JP2015041077A - 光ビーム出射装置、光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

光ビーム出射装置、光走査装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ビーム出射装置の光軸に対する光源部材の垂直度を維持する。【解決手段】 複数の発光点2a〜2hを有する光源2と、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kが光源に当接することにより複数の発光点から出射される複数の光ビームの出射方向を規定する保持部材1とを有し、複数の発光点のうちの最も離れた2つの発光点を結ぶ第1の直線K1と第1の当接部と第2の当接部とを結ぶ第2の直線K2とのなす角β1が、第2の当接部と第3の当接部とを結ぶ第3の直線K3と第1の直線とのなす角β2及び第3の当接部と第1の当接部とを結ぶ第4の直線K4と第1の直線とのなす角β3よりも小さく、かつ第1の当接部と第2の当接部との距離D1が、第2の当接部と第3の当接部との距離D2及び第3の当接部と第1の当接部との距離D3よりも長くなるように第1の当接部、第2の当接部及び第3の当接部が光源に当接する光ビーム出射装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の発光点を有する光ビーム出射装置、光ビーム出射装置を有する光走査装置、および光走査装置を有する画像形成装置に関する。
光走査装置は、電子写真プロセスにより画像を形成する電子写真複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置に用いられている。電子写真プロセスにおいて、光走査装置は、通常、感光体上を、画像信号に従って明滅する光ビーム(レーザ光)で走査し、感光体上に静電潜像を形成する。静電潜像は、現像剤(トナー)で現像されて現像剤像となる。現像剤像は、記録媒体に転写される。記録媒体上の現像剤像は、熱及び圧力により記録媒体に定着されて画像が形成される。
光走査装置は、光源としての半導体レーザを有する。半導体レーザは、画像信号に従って変調された光ビームを出射する。光ビームは、コリメータレンズにより略平行な光ビームに変換される。略平行な光ビームは、偏向装置の回転するポリゴンミラー(回転多面鏡)により偏向される。偏向された光ビームは、結像光学素子により、主走査方向に移動するスポットとして感光体上に結像される。光ビームは、回転する感光体上を主走査方向に繰り返し走査することにより、感光体上に静電潜像を形成する。
尚、以下の説明において、主走査方向は、偏向装置の回転軸(または揺動軸)及び各結像光学系の光軸に垂直な方向(偏向装置により光ビームが偏向(反射)される方向)である。光源から偏向装置までの入射光学系の光軸の向きは、偏向装置から感光体までの走査光学系の光軸の向きと異なる。副走査方向は、各結像光学系の光軸及び主走査方向に垂直な方向(偏向装置の回転軸(または揺動軸)と平行な方向)である。主走査断面は、結像光学系の光軸と主走査方向とを含む平面である。副走査断面は、結像光学系の光軸を含み主走査断面に垂直な断面である。
近年では、光走査装置の高速化、高走査密度化のため、光源をマルチビーム化することが行われている。面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser−Diode)は、アレイ化も容易であるので、光走査装置の光源に面発光レーザアレイを用いたものが多数提案されている。
光走査装置において、光源から出射される光ビームの方向(光軸方向)は、結像光学系の光学特性に影響を与えるので、光軸方向をミクロン単位の精度で設定する必要がある。光源の出射位置が光軸方向(深度方向)に沿った所定の位置に対して前後すると、その誤差が感光体上では数十〜百倍程度に拡大して感光体表面に対する光ビームの焦点位置の誤差(以下、「フォーカス差」という。)として現れる。すなわち、結像光学系の縦倍率に応じて拡大されたフォーカス差が生じる。
具体的には、例えば、感光体上の光ビームのスポット径を50μm、焦点深度を4mm、像面湾曲を2mmとした場合、深度方向において許容できるフォーカス差は2mmとなる。このとき、光走査装置における縦倍率を100倍とすると、光軸方向における光源の出射位置の許容差は20μm以下となる。
上記の関係を2個の発光点の間隔が50μmである2ビーム半導体レーザアレイを有する光ビーム出射装置に当てはめると、2個の発光点の深度方向に沿った位置差に対応する光源の傾きは21.8°まで許容される。これに対し、発光点の数が数個から数十個になるマルチビーム半導体レーザアレイを有する光ビーム出射装置においては、光源の傾きの許容範囲が狭い。例えば、10個の発光点のうちの両端部の2個の発光点の間隔が200μmであると、発光点間の深度方向に沿った誤差を20μm以下とするためには、光源の傾きは、5.7°以下にしなければならない。特に、面発光レーザアレイは、発光点数が多いため、より高精度に取り付ける必要がある。
そこで、特許文献1は、面発光レーザアレイが設けられた光源の基準面を光ビーム出射装置の光軸に対して垂直に高精度に取り付ける方法を提案している。特許文献1においては、面発光レーザアレイの発光点が設けられている平面と平行な基準面を、光源のパッケージ部の上面に設けている。光源の基準面を、光源を保持する保持部材の基準面(3つの当接部)に当接させて、光源の基準面を光ビーム出射装置の光軸に対して垂直に高精度に取り付ける。
特開2004−006592号公報
しかしながら、特許文献1のように、複数の発光点の配列方向を気にせずに光源を保持部材により保持するためには、保持部材の基準面としての3つの当接部の光軸方向における高さの精度を非常に厳しく設定する必要がある。
すなわち、最も離れた2つの発光点を結ぶ配列線(第1の直線)を光ビーム出射装置の光軸に対して垂直に配置するためには、3つの当接部の光軸方向における高さの差を極めて小さくしなければならないという問題がある。
そこで、本発明は、光ビーム出射装置の光軸に対する光源の垂直度を維持しつつ、3つの当接部の光軸方向における高さの差の許容範囲を大きくすることができる光ビーム出射装置、光走査装置、及び画像形成装置を提供する。
本発明による光ビーム出射装置の代表的な構成は、
複数の光ビームを出射する複数の発光点を有する光源と、
前記光源を保持する保持部材であって、第1の当接部、第2の当接部、および第3の当接部を備え、前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部が前記光源に当接することにより、前記複数の発光点から出射される前記複数の光ビームの出射方向を規定する保持部材と、
を有し、
