JP4660186B2 - 継手保持部材及び継手保持部材と継手部材とからなる器具 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の構成部品からなる継手部材の一式をまとまった状態で継手本体や、分水栓本体に着脱可能な継手保持部材及び継手保持部材と継手部材からなる器具に関する。
従来、地中に埋設されている水道本管から給水支管を分岐させるために、配管を固定するための伸縮可撓式継手が具備されたサドル付分水栓が用いられている。伸縮可撓式継手100は、一般的に、図9に示すように、袋ナット101、ダストシール102、Oリング103、ロックリング104、ワッシャ105及びパッキン106といった6個の部品によって構成されている(例えば、特許文献1参照)。また、伸縮可撓式継手100としては、上述した6個の構成部品に、Oリングを具備するスペーサ(共に図示せず)を加えた計8個の構成部品からなる伸縮可撓式継手100も開示されている。
これら伸縮可撓式継手100は、配管接続作業において、一度サドル付分水栓から取り外された後、切粉を排出するためのドレン弁が取り付けられる。そして、穿孔作業が行われ、穿孔作業が終了した後、ドレン弁が取り外されて、再度伸縮可撓式継手が取り付けられる。その後、専用の溝付け工具によって溝付けされた配管が、伸縮可撓式継手を介してサドル付分水栓の内部に挿通され、袋ナット101を締結することに伴うロックリング104の変形により、挿通された配管が固定されるようになっている。
特開平9−242914号公報
しかしながら、上述したサドル付分水栓の場合においては、穿孔作業が終了した後、上述したような伸縮可撓式継手の構成部品一式を、サドル分水栓の継手部に取り付け直す際に、図10に示すように、各構成部品の向きや、取り付け順序を把握した上で、取付作業を正確に行わなければならないため、取り付けに不具合が生じた場合には、配管の正しい施工が困難になるとともに、漏水等を生ずるおそれがある。
また、配管の施工は、通常道路上や、掘削した地下において行われるため、サドル付分水栓から取り外した伸縮可撓式継手の構成部品一式は、一時的に地面及び土壌等に放置されることが多く、この際、構成部品の1つであるパッキンに粉塵及び砂等が付着することで、砂噛みや、損傷による漏水等を引き起こすといった問題も生ずるおそれがある。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、取り外し後における継手部材の構成部品一式を保持するとともに、継手部材の内部に対する防塵を図ることが可能な継手保持部材を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係る継手保持部材は、
一端部から配管が挿入され、他端部が継手本体又は分水栓本体に着脱される袋ナットと、当該袋ナットの内側に組み込まれるリング状又は筒状であっていずれも前記配管が挿入される挿入孔が形成された複数の部品とからなる継手部材に着脱可能に装着され、当該継手部材を組立状態で保持したまま前記継手本体又は分水栓本体へ着脱することを可能とする継手保持部材であって、
前記袋ナットの一端部から挿入され、前記複数の部品の挿入孔に挿入される複数の保持部と、
前記保持部の挿入方向先端部に設けられ、前記挿入孔の外径方向に突出した形状により、前記継手部材における前記複数の部品を係合保持する係合部とを具備し、前記保持部は、当該保持部の他端に設けられ、前記袋ナットの一端部に係止する係止部を具備すると共に、前記保持部の挿入方向先端側は互いに離れて配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、挿入孔に挿入される一又は複数の保持部と、保持部の挿入方向先端部に設けられ、継手部材における複数の部品を係合保持する係合部とを具備するので、係合部によって構成部品を係合保持することで、継手部材の構成部品の一式をまとまった状態で分水栓本体に着脱させることができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、係合部が、挿入孔の外径方向に突出した形状であるので、簡易な構造によって継手部材における挿入方向の一端側に配置された部品に係合することができる。
また、保持部が、保持部の他端に設けられ、継手部材の一端に係止する係止部を具備するので、係止部が継手部材の構成部品の1つである袋ナットの一端に係止することで、継手部材の挿入孔から継手保持部材が抜脱することを防止することができる。
