JP6275553B2 - 弁装置接続構造及びその構造を用いた弁本体撤去方法 - Google Patents
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流体が流れる管路部及び前記管路部に連通する開口端部を有する首部を備える管体と、前記管路部を開閉可能な弁体及び前記開口端部を密封部材を介して密封状に閉止する蓋を有する弁本体と、を備える弁装置において、前記管体から前記弁本体を不断流状態で撤去するための弁装置接続構造であって、前記弁装置接続構造は、前記開口端部における前記首部外周に設けられた鍔部と、該鍔部と前記蓋とを挟持する挟持部材と、該挟持部材の移動を規制する移動規制手段と、を備え、前記移動規制手段は、溝部と突起部とからなり、前記溝部は前記突起部の案内溝としてスライド可能に係合することを特徴としている。
この特徴によれば、管体の開口端部と蓋とを密封する密封部材は、管体の開口端部に配設されるので、組立て時に密封部材を挿入するときの挿入距離が短くすることができるので、密封部材の傷つきを防ぐことができるとともに、鍔部と蓋とを挟持する挟持部材の移動を規制する移動規制手段によって、挟持部材の移動も規制されるので、長期間にわたり不等沈下等に起因する引張力、圧縮力、地上を走る車両のからの振動荷重が繰り返し作用しても、前記挟持部材の離脱を防止でき、弁装置接続構造の信頼性を向上できる。
またこの特徴によれば、移動規制手段の溝部は、突起部の案内溝として機能するので、突起部を溝部にスライドさせるのみで確実に係合でき、挟持部材の移動を規制することができる。
前記蓋または前記鍔部が前記挟持部材によって挟持される面は、平滑面をなすとともに、前記首部の中心から径方向外側に向かって水平または先細りに傾斜していることを特徴としている。
この特徴によれば、蓋または鍔部が挟持部材によって挟持される面を平滑にすることにより、挟持部材の組立て精度を向上でき、首部の中心から径方向外側に向かって水平または先細りに傾斜させることで、狭い場所であっても、挟持部材を容易に組立てることができる。
前記溝部は、前記蓋、前記鍔部または前記挟持部材の少なくとも一つに設けられたカギ型溝であることを特徴としている。
この特徴によれば、移動規制手段の溝部は、蓋体、鍔部または挟持部材の少なくとも一つに設けたカギ型溝としたので、該カギ型溝に係合された突起部は係合の外れを防止でき、挟持部材の移動を確実に規制することができる。
前記移動規制手段は、前記蓋、前記鍔部または前記挟持部材の少なくとも一部に着脱可能な部材からなることを特徴としている。
この特徴によれば、挟持部材は、弁蓋、鍔部に着脱可能な移動規制手段によってその移動を確実に規制することができる。
前記挟持部材は、断面略コ字状の円弧状部材であることを特徴としている。
この特徴によれば、挟持部材は、断面略コ字状の円弧状部材に形成されているので、狭い場所でも挟持部材を容易に分解することができる。
流体が流れる管路部及び前記管路部に連通する開口端部を有する首部を備えた管体と、前記首部に設けられ、前記管路部を開閉可能な弁本体と、を有する弁装置の前記管体から前記弁本体を不断流状態で撤去するための弁装置接続構造を用いた弁本体撤去方法において、
前記開口端部を閉塞する前記弁本体の蓋を押圧する工程と、前記首部外周に設けられた鍔部と前記蓋とを挟持する挟持部材の移動を規制する移動規制手段を解除する工程と、前記挟持部材を取外す工程と、前記弁装置の一部を作業用ケースで密封状態に囲う工程と、前記作業用ケース内で前記管体から前記弁本体を取外す工程と、前記作業用ケース内に備えられた作業弁によって、前記作業用ケース内における前記弁本体よりも前記管体側を密封状態に閉塞する工程と、前記弁本体を取り出す工程と、を備え、前記移動規制手段は、溝部と突起部とからなり、前記溝部は前記突起部の案内溝としてスライド可能に係合することを特徴としている。
この特徴によれば、蓋体と開口端部に設けられた鍔部とを挟持する挟持部材の移動を規制する移動規制手段を備えた弁装置であっても、挟持部材を容易に取外して弁本体を撤去することができる。
2 管体
2a 管路部
2b 首部
2c、2’c 鍔部
2d 開口端部
3、3’、3’’、3’’’ 挟持部材
3a、3’a、3’’a 突起部(移動規制手段)
5 仕切弁(弁装置)
6 弁本体
6a 弁体
6b、6’b、6’’b、6’’’b 弁蓋(蓋)
6e、6’e パッキン(密封部材)
6j 溝部(移動規制手段)
7、7’ 溝部(移動規制手段、カギ型溝)
8、8’ 固定カバー(移動規制手段)
21、24、26 挟持部材
22 保持部材(移動規制手段)
25 移動規制手段
27 係止部材(移動規制手段)
51e 作業弁
60 作業用ケース
Claims (6)
- 流体が流れる管路部及び前記管路部に連通する開口端部を有する首部を備える管体と、前記管路部を開閉可能な弁体及び前記開口端部を密封部材を介して密封状に閉止する蓋を有する弁本体と、を備える弁装置において、前記管体から前記弁本体を不断流状態で撤去するための弁装置接続構造であって、前記弁装置接続構造は、前記開口端部における前記首部外周に設けられた鍔部と、該鍔部と前記蓋とを挟持する挟持部材と、該挟持部材の移動を規制する移動規制手段と、を備え、前記移動規制手段は、溝部と突起部とからなり、前記溝部は前記突起部の案内溝としてスライド可能に係合することを特徴とする弁装置接続構造。
- 前記蓋または前記鍔部が前記挟持部材によって挟持される面は、平滑面をなすとともに、前記首部の中心から径方向外側に向かって水平または先細りに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の弁装置接続構造。
- 前記溝部は、前記蓋、前記鍔部または前記挟持部材の少なくとも一つに設けられたカギ型溝であることを特徴とする請求項1または2に記載の弁装置接続構造。
- 前記移動規制手段は、前記蓋、前記鍔部または前記挟持部材の少なくとも一部に着脱可能な部材からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弁装置接続構造。
- 前記挟持部材は、断面略コ字状の円弧状部材であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の弁装置接続構造。
- 流体が流れる管路部及び前記管路部に連通する開口端部を有する首部を備えた管体と、前記首部に設けられ、前記管路部を開閉可能な弁本体と、を有する弁装置の前記管体から前記弁本体を不断流状態で撤去するための弁装置接続構造を用いた弁本体撤去方法において、
前記開口端部を閉塞する前記弁本体の蓋を押圧する工程と、前記首部外周に設けられた鍔部と前記蓋とを挟持する挟持部材の移動を規制する移動規制手段を解除する工程と、前記挟持部材を取外す工程と、前記弁装置の一部を作業用ケースで密封状態に囲う工程と、前記作業用ケース内で前記管体から前記弁本体を取り外す工程と、前記作業用ケース内に備えられた作業弁によって、前記作業用ケース内における前記弁本体よりも前記管体側を密封状態に閉塞する工程と、前記弁本体を取り出す工程と、を備え、前記移動規制手段は、溝部と突起部とからなり、前記溝部は前記突起部の案内溝としてスライド可能に係合することを特徴とする弁本体撤去方法。
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