JP2015026728A - 研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持面の形状を変化させることなくチャックテーブルを清掃可能な清掃手段を備えた研削装置を提供する。【解決手段】ウェーハ(11)を保持する保持面(18a)を有し、回転可能なチャックテーブル(18)と、研削砥石が環状に配設された研削ホイール(36)を回転可能に支持し、チャックテーブルの保持面に保持されたウェーハの裏面(11b)側を研削して環状補強部を形成する研削手段(32)と、チャックテーブルの保持面を清掃する清掃手段(42)と、を備え、チャックテーブルの保持面は、回転中心を頂点とする傾斜を持った略円錐形状に形成されており、清掃手段は、チャックテーブルの該保持面の略円錐形状の高低差を吸収可能な弾性を有し、回転可能に支持された粘着ローラ(60)と、粘着ローラを、チャックテーブルの保持面と接触する作用位置とチャックテーブルの保持面から離間する待避位置とに移動せしめる進退手段(46)と、を備える構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、ウェーハを研削する研削装置に関し、特に、チャックテーブルの保持面を清掃する清掃手段を備えた研削装置に関する。
ウェーハを研削によって薄く加工すると、剛性は大幅に低下し、後工程での取り扱いが難しくなる。そのため、ウェーハの中央領域のみを研削して外周縁の厚みを維持することで、研削後の剛性を確保して扱いやすさを向上させたウェーハの加工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような加工方法において、研削に使用される研削ホイールの回転軸を、被加工物の被研削面に直交させると、ウェーハに研削痕が残り易くなる。そこで、研削ホイールの回転軸を僅かに傾けると共に、この傾きに応じた形状のチャックテーブルにウェーハを吸引保持させることで、研削痕を残り難くしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−19461号公報 特開2008−60470号公報
ところで、上述のようなチャックテーブルにおいて、ウェーハと当接する保持面には、研削屑が付着してしまうことがある。研削屑が付着したチャックテーブルにウェーハを吸引保持させると、研削屑による凹凸が被研削面に現れウェーハを平坦に研削できなくなる。そのため、研削の前後には、オイルストーン(油砥石)等で保持面を研磨して研削屑を除去している。
しかしながら、上述したチャックテーブルの中央には、上方に突出した頂点(凸部)が形成されており、保持面は平坦でない。そのため、オイルストーン等で保持面を研磨すると、頂点の摩耗によって保持面の形状が変化し、所望する形状にウェーハを加工できなくなる恐れがある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、保持面の形状を変化させることなくチャックテーブルを清掃可能な清掃手段を備えた研削装置を提供することである。
本発明によれば、表面に複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを有するウェーハの、該デバイス領域に対応する裏面側の領域を所定厚さ研削し、該外周余剰領域に対応する裏面に環状補強部を形成する研削装置であって、該ウェーハを保持する保持面を有し、回転可能なチャックテーブルと、研削砥石が環状に配設された研削ホイールを回転可能に支持し、該チャックテーブルの該保持面に保持された該ウェーハの裏面側を研削して該環状補強部を形成する研削手段と、該チャックテーブルの該保持面を清掃する清掃手段と、を備え、該チャックテーブルの該保持面は、回転中心を頂点とする傾斜を持った略円錐形状に形成されており、該清掃手段は、該チャックテーブルの該保持面の略円錐形状の高低差を吸収可能な弾性を有し、回転可能に支持された粘着ローラと、該粘着ローラを、該チャックテーブルの該保持面と接触する作用位置と該チャックテーブルの該保持面から離間する待避位置とに移動せしめる進退手段と、を備える事を特徴とする研削装置が提供される。
本発明の研削装置は、チャックテーブルの保持面の高低差を吸収可能な弾性を有し、回転可能な粘着ローラと、粘着ローラをチャックテーブルの保持面と接触する作用位置に移動させる進退手段と、を含む清掃手段を備えている。そのため、保持面の形状に合わせて変形する回転可能な粘着ローラを保持面に接触させて、チャックテーブルを清掃できる。
