JP2017011249A - 電子部品用パッケージの金属カバー - Google Patents

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浩一 前山
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Abstract

【課題】本発明は、凹状の金属カバーとベース基板とを、最適な金属ロウ材量で溶融接合することが可能な電子部品用パッケージの金属カバー、及びそれを用いた電子部品パッケージを提供する。
【解決手段】金属ロウ材12が濡れ広がるのを防止する流れ防止帯5を、金属カバー1の内周淵部へ電子ビームを照射し、金属ロウ材12と濡れ性が悪い面を露出させてなる流れ防止帯5を設けたことによって、ベース基板10と金属カバー1とを金属ロウ材12を介して溶融接合した際、金属カバー1の内壁7に金属ロウ材12が濡れ広がるのを防止されるため、最適な金属ロウ材によって接合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品、例えば、圧電振動子、水晶振動子、半導体素子等が内部空間に具備されてなる電子部品パッケージに係り、電子部品が載置されたベース基板と凹状の金属カバーとを、金属ロウ材にて溶融接合する際に、溶融された金属ロウ材が金属カバーの内壁に濡れ広がるのを防止する電子部品用パッケージの金属カバーに関する。
電子部品用パッケージは、小型化と生産性向上により携帯型の電子機器として使用される。このような中のひとつに、セラミック素材等からなるベース基板に凹状の金属カバーで金属ロウ材を介して溶融接合される電子部品用パッケージがある。
特開2006−279872
しかしながら、従来の電子部品用パッケージでは、図6に示すように凹状の金属カバーの開口端面と電子部品が載置されたベース基板とが金属ロウ材を介して溶融接合される際、ベース基板上の周淵部に配置される封止用導体部に金属ロウ材が濡れ広がると共に、金属カバーの全面にも金属ロウ材と濡れ性が良いニッケルメッキや金メッキが施されているため、図6(b)に示すように金属ロウ材が溶融された際に、金属ロウ材12は内側へ集まる性質により、ベース基板10の封止用導体部11と金属カバー1の内壁7とが近接する箇所に、金属ロウ材12のフィレットが形成されるが、角型形状をした金属カバー1には、図1(a)に示すように、内壁7に4つの内壁角部7aを有しているため、金属ロウ材12は、内壁7のコーナー部からなる内壁角部7aを伝わり天井角部7bへ金属ロウ材が濡れ広がってしまうため、本来、ベース基板10と開口端面6との隙間が充満される金属ロウ材量に不足が生じてしまい、ベース基板10と金属カバー1の開口端面6との接合面に隙間が発生することによって、接合強度不足や金属カバーの傾き及びリーク不良等、電子部品が保護出来なくなる大きな問題点がある。
また、金属カバー内壁への金属ロウ材の濡れ広がりによって、金属カバー内へのガス発生及び金属ロウ材の飛び散りが発生し電子部品特性への悪影響も発生する。
さらに、図6に示すように、電子部品用パッケージの小型化により、金属カバー1の内壁7と電子部品(水晶振動子)9とは近接しているため、溶融された金属ロウ材は、金属ハンダの特性と同じく、内壁角部や天井角部に金属ロウ材が集まり、電子部品と接触するという問題点もあった。
本発明は、金属カバーの開口端面と内壁との境界部にある内周淵部に電子ビームを照射することによって、金属カバーの表面に施されている金蔵ロウ材と濡れ性が良い下地層を剥離し、金属ロウ材が金属カバーの内壁へ濡れ広がるのを防止する流れ防止帯を設けてことを特徴とする電子部品用パッケージの金属カバーとする。
流れ防止帯の外周形状は、金属カバーの開口端面の外周輪郭形状に合わせ、金属カバーの開口端面の接合幅を全周均一としたことを特徴とする電子部品用パッケージの金属カバーとする。
以上の何れか1つの電子部品用の金属カバーを電子部品が載置されたベース基板に接合して成る電子部品パッケージとする。
本発明の電子部品用の金属カバーによれば、ベース基板に金属ロウ材を介して溶融接合する際、溶融された金属ロウ材は金属カバーに設けられた流れ防止帯によって金属カバー内壁に濡れ広がり流出を防止するので、金属カバーとベース基板との接合面に最適な金属ロウ材を安定して留めることを可能とし、ベース基板と金属カバーとが隙間なく溶融接合が成されるため、過剰な金属ロウ材を不要とし、品質と作業性が大きく向上する。
