JP2015056629A - 光デバイス、光モジュール、光デバイスの製造方法及び光モジュールの製造方法 - Google Patents

光デバイス、光モジュール、光デバイスの製造方法及び光モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂レンズの密着力を向上させることを目的とする。【解決手段】主面16に受光部18を有する受光素子10と、受光部18上に設けられた樹脂層12と、樹脂層12上に設けられた樹脂レンズ14と、を備え、樹脂層12は、樹脂レンズ14よりも主面16に平行な方向において大きな形状をしている光デバイス。この光デバイスによれば、樹脂層12は、樹脂レンズ14よりも主面16に平行な方向において大きな形状をしているため、受光素子10との接触面積が大きくなり、受光素子10との間の密着力が大きくなる。樹脂レンズ14は、樹脂層12上に設けられており、樹脂間接合となるため、樹脂層12との間の密着力が大きくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、光デバイス、光モジュール、光デバイスの製造方法及び光モジュールの製造方法に関し、例えば受光部又は発光部上に樹脂レンズを備えた光デバイス、光モジュール、光デバイスの製造方法及び光モジュールの製造方法に関する。
光通信に用いられる受光素子及び発光素子である光素子は、光伝送媒体である光ファイバ等に光結合される。光素子と光ファイバとの光結合は、レンズを用いて行われる。例えば光素子の受光部又は発光部上に樹脂性のマイクロレンズを形成し、このマイクロレンズを用いて、光素子と光ファイバとを光結合させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、基板上にマイクロレンズを形成する方法として様々な方法が提案されている(例えば、特許文献2−6参照)。
特開2000−180605号公報 特開平1−178443号公報 特開2006−150751号公報 特開2006−323147号公報 特開2006−264253号公報 特開2000−75106号公報
光素子の受光径及び発光径の微細化が進んでいる。これは、例えば受光素子の受光径を小さくすることで、高速動作が可能となるためである。受光部又は発光部上に樹脂レンズが形成された光デバイスでは、受光径及び発光径の微細化に伴い、樹脂レンズも小さくなるため、樹脂レンズの密着力の低下が懸念される。例えば光デバイスを配線基板にフリップチップ実装する場合、バンプを高温に加熱したり又はバンプに超音波振動を作用させることがなされる。このような高温又は超音波によって樹脂レンズに負荷が掛かり、樹脂レンズの密着力が十分でないと、樹脂レンズが光素子から剥離することが生じ得る。
本光デバイス、光モジュール、光デバイスの製造方法及び光モジュールの製造方法は、樹脂レンズの密着力を向上させることを目的とする。
本明細書に記載の光デバイスは、主面に受光部または発光部を有する光素子と、前記受光部または前記発光部上に設けられた樹脂層と、前記樹脂層上に設けられた樹脂レンズと、を備え、前記樹脂層は、前記樹脂レンズよりも前記主面に平行な方向において大きな形状をしている。
本明細書に記載の光モジュールは、上記記載の光デバイスと、前記光デバイスがフリップチップ実装された配線基板と、を備えている。
本明細書に記載の光デバイスの製造方法は、主面に受光部または発光部を有する光素子の前記受光部または前記発光部上に第1樹脂を塗布して、樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層上に第2樹脂を塗布して、樹脂レンズを形成する工程と、を備え、前記樹脂層を形成する工程は、前記樹脂層が前記樹脂レンズよりも前記主面に平行な方向において大きな形状となるように、前記第1樹脂を塗布する。
本明細書に記載の光モジュールの製造方法は、上記の製造方法によって製造された光デバイスを、配線基板上にフリップチップ実装する工程を備える。
本明細書に記載の光デバイス、光モジュール、光デバイスの製造方法及び光モジュールの製造方法によれば、樹脂レンズの密着力を向上させることができる。
