JP5976438B2 - 仕切弁の弁蓋撤去工法及び仕切弁 - Google Patents
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Description
仕切弁の弁箱に連通接続されている上流側及び下流側の両流体管に、当該両流体管の一部を含む状態で仕切弁の略全体を囲繞する分割構造の下部ハウジングを水密状態で取付ける工程、
下部ハウジングに設けたフランジ挾持装置により、弁箱のフランジと弁蓋のフランジとを外方から挟み込み固定して両フランジ間を水密状態に維持する工程、
弁箱のフランジと弁蓋のフランジとを締付け固定しているボルト・ナットを取り外す工程、
仕切弁の弁棒の上端部に、上部ハウジングに装備される昇降搬送装置の昇降軸を構成する複数の分割昇降軸部のうち、下方側の分割昇降軸部の下端部を連結する工程、
下部ハウジングの上側開口部のフランジに、作業用開閉弁の下側フランジをボルト・ナットで水密状態に固定連結する工程、
上部ハウジングに装備されている昇降搬送装置の上方側の分割昇降軸部を、仕切弁の弁棒に連結されている下方側の分割昇降軸部に連結するとともに、作業用開閉弁の上側フランジに、上部ハウジングの下側フランジをボルト・ナットで水密状態に固定連結する工程、
フランジ挾持装置による弁箱のフランジと弁蓋のフランジとの挟み込み固定を解除したのち、昇降搬送装置の昇降軸を上昇操作して、弁体及び弁棒を備えた弁蓋を上部ハウジングの格納空間内に取り出し、作業用開閉弁を閉弁操作する工程、
上部ハウジングの格納空間内に取り出された弁蓋を撤去する工程、
上記工程を備えた弁蓋撤去工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記弁箱に、前記ロック部材の抜き差し操作を許容する状態で環状の取付け基材を水密状態で取付ける工程と、
この取付け基材に設けた押え手段によって前記弁蓋を前記弁箱に対して押付けることにより、当該弁蓋の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部との間を水密状態に維持する工程と、
前記ロック手段のロック部材を抜き出して、前記弁箱の連結外嵌部と弁蓋の連結内嵌部との固定連結を解除する工程と、
前記取付け基材に、作業用開閉弁及び前記弁蓋に連結される昇降搬送手段を備えた作業ハウジングを水密状態で取付ける工程と、
前記押え手段の押付け固定を解除し、前記昇降搬送手段にて弁蓋を作業ハウジングの格納空間内に取り出したのち、前記作業用開閉弁を閉弁操作する工程と、
前記作業ハウジングの格納空間内に取り出された弁蓋を撤去する工程と、
を備えている点にある。
作業ハウジングに設けた昇降搬送手段に、少なくとも新たな弁体が装備された別の弁蓋を連結する工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作して、前記作業ハウジングの格納空間内にある別の弁蓋を前記昇降搬送手段にて弁箱側に下降し、この別の弁蓋の連結内嵌部を弁箱の連結外嵌部に嵌合接続する工程と、
嵌合接続された別の弁蓋の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部とを前記ロック手段のロック部材で固定連結する工程と、
が備えられている点にある。
作業ハウジングに設けた昇降搬送手段に、弁箱の弁体装着口部を水密状態で閉止する蓋体を連結する工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作して、前記作業ハウジングの格納空間内にある前記蓋体を前記昇降搬送手段にて弁箱側に下降し、蓋体の連結内嵌部を弁箱の連結外嵌部に嵌合接続する工程と、
嵌合接続された蓋体の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部とを前記ロック手段のロック部材で固定連結する工程と、
が備えられている点にある。
前記作業ハウジングに設けた昇降搬送手段に、補修弁と、弁箱の連結外嵌部に嵌合接続可能な連結内嵌部を備えた弁取付け部材との組み物を連結する工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作して、前記作業ハウジングの格納空間内にある組み物を前記昇降搬送手段にて弁箱側に下降し、弁取付け部材の連結内嵌部を弁箱の連結外嵌部に嵌合接続する工程と、
