JP2015073027A - 気密封止用キャップ、電子部品収納用パッケージおよび気密封止用キャップの製造方法 - Google Patents

気密封止用キャップ、電子部品収納用パッケージおよび気密封止用キャップの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】溶融した半田の一部が気密封止用キャップの外側面に広がる(濡れ広がる)のを抑制することによって、電子部品収納部材が接合される領域における半田の量が減少するのを抑制することが可能な気密封止用キャップを提供する。
【解決手段】この気密封止用キャップ1は、基材2と、基材2の表面2a上に形成されたNiメッキ層3と、Niメッキ層3の表面3a上に形成されたAuメッキ層4とを備える。基材2の表面2aは、半田を介して電子部品収納部材20が接合される半田領域S3と、半田領域S3の内側にあり半田領域S3に隣接しないメッキ領域S4と、半田領域S3の内側にあり半田領域S3に隣接する酸化領域S2と、半田領域S3の外側にあり半田領域S3に隣接する酸化領域S1とに区分され、酸化領域S1およびS2ではNiメッキ層3が露出して酸化されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、気密封止用キャップ、電子部品収納用パッケージおよび気密封止用キャップの製造方法に関し、特に、半田を介して電子部品収納部材が接合される気密封止用キャップ、その気密封止用キャップを用いた電子部品収納用パッケージおよびその気密封止用キャップの製造方法に関する。
従来、半田を介して電子部品収納部材が接合される気密封止用キャップが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の図5には、42アロイ(42Ni−Fe合金)とニッケルとをクラッドした材料からなり、パッケージに接合される金属製ハーメチックシール蓋が開示されている。この金属製ハーメチックシール蓋では、蓋本体の封止面のうち、外端部およびその周辺に形成されたリング状の封止領域の内側の全領域において、ニッケルがレーザにより酸化されている。これにより、リング状の封止領域の内側の全領域において半田の濡れ性が低くなるように形成されている。
特開平4−96256号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の金属製ハーメチックシール蓋では、リング状の封止領域の内側の全領域のニッケルが酸化されている一方、封止領域のニッケルは酸化されていないことにより半田の濡れ性が高いままである。このため、金属製ハーメチックシール蓋をパッケージに接合する際に、溶融した半田の一部が外端部から外側にはみ出して、金属製ハーメチックシール蓋の外側面を這い上がる場合がある。この場合、封止領域の半田の量が減少し、その結果、封止性が十分に確保されないという問題点がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の1つの目的は、溶融した半田の一部が気密封止用キャップの外側面に広がる(濡れ広がる)のを抑制することによって、電子部品収納部材が接合される領域における半田の量が減少するのを抑制することが可能な気密封止用キャップ、その気密封止用キャップを用いた電子部品収納用パッケージおよびその気密封止用キャップの製造方法を提供することである。
本発明の第1の局面による気密封止用キャップは、電子部品を収納するための電子部品収納部材を含む電子部品収納用パッケージに用いられる気密封止用キャップであって、基材と、基材の表面上に形成された第1メッキ層と、第1メッキ層の表面上に形成された第2メッキ層とを備え、平面視において、基材の表面は、半田を介して電子部品収納部材が接合される第1領域と、第1領域の内側にあり第1領域に隣接しない第2領域と、第1領域の内側にあり第1領域に隣接する第3領域と、第1領域の外側にあり第1領域に隣接する第4領域とに区分され、第3領域および第4領域では第1メッキ層が露出して酸化されている。なお、「外側」とは、平面視において、気密封止用キャップの外端部側を意味し、「内側」とは、平面視において、気密封止用キャップの中心側を意味する。
上記第1の局面による気密封止用キャップにおいて、好ましくは、第1領域および第4領域は、平面視において、リング状に形成されており、リング状の第4領域における外周縁と内周縁との離間距離は、リング状の第1領域における外周縁と内周縁との離間距離よりも小さい。
上記第1の局面による気密封止用キャップにおいて、好ましくは、第3領域および第4領域は、平面視において、リング状に形成されており、リング状の第4領域における外周縁と内周縁との離間距離は、リング状の第3領域における外周縁と内周縁との離間距離よりも小さい。
上記第1の局面による気密封止用キャップにおいて、好ましくは、第1領域および第3領域は、平面視において、リング状に形成されており、リング状の第3領域における外周縁と内周縁との離間距離は、リング状の第1領域における外周縁と内周縁との離間距離よりも大きい。
上記第1の局面による気密封止用キャップにおいて、好ましくは、第1領域の内側の領域のうち、第2領域が占める平面積は、第3領域が占める平面積よりも大きい。
