JP5960468B2 - ケース体接続方法 - Google Patents
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Description
流体管の外面に周方向に沿って着脱自在に密封状に接続される複数のケース体の周方向両端部の各々に、外径方に向かって突出形成された連結フランジが設けられ、隣り合う前記連結フランジの対向面間にパッキンを介して該連結フランジ同士を保持部材によって挟着して、前記複数のケース体を接続するケース体接続方法であって、
前記複数のケース体の間に、前記連結フランジの対向面同士の接近を防止し、該対向面の一方が前記パッキンと接しないようにするとともに、該対向面を有する両ケース体の所定位置で接近防止が解除されるスペーサ部材が介在されており、
隣り合う前記連結フランジの対向面同士を管軸方向に位置決めした後、前記スペーサ部材による前記ケース体同士の接近防止を解除し、前記連結フランジの対向面同士を接近させ前記連結フランジの対向面間のパッキンを圧接し、前記連結フランジ同士を保持部材によって挟着することにより前記複数のケース体を接続することを特徴としている。
この特徴によれば、隣り合う連結フランジの対向面間にパッキンを介在させるので、流体管からの流体漏れを防止できると共に、ケース体には、連結フランジの対向面同士の移動を調整するスペーサ部材を備えているので、スペーサ部材が隣り合う連結フランジ同士の接近を防止することができ、連結フランジの対向面間に設けたパッキンを摺接により損傷することがない。そして、スペーサ部材がケース体同士の接近防止を解除すると、連結フランジの対向面同士が接近して連結フランジの対向面間のパッキンを圧接することになるので、パッキンによる密封が行われ流体漏れを防止できるばかりでなく、隣り合う連結フランジ同士を保持部材によって挟着することにより複数のケース体は強固に接続でき、密封性能を維持することができる。また、ケース体の管軸方向の移動の際、スペーサ部材をガイド部材として利用できるので、接続作業が簡便にでき、作業者の負担を軽減できる。
前記スペーサ部材は、一方の前記連結フランジの対向面に設けたスペーサ突部と、他方の前記連結フランジの対向面に設けたスペーサ凹部と、からなり、
前記連結フランジの対向面同士が移動することで前記スペーサ突部が前記スペーサ凹部に嵌合して前記ケース体同士の接近防止を解除し、隣り合う前記連結フランジの対向面同士を接近させ前記連結フランジの対向面間のパッキンを圧接し、前記連結フランジ同士を保持部材によって挟着することを特徴としている。
この特徴によれば、隣り合う連結フランジの対向面同士が全面で接触する位置まで移動したときに、スペーサ突部がスペーサ凹部に嵌合して連結フランジの対向面同士が接近し、パッキンを圧接すると共に、スペーサ突部がスペーサ凹部に嵌合するので両ケース体相互の移動が阻止されるので、ケース体の接続作業を簡便にでき、またその後の保持部材により隣り合う連結フランジ同士の挟着の作業も容易且つ迅速に行なうことができる。
前記スペーサ部材は、隣り合う前記連結フランジの対向面間に介挿される一方の前記連結フランジの側端面に係止可能なスペーサクリップからなり、
隣り合う前記連結フランジの対向面同士を管軸方向に位置決めした後、前記連結フランジの対向面間に介挿されたスペーサクリップを抜き出すことで前記ケース体同士の接近防止を解除し、前記連結フランジの対向面同士を接近させ前記連結フランジの対向面間のパッキンを圧接し、前記連結フランジ同士を保持部材によって挟着することを特徴としている。
この特徴によれば、隣り合う連結フランジの対向面同士をケース体を接続する接続位置に移動させた後、連結フランジの対向面間に介挿されたスペーサクリップを抜き出すと、連結フランジの対向面同士が接近してパッキンを圧接し、隣り合う連結フランジ同士を保持部材によって挟着することでケース体を接続することができ、ケース体の接続作業を簡便にでき、また連結フランジに特別な加工をする必要がなく、スペーサクリップを準備するだけでパッキンに損傷を与えることなくケース体を接続することができる。
前記保持部材は、一方の前記連結フランジに形成され他方の前記連結フランジを覆う鉤状保持部材であり、該鉤状保持部材が他方の前記連結フランジに係合することで、前記連結フランジ同士を挟着することを特徴としている。