請求項2に記載の発明に係る継手保持部材は、前記係止部が、当該係止部の縁端部に、前記保持部の前記挿入方向に向かって突出したフランジ部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、係止部の縁端部に、保持部の挿入方向に向かって突出したフランジ部が形成されているので、係止部と、継手部材の構成部品の1つである袋ナットとの接触箇所を外部から隠蔽することで、継手保持部材と、継手部材との密閉性の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明に係る継手保持部材は、前記フランジ部が、当該フランジ部の内壁面に、内側に向かって突出した突出片が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、フランジ部の内壁面に、内側に向かって突出した突出片が形成されているので、係止部と、継手部材の構成部品の1つである袋ナットとの接触面積を低減させることで、継手保持部材と、継手部材との密着性の低減とともに、継手保持部材と袋ナットとの調芯を図ることができる。
請求項4に記載の発明に係る継手保持部材は、前記係止部が、前記保持部の挿入後に前記袋ナットの一端部における開口を閉塞することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、係止部が、保持部の挿入後に袋ナットの一端部における開口を閉塞するので、砂や粉塵等が挿入孔から侵入することを防止することで、構成部品の1つであるパッキンにおける密着性の低下の抑制を図ることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の継手保持部材と前記継手部材からなる器具であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、挿入孔に挿入される一又は複数の保持部と、保持部の挿入方向先端部に設けられ、継手部材における複数の部品を係合保持する係合部とを具備するので、係合部によって構成部品を係合保持することで、継手部材の構成部品の一式をまとまった状態で分水栓本体に着脱させることが可能となり、これによって、継手部材の分水栓本体等への着脱作業に対する作業者負担の軽減を図ることができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、係合部が、挿入孔の外径方向に突出した形状であるので、簡易な構造によって継手部材における挿入方向の一端側に配置された部品に係合することが可能となり、これによって、継手部材に対する継手保持部材の着脱動作の容易化を図ることができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、保持部が、保持部の他端に設けられ、袋ナットの一端部に係止する係止部を具備するので、係止部が継手部材の構成部品の1つである袋ナットの一端に係止することで、継手部材の挿入孔から継手保持部材が抜脱することを防止することが可能となり、継手部材に対する継手保持部材の保持性の安定化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、係止部の縁端部に、保持部の挿入方向に向かって突出したフランジ部が形成されているので、係止部と、継手部材の構成部品の1つである袋ナットとの接触箇所を外部から隠蔽することで、継手保持部材と、継手部材との密閉性の向上を図ることが可能となり、これによって、係止部による防塵性を向上させ、漏洩等の発生の抑制を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、フランジ部の内壁面に、内側に向かって突出した突出片が形成されているので、係止部と、継手部材の構成部品の1つである袋ナットとの接触面積を低減させることで、継手保持部材と、継手部材との密着性の低減を図ることが可能となり、これによって、継手部材に対する継手保持部材の取り外し作業の容易化を図ることができる。
また、突出片により、継手保持部材と袋ナットとを調芯することが可能となり、これによって、継手部材に対する継手保持部材の保持性の安定化を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、係止部が、保持部の挿入後に袋ナットの一端部における開口を閉塞するので、砂や粉塵等が挿入孔から侵入することを防止することで、構成部品の1つであるパッキンにおける密着性の低下の抑制を図ることが可能となり、これによって、取り外し後における継手部材の維持管理に対する作業者負担の軽減を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1から図8を参照しながら、本発明に係る継手保持部材について説明する。