すなわち、本発明によれば、チャックテーブルの保持面の形状に合わせて粘着ローラが変形しながら回転するので、頂点の摩耗によって保持面の形状が変化することはない。よって、保持面の形状を変化させることなくチャックテーブルを清掃できる。
本実施の形態に係る研削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。 図2(A)は、本実施の形態の研削装置で研削されるウェーハの構成例を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、ウェーハの構成例を模式的に示す断面図である。 本実施の形態に係る清掃機構の構成例を模式的に示す斜視図である。 本実施の形態に係る清掃方法を模式的に示す一部断面側面図である。 本実施の形態に係る清掃方法を模式的に示す一部断面側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る研削装置の構成例を模式的に示す斜視図である。図2(A)は、本実施の形態の研削装置で研削されるウェーハの構成例を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、ウェーハの構成例を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、研削装置2は、各構成を支持する基台4を備えている。基台4の上面前端側には、開口4aが形成されており、この開口4a内には、加工対象のウェーハ11(図2参照)を搬送する搬送機構6が設けられている。また、開口4aの前方の領域には、ウェーハ11を収容可能なカセット8a,8bが載置されている。
図2(A)及び図2(B)に示すように、ウェーハ11は、例えば、円盤状の半導体ウェーハであり、表面11aは、中央のデバイス領域13と、デバイス領域13を囲む外周余剰領域15とに分けられる。
デバイス領域13は、格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)17でさらに複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス19が形成されている。ウェーハ11の外周面11cは面取り加工されており、断面形状は円弧状である。
本実施の形態に係る研削装置2は、このウェーハ11の裏面11b側を研削して薄く加工する。ただし、研削装置2は、裏面11b側のデバイス領域13に対応する領域のみを研削し、外周余剰領域15に相当する領域は研削しない。
このように、本実施の形態に係る研削装置2は、ウェーハ11の裏面11b側を研削し、外周余剰領域15に対応する領域に、厚みの維持された環状補強部(不図示)を形成する。これにより、研削後のウェーハ11を容易に取り扱うことができるようになる。
研削装置2において、カセット8aが載置される載置領域及び開口4aの後方には、仮置きされたウェーハ11の位置合わせを行う仮載機構10が設けられている。例えば、仮載機構10は、カセット8aから搬送機構6で搬送され、仮載機構10に載置されたウェーハ11の位置合わせを実施する。
仮載機構10の後方には、ウェーハ11を吸引保持して旋回可能な搬入搬出機構12が設けられている。搬入搬出機構12の後方には、開口4bが形成されている。この開口4b内には、X軸移動テーブル14、X軸移動テーブル14をX軸方向(前後方向)に移動させるX軸移動機構(不図示)、及びX軸移動機構を覆う防水カバー16が設けられている。
X軸移動機構は、X軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール(不図示)を備えており、X軸ガイドレールには、X軸移動テーブル14がスライド可能に設置されている。X軸移動テーブル14の下面側には、ナット(不図示)が固定されており、このナットには、X軸ガイドレールと平行なX軸ボールネジ(不図示)が螺合されている。
X軸ボールネジの一端部には、X軸パルスモータ(不図示)が連結されている。X軸パルスモータでX軸ボールネジを回転させることで、X軸移動テーブル14はX軸ガイドレールに沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル14上には、ウェーハ11を吸引保持するチャックテーブル18が設けられている。チャックテーブル18は、モータ等の回転駆動源(不図示)と連結されており、鉛直方向(Z軸方向)に延びる回転軸の周りに回転する。
