JP4155099B2 - マイクロレンズの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロレンズの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マイクロレンズと呼ばれる微小レンズを多数有した光学装置が提供されている。このような光学装置としては、例えばレーザを備えた発光装置や、光ファイバの光インタコネクション、さらには入射光を集めるための集光レンズを有した固体撮像素子などがある。
【0003】
ところで、このような光学装置を構成するマイクロレンズは、従来では金型を用いた成形法や、フォトリソグラフィー法によって成形されていた(例えば、特許文献1参照)。
また、近年ではプリンタなどに用いられている液滴吐出法を用い、微細パターンであるマイクロレンズを形成するといった提案もなされている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−35504号公報
【特許文献2】
特開2000−280367号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金型を用いた成形法やフォトリソグラフィー法では、マイクロレンズ形成のために金型や複雑な製造工程を必要とすることから、その分コストが高くなってしまい、また、任意の形状のマイクロレンズを任意の位置に形成するのが困難であるといった課題があった。
また、単に液滴吐出法を採用するだけでは、マイクロレンズを任意の位置に形成するのは容易であるものの、その形状を所望する形状に制御するのが困難であった。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、形状を任意に制御して集光機能等の光学特性を良好にすることのできる、マイクロレンズの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明のマイクロレンズの製造方法では、基体上に土台部材を形成する工程と、前記土台部材の上面を撥液処理する工程と、前記撥液処理した土台部材の上にレンズ材料を吐出し、前記土台部材上に単一のマイクロレンズを形成する工程と、を備えてなり、滴吐出ヘッドによりレンズ材料を吐出するに際して、形成するマイクロレンズの上面側の曲率が予め設定した所定の曲率となるように、吐出するドット数を決定することを特徴としている。
このマイクロレンズの製造方法によれば、土台部材上に単一のマイクロレンズを形成するので、土台部材の上面の大きさや形状を適宜に形成することにより、得られるマイクロレンズの大きさや形状を適宜に形成することが可能になる。また、土台部材の上面を撥液処理するようにしたので、吐出配置されたレンズ材料の土台部材上面に対する接触角を大きくすることができ、これにより土台部材上面に載るレンズ材料の量を多くすることが可能になる。そして、このように土台部材上面に載るレンズ材料の量を多くできるようにした状態のもとで、レンズ材料を複数ドット吐出するようにしているので、ドット数を適宜に調整することにより得られるマイクロレンズの大きさや形状を良好に制御することができ、したがって例えば球に近い形状のマイクロレンズを形成することも可能になる。
また、本発明の他のマイクロレンズの製造方法では、
基体上に土台部材を形成する工程と、前記土台部材の上面を撥液処理する工程と、前記撥液処理した土台部材の上にレンズ材料を吐出し、前記土台部材上に単一のマイクロレンズを形成する工程と、を備えてなり、滴吐出ヘッドによりレンズ材料を吐出するに際して、形成するマイクロレンズの、前記土台部材の上面と平行となる横断面の最大外径が、前記土台部材の上面の外径より大きくなるように、吐出するドット数を決定することを特徴としている。
【0008】
また、前記マイクロレンズの製造方法においては、前記撥液処理する工程では、前記土台部材形成材料で形成された平面に対して前記レンズ材料を配した際、該レンズ材料の接触角が20°以上となるような撥液性を発揮するように撥液処理するのが好ましい。
このようにすれば、吐出配置されたレンズ材料の土台部材上面に対する接触角が確実に大きくなるので、土台部材上面に載るレンズ材料の量をより多くすることができる。
【0009】
また、前記マイクロレンズの製造方法においては、前記土台部材を形成する工程において、前記土台部材の上面形状を円形あるいは楕円形、もしくは多角形に形成するのが好ましい。
このようにすれば、より球に近いマイクロレンズを形成することが可能になり、したがってその曲率を適宜に形成することで集光機能等の光学特性を調整することが可能になる。