図1に示すように、本実施形態における継手保持部材1は、サドル付き分水栓2に取り付けられており、以下、サドル付き分水栓2の構造と併せて詳細に説明する。
図1に示すように、サドル付き分水栓2は、大別して、水道本管Mに固定するサドル部3と、給水支管(図示せず)に対して流路を形成する分水栓本体4とから構成されている。
このうち、サドル部3は、図1に示すように、上下で対を形成し、相互間で水道本管Mを挟持するバンド5及びサドル6と、これらを互いに連結する4本のボルト7とから構成されている。
バンド5は、鋳鉄材料によって断面形状略半円形状に成型された湾曲板であって、水道本管Mの下部側の外周壁面に接するようになっている。また、バンド5の両端部には、ボルト穴8が穿設されている。
サドル6は、鋳鉄材料によって断面形状略半円形状に成型された湾曲板であって、水道本管Mの上部側の外周面に接するようになっている。また、サドル6の両端部には、ボルト穴9が穿設されている。このようなボルト穴9には、上述したサドル5のボルト穴8を介して挿入された六角ボルト7が挿入され、ボルトの一端側がナット11によって締結されることで、上述したバンド5と連結されている。
また、サドル6における湾曲部分の中間位置には、分水栓本体4を取り付けるための略四角形状の載置部12が具備されている。この載置部12には、図3に示すように、略円形状の凹部13が形成されている。さらに、サドル5には、載置部12における凹部13の底面から水道本管M側に向かって貫通した貫通穴14が形成されている。
なお、バンド5のボルト穴8、サドル6のボルト穴9及びボルト7の本数については、特に限定されるものではなく、サドル付き分水栓2のサイズにより適宜変更することが可能である。
載置部12の凹部13の面上には、ステンレス鋼によって略円筒形状に成型された環状保持体15が設けられている。この環状保持体15の下面には、略円形状の凹部16が凹設され、凹部16の内側には、下方に突出した略円筒形状の嵌入部17が延設されている。これら凹部16及び嵌入部17によって囲繞された空間には、NBR(Nitrile Butadiene Rubber)によって略円筒形状に成型されたサドルガスケット18の一端が嵌合されるようになっている。
また、嵌入部17の下端部には、内側に向かって突出するフランジ部19が延設されている。このフランジ部19には、金属コア20、樹脂リング21及びゴム層22からなる略円筒形状に成型された挿入スリーブ23の一端が係止されており、嵌入部17に挿入スリーブ23が支持されるようになっている。
一方、環状保持体15における嵌入部17の上端には、段差部24が形成されている。この段差部24の面上には、PTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)等の樹脂によって略環状に成型された下部ボールシート25が設けられている。また、環状保持体15の外周壁面には、上端部から中途部にかけて雄ネジが螺刻され、環状保持体15の下端部には、外側に向かって突出する突出係止片26が延設されている。
上述したサドル6、環状保持体15及び下部ボールシール25の上部側には、ステンレス鋼によって略球状に成型された分水栓本体4が設けられており、図1及び図2に示すように、この分水栓本体4の内部中央には、ボール弁体27を格納する弁室28が設けられている。
このうち、ボール弁体27は、ステンレス鋼によって略球状に成型されており、このボール弁体27には、図3に示すように、その中心を通過して貫通する貫通流路29と、この貫通流路29の中間位置から直交して分岐する分岐流路30とが形成されている。すなわち、ボール弁体27の内部には、略T字状の流路が形成されている。
また、ボール弁体27には、図2及び図3に示すように、分岐流路30の中心線と同軸上であって、分岐流路30の開口部と反対側の位置に、断面形状凹状の係止部31が凹設されている。この係止部31には、略円柱状のステム32の一端部が挿入されており、挿入状態で固定されている。また、ステム32の他端部には、平坦に形成された切替操作部33が設けられ、分水栓本体4から外部に突出している。さらに、ステム32の中間部は、略円柱状に形成されるとともに、その外周壁面に2本の嵌合溝34,34及びステム32の回転範囲を制限する規制突起35が形成されており、このうち、嵌合溝34,34には、NBRによって成型されたOリング36,36がそれぞれ嵌合されている。
