JP2011125988A - 研削装置 - Google Patents

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Nobuyuki Takada
暢行 高田
Atsuhiro Onishi
淳裕 大西
Fumi Nakamura
文 中村
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Abstract

【課題】ウエーハの割れを発生させることなく大径のウエーハを研削可能な研削装置を提供する。
【解決手段】第1及び該第2チャックテーブル10の各々は、ウエーハWを吸引保持する吸引保持部74と、該吸引保持部74の外周に配置された環状フレーム保持部76とを含み、該環状フレーム保持部76に保持された該環状フレームFの上面は該吸引保持部74の上面より低くなるように設定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウエーハ等のウエーハを研削する研削装置に関する。
IC、LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウエーハは、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、切削装置(ダイシング装置)によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の電気機器に広く利用されている。
近年半導体ウエーハは、一枚のウエーハからより多くの半導体デバイス(チップ)を形成できるように大径化が進み、チップのサイズもより小さくより薄くなってきている。そのため、ウエーハの裏面を研削する研削装置が、大径化されたウエーハをどこまで薄く加工できるかが常に課題となっている。
このような技術的トレンドの中で大きな問題となるのが、大径化が進んだウエーハ(例えばφ300mmやφ450mm)の搬送である。即ち、大きなウエーハを数十μmと薄く研削した非常に脆い状態のウエーハを、いかに割れることなく搬送できるかということが近年、半導体製造装置業界で共通した課題となっている。
従来対策として実施されてきたのは、ウエーハを保持する研削装置のチャックテーブルをターンテーブルと呼ばれる回転式の基台上に設け、各研削工程をチャックテーブルごと移動させることで、ウエーハをチャックテーブルから着脱する回数を最小まで抑え、ウエーハに割れが発生する原因を減らすという方法である(例えば、特開平10−17932号公報参照)。
従来採用されてきた他の対策としては、ウエーハと同等サイズの保護テープをデバイスが形成された表面側に貼着し、保護テープ付きのウエーハをチャックテーブルに保持してウエーハの裏面を研削するといった方法である。
この方法では、ウエーハをリークすることなくチャックテーブルで吸引保持するために、チャックテーブルの吸着面(多孔質セラミックス等で形成されている)がウエーハより数mm小さい直径で形成されている(例えば、特開2001−38556号公報参照)。
特開平10−17932号公報 特開2001−38556号公報 特開平7−211766号公報
しかし、ターンテーブルは機構が複雑なため比較的重量があり、ウエーハが大型になると必然的にターンテーブル自体も重くなるので、研削装置の装置重量が非常に重くなるという問題が生じる。
また、従来は保護テープが表面に貼着されたウエーハをリークすることなく吸引保持するために、チャックテーブルの吸着面がウエーハより数mm小さい径で形成されているので、ウエーハの最外周部は吸着が不十分であり、研削時に発生するコンタミ水がその部分に回り込み易く、延いてはコンタミの噛み込みによりウエーハ割れや不均一な研削面となったりするという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、薄く研削された大径のウエーハを割れを発生することなく搬送可能な研削装置を提供することである。