嵌合接続された弁取付け部材の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部とを前記ロック手段のロック部材で固定連結する工程と、
が備えられている点にある。
前記弁箱と前記弁蓋との嵌合連結部には、この嵌合連結部を構成する前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部とに対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、そのロック部材を挿入した係合状態では前記弁箱と前記弁蓋とを水密状態で固定連結するロック手段が設けられているとともに、
前記弁箱における前記ロック部材の抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した部位には、前記弁蓋を前記弁箱に押付ける押え手段を含む環状の取付け基材が上下方向に沿って水密状態に当接可能な当接面が形成されている点にある。
また、流体配管系に接続される弁箱と、この弁箱に嵌合連結される弁蓋と、当該弁蓋に貫設された弁棒を介して前記弁箱の弁体装着口部から脱着自在に装着される弁体とが備えられている仕切弁であって、
前記弁箱と前記弁蓋との嵌合連結部には、この嵌合連結部を構成する前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部とに対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、そのロック部材を挿入した係合状態では前記弁箱と前記弁蓋とを水密状態で固定連結するロック手段が設けられているとともに、
前記弁箱は、前記ロック部材の抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した部位から環状に突出形成され、前記弁蓋を前記弁箱に押付ける押え手段を含む環状の取付け基材を水密状態で取付け可能な突起部を有している点にある。
図1〜図3は、流体配管系を構成する流体管の一例である水道配管系の水道管1の途中にフランジ接合されている仕切弁V1を示す。
この仕切弁V1は、上流側及び下流側の水道管1に接続される側面視略逆T字状に構成された鋳鉄製の弁箱2と、この弁箱2の上端部に開口形成された弁体装着口部3に対して上方から嵌合接続される鋳鉄製の弁蓋4と、当該弁蓋4に貫設された弁棒5を介して弁箱2の弁体装着口部3から脱着自在に装着されるゴムライニングが施された弁体6と、弁箱2と弁蓋4との嵌合連結部Aを構成する弁箱2側の連結外嵌部2Aと弁蓋4側の連結内嵌部4Aとに対して横外方から抜き差し自在な一対のロック部材7Aを有し、且つ、そのロック部材7Aを挿入した係合状態では弁箱2と弁蓋4とを水密状態で固定連結するロック手段7とが備えられている。
この撤去工程では、弁ケース40の上側連結フランジ40Bと作業ハウジング本体43の下側連結フランジ43Aとを固定連結している第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bを撤去し、取り外された弁蓋4及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジング本体43をクレーン等で所定位置に吊下げ搬送して撤去する。
すなわち、弁蓋4の撤去工程後においては、
作業ハウジングHに設けた昇降搬送手段Dの昇降軸52の連結部51に、少なくとも新たな弁体6が装備された別の弁蓋4の被連結部21dを連結する工程と、
作業ハウジングHの作業ハウジング本体43の下側連結フランジ43Aと作業用開閉弁V2の弁ケース40の上側連結フランジ40Bとを第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bで水密状態に固定連結する工程と、
作業用開閉弁V2の弁体39を開弁操作したのち、ネジ式の強制送り込み機構57の送込みナット57Cを締め込み操作して、作業ハウジングHの格納空間S内にある別の弁蓋4を昇降軸52と一体に弁箱2側に下降し、別の弁蓋4の連結内嵌部4Aを弁箱2の連結外嵌部2Aに嵌合接続する工程と、
押え手段Cの第2押え治具C2で別の弁蓋4を弁箱2側に押付け固定する工程と、
昇降軸52を螺合解除側に回転操作して当該昇降軸52の連結部51と別の弁蓋4の被連結部21dとの連結を解除したのち、環状取付け枠B2の円筒ケース体30と作業用開閉弁V2の弁ケース40とを固定連結している引き寄せボルト41を固定解除操作し、環状取付け枠B2の円筒ケース体30から作業用開閉弁V2及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを撤去する工程と、