この特徴によれば、連結フランジの一方に形成した鉤状保持部材に、他方の連結フランジを係合させ、流体管軸方向に移動すれば、隣り合う連結フランジ同士を挟着することができ、簡単な構成で複数のケース体を接続することができる。
前記連結フランジ同士を前記保持部材によって挟着した後、該保持部材を前記連結フランジに対し固定手段により固定することを特徴としている。
この特徴によれば、保持部材を連結フランジに対し固定手段により固定しているので、連結フランジの対向面同士が密接し、隣り合う連結フランジ同士を確実に挟着することができる。
2 仕切弁
4 パッキン
5a(50a,50a’) スペーサ突部
5b(50b,50b’) スペーサ凹部
7 段部
11,12 第1、第2ケース体
13 受口部
14,15 連結フランジ
14a,15a 対向面
16 ボルト(固定手段)
51 スペーサクリップ
61 鉤状保持部材
62 切欠き部
Claims (5)
- 流体管の外面に周方向に沿って着脱自在に密封状に接続される複数のケース体の周方向両端部の各々に、外径方に向かって突出形成された連結フランジが設けられ、隣り合う前記連結フランジの対向面間にパッキンを介して該連結フランジ同士を保持部材によって挟着して、前記複数のケース体を接続するケース体接続方法であって、
前記複数のケース体の間に、前記連結フランジの対向面同士の接近を防止し、該対向面の一方が前記パッキンと接しないようにするとともに、該対向面を有する両ケース体の所定位置で接近防止が解除されるスペーサ部材が介在されており、
隣り合う前記連結フランジの対向面同士を管軸方向に位置決めした後、前記スペーサ部材による前記ケース体同士の接近防止を解除し、前記連結フランジの対向面同士を接近させ前記連結フランジの対向面間のパッキンを圧接し、前記連結フランジ同士を保持部材によって挟着することにより前記複数のケース体を接続することを特徴とするケース体接続方法。 - 前記スペーサ部材は、一方の前記連結フランジの対向面に設けたスペーサ突部と、他方の前記連結フランジの対向面に設けたスペーサ凹部と、からなり、
前記連結フランジの対向面同士が移動することで前記スペーサ突部が前記スペーサ凹部に嵌合して前記ケース体同士の接近防止を解除し、隣り合う前記連結フランジの対向面同士を接近させ前記連結フランジの対向面間のパッキンを圧接し、前記連結フランジ同士を保持部材によって挟着することを特徴とする請求項1に記載のケース体接続方法。 - 前記スペーサ部材は、隣り合う前記連結フランジの対向面間に介挿される一方の前記連結フランジの側端面に係止可能なスペーサクリップからなり、
隣り合う前記連結フランジの対向面同士を管軸方向に位置決めした後、前記連結フランジの対向面間に介挿されたスペーサクリップを抜き出すことで前記ケース体同士の接近防止を解除し、前記連結フランジの対向面同士を接近させ前記連結フランジの対向面間のパッキンを圧接し、前記連結フランジ同士を保持部材によって挟着することを特徴とする請求項1に記載のケース体接続方法。 - 前記保持部材は、一方の前記連結フランジに形成され他方の前記連結フランジを覆う鉤状保持部材であり、該鉤状保持部材が他方の前記連結フランジに係合することで、前記連結フランジ同士を挟着することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のケース体接続方法。
- 前記連結フランジ同士を前記保持部材によって挟着した後、該保持部材を前記連結フランジに対し固定手段により固定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のケース体接続方法。
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JP2012078027A JP5960468B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | ケース体接続方法 |
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Family
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Family Applications (1)
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