【0010】
また、前記マイクロレンズの製造方法においては、前記液滴吐出法によりレンズ材料を吐出するに際して、形成するマイクロレンズの上面側の曲率が予め設定した所定の曲率となるように、吐出するドット数を決定するのが好ましい。
このようにすれば、上面側の曲率を予め設定した所定の曲率となるように形成するので、この上面側から光を透過させるようにすることにより、所望の光学特性を有するマイクロレンズを形成することができる。
【0011】
本発明のマイクロレンズは、基体上に形成された土台部材の上面に形成されたマイクロレンズであって、前記土台部材の上面が撥液処理されてなり、前記マイクロレンズが、液滴吐出法によりレンズ材料が複数ドット吐出されて形成されたことを特徴としている。
このマイクロレンズによれば、土台部材上にマイクロレンズが形成されているので、土台部材の上面の大きさや形状が適宜に形成されることにより、その大きさや形状が適宜なものとなる。また、土台部材の上面が撥液処理されているので、吐出配置されたレンズ材料の土台部材上面に対する接触角が大きくなっており、したがって土台部材上面に載るレンズ材料の量を多くすることが可能になっている。よって、吐出されるレンズ材料のドット数が適宜に調整されることにより、得られるマイクロレンズの大きさや形状が良好に制御されたものとなり、例えば球に近い形状のものにも形成可能となっている。
【0012】
また、前記マイクロレンズにおいては、前記土台部材の上面形状が円形あるいは楕円形、もしくは多角形であるのが好ましい。
このようにすれば、より球に近いものとなり、したがってその曲率が適宜に形成されることで集光機能等の光学特性が良好に調整されたものとなる。
【0013】
また、前記マイクロレンズにおいては、前記土台部材の上面と平行となるマイクロレンズの横断面の最大外径が、前記土台部材の上面の外径より大きいのが好ましい。
このようにすれば、土台部材の上面の外径より大きい横断面を有することから、このマイクロレンズが例えば球に近い形状となり、したがってその曲率が適宜に形成されることで集光機能等の光学特性が良好に調整されたものとなる。
【0014】
また、前記マイクロレンズにおいては、前記土台部材が透光性を有しているのが好ましい。
このようにすれば、土台部材側に発光源を配置して用いた場合に、この発光源からの光をマイクロレンズの上面側から良好に出射させるようになり、したがってこの上面側の曲率等によって集光機能等を良好に発揮するものとなる。
【0015】
本発明の光学装置は、面発光レーザと、前記の製造方法によって得られたマイクロレンズ、あるいは前記のマイクロレンズとを備え、前記マイクロレンズを前記面発光レーザの出射側に配設したことを特徴としている。
この光学装置によれば、前述したように大きさや形状が良好に制御されたマイクロレンズを前記面発光レーザの出射側に配設しているので、このマイクロレンズによって発光レーザからの出射光の集光等を良好に行うことが可能になり、したがって良好な発光特性(光学特性)を有するものとなる。
【0016】
本発明の光伝送装置は、前記の光学装置と、受光素子と、前記光学装置からの出射光を前記受光素子に伝送する光伝送手段とを備えたことを特徴としている。
この光伝送装置によれば、前述したように良好な発光特性(光学特性)を有する光学装置を備えているので、伝送特性が良好な光伝送装置となる。
【0017】
本発明のレーザプリンタ用ヘッドは、前記光学装置を備えたことを特徴としている。
このレーザプリンタ用ヘッドによれば、前述したように良好な発光特性(光学特性)を有する光学装置を備えているので、描画特性が良好なレーザプリンタ用ヘッドとなる。
【0018】
本発明のレーザプリンタは、前記のレーザプリンタ用ヘッドを備えたことを特徴としている。
このレーザプリンタによれば、前述したように描画特性が良好なレーザプリンタ用ヘッドを備えているので、このレーザプリンタ自体が描画特性に優れたものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
まず、本発明のマイクロレンズの製造方法について説明する。本発明のマイクロレンズの製造方法は、基体上に土台部材を形成する工程と、前記土台部材の上面を撥液処理する工程と、前記撥液処理した土台部材の上面上に液滴吐出法によってレンズ材料を複数ドット吐出し、前記土台部材上にマイクロレンズを形成する工程と、を備えている。
【0020】
ここで、本発明において「基体」とは、前記土台部材を形成できる面を有するものをいい、具体的にはガラス基板や半導体基板、さらにはこれらに各種の機能性薄膜や機能性要素を形成したものをいう。また、前記土台部材を形成できる面については、平面であっても曲面であってもよく、さらに基体自体の形状についても特に限定されることなく種々の形状のものが採用可能である。
