JP5489637B2 - 埋設弁および埋設弁装置 - Google Patents
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Description
これによると、埋設弁12を開閉操作する場合、図14の仮想線で示すように、路面10上から弁筐39の蓋41を開き、上端開口部から弁筐39の内部空間45に操作器具46を挿入し、操作器具46の下端を開閉操作部18に嵌め合わせる。その後、操作器具46のハンドル46aを回転することにより、開閉操作部18を介して弁棒17が回転し、弁体15が昇降して流路14が開閉される。
弁箱に形成された流路の端部に、接続相手の配管との継手部を構成するフランジ部が設けられ、
弁箱の流路の途中に、弁体が流路に対して出退する弁体出退部が形成され、
弁体出退部を通る第1流路軸心からフランジ部の鉛直方向最上部までの第1距離が、フランジ部内の流路を通る第2流路軸心からフランジ部の外周までの最大距離である第2距離よりも短く、
フランジ部の鉛直方向最上部は第2流路軸心および弁棒の軸心を含む平面とフランジ部の上面との交点に位置するものである。
フランジ部は円の上端部を切除した形状であるものである。
これによると、第1距離は第2流路軸心からフランジ部の鉛直方向最上部までの距離と同じになり、第1距離が第2距離よりも短いため、弁筐の下端部と埋設弁のフランジ部の鉛直方向最上部との上下間距離が拡大される。
これによると、フランジ部が弁箱に対して下方に沈み込むため、第1距離が第2距離よりも短くなり、弁筐の下端部と埋設弁のフランジ部の鉛直方向最上部との上下間距離が拡大される。
フランジ部は受口に備えられ、
フランジに連結孔が形成され、
挿口の外周面と受口の内周面との隙間に環状のシール材が配設され、
挿口に外嵌されて第2流路軸心方向へ移動自在な環状の押輪が、受口の開口端面に外側から対向し、且つ、フランジ部の連結孔に挿入された連結手段によって受口に締結され、
連結手段の締付けによりシール材が押輪によって受口奥側へ押し込まれて挿口の外周面と受口の内周面との間をシールするものである。
開閉操作部が下方から弁筐内に収容されているものである。
以下、本発明における第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。尚、先述した従来のものと同じ部材については同一の符号を付記して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、受口20の内周には、シール材収容部26と、シール材収容部26よりも受口奥側に位置するロックリング収容溝27と、シール材収容部26とロックリング収容溝27との間に位置するとともに径方向内側へ突出する突部68と、ロックリング収容溝27よりも受口奥側に位置する奥端面69とが形成されている。
図1に示すように、路面10から所定の深さAで埋設された配管11に仕切弁60を接続し、仕切弁60の上方に、砕石層43を形成するとともに基礎ブロック42と弁筐39とを設置して、仕切弁60の開閉操作部18を弁筐39内に挿入する。この際、路面10からの弁筐39の下端部の深さは開閉操作部18の深さに合わせて設定される。
尚、受口20のフランジ部63と押輪72とは上記第1の実施の形態の図3,図5で示した形状に限定されるものではなく、例えば、以下の第2〜第4の実施の形態で示すような形状であってもよい。
次に、本発明における第2の実施の形態を図7を参照して説明する。
受口20のフランジ部63は、正面から見て、円の上端部を切除した(盗んだ)形状に形成されている。すなわち、フランジ部63の上端部には、水平方向において平坦な平坦部81が形成されており、フランジ部63は、平坦部81以外の範囲において、円形状に形成されている。
次に、本発明における第3の実施の形態を図8を参照して説明する。
受口20のフランジ部63は、正面から見て、上部半円部83と下部半円部84とを有している。上部半円部83の半径は下部半円部84の半径よりも小さく形成されている。
(第4の実施の形態)
次に、本発明における第4の実施の形態を図9を参照して説明する。
また、第1距離Dは、上記第1の実施の形態と同様に、第2流路軸心66からフランジ部63の鉛直方向最上部63bまでの距離と定義され、本実施の形態の場合、短軸方向の半径と一致する。さらに、第2距離Eは、第2流路軸心66からフランジ部63の外周までの半径方向の最大距離と定義され、本実施の形態の場合、長軸方向の半径と一致する。
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、鉛直方向の直線(この場合、弁棒17の軸心17a)に直交する直線77上の位置に、受口側ボルト孔25を形成しているが、この位置に限定されるものではなく、例えば、第5の実施の形態では、図10に示すように、鉛直方向の直線(弁棒17の軸心17a)に対して斜めに交差する直線85上に、受口側ボルト孔25を形成してもよい。