上記第1の局面による気密封止用キャップにおいて、好ましくは、平面視において、基材は四角形状を有し、第3領域はリング状に形成されており、第3領域の基材の角部に対応する領域には、気密封止用キャップの角部側に向かって突出する突出領域が形成されている。
上記第1の局面による気密封止用キャップにおいて、好ましくは、第1メッキ層は、Niメッキ層であり、第2メッキ層は、Auメッキ層である。この場合、好ましくは、第1領域の第2メッキ層の表面上に、Au−Sn合金からなる半田が配置される。
本発明の第2の局面による電子部品収納用パッケージは、上記第1の局面による気密封止用キャップと、気密封止用キャップにより封止され、電子部品を収納する電子部品収納部材とを備える。
本発明の第3の局面による気密封止用キャップの製造方法は、電子部品を収納するための電子部品収納部材を含む電子部品収納用パッケージに用いられる気密封止用キャップの製造方法であって、基材を準備する工程と、基材の表面上に第1メッキ層を形成する工程と、第1メッキ層の表面上に第2メッキ層を形成する工程と、半田を介して電子部品収納部材が接合される第1領域の内側の領域のうち、第1領域とは隣接しない第2領域の第2メッキ層を残しながら、第1領域に隣接する第3領域の第2メッキ層をレーザを用いて除去し、第1領域の外側の第4領域の第2メッキ層をレーザを用いて除去することによって、第3領域および第4領域の第1メッキ層の表面を露出させるとともに、露出した第1メッキ層の表面を酸化させる工程とを備える。
本発明によれば、上記のように、第1領域の外側にあり第1領域に隣接する第4領域では第1メッキ層を露出させて酸化することによって、第1領域の外側の第4領域において、半田に対する濡れ性を低くすることができるので、半田が濡れ拡がるのを抑制することができる。これにより、溶融した半田の一部が気密封止用キャップの外側面に到達するのを抑制することができる。この結果、気密封止用キャップを電子部品収納部材に接合する際に、溶融した半田の一部が気密封止用キャップの外側面に広がる(濡れ広がる)のを抑制することができるので、電子部品収納部材が接合される領域の半田の量が減少するのを抑制することができ、その結果、電子部品収納用パッケージの封止性を十分に確保することができる。
また、第1領域の内側にあり第1領域に隣接しない第2領域と、第1領域の内側にあり第1領域に隣接する第3領域とを区分するとともに、第3領域では第1メッキ層を露出させて酸化する。これにより、第1領域の内側の第3領域においても、半田に対する濡れ性を低くすることができるので、半田が濡れ拡がるのを抑制することができる。これによっても、電子部品収納部材が接合される領域の半田の量が減少するのを抑制することができる。また、第1領域とは隣接しない第2領域の第2メッキ層を残すことによって、第2領域の第1メッキ層にピンホールなどの欠陥がある場合であっても、第1領域に隣接しない第2領域においては、第2メッキ層により第1メッキ層を覆うことにより欠陥が気密封止用キャップの表面に現れるのを抑制することができる。これにより、半田を介して電子部品収納部材が接合される第1領域の内側の領域のうちの第1領域に隣接する第3領域において、半田が濡れ拡がるのを抑制しながら、第1領域に隣接しない(第3領域の内側の)第2領域における耐食性を向上させることができる。
さらに、上記第3の局面による気密封止用キャップの製造方法では、第1領域に隣接する第3領域の第2メッキ層と、第1領域の外側の第4領域の第2メッキ層とをレーザを用いて除去することによって、第2メッキ層を除去しない部分にマスクなどを形成しなくとも、容易に、第3領域の第2メッキ層と第4領域の第2メッキ層とを除去することができるとともに、マスクを除去する際に用いられる試薬により、第1メッキ層および第2メッキ層が腐食するのを抑制することができる。また、レーザを用いて、第3領域および第4領域の第1メッキ層の表面を露出させるとともに、露出する第1メッキ層の表面を酸化させることによって、別途露出する第1メッキ層の表面を酸化させるための工程を必要としないので、製造工程を簡略化することができる。
本発明の第1実施形態による電子部品収納用パッケージの全体構成を示した断面図である。 本発明の第1実施形態による気密封止用キャップを示した平面図である。 図2の300−300線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による気密封止用キャップの酸化領域周辺を示した拡大断面図である。 本発明の第1実施形態による気密封止用キャップの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による気密封止用キャップへのレーザトリミングを説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による気密封止用キャップに半田層を形成する工程を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態による気密封止用キャップを示した平面図である。 本発明の第2実施形態による気密封止用キャップの突出領域を示した拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態による電子部品収納用パッケージ100の構造について説明する。