【0021】
本発明では、図1(a)に示すように例えばGaAs基板1を用い、このGaAs基板1に多数の面発光レーザ2を形成したものを基体3として用意する。そして、この基体3の上面側、すなわち前記面発光レーザ2の出射側となる面上に、土台部材の形成材料を設け、土台部材材料層4を形成する。なお、面発光レーザ2には、その出射口の周辺にポリイミド樹脂等からなる絶縁層(図示せず)が形成されている。ここで、土台部材の形成材料としては、透光性を有する材料、すなわち、前記面発光レーザ2からの発光光の波長域においてほとんど吸収を起こさず、したがって実質的にこの発光光を透過させる材料とするのが好ましく、例えばポリイミド系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、あるいはフッ素系樹脂等が好適に用いられるが、特にポリイミド系樹脂がより好適に用いられる。
【0022】
本実施形態では、土台部材の形成材料としてポリイミド系樹脂を用いるものとする。そして、このポリイミド系樹脂の前駆体を基体3上に塗布し、その後約150℃で加熱処理することにより、図1(a)に示したような土台部材材料層4とする。なお、この土台部材材料層4については、この段階では十分に硬化を進ませず、その形状を保持できる程度の硬さにしておく。
【0023】
このようにしてポリイミド系樹脂からなる土台部材材料層4を形成したら、図1(b)に示すようにこの土台部材材料層4上にレジスト層5を形成する。そして、所定のパターンを形成したマスク6をレジスト層5を用いて露光し、さらに現像することにより、図1(c)に示すようにレジストパターン5aを形成する。
【0024】
次いで、レジストパターン5aをマスクとして、例えばアルカリ系溶液を用いたウエットエッチングによって土台部材材料層4をパターニングする。これにより、図1(d)に示すように基体3上に土台部材パターン4aが形成される。ここで、形成する土台部材パターン4aについては、その上面形状を円形あるいは楕円形、もしくは多角形に形成するのが、これの上にマイクロレンズを形成するうえで好ましく、本実施形態では上面形状を円形にしている。また、このような円形の上面の中心位置が、基体3に形成した前記面発光レーザ2の出射口(図示せず)の直上に位置するように形成する。
その後、図1(e)に示すようにレジストパターン5aを除去し、さらに約350℃で熱処理を行うことにより、土台部材パターン4aを十分に硬化させて土台部材4bとする。
【0025】
次いで、この土台部材4bの上面を撥液処理する。この撥液処理としては、例えば大気雰囲気中にてテトラフルオロメタンを処理ガスとするプラズマ処理法(CFプラズマ処理法)が好適に採用される。このCFプラズマ処理の条件は、例えばプラズマパワーが50〜1000kW、テトラフルオロメタン(CF)のガス流量が50〜100ml/min、プラズマ放電電極に対する基体3の搬送速度が0.5〜1020mm/sec、基体温度が70〜90℃とされる。なお、処理ガスとしては、テトラフルオロメタン(CF)に限定されることなく、他のフルオロカーボン系のガスを用いることもできる。このような撥液化処理を行うことにより、土台部材4bの上面にはこれを構成する樹脂中にフッ素基が導入され、これによって高い撥液性が付与される。
【0026】
ここで、このような撥液処理については、特に、前記土台部材4bの形成材料で形成された平面に対して後述するレンズ材料を配した際、該レンズ材料の接触角が20°以上となるような撥液性を発揮するように、行うのが好ましい。
すなわち、図6に示すように前記土台部材4bの形成材料(本例ではポリイミド系樹脂)で土台部材材料層4を形成し、その表面を平面とする。そして、この表面に対して前述した廃液処理を施す。次いで、この表面上にレンズ材料7を液滴吐出法によって配する。
【0027】
すると、レンズ材料7は土台部材材料層4の表面に対する濡れ性に応じた形状の液滴となる。このとき、土台部材材料層4の表面張力をγ、レンズ材料7の表面張力をγ、土台部材材料層4とレンズ材料7との間の界面張力をγSL、土台部材材料層4に対するレンズ材料7の接触角をθとすると、γ、γ、γSL、θの間には以下の式が成立する。
γ=γSL+γ・cosθ
後述するようにマイクロレンズとなるレンズ材料7は、その曲率が、前記の式によって決定される接触角θにより制限を受ける。すなわち、レンズ材料7を硬化させた後に得られるレンズの曲率は、最終的なマイクロレンズの形状を決定する要素の一つである。したがって、本発明においては、得られるマイクロレンズの形状がより球状に近くなるよう、撥液処理によって土台部材材料層4とレンズ材料7との間の界面張力をγSLを大きくすることで、前記接触角θを大きく、すなわち20°以上とするのが好ましいのである。
