JP2015026769A - 研削装置 - Google Patents
研削装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015026769A JP2015026769A JP2013156631A JP2013156631A JP2015026769A JP 2015026769 A JP2015026769 A JP 2015026769A JP 2013156631 A JP2013156631 A JP 2013156631A JP 2013156631 A JP2013156631 A JP 2013156631A JP 2015026769 A JP2015026769 A JP 2015026769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wafer
- surface side
- held
- grinding
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 76
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 76
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 48
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000001464 adherent effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
【課題】ウェーハの被保持面側を清掃できる簡単な構成の清掃手段を備えた研削装置を提供する。
【解決手段】ウェーハ(11)の被研削面(11b)とは反対の被保持面(11a)側を吸引保持するチャックテーブル(18)と、チャックテーブルに保持されたウェーハの被研削面側を研削する研削手段(32)と、ウェーハを仮置きされ、該チャックテーブルに搬入する前にウェーハの位置合わせを行う位置合わせ手段(10)と、位置合わせ手段に仮置きされたウェーハの被保持面側が露出するように、被研削面側を吸引保持してウェーハをチャックテーブルに搬入する搬入手段(14)と、位置合わせ手段からチャックテーブルに搬入されるウェーハの被保持面側を清掃する清掃手段(12)と、を備え、清掃手段は、搬入手段の搬送経路上に配設され、搬送中のウェーハの被保持面側に接触して付着物を除去する粘着ローラ(56)を備える構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】ウェーハ(11)の被研削面(11b)とは反対の被保持面(11a)側を吸引保持するチャックテーブル(18)と、チャックテーブルに保持されたウェーハの被研削面側を研削する研削手段(32)と、ウェーハを仮置きされ、該チャックテーブルに搬入する前にウェーハの位置合わせを行う位置合わせ手段(10)と、位置合わせ手段に仮置きされたウェーハの被保持面側が露出するように、被研削面側を吸引保持してウェーハをチャックテーブルに搬入する搬入手段(14)と、位置合わせ手段からチャックテーブルに搬入されるウェーハの被保持面側を清掃する清掃手段(12)と、を備え、清掃手段は、搬入手段の搬送経路上に配設され、搬送中のウェーハの被保持面側に接触して付着物を除去する粘着ローラ(56)を備える構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、ウェーハを研削する研削装置に関し、特に、チャックテーブルに吸引されるウェーハの被保持面側を清掃する清掃手段を備えた研削装置に関する。
ウェーハの研削には、ウェーハを吸引して保持するチャックテーブルと、研削用の砥石を配置した研削ホイールとを備える研削装置が用いられている。この研削装置のチャックテーブルとウェーハとの間に塵埃等の付着物が介在すると、付着物による凹凸が被研削面に現れてウェーハを平坦に研削できなくなる。
そこで、ウェーハをチャックテーブルへと搬入する前に、チャックテーブルに吸引されるウェーハの被保持面側を、洗浄水を供給しながらローラ状のスポンジで清掃するウェーハ洗浄装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したウェーハ洗浄装置は、洗浄水を供給するノズル等を備えるので、構成が複雑化して装置に掛かるコストが大きくなってしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェーハの被保持面側を清掃できる簡単な構成の清掃手段を備えた研削装置を提供することである。