このように構成されたステム32は、切替操作部33に回転力を加えることにより、ボール弁体27を、水平方向を中心として回転させるようになっている。
さらに、弁室28の内部であって、ボール弁体27の上部側には、図1に示すように、PTFE等の樹脂によって略環状に成型された上部ボールシート37が設けられている。
上述した弁室28には、図1及び図2に示すように、水道本管Mに向かって略円筒形状の嵌合部38が延設されており、この嵌合部38には、略円形状に開口する第1開口部39が形成されている。この第1開口部39の内周壁面には、雌ネジが螺刻されており、環状保持体15の外周壁面に螺刻された雌ネジと螺合するようになっている。また、第1開口部39の内周壁面の下端部には、凹部40が形成されており、この凹部40、環状保持体15の外周壁面及び突出係止片26によって囲繞される空間には、NBRによって略環状に成型されたOリング41が設けられている。
さらに、弁室28には、図1に示すように、弁室28を挟んで水道本管Mと反対方向に向かって略円筒形状の第1装着部42が延設されており、この第1装着部42には、略円形状に開口する第2開口部43が形成されている。また、第1装着部42の外周壁面には、サドル付き分水栓2の水道本管Mへの取り付け時に使用する穿孔機(図示せず)を分水栓本体4に装着するための雄ネジが螺刻されている。
なお、第1装着部42には、キャップ部材44を装着することが可能であり、このキャップ部材44には、内側に雌ネジが螺刻され、ガスケット45を介して雄ネジが螺刻された第1装着部42に装着されるようになっている。
一方、弁室28には、嵌合部38における第1開口部39及び第1装着部42における第2開口部43の軸線方向に直交する方向に沿って、略円筒形状の支持部46が延設されている。この支持部46には、略円形状に開口する挿通孔47が形成されており、上述したステム32が挿通され、ステム32の嵌合溝34,34に嵌合されたOリング36,36が挿通孔47の内周壁面と圧着するようになっている。
また、弁室28には、弁室28を挟んで支持部46と反対方向に向かって第2装着部48が延設されている。この第2装着部48には、略円形状に開口する挿入孔49が形成され、水道本管Mに対して分岐する配管が挿入されるようになっている。また、第2装着部48の一端部の外周壁面には、図1及び図3に示すように、雄ネジが螺刻され、継手部材である伸縮可撓式継手50が取り付けられている。
伸縮可撓式継手50には、図4に示すように、略円筒形状の円筒部51と、一端に向かって断面積が漸次減少するような形状のテーパ部52とを接合したような形状であって、これら円筒部51と、テーパ部52との間に、段差部53が形成された袋ナット54が具備されている。この袋ナット54には、一端から他端にかけて挿入孔55が形成されており、挿入孔55における円筒部51の内周壁面には、雌ネジが螺刻されており、上述した第2装着部48の一端部の外周壁面に螺刻された雄ネジと螺合するようになっている。
このように構成された袋ナット54におけるテーパ部52の縁端部には、ゴム等の弾性部材によって成型され、表面上にテフロン樹脂液が塗布されたダストシール56が設けられている。このダストシール56の内周は、伸縮可撓式継手50に接続される配管の外周と接する寸法に設定されており、この部位から継手内部に粉塵等が侵入することを防止するようになっている。また、ダストシール56の表面上に塗布されたテフロン樹脂液は、配管の挿入を円滑するための潤滑液として作用するようになっている。さらに、袋ナット54の内側の段差部53には、Oリング57が設けられている。
また、袋ナット54におけるテーパ部52には、略環状に成型され、周面に沿って複数のボールが配設されたロックリング58が配置されている。このロックリング58は、第2装着部48の雄ネジに対して袋ナット54の雌ネジを螺合させることに伴って、袋ナット54におけるテーパ部52の内周壁面がロックリング58の外周から押圧することにより、中心方向に縮径し、伸縮可撓式継手50に保持される配管を保持するようになっている。