このように、図6に示した接触角θが20°以上となるような条件による撥液処理を、前記土台部材4bの上面に施すことにより、後述するようにこの土台部材4bの上面に吐出配置されるレンズ材料7の、土台部材4b上面に対する接触角θ’が確実に大きくなる。したがって、土台部材上面に載るレンズ材料の量をより多くすることができ、これによりその形状を吐出量(吐出ドット量)で制御することが容易になる。
【0028】
このようにして土台部材4bの上面に撥液処理を施したら、この土台部材4b上に液滴吐出法によってレンズ材料7を複数ドット吐出する。ここで、液滴吐出法としては、ディスペンサ法やインクジェット法などが採用可能である。ディスペンサ法は、液滴を吐出する方法として一般的な方法であり、比較的広い領域に液滴を吐出するのに有効な方法である。インクジェット法は、インクジェットヘッドを用いて液滴を吐出する方法であり、液滴を吐出する位置についてμmオーダーの単位で制御することができ、また、吐出する液滴の量もピコリットルオーダーの単位で制御できるため、特に微細なレンズ(マイクロレンズ)の製造に適している。
【0029】
そこで、本実施形態では、液滴吐出法としてインクジェット法を用いることにする。このインクジェット法は、インクジェットヘッド34として、例えば図2(a)に示すようにステンレス製のノズルプレート12と振動板13とを備え、両者を仕切部材(リザーバプレート)14を介して接合したものを用いる。ノズルプレート12と振動板13との間には、仕切部材14によって複数のキャビティ15…とリザーバ16とが形成されており、これらキャビティ15…とリザーバ16とは流路17を介して連通している。
【0030】
各キャビティ15とリザーバ16の内部とは吐出するための液状体(レンズ材料)で満たされるようになっており、これらの間の流路17はリザーバ16からキャビティ15に液状体を供給する供給口として機能するようになっている。また、ノズルプレート12には、キャビティ15から液状体を噴射するための孔状のノズル18が縦横に整列した状態で複数形成されている。一方、振動板13には、リザーバ16内に開口する孔19が形成されており、この孔19には液状体タンク(図示せず)がチューブ(図示せず)を介して接続されるようになっている。
【0031】
また、振動板13のキャビティ15に向く面と反対の側の面上には、図2(b)に示すように圧電素子(ピエゾ素子)20が接合されている。この圧電素子20は、一対の電極21、21間に挟持され、通電により外側に突出するようにして撓曲するよう構成されたもので、本発明における吐出手段として機能するものである。
【0032】
このような構成のもとに圧電素子20が接合された振動板13は、圧電素子20と一体になって同時に外側へ撓曲し、これによりキャビティ15の容積を増大させる。すると、キャビティ15内とリザーバ16内とが連通しており、リザーバ16内に液状体が充填されている場合には、キャビティ15内に増大した容積分に相当する液状体が、リザーバ16から流路17を介して流入する。
そして、このような状態から圧電素子20への通電を解除すると、圧電素子20と振動板13はともに元の形状に戻る。よって、キャビティ15も元の容積に戻ることから、キャビティ15内部の液状体の圧力が上昇し、ノズル18から液状体の液滴22が吐出される。
【0033】
なお、インクジェットヘッドの吐出手段としては、前記の圧電素子(ピエゾ素子)20を用いた電気機械変換体以外でもよく、例えば、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いた方式や、帯電制御型、加圧振動型といった連続方式、静電吸引方式、さらにはレーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、この発熱による作用で液状体を吐出させる方式を採用することもできる。
【0034】
また、吐出するレンズ材料7、すなわちマイクロレンズとなるレンズ材料7としては、光透過性樹脂が用いられる。具体的には、ポリメチルメタクリレート、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリシクロヘキシルメタクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリジエチレングリコールビスアリルカーボネート、ポリカーボネートなどのアリル系樹脂、メタクリル樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂、フッ素系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの熱可塑性または熱硬化性の樹脂が挙げられ、これらのうちの一種が用いられ、あるいは複数種が混合されて用いられる。