前記保持部材によって保持された前記光源から出射された前記複数の光ビームの光路上から前記保持部材に保持された前記光源および前記保持部材を視たときに、前記保持部材に保持された前記複数の発光点のうちの最も離れた2つの発光点を結ぶ第1の直線と前記第1の当接部と前記第2の当接部とを結ぶ第2の直線とのなす角が、前記第2の当接部と前記第3の当接部とを結ぶ第3の直線と前記第1の直線とのなす角、および前記第3の当接部と前記第1の当接部とを結ぶ第4の直線と前記第1の直線とのなす角よりも小さく、かつ前記第1の当接部と前記第2の当接部との距離が、前記第2の当接部と前記第3の当接部との距離および前記第3の当接部と前記第1の当接部との距離よりも長くなるように、前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部が前記光源に当接する。
本発明によれば、光ビーム出射装置の光軸に対する光源の垂直度を維持しつつ、3つの当接部の光軸方向における高さの差の許容範囲を大きくすることができる。
第一の実施例による光源を示す図。 第一の実施例による光ビーム出射装置を示す図。 第二の実施例による光源を示す図。 第三の実施例による光源を示す図。 第一の実施例による光走査装置の平面図。 第一の実施例によるAPCとBD同期検出のタイミングチャート。 第一の実施例による画像形成装置を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
以下に、第一の実施例を説明する。
(画像形成装置)
電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という。)の一例としてのタンデム型カラープリンタを用いて、本実施例を説明する。
図7は、第一の実施例による画像形成装置100を示す図である。図7(a)は、画像形成装置100の断面図である。図7(b)は、画像形成部81(81Bk,81C,81M,81Y)の断面図である。
画像形成装置100は、一定の間隔で一列に配置された4つの画像形成部(画像形成ユニット)81(81Bk,81C,81M,81Y)を有する。画像形成部81Bkは、ブラック色の画像を形成する。画像形成部81Cは、シアン色の画像を形成する。画像形成部81Mは、マゼンタ色の画像を形成する。画像形成部81Yは、イエロー色の画像を形成する。
それぞれの画像形成部81には、ドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムという。)82(82a,82b,82c,82d)が設けられている。それぞれの感光ドラム82の周囲には、帯電装置(帯電ローラ)83、光走査装置(露光装置)50、現像装置84、一次転写ローラ85、およびドラムクリーニング装置86が配置されている。
光走査装置50(50a,50b,50c,50d)は、帯電装置83と現像装置84の間で感光ドラム82の下方に配置されている。現像装置84(84a,84b,84c,84d)は、それぞれ、ブラックトナー、シアントナー、マゼンタトナー、およびイエロートナーを収納している。
一次転写ローラ85(85a,85b,85c,85d)は、中間転写ベルト87を感光ドラム82に当接させて、中間転写ベルト87と感光ドラム82との間に一次転写部T1を形成している。感光ドラム82は、アルミニウム製のドラム基体上に負帯電のOPC感光体層(有機光導電体層)を有している。感光ドラム82は、駆動装置(不図示)によって矢印で示す方向(図7(a)における時計回り方向)に所定のプロセススピードで回転させられる。
帯電装置83(83a,83b,83c,83d)は、帯電バイアス電源(不図示)から印加される帯電バイアスによって感光ドラム82の表面を負極性の所定電位に均一に帯電する。光走査装置50は、画像信号(画像情報)に従って変調された光ビーム(レーザ光)E(E1,E2,E3,E4)を感光ドラム82の均一に帯電された表面へ照射し、感光ドラム82上に静電潜像を形成する。
現像装置84は、感光ドラム82上に形成された静電潜像をそれぞれの色のトナーで現像(可視像化)してトナー像とする。一次転写ローラ85は、感光ドラム82上のトナー像をそれぞれの一次転写部T1において中間転写ベルト87へ転写する。ドラムクリーニング装置86(86a、86b、86c、86d)は、一次転写後に感光ドラム82の表面上に残ったトナーを、感光ドラム82の表面から除去するためのクリーニングブレードを有する。
中間転写ベルト87は、一対のベルト搬送ローラ88および89により張架されており、矢印Aで示す方向(図7(a)における反時計回り方向)に回転(移動)される。中間転写ベルト87は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルムなどの誘電体樹脂でつくられている。
ベルト搬送ローラ88は、中間転写ベルト87を二次転写ローラ90に当接させて、中間転写ベルト87と二次転写ローラ90との間に二次転写部T2を形成している。中間転写ベルト87の外側でベルト搬送ローラ89の近傍には、ベルトクリーニング装置91が設けられている。ベルトクリーニング装置91は、二次転写後に中間転写ベルト87の表面上に残った残留トナーを中間転写ベルト87の表面から除去して回収する。
レジストレーション検出センサ77は、中間転写ベルト87上に形成されるそれぞれの色のレジストレーション補正用パターンを検出する。レジストレーション検出センサ77の検出結果に基づいて、画像形成装置は、各色間の相対的なズレ(レジストレーションズレ)を補正する。
給紙カセット92は、記録媒体を収納している。記録媒体とは、画像形成装置100によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート等が含まれる。以下、記録媒体をシートという。給紙カセット92内のシートは、給紙ローラ93により1枚ずつレジストレーションローラ対94へ給送される。シートは、レジストレーションローラ対94で、いったん停止する。その後、中間転写ベルト87上のトナー像とタイミングを合わせてシートの搬送が開始され、二次転写部T2でシートの所定位置にトナー像が転写される。二次転写部T2でトナー像を転写されたシートは、定着器95により加熱および加圧されて、トナー像は、シートに定着され、シートに画像が形成される。画像が形成されたシートは、搬送ローラ対96により搬送され、排出ローラ対97により、画像形成装置100の上部の排出トレイ98に排出される。
(光走査装置)
次に、光走査装置50について説明する。4つの光走査装置50a,50b,50c,50dは、同様の構造を有するので、光走査装置50aについて以下に説明する。
図5は、第一の実施例による光走査装置50aの平面図である。光走査装置50aは、光ビームE1を回転多面鏡(偏向手段)10により偏向(反射)し、感光ドラム82a上を光ビームE1で走査する。光ビームE1は、移動する光スポットとして感光ドラム82a上に結像される。
図5に示すように、光走査装置50aの光学素子は、光学箱(以下、筐体という。)40の内部に配置されている。光走査装置50aは、光ビーム出射装置(レーザユニット)20を有する。光ビーム出射装置20は、筐体40に取り付けられている。