また、本発明の金属カバーによれば、集合状からなるベース基板シートに複数の金属カバーを配置し金属ロウ材で溶融接合するも、金属ロウ材の内壁への濡れ広がりが発生しないため、このような集合接合においても品質が安定し生産性が向上する。
さらに、金属ロウ材は金属カバー内への濡れ広がりが起こらないので、金属カバー内へのガス発生防止や金属ロウ材と電子部品との接触が無くなる。
またさらに、金属カバーの開口端面の接合面幅を均一化することによって、金属カバーとベース基板との溶融される金属ロウ材が最適なロウ材量で均一化されるので、複雑多様な封止装置や封止治具等の専用装置が無くても、汎用性の封止装置や簡易的な治具を用いても、封止接合が可能となるものである。
本発明による金属カバー1を示す図で、(a)開口端面6側より見た平面図、(b)(a)のA−A´断面図、(c)(b)中の破線で囲んだ部分を拡大した図 本発明による金属カバー1を用いた電子部品パッケージを示す図で、(a)電子部品パッケージの断面図、(b)(a)中の破線で囲んだ部分を拡大した図 本発明による他の実施形態を示す図で、金属カバー1の接合面幅14を均一にされた平面図 (a)(b)本発明による金属カバー1の流れ防止帯形状の他の実施形態を示す拡大図 本発明による金属カバー16の他の実施形態を示す図で、(a)金属カバーの断面図、(b)金属カバー16に金属ロウ材12が溶着された断面図 従来の電子部品パッケージの概略構成図
以下、本発明の電子部品用パッケージを、1実施形態である表面実装水晶振動子について、添付した図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による金属カバーを示す図で、(a)金属カバーを開口端面6側から見た平面図、(b)(a)のA−A’断面図、(c)(b)の金属ロウ材接合面となる開口端面6近傍の拡大図である。ここに示す金属カバー1は、ベース基板10をセラミック素材とした場合は、熱膨張係数が近い母材(Fe−Ni−Co合金)を選び、厚さは0.05mm〜0.20mmが選択され、凹状からなりフランジ部のある角型形状をした金属カバー1がプレス加工にて大量生産され、ベース基板10と接合封止面となる金属カバー1の開口端面6の平坦性が求められるので、プレス金型にて開口端面6を圧接加工し内壁7より素材厚が薄くなっている。
さらに、金属カバー1の外形サイズは、電子部品の小型化に伴って3mm〜0.8mmサイズ、高さは0.4mm〜0.1mmと薄型化となっているが更なる超小型化も求められており、金属カバー1の内部空間を大きく保つために開口端面6は小さくする必要があるため、開口端面6の接合面幅は0.3mm〜0.05mmになるが、開口端面6の長さを0.2mm〜0.3mmと長くすると、プレス加工での平坦面確保が難しくなると共に、後工程での取り扱いによる開口端面6の変形が起きやすいとの不具合要因となるため、金属カバー1の開口端面6は、幅方向の長さ0.08mm〜0.2mmに設定するのが望ましい。
またさらに、内周淵部8の形状は、開口端面6と内壁7との直交する領域面より0.03mm〜0.10mmの窪みとなる凹状となっていることを特徴としている。
さらにまた、金属カバー1の表面には、金属ロウ材と濡れ性が良い下地層、例えば下地層2(Niメッキ)と、更に下地層2より濡れ性が良い下地層3(Auメッキ)が必要に応じて順次積層されている。
またさらに、金属カバー1の金属ロウ材接合面である開口端面6と内壁7との境界面となる内周淵部8に向かって、対向方向から電子ビーム4を照射し下地層3(Auメッキ)と下地層2(Niメッキ)とを剥離することによって、金属ロウ材との濡れ性が悪い金属カバー1の素材面を露出し金属ロウ材が濡れ広がるのを防止する流れ防止帯5を形成している。また、電子ビーム4の出力条件を調整することによって、Auメッキ層3を剥離しNiメッキ層2を残しても、金属ロウ材の濡れ広がり防止として同様の効果があり、また、下地層2(Niメッキ)のみで電子ビーム4を照射し流れ防止帯5としても良い。