嵌合接続された別の弁蓋4の連結内嵌部4Aと弁箱2の連結外嵌部2Aとをロック手段7のロック部材7Aで固定連結する工程と、
第2押え治具C2の押込みボルト36による別の弁蓋4の押付けを解除し、環状取付け枠B2の円筒ケース体30の連結フランジ31と取付けベース部B1の上側ベース部材16とを固定連結している第4締結手段32を固定解除操作し、環状取付け枠B2を取付けベース部B1から撤去する工程と、
別の弁蓋4の各吊下げ用フック4Dに挾持する状態で押え部材21と当て部材22とを固定連結しているボルト23を固定解除操作し、別の弁蓋4から押え部材21及び当て部材22を撤去する工程と、
取付けベース部B1の上側ベース部材16と下側ベース部材15とを固定連結している第2締結手段17のボルト17Aを固定解除操作し、弁箱2の突起部9から上側ベース部材16及び下側ベース部材15を撤去する工程と、
を実行する。
上述の第1実施形態では、少なくとも新たな弁体6が装備された別の弁蓋4を弁箱2に取付けたが、図16に示すように、別の弁蓋4に代えて、弁箱2の弁体装着口部3を水密状態で閉止する蓋体60を取付けてもよい。
作業ハウジングHに設けた昇降搬送手段Dの昇降軸52の連結部に、中心部の筒状部60aにプラグ61を装着してある蓋体60の被連結部を連結する工程と、
作業ハウジングHにおける作業ハウジング本体43の下側連結フランジ43Aと作業用開閉弁V2における弁ケース40の上側連結フランジ40Bとを第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bで水密状態に固定連結する工程と、
作業用開閉弁V2の弁体39を開弁操作したのち、ネジ式の強制送り込み機構57の送込みナット57Cを締め込み操作して、作業ハウジングHの格納空間S内にある蓋体60を昇降軸52と一体的に弁箱2側に下降し、蓋体60の連結内嵌部60Aを弁箱2の連結外嵌部2Aに嵌合接続する工程と、
押え手段Cの第2押え治具C2で蓋体60を弁箱2側に押付け固定する工程と、
昇降軸52の連結部と蓋体60の被連結部との連結を解除したのち、環状取付け枠B2の円筒ケース体30と作業用開閉弁V2の弁ケース40とを固定連結している引き寄せボルト41を固定解除操作し、環状取付け枠B2の円筒ケース体30から作業用開閉弁V2及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを撤去する工程と、
嵌合接続された蓋体60の連結内嵌部60Aと弁箱2の連結外嵌部2Aとをロック手段7のロック部材7Aで固定連結する工程と、
第2押え治具C2の押込みボルト36による蓋体60の押付けを解除し、環状取付け枠B2の円筒ケース体30の連結フランジ31と取付けベース部B1の上側ベース部材16とを固定連結している第4締結手段32を固定解除操作し、環状取付け枠B2を取付けベース部B1から撤去する工程と、
取付けベース部B1の上側ベース部材16と下側ベース部材15とを固定連結している第2締結手段17のボルト17Aを固定解除操作し、弁箱2の突起部9から上側ベース部材16及び下側ベース部材15を撤去する工程と、
を実行する。
上述の第1実施形態では、少なくとも新たな弁体6が装備された別の弁蓋4を弁箱2に取付けたが、図17に示すように、別の弁蓋4に代えて、補修弁V3と、弁箱2の連結外嵌部2Aに嵌合接続可能な連結内嵌部66Bを備えた弁取付け部材66との組み物Eを取付けてもよい。
作業ハウジングHに設けた昇降搬送手段Dの昇降軸52の連結部に、組み物Eの補修弁V3に設けられる被連結部を連結する工程と、
作業ハウジングHにおける作業ハウジング本体43の下側連結フランジ43Aと作業用開閉弁V2における弁ケース40の上側連結フランジ40Bとを第5締結手段42のボルト42A・ナット42Bで水密状態に固定連結する工程と、
作業用開閉弁V2の弁体39を開弁操作したのち、ネジ式の強制送り込み機構57の送込みナット57Cを締め込み操作して、作業ハウジングHの格納空間S内にある組み物Eを昇降軸52と一体的に弁箱2側に下降し、弁取付け部材66の連結内嵌部66Bを弁箱2の連結外嵌部2Aに嵌合接続する工程と、
押え手段Cの第2押え治具C2で弁取付け部材66を弁箱2側に押付け固定する工程と、
