JP2019027046A - 杭打機 - Google Patents

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【課題】バックステーを地組みする際や、輸送や保管をする際に、ステー部材やステーシリンダの転がりを防止することができる杭打機を提供する。【解決手段】バックステー22の先端ステー部材22aは、円筒部22cの先端にリーダホルダ連結部22dを、基端に連結フランジ22eを設け、中間ステー部材22bは円筒部22cの両端に連結フランジ22eを設け、円筒部22cを水平に置けるようにステーサポート22fを設け、バックステー22を水平に置いた時の上面に吊上げ用の突片22jを設ける。ステーシリンダ21は、シリンダボディ21aの先端に連結フランジ21bを、基端に車体取付部21cを設け、ステーシリンダ21を水平に置けるようにシリンダボディ21aにステーサポート21dを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、ベースマシンの前部に起伏可能に設けられるリーダを一対のバックステーで後方から支持する杭打機に関し、詳しくは、リーダとバックステーとを地組みした後、ベースマシンに立設する杭打機に関する。
大型の杭打機では、リーダやバックステーは、ベースマシンの前方に載置して地組みした後、リーダの先端側に架け渡されたワイヤロープと起伏ロープとでベースマシンに立設させている。バックステーは、地組みする際に、載置した状態で円筒状の複数のステー部材を連結するとともに、基端側にステーシリンダを連結しているが、ステー部材は、位相を合わせて接合しないと、バックステーとリーダとの接合部がずれて接合できない場合があった。このため、地組みの際に、円筒状のステー部材やステーシリンダが転動すると、ステー部材の連結作業に手間が掛かることから、ステー部材に転動防止用の治具を着脱可能に設けたものがあった(例えば、特許文献1参照)。また、ステー部材の輸送時や保管時には、ステー部材に角材をあてがって、転がりを防止することがあった。
特開平8−199571号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、バックステーの組立・分解作業の際に、転動防止用の治具をステー部材に着脱する工程が増えることから、作業性が良くなかった。また、ステー部材の輸送時や保管時に、ステー部材に角材をあてがって転がりを防止するものでは、多数のステー部材を保持する際に、角材に大きな重量が掛かり、ステー部材がずれる虞があった。
そこで本発明は、バックステーを地組みする際や、輸送や保管をする際に、ステー部材やステーシリンダの転がりを防止し、作業性の向上を図ることができる杭打機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の杭打機のバックステーは、ベースマシンの前部に起伏可能に設けられるリーダと、前記リーダを後方から支持する一対のバックステーとを有し、前記リーダと前記バックステーとを前記ベースマシンの前方に倒伏した状態で地組みした後に立設する杭打機において、前記バックステーは、一端に前記リーダに連結するリーダ連結部を、他端に連結フランジを有する先端ステー部材と、両端に連結フランジを有する中間ステー部材と、シリンダヘッド側に連結フランジを、ロッド先端にベースマシンに取り付けられる車体取付部を有するステーシリンダとから形成され、前記先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダには、地組みする際に前記連結フランジよりも下方に突出し、下端に水平な接地面を備えた複数のステーサポートをそれぞれ設けたことを特徴としている。
また、前記ステーサポートと前記連結フランジとが一体に形成されると好ましい。さらに、前記先端ステー部材、前記中間ステー部材および前記ステーシリンダをステーサポートにて支持させたときに、リーダホルダ連結部および前記連結フランジが適正な方向に向けて配置できると好適である。また、前記先端ステー部材、中間ステー部材およびステーシリンダのそれぞれは、水平に吊り上げ可能な位置に吊り上げ用の突片を設けると好ましい。
本発明の杭打機のバックステーによれば、先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダにステーサポートをそれぞれ設けたことにより、バックステーを地組みする際に、先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダを適正な方向に向けてそれぞれ配置できるとともに転がりを防止できる。これにより、連結する先端ステー部材及び中間ステー部材の連結フランジ同士と、中間ステー部材の連結フランジとステーシリンダの連結フランジとを良好に連結させることができ、バックステーの組立作業の作業性を向上させることができる。
