JP2015071844A - 炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】重合体溶液を紡糸ノズルより吐出する炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法であって、下記式(1)及び(2)を満たす炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法
t2×A/B ≦ 0.500・・・(1)
30 ≦ T ≦ 85・・・(2)
【選択図】なし
Description
t2×A/B ≦ 0.500・・・(1)
30 ≦ T ≦ 85・・・(2)
A(μm):アクリロニトリル系重合体溶液の濾過に用いるフィルターの濾過精度であって、JIS−B8356−8に準じた測定方法により、95%捕捉可能な異物のサイズ
B(μm):炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維製造に使用するノズル孔の孔径
t(分):アクリロニトリル系重合体溶液を、フィルターにて濾過した後から、ノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間
T(℃):アクリロニトリル系重合体溶液を、フィルターにて濾過した後から、ノズル孔より吐出するまでの重合体溶液の保持温度
湿式紡糸法又は乾湿式紡糸法による紡糸賦形は、アクリロニトリル系重合体溶液を略円形断面のノズル孔を有する紡糸ノズルより凝固浴中に紡出する方法が挙げられる。
t2×A/B ≦ 0.500・・・(1)
30 ≦ T ≦ 85・・・(2)
A(μm):アクリロニトリル系重合体溶液の濾過に用いるフィルターの濾過精度であって、JIS−B8356−8に準じた測定方法により、95%捕捉可能な異物のサイズ
B(μm):炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維製造に使用するノズル孔の孔径
t(分):アクリロニトリル系重合体溶液を、フィルターにて濾過した後から、ノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間
T(℃):アクリロニトリル系重合体溶液を、フィルターにて濾過した後から、ノズル孔より吐出するまでの重合体溶液の保持温度
アクリロニトリル系重合体溶液原液を、乾湿式紡糸法にて、長期間紡糸ノズルから紡浴に吐出させ、得られた凝固糸を引き取る際に、吐出不良により、ノズル孔出側でアクリロニトリル系重合体溶液の溜まりが発生する回数(回/月)を測定した。
アクリロニトリル系重合体溶液原液を、湿式紡糸法にて、長期間紡糸ノズルから紡浴に吐出させ、得られた凝固糸を引き取る際に発生する紡浴中の屑糸の量(g/日)を測定した。
[アクリロニトリル系重合体の製造]
アクリロニトリル系重合体は、オーバーフロー式の重合容器に、以下のように各原料を供給すると共に重合容器内の温度を50℃に維持しながら攪拌し、オーバーフローした重合体スラリーを洗浄、乾燥して製造した。重合容器内には、脱イオン水82.75質量%と、モノマー17質量%(組成比・・・アクリロニトリル(AN)単量体単位:メタクリル酸(MAA)単量体単位(質量比)=98:2)と、過硫酸アンモニウム0.1質量%と、亜硫酸水素アンモニウム0.15質量%と、硫酸第一鉄7水和物2質量ppmとを、それぞれ連続して供給すると共に、pH3.0となるように硫酸を適量添加した。得られたアクリロニトリル系重合体の組成は、AN単量体単位:MAA単量体単位(質量比)=98:2であった。
上記で得たアクリロニトリル系重合体23質量%と−10℃のジメチルホルムアミド77質量%を混合し、加熱溶解し、アクリロニトリル系重合体溶液を得た。得られたアクリロニトリル系重合体溶液はフィルターにて濾過するまで65℃で保持しつつ、濾過精度Aが40μmである、金属繊維を焼結させて作成したフィルターにて濾過を行った。濾過後、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔から吐出するまでの平均滞在時間tが0.75分、保持温度Tが65℃となるよう調整し、孔径Bが150μmであり、孔数が2000であるノズルより一旦空気中に吐出して約4mmの空間を通過させた後、濃度80質量%、温度10℃のジメチルホルムアミド水溶液からなる凝固浴中に浸ける乾湿式紡糸法により、凝固糸を得た。このときのt2×A/Bは表1に示したとおりである。得られた凝固糸を空気中で1.1倍に延伸し、続いて濃度50質量%、温度60℃のジメチルホルムアミド水溶液中で3.0倍に延伸し、熱水中で1.1倍に延伸しながら洗浄、脱溶剤を行った。脱溶剤した凝固糸をアミノ変性シリコーン系油剤分散液中に浸漬し、140℃の加熱ローラーで緻密乾燥化した。このとき使用したアミノ変性シリコーン系油剤分散液は、アミノ変性シリコーン(信越化学工業株式会社製、商品名:KF−8002)90質量部に対し、乳化剤(花王株式会社製、商品名:エマルゲン108)を10質量部混合したものをゴーリンミキサー(エスエムテー株式会社製、商品名:圧力式ホモジナイザーゴーリンタイプ)で乳化した後、水を加えて製造したもので、得られた油剤分散液の組成は、水:アミノ変性シリコーン:乳化剤(質量比)=98.65:1.2:0.15であった。次いで、表面温度190℃の熱ロールにて3.0倍に延伸し、単繊維繊度0.7dtexの炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維を製造した。
このときの吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを20μmとした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液をノズルより吐出するまでの平均滞在時間tを1.1分とした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを20μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを1.1分とした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを1μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを8分とした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを5μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを12分とした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであり、t2×A/Bが実施例1と比較して大きくなり、吐出不良発生頻度は実施例1と比較して増加した。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを5μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを22分とした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであり、t2×A/Bが実施例1と比較して大きくなり、吐出不良発生頻度が実施例1と比較して大きく増加した。
アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを1.1分、保持温度Tを100℃とした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであり、t2×A/Bが実施例1と比較して大きくなり、吐出不良発生頻度が実施例1と比較して大きく増加した。
[アクリロニトリル系重合体の製造]
アクリロニトリル系重合体は、オーバーフロー式の重合容器に、以下のように各原料を供給すると共に重合容器内の温度を50℃に維持しながら攪拌し、オーバーフローした重合体スラリーを洗浄、乾燥して製造した。重合容器内には、常に脱イオン水74.75質量%と、モノマー25質量%(組成比・・・アクリロニトリル(AN):アクリルアミド(AAm):メタクリル酸(MAA)(質量比)=96:3:1)と、過硫酸アンモニウム0.1質量%、亜硫酸水素アンモニウム0.15質量%、硫酸第一鉄7水和物2質量ppmとを、各原料をそれぞれ連続して供給すると共に、pH3.0となるように硫酸を適量添加した。得られたアクリロニトリル系重合体の組成は、AN単量体単位:AAm単量体単位:MAA単量体単位(質量比)=96:3:1であった。
上記で得たアクリロニトリル系重合体21質量%と−4℃のジメチルアセトアミド79質量%を混合し、加熱溶解し、アクリロニトリル系重合体溶液を得た。得られたアクリロニトリル系重合体溶液はフィルターにて濾過するまで75℃で保持しつつ、濾過精度Aが40μmである、金属繊維を焼結させて作成したフィルターにて濾過を行った。濾過後、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tが0.1分、保持温度Tが75℃となるよう調整し、孔径Bが75μmであり、孔数24000であるノズルより吐出して、濃度67質量%、温度35℃のジメチルアセトアミド水溶液からなる凝固浴中に浸ける湿式紡糸法により、凝固糸を得た。このときのt2×A/Bは表1に示したとおりである。得られた凝固糸を空気中で1.1倍に延伸し、続いて熱水中で5.0倍に延伸しながら洗浄、脱溶剤した。脱溶剤した凝固糸をアミノ変性シリコーン系油剤分散液中に浸漬し、140℃の加熱ローラーで緻密乾燥化した。このとき使用したアミノ変性シリコーン系油剤分散液は、アミノ変性シリコーン(信越化学工業株式会社製、商品名:KF−8002)90質量部に対し、乳化剤(花王株式会社製、商品名:エマルゲン108)を10質量部混合したものをゴーリンミキサー(エスエムテー株式会社製、商品名:圧力式ホモジナイザーゴーリンタイプ)で乳化した後、水を加えて製造したもので、得られた油剤分散液の組成は、水:アミノ変性シリコーン:乳化剤(質量比)=98.65:1.2:0.15であった。次いで、表面温度190℃の熱ロールにて1.5倍に延伸し、単繊維繊度1.2dtexの炭素繊維前駆体繊維を製造した。
このときの紡浴屑糸発生量は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを0.05分、ノズル孔の孔径Bを45μmとした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、紡浴屑糸発生量は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを0.05分、ノズル孔の孔径Bを50μmとした以外は実施例1と同様に実施した。
このときのt2× A/B及び保持温度Tは表1に、紡浴屑糸発生量は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを5μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを2分、ノズル孔の孔径Bを50μmとした実施例1と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、紡浴屑糸発生量は表2に示したとおりであった。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを20μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを2分、ノズル孔の孔径Bを45μmとした実施例6と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に、吐出不良発生頻度は表2に示したとおりであり、t2×A/Bが実施例6と比較して大きくなり、紡浴屑糸発生量が実施例6と比較して増加した。
アクリロニトリル系重合体溶液を濾過するフィルターの濾過精度Aを5μmとし、アクリロニトリル系重合体溶液をノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間tを2分、保持温度Tを5℃、ノズル孔の孔径Bを50μmとした実施例6と同様に実施した。
このときのt2×A/B及び保持温度Tは表1に示したとおりである。保持温度Tが実施例6と比較して非常に小さいため、アクリロニトリル系重合体溶液の流動性が低く、吐出が困難となり、凝固糸を長期間安定に引き取ることが出来なかった。
Claims (1)
- アクリロニトリル系重合体が溶剤に溶解したアクリロニトリル系重合体溶液をフィルターにて濾過し、前記重合体溶液を紡糸ノズルのノズル孔より吐出する炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法であって、下記式(1)及び(2)を満たす炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法
t2×A/B ≦ 0.500・・・(1)
30 ≦ T ≦ 85・・・(2)
A(μm):アクリロニトリル系重合体溶液の濾過に用いるフィルターの濾過精度であって、JIS−B8356−8に準じた測定方法により、95%捕捉可能な異物のサイズ
B(μm):炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維製造に使用するノズル孔の孔径
t(分):アクリロニトリル系重合体溶液を、フィルターにて濾過した後から、ノズル孔より吐出するまでの平均滞在時間
T(℃):アクリロニトリル系重合体溶液を、フィルターにて濾過した後から、ノズル孔より吐出するまでの重合体溶液の保持温度
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WO2019012999A1 (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-17 | 東レ株式会社 | 炭素繊維束およびその製造方法 |
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