本発明の第1実施形態による電子部品収納用パッケージ100は、図1に示すように、気密封止用キャップ1と、水晶振動子などの電子部品10と、電子部品10を収納するための電子部品収納部材20とを備えている。
電子部品収納部材20は、アルミナなどの絶縁性材料からなるセラミック基板21およびセラミック枠体22を含んでいる。セラミック基板21は板状の部材であり、セラミック枠体22は、セラミック基板21の上面に外周に沿って配置されているとともに、所定の高さで上方(Z1側)に延びている。また、セラミック枠体22によって囲まれた収納空間内のセラミック基板21上には、バンプ11を介して電子部品10が取り付けられている。また、セラミック枠体22の上面上には、タングステン層23およびNi−Co合金層24が形成されている。そして、セラミック枠体22の上面上のNi−Co合金層24は、約80質量%のAuを含むAu−Sn合金からなる半田層30を介して、気密封止用キャップ1と接合されている。
気密封止用キャップ1は、図2に示すように、矩形状(四角形状)の平板からなり、4つの角部1aがR面取りされている。また、気密封止用キャップ1は、図3に示すように、Fe−Ni−Co合金からなる基材2と、基材2の表面2a上に形成され、酸化領域S1およびS2において表面3aが露出するNiメッキ層3と、半田領域S3およびメッキ領域S4においてNiメッキ層3の表面3a上に形成されるAuメッキ層4とを含んでいる。なお、Auメッキ層4は、Niメッキ層3よりも半田層30の半田(Au−Sn合金)に対する濡れ性が高くなるように構成されている。なお、Niメッキ層3およびAuメッキ層4は、それぞれ、本発明の「第1メッキ層」および「第2メッキ層」の一例である。
また、図2に示すように、基材2の表面2aは、酸化領域S1、酸化領域S2、半田領域S3およびメッキ領域S4の4つの領域に区分されている。具体的には、酸化領域S1は、リング状に形成された半田領域S3の外側に隣接するようにリング状に形成されているとともに、酸化領域S2は、リング状の半田領域S3の内側に隣接するようにリング状に形成されている。また、メッキ領域S4は、半田領域S3の内側に形成されている一方、酸化領域S2の内側に隣接するように矩形状に形成されており、半田領域S3とは隣接しないように形成されている。つまり、気密封止用キャップ1では、外端部1c側(外側)から内側に向かって、酸化領域S1、半田領域S3、酸化領域S2およびメッキ領域S4が順に形成されている。なお、「外側」とは、平面的に見て、気密封止用キャップ1の外端部1c側を意味し、「内側」とは、平面的に見て、気密封止用キャップ1の中心側を意味する。
基材2は、平板状であり、短手方向(X方向)に約1.9mmの幅W1、長手方向(Y方向)に約2.4mmの長さL1、および、厚み方向(Z方向)に約0.1mmの厚みt1(図3参照)になるように形成されている。また、図1に示すように、基材2は、気密電子部品収納部材20よりも若干小さく形成されている。これにより、気密封止用キャップ1と電子部品収納部材20とが接合された際に、気密封止用キャップ1が電子部品収納部材20の長手方向および短手方向からはみ出るのを抑制することが可能である。
Niメッキ層3は、図3に示すように、基材2の封止面1b側の面だけでなく、封止面1bに対向する外側の面(Z1側の面)、および、4つの外側面の表面2aの全面を取り囲むように形成されている。つまり、基材2は、Niメッキ層3に完全に覆われている。
また、図4に示すように、Niメッキ層3は、約2μm以上約3μm以下の厚みt2で形成されているとともに、Auメッキ層4は、約0.02μmの厚みt3で形成されている。また、基材2の大きさに比べて、Niメッキ層3およびAuメッキ層4の大きさ(厚みt2およびt3)は無視できるほどに小さいので、気密封止用キャップ1の大きさは、基材2の大きさと略変わらない。なお、図1、図3および図5〜図7では、理解容易のため、Niメッキ層3の厚みおよびAuメッキ層4の厚みを誇張して図示している。
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、半田領域S3の外側に位置するリング状の酸化領域S1では、半田領域S3の外側のAuメッキ層4がリング状に除去されることによって、Niメッキ層3の表面3aが露出しているとともに、露出したNiメッキ層3の表面3aが酸化されて酸化膜層3bが形成されている。同様に、半田領域S3の内側に位置するリング状の酸化領域S2では、半田領域S3の内側のAuメッキ層4がリング状に除去されることによって、Niメッキ層3の表面3aが露出しているとともに、露出したNiメッキ層3の表面3aが酸化されて酸化膜層3bが形成されている。この際、半田領域S3の内側に位置し、半田領域S3とは隣接しないメッキ領域S4のAuメッキ層4を残しながら、半田領域S3の外側および内側のAuメッキ層4がリング状に除去されている。また、露出したNiメッキ層3の酸化膜層3bは酸化されているため、酸化されていないNiメッキ層3の表面3aよりも、半田(Au−Sn合金)に対する濡れ性がさらに低下している。また、酸化膜層3bは、Auメッキ層4よりも半田に対する濡れ性が低い。なお、酸化領域S1およびS2は、それぞれ、本発明の「第4領域」および「第3領域」の一例である。
