JP2014533629A - ガス発生器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、とりわけ、車両安全装置のための駆動ガスを生成するためのガス発生器(10)に関し、ガス発生器(10)は、点火装置(30)と、点火装置(30)による点火後にガスを生成する推進剤(50)とを有する。本発明によれば、ガス発生器(10)はチューブ(20)を有し、点火装置(30)は、内側に又は外側に成形される射出成形体(40)を用いて、チューブ(20)の1つのチューブ端(21)に固定されることがもたらされる。

Description

本発明は、請求項1の前文に従った機能を有するガス発生器に関する。
駆動ガスを生成するためのガス発生器を有する車両安全装置が、例えば、独国特許出願公開第DE102008008041A1号から知られている。ガス発生器は、点火装置と、点火装置によって点火された後にガスを動かす推進剤とを有する。
簡単に低コストに製造可能であり且つ機械的に安定したガス発生器を明記することが本発明の下に横たわる目的である。
本発明によれば、この目的は請求項1に従った機能を有するガス発生器によって達成される。本発明に従ったガス発生器の有利な実施態様は従属項に示される。
上記によれば、ガス発生器がチューブを有し、その1つのチューブ端には、点火装置が、内側に成形される(mold-in)又は外側に成形される(mold-on)射出成形体を用いて固定されることが、本発明に従って想起される。
本発明に従ったガス発生器の1つの有意な利点は、発生器ハウジングへの点火装置の取付けが、極めて簡単な方法において、即ち、上に成形すること(molding on)によって達成され、機械的な曲げステップ、例えば、クリンプ加工ステップ等が不要であるという事実に見られる。
本発明に従ったガス発生器の他の有意な利点は、ガス発生器ハウジングへの点火装置の取付けが、既に説明したように、クリンプ加工等のための更なる機械的な接続素子が不要であるので、極めて空間節約的な方法において可能であるという事実に見られる。
本発明に従ったガス発生器の端お有意な利点は、ガス発生器のチューブの又は点火装置の大きさにおける変動が自動的に補償されるので、締付けが許容差に対して極めて鈍感である点に存する。即ち、チューブが普通よりも大きいならば、或いは点火装置が普通よりも小さいならば、成形中に形成される射出成形体は普通よりも大きく、チューブが普通よりも小さい或いは点火装置が普通よりも大きいときには、逆のことが当て嵌まる。この場合、成形中に形成される射出成形体は、普通よりも小さい。
ガス発生器は、好ましくは、微小ガス発生器(マイクロガス発生器)であり、特に好ましくは、統合微小ガス発生器(統合マイクロガス発生器)である。
点火装置への堅固な接続の見地から、点火装置が、そのチューブ端で、チューブ内に鋳込まれ(cast in)、成形され(molded in)、且つ/或いはオーバーモールドされる(overmolded)ならば有利であると考えられる。射出成形体の内側区画が、好ましくは、チューブ内に位置付けられ、チューブの内側に(径方向に)支えられる。この場合、点火装置は、射出成形体の内側区画内に埋設されるのが好ましい。
ガス発生器のチューブの断面は丸いのが好ましいが、それは他の形状、例えば、楕円又は三角形、例えば、正方形、長方形等も有し得る。
チューブの外側に位置付けられる射出成形体の外側区画が、好ましくは、点火装置の電気接続素子を横方向に取り囲むスリーブを形成し、それらはチューブから外に通される。
スリーブは、点火装置の電気接続素子の電気接触のための機械的インターフェース素子を収容し得るように成形されるのが好ましい。
射出成形体とチューブとの間の積極的な接続を可能にするために、射出成形体の内側区画と射出成形体の外側区画との間に中央区画が配置され、中央区画の直径が内側区画及び外側区画の直径よりも小さいならば有利であると考えられる。チューブの開口直径は、チューブ端で減少させられるのが好ましい。中央区画の直径は、チューブ端でのチューブの開口直径に対応するのが好ましい。
ガス発生器の燃焼室は、点火装置から遠隔の燃焼室の端でキャップによって閉塞されるのが好ましい。
キャップは、好ましくは、少なくとも1つの破裂開放区画(tear-open section)、具体的には、少なくとも1つの破裂開放シーム(tear-open seam)を有し、それは推進剤の点火後に破裂開放し、推進剤によって形成されるガスが燃焼室から漏れることを可能にする。追加的に或いは代替として、キャップは、形成されるガスが推進剤の点火後に燃焼室から漏れるのを可能にする、少なくとも1つの事前製造キャップ開口を有し得る。