さらに、地組みをする際に、ステーサポートにより連結フランジが地面よりも高い位置に配置されることから、連結フランジが傷むことを防止でき、また、連結フランジをボルトで締結して連結する際には、スパナ等の工具が地面に干渉することがなく、作業性の向上を図ることができる。さらに、ステーサポートは、予め、先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダに取り付けられていることから、バックステーの組立作業の際に、ステーサポートを着脱させる必要がない。また、バックステーの分解作業を行う際にも、同様に、先端ステー部材及び中間ステー部材の連結フランジ同士及び、中間ステー部材の連結フランジとステーシリンダの連結フランジとを良好に分解できることから、作業性の向上を図ることができる。
さらに、先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダを輸送・保管する際には、ステーサポートの接地面を接地させることにより、先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダの転がりを防止し、安定した状態で輸送・保管することができる。
本発明の第1形態例を示す杭打機のリーダとバックステーとを載置した状態の側面図である。 同じくリーダとバックステーとを載置した状態の杭打機の平面図である。 同じく載置した状態のバックステーの側面図である。 同じく載置した状態の先端ステー部材の側面図である。 同じく載置した状態の先端ステー部材の正面図である。 同じく載置した状態の先端ステー部材の背面図である。 図4のVII-VII断面図である。 本発明の第1形態例を示す載置した状態の中間ステー部材の側面図である。 同じく載置した状態のステーシリンダの側面図である。 同じく載置した状態のステーシリンダの正面図である。 同じく載置した状態のステーシリンダの背面図である。 同じくステー部材の保管状態を示す説明図である。 同じく組立途中の杭打機の説明図である。 同じく組み立てた状態の杭打機の側面図である。 本発明の第2形態例を示す載置した状態の先端ステー部材の側面図である。 同じく載置した状態の先端ステー部材の正面図である。 同じく載置した状態の先端ステー部材の背面図である。 同じく載置した状態の中間ステー部材の側面図である。 同じく載置した状態のステーシリンダの側面図である。 同じく載置した状態のステーシリンダの正面図である。 同じく載置した状態のステーシリンダの背面図である。
図1乃至図14は本発明の杭打機の第1形態例を示す図である。本形態例の杭打機11は、クローラを備えた下部走行体12の上部に、旋回ベアリングを介して上部旋回体13を旋回可能に設けることにより、ベースマシン14が形成されている。上部旋回体13は、前部に、リーダ15及びフロントジャッキ16,16が取り付けられるリーダブラケット17が設けられ、後部に、リアジャッキ18,18とステーシリンダ取付部19とが設けられている。
リーダ15は、リーダブラケット17に対して前後左右に傾動可能に取り付けられるリーダ基部材15aの上部に、複数のリーダ部材15bを連結して形成されている。リーダ15の上部には、リーダ15を保持するリーダホルダ20が設けられ、リーダホルダ20の後部には、ステーシリンダ21,21を介して上部旋回体13の後部に接続される左右一対のバックステー22,22の先端が連結され、該バックステー22,22によってリーダ15が後方から支持されている。
リーダ15の頂部には、ワイヤロープ23が掛け回される複数のガイドシーブを回転可能に備えたトップシーブブロック24が設けられ、リーダ15の前面には、各種作業装置、例えば、オーガを駆動するオーガ駆動装置(図示せず)がリーダ15に沿って昇降可能に設けられる。また、上部旋回体13の後部には、ガントリ26が立設され、起伏ウインチ(図示せず)からの起伏ロープ27が、ペンダントロープ28を介してリーダホルダ20に連結されている。
各バックステー22は、先端ステー部材22aと、3本の中間ステー部材22bと、ステーシリンダ21とを連結して形成されている。