本発明によれば、ウェーハを研削して所定の厚みに薄化する研削装置であって、ウェーハの被研削面とは反対の被保持面側を吸引保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウェーハの該被研削面側を研削する研削手段と、ウェーハを仮置きされ、該チャックテーブルに搬入する前にウェーハの位置合わせを行う位置合わせ手段と、該位置合わせ手段に仮置きされたウェーハの該被保持面側が露出するように、該被研削面側を吸引保持してウェーハを該チャックテーブルに搬入する搬入手段と、該搬入手段に吸引保持され、該位置合わせ手段から該チャックテーブルに搬入されるウェーハの該被保持面側を清掃する清掃手段と、を備え、該清掃手段は、該搬入手段の搬送経路上に配設され、搬送中のウェーハの該被保持面側に接触してウェーハの該被保持面側に付着した付着物を除去する粘着ローラを備えることを特徴とする研削装置が提供される。
本発明において、前記清掃手段は、ウェーハの前記被保持面側と接触する作用位置と、ウェーハの該被保持面側から離間する待避位置とに、前記粘着ローラを移動せしめる進退手段をさらに備えることが好ましい。
また、本発明において、ウェーハの前記被保持面には保護テープが貼着されており、前記清掃手段は、該保護テープに接触して該保護テープに付着した付着物を除去することが好ましい。
本発明の研削装置は、搬入手段の搬送経路上に設けられた粘着ローラを含む清掃手段を備えるので、搬送中のウェーハの被保持面側に粘着ローラを接触させることで、ウェーハの被保持面側に付着した付着物を容易に除去できる。
すなわち、粘着ローラという簡単な構成でウェーハの被保持面側に付着した付着物を除去できる。このように、本発明によれば、ウェーハの被保持面側を清掃できる簡単な構成の清掃手段を備えた研削装置を提供できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る研削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。図2(A)は、本実施の形態の研削装置で研削されるウェーハの構成例を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、ウェーハに保護テープが貼着される様子を模式的に示す斜視図である。
図1に示すように、研削装置2は、各構成を支持する基台4を備えている。基台4の上面前端側には、開口4aが形成されており、この開口4a内には、加工対象のウェーハ11(図2参照)を搬送する搬送機構6が設けられている。また、開口4aのさらに前方の領域には、ウェーハ11を収容可能なカセット8a,8bが載置されている。
図2(A)及び図2(B)に示すように、ウェーハ11は、例えば、円盤状の半導体ウェーハであり、表面(被保持面)11aは、中央のデバイス領域13と、デバイス領域13を囲む外周余剰領域15とに分けられている。
デバイス領域13は、格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)17でさらに複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス19が形成されている。ウェーハ11の外周面11cは面取り加工されており、その断面形状は円弧状である。
このウェーハ11の表面11a側には、図2(B)に示すように、デバイス19を保護する保護テープ21が貼着される。保護テープ21は、ウェーハ11と同等の外径を有する円盤状のフィルムであり、表面21a側には接着性のある糊層が設けられている。ただし、ウェーハ11には必ずしも保護テープ21を貼着しなくて良い。
研削装置2において、カセット8aが載置される載置領域及び開口4aの後方には、仮置きされたウェーハ11の位置合わせを行う位置合わせ機構(位置合わせ手段)10が設けられている。例えば、位置合わせ機構10は、カセット8aから搬送機構6で搬送され、位置合わせ機構10に仮置きされたウェーハ11の中心を位置合わせする。
位置合わせ機構10の後方には、開口4bが形成されており、この開口4b内には、ウェーハの表面11a側(すなわち、保護テープ21の裏面21b)を清掃する清掃機構(清掃手段)12が設けられている。また、清掃機構12と隣接する位置には、ウェーハ11を吸引保持した状態で旋回する搬入機構(搬入手段)14が配置されている。
この搬入機構14は、ウェーハ11の表面11a側を下方に露出させるように裏面11b側を吸引し、位置合わせ機構10において位置合わせされたウェーハ11を後方に搬送する。ウェーハ11は、搬入機構14による搬送の途中に、表面11a側を清掃機構12で清掃される。
搬入機構14の後方には、回転可能なターンテーブル16が配置されている。ターンテーブル16の上面には、ウェーハ11を吸引保持する3個のチャックテーブル18が設けられている。なお、ターンテーブル16上に配置されるチャックテーブル18の数は3個に限定されない。
搬入機構14に吸引保持されたウェーハ11は、表面11a側を下方に位置付けられた状態で各チャックテーブル18に搬入される。各チャックテーブル18は、モータ等の回転駆動源(不図示)と連結されており、鉛直方向に延びる回転軸の周りに回転する。