筐体40の側壁には、光ビーム出射装置20のレーザホルダ1を位置決めするための嵌合穴部(不図示)および長穴部(不図示)が設けられている。レーザホルダ1の鏡筒保持部1aの外周部に設けられた嵌合部を筐体40の嵌合穴部に嵌合させて、光ビーム出射装置20のレーザホルダ1を筐体40に対して位置決めする。
シリンドリカルレンズ6は、副走査方向のみに所定の屈折力を有している。シリンドリカルレンズ6は、光ビーム出射装置20から出射された光ビームE1を回転多面鏡10の偏向面(反射面)にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。主走査絞り部材7は、光ビーム出射装置20から出射された光ビームE1の主走査方向を所望の最適なビーム形状に成形する。光ビームE1の一部の光ビームEPは、ビーム分離手段としてのハーフミラー8の入射面により反射されて光量センサ9へ導かれる。ハーフミラー8を透過した光ビームE1は、回転多面鏡10へ導かれる。
光量センサ9は、光ビームE1の一部の光ビームEPを受光して、光ビームE1の光量に関する信号をシステム制御部101へ送る。システム制御部101は、光量センサ9からの信号に基づいて光ビームE1の光量を測定する。自動光量制御(以下、APCという。)の下で、光ビームE1の光量がシステム制御部101へフィードバックされる。システム制御部101は、電気回路基板4に設けられたレーザ駆動回路(不図示)の駆動電流を制御し、光ビームの光量を安定に維持する。
また、光量センサ9へ導かれる一部の光ビームEPは、感光ドラム82aを露光する光ビームE1と同様に、副走査絞り部1c(後述)および主走査絞り部7によって整形されている。従って、レーザ駆動回路(不図示)の駆動電流を変化させても、回転多面鏡10へ導かれ感光ドラム82aに結像する光ビームE1の光量と光量センサ9へ導かれる一部の光ビームEPの光量との比は、一定である。よって、システム制御部101は、高精度に光量を測定し、光量を制御することができる。
回転多面鏡10は、モータ(不図示)により一定速度で図5の矢印Rで示す方向(反時計回り方向)に回転させられる。光ビーム出射装置20から出射された光ビームE1は、回転多面鏡10の偏向面(反射面)により偏向(反射)される。
第1の結像レンズ21は、主走査方向のパワーを有するシリンドリカルレンズである。第2の結像レンズ22は、副走査方向のパワーを有する。第1の結像レンズ21は、第2の結像レンズ22と共に結像光学系(fθレンズ)を構成する。結像光学系は、光ビームE1を、感光ドラム82aの表面上を主走査方向に等速で移動するスポットとして結像させる。
ここで、第1の結像レンズ21及び第2の結像レンズ22は、ポリカーボネート樹脂(PC)やポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)などの樹脂材料で作られている。従って、像面湾曲などによる感光ドラム82aの表面に対するピントのずれをすべての主走査位置において低減するように、第1の結像レンズ21及び第2の結像レンズ22のレンズ面の非球面化が可能である。
同期検知手段としてのビーム検出センサ(以下、BDセンサという。)30は、画像領域外で感光ドラム82aの表面と実質的に共役な位置に設けられている。BDセンサ30は、光ビームを受光し、主走査方向の同期信号をシステム制御部101へ出力する。システム制御部101は、BDセンサ30からの同期信号に基づいて画像端部の走査開始位置のタイミングを調整する。ここで、BDセンサ30が受光すべき光ビームがハーフミラー8に干渉することを避けるために、BDセンサ30は、光ビーム出射装置20と逆側の画像領域外に配置されている。これにより、主走査絞り部7およびハーフミラー8は、回転多面鏡10により近接して配置されている。
図6は、第一の実施例によるAPCとBD同期検出のタイミングチャートである。APCの下で、システム制御部101は、レーザ駆動回路(不図示)を制御してレーザ信号71を出力し、光ビーム出射装置20から光ビームを出射する。ハーフミラー8により反射された一部の光ビームEPは、光量センサ9に入射する。システム制御部101は、光量センサ9からの信号に基づいて、光ビームの光量を調整する。
APC完了とほぼ同時に光ビーム出射装置20から発せられた光ビームは、BDセンサ30に到達する。BDセンサ30は、同期信号72をシステム制御部101へ出力する。APCが完了したタイミングで同期信号72を検出することにより、走査ごとに安定した光量で同期信号72の検出を行うことができる。これによって、光量変動に伴う同期信号72の検出誤差を最小限に抑えることができる。
システム制御部101は、同期信号72の受信から所定の時間の経過後に画像領域指示信号73をレーザ駆動回路(不図示)へ出力する。レーザ駆動回路(不図示)は、画像領域指示信号73に対応して、画像情報に従ってレーザ信号(ビデオ信号)74を光ビーム出射装置20へ出力する。光ビーム出射装置20は、レーザ信号74に従って変調された光ビームE1を出射する。光ビーム出射装置20からの光ビームE1は、画像情報に基づいた静電潜像を感光ドラム82aの表面に書き込む。静電潜像の書き込み終了から所定の時間が経過した後に、システム制御部101は、再びAPCを開始する。
次に、光ビーム出射装置20から出射された光ビームE1が感光ドラム82aの上に結像されるまでの流れを説明する。
光ビーム出射装置20から出射された光ビームは、レーザホルダ1の副走査絞り部1c(図2(b))により光ビームの副走査断面の大きさが制限され、コリメータレンズ5により略平行光束に変換され、シリンドリカルレンズ6に入射する。シリンドリカルレンズ6に入射した光ビームは、主走査断面内においてはそのままの状態で透過され、副走査断面内においては収束して回転多面鏡10にほぼ線像として結像される。主走査絞り部7により光ビームの主走査断面の大きさも制限され、観光ドラム82aの表面上で所定のビーム径となるように整形される。
一方、光ビームの一部の光ビームEPは、ハーフミラー8の入射面により反射され、光量センサ9に入射する。ハーフミラー8を透過した大部分の光ビームE1は、回転する回転多面鏡10により偏向される。BDセンサ30が光ビームE1を検出して同期信号72を出力し、画像情報に基づく光ビームE1の走査開始位置のタイミングを調整して画像端部を揃える。タイミング調整されて光ビーム出射装置20から出射された光ビームE1は、第1の結像レンズ21を透過する。その後、第2の結像レンズ22を透過して感光ドラム82aの表面上に結像する。
光走査装置50b、50c、及び50dは、光走査装置50aと同様の構造を有し、それぞれ、感光ドラム82b、82c、及び82dの表面上に光ビームE2、E3、及びE4を結像させる。
(光ビーム出射装置)
次に、光ビーム出射装置20を説明する。図2は、第一の実施例による光ビーム出射装置20を示す図である。図2(a)は、光ビーム出射装置20の分解斜視図である。図2(b)は、光ビーム出射装置20の断面図である。