図1は、実施例1に係る光デバイスを示す断面図である。 図2(a)から図2(d)は、実施例1に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。 図3は、比較例1に係る光デバイスを示す断面図である。 図4は、実施例2に係る光デバイスを示す断面図である。 図5(a)から図5(d)は、実施例2に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。 図6(a)は、実施例3に係る光デバイスを示す上面図、図6(b)は、図6(a)のA−A間を示す断面図である。 図7(a)から図7(d)は、実施例3に係る光デバイスの製造方法を示す断面図(その1)である。 図8(a)及び図8(b)は、実施例3に係る光デバイスの製造方法を示す断面図(その2)である。 図9は、実施例4に係る光デバイスを示す断面図である。 図10(a)から図10(c)は、実施例4に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。 図11(a)から図11(d)は、実施例5に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。 図12は、実施例6に係る光モジュールを示す断面図である。 図13は、光トランシーバを示すブロック図である。
以下、図面を参照し実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る光デバイスを示す断面図である。図1のように、実施例1の光デバイス100は、受光素子10、樹脂層12及び樹脂レンズ14を備える。受光素子10は、例えば850nm帯の波長を用いた光通信に利用される受光素子であり、主面16に850nm帯の波長の光を吸収する受光部18が形成されている。受光素子10は、例えばGaAs基板上に、光吸収層としてGaAs層が設けられた構成をしている。受光部18の幅(受光径)は、高速動作のために小さくなっており、例えばマルチモード光ファイバのコア径(例えば50μm)よりも小さく、30μm程度となっている。
樹脂層12は、受光部18上に設けられており、受光部18よりも大きな面積で受光素子10に接触している。即ち、樹脂層12は、受光部18の全面を覆って設けられている。例えば受光部18の幅が30μm程度であるのに対して、樹脂層12の幅X1は200μm程度となっている。樹脂層12の最も厚い部分の厚さは、例えば5μm〜25μmである。樹脂層12の形状は、例えば円形形状をしているが、その他の形状をしていてもよい。
樹脂レンズ14は、樹脂層12上に設けられており、樹脂層12よりも主面16に平行な方向において小さい形状をしている。例えば樹脂レンズ14の幅X2は50μm程度である。樹脂レンズ14は、例えば球面形状をしており、曲率半径Rは25μm程度である。なお、樹脂レンズ14は、非球面形状の場合でもよい。樹脂層12と樹脂レンズ14とを比較すると、樹脂層12は、樹脂レンズ14よりも粘度が低い樹脂によって形成されている。
樹脂レンズ14によって、マルチモード光ファイバ(不図示)から出射される光は、樹脂レンズ14で集光されて、受光部18に入射する。このように、樹脂層12及び樹脂レンズ14は、マルチモード光ファイバから出射される光(例えば850nm帯の波長の光)に対して透明となっている。また、樹脂層12は、マルチモード光ファイバから出射される光が通過するだけであり、レンズとしての機能を実質的には有さない。
次に、実施例1に係る光デバイスの製造方法について説明する。図2(a)から図2(d)は、実施例1に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。図2(a)のように、受光素子10の主面16に形成された受光部18上に、インクジェットヘッド20を用いて、第1樹脂22を塗布する。第1樹脂22は、例えば低めの粘度(例えば5mPa程度)を有するUV(ultraviolet)硬化型の樹脂を用いることができる。第1樹脂22の粘度が低めであるため、第1樹脂22は、受光部18上から周囲に大きく広がって形成される。
図2(b)のように、第1樹脂22に対してUVを照射して、第1樹脂22を硬化させる。これにより、受光部18上に、受光部18よりも大きな面積で受光素子10に接触する樹脂層12が形成される。
図2(c)のように、樹脂層12上に、インクジェットヘッド20を用いて、第2樹脂24を塗布する。第2樹脂24は、例えば第1樹脂22よりも粘度の高い(例えば20mPa程度)UV硬化型の樹脂を用いることができる。第2樹脂24の粘度が第1樹脂22よりも高いため、第2樹脂24は第1樹脂22のようには広がらず、レンズ形状となることができる。このように、第2樹脂24には、所望のレンズ形状となるような粘度を有する樹脂を用いる。
図2(d)のように、第2樹脂24に対してUVを照射して、第2樹脂24を硬化させる。これにより、樹脂層12上に、樹脂層12よりも受光素子10の主面16に平行な方向において小さい形状をした樹脂レンズ14が形成される。このような製造工程を含んで、実施例1に係る光デバイス100は形成される。
