第1連結部2Fの下面に圧接させるように構成してある。
〔第3実施形態〕
図26に示すように、弁箱2に短管61及び第2短管77を介して補修弁V3と空気弁V4とが設置されている水道配管系において、空気弁V4及び補修弁V3を不断水状態で撤去して、弁箱2の弁体装着口部3に嵌合装着されている短管61の栓装着口61Dを中栓60で水密状態に閉塞する必要が生じた場合には、次の工程[15]〜[19]を備えた弁撤去工法を実行する。
[15] 補修弁V3を閉弁操作して空気弁V4を撤去する工程。
この撤去工程では、補修弁V3の上側フランジ部80Cと空気弁V4の連結フランジ部84を固定連結している第8締結手段82のボルト82Aを撤去する。
[16]図25に示すように、補修弁V3に、回転操作並びに軸方向に摺動操作自在な操作軸75を貫設し、且つ、収納空間S1内に位置する操作軸75の先端に中栓60を装着してある作業ケース78を取付ける工程、
この工程では、中栓60のネジ穴60cに、操作軸75の先端に形成されている雄ネジ部75aを螺合するとともに、補修弁V3の上側フランジ部80Cと作業ケース78の下側フランジ部78Aとを、第8締結手段82のボルト82Aで水密状態に固定連結する。
[17]図24に示すように、補修弁V3を開弁操作し、操作軸75を操作して作業ケース78の収納空間S1内の中栓60を短管61の栓装着口61Dに装着する工程。
この工程では、操作軸75を軸方向に沿って押し込み操作し、中栓60の両係止部60Aを、短管61の栓装着口61Dの内周面61eにおける脱着通路61fに係入させ、この脱着通路61fにおける係止通路61gに対応する位置において、操作軸75を
回転操作して中栓60の両係止部60Aを脱着通路61fから係止通路61gに移行させ、中栓60を短管61の栓装着口61Dに水密状態で係合装着する。
[18]図23に示すように、短管61から第2短管77と補修弁V3及び作業ケース78を撤去する工程。
この工程では、操作軸75の上端部に取付けられている操作ハンドル83を撤去し、第2短管77と補修弁V3及び作業ケース78とを一挙に撤去する、又は、作業ケース78から順番に撤去する。
[19] 図23、図22に示すように、操作軸75のロックナット76を緩み操作し、操作軸75の先端の雄ネジ部75aと中栓60のネジ穴60cとの螺合連結を解除して、中栓60から操作軸75を撤去する工程。
尚、短管61に、これの栓装着口61Dにおける中栓60の外方側を覆う蓋体を必要に応じて水密状態でボルトにて固定装着する。
上述の実施形態では、短管61に第2短管77を介して補修弁V3を固定連結した場合の弁撤去工法について説明したが、この弁撤去工法は、短管61に補修弁V3が直接固定連結されている場合、或いは、短管61又はこれに固定連結されている第2短管77を介して補修弁V3のみが固定連結されている場合でも適用することができる。
また、短管61に固定連結されている第2短管77と補修弁V3及び空気弁V4を撤去したのち、第1実施形態における仕切弁の弁蓋撤去工法を逆の手順で実行し、弁箱2に不断水状態で弁体6及び弁棒5を備えた弁蓋4を装着して、新たな仕切弁V1を構築してもよい。
さらに、仕切弁V1の弁箱2以外の流体機器、例えば、前記短管61が水密状態で固定連結されている割T字継手等の流体機器において、前記短管61又はこれに固定連結した第2短管77を介して補修弁V3が固定連結されている場合でも、上述の弁撤去方法を適用することができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の実施形態では、弁箱2の連結外嵌部2Aの外周面におけるロック部材7Aの抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した下端部位に、環状のアタッチメントBを挾持状態で取付け可能な環状の突起部9を一体形成したが、この突起部9を弁箱2の連結外嵌部2Aの周方向で断続的に形成してもよい。
(2)上述の実施形態では、前記ロック手段7のロック部材7Aを板状のコの字状に形成したが、この構造に限定されるものではなく、弁箱2の連結外嵌部2Aに形成された外側係合孔7Bと弁蓋4の連結内嵌部4Aに形成された内側係合凹部7Cとに対してロック部材7Aを抜き差し操作できるものであれば、いかなる形状に構成してもよい。
(3)上述の実施形態では、前記ロック部材7Aの抜き差し操作を許容する状態で弁箱2に取付けられる環状のアタッチメントBを、弁箱2におけるロック部材7Aの抜き差し操作位置よりも下方側部位に水密状態で取付けられる第1アタッチメントB1と、当該第1アタッチメントB1に水密状態で取付けられる少なくとも弁蓋4の一部の外周側を囲繞する第2アタッチメントB2とに別体構成したが、この第1アタッチメントB1と第2アタッチメントB2とを一体的に構成してもよい。
(4)上述の実施形態では、第1アタッチメントB1に設けた第1押え治具C1を、アタッチメントBの内部空間において操作するように構成したが、第1押え治具C1を第1アタッチメントB1の外部から操作可能に構成してもよい。