また、チャックテーブル18は、上述のX軸移動機構により、ウェーハ11が搬入搬出される前方の搬入搬出位置と、ウェーハ11が研削される後方の研削位置との間を移動する。
チャックテーブル18の上面は、ウェーハ11を吸引保持する保持面18aとなっている。この保持面18aは、チャックテーブル18の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)と接続されている。搬入搬出機構12で搬入されたウェーハ11は、保持面18aに作用する吸引源の負圧でチャックテーブル18に吸引保持される。
また、保持面18aは、チャックテーブル18の回転軸(回転中心)と対応する位置に頂点18bを有し、外周縁に向けてなだらかに傾斜している(図4及び図5参照)。この傾斜は、後述する研削ホイール36の回転軸の傾きに対応している。このように、チャックテーブル18が、研削ホイール36の回転軸の傾きに対応した円錐形状に形成されることで、ウェーハ11を平坦に研削できる。
なお、図4及び図5では、説明の便宜上、保持面18aの形状を誇張して示しているが、保持面18aの高低差PVは、例えば、チャックテーブル18の直径が200mmの場合で10μm程度である。
開口4bの後方には、上方に伸びる支持柱20が設けられている。支持柱20の前面には、Z軸移動機構22を介してZ軸移動テーブル24が設けられている。Z軸移動機構22は、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール26を備えており、Z軸ガイドレール26には、Z軸移動テーブル24がスライド可能に設置されている。
Z軸移動テーブル24の後面側(裏面側)には、ナット(不図示)が固定されており、このナットには、Z軸ガイドレール26と平行なZ軸ボールネジ28が螺合されている。
Z軸ボールネジ28の一端部には、Z軸パルスモータ30が連結されている。Z軸パルスモータ30でZ軸ボールネジ28を回転させることで、Z軸移動テーブル24はZ軸ガイドレール26に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動テーブル24の前面(表面)には、研削機構(研削手段)32が設けられている。研削機構32は、Z軸移動テーブル24に固定されたスピンドルハウジング34を備えている。スピンドルハウジング34には、スピンドル(不図示)が回転可能に支持されている。このスピンドルの回転軸は、Z軸方向に対して僅かに傾いている。
スピンドルの下端側には、研削ホイール36が装着されている。研削ホイール36は、アルミニウム、ステンレス等の金属材料で形成された円筒状のホイール基台と、ホイール基台の下面において環状に配置された複数の研削砥石とを含む。
この研削ホイール36は、ウェーハ11より小径に構成されており、ウェーハ11の裏面11b側のデバイス領域13に対応する領域のみを研削して、外周余剰領域15に環状補強部を形成する。上述のように、スピンドルの回転軸は、Z軸方向に対して僅かに傾いているので、研削ホイール36は、Z軸方向に対して僅かに傾いた状態で回転する。
搬入搬出機構12と隣接する位置には、研削後のウェーハ11を吸引保持して旋回可能な搬入搬出機構38が設けられている。搬入搬出機構38の前方、且つ開口4aの後方には、研削後のウェーハ11を洗浄する洗浄機構40が配置されている。洗浄機構40で洗浄されたウェーハ11は、搬送機構6で搬送され、カセット8bに収容される。
搬入搬出機構12,38と、研削機構32との間の位置には、チャックテーブル18の保持面18aを清掃する清掃機構(清掃手段)42が設けられている。この清掃機構42は、開口4bを跨ぐように配置された門型の支持部44に支持されており、X軸移動機構によって前後に移動するチャックテーブル18と接触して、保持面18aに付着した研削屑等の塵埃を除去する。
図3は、本実施の形態に係る清掃機構42の構成例を模式的に示す斜視図である。なお、図3では、研削機構32側から見た状態の清掃機構42を示している。図3に示すように、清掃機構42は、Z軸方向に伸縮可能なエアシリンダ(進退手段)46を備えている。エアシリンダ46は、シリンダケース48とピストンロッド50とで構成されており、ピストンロッド50の下端にはローラ支持体52が固定されている。