上述の金属カバー1の内周淵部8の大きさと電子ビーム4の照射スポット径は、金属カバー1の外形サイズに合わせた最適な大きさを選定するが、内周淵部8の長さ0.03mm〜0.20mm、電子ビーム径は内周淵部8に対して同等又は大きく設定され、直径0.03mm〜0.30mmとなり、また、金属カバー1の内壁7より内側に電子ビームが照射されても、照射面に高低差や垂直面である場合は、電子ビームによる反応が鈍いため、金属カバー1の下地層を剥離させ金属カバー1の素材露出は起こらないが、内壁面を剥離したい場合は、電子ビームの出力調整により可能である。
図2(a)は、電子部品パッケージの一例とした水晶振動子の断面図、図2(b)(a)の金属ロウ材12接合部近傍の拡大図である。本発明による金属カバー1の開口端面6と、水晶振動素子9が載置されセラミック素材からなるベース基板10の周淵部にAuメッキが施され、開口端面6より広く配置された封止用導体部11と金属ロウ材12を挟み込んで溶融し接合されるが、本発明の金属カバー1によれば、開口端面6と内壁7との境界部に位置し、且つ、直行する面より窪みとなる凹状であり、補足すれば、ベース基板10の封止用導体部11の内側まで金属ロウ材12が濡れ広がっても、金属ロウ材12と金属カバー1の内壁7表面の下地層2,3とが接しないようにする構造を、電子ビームの特性を活用し効率良く形成可能としたことを特徴とする流れ防止帯5によって、金属カバー1との溶融接合時において、金属カバー1の内側接合面に金属ロウ材12のフィレット形成時の際も、内側フィレットが内壁7への濡れ広がりを流れ防止帯5で阻止するため、ベース基板10と金属カバー1との接合に必要な計算された適正量である金属ロウ材12が接合面に留まることによって良好な接合が実現出来るため、金属ロウ材12を過剰に形成する必要性もなく、品質、生産性と価格パフォーマンスを兼ね備えている。上述した金属ロウ材としては、Au合金、AuSn合金、Sn合金、Cu合金等のペースト材を印刷リフロー形成しても良いし、金属箔を溶着しても良い。
前述した、金属ロウ材12の溶融接合時に発生する金属カバー1への内外フィレットに伴う金属ロウ材12の濡れ広がりに関する補足説明として、本構造の電子部品パッケージでは、特許文献 特開2006−279872に開示される通り、ベース基板10が複数個からなるベース基板シートとした状態で金属カバー1とを接合する接合工法が選択され、金属カバー1は小型化により開口端面6幅を大きくすることが出来ない制約があるため、ベース基板10の封止用導体部11のエリアも小さくしてしまうと、接合部の位置合せ精度が求められる共に、開口端面の接合面幅0.1mmと封止用導体部0.1mm幅との組み合わせでは、金属カバー1の接合する両端にフィレットを形成することは出来なくなるため、封止用導体部11エリアを開口端面6の接合面より大きくした方が接合条件は容易となる。
金属カバーの他の実施形態
図3は、本発明による金属カバー1の他の実施形態を示す図で、開口端面側から見た平面図である。前述の図1に示した本発明の実施例においては、金属カバー1の開口端面6と内壁7との境界部である凹状とした内周淵部8に電子ビーム4を照射して金属ロウ材の濡れ広がりを防止する流れ防止帯5として形成しているが、その他の形態として、金属カバー1のような角形形状にプレス加工を行なった場合、4つのコーナー部と直施状の4辺からなる開口端面6の幅は、各辺の幅より各コーナー部の幅が広く形成されてしまうため、金属ロウ材12は開口端面6の接合面幅が広いコーナー部に金属ロウ材12も集まりやすく、直線状の各辺は金属ロウ材12が薄くなる現象が起こる。そこで、金属カバー1の外形輪郭形状13と流れ防止帯5の外周形状を同一とし開口端面6の接合面幅14を全周にわたり均一幅とすることによって、ベース基板10上の接合パターン11も均一幅とすれば、金属ロウ材12は全周にわたって均一幅同士での金属ロウ材接合が可能となり、金属カバー1の接合はセルフアライメント効果が発揮され、ベース基板の中心位置に接合されると共に、低付加加圧又は無付加加圧条件下で、金属カバー1とベース基板10との封止接合が可能となるので、汎用性の封止装置を用いても接合が可能である。また、角形形状をした金属カバー1では、流れ防止帯5を4箇所のコーナー部のみに形成しても、金属ロウ材12は、前述の通り、コーナー部より内壁7へ濡れ広がる傾向があるため金属ロウ材の濡れ広がり防止としての効果がある。
図4は、さらに本発明による金属カバー1の他の実施形態を示す図で、前述の図1に示した金属カバー1の内周淵部8の形状を、図4(a)のようなC面形状や図4(b)のような段付き形状とし、電子ビーム4を照射し金属ロウ材の濡れ広がりを防止する流れ防止帯5としても良い。