一方、袋ナット54における円筒部51には、袋ナット54と第2装着部48とのシールを図るパッキン59と、段差部53に係止され、ロックリング58とパッキン59との間に配置された環状のワッシャ60とがそれぞれ配設されている。このうち、パッキン59は、ゴム等の弾性部材からなり、袋ナット54の締め込みによって、ワッシャ60を介して第2装着部48のテーパ部に押圧されることにより、中心方向に縮径し、伸縮可撓式継手50に保持される配管と密着し、シールするようになっている。すなわち、伸縮可撓式継手50は、上述した袋ナット54、ダストシール56、Oリング57、ロックリング58、パッキン59及びワッシャ60の計6つの部品によって構成されている。
なお、本実施形態における伸縮可撓式継手50は、上述したような6つの部品から構成されているが、特に限定されるものではなく、図5に示すように、これら6つの部品に、第2装着部の内周と接する大径部61aと、この大径部61aよりも内方に位置する小径
部61bと、これらを接続するテーパ部61cとからなるスペーサ61と、スペーサ61の大径部61aの外周壁面に形成された嵌合溝に嵌合されるOリング62とを加えた計8つの部品によって構成されていてもよい。このようなスペーサ61を用いることにより、第2装着部48を共通としつつ、異なる呼び径の配管を接続することができるようになっている。
また、本実施例において、上述した第2装着部48、袋ナット54及びスペーサ61は、ステンレスによって成型されている。
上述した伸縮可撓式継手50には、図6に示すような着脱自在な継手保持部材1が装着されている。この継手保持部材1には、略円形状に成型された閉塞板(係止部)63が具備され、袋ナット54の外周に係止するようになっている。この閉塞板63の周縁部には、閉塞板63の一面と直交する方向にフランジ部64が延設されている。このフランジ部64の内壁面には、図7に示すように、閉塞板63の中心方向に向かって1mm程突出した複数の突出片65が、閉塞板63の中心に対して等角度間隔に配設されている。この突出片65は、伸縮可撓式継手50を構成する部品である袋ナット54の一端(外周)に係止することにより、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50に保持することができるようになっている。また、この袋ナット54の外周は、テーパ部52の外周となっているので、継手保持部材1がテーパによって調芯され、安定した状態で袋ナット54に係止されるようになっている。さらに、突出片65と突出片65との間の領域64aは、フランジ部64と袋ナット54との間に空間を形成する領域となるので、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50から取り外す際に、作業者は前記領域64aに手を掛けて取り外しを行うことができるようになっている。
なお、閉塞板63は、袋ナット54の外周に係止せず、袋ナット54における配管挿入側の端面54bに当接するようになっていてもよい。
また、閉塞板63のフランジ部64が延設された面と同一面上には、袋ナット54に装着されているダストシール56の内径よりも小径の支持筒部66aが一体となって形成されており、この支持筒部66aの円周上に沿って、略長方形状に成型された計6枚の保持板(保持部)66が、円周の中心に対して等角度間隔に分割して配設されている。すなわち、閉塞板63は、支持筒部66aを介して保持板66の一端に設けられている。支持筒部66aは、ダストシール56の幅(継手の軸方向長さ)よりも長く形成されており、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50に装着することにより、ダストシール56を保護する機能を有している。また、支持筒部66aの配設により、保持板66の基部が補強されることに加え、保持板66の可撓支点が閉塞板63よりも継手内方に位置し、保持板66の長さが適度に短くなることで、保持板66が伸縮可撓式継手50の構成部品を一体に保持する強度を確保するようになっている。
ここで、保持板66を含む継手保持部材1は、プラスチック等の合成樹脂によって形成されており、保持板66は、可撓性を有している。
さらに、これら保持板66の一端には、外径方向に突出した突起状の突出係合片(係合部)67が形成されている。この突出係合片67は、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50に装着すると、パッキン59に係合されるようになっている。この際、パッキン59と、袋ナット54の段差部53とにより、ロックリング58及びワッシャ60が挟持されるようになっている。