本発明によると、粘着テープを介して環状フレームに支持されたウエーハを研削する研削装置であって、該粘着テープを介してウエーハを吸引保持する固定基台に設置された第1チャックテーブルと、該第1チャックテーブルに対向して配設され、粗研削用の第1の砥石を有する第1研削ユニットと、該粘着テープを介してウエーハを吸引保持する該固定基台に設置された第2チャックテーブルと、該第2チャックテーブルに対向して配設され、仕上げ研削用の第2の砥石を有する第2研削ユニットと、複数の吸着パッドを有し、該吸着パッドで該環状フレームを吸着して該第1チャックテーブルから該第2チャックテーブルへウエーハを搬送するウエーハ搬送手段とを具備し、該第1及び該第2チャックテーブルの各々は、ウエーハを吸引保持する吸引保持部と、該吸引保持部の外周に配置された環状フレーム保持部とを含み、該環状フレーム保持部に保持された該環状フレームの上面は該吸引保持部の上面より低くなるように設定されていることを特徴とする研削装置が提供される。
本発明の研削装置では、ウエーハを粘着テープを介して環状フレームで支持するので、ウエーハの搬送による割れという問題を解決できるとともに、チャックテーブル全面を粘着テープで覆うことで研削中のコンタミ水がチャックテーブルとウエーハとの間に浸入するのを防止することができる。
また、搬送手段を採用したことによりターンテーブル機構を省略することができるため、装置の軽量化が容易になるとともに、第1及び第2チャックテーブルとして第1及び第2研削ユニットによる研削工程の特性に合わせたモータを搭載したチャックテーブルを個々に採用することが可能となる。
更に、従来の保護テープに代わり外周部が環状フレームに装着された粘着テープをウエーハの裏面に貼着しているため、ウエーハの裏面からウエーハをチップに分割することが可能な切削装置やレーザ加工装置を使用する場合には、研削からウエーハの分割まで単一の粘着テープの使用で実施可能であるので、テープの張り替え工程の省略化及び従来の保護テープの省略化が実現できる。
また、研削時に環状フレームを固定して粘着テープを介してウエーハを吸引保持するので、リークの問題を回避可能であるとともに、フレームが剛性があり突き当て等によって位置決めできることから、従来必要であったポジショニングテーブルによるフレーム位置決め手段(例えば、特許文献3参照)が不要となる。
環状フレーム及びウエーハの表面に粘着テープを貼着する状態の斜視図である。 粘着テープを介して環状フレームに支持されたウエーハの裏面側斜視図である。 本発明実施形態の研削装置の平面図である。 搬送装置の側面図である。 図5(A)は第1実施形態のチャックテーブルでウエーハを保持しながら粗研削ユニットでウエーハを研削している状態の斜視図、図5(B)はその一部断面側面図である。 図6(A)は第2実施形態のチャックテーブルでウエーハを保持しながら粗研削ユニットでウエーハを研削している状態の斜視図、図6(B)はその一部断面側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1を参照すると、例えば、作業テーブル上に載置された環状フレームF及び環状フレームFの開口中央部に配設されたウエーハWの表面に、粘着テープTを貼着する状態の斜視図が示されている。ウエーハWは、格子状に形成された複数の分割予定ライン(ストリート)11により区画された各領域にIC、LSI等のデバイス13が形成されて構成されている。
ウエーハWは、例えばその直径が450mmで、700μmの厚さを有している。粘着テープTは、樹脂から成る基材上に粘着層が塗布されて形成されている。図1では、粘着層が下側となっている。
図2は環状フレームF及びウエーハWの表面に粘着テープTを貼着してから、反転した状態の斜視図を示している。ウエーハWはその表面が粘着テープTで保護されて裏面が露出した状態となっている。
図3を参照すると、本発明実施形態に係る研削装置2の平面図が示されている。4は研削前のウエーハWを収容する第1カセットであり、進退可能及び旋回可能な搬送装置6により下側から環状フレームFが持ち上げられて、第1カセット4からウエーハWは取り出され、搬送装置6が旋回することにより第1チャックテーブル10上に載置される。
第1チャックテーブル10は静止基台8上に搭載されており、第1チャックテーブル10に対向して粗研削ユニット12が配設されている。粗研削ユニット12は、図5(B)に示すように垂直コラム56に上下方向に移動可能に取り付けられているが、その重量が重いため粗研削ユニット12のハウジング52の側面に一対のエアシリンダ14のピストンロッドが連結されて、粗研削ユニット12を上下方向移動可能に支持している。