ローラ支持体52は、上壁54と、上壁54の両端部から下方に伸びる側壁56,58とを含む。側壁56には、第1粘着ローラ(粘着ローラ)60を回転可能に支持する円形の第1支持孔56aと、第1粘着ローラ60の斜め上方において第2粘着ローラ62を回転可能に支持する楕円形の第2支持孔56bとが設けられている。第2支持孔56bの長軸方向は、水平方向に対して傾いている。
同様に、側壁58には、側壁56の第1支持孔56a及び第2支持孔56bに対応して、第1粘着ローラ60を支持する円形の第1支持孔(不図示)、及び第2粘着ローラ62を支持する楕円形の第2支持孔(不図示)がそれぞれ設けられている。
第1粘着ローラ60は、Y軸方向に平行な回転軸60aと、回転軸60aの周りに設けられた粘着部60bとを含む。この回転軸60aを、側壁56の第1支持孔56a及び側壁58の第1支持孔に嵌合させることで、第1粘着ローラ60は、ローラ支持体52に支持される。
粘着部60bは、粘着性及び弾性のある合成ゴム等で構成されており、チャックテーブル18の保持面18aに付着した研削屑等の塵埃を除去する。また、粘着部60bは、保持面18aの直径以上の長さに形成されている。
この粘着部60bをチャックテーブル18の保持面18aに接触させると、研削屑等は粘着部60bに付着し保持面18aから除去される。また、粘着部60bは、保持面18aの形状に応じて僅かに変形する。
このように、第1粘着ローラ60は、変形によって保持面18aと適切に接触しながら回転するので、頂点18bを摩耗することなくチャックテーブル18を清掃できる。なお、粘着部60bの粘着力は、外周面に付着した塵埃を除去することによって回復する。
第2粘着ローラ62は、Y軸方向に平行な回転軸62aと、回転軸62aの周りに設けられた粘着部62bとを含む。この回転軸62aを、側壁56の第2支持孔56bと側壁58の第2支持孔とに嵌合させることで、第2粘着ローラ62は、ローラ支持体52に支持される。
粘着部62bは、第1粘着ローラ60の粘着部60bより粘着力の強い合成ゴム等で構成されており、粘着部60bに付着した研削屑等の塵埃を除去する。また、粘着部62bは、粘着部60bと同程度の長さに形成されている。
回転軸62bが嵌合される側壁56の第2支持孔56b及び側壁58の第2支持孔は、水平方向に対して傾いた長軸を有している。そのため、第2粘着ローラ62は、側壁56の第2支持孔56b及び側壁58の第2支持孔に沿って自重で下降し、第1粘着ローラ60と接触する。
すなわち、粘着部62bと粘着部60bとが接触し、第2粘着ローラ62は、第1粘着ローラ60と共に回転する。その結果、保持面18aの塵埃は、第1粘着ローラ60の粘着部60bを経て第2粘着ローラ62の粘着部62bに付着する。このように、第2粘着ローラ62によって、第1粘着ローラ60の粘着力を維持できる。なお、粘着部62bの粘着力は、外周面に付着した塵埃を除去することによって回復する。
上述のように構成された清掃機構42において、第1粘着ローラ60は、エアシリンダ46によって昇降し、チャックテーブル18の保持面18aに接触する作用位置と、チャックテーブル18の保持面18aから離間する待避位置とのいずれかに位置付けられる。第1粘着ローラ60を作用位置に位置付けた状態で、チャックテーブル18をX軸方向に移動させれば、保持面18aは第1粘着ローラ60で清掃される。
次に、上述した研削装置2において実施される保持面18aの清掃方法について説明する。図4及び図5は、本実施の形態に係る清掃方法を模式的に示す一部断面側面図である。
まず、第1粘着ローラ60を、チャックテーブル18の保持面18aに接触する高さまで下降させる位置付け工程を実施する。具体的には、図4(A)及び図4(B)に示すように、待避位置に位置付けられている第1粘着ローラ60を、エアシリンダ46によって作用位置に移動させる。
次に、第1粘着ローラ60とチャックテーブル18とを相対移動させて、保持面18aに付着した研削屑等の塵埃を除去する清掃工程を実施する。具体的には、図4(B)及び図5(A)に示すように、チャックテーブル18をX軸方向に移動させる。
上述のように、第1粘着ローラ60は、粘着性のある合成ゴム等で構成された弾性のある粘着部60bを備えている。そのため、図5(A)に示すように、第1粘着ローラ60は、変形によって保持面18aと適切に接触しながら回転し、研削屑等の塵埃を捕集する。これにより、頂点18bを摩耗することなくチャックテーブル18を清掃できる。
