JP7279338B2 - 光モジュールおよび光モジュールの製造方法 - Google Patents

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本発明は、光モジュールおよび光モジュールの製造方法に関する。
近年、基地局やデータセンター等で使用される基幹系機器のみならず、4K、8Kテレビやデジタルサイネージ等の民生機器においても、高速大容量データ伝送の要求が高まっている。これを実現する一つの技術として光通信技術がある。光通信技術では、小型化、且つ低コストでの製造が可能な光モジュールが求められている。このような光モジュールとして、発光素子や受光素子を基板上にフェイスダウン実装したものが知られている。
例えば、特許文献1では、基板上に発光素子や受光素子がフェイスダウン実装されており、基板の下側には接着層を介しレンズシートと光導波路が配置された構造が開示されている。このような構造を採ることにより、発光素子や受光素子と光導波路との光学的な接続を、小さな空間の中で行うことを可能にしている。
ところが、特許文献1の技術では、レンズ上の基板に、光を透過させるための窓が開いており、レンズ部周辺のレンズプレートと基板と間に比較的大きい空洞が生じる。このため、強度不足による信頼性の低下が懸念されていた。
この問題を解決するための技術が、例えば、特許文献2に開示されている。特許文献2では、レンズシートに設けられたレンズ部の端から所定距離離れた位置に、接合層の厚さに近い、複数の凸部を設けている。そして、基板とレンズシートを近付ける圧力を加えて、基板とレンズシートとの間隔が一定になるようにしている。
特開2015-141300号公報 特開2014-102399号公報
上述したように、特許文献2の技術は、特許文献1の問題を改善することができる。しかしながら、この改善は十分ではなかった。これは、突起とレンズ部とが所定距離だけ離れており、突起と突起との間に配置されたレンズが動く余地があったためである。レンズが動くことで、レンズと光学素子との位置関係を安定に保てなくなっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、光学素子とレンズとの位置関係を安定に保つ光モジュールを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、光モジュールは、光学素子が実装された基板と、レンズプレートと、両者を接着する接着層とを有する。レンズプレートには、レンズ部と、レンズ部の周囲を囲う突起部とが設けられている。突起部は、レンズ部の外周から連続して形成されている。突起部の頂部は、レンズ部表面よりも突出している。また、突起部は、頂部から外側に向かって高さが漸減する外側傾斜面を有している。突起部の頂部は、基板に当接し、外側傾斜面と基板の間には、接着層が充填されている。
本発明の効果は、光学素子とレンズとの位置関係を安定に保つ光モジュールを提供できることである。
第1の実施形態の光モジュールを示す平面図である。 第1の実施形態の光モジュールを示す断面図である。 第1の実施形態の光モジュールの別の例を示す断面図である。 第2の実施形態の光モジュールを示す断面図である。 第2の実施形態のレンズプレートの一例を示す平面図と断面図である。 第2の実施形態のレンズプレートの別の一例を示す平面図と断面図である。 第3の実施形態の光モジュールを示す断面図である。 第3の実施形態の光モジュールの製造方法を示す断面図である。 第4の実施形態の光モジュールを示す断面図である。 第5の実施形態の光モジュールを示す断面図である。 第6の実施形態の光モジュールを示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。なお各図面の同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の光モジュールを示す平面図である。また図2は、図1のA-A´における光モジュールの断面図である。図2に示すように、光モジュールでは、光学素子1をフェイスダウン実装した基板2が、接着層3によって、レンズプレート4に接着されている。レンズプレート4は、例えば、光導波路5から入射する光を屈折させて光学素子1に入射させたり、光学素子1から出射された光を光導波路5に入射させたりする機能を有する。