また、リング状の酸化領域S1の幅W2は、約30μm以上約60μm以下になるように形成されており、リング状の酸化領域S2の幅W3は、約100μmになるように形成されている。つまり、リング状の酸化領域S2の幅W3は、リング状の酸化領域S1の幅W2よりも大きい。なお、本実施形態において、リング状の領域の幅とは、リング状の領域における外周縁(外端部1c側の周縁)と内周縁(外端部1cと反対側の周縁)との離間距離のことを示す。
また、図4に示すように、酸化領域S1の内側に隣接するとともに、酸化領域S2の外側に隣接する半田領域S3では、Niメッキ層3の表面3a上にAuメッキ層4が形成されているとともに、Auメッキ層4の表面上に、Au−Sn合金の半田からなる半田層30が配置されている。これにより、図1に示すように、半田領域S3において、半田層30のAuメッキ層4を介して、電子部品収納部材20が気密封止用キャップ1に接合されるように構成されている。なお、半田領域S3は、本発明の「第1領域」の一例である。
また、図2に示すように、リング状の半田領域S3の幅W4は、角部1aに対応する領域を除いて、約80μmの長さで略一定になるように形成されている。また、リング状の酸化領域S1の幅W2は、リング状の半田領域S3の幅W4よりも小さい。また、リング状の酸化領域S2の幅W3は、リング状の半田領域S3の幅W4よりも大きい。なお、角部1aに対応する領域における半田領域S3の幅は、幅W4よりも若干大きい。
また、図4に示すように、半田領域S3の内側において、半田領域S3とは隣接せずに酸化領域S2の内側に隣接するメッキ領域S4では、Niメッキ層3の表面3a上にAuメッキ層4が形成されている。また、半田領域S3とは異なり、メッキ領域S4では、Auメッキ層4の表面上に、半田層30は配置されていない。また、メッキ領域S4は、図2に示すように、平面視において(平面的に見て)、略矩形状に形成されているとともに、短手方向(X方向)の幅W5と長手方向(Y方向)の長さL2とは、共に、酸化領域S1の幅W2、酸化領域S2の幅W3、および、半田領域S3の幅W4よりも大きくなるように形成されている。さらに、メッキ領域S4の占める平面積は、酸化領域S2の占める平面積よりも大きくなるように形成されている。なお、メッキ領域S4は、本発明の「第2領域」の一例である。
また、R面取りされた角部1aに対応する領域において、酸化領域S1、酸化領域S2、半田領域S3およびメッキ領域S4の互いの境界線は、R面取りされた角部1aに対応するように曲線状に形成されている。
第1実施形態では、上記のように、半田領域S3の外側の酸化領域S1において、Auメッキ層4をリング状に除去することによって、Niメッキ層3の表面3aを露出させるとともに、露出したNiメッキ層3の表面3aを酸化して、Auメッキ層4よりも半田に対する濡れ性が低い酸化膜層3bを形成する。これにより、半田領域S3の外側に位置する酸化領域S1において、半田に対する濡れ性を低くすることができるので、半田層30の半田が濡れ拡がるのを抑制することができるので、溶融した半田の一部が気密封止用キャップ1の外側面に到達するのを抑制することができる。この結果、気密封止用キャップ1を電子部品収納部材20に接合する際に、溶融した半田の一部が気密封止用キャップ1の外側面に広がる(濡れ広がる)のを抑制することができるので、半田領域S3の半田の量が減少するのを抑制することができ、その結果、電子部品収納用パッケージ100の封止性を十分に確保することができる。
また、第1実施形態では、半田領域S3の内側にあり半田領域S3に隣接しないメッキ領域S4と、半田領域S3の内側にあり半田領域S3に隣接する酸化領域S2とを区分するとともに、半田領域S3の内側において、半田領域S3とは隣接しないメッキ領域S4のAuメッキ層4を残しながら、半田領域S3の内側のAuメッキ層4をリング状に除去することによって、酸化領域S2において、Niメッキ層3の表面3aを露出させるとともに、露出したNiメッキ層3の表面3aを酸化して、Auメッキ層4よりも半田に対する濡れ性が低い酸化膜層3bを形成する。これにより、半田領域S3の内側の酸化領域S2においても、半田に対する濡れ性を低くすることができるので、半田層30の半田が濡れ拡がるのを抑制することができる。これによっても、半田領域S3の半田の量が減少するのを抑制することができる。また、半田領域S3とは隣接しないメッキ領域S4のAuメッキ層4を残すことによって、メッキ領域S4のNiメッキ層3にピンホールなどの欠陥がある場合であっても、半田領域S3に隣接しないメッキ領域S4においては、Auメッキ層4によりNiメッキ層3を覆うことにより欠陥が封止面1bに現れるのを抑制することができる。これにより、半田領域S3の内側の領域のうちの半田領域S3に隣接する酸化領域S2において、半田が濡れ拡がるのを抑制しながら、半田領域S3に隣接しない(酸化領域S2の内側の)メッキ領域S4における耐食性を向上させることができる。