推進剤は、好ましくは、キャップの上に或いは対して取り付けられ、且つ/或いは燃焼室内に導入される別個の推進剤容器内に収容される。
この種類の推進剤容器は、好ましくは膜を有し、或いは好ましくは膜によって形成され、推進剤は膜内に溶接される。例えば、全体的に又は部分的に膜で構成されるバッグによって推進剤容器を形成し得る。
膜を有する推進剤容器は、(事前に推進剤容器内に含まれるガスに関して、即ち、ガス側で)排気されるのが好ましい。そのような実施態様において、膜は推進剤を収容する推進剤パレットの上に載るようになり得るし、推進剤容器内での推進剤パレットの位置を互いに固定し得る。
その点火温度が推進剤の点火温度よりも低い過早点火薬(preignition charge)が、推進剤容器内に収容されるのが好ましい。推進剤容器内の過早点火薬の位置は、過早点火薬が点火装置よりも遠隔の燃焼室の端の領域内に位置するように選択されるのが好ましい。過早点火薬は、燃焼室を境界付けるキャップに隣接するのが好ましく、これはキャップと過早点火薬との間に推進剤がないのが好ましいことを意味することを意図する。
キャップは、十分な熱伝導を有するのが好ましく、キャップを、例えば、金属で構成し得る。
燃焼室を閉塞するガス発生器のキャップは、推進剤容器の壁を形成するのが好ましい。
特に好適な選択肢として、推進剤容器は、キャップ及び膜によって形成される。推進剤及び過早点火薬は、膜内に溶接されるのが好ましい。キャップ及び膜によって境界付けられる内部空間は排気されて、膜が推進剤の上に堅固に位置して推進剤の位置及び/又は過早点火薬の位置を固定するのを保証するのが好ましい。その固定は、好ましくは、点火薬がキャップに対して位置するような固定である。キャップを閉塞するために、膜もキャップの外側の周りに通されるのが好ましい。
本発明は、更に、ガス発生器を有する車両安全装置に関する。本発明によれば、ガス発生器はチューブを有することが想起される。
点火装置は、チューブのチューブ端で内側に又は外側に成形される射出成形体を用いて固定されるのが好ましい。
追加的に或いは代替として、供給チューブがガス発生器のチューブの他のチューブ端に取り付けられる。
本発明に従った車両安全装置の利点に関して、本発明に従った車両安全装置の利点は本発明に従ったガス発生器の利点に実質的に対応するので、本発明に従ったガス発生器に関する上記叙述に注目が引かれる。
車両安全装置は、好ましくは、安全ベルトのベルトリトラクタ用の緊張装置であり、緊張装置は、既述のガス発生器と、(例えば、駆動輪の形態の)駆動装置と、ガス発生器と駆動装置とを接続する既述の供給チューブとを含み、供給チューブには1つ又はそれよりも多くの推進素子があり、ガス発生器の始動後、これらは加速され、安全ベルトを巻き上げるために直接的に又は間接的に駆動装置を駆動する。
代替として、車両安全装置は、締め金プリテンショナ又はエアバッグ装置用の緊張装置であり得る。
ガス発生器のチューブ及び供給チューブは、好ましくは、一方の内側が他方に部分的に押し込まれ、圧力嵌めを用いて互いに接続される。
特に好適な実施態様によれば、2つのチューブの一方、即ち、外側チューブの壁材料は、内側チューブの事前打抜き(prestamped)環状溝(例えば、360度溝)内に押し込まれて、アンダーカットを形成する。
外側チューブの壁材料は、少なくとも3つの、好ましくは6つの、相互に別個の円弧セグメントにおいて、内側チューブの事前打抜き環状溝(prestampted encircling groove)内に打ち抜かれる(スタンピングされる)のが好ましい。円弧セグメントは、外側チューブの円周上に回転対称的に配置されるのが好ましい。
外側チューブは、好ましくは、ガス発生器のチューブであり、内側チューブは、好ましくは、供給チューブである。
他の好適実施態様によれば、外側チューブの壁材料は内側チューブの360度溝内に押し込まれることが想起される。このプロセス中、360度溝は外側チューブにも形成されるのが好ましい。壁材料は圧延(rolling)によって押圧されるのが好ましい。
継手の領域における特に高い安定性を達成するために、内側チューブが、その隣接する中央チューブ区画よりも、外側チューブに接続されるその端区画で、より大きい壁厚を有するならば、有利であると考えられる。外側チューブに接続されるその端区画において、内側チューブは、既述の厚さにおける増大を達成するために、膨径されるのが好ましい。厚さの増大は、内側チューブの普通の壁厚の10%〜30%の間であるのが好ましい。