先端ステー部材22aは、図4乃至図7に示されるように、円筒部22cの先端にリーダホルダ20へ連結されるリーダホルダ連結部22d(リーダ連結部)が、基端に円筒部22cよりも大径の連結フランジ22eがそれぞれ形成されている。さらに、リーダホルダ連結部22dの近傍と、連結フランジ22eの近傍とには、ステーサポート22f,22fが設けられている。各ステーサポート22fは、円筒部22cに取り付けられる取付部22gと、取付部22gの両端部から突出する一対の脚部22h,22hとを備えている。脚部22h,22hは、地組みする際に連結フランジ22eから突出する長さに形成され、各脚部22hの下端には、水平な接地面22iが設けられている。また、バックステー22を水平に置いた状態で、円筒部22cの上面の長手方向中央部には、連結孔を備えた吊上げ用の突片22jが設けられている。さらに、水平に置いた状態で、リーダホルダ連結部22dは、水平状態のリーダホルダ20と傾きが合うように取り付けられている。
中間ステー部材22bは、図8に示されるように、円筒部22cの両端に、先端ステー部材22aと同様の連結フランジ22e,22eが設けられ、連結フランジ22e,22eの近傍には、先端ステー部材22aと同様のステーサポート22f,22fが設けられている。さらに、バックステー22を水平に置いた状態で、円筒部22cの上面の長手方向中央部には、連結孔を備えた吊上げ用の突片22jが設けられている。
ステーシリンダ21は、図9乃至図11に示されるように、シリンダボディ21aの先端にシリンダボディ21aよりも大径で、連結フランジ22eに連結される連結フランジ21bが、基端にステーシリンダ21を上部旋回体13のステーシリンダ取付部19に取り付ける車体取付部21cがそれぞれ形成されている。さらに、ステーシリンダ21をベースマシン14に立設した際に、車体前方となるシリンダボディ21aの前面の連結フランジ21bの近傍と、車体取付部21cの近傍とには、ステーサポート21d,21dが設けられている。各ステーサポート21d,21dは、シリンダボディ21aに取り付けられる取付部21eと、取付部21eの両端部から突出する一対の脚部21f,21fとを備えている。脚部21f,21fは、地組みする際に連結フランジ21bから突出する長さに形成され、各脚部21fの下端には、水平な接地面21gが設けられている。また、各ステーサポート22fと各ステーサポート21dとは接地させた際に、各連結フランジ22eと連結フランジ21bの高さと傾きとが一致するように形成されている。さらに、バックステー22を水平に置いた状態で、シリンダボディ21aの上面には、連結孔を備えた吊上げ用の突片21hが、吊上げブラケット21iを介して取り付けられている。また、全ての先端ステー部材22aと中間ステー部材22b,ステーシリンダ21の連結フランジ21b,22eは、水平に置いた状態で高さと取付穴の位置とが合うようになっている。
次に、リーダ15及びバックステー22の組立及び立設方法について説明する。
まず、ベースマシン14の前方にリーダ基部材15aを載置した状態とし、リーダ基部材15aの先端部に、複数の支持台29に支持させた複数のリーダ部材15bを連結し、頂部にトップシーブブロック24を取り付けて地組みする。
次いで、各先端ステー部材22aの突片22jにワイヤを連結して吊上げて所定の位置に移動させた後、各ステーサポート22fの各脚部22hの接地面22iを接地させ、各先端ステー部材22aを所定の位置に載置する。さらに、3本の中間ステー部材22bの突片22jにワイヤを連結して順に吊上げて所定の位置に移動させた後、各ステーサポート22fの各脚部22hの接地面22iを接地させ、各中間ステー部材22bを所定の位置に載置して順に配置し、先端ステー部材22aと中間ステー部材22bの隣り合う連結フランジ22e同士を付き合わせてボルトにて連結する。さらに、ステーシリンダ21の突片21hにワイヤを連結して吊上げて所定の位置に移動させた後、各ステーサポート21dの各脚部21fの接地面21gを接地させ、各ステーシリンダ21を所定の位置に載置し、隣り合う中間ステー部材22bの連結フランジ22eと連結フランジ21bとを付き合わせてボルトにて連結する。
次に、図13に示されるように、地組みされたバックステー22を吊り上げ、先端ステー部材22aのリーダホルダ連結部22dをリーダホルダ20に連結する。
次いで、上部旋回体13にガントリ26を立設し、起伏ウインチ(図示せず)からの起伏ロープ27を、ペンダントロープ28を介してリーダホルダ20に連結する。さらに、図14に示されるように、起伏ロープ27でリーダ15を鉛直方向に起立させるとともに、バックステー22,22を立ち上げ、ステーシリンダ21,21の車体取付部21c,21cを、ステーシリンダ取付部19,19にそれぞれ取り付ける。なお、ワイヤ掛けや油圧配管の取り回しなどは従来の杭打機と同様に行われ、詳細な説明は省略する。また、リーダ15及びバックステー22の分解は、この手順を逆に行うことになる。