ここで、実施例1の光デバイス100の効果を説明するために、比較例1の光デバイスについて説明する。図3は、比較例1に係る光デバイスを示す断面図である。図3のように、比較例1の光デバイス300は、受光部18上に樹脂層12が設けられておらず、樹脂レンズ14が受光素子10に直接接して形成されている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
比較例1では、樹脂レンズ14が、受光素子10に直接接して形成されている。受光部18の幅(受光径)が高速動作のために小さくなると、樹脂レンズ14の直径も小さくなる。このため、比較例1の構成では、樹脂レンズ14と受光素子10との間の接触面積が小さくなり、また、受光素子10は半導体で形成されていることから、樹脂レンズ14は十分な密着力が得られ難い。したがって、例えば比較例1の光デバイス300を配線基板にフリップチップ実装する際の温度又は超音波によって、樹脂レンズ14が受光素子10から剥離することが生じ得る。
一方、実施例1では、図1のように、受光部18上に、樹脂レンズ14よりも主面16に平行な方向において大きな形状をした樹脂層12が設けられ、樹脂レンズ14は、樹脂層12上に設けられている。樹脂層12は、樹脂レンズ14よりも主面16に平行な方向において大きな形状をしているため、受光素子10との接触面積が大きくなり、受光素子10との間の密着力が大きくなる。樹脂レンズ14は、樹脂層12上に設けられており、樹脂間接合となるため、樹脂層12との間の密着力が大きい。このことから、実施例1によれば、樹脂レンズ14の密着力を向上させることができる。例えば、高速動作のために受光部18の受光径が小さい場合でも、十分な密着力を有する樹脂レンズ14を得ることができる。
実施例1の光デバイス100は、図2(a)から図2(d)のように、受光部18上に第1樹脂22を塗布して樹脂層12を形成し、樹脂層12上に第2樹脂を塗布することで樹脂レンズ14を形成する。この際、樹脂層12が、樹脂レンズ14よりも主面16に平行な方向において大きな形状になるように、第1樹脂22を塗布するが、このような構造を得るために、第1樹脂22は第2樹脂24よりも粘度が低いことが好ましい。つまり、樹脂層12は、樹脂レンズ14よりも粘度が低い樹脂からなることが好ましい。また、第1樹脂22の粘度が低いと、第1樹脂22を塗布することで形成される樹脂層12は、受光素子10との接触面積が大きくなると共に、層の厚さは薄くなる。このため、樹脂層12の受光素子10に対する密着力はより大きくなる。
受光素子10は、850nm帯の波長を用いた光通信に利用される受光素子である場合に限られず、その他の波長帯で用いられる受光素子の場合でもよい。例えば1.3μm波長帯で用いられる受光素子の場合でもよい。しかしながら、850nm波長帯で用いられる受光素子の場合に、本願発明を適用することが好ましい。これは以下の理由のためである。即ち、1.3μm波長帯の受光素子は、例えばInP基板上に、光吸収層としてInAlGaAs層が設けられた構成をしている。InP基板は1.3μm波長帯の光に対して透明であるため、InP基板の下面をレンズ形状に加工することで、レンズを集積させた構造とすることができる。しかしながら、850nm波長帯の受光素子は、例えばGaAs基板上に、光吸収層としてGaAs層が設けられた構成をしている。このため、GaAs基板の下面をレンズ形状としても、850nm波長帯の光はGaAs基板で吸収されてしまい、受光素子として機能しなくなってしまう。このように、850nm波長帯の受光素子では、基板の下面をレンズ形状とする技術を採用することができないため、本願発明を適用することが好ましい。このことは、基板と光吸収層とが同じ半導体材料で形成された受光素子に対しても当てはまる。
図2(a)における第1樹脂22の塗布は、1回だけ行う場合でもよいし、複数回行う場合でもよい。複数回行うことによって、樹脂層12が厚くなり、その結果、樹脂レンズ14の高さを稼ぐことができる。
図4は、実施例2に係る光デバイスを示す断面図である。図4のように、実施例2の光デバイス110は、受光部18が受光素子10の主面16から突起したメサ形状をしていると共に、受光部18の周囲に、受光部18に接して電極30が設けられている。電極30は、例えば受光素子10のカソード電極である。電極30は、受光部18よりも突起した形状をしている。樹脂層12は、受光部18上から電極30上に延在して設けられ、樹脂層12の形状は、電極30によって規定されている。また、樹脂層12は、受光部18上で凹んだ形状をしている。樹脂レンズ14は、この凹みに形成されている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