安全性を増大させるために、内側チューブがそのチューブ端の領域において拡幅され、2つのチューブ端の間のその中央チューブ領域においてよりも、そのチューブ端で、より大きな直径を有することが更にもたらされる。内側チューブのチューブ端と外側チューブのチューブ端との間の重なり合いの領域において、外側チューブの直径は、例えば、好ましくは、圧延によって、外側チューブを内側チューブの上に押圧することによって、内側チューブの直径に適合させられるのが好ましい。
外側チューブの壁材料は、内側チューブの少なくとも2つの平行な溝内に押し込まれるのが好ましく、そららの溝の各々は360度回って走る。
他の好適実施態様によれば、外側チューブは、内側チューブの上に収縮させられることが想起される。外側チューブを加熱し、過熱状態において外側チューブを内側チューブの上に押し込み、次に、外側チューブを冷却することによって、そのような収縮嵌めを達成し得る。外側チューブの収縮を通じて、内側チューブへの確実な接続が達成される。
追加的に或いは代替として、外側チューブ及び内側チューブが差込継手によって接続されるならば、同様に有利であると考えられる。
追加的に或いは代替として、外側チューブの壁にある2つの対向する穴と内側チューブの壁にあるそれらと整列させられる2つの穴とを通じる少なくとも1つのスタッドによって外側チューブ及び内側チューブが接続されるならば、同様に有利であると考えられる。
スタッドは、好ましくは、そのスタッド端で外側チューブの壁にリベット締めされ(riveted)或いは揺動リベット締め(wobble-riveted)される。
特に好適な選択肢として、外側チューブ及び内側チューブは2つのスタッドによって接続され、それらの長手軸は、互いに直交して整列されるのが好ましい。
本発明は、更に、車両安全装置を製造する方法に関する。本発明によれば、この点に関して、供給チューブがガス発生器のチューブの2つのチューブ端の一方に取り付けられる。代替として或いは追加的に、射出成形体を形成するためにガス発生器のチューブの1つのチューブ端の内側又は外側に射出成形材料を成形し得るし、形成される射出成形体によってガス発生器の点火装置が固定される。
本発明に従った方法の利点に関して、本発明に従った方法の利点は本発明に従ったガス発生器の利点に実質的に対応するので、本発明に従ったガス発生器に関する叙述に注目が引かれる。
点火装置の堅固な接続の見地から、点火装置のある区画が射出成形体によってチューブの内部に保持されるならば、有利であると考えられる。射出成形体は、射出成形体の内側区画がチューブ内に位置付けられてチューブの内側に支えられるように成形されるのが好ましい。チューブの外側に位置付けられる射出成形体の外側区画は、好ましくは、点火装置の電気接続素子を横方向に取り囲むスリーブを形成するために用いられ、電気接続素子は、チューブから外に通される。
射出成形体とチューブとの間の積極的な接続を可能にするために、中央区画が射出成形体が射出成形体の内側区画と射出成形体の外側区画との間に配置され、中央区画の直径が内側区画及び外側区画の直径よりも小さいように成形されるならば、有利であると考えられる。この目的のために、チューブ端でのチューブの開口直径は、事前に減少させられるのが好ましい。射出成形プロセスの完了後、中央区画の直径は、チューブ端でのチューブの減少させられた開口直径に対応するのが好ましい。
ガス発生器の燃焼室は、点火装置から遠隔のその端でキャップによって閉塞されるのが好ましい。
キャップは、少なくとも1つの破裂開放区画、具体的には、少なくとも1つの破裂開放シームを備えるのが好ましく、それは推進剤の点火後に破裂開放され、推進剤によって形成されるガスが燃焼室から漏れるのを可能にする。追加的に或いは代替として、キャップは、形成されるガスが推進剤の点火後に燃焼室から漏れるのを可能にする少なくとも1つのキャップ開口を備え得る。
推進剤は、燃焼室内に導入される別個の推進剤容器内に収容されるのが好ましい。
この種類の推進剤容器は、全体的に又は部分的に膜を用いて形成されるのが好ましく、膜内には推進剤が溶接される。例えば、全体的に又は部分的に膜で製造されるバッグ(袋)によって推進剤容器を形成し得る。
膜を有する推進剤容器は、排気されるのが好ましく、排気プロセス中、膜は推進剤を含む推進剤ペレットの上に位置するようになり、よって、推進剤容器内での互いに対する推進剤ペレットの位置を固定し得る。
その点火温度が推進剤の点火温度よりも低い過早点火薬が、推進剤容器内に更に収容されるのが好ましい。推進剤容器内の過早点火薬の位置は、過早点火薬が点火装置から遠隔の燃焼室の端の領域内に位置するように選択されるのが好ましい。過早点火薬は、チューブのチューブ内壁に対して位置付けられ、且つ/或いは燃焼室を境界付けるキャップに隣接して位置付けられ、その結果、キャップと過早点火薬との間には他の推進剤がないのが好ましい。