また、第1実施形態では、半田領域S3の外側のリング状の酸化領域S1の幅W2(約30μm以上約60μm以下)をリング状の半田領域S3の幅W4(約80μm)よりも小さくすることによって、半田領域S3をより外側(外端部1c側)に近い位置に設けることができるので、半田領域S3よりも内側の領域(酸化領域S2およびメッキ領域S4)を大きく確保しつつ、気密封止用キャップ1が大型化するのを抑制することができる。また、半田領域S3を十分に確保することができるので、気密封止用キャップ1と電子部品収納部材20とを広い範囲で接合することができ、その結果、電子部品収納用パッケージ100の封止性を確実に確保することができる。
また、第1実施形態では、半田領域S3の内側のリング状の酸化領域S2の幅W3(約100μm)を半田領域S3の外側のリング状の酸化領域S1の幅W2(約30μm以上約60μm以下)よりも大きくすることによって、半田領域S3の外側の酸化領域S1を小さくすることができるので、その分、気密封止用キャップ1が大型化するのを抑制することができる。また、半田領域S3の内側に隣接する酸化領域S2の幅W3を十分に確保することができるので、半田層30の半田が酸化領域S2を超えてメッキ領域S4に濡れ拡がるのを抑制することができる。これにより、半田領域S3の半田の量が減少するのをさらに抑制することができるとともに、気密封止用キャップ1の内側に濡れ拡がった半田が電子部品10などにかかるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、半田領域S3の内側のリング状の酸化領域S2の幅W3(約100μm)をリング状の半田領域S3の幅W4(約80μm)よりも大きくすることによって、酸化領域S2の幅W3を十分に確保することができるので、半田層30の半田が酸化領域S2を超えてメッキ領域S4に濡れ拡がるのを効果的に抑制することができる。
また、第1実施形態では、半田領域S3の内側において、酸化領域S2の内側のメッキ領域S4の占める平面積を酸化領域S2の占める平面積よりも大きくすることによって、半田領域S3の内側においてメッキ領域S4の占める範囲を大きくすることができるので、Niメッキ層3がAuメッキ層4により覆われている範囲を大きくすることができる。これにより、半田領域S3の内側の広い範囲において耐食性を向上させることができる。
また、第1実施形態では、気密封止用キャップ1が、基材2の表面2a上に形成され、酸化領域S1およびS2において表面3aが露出するNiメッキ層3と、半田領域S3およびメッキ領域S4においてNiメッキ層3の表面3a上に形成されるAuメッキ層4とを含むように構成する。これにより、容易に、Niメッキ層3の表面3aを酸化して、酸化領域S1およびS2において半田に対する濡れ性を低くすることができる。
また、第1実施形態では、半田領域S3において、Niメッキ層3の表面3a上にAuメッキ層4を形成するとともに、Auメッキ層4の表面上に、Au−Sn合金の半田からなる半田層30を配置する。これにより、半田領域S3のAuメッキ層4の表面上に、Auメッキ層4と同種のAuを含むAu−Sn合金の半田からなる半田層30が配置されるので、Auメッキ層4における半田に対する濡れ性および密着性をより向上させることができる。
次に、図1、図2および図4〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による気密封止用キャップ1および電子部品収納用パッケージ100の製造方法について説明する。
まず、図5に示すように、Fe−Ni−Co合金からなる板状コイルをプレス加工によって打ち抜くことにより、短手方向(X方向)に約1.9mmの幅W1(図2参照)、長手方向(Y方向)に約2.4mmの長さL1(図2参照)、および、厚み方向(Z方向)に約0.1mmの厚みt1(図3参照)を有するFe−Ni−Co合金からなる基材2を作成する。この基材2の表面2aの全面に、Niメッキ層3を約2μm以上約3μm以下の厚みt2(図4参照)で形成するとともに、Niメッキ層3の表面3aの全面に、Auメッキ層4を約0.02μmの厚みt3(図4参照)で形成する。
ここで、第1実施形態の製造方法では、図6に示すように、レーザトリミングにより、封止面1b側の酸化領域S1およびS2において、Niメッキ層3の表面3aを露出させる。具体的には、YVO(Yttrium Vanadium tera Oxide)を媒体とするレーザを用いて、外端部1cおよびその周辺に位置し、半田領域S3の外側に隣接する酸化領域S1のAuメッキ層4をリング状に除去する。この際、酸化領域S1の幅W2(図4参照)が約30μm以上約60μm以下になるように、Auメッキ層4をリング状に除去する。同時に、半田領域S3の内側に隣接する酸化領域S2のAuメッキ層4をリング状に除去する。この際、酸化領域S2の幅W3(図4参照)が約100μmになるように、Auメッキ層4をリング状に除去する。なお、Auメッキ層4の除去により露出されたNiメッキ層3の表面3aは、レーザ照射による熱によって短時間で酸化される。これにより、酸化領域S1およびS2において、Niメッキ層3の表面3aが酸化されて、酸化膜層3bが形成される。このようにして、本発明の第1実施形態による気密封止用キャップ1が形成される。