上述のように形成された本形態例の杭打機11は、バックステー22を地組みする際に、先端ステー部材22aと3本の中間ステー部材22bとステーシリンダ21とを、ステーサポート22fの各脚部22hやステーサポート21dの各脚部21fに支持させた状態で所定の位置に配置することにより、適正な方向に向けて先端ステー部材22aと各中間ステー部材22bとステーシリンダ21とを配置できるとともに、先端ステー部材22aと各中間ステー部材22bとステーシリンダ21の転がりを防止できる。
さらに、隣り合う先端ステー部材22a及び中間ステー部材22bの連結フランジ22e同士、及び、連結フランジ22eとステーシリンダ21の連結フランジ21b同士の位置合わせを良好に行える。また、各連結フランジ22eと連結フランジ21bは地面よりも高い位置に配置されることから、連結フランジ22e及び連結フランジ21bが傷むことを防止できるとともに、連結フランジ22e及び連結フランジ21bをボルトで締結して連結する際に、スパナ等の工具が地面に干渉することがなく、作業性の向上を図ることができる。また、バックステー22の分解作業の作業性も同様に向上させることができる。
さらに、先端ステー部材22a及び中間ステー部材22bやステーシリンダ21を輸送・保管する際には、図12に示されるように、ステーサポート22fやステーサポート21dの接地面21g,22iを接地させることにより、先端ステー部材22aや中間ステー部材22b及びステーシリンダ21の転がりを防止し、安定した状態で輸送・保管することができる。また、仕切り板30を用いて先端ステー部材22aや中間ステー部材22bやステーシリンダ21を安定させた状態で2段に載置させることができ、省スペース化を図ることができる。さらに、ステーサポート22fを円筒部22cに、ステーサポート21dをシリンダボディ21aに予め設けておくことにより、バックステー22の組立・分解作業の際や、輸送・保管の際に、ステーサポート22fやステーサポート21dを着脱させる必要がない。
図15乃至図21は、本発明の第2形態例を示すもので、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号をそれぞれ付して、その詳細な説明は省略する。
本形態例のバックステーの先端ステー部材31aは、図15乃至図17に示されるように、円筒部31bの先端にリーダホルダ連結部31c(リーダ連結部)が、基端に円筒部31bよりも大径の連結フランジ31dがそれぞれ形成されている。さらに、リーダホルダ連結部31cの基部前面と、連結フランジ31dの前面とにステーサポート31e,31fがそれぞれ一体に設けられている。
リーダホルダ連結部31cの基部前面に設けられるステーサポート31eは、地組みをする際に接地する一対の脚部31g,31gがリーダホルダ連結部31cの基部から一体に突設され、各脚部31gの下端には水平な接地面31hがそれぞれ形成されている。連結フランジ31dの前面に設けられるステーサポート31fは、地組みをする際に接地する一対の脚部31i,31iが連結フランジ31dから一体に突設され、各脚部31iの下端には水平な接地面31jがそれぞれ形成されている。また、バックステー22を水平に置いた状態で、円筒部31bの上面の長手方向中央部には、連結孔を備えた吊上げ用の突片31kが設けられている。さらに、水平に置いた状態で、リーダホルダ連結部22dは、水平状態のリーダホルダ20と傾きが合うように取り付けられている。
中間ステー部材31mは、図18に示されるように、円筒部31bの両端に、先端ステー部材31aと同様の連結フランジ31d,31dが設けられ、各連結フランジ31dに、先端ステー部材31aと同様のステーサポート31fがそれぞれ一体に設けられている。さらに、バックステー22を水平に置いた状態で、円筒部31bの上面の長手方向中央部には、先端ステー部材31aと同様の突片31kが設けられている。
ステーシリンダ32は、図19乃至図21に示されるように、シリンダボディ32aの先端にシリンダボディ32aよりも大径で、連結フランジ31dに連結される連結フランジ32bが、基端にステーシリンダ32を上部旋回体13のステーシリンダ取付部19に取り付ける車体取付部32cがそれぞれ形成されている。さらに、ステーシリンダ32をベースマシン14に立設した際に、車体前方となる連結フランジ32bの前面にステーサポート32dが一体に設けられ、シリンダボディ32aの基端側前面にステーサポート32eが取り付けられている。