昇降軸52の連結部と組み物Eの被連結部との連結を解除したのち、環状取付け枠B2の円筒ケース体30と作業用開閉弁V2の弁ケース40とを固定連結している引き寄せボルト41を固定解除操作し、環状取付け枠B2の円筒ケース体30から作業用開閉弁V2及び昇降搬送手段Dを備えた作業ハウジングHを撤去する工程と、
嵌合接続された弁取付け部材66の連結内嵌部66Bと弁箱2の連結外嵌部2Aとをロック手段7のロック部材7Aで固定連結する工程と、
第2押え治具C2の押込みボルト36による弁取付け部材66の押付けを解除し、環状取付け枠B2の円筒ケース体30の連結フランジ31と取付けベース部B1の上側ベース部材16とを固定連結している第4締結手段32を固定解除操作し、環状取付け枠B2を取付けベース部B1から撤去する工程と、
取付けベース部B1の上側ベース部材16と下側ベース部材15とを固定連結している第2締結手段17のボルト17Aを固定解除操作し、弁箱2の突起部9から上側ベース部材16及び下側ベース部材15を撤去する工程と、
を実行する。
(1)上述の実施形態では、弁箱2の連結外嵌部2Aの外周面におけるロック部材7Aの抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した下端部位に、環状の取付け基材Bを挾持状態で取付け可能な環状の突起部9を一体形成したが、この突起部9を弁箱2の連結外嵌部2Aの周方向で断続的に形成してもよい。
B 取付け基材
B1 取付けベース部
B2 環状取付け枠
C 押さ手段
C1 第1押え治具
C2 第2押え治具
D 昇降搬送手段
E 組み物
H 作業ハウジング
S 格納空間
V1 仕切弁
V2 作業用開閉弁
V3 補修弁
2 弁箱
2A 連結外嵌部
3 弁体装着口部
4 弁蓋
4A 連結内嵌部
5 弁棒
6 弁体
7 ロック手段
7A ロック部材
9 突起部
21 押え部材
60 蓋体
60A 連結内嵌部
66 弁取付け部材
66A 連結内嵌部
Claims (9)
- 流体配管系に接続された弁箱と、この弁箱に嵌合連結される弁蓋と、当該弁蓋に貫設された弁棒を介して弁箱の弁体装着口部から脱着自在に装着される弁体と、前記弁箱と弁蓋との嵌合連結部を構成する弁箱側の連結外嵌部と弁蓋側の連結内嵌部とに対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、そのロック部材を挿入した係合状態では弁箱と弁蓋とを水密状態で固定連結するロック手段とを備えた仕切弁のうち、前記弁体及び弁棒を備えた弁蓋を不断水状態で弁箱から撤去する仕切弁の弁蓋撤去工法であって、
前記弁箱に、前記ロック部材の抜き差し操作を許容する状態で環状の取付け基材を水密状態で取付ける工程と、
この取付け基材に設けた押え手段によって前記弁蓋を前記弁箱に対して押付けることにより、当該弁蓋の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部との間を水密状態に維持する工程と、
前記ロック手段のロック部材を抜き出して、前記弁箱の連結外嵌部と弁蓋の連結内嵌部との固定連結を解除する工程と、
前記取付け基材に、作業用開閉弁及び前記弁蓋に連結される昇降搬送手段を備えた作業ハウジングを水密状態で取付ける工程と、
前記押え手段の押付け固定を解除し、前記昇降搬送手段にて弁蓋を作業ハウジングの格納空間内に取り出したのち、前記作業用開閉弁を閉弁操作する工程と、
前記作業ハウジングの格納空間内に取り出された弁蓋を撤去する工程と、
を備えている仕切弁の弁蓋撤去工法。 - 前記押え手段が、前記弁蓋に脱着自在に装着された押え部材を介して前記弁蓋を前記弁箱に押付けるように構成されている請求項1記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。
- 前記取付け基材が、前記弁箱における前記ロック部材の抜き差し操作位置よりも下方側部位に突出形成された突起部に挾持固定されている請求項1又は2記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。
- 前記取付け基材が、前記弁箱における前記ロック部材の抜き差し操作位置よりも下方側部位に水密状態で取付けられる取付けベース部と、当該取付けベース部に水密状態で取付けられる少なくとも前記弁蓋の一部を囲繞する環状取付け枠とからなり、前記押え手段による押付け工程が、前記環状取付け枠の取付け前において、前記取付けベース部における前記環状取付け枠の内部空間相当領域に設けた第1押え治具で前記弁蓋を弁箱側に押付け固定する工程と、前記環状取付け枠の取付け後において、当該環状取付け枠に設けた外部から操作可能な第2押え治具で前記弁蓋を弁箱側に押付け固定する工程とから構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。