上述した突出係合片67の先端側は、先端に向かって縮径するテーパ面67aとなっており、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50に円滑に挿入することができるようになっている。ここで、配管接続前における伸縮可撓式継手50のパッキン59の内径は、配管の挿入を容易にするため、ダストシール56の内径よりも大径となっている。また、このパッキン59と係合する突出係合片67の外径は、ダストシール56の内径よりも大径に設定されているので、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50に挿入する際に、突出係合片67がダストシール56に触れてしまう。しかし、突出係合片67は、等角度間隔に分割して配設されているので、ダストシール56の内周に触れる面積が突出係合片67の間隔分だけ少なくなることで、ダストシール56の表面上に塗布された潤滑液が拭い取られることを抑制するようになっている。
一方、突出係合片67の後端側は、支持筒部66aに向かって縮径するテーパ面67bとなっており、このテーパ面67bがパッキン59に係止するようになっている。継手保持部材1を伸縮可撓式継手50から抜脱する際には、このテーパ面67bによって円滑に抜脱することができるようになっている。
なお、本実施形態における継手保持部材1には、伸縮可撓式継手50が呼び径50A専用の場合、計6枚の保持板66が配設されているが、これら保持板66の枚数は、特に限定されるものではなく、例えば、図5に示すような呼び径40A及び30A専用の伸縮可撓式継手50の場合には、挿入孔の円周が小さくなるため、計4枚の保持板66が配設されていることが好ましく、伸縮可撓式継手の形状等に応じて、適宜選択することが可能である。
また、本実施形態における継手保持部材1の突出係合片67は、外径方向に突出した突起状に成型されているが、特に限定されるものではなく、例えば、半円球状のような形状ものであってもよい。なお、上述した図5に示すような呼び径30A及び40A専用の伸縮可撓式継手50の場合には、小径部61bを有する金属製のスペーサ61も係合保持するため、突出係合片67の径方向の径方向長さtは、図6に示すような呼び径50A専用の伸縮可撓式継手50と比較して、厚く設定されている。
さらに、本実施形態における継手保持部材1においては、伸縮可撓式継手50の配管挿入孔の開口、すなわち、袋ナット54における配管挿入孔54aの開口を閉塞する閉塞板63にフランジ部64を延設するとともに、閉塞板63に支持筒部66aを一体に形成しているが、閉塞板63を設けずに、図8に示すように、継手の端部に係止又は当接して、袋ナット54の先端部付近を保護する環状板70を具備し、この環状板70の外周縁部にフランジ部64を延設し、内周縁部に支持筒部66aが延設されていてもよい。
次に、本実施形態における継手保持部材1の作用について説明する。
まず始めに、穿孔対象である水道本管Mの表面をウェス等で清掃するとともに、サドル付分水栓2にサドルガスケット18が取り付けられていることを確認する。確認後、水道本管Mを上下からサドル6と、バンド5とによって挟み、これらバンド5及びサドル6を4本のボルト7で連結することにより、サドル付き分水栓2を水道本管Mに固定する。この際、各ボルト7は、片締めに注意しながら、均等に締め付ける。
次に、伸縮可撓式継手50の構成部品である袋ナット54、ダストシール56、Oリング57、ロックリング58、パッキン59及びワッシャ60を、継手保持部材1とともに第2装着部48から取り外し、取り外した後の第2装着部48にドレン弁(図示せず)を取り付ける。ドレン弁の取り付けが完了した後、分水栓本体4における貫通流路29及び分岐流路30が弁開状態になっていることを確認する。
弁の開閉状態の確認後、分水栓本体4における第1装着部42からキャップ部材44及びガスケット48を取り外し、第1装着部42の雄ネジにアダプタを介して穿孔機(図示せず)を取り付ける。そして、穿孔機の穿孔刃具(図示せず)を第1装着部42からボール弁体27の貫通流路29及び嵌合部38の第1開口部39を通して下降させ、水道本管Mの上面側の周壁面を穿孔する。
穿孔作業が終了した後、穿孔刃具を上昇させて、穿孔刃具を水道本管Mから完全に抜脱させ、分水栓本体4のステム32を操作することにより、ボール弁体27を時計回りの方向に90°回転させて弁閉状態とし、下部ボールシート25によってボール弁体27の分岐流路30から流出しようとする水道水を封止させる。そして、分水栓本体4から穿孔機を取り外し、前記アダプタを介してスリーブ挿入機(図示せず)を取り付ける。その後、ステム32を操作し、ボール弁体27を反時計回りの方向に90°回転させて弁開状態とする。