【0035】
また、本発明においては、前記光透過性樹脂として、特に非溶剤系のものが好適に用いられる。この非溶剤系の光透過性樹脂は、有機溶剤を用いて光透過性樹脂を溶解し、液状体とすることなく、例えばこの光透過性樹脂をそのモノマーで希釈することによって液状化し、インクジェットヘッド34からの吐出を可能にしたものである。また、この非溶剤系の光透過性樹脂では、ビイミダゾール系化合物などの光重合開始剤を配合することにより、放射線照射硬化型のものとして使用できるようにしている。すなわち、このような光重合開始剤を配合することにより、前記光透過性樹脂に放射線照射硬化性を付与することができるのである。ここで、放射線とは可視光線、紫外線、遠紫外線、X線、電子線等の総称であり、特に紫外線が一般的に用いられる。
【0036】
このようなレンズ材料7を、前記構成からなるインクジェットヘッド34によって図3(a)に示すように土台部材4b上に複数ドット、例えば30ドット吐出し、土台部材4b上にマイクロレンズ前駆体8を形成する。ここで、インクジェット法によってレンズ材料7を吐出していることにより、レンズ材料7を土台部材4b上のほぼ中心部に精度良く配することができる。また、前述したように土台部材4bの上面を撥液処理していることにより、吐出されたレンズ材料7の液滴は土台部材4bの上面上で濡れ広がりにくくなっており、したがって土台部材4b上に配されたレンズ材料7は、土台部材4bからこぼれ落ちることなく、土台部材4b上に安定した状態で保持されるようになっている。また、断続的に数ドット(本例では30ドット)が吐出されることにより、この吐出されたレンズ材料7からなるマイクロレンズ前駆体8は、その横断面(土台部材4bの上面と平行な水平面)がついには土台部材4bの上面より大きくなる。
【0037】
すなわち、レンズ材料7の吐出の初期においては、レンズ材料7の吐出量が少ないため、図4(a)に示すように土台部材4bの上面全体に広がった状態では全体としては大きく盛り上がらず、土台部材4bの上面に対する接触角θ’は鋭角となる。
この状態からさらにレンズ材料7の吐出を続けると、後から吐出されたレンズ材料7は当然先に吐出されたレンズ材料7に対する密着性が高いことから、図4(b)に示すようにこれからこぼれ落ちることなく一体化する。すると、この一体化されたレンズ材料7はその体積が大きくなって盛り上がり、これによって土台部材4bの上面に対する接触角θ’が大きくなり、ついには直角を越えるようになる。
さらにこの状態からレンズ材料7の吐出を続けると、特にインクジェット法で吐出していることからドットごとでは大きな量とならないことにより、土台部材4b上での全体としてのバランスが保たれ、結果として図4(c)に示すように接触角θ’が大きな鈍角となり、結果として球に近い状態になる。
【0038】
このように、土台部材4bの上面を撥液処理しておき、この撥液処理面上に少量のドットを量及び吐出位置について精度良く吐出することのできるインクジェット法(液滴吐出法)でレンズ材料7を複数ドット配することにより、接触角θ’が比較的小さい鋭角のものから大きな鈍角となるものまで、マイクロレンズ前駆体8の形状を作り分けることができる。すなわち、吐出するドット数を形成するマイクロレンズの形状に合わせて予め適宜に決定しておくことにより、所望の形状のマイクロレンズを形成することができるのである。
【0039】
このようにして所望形状(本実施形態では図4(c)に示したような球形に近い形状とする)のマイクロレンズ前駆体8を形成したら、図3(b)に示すようにこれらマイクロレンズ前駆体8を硬化させ、マイクロレンズ8aを形成する。マイクロレンズ前駆体8の硬化処理としては、前述したようにレンズ材料7として有機溶剤が加えられておらず、放射線照射硬化性が付与されたものを用いることから、特に紫外線(波長λ=365nm)の照射による処理方法が好適に用いられる。
【0040】
また、このような紫外線照射による硬化処理の後、例えば100℃で1時間程度の熱処理を行うのが好ましい。このような熱処理を行うことにより、紫外線照射による硬化処理の段階で硬化むらが生じてしまっても、この硬化むらを減少させて全体としてほぼ均一な硬化度にすることができる。