図5は、またさらに本発明による金属カバーの他の実施形態を示す図で、前述の図1に示した金属カバー1はツバ状のフランジを有するが、図5(a)のように、金属カバー16のようにフランジを無くす形状にし、素材厚を0.1mm〜0.2mm厚にすると、金属カバー16の素材は厚くなってしまうが、プレス金型で金属カバー16の開口端面6と天面とを潰し込むプレス成形加工が可能となるので、開口端面6の平坦性は更に改善すると共に、天井厚も潰されながら内壁7の角部も鋭角に加工されるため、金属カバー16は、天井厚が薄く側壁が厚くなっても、電子部品が入る内部空間については、前述の図1のような金属カバー1と比較して、内部空間を広く確保出来る効果もあり、このようなフランジレスの金属カバー16の内周淵部に電子ビームを照射し、金属ロウ材が内壁7に濡れ広がるのを防止する流れ防止帯5を設けたとしても良い。
図5(b)は、さらにまた本発明による金属カバーの他の実施形態を示す図で、本発明による金属カバーによれば、流れ防止帯5によって開口端面6に溶着される金属ロウ材12は、金属カバーの内壁7に濡れ広がらないため、金属カバーの封止接合面となる開口端面6に、金属ロウ材12を保持形成することが容易に可能となる金属カバーである。金属カバー側に金属ロウ材12を形成する効果は大きく、例えば、金属箔を挟みこむ手間が省ける効果や、また、ベース基板10の封止用導体部に金属ロウ材を溶着させる場合は、電子部品が搭載される前に金属ロウ材12を形成する必要があるため、製造工程が複雑化し、ベース基板への加熱や洗浄作業によって、電子部品が配置される配線パターンの劣化や汚れ付着等の悪影響を及ぼす要因となるので、金属カバー側に金属ロウ材が形成される効果は大きいものがある。
さらにまた、流れ防止帯5は金属カバー1の内周淵部に限定しているが、前述したように、金属ロウ材12は内側に集まる性質があり、且つ、適正な金属ロウ材12の量で接合が可能なため、金属カバー1の外側に向かって金属ロウ材が濡れ広がるには、過剰な金属ロウ材量でなければ濡れ広がることはないが、過剰な金属ロウ材で接合が必要な場合は、もう一つの流れ防止帯として、金属カバー1の開口端面6の外周淵部へ周回状に形成し、2つの流れ防止帯で囲われた開口端面6とベース基板10とを、金属ロウ材12を介して接合すれば、金属カバー16の外側面への金属ロウ材12の流出を防止することが出来る。
1 金属カバー
2 下地層(Niメッキ)
3 下地層(Auメッキ)
4 電子ビーム
5 流れ防止帯
6 開口端面
7 内壁、7a 内壁角部、7b 天井角部
8 内周淵部
9 水晶振動子
10 ベース基板
11 封止用導体部
12 金属ロウ材
13 外周淵
14 接合面幅
15 ロウ材フィレット
16 金属カバー(フランジレス)
17 ロウ濡れ広がり経路

Claims (3)

  1. 電子部品が載置されたベース基板と、前記電子部品を覆う凹状の金属カバーの開口端面とが金属ロウ材を介して溶融接合される電子部品用パッケージの金属カバーにおいて、前記金属カバーの開口端面を上向きに置いた状態で、電子ビームを開口端面の対向方向より、前記金属カバーの開口端面と内壁との境界部にある内周淵部に照射し、前記金属カバーの表面に施された前記金属ロウ材と濡れ性の良い下地層を剥離させ、前記金属ロウ材と濡れ性が悪い前記下地層の下地を露出することによって、前記金属ロウ材が前記金属カバーの内壁に濡れ広がるのを防止する流れ防止帯を、前記金属カバーの内周淵部に設けたことを特徴とする電子部品用パッケージの金属カバー。
  2. 前記金属カバーの前記金属ロウ材が溶着される開口端面には、前記金属カバーの外周淵の輪郭形状に合わせて、前記開口端面の接合幅が全周均一となるように前記金属カバーの内周淵部を含む開口端面へ電子ビームを照射し、前記内壁への前記金属ロウ材の濡れ広がりを防止する流れ防止帯を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子部品用パッケージの金属カバー。
  3. 請求項1から2の何れか1つに記載の電子部品用パッケージの金属カバーを電子部品が載置されたベース基板に接合してなることを特徴とする電子部品パッケージ。
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