連結フランジ32bの前面に設けられるステーサポート32dは、地組みをする際に接地する一対の脚部32f,32fが連結フランジ32bから一体に突設され、各脚部32fの下端には水平な接地面32gがそれぞれ形成されている。シリンダボディ32aの基端側前面に取り付けられるステーサポート32eは、シリンダボディ32aに取り付けられる取付ブラケット32hと、地組みをする際に接地する脚部材32iとをボルト32jで連結して形成されたもので、脚部材32iの下端には水平な接地面32kが形成されている。さらに、バックステー22を水平に置いた状態で、シリンダボディ32aの上面には、連結孔を備えた突片32mが、吊上げブラケット32nを介して設けられている。また、全ての先端ステー部材31aと、中間ステー部材31m,ステーシリンダ32の連結フランジ31d,32bは、水平に置いた状態で高さと取付穴の位置とが合うようになっている。
なお、本発明は上述の各形態例に限るものではなく、中間ステー部材の本数は任意である。また、先端ステー部材や中間ステー部材に設けるステーサポートの個数は、2個以上であれば任意であり、ステーシリンダに設けるステーサポートの個数も2個以上であれば任意である。さらに、本発明は、上述の形態例のように大型の杭打機に限らず、中型や小型の杭打機にも適用することができる。
11…杭打機、12…下部走行体、13…上部旋回体、14…ベースマシン、15…リーダ、15a…リーダ基部材、15b…リーダ部材、16…フロントジャッキ、17…リーダブラケット、18…リアジャッキ、19…ステーシリンダ取付部、20…リーダホルダ、21…ステーシリンダ、21a…シリンダボディ、21b…連結フランジ、21c…車体取付部、21d…ステーサポート、21e…取付部、21f…脚部、21g…接地面、21h…突片、21i…吊上げブラケット、22…バックステー、22a…先端ステー部材、22b…中間ステー部材、22c…円筒部、22d…リーダホルダ連結部、22e…連結フランジ、22f…ステーサポート、22g…取付部、22h…脚部、22i…接地面、22j…突片、23…ワイヤロープ、24…トップシーブブロック、26…ガントリ、27…起伏ロープ、28…ペンダントロープ、29…支持台、30…仕切り板、31a…先端ステー部材、31b…円筒部、31c…リーダホルダ連結部、31d…連結フランジ、31e,31f…ステーサポート、31g…脚部、31h…接地面、31i…脚部、31j…接地面、31k…突片、31m…中間ステー部材、32…ステーシリンダ、32a…シリンダボディ、32b…連結フランジ、32c…車体取付部、32d,32e…ステーサポート、32f…脚部、32g…接地面、32h…取付ブラケット、32i…脚部材、32j…ボルト、32k…接地面、32m…突片、32n…吊上げブラケット

Claims (4)

  1. ベースマシンの前部に起伏可能に設けられるリーダと、前記リーダを後方から支持する一対のバックステーとを有し、前記リーダと前記バックステーとを前記ベースマシンの前方に倒伏した状態で地組みした後に立設する杭打機において、
    前記バックステーは、一端に前記リーダに連結するリーダ連結部を、他端に連結フランジを有する先端ステー部材と、両端に連結フランジを有する中間ステー部材と、シリンダヘッド側に連結フランジを、ロッド先端にベースマシンに取り付けられる車体取付部を有するステーシリンダとから形成され、
    前記先端ステー部材、中間ステー部材及びステーシリンダには、地組みする際に前記連結フランジよりも下方に突出し、下端に水平な接地面を備えた複数のステーサポートをそれぞれ設けたことを特徴とする杭打機。
  2. 前記ステーサポートと前記連結フランジとが一体に形成されることを特徴とする請求項1記載の杭打機。
  3. 前記先端ステー部材、前記中間ステー部材および前記ステーシリンダをステーサポートにて支持させたときに、リーダホルダ連結部および前記連結フランジが適正な方向に向けて配置できることを特徴とする請求項1または2に記載の杭打機。
  4. 前記先端ステー部材、中間ステー部材およびステーシリンダのそれぞれは、水平に吊り上げ可能な位置に、吊り上げ用の突片を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の杭打機。
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