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、フランジ部63に、受口側ボルト孔25と突出部63aとをそれぞれ二個ずつ形成しているが、二個以外の複数個ずつ形成してもよい。例えば、第6の実施の形態では、図11に示すように、フランジ部63に、受口側ボルト孔25と突出部63aとをそれぞれ四個ずつ形成している。また、同様に、上記第2〜第4の実施の形態における受口側ボルト孔25の個数についても二個以外の複数個(例えば四個)形成してもよい。さらに、上記各実施の形態における押輪72の押輪側ボルト孔34の個数についても、同様に、二個以外の複数個形成してもよい。
上記各実施の形態では、第1流路軸心65と第2流路軸心66とが同一軸心上に形成されているが、次に説明する第7の実施の形態では、図12,図13に示すように、第2流路軸心66が第1流路軸心65よりも下位に形成されている。
仕切弁60と弁筐39とを埋設した状態で、弁筐39の下端から開閉操作部18までの鉛直方向における挿入長さCを従来と同じ規定長さに確保した場合であっても、第1距離Dが第2距離Eよりも短いため、配管11の設置深さを所定の深さAよりも深くすることなく、弁筐39の下端部と仕切弁60のフランジ部63の鉛直方向最上部63bとの上下間距離Bを従来よりも拡大することができる。これにより、弁筐39に下向きの大きな荷重が作用しても、この荷重は弁筐39の下端部とフランジ部63の鉛直方向最上部63bとの上下間で十分に分散され、フランジ部63の鉛直方向最上部63bに加わる下向きの力が低減される。このため、強度的に余裕を持った設計を行うことができるとともに、上記挿入長さCが不足するのを防止することができる。
上記各実施の形態では、図1に示すように、円筒型の弁筐39を設けているが、円筒型に限定されるものではなく、例えば角筒型の弁筐39を設けてもよい。
13 弁箱
14 流路
15 弁体
18 開閉操作部
20 受口
21 挿口
25 受口側ボルト孔(連結孔)
39 弁筐
60 仕切弁(埋設弁)
61 埋設弁装置
62 継手部
63 フランジ部
63b 鉛直方向最上部
64 弁体出退部
65 第1流路軸心
66 第2流路軸心
70 シール材
72 押輪
73 連結手段
D 第1距離
E 第2距離
Claims (5)
- 地中に埋設され、且つ、弁体を開閉させる開閉操作部を有し、地上から開閉操作部に対して開閉操作を行うための弁筐の下方に設置される埋設弁であって、
弁箱に形成された流路の端部に、接続相手の配管との継手部を構成するフランジ部が設けられ、
弁箱の流路の途中に、弁体が流路に対して出退する弁体出退部が形成され、
弁体出退部を通る第1流路軸心からフランジ部の鉛直方向最上部までの第1距離が、フランジ部内の流路を通る第2流路軸心からフランジ部の外周までの最大距離である第2距離よりも短く、
フランジ部の鉛直方向最上部は第2流路軸心および弁棒の軸心を含む平面とフランジ部の上面との交点に位置することを特徴とする埋設弁。 - 第1流路軸心と第2流路軸心とが同一軸心上に形成され、
フランジ部は円の上端部を切除した形状であることを特徴とする請求項1記載の埋設弁。 - 第2流路軸心が第1流路軸心よりも下位に形成されていることを特徴とする請求項1記載の埋設弁。
- 継手部は、弁箱に形成された受口と、配管の先端部に形成されて受口に挿脱自在な挿口とからなり、
フランジ部は受口に備えられ、
フランジに連結孔が形成され、
挿口の外周面と受口の内周面との隙間に環状のシール材が配設され、
挿口に外嵌されて第2流路軸心方向へ移動自在な環状の押輪が、受口の開口端面に外側から対向し、且つ、フランジ部の連結孔に挿入された連結手段によって受口に締結され、
連結手段の締付けによりシール材が押輪によって受口奥側へ押し込まれて挿口の外周面と受口の内周面との間をシールすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の埋設弁。 - 上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の埋設弁の弁箱の上方に弁筐が埋設され、
開閉操作部が下方から弁筐内に収容されていることを特徴とする埋設弁装置。
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JP2009240945A JP5489637B2 (ja) | 2009-10-20 | 2009-10-20 | 埋設弁および埋設弁装置 |
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