燃焼室を閉塞するガス発生器のキャップは、推進剤容器の壁を形成するよう用いられるのが好ましい。
特に好適な選択肢として、推進剤容器は、キャップ及び膜によって形成される。推進剤、過早点火薬、及びキャップは、膜内に一緒に溶接されるのが好ましく、キャップ及び膜によって境界付けられる内部空間は排気され、膜が推進剤の上に堅固に位置すること及び推進剤の位置を固定することを保証するのが好ましい。固定は過早点火薬がキャップに対して位置するように行われるのが好ましい。
ガス発生器のチューブ及び供給チューブは、一方の内側が他方に部分的に押し込まれるのが好ましく、圧力嵌めによって互いに接続されるのが好ましい。
2つのチューブの一方、即ち、外側チューブの壁材料は、アンダーカットを形成するために、内側チューブの少なくとも1つの事前打抜き環状溝(例えば、360度溝)内に押し込まれるのが好ましい。
外側チューブの壁材料は、少なくとも3つの、好ましくは6つの、相互に別個の円弧セグメントにおいて、内側チューブの事前打抜き環状溝内に打ち抜かれるのが好ましい。円弧セグメントは、外側チューブの円周上に回転対称に配置されるのが好ましい。
他の好適実施態様によれば、外側チューブの壁材料は、内側チューブの360度溝全体内に押し込まれることが想起される。このプロセス中、外側チューブにも360度溝が形成されるのが好ましい。壁材料は、圧延によって押し込まれるのが好ましい。
内側チューブは、その隣接する中央チューブ区画よりも、外側チューブに接続されるその端区画で、より大きい壁厚を備えるのが好ましい。既述の厚さの増大を達成するために、外側チューブに接続されるその端区画において、内側チューブは膨径させられるのが好ましい。厚さの増大は、内側チューブの普通の壁厚の10%〜30%の間であるのが好ましい。
安定性を増大させるために、内側チューブをそのチューブ端で更に拡径させ得る。2つのチューブ端の重なり合いの領域において、外側チューブの直径は、好ましくは圧延によって、外側チューブを押圧することによって、内側チューブの直径に適合されるのが好ましい。
外側チューブが内側チューブの上に収縮させられることも可能である。追加的に又は代替として、差込継手によって外側チューブ及び内側チューブを接続し得る。
外側チューブの壁材料は、好ましくは、内側チューブの少なくとも2つの平行な溝内に押し込まれ、それらの溝の各々は360度回って走る。
追加的に又は代替として、外側チューブの壁にある2つの対向する穴及び内側チューブの壁におけるそれらと整列させられる2つの穴を通じる少なくとも1つのスタッドによって外側チューブと内側チューブとを接続し得る。外側チューブのスタッド端で外側チューブの壁にスタッドをリベット締めし得る。
本発明は、更に、車両安全装置のガス発生器のための推進剤容器に関する。本発明によれば、推進剤容器は膜を有し、或いは膜によって形成され、膜内には、推進剤が溶接される。膜を有する推進剤容器は、(事前にその中に含まれるガスに対して、即ち、ガス側で)排気されるのが好ましい。
例示的な実施態様によって、ここでは一例によって、本発明を以下により詳細に説明する。
本発明に従ったガス発生器の第1の例示的な実施態様を示す分解図であり、ガス発生器は、そのチューブのチューブ端に射出成形体によって保持される点火装置を有する。 図1に従ったガス発生器の組立状態を示している。 図1に示すガス発生器の射出成形体の実施態様をより詳細に示している。 図1に示すガス発生器の燃焼室を閉塞し得るキャップの例示的な実施態様を示している。 図1に示すガス発生器において使用し得る推進剤容器の例示的な実施態様を示している。 ガス発生器のチューブへの供給チューブの接続の例示的な実施態様を示す断面図であり、供給チューブは、環状溝を備える。 図6に示すガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続を外側から示している。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、ガス発生器のチューブ及び供給チューブの両方は環状溝を備える。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、供給チューブは端で拡幅されている。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、ガス発生器のチューブ及び供給チューブの両方は2つの環状溝をそれぞれ備える。