図5(a)から図5(d)は、実施例2に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。図5(a)のように、受光部18よりも突起した電極30が周囲に接して形成された受光部18上に、インクジェットヘッド20を用いて、第1樹脂22を塗布する。第1樹脂22は、実施例1で説明したように、例えば低めの粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第1樹脂22は、粘度が低めであることから受光部18上から電極30上に延在して広がるが、電極30が突起形状であるため、表面張力によって電極30から外側には広がらずに、電極30によって形状が規定される。また、電極30が受光部18よりも突起した形状をしているため、第1樹脂22は、受光部18上で凹んだ形状となる。
図5(b)のように、第1樹脂22に対してUVを照射して、第1樹脂22を硬化させる。これにより、受光部18上から電極30上に延在して設けられ、形状が電極30によって規定されると共に、受光部18上に凹みを有する樹脂層12が形成される。
図5(c)のように、樹脂層12上に、インクジェットヘッド20を用いて、第2樹脂24を塗布する。第2樹脂24は、実施例1で説明したように、例えば高めの粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第2樹脂24の粘度が第1樹脂22より高いため、第2樹脂24は、第1樹脂22のようには広がらずにレンズ形状となり、また、樹脂層12の受光部18上が凹んでいるため、この凹みに形成される。
図5(d)のように、第2樹脂24に対してUVを照射して、第2樹脂24を硬化させる。これにより、樹脂層12上に、樹脂層12よりも受光素子10の主面16に平行な方向において小さい形状をした樹脂レンズ14が形成される。このような製造工程を含んで、実施例2に係る光デバイス110は形成される。
実施例2によれば、図4のように、受光素子10は、受光部18の周囲に、受光部18に接して、受光部18よりも突起した電極30を有する。樹脂層12は、受光部18上から電極30上に延在して設けられ、樹脂層12の形状は、電極30によって規定されている。このような構成は、図5(a)及び図5(b)のように、受光部18よりも突起した電極30が周囲に接して形成された受光部18上に第1樹脂22を塗布することで形成できる。これによれば、第1樹脂22の塗布位置が受光部18の中心からずれた場合でも、樹脂層12の中心を受光部18の中心に一致させることが容易にできる。また、樹脂層12の受光部18上の部分は凹んだ形状となるため、この凹みに樹脂レンズ14を形成することができ、樹脂レンズ14の中心を受光部18の中心に容易に合わせることができる。
実施例2では、受光部18の周囲に、受光部18に接して設けられ、受光部18よりも突起した突起部が電極30の場合を例に示したが、この場合に限られず、例えば受光素子10を保護する保護膜の場合でもよい。
図6(a)は、実施例3に係る光デバイスを示す上面図、図6(b)は、図6(a)のA−A間を示す断面図である。図6(a)及び図6(b)のように、実施例3の光デバイス120は、受光素子10の主面16上に、受光部18から離れ且つ受光部18を囲んで突起部40が設けられている。突起部40は、例えば樹脂層12よりも粘度の高い樹脂からなり、樹脂レンズ14を形成する樹脂と同じ樹脂を用いることができる。なお、突起部40は、樹脂以外の物で形成されてもよい。突起部40は、図6(a)のように環状形状をしているが、矩形形状等、その他の形状をしていてもよい。突起部40の内径は、例えば200μm程度であり、最も厚い部分の厚さは、例えば5μm〜25μmである。樹脂層12は、突起部40で囲まれた内側部分を覆って設けられ、樹脂層12の形状は、突起部40によって規定されている。樹脂層12は、突起部40による張力によって、中心部分(即ち、受光部18上)が凹んだ形状をしている。樹脂レンズ14は、この凹みに形成されている。その他の構成は実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
図7(a)から図8(b)は、実施例3に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。図7(a)のように、受光部18が形成された受光素子10の主面16上に、インクジェットヘッド20を用いて、受光部18から離れ且つ受光部18を囲むように第3樹脂42を塗布する。第3樹脂42は、例えば実施例1の第1樹脂22よりも高い粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第3樹脂42は、例えば実施例1の第2樹脂42と同じ樹脂を用いることができる。