各チャックテーブル18の上面は、ウェーハ11を吸引保持する保持面18aとなっている。この保持面18aは、チャックテーブル18の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)と接続されている。各チャックテーブル18に搬入されたウェーハ11は、保持面18aに作用する吸引源の負圧で表面11a側を吸引される。
ターンテーブル16の後方には、上方に伸びる2本の支持柱20が設けられている。各支持柱20の前面には、Z軸移動機構22を介してZ軸移動テーブル24が設けられている。各Z軸移動機構22は、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール26を備えており、Z軸ガイドレール26には、Z軸移動テーブル24がスライド可能に設置されている。
各Z軸移動テーブル24の後面側(裏面側)には、ナット(不図示)が固定されており、このナットには、Z軸ガイドレール26と平行なZ軸ボールネジ28が螺合されている。
各Z軸ボールネジ28の一端部には、Z軸パルスモータ30が連結されている。Z軸パルスモータ30でZ軸ボールネジ28を回転させることで、Z軸移動テーブル24はZ軸ガイドレール26に沿ってZ軸方向に移動する。
各Z軸移動テーブル24の前面(表面)には、研削機構(研削手段)32が設けられている。各研削機構32は、Z軸移動テーブル24に固定されたスピンドルハウジング34を備えている。各スピンドルハウジング34には、スピンドル(不図示)が回転可能に支持されている。
各スピンドルの下端側には、研削ホイール36が装着されている。各研削ホイール36は、アルミニウム、ステンレス等の金属材料で形成された円筒状のホイール基台と、ホイール基台の下面において環状に配置された複数の砥石とを含む。
搬入されたウェーハ11がチャックテーブル18に吸引保持されると、ターンテーブル16が回転してウェーハ11を研削機構32の下方に位置付ける。チャックテーブル18及び研削ホイール36を回転させると共に、Z軸移動機構22で研削機構32を下降させ、研削ホイール36をウェーハ11の裏面11bに接触させることで、ウェーハ11は研削される。
搬入機構14と隣接する位置には、研削後のウェーハ11を吸引保持した状態で旋回する搬出機構38が設けられている。搬出機構38の前方、且つ開口4aの後方には、搬出機構38で搬出された研削後のウェーハ11を洗浄する洗浄機構40が配置されている。洗浄機構40で洗浄されたウェーハ11は、搬送機構6で搬送され、カセット8bに収容される。
図3は、本実施の形態に係る清掃機構12の構成例を模式的に示す斜視図である。図3に示すように、清掃機構12は、Z軸方向に伸縮可能なエアシリンダ(進退手段)42を備えている。エアシリンダ42は、下端側を基台4に固定されたシリンダケース44と、シリンダケース44に挿通されたピストンロッド46とで構成されており、ピストンロッド46の上端に設けられたローラ支持体48を昇降させる。
ローラ支持体48は、ピストンロッド46に固定される下壁50と、下壁50の両端部から上方に伸びる側壁52,54とを含む。側壁52には、第1粘着ローラ(粘着ローラ)56を回転可能に支持する第1支持孔52aと、第1粘着ローラ56の斜め下方において第2粘着ローラ58を回転可能に支持する第2支持孔52bとが設けられている。
同様に、側壁54には、側壁52の第1支持孔52a及び第2支持孔52bに対応して、第1粘着ローラ56を支持する第1支持孔(不図示)、及び第2粘着ローラ58を支持する第2支持孔(不図示)がそれぞれ設けられている。側壁52の第1支持孔52a、側壁52の第2支持孔52b、側壁54の第1支持孔、及び側壁54の第2支持孔は、第1粘着ローラ56の外周面と第2粘着ローラ58の外周面とを接触させるように配置されている。
第1粘着ローラ56は、回転軸56aと、回転軸56aの周りに設けられた粘着部56bとを含む。この回転軸56aを、側壁52の第1支持孔52a及び側壁54の第1支持孔に嵌合させることで、第1粘着ローラ56は、ローラ支持体48に支持された状態で回転軸56aの周りに回転する。
粘着部56bは、粘着性のある合成ゴム等で構成されており、ウェーハ11の表面11a側(すなわち、保護テープ21の裏面21b)に付着した塵埃等の付着物を除去できる。また、粘着部56bは、ウェーハ11の直径以上の長さに形成されると共に、円錐台状に形成されている。
上述のように、搬入機構14は、ウェーハ11を吸引保持して旋回するので、搬入機構14によるウェーハ11の搬送経路は、搬入機構14の旋回中心からの距離に応じて長さの異なる円弧状になる。
よって、粘着部56bの形状を、ウェーハ11の搬送経路に対応した円錐台状とすることで、第1粘着ローラ56をウェーハ11の表面11a側に接触させた状態で回転させることができる。なお、粘着部56bの粘着力は、外周面に付着した付着物を除去することで回復する。