このようにしてマイクロレンズ8aを形成したら、必要に応じて基体3を切断し、個片化しあるいはアレイ状に形成することなどにより、所望の形態に作製する。
なお、このようにして製造されたマイクロレンズ8aと、基体3に予め形成した前記面発光レーザ2とから、本発明の一実施形態となる光学装置が得られる。
【0041】
このようなマイクロレンズ8aの製造方法にあっては、土台部材4b上にマイクロレンズ8aを形成するので、土台部材4bの上面の大きさや形状を適宜に形成することにより、得られるマイクロレンズ8aの大きさや形状を適宜に形成することができる。また、土台部材4bの上面を撥液処理しているので、吐出配置されたレンズ材料7の土台部材4b上面に対する接触角θ’を大きくすることができ、これにより土台部材4b上面に載るレンズ材料7の量を多くすることができる。そして、このように土台部材4b上面に載るレンズ材料7の量を多くできるようにした状態のもとで、レンズ材料7を複数ドット吐出するようにしているので、ドット数を適宜に調整することにより、得られるマイクロレンズ8aの大きさや形状を良好に制御することができる。
【0042】
すなわち、前述したようにマイクロレンズ8aの形状を図4(a)〜(c)に示した種々の形状、すなわち平べったい形状(図4(a))から側面が半球に近い形状(図4(b))、さらに側面が球に近い形状(図4(c))にまで作り分けることができる。したがって、特に本実施形態の場合に、基体3に形成した面発光レーザ2からの出射光(発光光)が土台部材4bを透過してこの土台部材4bと反対の側、すなわちマイクロレンズ8aの上面側から出射するが、図4(a)〜(c)に示したようにこのマイクロレンズ8aの上面側の曲率を適宜に作り分けることができることから、このマイクロレンズ8aの集光機能を予め設定したように調整することができる。
【0043】
したがって、例えば面発光レーザ2からの出射光(発光光)が放射光として土台部材4bを透過してマイクロレンズ8aに入射する場合に、予め放射光の放射の度合いに応じてマイクロレンズ8aの形状、すなわちマイクロレンズ8aの上面側の曲率を予め設定した曲率となるように形成しておくことにより、面発光レーザ2からの放射光(出射光)を例えば図5(a)〜(c)に示すようにマイクロレンズ8aで良好に集光することができる。
また、逆に面発光レーザ2などの発光源からの光が放射性を有することなく、直進性を有する場合、マイクロレンズ8aを透過させることでこの透過光に放射性を持たせることができる。
【0044】
また、特に図4(b)、(c)に示したように、土台部材4bの上面の外径Aに対してマイクロレンズ8aを、前記上面と平行となる横断面のうちの最大となる横断面の外径Bの方が大きくなるように形成することにより、このマイクロレンズ8aが図4(a)に示したものなどに比べ球に近いものとなる。したがって、その上面側の曲率を比較的小さくすることができることから、集光機能をより高めることができる。
【0045】
また、このようにして製造されたマイクロレンズ8aと基体3に形成した前記面発光レーザ2とからなる光学装置にあっては、前述したように大きさや形状が良好に制御されたマイクロレンズ8aを前記面発光レーザ2の出射側に配設しているので、このマイクロレンズ8aによって面発光レーザ2からの出射光の集光等を良好に行うことができ、したがって良好な発光特性(光学特性)を有するものとなる。
【0046】
なお、前記実施形態では、基体3上に土台部材材料層4を形成してこの土台部材材料層4から土台部材4bを形成するようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば基体3の表層部が透光性材料によって形成されている場合などでは、この表層部に土台部材を直接形成するようにしてもよい。
また、土台部材4bの形成方法についても、前述したフォトリソグラフィー法に限定されることなく、他の形成方法、例えば選択成長法や転写法等を採用することができる。
また、土台部材4bの上面形状についても、形成するマイクロレンズに要求される特性に応じて、三角形や四角形など種々の形状にすることが可能であり、さらに土台部材4b自体の形状についても、テーパ型や逆テーパ型など種々の形状にすることが可能である。
また、前記実施形態では、マイクロレンズ8aが、土台部材4b上に形成された状態のままでレンズとして用いられ、機能するようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、土台部材4bから適宜な方法で切り離しあるいは剥離し、マイクロレンズ8aを単独の光学部品として用いるようにしてもよい。その場合、製造に用いる土台部材4bについては、当然ながら透光性を有する必要はない。
【0047】