図7(b)のように、第3樹脂42に対してUVを照射して、第3樹脂42を硬化させる。これにより、受光素子10の主面16上に、受光部18から離れ且つ受光部18を囲む突起部40が形成される。
図7(c)のように、受光部18上に、インクジェットヘッド20を用いて、第1樹脂22を塗布する。第1樹脂22は、実施例1で説明したように、例えば低めの粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第1樹脂22は、粘度が低めであることから、受光部18上から周囲に広がって形成されるが、突起部40によって広がりが抑えられる。
図7(d)のように、第1樹脂22に対してUVを照射して、第1樹脂22を硬化させる。これにより、突起部40の内側部分を覆い、突起部40によって形状が規定された樹脂層12が形成される。樹脂層12は、突起部40の張力によって、中央部分(受光部18上)が凹んだ形状となる。
図8(a)のように、樹脂層12上に、インクジェットヘッド20を用いて、第2樹脂24を塗布する。第2樹脂24は、実施例1で説明したように、例えば高めの粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第2樹脂24の粘度が第1樹脂22よりも高いため、第2樹脂24は、第1樹脂22ようには広がらずにレンズ形状となり、また、樹脂層12の中央部分が凹んでいるため、この凹みに形成される。
図8(b)のように、第2樹脂24に対してUVを照射して、第2樹脂24を硬化させる。これにより、樹脂層12上に、樹脂層12よりも受光素子10の主面16に平行な方向において小さい形状をした樹脂レンズ14が形成される。このような製造工程を含んで、実施例3に係る光デバイス120は形成される。
実施例3によれば、図6のように、受光素子10は、受光部18の周囲に、受光部18から離れて、主面16よりも突起した突起部40を有する。樹脂層12は、突起部40の内側部分を覆って設けられ、樹脂層12の形状は、突起部40によって規定されている。このような構成は、図7(a)から図7(d)のように、受光部18の周囲に、受光部18から離れて、主面16よりも突起した突起部40を形成し、その後、受光部18上に第1樹脂22を塗布することで得られる。これによれば、樹脂層12の形状は、突起部40によって規定されるため、樹脂層12の製造自由度が高くなる。また、第1樹脂22の塗布位置が受光部18の中心からずれた場合でも、樹脂層12の中心を受光部18の中心に一致させることが容易にできる。さらに、樹脂層12の中央部分は突起部40の張力によって凹んだ形状となるため、この凹みに樹脂レンズ14を形成することができ、樹脂レンズ14の中心を受光部18の中心に容易に合わせることができる。
図9は、実施例4に係る光デバイスを示す断面図である。図9のように、実施例4の光デバイス130は、樹脂層12と樹脂レンズ14との間に撥水膜50が設けられている。撥水膜50は、樹脂層12及び受光素子10の主面16よりも撥水性が高い膜からなり、例えばフッ素樹脂からなる。樹脂レンズ14は、例えば樹脂層12を形成する樹脂と同じ樹脂から形成されている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
図10(a)から図10(c)は、実施例4に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。まず、実施例1の図2(a)及び図2(b)の工程を実施する。その後、図10(a)のように、樹脂層12の表面を覆うように撥水膜50を形成する。撥水膜50の形成は、撥水膜50の塗布、乾燥によって形成することができる。
図10(b)のように、樹脂層12上に、インクジェットヘッド20を用いて、第2樹脂24aを塗布する。第2樹脂24aは、実施例1の第2樹脂24と異なり、例えば低めの粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第2樹脂24aは、例えば樹脂層12を形成する第1樹脂22と同じ樹脂を用いることができる。樹脂層12上に撥水膜50が設けられて濡れ性が低下しているため、低めの粘度を有する第2樹脂24aを塗布しても、第2樹脂24aはあまり広がらずにレンズ形状となる。