第2粘着ローラ58は、回転軸58aと、回転軸58aの周りに設けられた粘着部58bとを含む。この回転軸58aを、側壁52の第2支持孔52bと側壁54の第2支持孔とに嵌合させることで、第2粘着ローラ58は、ローラ支持体52に支持された状態で回転軸58aの周りに回転する。
粘着部58bは、例えば、第1粘着ローラ56の粘着部56bより粘着力の強い合成ゴム等で構成されており、粘着部56bに付着した塵埃等の付着物を除去する。また、粘着部58bは、粘着部56bと同程度の長さに形成されると共に、粘着部56bとは逆向きの円錐台状に形成されている。
これにより、粘着部56bと粘着部58bとが接触した状態で、第2粘着ローラ58は、第1粘着ローラ56と共に回転する。その結果、第1粘着ローラ56の粘着部56bに付着した塵埃等の付着物は、第2粘着ローラ58の粘着部58bに移動する。
すなわち、ウェーハ11の表面11a側の塵埃は、第1粘着ローラ56の粘着部56bを経て第2粘着ローラ58の粘着部58bに付着する。このように、第2粘着ローラ58によって、第1粘着ローラ56に付着した付着物を除去することで、第1粘着ローラ56の粘着力を維持できる。なお、粘着部58bの粘着力は、外周面に付着した塵埃を除去することによって回復する。
上述のように構成された清掃機構12において、第1粘着ローラ56は、エアシリンダ42によって昇降し、搬入機構14で搬送されるウェーハ11の表面11a側に接触する作用位置と、ウェーハ11の表面11a側から離間する待避位置とのいずれかに位置付けられる。第1粘着ローラ56を作用位置に位置付けた状態で、ウェーハ11を搬入機構14で搬送すれば、ウェーハ11の表面11a側は第1粘着ローラ56と接触して清掃される。
次に、上述した研削装置2において実施されるウェーハ11の清掃方法について説明する。図4及び図5は、本実施の形態に係る清掃方法を模式的に示す一部断面側面図である。
まず、ウェーハ11を、表面11a側が露出するように搬入機構14に吸引保持させると共に、第1粘着ローラ56を、ウェーハ11の表面11a側に接触する高さまで上昇させる位置付け工程を実施する。具体的には、図4(A)に示すように、待避位置に位置付けられている第1粘着ローラ56を、エアシリンダ42によって作用位置に移動させる。
次に、第1粘着ローラ56とウェーハ11とを相対移動させて、ウェーハ11の表面11a側に付着した塵埃等の付着物を除去する清掃工程を実施する。具体的には、図4(B)に示すように、ウェーハ11を吸引保持した搬入機構14を旋回させる。
上述のように、第1粘着ローラ56は、粘着性のある合成ゴム等で構成された粘着部56bを備えている。そのため、図4(B)に示すように、第1粘着ローラ56は、ウェーハ11の表面11a側に接触しながら回転し、塵埃等の付着物を捕集する。なお、本実施の形態では、ウェーハ11の表面11a側に保護テープ21が貼着されているので、保護テープ21の裏面21bに付着した塵埃等の付着物が捕集される。
清掃工程の終了後には、第1粘着ローラ56を、ウェーハ11の表面11a側から離れた位置に移動させる待避工程を実施する。具体的には、図5に示すように、作用位置に位置付けられている第1粘着ローラ56を、エアシリンダ42によって待避位置に移動させる。
以上のように、本実施の形態に係る研削装置2は、搬入機構(搬入手段)14の搬送経路上に設けられた第1粘着ローラ(粘着ローラ)56を含む清掃機構(清掃手段)12を備えるので、搬送中のウェーハ11の表面(被保持面)11a側に第1粘着ローラ56を接触させることで、ウェーハ11の表面11a側に付着した付着物を容易に除去できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、搬送経路が円弧状の搬入機構12を備える研削装置2を例示しているが、搬入機構12の構成はこれに限定されない。例えば、搬送経路が直線状の搬入機構を用いても良い。この場合、第1粘着ローラ(粘着ローラ)56及び第2粘着ローラ58は、円柱状に形成される。
また、本発明の研削装置は、ウェーハ11の外周余剰領域15に相当する領域を研削しないで、厚みの維持された環状補強部を外周縁に形成する場合にも用いることができる。
この研削方法で研削されたウェーハ11は、環状補強部で剛性を保たれるので、後工程での取扱いが容易である。なお、この研削方法を実施する際には、ウェーハ11に保護テープ21を貼着しないこともある。その場合、清掃機構は、ウェーハ11の表面11aに直接付着した塵埃等の付着物を除去する。
また、上記実施の形態では、ウェーハ11の裏面(被研削面)11b側を研削してウェーハ11を薄く加工する研削装置2を例示しているが、本発明の研削装置は、ウェーハ11の表面11a側を研削する際に用いられても良い。例えば、デバイス19が形成される前のウェーハ11であれば、表面11a側を研削できる。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 研削装置
4 基台
4a,4b 開口
6 搬送機構
8a,8b カセット
10 位置合わせ機構(位置合わせ手段)