光ビーム出射装置20は、レーザホルダ(保持部材)1、基板取り付け部材(支持部材)11、電気回路基板(基板)4、及び電気回路基板4に取り付けられた光源(光源部材)2を有する。
電気回路基板4は、光源2及びレーザ駆動回路(不図示)を保持している。光源2は、レーザ駆動回路に電気的に接続されている。
レーザホルダ1は、基板取り付け部材11を介して電気回路基板4に取り付けられた光源2を保持する。
レーザホルダ1は、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kを有する。3つの当接部1j、1k、1mは、光源2の基準面2jに当接して、光源2の基準面2jが光ビーム出射装置20の光軸OAに対して垂直になるように光源2を規制する基準面としての機能を有する。すなわち、3つの当接部1j、1k、1mは、光源2の基準面2jに当接することにより、光源2から出射される複数の光ビームの出射方向を規定する。本実施例において、光源2から出射される複数の光ビームの出射方向は、光ビーム出射装置20の光軸OAに平行になるように規定される。
基板取り付け部材11は、レーザホルダ1に電気回路基板4を取り付ける。基板取り付け部材11は、レーザホルダ1に設けられた3つのビス穴1f、1g、1hにビス15により取り付けられる。電気回路基板4は、板取り付け部材11に設けられた3つのビス穴(固定部)11a、11b、11cにビス(固定部材)16により取り付けられる。
付勢部材12、13、14は、基板取り付け部材11をレーザホルダ1に向けて付勢することにより、電気回路基板4をレーザホルダ1に向けて付勢し、それによって、3つの当接部1j、1k、1mが光源2の基準面2jに確実に当接するようにしている。
電気回路基板4を基板取り付け部材11に取り付ける際に、光ビーム出射装置20からのそれぞれの光ビームの照射位置や間隔(副走査方向における光ビームのスポットの間隔)などの光学特性を検出する。光学特性を検出しながら電気回路基板4の位置の粗調整を行った後に、電気回路基板4の固定部4a、4b、4cを基板取り付け部材11のビス穴11a、11b、11cにビス16により固定する。
なお、レーザホルダ1のビス穴1f、1g、1hは、光軸OAを中心として120°間隔で設けられている。基板取り付け部材11のビス穴11a、11b、11cも、光軸OAを中心として120°間隔で設けられている。
光源2が取り付けられた電気回路基板4は、少なくとも3点でレーザホルダ1に固定される。電気回路基板4は、3つの固定部(固定位置)4a、4b、4cに加えてさらにレーザホルダ1に固定される1又は2以上の固定部(固定位置)を有していてもよい。
レーザホルダ1に固定された光源2から出射される光ビームの進行方向から視たときに、少なくとも3点の固定位置のうちその他の固定位置に対して光源2に近い位置の3つの固定位置が形成する三角形の重心は、3つの当接部により形成される三角形の中にある。具体的には、基板取り付け部材11のビス穴11a、11b、11cにより形成される三角形の重心は、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kが形成する三角形の中にある。つまり、レーザホルダ1に保持された光源2から出射される光ビームの進行方向から視たときに、電気回路基板4の光源2に近い3つの固定部4a、4b、4cにより形成される三角形の重心は、3つの当接部1j、1k、1mにより形成される三角形の中にある。
従って、基板取り付け部材11は、電気回路基板4を安定して支持することができる。よって、光ビーム出射装置20の組立後に、光源2の複数の発光点の位置がずれにくく、照射位置や間隔(副走査方向における光ビームのスポットの間隔)を安定して保持できる。
図2(b)において、レーザホルダ1の鏡筒保持部1aの先端部に、副走査絞り部1cが設けられている。副走査絞り部1cは、光源2から出射された光ビームの形状を副走査方向に所望の最適な形状に成形する。
副走査絞り部1cの出射側にコリメータレンズ5が配置されている。コリメータレンズ5は、副走査絞り部1cを通過した複数の光ビームをそれぞれ略平行光ビームに変換する。レーザホルダ1の鏡筒保持部1aの先端部から出射方向に2つの接着部1eが延在している。2つの接着部1eは、主走査方向に並んで設けられている。コリメータレンズ5の位置は、光ビーム出射装置20からの光ビームの照射位置やピントなどの光学特性を検出しながら調整される。コリメータレンズ5の位置が決定すると、コリメータレンズ5と2つの接着部1eとの間に塗布された紫外線硬化型接着剤に紫外線を照射してコリメータレンズ5を接着部1eに接着剤で固定する。
(光源)
次に、光源(光源部材)2を説明する。図1は、第一の実施例による光源2を示す図である。図1(a)は、光源2の正面図である。図1(b)は、図2(b)のIB-IB線に沿って取った断面図であり、光源2及び当接部1j、1k、1m以外の構成は省略している。図1(b)は、光源2から出射される光ビームに平行な方向に視た光源2を示している。
光源2は、ほぼ四角形である。光源2は、図1(a)に示すように、複数の発光点が形成された部(面発光レーザアレイ)54と、部54を囲うパッケージ部(基部)53とを有する。光源2のパッケージ部53は、1辺の長さがL1のほぼ正方形に形成されている。部54は、複数の光ビームを出射する複数の発光点としての半導体レーザ2a〜2hを有する。半導体レーザ2a〜2hとして、例えば、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)を用いることができる。以下、半導体レーザ2a〜2hを発光点2a〜2hという。
光源2から出射された複数の光ビームは、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kが形成する三角形の内部を通過する。3つの当接部1m、1j及び1kは、光源2のパッケージ部53に当接する。
光源2の基準面2jは、8個の発光点2a〜2hが形成された部54の平面に平行にパッケージ部53に設けられている。
発光点2a〜2hは、光源2の対角線DLにほぼ沿って配列されている。より具体的には、発光点2a〜2hは、最も離れた2つの発光点2aと2hを結ぶ配列線(以下、第1の直線という。)K1に沿って配列されている。第1の直線K1は、光源2の対角線DLと角度α°をなす。本実施例において、対角線DLは、主走査方向に平行である。
発光点2a〜2hから出射された光ビームのスポットが感光ドラム82a上で副走査方向に所定のピッチ(所定値)になるように、第1の直線K1は、対角線DLに対して角度α°だけ傾けられている。本実施例において、対角線DLは、主走査方向MSに一致している。しかし、対角線DLは、必ずしも主走査方向MSに一致する必要はない。