図10(c)のように、第2樹脂24aに対してUVを照射して、第2樹脂24aを硬化させる。これにより、樹脂層12上に、樹脂層12よりも受光素子10の主面16に平行な方向において小さい形状をした樹脂レンズ14が形成される。その後、樹脂層12と樹脂レンズ14との間以外の部分の撥水膜50をウエットエッチングによって除去する。このような製造工程を含んで、実施例4に係る光デバイス130は形成される。
実施例4によれば、図9のように、樹脂層12と樹脂レンズ14との間に撥水膜50が設けられおり、撥水膜50は、図10(a)のように、樹脂レンズ14を形成する前に、樹脂層12の表面を覆って形成される。撥水膜50を設けることで、樹脂レンズ14の形成に用いる第2樹脂24aに低めの粘度を有する樹脂を用いることができる。例えば樹脂層12の形成に用いる第1樹脂22と同じ樹脂を用いることができる。よって、実施例4によれば、同じ粘度を有する1種類の樹脂によって、樹脂層12と樹脂レンズ14とを形成することができる。樹脂層12と樹脂レンズ14とが同じ樹脂からなることで、樹脂層12と樹脂レンズ14との間の密着力をより向上させることができる。
図11(a)から図11(d)は、実施例5に係る光デバイスの製造方法を示す断面図である。図11(a)のように、受光素子10の主面16に対してプラズマ処理を施して、主面16を粗化させる。その後、受光部18上に、インクジェットヘッド20を用いて、第1樹脂22aを塗布する。第1樹脂22aは、実施例1の第1樹脂22と異なり、例えば高めの粘度を有するUV硬化型の樹脂を用いることができる。第1樹脂22aは、例えば樹脂レンズ14を形成する第2樹脂24と同じ樹脂を用いることができる。受光素子10の主面16を粗化させているため、高めの粘度を有する第1樹脂22aを塗布しても、第1樹脂22aは、受光部18上から周囲に大きく広がって形成される。
図2(b)のように、第1樹脂22aに対してUVを照射して、第1樹脂22aを硬化させる。これにより、受光部18上に、受光部18よりも大きな面積で受光素子10に接する樹脂層12が形成される。
図2(c)のように、樹脂層12上に、インクジェットヘッド20を用いて、第2樹脂24を塗布する。第2樹脂24は、実施例1で説明したように、例えば高めの粘度を有する樹脂を用いることができる。第2樹脂24の粘度が高めであるため、第2樹脂24はあまり広がらずにレンズ形状となる。
図2(d)のように、第2樹脂24に対してUVを照射して、第2樹脂24を硬化させる。これにより、樹脂層12上に、樹脂層12よりも受光素子10の主面16に平行な方向において小さい形状をした樹脂レンズ14が形成される。このような製造工程を含んで、実施例5に係る光デバイス140は形成される。
実施例5によれば、樹脂層12を形成する前に、受光素子10の主面16に対してプラズマ処理を施す。これにより、主面16が粗化されるため、樹脂層12の形成に用いる第1樹脂22aに高めの粘度を有する樹脂を用いることができる。例えば樹脂レンズ14の形成に用いる第2樹脂24と同じ樹脂を用いることができる。よって、実施例5によれば、同じ粘度を有する1種類の樹脂によって、樹脂層12と樹脂レンズ14とを形成することができ、樹脂層12と樹脂レンズ14との間の密着力をより向上させることができる。
実施例1から5では、光素子として受光部18を有する受光素子10を備える光デバイスの場合を例に示したが、発光部を有する発光素子を備える光デバイスの場合でもよい。この場合、発光素子には、例えば面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)を用いることができ、樹脂層は、発光部上に設けられる。また、光素子は、基板上に半導体層が形成された光半導体素子の場合に限らず、その他の場合でもよい。
樹脂層12と樹脂レンズ14とは、インクジェット法を用いて、第1樹脂22、22aと第2樹脂24、24aとを塗布することで形成する場合を例に示したが、その他の方法によって形成する場合でもよい。樹脂層12と樹脂レンズ14とはUV硬化型の樹脂からなる場合、即ち、第1樹脂22、22aと第2樹脂24、24aとがUV硬化型の樹脂からなる場合を例に示したが、熱硬化型の樹脂からなる場合でもよい。また、実施例3の突起部40を形成する第3樹脂42もUV硬化型の樹脂に限らず、熱硬化型の樹脂を用いてもよい。
実施例6は、実施例1の光デバイス100を備える光モジュールの例である。図12は、実施例6に係る光モジュールを示す断面図である。図12のように、実施例6の光モジュール200は、実施例1の光デバイス100が、バンプ74によって、配線基板70の上面に形成されたパッド72にフリップチップ実装されている。光デバイス100の実装方法には、ワイヤを用いたフェースアップ実装もあるが、ワイヤを用いた場合、ワイヤのインピーダンス成分が高速化に当って問題となるため、フリップチップ実装を用いることが好ましい。光デバイス100に相対する位置の配線基板70の下面に、レンズ78を備えたレンズフィルム76が接着層80によってパッド72に接着される。レンズフィルム76には、マルチモード光ファイバ82が接続される。マルチモード光ファイバ82から出射される光信号は、レンズ78及び光デバイス100に備わる樹脂レンズ14によって、受光素子10の受光部18に集光される。