12 清掃機構(清掃手段)
14 搬入機構(搬入手段)
16 ターンテーブル
18 チャックテーブル
18a 保持面
20 支持柱
22 Z軸移動機構
24 Z軸移動テーブル
26 Z軸ガイドレール
28 Z軸ボールネジ
30 Z軸パルスモータ
32 研削機構(研削手段)
34 スピンドルハウジング
36 研削ホイール
38 搬出機構
40 洗浄機構
42 エアシリンダ(進退手段)
44 シリンダケース
46 ピストンロッド
48 ローラ支持体
50 下壁
52,54 側壁
52a 第1支持孔
52b 第2支持孔
56 第1粘着ローラ(粘着ローラ)
56a,58a 回転軸
56b,58b 粘着部
58 第2粘着ローラ
11 ウェーハ
11a 表面(被保持面)
11b 裏面(被研削面)
11c 外周面
13 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 分割予定ライン(ストリート)
19 デバイス
21 保護テープ
21a 表面
21b 裏面
4 基台
4a,4b 開口
6 搬送機構
8a,8b カセット
10 位置合わせ機構(位置合わせ手段)
12 清掃機構(清掃手段)
14 搬入機構(搬入手段)
16 ターンテーブル
18 チャックテーブル
18a 保持面
20 支持柱
22 Z軸移動機構
24 Z軸移動テーブル
26 Z軸ガイドレール
28 Z軸ボールネジ
30 Z軸パルスモータ
32 研削機構(研削手段)
34 スピンドルハウジング
36 研削ホイール
38 搬出機構
40 洗浄機構
42 エアシリンダ(進退手段)
44 シリンダケース
46 ピストンロッド
48 ローラ支持体
50 下壁
52,54 側壁
52a 第1支持孔
52b 第2支持孔
56 第1粘着ローラ(粘着ローラ)
56a,58a 回転軸
56b,58b 粘着部
58 第2粘着ローラ
11 ウェーハ
11a 表面(被保持面)
11b 裏面(被研削面)
11c 外周面
13 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 分割予定ライン(ストリート)
19 デバイス
21 保護テープ
21a 表面
21b 裏面
Claims (3)
- ウェーハを研削して所定の厚みに薄化する研削装置であって、
ウェーハの被研削面とは反対の被保持面側を吸引保持するチャックテーブルと、
該チャックテーブルに保持されたウェーハの該被研削面側を研削する研削手段と、
ウェーハを仮置きされ、該チャックテーブルに搬入する前にウェーハの位置合わせを行う位置合わせ手段と、
該位置合わせ手段に仮置きされたウェーハの該被保持面側が露出するように、該被研削面側を吸引保持してウェーハを該チャックテーブルに搬入する搬入手段と、
該搬入手段に吸引保持され、該位置合わせ手段から該チャックテーブルに搬入されるウェーハの該被保持面側を清掃する清掃手段と、を備え、
該清掃手段は、該搬入手段の搬送経路上に配設され、搬送中のウェーハの該被保持面側に接触してウェーハの該被保持面側に付着した付着物を除去する粘着ローラを備えることを特徴とする研削装置。 - 前記清掃手段は、ウェーハの前記被保持面側と接触する作用位置と、ウェーハの該被保持面側から離間する待避位置とに、前記粘着ローラを移動せしめる進退手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の研削装置。
- ウェーハの前記被保持面には保護テープが貼着されており、
前記清掃手段は、該保護テープに接触して該保護テープに付着した付着物を除去することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013156631A JP2015026769A (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013156631A JP2015026769A (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015026769A true JP2015026769A (ja) | 2015-02-05 |
Family
ID=52491184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013156631A Pending JP2015026769A (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015026769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105415135A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-03-23 | 深圳市远洋翔瑞机械股份有限公司 | 一种数控机床的自动上下料加工装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05102114A (ja) * | 1991-10-03 | 1993-04-23 | Shibayama Kikai Kk | 半導体ウエハの仮置台 |