第1チャックテーブル10に隣接して第2チャックテーブル16が静止基台8に搭載されている。第2チャックテーブル16に対向して仕上げ研削砥石を有する仕上げ研削ユニット18が配設されている。
仕上げ研削ユニット18は、図5(B)に示した粗研削ユニット12と同様に、上下方向移動可能に垂直方向に伸長するコラムに搭載されている。仕上げ研削ユニット18を支持するために、一対のエアシリンダ20のピストンロッドが仕上げ研削ユニット18のハウジングに連結され、仕上げ研削ユニット18を上下方向移動可能に支持している。
第2チャックテーブル16に隣接して第3チャックテーブル22が静止基台8に搭載されている。第3チャックテーブル22に対向して研磨ユニット24が上下方向及び水平方向に移動可能に配設されている。
即ち、静止部材30に移動部材26が左右に移動可能に配設されており、移動部材26の両端に取り付けられた一対のエアシリンダ28により研磨ユニット24が上下方向移動可能に支持されている。第3チャックテーブル22に隣接して、研削及び研磨後のウエーハを洗浄し乾燥するスピンナ洗浄装置32が静止基台8に搭載されている。
環状フレームFで支持されたウエーハWを、第1チャックテーブル10、第2チャックテーブル16、第3チャックテーブル22及びスピンナ洗浄装置32の順に搬送するために、搬送装置34が静止基台8に搭載されている。
搬送装置34は、図4に示すように概略T形状の旋回アーム36と、旋回アーム36の各端部に伸縮自在に挿入された支持フレーム38と、支持フレーム38の下端部に取り付けられた複数の吸着パッド48とから構成される。旋回アーム36は、図示しない駆動手段により90度ずつ回転される。
図3を再び参照すると、40はスピンナ洗浄装置32で洗浄済みのウエーハWを搬送する搬送装置であり、環状フレームFに支持された洗浄済みのウエーハWを、吸着パッドで環状フレームFを吸着することにより、スピンナ洗浄装置32から一対の搬送ガイドレール42まで搬送する。
即ち、搬送装置40でウエーハWを支持した環状フレームFを一対の搬送ガイドレール42上に搬送し、エアシリンダから構成されるプッシュ装置44により環状フレームFをプッシュして、研削後のウエーハを収容する第2カセット46中に押し込む。
図5(A)を参照すると、第1実施形態の第1チャックテーブル10と、粗研削ユニット12の斜視図が示されている。図5(B)はその一部断面側面図である。図5(B)に示すように、垂直コラム56には上下方向に伸びる一対のガイドレール(一本のみ図示)62が固定されている。
この一対のガイドレール62に沿って粗研削ユニット12が上下方向移動可能に装着されている。粗研削ユニット12は、そのハウジング52が一対のガイドレール62に沿って上下方向に移動する移動基台54に取り付けられている。
粗研削ユニット12は、ハウジング52と、ハウジング52中に回転可能に収容されたスピンドル64と、スピンドル64を回転駆動するサーボモータ70と、スピンドル64の先端に固定された複数の粗研削用の研削砥石68を有する研削ホイール66を含んでいる。
粗研削ユニット12は、粗研削ユニット12を一対の案内レール62に沿って上下方向に移動する図示しないボールねじと、パルスモータ58とから構成される粗研削ユニット移動機構60を備えている。パルスモータ58をパルス駆動すると、ボールねじが回転し、移動基台54が上下方向に移動される。
第1チャックテーブル10は、SUS等の金属から形成された枠体72と、枠体72の凹部中に嵌合されたポーラス吸着部74とから構成される。枠体72の外周部上部には磁石等から形成された環状フレーム保持部76が配設されている。
図5(B)に示すように、ウエーハWを粘着テープTを介して吸引保持し、環状フレーム保持部76で環状フレームFを保持すると、環状フレーム保持部76で保持された環状フレームFの上面はポーラス吸着部74の上面よりも低くなる様に形成されている。即ち、環状フレームの保持部76で環状フレームFを保持すると、環状フレームFはポーラス吸着部74の上面に対して所定距離引き落とされることになる。