このように、レーザを用いて、外端部1cおよびその周辺に位置し、半田領域S3の外側に隣接する酸化領域S1のAuメッキ層4をリング状に除去し、半田領域S3の内側に隣接する酸化領域S2のAuメッキ層4をリング状に除去する。この際、Auメッキ層4の除去により露出されたNiメッキ層3の表面3aには、レーザ照射による熱によって酸化された酸化膜層3bが形成されるように構成する。これにより、Auメッキ層4を除去しない部分にマスクなどを形成しなくとも、容易に、酸化領域S1のAuメッキ層4と酸化領域S2のAuメッキ層4とを除去することが可能であるとともに、マスクを除去する際に用いられる試薬により、Niメッキ層3および第Auメッキ層4が腐食するのを抑制することが可能である。さらに、別途露出するNiメッキ層3の表面3aを酸化させるための工程を必要としないので、製造工程を簡略化することが可能である。
次に、図7に示すように、酸化領域S1の内側に隣接するリング状の半田領域S3において、Auメッキ層4の上面に、約80質量%のAuを含むAu−Sn合金からなる半田リング30aを配置する。この半田リング30aは、半田領域S3の幅W4(約80μm)よりも大きな約100μmの幅W7を有するとともに、平面的に見て、半田領域S3を覆うように配置される。
そして、NガスおよびHガス雰囲気中において、約280℃以上約320℃以下の温度で半田リング30aを溶融させることにより、図3および図4に示すように、半田領域S3上に、所定の厚みを有する半田層30を形成する。なお、図示していないものの、半田領域S3上のAuメッキ層4は、Au−Sn合金からなる半田層30中に拡散するため、実際の半田層30は、Niメッキ層3の表面3a上に形成されたような構造になる。
その後、図1に示すように、セラミック基板21上に配置したセラミック枠体22の上面上に、タングステン層23、Ni−Co合金層24およびAu層(図示せず)をこの順番で形成した電子部品収納部材20を準備する。その後、セラミック基板21の上面上にバンプ11を有する電子部品10を取り付ける。そして、前述の方法で形成した気密封止用キャップ1の半田層30をセラミック枠体22の上面に接触するように配置する。その後、真空中において、約280℃以上約310℃以下の温度で半田層30を再度溶融させることにより、気密封止用キャップ1をセラミック枠体22の上面に接合する。この際、図示しないAu層は、Au−Sn合金からなる半田層30中に拡散する。このようにして、本発明の第1実施形態による電子部品収納用パッケージ100が形成される。
(第2実施形態)
次に、図8および図9を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態に加えて、気密封止用キャップ201の酸化領域S2aにおいて、角部1aに対応する領域に突出領域S2bを設けた例について説明する。
本発明の第2実施形態による気密封止用キャップ201は、図8に示すように、酸化領域S1、酸化領域S2a、半田領域S3aおよびメッキ領域S4の4つの領域に区分されているとともに、酸化領域S2aでは、Auメッキ層4が除去されてNiメッキ層3の表面3aが露出されているとともに、その露出されたNiメッキ層3の表面3aが酸化されて酸化膜層3bが形成されている。なお、酸化領域S2aおよび半田領域S3aは、それぞれ、本発明の「第3領域」および「第1領域」の一例である。
ここで、第2実施形態では、基材2の4つの角部1aに対応する、リング状の酸化領域S2aの4つの領域の各々には、突出領域S2bが形成されている。この突出領域S2bは、図9に示すように、上記第1実施形態の酸化領域S2(破線部分)よりも角部1aに向かって外側(外端部1c側)に突出するように形成されている。これにより、4つの角部1aに対応する領域において、酸化領域S2aが外側に拡がる分、酸化領域S2の外側に隣接する半田領域S3aでは、4つの角部1aに対応する領域において、幅が小さくなるように形成されている。この際、角部1aに対応する領域における半田領域S3aの幅W8が、角部1aに対応する領域以外の半田領域S3aにおける幅W4の長さ(約80μm)と略同一になるように形成されている。
なお、第2実施形態による気密封止用キャップ201のその他の構成および製造方法は、上記第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
第2実施形態では、上記のように、半田領域S3aの外側の酸化領域S1において、Auメッキ層4を除去することによって、Niメッキ層3の表面3aを露出させるとともに、露出したNiメッキ層3の表面3aを酸化して、Auメッキ層4よりも半田に対する濡れ性が低い酸化膜層3bを形成する。これにより、溶融した半田の一部が気密封止用キャップ201の外側面に広がる(濡れ広がる)のを抑制することができるので、半田領域S3aの半田の量が減少するのを抑制することができる。また、半田領域S3aの内側にあり半田領域S3aに隣接しないメッキ領域S4と、半田領域S3aの内側にあり半田領域S3aに隣接する酸化領域S2aとを区分するとともに、半田領域S3aの内側のうち、半田領域S3aとは隣接しないメッキ領域S4のAuメッキ層4を残しながら、半田領域S3aの内側のAuメッキ層4を除去することによって、酸化領域S2aにおいて、Niメッキ層3の表面3aを露出させるとともに、露出したNiメッキ層3の表面3aを酸化して、Auメッキ層4よりも半田に対する濡れ性が低い酸化膜層3bを形成する。これによっても、半田領域S3aの半田の量が減少するのを抑制することができる。また、半田領域S3aとは隣接しないメッキ領域S4のAuメッキ層4を残すことによって、半田領域S3aの内側の領域のうちの半田領域S3aに隣接する酸化領域S2aにおいて、半田が濡れ拡がるのを抑制しながら、半田領域S3aに隣接しない(酸化領域S2aの内側の)メッキ領域S4における耐食性を向上させることができる。