複数の発光点2a〜2hの第1の直線K1が主走査方向に対して傾いている理由は、複数の発光点2a〜2hを副走査方向に所定の間隔で配列するためである。以下に、複数の発光点2a〜2hの副走査方向の間隔の調整を説明する。図5において、レーザホルダ1の鏡筒保持部1aの外周部に設けられた嵌合部を筐体40の嵌合穴部に嵌合させて、光ビーム出射装置20のレーザホルダ1を筐体40に対して位置決めする。そして、レーザホルダ1を微小に回転させることにより光源2を微小に回転させ、光源2の発光点2a〜2hの副走査方向における間隔(距離)を調整する。光源2の発光点2a〜2hからの複数の光ビームが感光ドラム82a上を走査する際の複数の光ビームのピッチ(副走査方向における光ビームの間の距離)がほぼ所定値となるように、光源2の発光点2a〜2hの間隔を調整する。
本実施例において、発光点2a〜2hは、第1の直線K1に沿って直線状に配列されているが、必ずしも直線状に配列されていなくてもよい。
図1(b)に示すように、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kは、光源2の縁部に当接している。第1の当接部1m及び第3の当接部1kは、光源2の長さL1の一つの辺(縁部)2nの両端部(両頂点)2na、2nbにそれぞれに当接する。第2の当接部1jは、一つの辺2nに対向する他の辺(縁部)2mの上で他の辺2mの中央部と第1の直線K1との間の位置Pjで他の辺2mに当接する。位置Pjは、他の辺2mの第1の直線K1に近い対角線DLの側の端部2maから距離L4だけ離れている。ここで、距離L4は、1辺の長さL1の半分より小さい(L4<L1/2)。
レーザホルダ1に保持された光源2の最も離れた2つの発光点2aと2hを結ぶ第1の直線(配列線)K1と、第1の当接部1mと第2の当接部1jとを結ぶ第2の直線K2とのなす角をβ1とする。本実施例においては、第2の直線K2は、第1の直線K1にほぼ平行であるのでβ1はほぼ零である。よって、角度β1の図示を省略している。第2の当接部1jと第3の当接部1kとを結ぶ第3の直線K3と、第1の直線K1とのなす角をβ2とする。第3の当接部1kと第1の当接部1mとを結ぶ第4の直線K4と、第1の直線K1とのなす角をβ3とする。レーザホルダ1によって保持された光源2から出射された複数の光ビームの光路上からレーザホルダ1に保持された光源2及びレーザホルダ1を視たときに、角β1は、角β2及び角β3よりも小さい(β1<β2及びβ1<β3)。
第1の当接部1mと第2の当接部1jとの距離D1は、第2の当接部1jと第3の当接部1kとの距離D2よりも長い(D1>D2)。また、距離D1は、第3の当接部1kと第1の当接部1mとの距離D3よりも長い(D1>D3)。
ところで、第1の直線K1に沿う方向における3つの当接部1j、1k、1mのうちの最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離は、距離L2である。距離L2は、第1の直線K1に沿う方向における第1の当接部1mの中心と第2の当接部1jの中心との間の距離である。第1の直線K1に垂直な方向における3つの当接部1j、1k、1mのうちの最も離れた2つの当接部1kと1mの間の距離は、距離L3である。距離L3は、第1の直線K1に垂直な方向における当接部1kの中心と当接部1mの中心の間の距離である。距離L2は、距離L3より大きい(L2>L3という関係を満たす)。
ここで、当接部1jと当接部1mの高さの差は、光軸OAに対する発光点2a〜2hの第1の直線K1の垂直度を直接決めるので、第1の当接部1mと第2の当接部1jの高さの差が所定値以下であれば、ピント方向における光源2の位置を精度よく確保できる。従って、当接部1kと1jの高さの差及び当接部1kと1mの高さの差を必要以上に小さな値に制限することなく、ピント方向における光源2の位置を精度よく維持して、光源2をレーザホルダ1に取り付けることができる。
このような簡単な構造で、3つの当接部1j、1k、1mの高さに必要な精度を低減できるので、複数の発光点2a〜2hから出射された複数の光ビームの間のフォーカス差を小さくすることができる。また、発光点2a〜2hは、光源2のパッケージ部53の対角線DLにほぼ沿う第1の直線K1に沿う方向に配列されているので、第1の直線K1に沿う方向における第1の当接部1mと第2の当接部1jとの間の距離L2を長くすることができる。よって、光ビーム出射装置20の光軸OAに対する第1の直線K1の垂直度を規定するために要求される第1の当接部1mと第2の当接部1jとの高さの差の許容範囲を大きくすることができる。
また、光走査装置50aの主走査方向の結像倍率(以下、主走査倍率という。)と副走査方向の結像倍率(以下、副走査倍率という。)を比べると、主走査倍率は、副走査倍率より高く設定されている。副走査倍率を高くするためには、シリンドリカルレンズ6から回転多面鏡10までの距離を長くする必要があり、入射光路長が長くなってしまう。光走査装置50aの小型化のため、本実施例において、主走査倍率の方が副走査倍率より高く設定されている。このため、感光ドラム82a上でのフォーカス差の敏感度は、主走査方向の方が副走査方向より高い。最も離れた2つの発光点2aと2hを結ぶ第1の直線K1は、主走査方向MSに略沿っているので、第1の直線K1に関して3つの当接部1j、1k、1mの光軸方向における高さの差がより重要になる。本実施例によれば、第1の直線K1に沿う方向における最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離L2は、第1の直線K1に直角な方向における最も離れた2つの当接部1kと1mの間の距離L3より大きいL2>L3の関係を満たす。従って、光ビーム出射装置20の光軸OAに対して光源2の基準面2jを垂直に設定するときに敏感度の高い主走査方向MSに関して3つの当接部1j、1k、1mの光軸方向における高さの差の許容範囲を大きくできる。よって、フォーカス差を低減することができる。
以上、説明したように、複数の発光点2a〜2hの第1の直線K1に沿う方向における最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離L2は、第1の直線K1に垂直な方向における最も離れた2つの当接部1kと1mの間の距離L3より大きい。すなわち、L2>L3の関係を満たす。光軸OAに対する光源2の第1の直線K1の垂直度を直接に規定できるので、3つの当接部1j、1k、1mの光軸方向における高さの精度を必要以上に厳しくせずに、光源2のピント方向位置精度を維持すことができる。このような簡単な構成で、3つの当接部1j、1k、1mの光軸方向における高さの差の許容範囲を大きくでき、マルチビームにおけるビーム間のフォーカス差を小さくすることができる。
また、複数の発光点2a〜2hは、光源2のパッケージ部53の対角線DLにほぼ沿って配置されているので、2つの当接部1jと1mの間の距離L2を容易に大きくできる。よって、光源2の基準面2jが光ビーム出射装置20の光軸OAに対して垂直になるように、光源2を容易に高精度に光ビーム出射装置20に取り付けることができる。
また、光源2のパッケージ部53の重心Gが3つの当接部1j、1k、1mにより形成される三角形の中にあるように、3つの当接部1j、1k、1mがレーザホルダ1に設けられている。よって、レーザホルダ1は、光源2を安定して保持できる。