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、ガス発生器のチューブは供給チューブの上に収縮させられている。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、2つのチューブは差込継手を用いて互いに接続されている。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、その接続は互いに直交する2つのスタッドを用いて提供されている。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、その接続は互いに直交する2つのスタッドを用いて提供されている。 ガス発生器のチューブと供給チューブとの間の接続の他の例示的な実施態様を示しており、その接続は互いに直交する2つのスタッドを用いて提供されている。
図面では、全ての場合において、明瞭性の故に、同一の又は比較可能な構成部品のために、同じ参照記号が用いられる。
図1は、ガス発生器10の例示的な実施態様を分解図において示している。以下では発生器チューブ20とも呼ぶ、ガス発生器10のチューブ20を見ることができる。
ガス発生器20の第1のチューブ端21はテーパ状であり、発生器チューブ20の残余の領域よりも小さい直径を有する。よって、発生器チューブ20の第2のチューブ端22の直径は、その第1のチューブ端21で発生器チューブ20の直径よりも大きいことが分かる。
図1は、点火装置30を更に示しており、点火装置30は、第1のチューブ端21の領域において発生器チューブ20内に挿入され、発生器チューブ20内に固定される。第1のチューブ端21に点火装置30を固定するために、射出成形体40が設けられ、射出成形体40は、発生器チューブ20における第1のチューブ端21内の少なくともほぼ中心に点火装置30を保持する。
射出成形体40は、点火装置30が発生器チューブ20内に位置付けられた後に製造される。その場合には、射出成形材料を第1のチューブ端21の領域内に射出することによって、発生器チューブ20内での点火装置30の固定が射出成形体40の形成を通じて達成される。
図1は、点火装置30の電気接続素子31を更に示しており、点火の目的のために、電気接続素子31を用いて点火装置30に電圧又は電流を供給し得る。以下により詳細に示されるように、接続素子31は、スリーブの形態の射出成形体40によって取り囲まれる。
図1は、推進剤50を更に示しており、推進剤50はガス発生器10の燃焼室11内に導入される。この場合、推進剤50は、空間的に点火装置30とキャップ60との間に位置付けられ、キャップ60は、第2のチューブ端22の方向において燃焼室11を閉鎖する。
図2は、図1に示すガス発生器10を組立状態において示している。内側区画41と、中央区画42と、外側区画43を含むと、射出成形体40を見ることができる。射出成形体40の内側区画41は、発生器チューブ20内に位置付けられ、発生器チューブ20内に点火装置30を固定する。この目的のために、内側区画41は、発生器チューブ20の内壁に対して並びに点火装置30の外壁に対して位置し、よって、発生器チューブ20の内壁と点火装置30の外壁との間の環状間隙を塞ぎ、一種の保持リングを形成し、その内部領域には、点火装置30が位置付けられる。
射出成形体40の中央区画42は、テーパ状の第1のチューブ端21を通じて進み、よって、発生器チューブ20に対して射出成形体40の位置を固定する。
射出成形体40の外側区画43は、スリーブのように成形され、点火装置30の2つの電気接続素子31のための保護スリーブを形成する。外側区画43の設計は、電気接続素子31の電気接触のための機械的インターフェース素子を収容し得るような方法において選択される。車両の搭載電機系への点火装置30の間違った電気接続又は間違ったケーブル布線を避けるために、この種類の機械的インターフェース素子を機械的にコード付けし得る。
図2は、点火装置30とキャップ60との間の推進剤50の位置付けを更に示している。よって、ガス発生器10の燃焼室は、第1のチューブ端21及びキャップ60によって空間的に境界付けられる。
図3は、図1に示すガス発生器10をより詳細に示している。射出成形体40の外側区画43内に位置付けられる2つの電気接続素子31を見ることができ、外側区画43はスリーブとして設計されている。その上、射出成形体40の2つの他の区画41,42は、容易に認識可能である。