JPH1131674A (ja) * | 1997-07-10 | 1999-02-02 | Disco Abrasive Syst Ltd | ウェーハ洗浄装置 |
JP2004111815A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Nec Yamagata Ltd | 保護テープの剥離方法及びその装置 |
JP2006324450A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2008147505A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Disco Abrasive Syst Ltd | チャックテーブルの清掃装置を備えた加工機 |
-
2013
- 2013-07-29 JP JP2013156631A patent/JP2015026769A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05102114A (ja) * | 1991-10-03 | 1993-04-23 | Shibayama Kikai Kk | 半導体ウエハの仮置台 |
JPH1131674A (ja) * | 1997-07-10 | 1999-02-02 | Disco Abrasive Syst Ltd | ウェーハ洗浄装置 |
JP2004111815A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Nec Yamagata Ltd | 保護テープの剥離方法及びその装置 |
JP2006324450A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2008147505A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Disco Abrasive Syst Ltd | チャックテーブルの清掃装置を備えた加工機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105415135A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-03-23 | 深圳市远洋翔瑞机械股份有限公司 | 一种数控机床的自动上下料加工装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6335672B2 (ja) | 搬送装置 | |
TWI512876B (zh) | 剝離裝置、剝離系統、剝離方法及非暫態電腦可讀取之記憶媒體 | |
JP6335596B2 (ja) | 研削装置 | |
JP5773660B2 (ja) | 樹脂剥がし装置および研削加工装置 | |
JP5669518B2 (ja) | ウエーハ搬送機構 | |
JP5945182B2 (ja) | バイト切削装置 | |
TW201342454A (zh) | 洗淨裝置、剝離系統、洗淨方法及電腦記憶媒體 | |
TWI746609B (zh) | 搬送裝置及劃線系統 | |
JP5320014B2 (ja) | 研削装置 | |
JP2018086692A (ja) | 研削装置 | |
TWI409135B (zh) | 滾圓及研磨設備 | |
JP5179928B2 (ja) | ウエーハの搬出方法 | |
JP5866658B2 (ja) | 位置決め機構 | |
JP2009158536A (ja) | ウエーハの加工方法 | |
JP5037379B2 (ja) | 板状物の搬送装置 | |
JP2018176366A (ja) | 基板周縁部のクリーニング装置、基板周縁部のクリーニング方法及び記憶媒体 | |
JP2015026769A (ja) | 研削装置 | |
JP6173036B2 (ja) | 加工装置 | |
JP2015026728A (ja) | 研削装置 | |
JP5700988B2 (ja) | ウエーハの研削方法 | |
JP2011066198A (ja) | 研削加工装置 | |
JP2010087443A (ja) | 搬送機構 | |
JP6208587B2 (ja) | 切削装置 | |
JP2011125988A (ja) | 研削装置 | |
JP2008270425A (ja) | 移送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170321 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171128 |