レンズプレート4には、レンズ部41と、レンズ部41の周囲を囲う突起部42とが設けられている。図1の例では、レンズ部41は、レンズプレート4の外側に向かって凸のレンズになっているが、凹レンズや他の形状のレンズであっても良い。突起部42は、レンズ部41の裾から連続して形成されている。突起部42の頂部42aは、レンズ部41の表面より高い位置、すなわちレンズ部41よりも突出している。また、突起部42は、頂部42aからレンズ部41の外側に向かって高さが漸減する外側傾斜面42bを有している。
基板2とレンズプレート4とは接着層3で接着されている。この時、レンズ部41と光学素子1の間には接着剤が存在しないようにしている。そして、頂部42aは基板2に当接し、外側傾斜面42bと基板2の間には、接着層3が充填されている。なお図2の例では、基板2が光学素子1の扱う光を透過する構成を示しているが、基板2が、光学素子1の受光部や発光部に対応する位置に開口部を有していても良い。
以上の構成とすると、レンズ部41周囲に対応する位置で、突起部42が基板2をサポートし、基板2とレンズプレート4とのギャップを所定値に保った状態で、両者を接着することができる。このため、光学素子1とレンズ部41との位置関係を安定に保つことができる。また、レンズプレート4と接着層3との接触面積が増えるため、さらに接着を強固にすることができる。
上記では、頂部42aの外側に外側傾斜面42bを有するレンズプレート4を用いる例を示したが、傾斜面は内側に設けても良い。図3は、頂部42aの内側にレンズ中央に向かって高さが漸減する内側傾斜面42cを設けたレンズプレート4を用いた光モジュールを示す断面図である。この構造では、基板2が頂部42aに支持され、頂部42aの内側にも接着面が形成されるため、光学素子1とレンズ部41の位置関係を安定に保つことができる。なお、接着層3を形成する接着剤は、内側傾斜面42cの内縁まで充填されていなくても良い。内側傾斜面42cを設けると、接着力が増す効果の他に、余分な接着剤のバッファとなる効果が得られる。すなわち、頂部42aの上からはみ出した接着剤が、レンズ部41に向かって流れ落ちるのを防ぐことができる。なお内側傾斜面42cは、頂部42aの内側全部に設けられずに、一部に設けられていても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、光学素子とレンズとの位置関係を安定に保つ光モジュールを提供することができる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態の光モジュール100を示す断面図である。光モジュール100は、第1の実施形態と、ほぼ同じであるが、頂部42aからレンズ部41の内側に向かって高さが漸減する内側傾斜面42cを有している点が異なる。
光モジュール100では、第1の実施形態と同様に、レンズ部41の周囲で、突起部42の頂部42aが基板2をサポートした状態で、接着層3が両者を接着している。この時、接着層3が、内側傾斜面42cと基板2との間にも充填されている。このため、レンズ部41と光学素子1との位置関係を、より安定に維持することができる。なお、第1の実施形態と同様な構成については説明を省略した。
図5は、レンズプレート4の一例を示す平面図および断面図である。レンズ部41は、外周が円形の凸レンズとなっている。突起部42は、レンズ部41の外周に連続して形成され、内側は切り立っており、頂部42aの内側に内側傾斜面42cが形成され、頂部42aの外側には外側傾斜面42bが形成されている。レンズ部41aの外周、内側傾斜面42cの内周、頂部42a、外側傾斜面42bの外周は、同心円となるように配置されている。外側傾斜面42cの外側では、レンズプレート4の平坦部42dにつながっている。
図6は、レンズプレートの別の一例を示す平面図と断面図である。この例のレンズプレート44では、突起部46の外周が矩形になっている。そして、レンズ部45の外周、頂部46a、内側傾斜面46cの内周、外側傾斜部46bの外周も矩形となっている。
図4、5に例示したレンズプレートは、例えば、ガラスやポリマー系の透明部材などの材料を用い、成型法などにより形成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、光学素子とレンズの位置関係を安定に保つことができる。
(第3の実施形態)
図7は、本実施形態の光モジュール1000を示す断面図である。大きく分けると、光モジュール1000は、第1、第2の実施形態と同様の、光学素子とレンズプレートとを接着した構造体と、レンズプレートに固定された光導波路とを有している。