(5)上述の実施形態では、前記弁蓋4を弁箱2に押付ける押え手段Cを、第1アタッチメントB1に設けた第1押え治具C1と、第2アタッチメントB2に設けた第2押え治具C2とから構成したが、第1押え治具C1又は第2押え治具C2の一方から構成してもよい。
(6)上述の実施形態では、中栓60の周方向一箇所又は複数個所に形成される係止部60Aと、短管61の栓装着口61Dの内周面61eに形成される脱着通路61f及び係止通路61gとをもって構成されるバヨネット機構により、短管61に対して中栓60を脱着自在に構成したが、このバヨネット連結構造に限定されるものではなく、ネジ連結構造、スナップ連結構造、磁気連結構造等で中栓60を短管61に対して脱着自在に構成してもよい。
さらに、中栓60に設けられた弾性体を圧縮した状態で短管61に挿入し、この弾性体の弾性復元力を利用して中栓60を短管61に対して脱着可能な状態で抜止め装着してもよい。
(7)上述の実施形態では、短管61の連結フランジ部61Bの連結位置(ボルト65の配置)と補修弁V3の下側フランジ部80Bの連結位置(ボルト挿通孔の配置)が異なるため、短管61の連結フランジ部61Bに対応した下側フランジ部77A及び補修弁V3の下側フランジ部80Bに対応した上側フランジ部77Cを備えた第2短管77を用いたが、短管61の連結フランジ部61Bと補修弁V3の下側フランジ部80Bとの連結形態が合致する場合には、第2短管77を省略することができる。
(8)上述の実施形態では、上流側及び下流側の水道管1に対する連結フランジ2Bを備えたフランジ接合タイプの仕切弁V1を例に挙げて説明したが、少なくとも一端部側が受口又は挿口に構成されている仕切弁V1であってもよい。
(9)前記弁箱2と弁蓋4との嵌合連結部Aの形態、アタッチメントBの形態、押え手段Cの形態、ハウジングHの形態、昇降搬送手段Dの形態、作業用開閉弁V2の形態の各々は各種条件に応じて適宜変更可能である。
以上説明したように、弁体及び弁棒を備えた弁蓋の不断流状態での撤去作業を工事コストの低廉化を図りながら、且つ、後日の補修弁等の設置工事を効率良く容易に行うことのできる仕切弁の弁蓋撤去工法と弁撤去方法及び弁蓋撤去工法に有用な弁蓋撤去用アタッチメントを提供することができる。
B アタッチメント
B1 第1アタッチメント
B2 第2アタッチメント
C 押え手段
C1 第1押え治具
C2 第2押え治具
D 昇降搬送手段
E 取付け治具
H 作業ハウジング
S 格納空間
V1 仕切弁
V2 作業用開閉弁
V3 補修弁
V4 空気弁
V5 仕切弁
2 弁箱
2A 連結外嵌部
3 弁体装着口部
4 弁蓋
4A 連結内嵌部
5 弁棒
6 弁体
7 連結手段(ロック手段)
7A ロック部材
9 突起部
21 押え部材
21e ボルト挿通孔(第4ボルト挿通孔)
26 ボルト
26a 先端部(挿通ガイド部)
28 ナット(押込みナット)
60 中栓
61 短管
67 第2連結手段
70 第2押え部材
73 係合部
74 被係合部
75 操作軸
90 連結手段(第9締結手段)

Claims (9)

  1. 流体配管系に接続されている弁箱と、当該弁箱に連結手段で脱着自在に固定連結される弁蓋と、当該弁蓋に貫設された弁棒を介して前記弁箱の弁体装着口部から脱着自在に装着される弁体とを備えた仕切弁のうち、前記弁体及び前記弁棒を備えた前記弁蓋を流体配管系での流体の流れを維持した状態で前記弁箱から撤去する仕切弁の弁蓋撤去工法であって、
    前記弁箱に、前記弁蓋の外周側を囲繞するアタッチメントを脱着可能に固定する工程と、
    前記アタッチメントに設けた押え手段により、前記弁蓋を前記弁箱に対して密封状態に押付け固定する工程と、
    前記押え手段による押付け固定状態において前記連結手段を連結解除する工程と、
    前記アタッチメントに、作業用開閉弁及び弁蓋に連結される昇降搬送手段を備えた作業ハウジングを取付けて、前記仕切弁の作業対象部位を密封する工程と、
    前記押え手段の押付け固定を解除し、前記昇降搬送手段にて前記弁体及び前記弁棒を備えた前記弁蓋を前記作業ハウジングの格納空間内に取り出したのち、前記作業用開閉弁を閉弁操作して取り出された前記弁蓋を撤去する工程と、
    前記作業ハウジングの前記昇降搬送手段に、前記弁箱の弁体装着口部に対して連通可能な流路に中栓を脱着自在に装着してある短管を取付ける工程と、
    前記作業用開閉弁を開弁操作し、前記昇降搬送手段によって前記短管を前記弁箱に装着し、前記アタッチメントに設けた前記押え手段により、前記短管を前記弁箱に対して密封状態に押付け固定する工程と、
    前記アタッチメントから前記作業用開閉弁及び前記昇降搬送手段を備えた前記作業ハウジングを撤去し、前記押え手段で押付け固定されている前記短管と前記弁箱とを第2連結手段で密封状態に固定連結したのち、前記押え手段を備えた前記アタッチメントを前記弁箱から撤去する工程と、
    を備えている仕切弁の弁蓋撤去工法。