また、第2実施形態では、基材2の4つの角部1aに対応する、リング状の酸化領域S2aの4つの領域の各々に、角部1aに向かって外側(外端部1c側)に突出する突出領域S2bを形成する。これにより、気密封止用キャップ201の角部1aに対応する領域における酸化領域S2aを大きくすることができるので、その分、酸化領域S2aの外側に隣接する半田領域S3aを小さくすることができる。これにより、半田領域S3aの角部1aに対応する領域に、半田層30の半田が多く配置されるのを抑制することができるので、角部1aに対応する領域における半田の厚みが、角部1a以外の領域における半田の厚みよりも大きくなるのを抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等などの意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、電子部品収納部材に接合するために、半田層を気密封止用キャップに形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、電子部品収納部材に接合するために、半田層を気密封止用キャップに形成しなくてもよい。この場合、気密封止用キャップを電子部品収納部材に接合する際に、半田領域と電子部品収納部材の上面との間にリング状の半田を配置するとともに、半田を溶融すればよい。
また、上記第1実施形態では、半田領域S3の外側のリング状の酸化領域S1の幅W2(約30μm以上約60μm以下)をリング状の半田領域S3の幅W4(約80μm)よりも小さくした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、酸化領域S1の幅W2を半田領域S3の幅W4以上の大きさにしてもよい。この場合、酸化領域S1を大きく確保することができるので、より確実に、酸化領域S1において半田が濡れ拡がるのを抑制することが可能になり、その結果、溶融した半田の一部が気密封止用キャップの外側面に到達するのをより抑制することが可能である。
また、上記第1実施形態では、半田領域S3の内側のリング状の酸化領域S2の幅W3(約100μm)を半田領域S3の外側のリング状の酸化領域S1の幅W2(約30μm以上約60μm以下)よりも大きくした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、酸化領域S2の幅W3を酸化領域S1の幅W2以下の大きさにしてもよい。この場合、メッキ領域S4を大きく確保することができるので、半田領域S3の内側の広い範囲において耐食性を向上させることが可能である。
また、上記第1実施形態では、半田領域S3の内側のリング状の酸化領域S2の幅W3(約100μm)をリング状の半田領域S3の幅W4(約80μm)よりも大きくした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、酸化領域S2の幅W3を半田領域S3の幅W4以下の大きさにしてもよい。この場合、メッキ領域S4を大きく確保することができるので、半田領域S3の内側の広い範囲において耐食性を向上させることが可能である。
また、上記第1実施形態では、半田領域S3の内側において、酸化領域S2の内側のメッキ領域S4の占める平面積を酸化領域S2の占める平面積よりも大きくした例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、メッキ領域S4の占める平面積を酸化領域S2の占める平面積以下にしてもよい。この場合、酸化領域S2の占める平面積を大きくすることができるので、酸化領域S2において半田が濡れ拡がるのをより抑制することが可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、Niメッキ層の表面に、Niメッキ層よりも酸化されにくいAuメッキ層を形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、Niメッキ層の表面に、半田に対する濡れ性が高いその他の金属からなるメッキ層を形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、半田層30に約80質量%のAuを含むAu−Sn合金の半田を用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、半田層の半田として、Auの含有率が約80質量%以外のAu−Sn合金を用いてもよいし、Au−Sn合金以外の組成からなる半田を用いてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、Fe−Ni−Co合金からなる基材2を用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえばFe−Ni合金などの、Fe−Ni−Co合金以外の部材からなる基材を用いてもよい。この際、基材は、アルミナなどの絶縁性材料からなる電子部品収納部材の熱膨張係数に近い熱膨張係数を有する材料からなる方が、熱膨張の差に起因して封止性が低下するのを抑制することが可能な点から好ましい。