第2チャックテーブル16、第3チャックテーブル22も上述した第1チャックテーブル10と同様に構成されている。また、仕上げ研削ユニット18は、仕上げ研削用の砥石を有する点を除いて、上述した粗研削ユニット12と同様に構成されている。
図6(A)を参照すると、本発明第2実施形態の第1チャックテーブル10Aと、第1チャックテーブル10Aに対向して配設された粗研削ユニット12の斜視図が示されている。図6(B)はその一部断面側面図である。
本実施形態の第1チャックテーブル10Aは、環状フレームFを固定する固定手段として第1実施形態の磁石に換えて複数のクランプ82を採用している。即ち、図6(B)に示すように、ウエーハWを粘着テープTを介してポーラス吸着部74で吸引保持し、クランプ82で環状フレームFをクランプすることにより、環状フレームFを固定する。
この状態では、クランプ82に保持された環状フレームFの上面はポーラス吸着部74の上面より低くなる様に設定されている。即ち、クランプ82で環状フレームFをクランプすると、環状フレームFはポーラス吸着部74の上面に対して所定距離引き落とされる。
本実施形態の他の構成は、図5に示した第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。第2チャックテーブル16及び第3チャックテーブル22も上述した第1チャックテーブル10Aと同様に構成されている。
以下、このように構成された研削装置2の作用について説明する。まず、搬送装置6が第1カセット4中に挿入されて、図2に示された環状フレームFを下から持ち上げて後退することにより、環状フレームFに支持されたウエーハWを第1カセット4中から引き出し、搬送装置6が旋回することにより第1チャックテーブル10まで環状フレームFに支持されたウエーハWを搬送する。
第1チャックテーブル10では、ポーラス吸着部74で粘着テープTを介してウエーハWを吸引保持し、磁石から形成された環状フレーム保持部76で環状フレームFを保持する。
この状態で、第1チャックテーブル10を図5(A)に示すように矢印a方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削ホイール66を第1チャックテーブル10と同一方向に、即ち矢印bで示す方向に例えば6000rpmで回転させるとともに、粗研削ユニット移動機構60を作動して粗研削用の研削砥石68をウエーハWの裏面に接触させる。
そして、研削ホイール66を所定の研削送り速度で下方に所定量研削送りして、ウエーハWの粗研削を実施する。接触式の厚みゲージによってウエーハWの厚みを測定しながらウエーハWを所望の厚み、例えば60μmに仕上げる。
粗研削が終了したウエーハWは、搬送装置34の支持フレーム38を吸着位置まで伸長した後、吸着パッド48により環状フレームFを吸着し、旋回アーム36が90度反時計回り方向に回転することにより、環状フレームFに支持されたウエーハWを第2チャックテーブル16まで搬送する。
搬送後に、支持フレーム38は図示した待機位置まで引っ込められる。第2チャックテーブル16では、ポーラス吸着部で粘着テープTを介して粗研削されたウエーハWを吸引保持するとともに、環状フレームFを環状フレーム保持部で保持する。
この状態で、粗研削と同様に第2チャックテーブル16を例えば300rpmで回転しつつ、第2研削ユニット18の研削ホイールを第2チャックテーブル16と同一方向に例えば6000rpmで回転させると共に、仕上げ研削ユニット移動機構を作動して仕上げ研削用の研削砥石をウエーハWの裏面に接触させる。
そして、仕上げ研削用の研削ホイールを所定の研削送り速度で下方に所定量研削送りして、ウエーハWの仕上げ研削を実施する。接触式の厚みゲージによってウエーハWの厚みを測定しながらウエーハWを所望の厚み(例えば50μm)に仕上げる。
仕上げ研削を終了したウエーハWは、ウエーハWを支持する環状フレームFが搬送装置34の吸着パッド48で吸着されて、旋回アーム36を反時計回りに更に90度回転することにより第3チャックテーブル22まで搬送される。第3チャックテーブル22で粘着テープTを介して吸引保持されたウエーハWは、研磨ユニット24で研磨されて、研磨歪が除去され、抗折強度が増強される。