配線基板70の上面には更にTIA(Transimpedance Amplifier)84が実装されている。TIA84も、バンプ74によって、配線基板70の上面に形成されたパッド72にフリップチップ実装されている。TIA84は、光デバイス100から出力される電流信号をインピーダンス変換、増幅し、電圧信号として出力するIC(Integrated Circuit)である。
実施例6の光モジュール200は、実施例1の光デバイス100が、配線基板70にフリップチップ実装された構成をしている。光デバイス100を配線基板70にフリップチップ実装するに当たり、バンプ74を高温に加熱したり又はバンプ74に超音波振動を作用させることを行う。光デバイス100の樹脂レンズ14は、実施例1で説明したように、密着力が向上している。このため、フリップチップ実装での高温又は超音波による負荷が樹脂レンズ14に掛かった場合でも、樹脂レンズ14が受光素子10から剥離することを抑制できる。
実施例6では、実施例1の光デバイス100を備える場合を例に示したが、実施例2から5の光デバイスを備える場合でも、同様の効果を得ることができる。また、実施例6では、受光素子10とTIA84とを備える光エンジンモジュールの場合を例に示した。しかしながら、図13のように、受光素子10とTIA84に加えて、発光素子86とドライバ88を備える光トランシーバモジュールの場合でもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)主面に受光部または発光部を有する光素子と、前記受光部または前記発光部上に設けられた樹脂層と、前記樹脂層上に設けられた樹脂レンズと、を備え、前記樹脂層は、前記樹脂レンズよりも前記主面に平行な方向において大きな形状をしていることを特徴とする光デバイス。
(付記2)前記光素子は、前記受光部または前記発光部の周囲に、前記受光部または前記発光部に接して、前記受光部または前記発光部よりも突起した突起部を有し、前記樹脂層は前記受光部または前記発光部上から前記突起部上に延在して設けられ、前記樹脂層の形状は前記突起部によって規定されていることを特徴とする付記1記載の光デバイス。
(付記3)前記光素子は、前記受光部または前記発光部の周囲に、前記受光部または前記発光部から離れて、前記主面よりも突起した突起部を有し、前記樹脂層は前記突起部の内側部分を覆って設けられ、前記樹脂層の形状は前記突起部によって規定されていることを特徴とする付記1記載の光デバイス。
(付記4)前記突起部は、前記樹脂層よりも粘度が高い樹脂からなることを特徴とする付記3記載の光デバイス。
(付記5)前記樹脂層は、前記樹脂レンズよりも粘度が低い樹脂からなることを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の光デバイス。
(付記6)前記樹脂層と前記樹脂レンズとの間に設けられた撥水膜を備えることを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の光デバイス。
(付記7)前記樹脂層と前記樹脂レンズとは、同じ樹脂からなることを特徴とする付記6記載の光デバイス。
(付記8)付記1から7のいずれか一項記載の光デバイスと、前記光デバイスがフリップチップ実装された配線基板と、を備えることを特徴とする光モジュール。
(付記9)主面に受光部または発光部を有する光素子の前記受光部または前記発光部上に第1樹脂を塗布して、樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層上に第2樹脂を塗布して、樹脂レンズを形成する工程と、を備え、前記樹脂層を形成する工程は、前記樹脂層が前記樹脂レンズよりも前記主面に平行な方向において大きな形状となるように、前記第1樹脂を塗布することを特徴とする光デバイスの製造方法。
(付記10)前記樹脂層および前記樹脂レンズの形成は、インクジェット法によって前記第1樹脂および前記第2樹脂を塗布することでなされることを特徴とする付記9記載の光デバイスの製造方法。
(付記11)前記樹脂層の形成は、前記受光部または前記発光部よりも突起した突起部が周囲に接して形成された前記受光部または前記発光部上に前記第1樹脂を塗布することでなされることを特徴とする付記9または10記載の光デバイスの製造方法。