図4は、燃焼室を閉塞するために図1に示すガス発生器10において用い得るキャップ60の例示的な実施態様を示している。キャップ60は、破裂開放シーム61を備え、シーム61は、星形状に径方向に外向きに延びる。図2に示す燃焼室11の過圧の場合には、推進剤によって放出されるガスは、破裂開放シーム61を破裂させ、ガスがキャップ60を通じて漏れるのを可能にする。
図1乃至4に示す例示的な実施態様において、推進剤50及びキャップ60は接続されていない。しかしながら、キャップ60が推進剤容器70の一部を形成するならば特に有利であると考えられ、1つのそのような例示的な実施態様が図5によって示されている。
図5は、推進剤容器70を示しており、推進剤容器70は、キャップ60に加えて、膜80を有する。膜80は、推進剤及びキャップ60を取り囲む或いは封入する、一種のバッグを形成するのが好ましい。膜80は、例えば、プラスチック膜であり得る。
推進剤50は、推進剤容器70の内部の過早点火薬90と共に、推進剤ペレット51の形態において収容されるのが好ましい。過早点火薬90(preignition charge)の位置決めは、過早点火薬90がキャップの上に外部的に(例えば、チューブの内壁の上に直接的に)位置し且つ/或いはキャップ60に直ぐ隣接して位置するような方法において選択され、過早点火薬90とキャップ60及び/又はチューブの内壁との間に推進剤パレット51がないことを保証するのが好ましい。
推進剤容器70内での過早点火薬90の及び推進剤パレット51の確実な位置決めを保証するために、推進剤容器70の内部からガスが排気されるか或いは推進剤容器70内のガスが吸引によって抜き取られるならば有利であると考えられる。そのような排気は、膜80が推進剤ペレット51及びキャップ60の外側に堅固に位置することを保証し、よって、推進剤パレット51が推進剤容器70内で最早自由に移動し得ないことを保証する。推進剤パレット51の安定的な位置決めは、過早点火薬90が滑らないことを更に保証し、キャップ60の直ぐ上の及び/又は外部的にチューブの内壁上のその位置付けが固定されたままであることを更に保証する。
図6は、どのようにガス発生器のチューブ(発生器チューブ)20を供給チューブ100に接続し得るかを、一例によって示している。例えば、供給チューブ100は、推進素子が収容されるチューブであり得る。推進素子は、ガス発生器の点火後に、車両安全装置の駆動装置(例えば、ベルト又は締め金プリテンショナ等のための締付け駆動装置)を動かすために−動かされる−ガス発生器のガスによって駆動される。
図6は、供給チューブ100が溝110を備え、溝110は事前に打抜かれ、供給チューブ100の周りで360度走る。
発生器チューブ20は、供給チューブ100の上に押し込まれ、その結果、2つのチューブ20,100は、1つの区画において重なり合う。1つ又はそれよりも多くのプレスステップの過程では、2つのチューブ20,100を接続するために、発生器チューブ20の壁材料25が溝110内に押し込まれる。例えば、1つ又はそれよりも多くのパンチを用いて、壁材料25のそのような押込みを達成し得る。プレス又は打抜きの過程において、壁材料25は、図7によって一例により示されるように、複数の相互に別々の円弧セグメントにおいて溝110内に押し込まれる。
図7において、供給チューブ100と発生器チューブ20との間の接続は、側方からの視野において示されている。発生器チューブ20の壁材料25が供給チューブ100の溝内に押し込まれる円弧セグメント120を見ることができる。円弧セグメント120は、壁材料が押し込まれないセグメント130によって互いに分離されている。
供給チューブ100と発生器チューブ20との間の安定的な接続をもたらすために、発生器チューブ20の壁材料25は、6個の相互に離間した円弧セグメント120において溝110に押し込まれるのが好ましい。供給チューブ100の円周上の円弧セグメント120の配置は、回転対称であるのが好ましい。
図8は、ガス発生器10の発生器チューブ20と供給チューブ100との間の接続の異なる実施態様を示している。図8に示す例示的な実施態様では、図6及び7に示す実施態様における場合と同様に、360°溝110が供給チューブ100内に事前打抜きされる。図6及び7に示す例示的な実施態様と対照的に、図8に示す例示的な実施態様における発生器チューブ20の壁材料25は、事前打抜き内側溝110内に押し込まれ、360度を通じて回る外側溝200を形成する。外側溝200は、内側溝110を同心状に取り囲む。
2つのチューブ20,100の全周に亘る均一な締付けを保証するために、発生器チューブ20の壁材料25の押込み又は圧入は、ロールプレスプロセスの脈絡において遂行されるのが好ましい。