本実施例によれば、光ビーム出射装置20の光軸OAに対する光源20の垂直度を維持しつつ、3つの当接部1j、1k、1mの光軸方向における高さの差の許容範囲を大きくすることができる。よって、マルチビームにおけるビーム間のフォーカス差が小さい高画質の画像を得ることができる。
次に、第二の実施例を説明する。第二の実施例において、第一の実施例と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する。第二の実施例による画像形成装置100、光走査装置50、及び光ビーム出射装置20は、第一の実施例と同様であるので説明を省略する。以下、第二の実施例による光源(光源部材)202について説明する。
図3は、第二の実施例による光源202を示す図である。図3(a)は、第二の実施例による光源202の正面図である。図3(b)は、第二の実施例による光ビーム出射装置20を第一の実施例と同様に図2(b)のIIIB−IIIB線に沿って取った断面図である。図3(b)において、光源202及び当接部1j、1k、1m以外の構成は省略している。図3(b)は、光源202から出射される光ビームに平行な方向に視た光源202を示している。
光源202は、ほぼ四角形である。光源202は、図3(a)に示すように、複数の発光点が形成された部(面発光レーザアレイ)254と、部254を囲うパッケージ部(基部)253とを有する。光源202のパッケージ部253は、1辺の長さがL1のほぼ正方形に形成されている。部254は、複数の発光点としての半導体レーザ202Aa〜202Dhを有する。半導体レーザ202Aa〜202Dhとして、例えば、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)を用いることができる。以下、半導体レーザ202Aa〜202Dhを発光点202Aa〜202Dhという。
発光点202Aa〜202Dhは、副走査方向にA列からD列までの4列に配列されている。A列からD列は、互いに平行である。A列からD列のそれぞれは、8個の発光点を有する。A列からD列は、主走査方向MSに対して角度α°だけ傾けられている。8個の発光点202Aa〜202Ahは、A列に配列されている。8個の発光点202Ba〜202Bhは、B列に配列されている。8個の発光点202Ca〜202Chは、C列に配列されている。8個の発光点202Da〜202Dhは、D列に配列されている。光源202は、合計32個の発光点202Aa〜202Dhを有する。本実施例において、発光点202Aa〜202Dhは、A列からD列に沿って直線状に配列されているが、必ずしも直線状に配列されていなくてもよい。
光源202から出射された複数の光ビームは、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kが形成する三角形の内部を通過する。3つの当接部1m、1j及び1kは、光源202のパッケージ部253に当接する。
光源202の基準面202jは、32個の発光点202Aa〜202Dhが形成された部254の平面と平行にパッケージ部253に設けられている。ここで、本実施例において、複数の発光点202Aa〜202Dhのうちの最も離れた2つの発光点は、発光点202Aaと発光点202Dhである。最も離れた2つの発光点202Aaと202Dhを結ぶ第1の直線(配列線)K1は、光源202の対角線DLにほぼ沿って延在する。最も離れた2つの発光点202Aaと202Dhは、光源202の対角線DLの上に配置されている。本実施例において、第1の直線K1は、対角線DLに一致しているが、必ずしも対角線DLに一致している必要はない。
図3(b)に示すように、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kは、光源202の縁部に当接している。第1の当接部1m及び第3の当接部1kは、光源202の長さL1の一つの辺(縁部)202nの両端部(両頂点)202na、202nbにそれぞれ当接する。第2の当接部1jは、一つの辺202nに対向する他の辺(縁部)202mの上で他の辺202mの中央部と第1の直線K1との間の位置Pjで他の辺202mに当接する。位置Pjは、他の辺202mの第1の直線K1に近い対角線DLの側の端部202maから距離L4だけ離れている。ここで、距離L4は、辺の長さL1の半分よりも小さい(L4<L1/2)。
レーザホルダ1に保持された光源202の最も離れた2つの発光点202Aaと202Dhを結ぶ第1の直線K1と、第1の当接部1mと第2の当接部1jとを結ぶ第2の直線K2とのなす角をβ1とする。第2の当接部1jと第3の当接部1kとを結ぶ第3の直線K3と、第1の直線K1とのなす角をβ2とする。第3の当接部1kと第1の当接部1mとを結ぶ第4の直線K4と、第1の直線K1とのなす角をβ3とする。レーザホルダ1によって保持された光源202から出射された複数の光ビームの光路上からレーザホルダ1に保持された光源202及びレーザホルダ1を視たときに、角β1は、角β2及び角β3よりも小さい(β1<β2及びβ1<β3)。なお、第2の直線K2は、第1の直線K1に平行であってもよい。
第1の当接部1mと第2の当接部1jとの距離D1は、第2の当接部1jと第3の当接部1kとの距離D2よりも長い(D1>D2)。また、距離D1は、第3の当接部1kと第1の当接部1mとの距離D3よりも長い(D1>D3)。
ところで、第1の直線K1に沿う方向における3つの当接部1j、1k、1mのうちの最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離は、距離L2である。距離L2は、第1の直線K1に沿う方向における当接部1jの中心と当接部1mの中心の間の距離である。第1の直線K1に垂直な方向における3つの当接部1j、1k、1mのうちの最も離れた2つの当接部1kと1jの間の距離は、距離L3である。距離L3は、第1の直線K1に垂直な方向における当接部1kの中心と当接部1jの中心との間の距離である。距離L2は、距離L3より大きい(L2>L3という関係を満たす)。
光源202のパッケージ部253の重心Gが3つの当接部1j、1k、1mにより形成される三角形の中にあるように、3つの当接部1j、1k、1mがレーザホルダ1に設けられている。よって、レーザホルダ1は、光源202を安定して保持できる。
ここで、当接部1jと当接部1mの高さの差は、光軸OAに対する第1の直線K1の垂直度を直接決めるので、第1の当接部1mと第2の当接部1jの高さの差が所定値以下であれば、ピント方向における光源202の位置を精度よく確保できる。従って、当接部1kと1jの高さの差及び当接部1kと1mの高さの差を必要以上に小さな値に制限することなく、ピント方向位置精度を維持して、光源202をレーザホルダ1に取り付けることができる。