また、上記第1および第2実施形態では、気密封止用キャップ1が矩形状(四角形状)の平板からなる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、気密封止用キャップを円状や楕円状、多角形状などの矩形状以外の平板からなるように構成してもよい。
1、201 気密封止用キャップ
2 基材
3 Niメッキ層(第1メッキ層)
4 Auメッキ層(第2メッキ層)
10 電子部品
20 電子部品収納部材
100 電子部品収納用パッケージ
S1 酸化領域(第4領域)
S2、S2a 酸化領域(第3領域)
S2b 突出領域
S3、S3a 半田領域(第1領域)
S4 メッキ領域(第2領域)

Claims (10)

  1. 電子部品を収納するための電子部品収納部材を含む電子部品収納用パッケージに用いられる気密封止用キャップであって、
    基材と、前記基材の表面上に形成された第1メッキ層と、前記第1メッキ層の表面上に形成された第2メッキ層とを備え、
    平面視において、前記基材の表面は、半田を介して前記電子部品収納部材が接合される第1領域と、前記第1領域の内側にあり前記第1領域に隣接しない第2領域と、前記第1領域の内側にあり前記第1領域に隣接する第3領域と、前記第1領域の外側にあり前記第1領域に隣接する第4領域とに区分され、
    前記第3領域および前記第4領域では前記第1メッキ層が露出して酸化されている、気密封止用キャップ。
  2. 前記第1領域および前記第4領域は、平面視において、リング状に形成されており、
    リング状の前記第4領域における外周縁と内周縁との離間距離は、リング状の前記第1領域における外周縁と内周縁との離間距離よりも小さい、請求項1に記載の気密封止用キャップ。
  3. 前記第3領域および前記第4領域は、平面視において、リング状に形成されており、
    リング状の前記第4領域における外周縁と内周縁との離間距離は、リング状の前記第3領域における外周縁と内周縁との離間距離よりも小さい、請求項1または2に記載の気密封止用キャップ。
  4. 前記第1領域および前記第3領域は、平面視において、リング状に形成されており、
    リング状の前記第3領域における外周縁と内周縁との離間距離は、リング状の前記第1領域における外周縁と内周縁との離間距離よりも大きい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の気密封止用キャップ。
  5. 前記第1領域の内側の領域のうち、前記第2領域が占める平面積は、前記第3領域が占める平面積よりも大きい、請求項1〜4のいずれか1項に記載の気密封止用キャップ。
  6. 平面視において、前記基材は四角形状を有し、前記第3領域はリング状に形成されており、
    前記第3領域の前記基材の角部に対応する領域には、前記角部に向かって突出する突出領域が形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の気密封止用キャップ。
  7. 前記第1メッキ層は、Niメッキ層であり、
    前記第2メッキ層は、Auメッキ層である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の気密封止用キャップ。
  8. 前記第1領域の前記第2メッキ層の表面上に、Au−Sn合金からなる前記半田が配置される、請求項7に記載の気密封止用キャップ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の気密封止用キャップと、前記気密封止用キャップにより封止され、電子部品を収納する電子部品収納部材とを備える、電子部品収納用パッケージ。
  10. 電子部品を収納するための電子部品収納部材を含む電子部品収納用パッケージに用いられる気密封止用キャップの製造方法であって、
    基材を準備する工程と、
    前記基材の表面上に第1メッキ層を形成する工程と、
    前記第1メッキ層の表面上に第2メッキ層を形成する工程と、
    半田を介して前記電子部品収納部材が接合される第1領域の内側の領域のうち、前記第1領域とは隣接しない第2領域の前記第2メッキ層を残しながら、前記第1領域に隣接する第3領域の前記第2メッキ層をレーザを用いて除去し、前記第1領域の外側の第4領域の前記第2メッキ層をレーザを用いて除去することによって、前記第3領域および前記第4領域の前記第1メッキ層の表面を露出させるとともに、露出した前記第1メッキ層の表面を酸化させる工程とを備える、気密封止用キャップの製造方法。
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