清掃工程の終了後には、第1粘着ローラ60を、チャックテーブル18の保持面18aから離間する位置まで上昇させる待避工程を実施する。具体的には、図5(B)に示すように、作用位置に位置付けられている第1粘着ローラ60を、エアシリンダ46によって待避位置に移動させる。
以上のように、本実施の形態に係る研削装置2は、チャックテーブル18の保持面18aの高低差PVを吸収可能な弾性を有する第1粘着ローラ60と、第1粘着ローラ60をチャックテーブル18の保持面18aと接触する作用位置に移動させるエアシリンダ(進退手段)46と、を含む清掃機構(清掃手段)42を備えている。そのため、保持面18aの形状に合わせて変形する回転可能な第1粘着ローラ60を保持面18aに接触させて、チャックテーブル18を清掃できる。
すなわち、実施の形態に係る研削装置2によれば、チャックテーブル18の保持面18aの形状に合わせて第1粘着ローラ60が変形しながら回転するので、頂点18bの摩耗によって保持面18aの形状が変化することはない。よって、保持面18aの形状を変化させることなくチャックテーブル18を清掃できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態の清掃方法では、清掃工程においてチャックテーブル18をX軸方向に移動させているが、第1粘着ローラ60を保持面18aに接触させた状態でチャックテーブル18を回転させても良い。なお、この場合、第1粘着ローラ60の形状を円柱形状から円錐形状等に変更することが好ましい。
また、上記実施の形態に係る清掃方法を実施するタイミングは特に限定されない。例えば、ウェーハ11を研削し、保持面18aに残存する切削水をバキューム又はエアブロー等の方法で除去した後に、本実施の形態に係る清掃方法を実施できる。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 研削装置
4 基台
4a,4b 開口
6 搬送機構
8a,8b カセット
10 仮載機構
12,38 搬入搬出機構
14 X軸移動テーブル
16 防水カバー
18 チャックテーブル
18a 保持面
18b 頂点
20 支持柱
22 Z軸移動機構
24 Z軸移動テーブル
26 Z軸ガイドレール
28 Z軸ボールネジ
30 Z軸パルスモータ
32 研削機構(研削手段)
34 スピンドルハウジング
36 研削ホイール
40 洗浄機構
42 清掃機構(清掃手段)
44 支持部
46 エアシリンダ(進退手段)
48 シリンダケース
50 ピストンロッド
52 ローラ支持体
54 上壁
56,58 側壁
56a 第1支持孔
56b 第2支持孔
60 第1粘着ローラ(粘着ローラ)
60a,62a 回転軸
60b,62b 粘着部
62 第2粘着ローラ
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
11c 外周面
13 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 分割予定ライン(ストリート)
19 デバイス

Claims (1)

  1. 表面に複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを有するウェーハの、該デバイス領域に対応する裏面側の領域を所定厚さ研削し、該外周余剰領域に対応する裏面に環状補強部を形成する研削装置であって、
    該ウェーハを保持する保持面を有し、回転可能なチャックテーブルと、
    研削砥石が環状に配設された研削ホイールを回転可能に支持し、該チャックテーブルの該保持面に保持された該ウェーハの裏面側を研削して該環状補強部を形成する研削手段と、
    該チャックテーブルの該保持面を清掃する清掃手段と、を備え、
    該チャックテーブルの該保持面は、回転中心を頂点とする傾斜を持った略円錐形状に形成されており、
    該清掃手段は、該チャックテーブルの該保持面の略円錐形状の高低差を吸収可能な弾性を有し、回転可能に支持された粘着ローラと、該粘着ローラを、該チャックテーブルの該保持面と接触する作用位置と該チャックテーブルの該保持面から離間する待避位置とに移動せしめる進退手段と、を備える事を特徴とする研削装置。
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