このような簡単な構成で、3つの当接部1j、1k、1mの高さに必要な精度を低減できるので、複数の発光点202Aa〜202Dhから出射された複数の光ビームの間のフォーカス差を小さくすることができる。また、最も離れた2つの発光点202Aa及び202Dhは、光源202の基材253の対角線DLの上にほぼ配置されているので、第1の直線K1に沿う方向における当接部1jと当接部1mの間の距離L2を大きくできる。よって、光軸OAに対する第1の直線K1の垂直度を規定するために要求される当接部1jと当接部1mの高さの差の許容範囲を大きくすることができる。
光走査装置50aの主走査倍率と副走査倍率のうち結像倍率の高い方向に配列される発光点の数は、結像倍率の低い方向に配列される発光点の数よりも多い。本実施例においても、光走査装置50aの主走査倍率は、副走査倍率より高く設定されている。このため、感光ドラム82a上でのフォーカス差の敏感度は、主走査方向の方が副走査方向より高くなる。光源202の発光点202Aa〜202Dhは、主走査方向に8つ、副走査方向に4つ並んでいる。結像倍率の高い主走査方向における発光点の個数は、副走査方向における発光点の個数よりも多いので、第1の直線K1は、副走査方向より主走査方向に近い。このため、第1の直線K1に沿う方向における最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離L2は、第1の直線K1に垂直な方向における最も離れた2つの当接部1kと1jの間の距離L3より大きい。すなわち、L2>L3の関係を満たす。これによって、光軸OAに対して光源202の基準面202jを垂直に設定するときの敏感度の高い主走査方向MSにおける精度の許容範囲を大きくできるので、フォーカス差を低減することができる。
以上、説明したように主走査方向と副走査方向の両方向に複数の発光点を有する光源202においても第一の実施例と同様な効果が得られる。
次に、第三の実施例を説明する。第三の実施例において、第一の実施例と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する。第三の実施例による画像形成装置100、光走査装置50、及び光ビーム出射装置20は、第一の実施例と同様であるので説明を省略する。以下、第三の実施例による光源(光源部材)302について説明する。
図4は、第三の実施例による光源302を示す図である。図4(a)は、第三の実施例による光源302の正面図である。図4(b)は、第三の実施例による光ビーム出射装置20を第一の実施例と同様に図2(b)のIVB−IVB線に沿って取った断面図である。図4(b)において、光源302及び当接部1j、1k、1m以外の構成は省略している。図4(b)は、光源302から出射される光ビームに平行な方向に視た光源302を示している。
光源302は、ほぼ四角形である。光源302は、図4(a)に示すように、複数の発光点が形成された部(面発光レーザアレイ)354と、部354を囲うパッケージ部(基部)353とを有する。光源302のパッケージ部353は、短辺の長さがL1、長辺の長さがL5の長方形に形成されている。部354は、複数の発光点(光源)としての半導体レーザ302a〜302hを有する。半導体レーザ302a〜302hとしては、例えば、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)を用いることができる。以下、半導体レーザ302a〜302hを発光点302a〜302hという。
本実施例において、複数の発光点302a〜302hのうちの最も離れた2つの発光点は、発光点302aと発光点302hである。最も離れた2つの発光点302aと302hは、光源302の対角線DLの上に配置されている。発光点302a〜302hは、最も離れた2つの発光点302aと302hを結ぶ第1の直線(配列線)K1に沿って配列されている。本実施例において、第1の直線K1は、光源302の対角線DLと一致しているが、必ずしも対角線DLに一致している必要はない。第1の直線K1は、主走査方向MSに対して角度α°だけ傾けられている。
本実施例において、発光点302a〜302hは、第1の直線K1に沿って直線状に配列されているが、必ずしも直線状に配列されていなくてもよい。
光源302から出射された複数の光ビームは、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kが形成する三角形の内部を通過する。3つの当接部1m、1j及び1kは、光源302のパッケージ部353に当接する。
光源302の基準面302jは、8個の発光点302a〜302hが形成された部354の平面に平行にパッケージ部353に設けられている。
図4(b)に示すように、第1の当接部1m、第2の当接部1j及び第3の当接部1kは、光源302の縁部に当接している。第1の当接部1m及び第3の当接部1kは、光源302の長さL1の一つの辺(縁部)302nの両端部(両頂点)302na、302nbにそれぞれ当接する。第2の当接部1jは、一つの辺(縁部)302nに対向する他の辺(縁部)302mの上で他の辺302mの中央部と第1の直線K1との間の位置Pjで他の辺302mに当接する。位置Pjは、他の辺302mの第1の直線K1に近い対角線DLの側の端部302maから距離L4だけ離れている。ここで、距離L4は、短辺の長さL1の半分より小さい(L4<L1/2)。
レーザホルダ1に保持された光源302の最も離れた2つの発光点302aと302hを結ぶ第1の直線K1と、第1の当接部1mと第2の当接部1jとを結ぶ第2の直線K2とのなす角をβ1とする。第2の当接部1jと第3の当接部1kとを結ぶ第3の直線K3と、第1の直線K1とのなす角をβ2とする。第3の当接部1kと第1の当接部1mとを結ぶ第4の直線K4と、第1の直線K1とのなす角をβ3とする。レーザホルダ1によって保持された光源302から出射された複数の光ビームの光路上からレーザホルダ1に保持された光源302及びレーザホルダ1を視たときに、角β1は、角β2及び角β3よりも小さい(β1<β2及びβ1<β3)。なお、第2の直線K2は、第1の直線K1に平行であってもよい。
第1の当接部1mと第2の当接部1jとの距離D1は、第2の当接部1jと第3の当接部1kとの距離D2よりも長い(D1>D2)。また、距離D1は、第3の当接部1kと第1の当接部1mとの距離D3よりも長い(D1>D3)。
ところで、第1の直線K1に沿う方向における3つの当接部1j、1k、1mのうちの最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離は、距離L2である。距離L2は、第1の直線K1に沿う方向における当接部1jの中心と当接部1mの中心の間の距離である。第1の直線K1に垂直な方向における3つの当接部1j、1k、1mのうちの最も離れた2つの当接部1kと1jの間の距離は、距離L3である。距離L3は、第1の直線K1に垂直な方向における当接部1kの中心と1jの中心の間の距離である。距離L2は、距離L3より大きい(L2>L3という関係を満たす)。