(付記12)前記樹脂層を形成する工程の前に、前記受光部または前記発光部の周囲に、前記受光部または前記発光部から離れて、前記主面よりも突起した突起部を形成する工程を備えることを特徴とする付記9または10記載の光デバイスの製造方法。
(付記13)前記突起部は、前記主面上に、前記第1樹脂よりも粘度が高い第3樹脂を塗布することで形成されることを特徴とする付記12記載の光デバイスの製造方法。
(付記14)前記第1樹脂は、前記第2樹脂よりも粘度が低いことを特徴とする付記9から13のいずれか一項記載の光デバイスの製造方法。
(付記15)前記樹脂レンズを形成する工程の前に、前記樹脂層の表面を覆う撥水膜を形成する工程を備えることを特徴とする付記9から13のいずれか一項記載の光デバイスの製造方法。
(付記16)前記樹脂層を形成する工程の前に、前記光素子の前記主面に対してプラズマ処理を施す工程を備えることを特徴とする付記9または10記載の光デバイスの製造方法。
(付記17)前記第1樹脂と前記第2樹脂とは同じ樹脂からなることを特徴とする付記15または16記載の光デバイスの製造方法。
(付記18)付記9から17のいずれか一項によって製造された光デバイスを、配線基板上にフリップチップ実装する工程を備えることを特徴とする光モジュールの製造方法。
10 受光素子
12 樹脂層
14 樹脂レンズ
16 主面
18 受光部
20 インクジェットヘッド
22、22a 第1樹脂
24、24a 第2樹脂
30 電極
40 突起部
42 第3樹脂
50 撥水膜
70 配線基板
72 パッド
74 バンプ
84 TIA
86 発光素子
88 ドライバ
100〜140 光デバイス
200 光モジュール

Claims (11)

  1. 主面に受光部または発光部を有する光素子と、
    前記受光部または前記発光部上に設けられた樹脂層と、
    前記樹脂層上に設けられた樹脂レンズと、を備え、
    前記樹脂層は、前記樹脂レンズよりも前記主面に平行な方向において大きな形状をしていることを特徴とする光デバイス。
  2. 前記光素子は、前記受光部または前記発光部の周囲に、前記受光部または前記発光部に接して、前記受光部または前記発光部よりも突起した突起部を有し、
    前記樹脂層は前記受光部または前記発光部上から前記突起部上に延在して設けられ、前記樹脂層の形状は前記突起部によって規定されていることを特徴とする請求項1記載の光デバイス。
  3. 前記光素子は、前記受光部または前記発光部の周囲に、前記受光部または前記発光部から離れて、前記主面よりも突起した突起部を有し、
    前記樹脂層は前記突起部の内側部分を覆って設けられ、前記樹脂層の形状は前記突起部によって規定されていることを特徴とする請求項1記載の光デバイス。
  4. 前記樹脂層は、前記樹脂レンズよりも粘度が低い樹脂からなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の光デバイス。
  5. 前記樹脂層と前記樹脂レンズとの間に設けられた撥水膜を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の光デバイス。
  6. 前記樹脂層と前記樹脂レンズとは、同じ樹脂からなることを特徴とする請求項5記載の光デバイス。
  7. 請求項1から6のいずれか一項記載の光デバイスと、
    前記光デバイスがフリップチップ実装された配線基板と、を備えることを特徴とする光モジュール。
  8. 主面に受光部または発光部を有する光素子の前記受光部または前記発光部上に第1樹脂を塗布して、樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層上に第2樹脂を塗布して、樹脂レンズを形成する工程と、を備え、
    前記樹脂層を形成する工程は、前記樹脂層が前記樹脂レンズよりも前記主面に平行な方向において大きな形状となるように、前記第1樹脂を塗布することを特徴とする光デバイスの製造方法。
  9. 前記樹脂層を形成する工程の前に、前記光素子の前記主面に対してプラズマ処理を施す工程を備えることを特徴とする請求項8記載の光デバイスの製造方法。
  10. 前記第1樹脂と前記第2樹脂とは同じ樹脂からなることを特徴とする請求項9記載の光デバイスの製造方法。
  11. 請求項8から10のいずれか一項によって製造された光デバイスを、配線基板上にフリップチップ実装する工程を備えることを特徴とする光モジュールの製造方法。
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