図9は、ガス発生器の発生器チューブ20及び供給チューブ100の他の例示的な実施態様を示している。この例示的な実施態様において、供給チューブ100は、そのチューブ端101の領域において拡幅され、その結果、拡幅された供給チューブ100区画102が形成される。
ガス発生器の発生器チューブ20は、発生器チューブ20の端区画23が供給チューブ100の上に安定的に位置するような方法において、拡幅された供給チューブ区画102の上に押し込まれ、チューブの端の上に押し込まれる。端区画23は、拡幅された供給チューブ区画102と発生器チューブ20のチューブ端22との間に位置する。
例えば、ロールプレスプロセスの脈絡において、拡幅された供給チューブ区画102の背後での供給チューブ100の上への端区画23の押込みを遂行し得る。
図10は、ガス発生器の発生器チューブ20と供給チューブ100との間の接続の他の例示的な実施態様を示している。図10に示す例示的な実施態様において、(互いに平行に360°を通じて回り、例えば圧延又はロールプレスステップによって発生器チューブ20の壁材料25が押し込まれる)2つの溝が、供給チューブ100に事前打抜きされる。押込み又は圧延の過程では、互いに平行に走り且つ供給チューブ100の事前打抜き内側溝と同心的な2つの外側溝201,202が、発生器チューブ20の外側に形成される。よって、供給チューブ100と発生器チューブ20との間の接続の実施態様は、図8に示す例示的な実施態様に対応し、1つだけの溝接続の代わりに2つの溝接続が存在するという相違がある。
図11は、ガス発生器の発生器チューブ20と供給チューブ100との間の接続の例示的な実施態様を示しており、発生器チューブ20は供給チューブ100の上に収縮させられている。例えば、発生器チューブ20を加熱し、その内径を膨張させることによって、このように収縮することを達成し得る。次に、このようにして熱的に膨張させられる発生器チューブ20は、供給チューブ100の上に配置され、2つのチューブの間の気密な安定的な締付けが、発生器チューブ20が冷却するときの発生器チューブ20の収縮から自動的にもたらされる。
図12は、ガス発生器の発生器チューブ20と供給チューブ100との間の接続の例示的な実施態様を示しており、2つのチューブは、差込継手300を用いて互いに接続される。この差込継手を形成するために、ガイドスロット305が発生器チューブ20の内壁に形成されるのが好ましく、ガイドスロット305は、ピン、スタッド、又はスタブ等を案内するのに適する。ピン、スタッド、又はスタブ310は、供給チューブ100の上に一体的に形成されるのが好ましい。
差込継手をもたらすために、ピン、スタッド、又はスタブ310は、初めに、軸方向においてガイドスロット305内に導入され、次に、2つのチューブの長手軸の周りでの回転運動によってガイドスロット305の端区画305a内に係止される。
図13、14、及び15は、ガス発生器の発生器チューブ20と供給チューブ100との間の他の例示的な実施態様を示している。この例示的な実施態様において、発生器チューブ20及び供給チューブ100は、各々、4つの穴400,405をそれぞれ備える。穴404,405は、各々、対に整列させられる対向して位置付けられる穴を備える、穴の対を形成する。
供給チューブ100が発生器チューブ20内に導入されるならば、発生器チューブ20の穴400及び供給チューブ100の穴405が互いに整列するよう、発生器チューブ20の穴400を供給チューブ100の穴405に対してある位置に移動し得る。次に、供給チューブ100を発生器チューブ20に接続するために、2つのスタッド410,415が穴400,405を通じて押し込まれ、その場合、スタッドは、発生器チューブ20の外側24にある端でリベット留めされる。
2つのスタッド410,415の配置は、それらが少なくとも互いに略垂直であるように選択されるのが好ましい。
図15は、完成ガス発生器10を示しており、三次元表示におけるスタッド継手を備える。互いに垂直であり且つ発生器チューブ20と供給チューブ100との間の接続をもたらす2つのスタッド410,415を見ることができる。図5に示す推進剤容器70が更に見え、そこでは、推進剤パレット51及び過早点火薬90は、排気膜18内に溶接される。
その上、図15は、発生器チューブ20の第1のチューブ端21上での点火装置30の固定を示している。第1のチューブ端21内に及び上に点火装置30を保持する射出成形体40を見ることができる。点火装置30の電気接続素子31が射出成形体40の外側区画によって形成されるスリーブによって取り囲まれるのも見ることができる。