また、本発明においては、前記の面発光レーザ2とマイクロレンズ8aとからなる光学装置に加えて、この光学装置からの出射光を伝送する光ファイバや光導波路等からなる光伝送手段と、この光伝送手段で伝送された光を受光する受光素子とを備えることにより、光伝送装置として機能させることができる。
このような光伝送装置にあっては、前述したように良好な発光特性(光学特性)を有する光学装置を備えているので、この光伝送装置も良好な伝送特性を有するものとなる。
【0048】
また、本発明のレーザプリンタ用ヘッドは、前記光学装置を備えてなるものである。すなわち、このレーザプリンタ用ヘッドに用いられた光学装置は、図7に示すように多数の面発光レーザ2を直線的に配してなる面発光レーザアレイ2aと、この面発光レーザアレイ2aを構成する個々の面発光レーザ2に対して配設されたマイクロレンズ8aと、を備えてなるものである。なお、面発光レーザ2に対してはTFT等の駆動素子(図示せず)が設けられており、また、このレーザプリンタ用ヘッドには温度補償回路(図示せず)が設けられている。
さらに、このような構成のレーザプリンタ用ヘッドを備えることにより、本発明のレーザプリンタが構成される。
【0049】
このようなレーザプリンタ用ヘッドにあっては、前述したように良好な発光特性(光学特性)を有する光学装置を備えているので、描画特性が良好なレーザプリンタ用ヘッドとなる。
また、このレーザプリンタ用ヘッドを備えたレーザプリンタにあっても、前述したように描画特性が良好なレーザプリンタ用ヘッドを備えているので、このレーザプリンタ自体が描画特性に優れたものとなる。
【0050】
なお、本発明のマイクロレンズは、前記した用途以外にも種々の光学装置に適用可能であり、例えば固体撮像装置(CCD)の受光面や光ファイバの光結合部などに設けられる光学部品としても使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(e)は本発明のマイクロレンズの製造工程図である。
【図2】 (a)、(b)はインクジェットヘッドの概略構成図である。
【図3】 (a)、(b)は本発明のマイクロレンズの製造工程図である。
【図4】 (a)〜(c)は本発明のマイクロレンズを示す図である。
【図5】 (a)〜(c)はマイクロレンズの集光機能を示す図である。
【図6】 撥液処理によるレンズ材料の接触角を説明するための図である。
【図7】 本発明のレーザプリンタ用ヘッドの概略構成図である。
【符号の説明】
1…GaAs基板、2…面発光レーザ、3…基体、4…土台部材材料層、
4b…土台部材、7…レンズ材料、8a…マイクロレンズ

Claims (5)

  1. 基体上に土台部材を形成する工程と、
    前記土台部材の上面を撥液処理する工程と、
    前記撥液処理した土台部材の上にレンズ材料を吐出し、前記土台部材上に単一のマイクロレンズを形成する工程と、を備えてなり、
    滴吐出ヘッドによりレンズ材料を吐出するに際して、形成するマイクロレンズの上面側の曲率が予め設定した所定の曲率となるように、吐出するドット数を決定することを特徴とするマイクロレンズの製造方法。
  2. 基体上に土台部材を形成する工程と、
    前記土台部材の上面を撥液処理する工程と、
    前記撥液処理した土台部材の上にレンズ材料を吐出し、前記土台部材上に単一のマイクロレンズを形成する工程と、を備えてなり、
    滴吐出ヘッドによりレンズ材料を吐出するに際して、形成するマイクロレンズの、前記土台部材の上面と平行となる横断面の最大外径が、前記土台部材の上面の外径より大きくなるように、吐出するドット数を決定することを特徴とするマイクロレンズの製造方法。
  3. 前記撥液処理する工程では、前記土台部材形成材料で形成された平面に対して前記レンズ材料を配した際、該レンズ材料の接触角が20°以上となるような撥液性を発揮するように撥液処理することを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロレンズの製造方法。
  4. 前記土台部材を形成する工程において、前記土台部材の上面形状を円形あるいは楕円形、もしくは多角形に形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のマイクロレンズの製造方法。
  5. 前記土台部材を、透光性を有する材料によって形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のマイクロレンズの製造方法。
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