  2. 前記アタッチメントの撤去工程後において、
    前記短管又はこれに連結した第2短管に、前記中栓が通過可能な流路を備えた補修弁を固定連結する工程と、
    前記補修弁に、前記中栓を収納可能な作業ケースを固定連結する工程と、
    前記短管の中栓に連結した操作軸により、前記短管から前記中栓を取外すとともに、この取外された前記中栓を開弁されている前記補修弁を通して前記作業ケース内に回収する工程と、
    前記補修弁を閉弁操作して前記中栓が回収されている前記作業ケースを撤去する工程と、
    を実行する請求項1記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。
  3. 前記作業ケースの撤去工程後において、
    前記補修弁に空気弁を設置する工程を実行する請求項2記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。
  4. 前記連結手段が、前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部との嵌合接続部位に対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、前記ロック部材を挿入した係合状態では前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部とを密封状態で固定連結するロック手段から構成され、前記連結手段を連結解除する工程において、前記ロック手段のロック部材を抜き出して、前記弁箱の連結外嵌部と弁蓋の連結内嵌部との固定連結を解除する請求項1〜3のいずれか1項に記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。
  5. 請求項3記載の仕切弁の弁蓋撤去工法によって前記補修弁に前記空気弁が設置された後において、前記空気弁及び前記補修弁を不断流状態で撤去して、前記短管の流路を前記中栓で密封する弁撤去工法であって、
    前記補修弁を閉弁操作して当該補修弁から前記空気弁を撤去する工程と、
    前記空気弁が撤去された前記補修弁に、前記中栓を先端に脱着可能に装着してある前記操作軸を備えた前記作業ケースを固定連結する工程と、
    前記補修弁を開弁操作したのち、前記操作軸を押込み操作し、前記中栓を前記作業ケースから前記補修弁又はこの補修弁と前記第2短管内を通して前記短管に密封状態で装着する工程と、
    前記中栓の装着後に、前記短管から前記補修弁と前記作業ケース又は前記第2短管と前記補修弁及び前記作業ケースを撤去する工程と、
    を備えている弁撤去工法。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切弁の弁蓋撤去工法に用いられる前記アタッチメントであって、前記弁箱の外面に形成されている突起部に対して挾持状態で脱着可能に固定される第1アタッチメントと、前記弁蓋の外周側を囲繞する状態で前記第1アタッチメントに脱着可能に固定連結される第2アタッチメントとが備えられ、前記アタッチメントには、前記弁蓋に脱着自在に装着された押え部材を介して前記弁蓋の被連結部を前記弁箱の連結部に対して密封状態に押し付け固定する前記押え手段が設けられている弁蓋撤去用アタッチメント。
  7. 前記押え手段が、前記押え部材を前記第1アタッチメント側に押付け固定操作可能な状態で前記第1アタッチメントに設けられた第1押え治具と、前記押え部材を前記第1アタッチメント側に外部から押付け固定操作可能な状態で前記第2アタッチメントに設けられた第2押え治具とから構成されている請求項6記載の弁蓋撤去用アタッチメント。
  8. 前記押え部材又は前記昇降搬送手段に前記短管を取付ける取付け治具に設けられている第2押え部材と前記第2アタッチメントの内周面との相対向する部位には、前記昇降搬送手段で昇降される前記押え部材又は前記第2押え部材が設定姿勢にあるときにのみ上下方向から係合して、前記押え部材又は前記第2押え部材を相対回転不能な状態で前記第2アタッチメント内に沿って移動案内する係合部と被係合部とが形成されている請求項6又は7記載の弁蓋撤去用アタッチメント。
  9. 前記第2押え治具が、前記第1アタッチメントに設けられた複数本のボルトと、当該ボルトに対応する前記押え部材の複数部位に形成されたボルト挿通孔と、当該ボルト挿通孔に挿通された前記ボルトに螺合されるナットとから構成されているとともに、前記ボルトが、前記昇降搬送手段に前記短管を取付ける取付け治具に設けられている第2押え部材を前記第1アタッチメント側に引き寄せ固定するための取付けボルトに兼用構成されているとともに、前記ボルトの先端部が、前記第2押え部材に形成されているボルト挿通孔に対して挿通案内する先細り状の挿通ガイド部に形成されている請求項7記載の弁蓋撤去用アタッチメント。
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