光源302のパッケージ部353の重心Gが3つの当接部1j、1k、1mにより形成される三角形の中に入るように、3つの当接部1j、1k、1mがレーザホルダ1に設けられている。よって、レーザホルダ1は、光源302を安定して保持できる。
ここで、当接部1jと当接部1mの高さの差は、光軸OAに対する発光点302a〜302hの第1の直線K1の垂直度を直接決める。従って、第1の当接部1mと第2の当接部1jの高さの差が所定値以下であれば、ピント方向における光源302の位置を精度よく確保できる。当接部1kと1jの高さの差及び当接部1kと1mの高さの差を必要以上に小さな値に制限することなく、ピント方向における光源302の位置を精度よく維持して、光源302をレーザホルダ1に取り付けることができる。
このように簡単な構造で、3つの当接部1j、1k、1mの高さに必要な精度を低減できるので、複数の発光点302a〜302hから出射された複数のビームの間のフォーカス差を小さくすることができる。また、発光点302a〜302hは、光源302のパッケージ部353の対角線DLにほぼ沿って配列されているので、第1の直線K1に沿う方向における当接部1jと当接部1mの間の距離L2を長くすることができる。よって、光軸OAに対する発光点302a〜302hの第1の直線K1の垂直度を規定するために要求される当接部1jと当接部1mの高さの差の許容範囲を大きくすることができる。
また、本実施例においても、光走査装置50aの主走査倍率は、副走査倍率より高く設定されている。このため、感光ドラム82a上でのフォーカス差の敏感度は、主走査方向の方が副走査方向より高くなる。光源302の発光点302a〜302hの第1の直線K1は、結像倍率の高い主走査方向MSにほぼ沿っているので、発光点302a〜302hの第1の直線K1に沿う方向における当接部1j、1k、1mの距離が重要である。そこで、第1の直線K1に沿う方向における最も離れた第1の当接部1mと第2の当接部1jの間の距離L2は、第1の直線K1に垂直な方向における最も離れた当接部1jと1kの間の距離L3より大きい。L2>L3の関係を満たす。これによって、光軸OAに対して光源302の基準面302jを垂直に設定するときの敏感度の高い主走査方向における精度の許容範囲を大きくできるので、フォーカス差を低減することができる。
以上、説明したように、第三の実施例による長方形のパッケージ部353を有する光源302においても第一の実施例と同様な効果が得られる。
1 レーザホルダ(保持部材)
1m 第1の当接部
1j 第2の当接部
1k 第3の当接部
2、202、302 光源
2a〜2h、202Aa〜202Dh、302a〜302h 発光点
20 光ビーム出射装置
K1 第1の直線
K2 第2の直線
K3 第3の直線
K4 第4の直線
β1、β2、β3 角
D1、D2、D3 距離

Claims (10)

  1. 複数の光ビームを出射する複数の発光点を有する光源と、
    前記光源を保持する保持部材であって、第1の当接部、第2の当接部、および第3の当接部を備え、前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部が前記光源に当接することにより、前記複数の発光点から出射される前記複数の光ビームの出射方向を規定する保持部材と、
    を有し、
    前記保持部材によって保持された前記光源から出射された前記複数の光ビームの光路上から前記保持部材に保持された前記光源および前記保持部材を視たときに、前記保持部材に保持された前記複数の発光点のうちの最も離れた2つの発光点を結ぶ第1の直線と前記第1の当接部と前記第2の当接部とを結ぶ第2の直線とのなす角が、前記第2の当接部と前記第3の当接部とを結ぶ第3の直線と前記第1の直線とのなす角、および前記第3の当接部と前記第1の当接部とを結ぶ第4の直線と前記第1の直線とのなす角よりも小さく、かつ前記第1の当接部と前記第2の当接部との距離が、前記第2の当接部と前記第3の当接部との距離および前記第3の当接部と前記第1の当接部との距離よりも長くなるように、前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部が前記光源に当接する光ビーム出射装置。
  2. 前記光源は、前記複数の発光点が形成された部と、前記部を囲うパッケージ部とを備え、
    前記3つの当接部は、前記光源の前記パッケージ部に当接する請求項1に記載の光ビーム出射装置。
  3. 前記光源から出射された前記複数の光ビームは、前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部が形成する三角形の内部を通過する請求項1又は2に記載の光ビーム出射装置。
  4. 前記光源が取り付けられる基板を更に有し、
    前記基板は、少なくとも3点で前記保持部材に固定され、
    前記保持部材に固定された前記光源から出射される前記光ビームの進行方向から視たときに、少なくとも3点の固定位置のうちその他の固定位置に対して前記光源に近い位置の3つの固定位置が形成する三角形の重心は、前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部が形成する三角形の中にある請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光ビーム出射装置。
  5. 前記パッケージ部の形状は、四角形である請求項2に記載の光ビーム出射装置。
  6. 前記最も離れた2つの発光点は、前記四角形の前記パッケージ部の一つの対角線の上に配置されている請求項5に記載の光ビーム出射装置。
  7. 前記第1の当接部、前記第2の当接部、および前記第3の当接部のうちの2つの当接部は、前記四角形の一つの辺の両頂点にそれぞれ当接し、残りの1つの当接部は、前記一つの辺に対向する他の辺の中央部と前記第1の直線との間の位置で前記他の辺に当接している請求項5又は6に記載の光ビーム出射装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載された光ビーム出射装置と、
    前記光ビーム出射装置から出射された複数の光ビームを偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段により偏向された前記複数の光ビームを感光体の表面上に結像させる結像光学系と、
    を有する光走査装置。
  9. 前記光走査装置の主走査方向の結像倍率と副走査方向の結像倍率のうち結像倍率の高い方向に配列される発光点の数は、結像倍率の低い方向に配列される発光点の数よりも多い請求項8に記載の光走査装置。
  10. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体の表面を均一に帯電する帯電装置と、
    前記感光体の均一に帯電された表面に光ビームを照射して静電潜像を形成する請求項8又は9に記載の光走査装置と、
    を有する画像形成装置。
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