さらに、スリーブ取付治具(図示せず)を、ボール弁体27の貫通流路29を介して下降させ、環状保持体15の嵌入部17から水道本管Mに穿設した穿孔穴にかけて挿入スリーブ23を取り付ける。この際、挿入スリーブ23の一端が、環状保持体15の嵌入部17の下端部内周に設けられたフランジ部19に係止され、挿入スリーブが穿孔穴に密着し、穿孔穴の防食をする。
そして、スリーブ挿入機(図示せず)を上昇させ、再びボール弁体27を90°回転させて弁閉状態とする。
次に、第2装着部48からドレン弁を取り外し、伸縮可撓式継手50の構成部品の一式を、継手保持部材1とともに、第2装着部48に再度取り付ける。そして、継手保持部材1のみを第2装着部48に接続された伸縮可撓式継手50から取り外し、給水支管を伸縮可撓式継手50に配管した後、再度ボール弁体27を反時計回りの方向に90°回転させて弁開状態とし、一連の水道本管Mからの分岐作業が完了する。
このとき、伸縮可撓式継手50に装着された継手保持部材1における保持板66の突出係合片67は、その弾性力により、伸縮可撓式継手50の構成部品の1つであるパッキン59を係止している。したがって、一連の分岐作業の中において、伸縮可撓式継手50を第2装着部48から取り外す際には、袋ナット54の取り外しに伴って、パッキン59と袋ナット54における段差部53とによって挟持されているワッシャ60、並びにワッシャ64と袋ナット54との間に介在されているOリング57、ロックリング58及びダストシール56といった伸縮可撓式継手50の構成部品の一式をまとまった状態で取り外すことができる。
一方、伸縮可撓式継手50を第2装着部48に取り付ける際には、継手保持部材1により、伸縮可撓式継手50の構成部品の一式をまとまった状態で取り付けることができるので、構成部品の向きや、取り付け順序の誤りを防止することができる。
また、継手保持部材1を伸縮可撓式継手50に装着した場合では、突出係合片67は、テーパ面67bをパッキン59に係止しているので、係止部分における弾発力の継手内方への分力により、継手保持部材1が突出係合片67を介して伸縮可撓式継手50の内方に引き込まれる力が生じ、保持板66及び支持筒部66aの一端に設けられている閉塞板63を継手の挿入孔の開口に密着することで、伸縮可撓式継手50が接続されたサドル付き分水栓2を始めとする、継手内部への粉塵等の侵入を効果的に防止することで、パッキン59の密着性の低下を抑制することができる。同時に、ダストシール56への粉塵等の付着を防止することで、ダストシール56の潤滑性の低下を抑制することができる。
さらに、閉塞板63の周縁部には、保持板66の挿入方向に向かって突出したフランジ部64が設けられているので、閉塞板63と、伸縮可撓式継手50の袋ナット54との接触箇所を隠蔽することにより、継手保持部材1と、伸縮可撓式継手50との密閉性の向上を図ることができる。
さらに、フランジ部64の内壁面に、内側に向かって突出した突出片65が形成されているので、閉塞板63と、伸縮可撓式継手50の袋ナット54との接触面積を低減させることにより、継手保持部材1と、伸縮可撓式継手50との密着性の低減とともに、継手保持部材1と袋ナット54との調芯を図ることができる。
なお、本実施形態においては、サドル付き分水栓2に装着された伸縮可撓式継手50に対して継手保持部材1を使用した例を示したが、本実施形態に限定されず、別途の継手本体を有する伸縮可撓式継手に適用してもよい。また、本実施形態における継手保持部品を用いて、継手のサイズ毎に、伸縮可撓式継手50の構成部品の一式をまとまった状態で保管しておき、顧客の注文に応じて、サドル付き分水栓2や、止水栓又は別途の継手本体に装着するようにしてもよい。
以上より、本実施形態における継手保持部材1によれば、袋ナット54に形成された挿入孔55に挿入される複数の保持板66と、保持板66の一端に設けられ、伸縮可撓式継手50における構成部品一式を係合保持する突出係合片67とを具備するので、突出係合片67が係合されたパッキン59と、袋ナット54における段差部53とによって、ロックリング58及びワッシャ60が挟持されることにより、伸縮可撓式継手50の構成部品の一式をまとまった状態で分水栓本体4に着脱させることが可能となり、これによって、伸縮可撓式継手50の分水栓本体4への着脱作業に対する作業者負担の軽減を図ることができる。
また、突出係合片67が挿入孔の外径方向に突出した形状であるので、簡易な構造によって伸縮可撓式継手50におけるパッキン59に係合することが可能となり、これによって、伸縮可撓式継手50に対する継手保持部材1の着脱動作の容易化を図ることができる。