基板200の一方の面に光学素子100の電極110が、バンプ210を介して基板上の配線220に接続され、光学素子100がフェイスダウンで実装されている。
基板200は、ベース材にガラスやFPC(Flexible Printed Circuits)などを適用することができ、光学素子100に対応する波長を透過するものであればよい。
光学素子100は光学機能部120を有する。光学機能部は、例えば発光素子や受光素子である。光学機能部120には、例えば、面発光素子であるVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)や、受光素子であるPD(Photodiode)などが適用できる。光学素子100が発光素子の場合は、光学機能部120に発光部が形成されており、光学機能部100が受光素子の場合は光学機能部120に受光部が形成されている。
バンプ210は、AuやCu、及びSnを主成分とするはんだ材料などが適用できる。バンプ210で接続された基板200と光学素子100との間には、封止樹脂層230が形成されており、バンプ210による接続部を保護している。ここで封止樹脂層230は、光学素子100に対応する波長を透過する材料であればよく、熱硬化性樹脂や紫外線等の光硬化型樹脂などを適用することができる。
基板200の他方の面には、レンズプレート400が、第一の接着層300を介して固定されている。ここで、レンズプレート400にはガラスやポリマー系の透明部材などの材料を用い、成型法などにより形成されたものであってもよい。また、レンズプレート400の基板200と固定された面には、光学素子100の光学機能部120と相対する位置に、レンズ部410が配置されている。
レンズ部410は、例えば、伝送時において発散した光を集光させるものである。また、基板200に複数個の光学素子100が実装されていた場合、レンズプレート400は各々の光学素子100と相対する位置にレンズ部410を有した構造となる。図7に示すように、レンズ部410は、突起部420によって周囲を囲われている。この突起部420は、頂部421の外側全面に外側傾斜面422を有し、頂部421の内側の一部には内側傾斜面423を有している。それぞれの傾斜面の角度は任意の角度を選択できる。
ここで、第1の接着層300は、突起部420の外側傾斜面422から内側傾斜面423の内縁の間の任意の位置まで充填された状態となっている。すなわち、内側傾斜面423の内縁より内側には第1の接着層300を設けず、レンズ部410と基板200との間は空洞が確保されている。
レンズプレート400の、レンズ部410が配置された面と他方の面には、第2の接着層310を介して、光導波路500が固定されている。光導波路500は、Core層510と、その周囲を囲うClad層520から構成されている。また、光導波路500にはレンズ部410と相対する位置には、光導波路500の延伸方向とレンズ410の光軸補それぞれに対し45°の壁面を持つ凹部530が形成されている。そして凹部530の壁面の、少なくともCore層510をカバーする領域には、ミラー部540が配置されている。このミラー部540は、光学機能部120が受光部であれば、Core層510より伝送された光を90°曲げて、レンズ部410介して光学素子100の光学機能部120へ導く機能を有する。図7に一点鎖線で光軸kを示した。光学機能部120が発光部であれば、発光部から出射され、レンズ部410を透過した光を90°曲げて、光導波路500のCore層510へ伝送させる。なお、第2の接着層310は、光学素子100に対応する波長を透過する材料であればよく、例えば、熱硬化性樹脂や紫外線等の光硬化型樹脂などを適用することができる。
次に光モジュール1000の製造方法について説明する。図8は、製造方法の一例を示す断面図である。まず、第2の接着層310が表面に供給された光導波路500のミラー部540と、レンズプレート400のレンズ部7の光軸が合うように位置合わせを行う[図8(a)]。ここで、第2の接着層310は、液状の樹脂を印刷法や塗布法によって供給してもよい。またシート状の樹脂をラミネートする方法を採ってもよい。
その後、光導波路500とレンズプレート400を第2の接着層310によって接着する[図8(b)]。第2の接着層310に熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を適用した場合、光導波路500とレンズプレート400を所定の温度に加熱し硬化を行う。また、紫外線など光硬化型の樹脂を適用した場合は、レンズプレート400側より光を照射し硬化させることができる。