研磨の終了したウエーハWは、搬送装置34の吸着パッド48でウエーハWを支持する環状フレームFが吸着されて、旋回アーム36が反時計回り方向に更に90度回転することによりスピンナ洗浄装置32まで搬送される。
スピンナ洗浄装置32では、研磨後のウエーハWをスピン洗浄すると共に、エアを噴出することにより乾燥する。スピン洗浄されたウエーハWは、搬送装置40の吸着パッドで環状フレームFが吸着されて一対の搬送ガイドレール42まで搬送され、エアシリンダから構成されるプッシュ装置44を作動することにより第2カセット46中に押し込まれる。
上述した実施形態の研削装置2によると、ウエーハWを粘着テープTを介して環状フレームFで支持することにより、ウエーハの搬送中の割れという問題を解決するとともに、チャックテーブル全面を粘着テープTで覆うことにより研削中のコンタミ水がチャックテーブルとウエーハWとの間に入り込むことを防止することができる。
また、従来の研削装置では複数のチャックテーブルを搭載していたターンテーブルを省略して、各工程間のウエーハWの搬送を搬送装置34で行うようにしたので、第1チャックテーブル10を粗研削の特性に合わせたチャックテーブルに設計することができ、第2チャックテーブル16を仕上げ研削の特性に合わせたチャックテーブルに設計することができ、第3チャックテーブル22を研磨工程の特性に合わせたチャックテーブルに設計することができる。
更に、従来の保護テープに換えてウエーハWのデバイス面の保護を環状フレームFに装着された粘着テープTで行うようにしたので、赤外線撮像装置を搭載した切削装置又はレーザ加工装置でウエーハWの裏面からアライメントを行い、更にウエーハWのチップへの分割を行う場合には、粘着テープTを貼りかえる必要なく、そのまま切削工程又はレーザ加工工程を実施することができ、テープ張替え工程の省略化及び従来の保護テープの省略化が可能である。
また、従来のチャックテーブルのポーラス吸着面はウエーハWの直径に比較して数mm程度小さく構成されているので、リークの発生を防止するためにはチャックテーブル上へのウエーハWの正確な搭載位置決めが必要であったが、本実施形態の研削装置2では、粘着テープTでリークの問題が回避されることと、環状フレームFに剛性があるため、環状フレームFの位置決めピンによる突き当て位置決めが可能であるので、従来必要であったポジショニングテーブルによるフレーム位置決め手段が不要となる。
W 半導体ウエーハ
T 粘着テープ
F 環状フレーム
2 研削装置
4 第1カセット
6 搬送装置
8 静止基台
10 第1チャックテーブル
12 粗研削ユニット
16 第2チャックテーブル
18 仕上げ研削ユニット
22 第3チャックテーブル
24 研磨ユニット
34 搬送装置
36 旋回アーム
38 支持フレーム
40 搬送装置
42 搬送ガイドレール
46 第2カセット
48 吸着パッド
66 研削ホイール
68 研削砥石
74 ポーラス吸着部
76 フレーム保持部
82 クランプ

Claims (1)

  1. 粘着テープを介して環状フレームに支持されたウエーハを研削する研削装置であって、
    該粘着テープを介してウエーハを吸引保持する固定基台に設置された第1チャックテーブルと、
    該第1チャックテーブルに対向して配設され、粗研削用の第1の砥石を有する第1研削ユニットと、
    該粘着テープを介してウエーハを吸引保持する該固定基台に設置された第2チャックテーブルと、
    該第2チャックテーブルに対向して配設され、仕上げ研削用の第2の砥石を有する第2研削ユニットと、
    複数の吸着パッドを有し、該吸着パッドで該環状フレームを吸着して該第1チャックテーブルから該第2チャックテーブルへウエーハを搬送するウエーハ搬送手段とを具備し、
    該第1及び該第2チャックテーブルの各々は、ウエーハを吸引保持する吸引保持部と、該吸引保持部の外周に配置された環状フレーム保持部とを含み、該環状フレーム保持部に保持された該環状フレームの上面は該吸引保持部の上面より低くなるように設定されていることを特徴とする研削装置。
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