さらに、保持板66の他端には、伸縮可撓式継手50における袋ナット54の一端に係止する閉塞板63を具備するので、閉塞板63が袋ナット54の一端に係止することで、袋ナット54の挿入孔55から継手保持部材1が抜脱することを防止することが可能となり、伸縮可撓式継手50に対する継手保持部材1の保持性の安定化を図ることができる。
さらに、閉塞板63の周縁部には、閉塞板63の一面と直交する方向に突出したフランジ部64が設けられているので、閉塞板63と、伸縮可撓式継手50の袋ナット54との接触箇所を隠蔽することにより、継手保持部材1と、伸縮可撓式継手50との密閉性の向上を図ることが可能となり、これによって、これによって、閉塞板63による防塵性を向上させ、内部構成部品に粉塵及び砂等が付着することを防止して、砂噛みや、パッキン59の損傷による漏洩等の発生の抑制を図ることができる。
さらに、フランジ部64の内壁面に、内側に向かって突出した突出片65が形成されているので、閉塞板63と、伸縮可撓式継手50の袋ナット54との接触面積を低減させることにより、継手保持部材1と、伸縮可撓式継手50との密着性の低減を図ることが可能となり、これによって、伸縮可撓式継手50に対する継手保持部材1の取り外し作業の容易化を図ることができる。
併せて、突出片65により、継手保持部材1と袋ナット54とを調芯することが可能となり、これによって、伸縮可撓式継手50に対する継手保持部材1の保持性の安定化を図ることができる。
さらに、閉塞板63によって砂や粉塵等が挿入孔から侵入することを防止することにより、構成部品の1つであるパッキン59における密着性の低下の抑制を図ることが可能となり、これによって、取り外し後における伸縮可撓式継手50の維持管理に対する作業者負担の軽減を図ることができる。
サドル付き分水栓及び継手保持部材を示す縦断面図である。 サドル付き分水栓の一部を拡大して示す縦断面図である。 図1における面IV−IVを示す横断面図である。 継手保持部材が装着された伸縮可撓式継手を拡大して示す断面図である。 継手保持部材が装着された他の伸縮可撓式継手を拡大して示す断面図である。 本発明に係る継手保持部材を示す縦断面図である。 本発明に係る継手保持部材を示す平面図である。 他の継手保持部材を示す斜視図である。 伸縮可撓式継手の構成部品一式を示す縦断面図である。 配管の装着時における伸縮可撓式継手の態様を示す縦断面図である。
符号の説明
1 継手保持部材
2 サドル付分水栓
4 分水栓本体
50 伸縮可撓式継手
63 閉塞板
64 フランジ部
65 突出片
66 保持板
67 突出係合片

Claims (5)

  1. 一端部から配管が挿入され、他端部が継手本体又は分水栓本体に着脱される袋ナットと、当該袋ナットの内側に組み込まれるリング状又は筒状であっていずれも前記配管が挿入される挿入孔が形成された複数の部品とからなる継手部材に着脱可能に装着され、当該継手部材を組立状態で保持したまま前記継手本体又は分水栓本体へ着脱することを可能とする継手保持部材であって、
    前記袋ナットの一端部から挿入され、前記複数の部品の挿入孔に挿入される複数の保持部と、前記保持部の挿入方向先端部に設けられ、前記挿入孔の外径方向に突出した形状により、前記継手部材における前記複数の部品を係合保持する係合部とを具備し、
    前記保持部は、当該保持部の他端に設けられ、前記袋ナットの一端部に係止する係止部を具備すると共に、
    前記保持部の挿入方向先端側は互いに離れて配置されていることを特徴とする継手保持部材。
  2. 前記係止部は、当該係止部の縁端部に、前記保持部の前記挿入方向に向かって突出したフランジ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の継手保持部材。
  3. 前記フランジ部は、当該フランジ部の内壁面に、内側に向かって突出した突出片が形成されていることを特徴とする請求項2記載の継手保持部材。
  4. 前記係止部は、前記保持部の挿入後に前記袋ナットの一端部における開口を閉塞することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の継手保持部材。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の継手保持部材と前記継手部材からなることを特徴とする器具。
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