次に、レンズプレート400上に第1の接着層300となる樹脂を供給する[図8(c)]。このとき、樹脂の供給範囲は、突起部420における外側傾斜部422に到達しないか、外側傾斜部422の途中まで供給する。また、樹脂の高さは突起部420よりも高く供給する。ここで、第1の接着層300となる樹脂には、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を適用することができる。供給方法としては、液状の樹脂を印刷法や塗布法によって供給してもよい。また、シート状の樹脂をラミネート法にて供給してもよい。
その後、光学素子100がバンプ210を介しフェイスダウンで実装された基板200と、レンズプレート400の位置合わせを行う[図8(d)]。このとき、光学素子100の光学機能部120とレンズプレート400のレンズ部410の光軸が合うように位置を合わせる。
次に、基板200の裏面を、レンズプレート400の突起部420頂部421に突き当てるとともに、第1の接着層300となる樹脂を押し広げる。このとき、押し広げられた樹脂がレンズ部410側に広がる範囲が、外側傾斜面422から内側傾斜面423の内縁の間になるように、樹脂の量を調整しておく[図2(e)]。図8(e)の例では、第1の接着層300の内側の端が、内側傾斜面423の中央付近に来るように調整している。このように、頂部422の外側が傾斜面であることより、突起部420との境界で空気の巻き込みが抑制されている。更に、突起部420の内壁の上部の一部が傾斜面であることにより、樹脂が突起部420の内側に飛び出してもレンズ部410上まで到達することはない。最後に、第一の接着層11となる樹脂を硬化させることで製造を完了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、レンズ部に接着層の樹脂を付着させることなく、レンズ部近傍まで接着層を形成することができる。その結果、接着が強化され、光学素子とレンズと光導波路との位置関係を所望の関係に保つことができる。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態の光モジュール1010を示す断面図である。本実施形態の光モジュール1010は、第3の実施形態の光モジュール1000とレンズシートの光導波路側の形状が異なっている。
光モジュール1010のレンズプレート400aは、レンズ部410aが形成された面と反対側の面に、凹部430aと、凹部の壁面に形成されたミラー部440aとを有する。また、光導波路500を位置決めするための溝部450aとを有している。位置決めは、ミラー部440aに光導波路500の断面を向けて、光導波路500を第2の接着層310aで接着することで行われる。位置決めにより、Core層510から、ミラー部440a、レンズ部410a、光機能部120に至る光軸が形成される。ミラー部440aで、光軸kは90°曲げられる。
上記の構造とすることで、レンズプレートに配置されたレンズ部と、光導波路の光軸とを比較的容易に位置合わせすることができる。従って、十分な光の集光特性が得られ、性能の確保が可能となる。
(第5の実施形態)
図10は、第5の実施形態の光モジュール1020を示す断面図である。第4の実施形態のレンズシート400aでは、光軸kをミラー部440aで90°曲げる構成としていたが、本実施形態の光モジュール1020は、ミラーを用いず、光軸を曲げない構造となっている。
具体的には、図10に示すように、レンズプレート400bのレンズ部410bの反対側の面に、光導波路500を位置決めする溝部430bを設ける。そして、光導波路500の断面が、レンズ部410の方向を向くように、第2の接着層310bを介して接着する。この位置決めで、Core層510の光軸kが、レンズ部410の光軸kに一致するようにする。本構造とすることで、レンズプレート400bに配置されたレンズ部410bと光導波路500との光軸を比較的容易に位置合わせすることができる。また、45°のミラー部が不要となり、構造を簡素化できる。従って、本構造においても十分な光の集光特性が得られ、性能の確保が可能となる。
(第6の実施形態)