- 前記弁蓋の撤去工程後において、
作業ハウジングに設けた昇降搬送手段に、少なくとも新たな弁体が装備された別の弁蓋を連結する工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作して、前記作業ハウジングの格納空間内にある別の弁蓋を前記昇降搬送手段にて弁箱側に下降し、この別の弁蓋の連結内嵌部を弁箱の連結外嵌部に嵌合接続する工程と、
嵌合接続された別の弁蓋の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部とを前記ロック手段のロック部材で固定連結する工程と、
が備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。 - 前記弁蓋の撤去工程後において、
作業ハウジングに設けた昇降搬送手段に、弁箱の弁体装着口部を水密状態で閉止する蓋体を連結する工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作して、前記作業ハウジングの格納空間内にある前記蓋体を前記昇降搬送手段にて弁箱側に下降し、蓋体の連結内嵌部を弁箱の連結外嵌部に嵌合接続する工程と、
嵌合接続された蓋体の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部とを前記ロック手段のロック部材で固定連結する工程と、
が備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。 - 前記弁蓋の撤去工程後において、
前記作業ハウジングに設けた昇降搬送手段に、補修弁と、弁箱の連結外嵌部に嵌合接続可能な連結内嵌部を備えた弁取付け部材との組み物を連結する工程と、
前記作業用開閉弁を開弁操作して、前記作業ハウジングの格納空間内にある組み物を前記昇降搬送手段にて弁箱側に下降し、弁取付け部材の連結内嵌部を弁箱の連結外嵌部に嵌合接続する工程と、
嵌合接続された弁取付け部材の連結内嵌部と弁箱の連結外嵌部とを前記ロック手段のロック部材で固定連結する工程と、
が備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切弁の弁蓋撤去工法。 - 流体配管系に接続される弁箱と、この弁箱に嵌合連結される弁蓋と、当該弁蓋に貫設された弁棒を介して前記弁箱の弁体装着口部から脱着自在に装着される弁体とが備えられている仕切弁であって、
前記弁箱と前記弁蓋との嵌合連結部には、この嵌合連結部を構成する前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部とに対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、そのロック部材を挿入した係合状態では前記弁箱と前記弁蓋とを水密状態で固定連結するロック手段が設けられているとともに、
前記弁箱における前記ロック部材の抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した部位には、前記弁蓋を前記弁箱に押付ける押え手段を含む環状の取付け基材が上下方向に沿って水密状態に当接可能な当接面が形成されている仕切弁。 - 流体配管系に接続される弁箱と、この弁箱に嵌合連結される弁蓋と、当該弁蓋に貫設された弁棒を介して前記弁箱の弁体装着口部から脱着自在に装着される弁体とが備えられている仕切弁であって、
前記弁箱と前記弁蓋との嵌合連結部には、この嵌合連結部を構成する前記弁箱の連結外嵌部と前記弁蓋の連結内嵌部とに対して外方から抜き差し自在なロック部材を有し、且つ、そのロック部材を挿入した係合状態では前記弁箱と前記弁蓋とを水密状態で固定連結するロック手段が設けられているとともに、
前記弁箱は、前記ロック部材の抜き差し操作位置よりも下方側に偏倚した部位から環状に突出形成され、前記弁蓋を前記弁箱に押付ける押え手段を含む環状の取付け基材を水密状態に取付け可能な突起部を有している仕切弁。
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