第3から第5の実施形態では、一組の基板、光学素子、レンズプレート、光導波路を用いて説明してきたが、この組が複数あっても良い。図11は、複数のCore層510を有する導波路500に、複数のレンズプレート400と、光学素子100とを実装した光モジュール1100を示す平面図である。それぞれのCore層510に対して、第3乃至第5のいずれかの構成となるように、レンズプレート400と基板200に実装された光学素子とを配置している。以上説明したように、本実施形態によれば、光学素子と光導波路を一体化した光モジュールを構成することができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1、100 光学素子
2、200 基板
3 接着層
4、400 レンズプレート
5、500 光導波路
41、410 レンズ部
42、420 突起部
42a、421 頂部
42b、422 外側傾斜面
42c、423 内側傾斜面
42d 平坦部
110 電極
120 光学機能部
210 バンプ
220 配線
230 封止樹脂層
300 第1の接着層
310 第2の接着層
510 Core層
520 Clad層
530 凹部
540 ミラー部

Claims (7)

  1. 光学素子と、
    前記光学素子をフェイスダウン実装した基板と、
    前記光学素子と光学的に結合するレンズ部を有するレンズプレートと、
    前記基板と前記レンズプレートとを接着する接着層と
    を有し
    前記レンズプレートは、
    前記レンズ部の周囲を囲う突起部を有し、
    前記突起部は
    その頂部の高さが前記レンズ部の表面より高く、
    前記頂部から前記レンズ部の外側に向かって高さが漸減する外側傾斜面と、
    前記頂部から前記レンズ部の内側に向かって高さが漸減する内側傾斜面と、
    を有し、
    前記接着層は、
    前記外側傾斜面と前記基板との間、および、前記頂部から前記内側傾斜面の内縁の間の任意の位置までの前記内側傾斜面と前記基板との間に充填された、
    ことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記突起部が
    円形の外形を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記突起部が
    矩形の外形を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記レンズプレートの前記レンズ部が設けられた面と反対の面に接着された光導波路を有し、
    前記レンズプレートが、
    前記光導波路から前記レンズ部を通り前記光学素子に至る光軸が形成される位置に前記光導波路を位置決めする溝部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光モジュール。
  5. 前記レンズプレートが、
    前記レンズプレートの前記レンズ部と反対側の面に設けられた凹部と、
    前記凹部の壁面に設けられたミラー部とを有し、
    前記ミラー部は前記光導波路の光軸を90°に曲げる
    ことを特徴とする請求項4に記載の光モジュール。
  6. 前記レンズプレートの前記レンズ部が設けられた面と反対の面に接着された光導波路を有し、
    前記光導波路が、
    前記光導波路の光軸に対し45°傾いた壁面を有する凹部と、
    前記凹部の壁面に設けられたミラー部とを有し、
    前記ミラー部は前記光導波路の光軸を90°に曲げて、
    前記光導波路から前記光学素子に至る光軸を形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光モジュール。
  7. レンズ部と、前記レンズ部の周囲を囲う突起部とを有し、
    前記突起部は
    その頂部の高さが前記レンズ部の表面より高く、
    前記頂部から前記レンズ部の外側に向かって高さが漸減する外側傾斜面と、
    前記頂部から前記レンズ部の内側に向かって高さが漸減する内側傾斜面と、
    を有するレンズプレートと、
    光学素子がフェイスダウン実装された基板と
    を用いた光モジュールの製造方法であって、
    前記突起部より上面が高くなるように前記外側傾斜面の中腹より外側に接着剤を塗布し、
    前記基板が前記頂部と当接するように、前記基板を前記レンズプレートに重畳し、
    前記接着剤の塗布では、
    前記基板が前記レンズプレートに重畳された時に、前記接着剤の内側の端が、前記内側傾斜面の中に位置するような量と範囲に前記接着剤を塗布する
    ことを特徴とする光モジュールの製造方法。
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