図1乃至15に示す例示的な実施態様の場合には、発生器チューブ20への供給チューブ100の接続のために、発生器チューブへの接続の領域における安定性の増大を可能にするよう、供給チューブ100のチューブ端101が端で厚くされるならば有利であると考えられる。供給チューブ100のチューブ端101を厚くすることは、例えば、アプセットによって達成し得る。アプセットによって端で供給チューブ100をそのように厚くすることは、例えば、図6、8、及び9にれいじされている。
好適な例示的な実施態様によって本発明を詳細に例示し且つ記載したが、本発明は開示の実施例によって限定されず、当業者は、本発明の保護範囲を超えずに、それらから他のバージョンを導き出し得る。
10 ガス発生器
11 燃焼室
20 チューブ
21 第1のチューブ端
22 第2のチューブ端
23 端区画
24 外側
25 壁材料
30 点火装置
31 接続素子
40 射出成形体
41 内側区画
42 中央区画
43 外側区画
50 推進剤
51 推進剤パレット
60 キャップ
61 破裂開放シーム
70 推進剤容器
80 膜
90 過早点火薬
100 供給チューブ
101 チューブ端
102 供給チューブ区画
110 溝
120 円弧セグメント
130 セグメント
200 溝
201 溝
202 溝
300 差込継手
305 ガイドスロット
305a 端区画
310 ピン、スタッド、スタブ
400 穴
405 穴
410 スタッド
415 スタッド

Claims (15)

  1. 車両安全装置のための駆動ガスを生成するためのガス発生器であって、
    当該ガス発生器は、点火装置と、該点火装置によって点火された後にガスを生成する推進剤とを含み、
    当該ガス発生器は、チューブを含み、前記点火装置は、内側に又は外側に成形される射出成形体を用いて、該チューブの1つのチューブ端に固定されることを特徴とする、
    ガス発生器。
  2. 前記射出成形体の内側区画は、前記チューブ内に位置付けられ、前記チューブの内側に支えられることを特徴とする、請求項1に記載のガス発生器。
  3. 前記射出成形体の外側区画は、前記チューブの外側に位置付けられ、前記点火装置の電気接続素子を横方向に取り囲むスリーブを形成することを特徴とする、請求項1に記載のガス発生器。
  4. 前記スリーブは、前記点火装置の前記電気接続素子の電気接触のための機械的インターフェース素子を収容し得るように成形されることを特徴とする、請求項3に記載のガス発生器。
  5. 中央区画が前記射出成形体の前記内側区画と前記射出成形体の前記外側区画との間に配置され、前記中央区画の直径は、前記内側区画及び前記外側区画の直径よりも小さく、
    前記チューブの開口直径は、前記チューブ端で減少させられ、前記中央区画の前記直径は、前記チューブ端での前記チューブの前記減少させられる開口直径に対応することを特徴とする、
    請求項1に記載のガス発生器。
  6. 当該ガス発生器の前記燃焼室は、前記点火装置から遠隔の前記燃焼室の端で、キャップによって閉塞されることを特徴とする、請求項1に記載のガス発生器。
  7. 前記推進剤は、前記燃焼室内に導入される、別個の推進剤容器内に収容されることを特徴とする、請求項1に記載のガス発生器。
  8. 前記燃焼室を閉塞する前記ガス発生器の前記キャップは、前記推進剤容器の壁を形成することを特徴とする、請求項7に記載のガス発生器。
  9. ガス発生器を有する車両安全装置であって、
    前記ガス発生器は、チューブを有し、その前記チューブには、点火装置が、内側に又は外側に成形される射出成形体を用いて固定され、且つ/或いは供給チューブが取り付けられることを特徴とする、
    車両安全装置。
  10. 前記ガス発生器の前記チューブは及び前記供給チューブは、一方の内側が他方に押し込まれ、且つ圧力嵌めを用いて接続され、前記2つのチューブの一方、即ち、外側チューブの壁材料は、前記内側チューブの少なくとも1つの事前打抜き環状溝内に押し込まれることを特徴とする、請求項9に記載の車両安全装置。
  11. 前記外側チューブの前記壁材料は、少なくとも3つの、好ましくは6つの、相互に別個の円弧セグメントにおいて、前記内側チューブの前記事前打抜き環状溝内に打ち抜かれることを特徴とする、請求項10に記載の車両安全装置。
  12. 前記外側チューブの壁材料は、より具体的には、前記外側チューブ内に360度同心溝を形成するよう、前記内側チューブの360度溝全体内に押し込まれることを特徴とする、請求項10に記載の車両安全装置。
  13. 前記内側チューブは、その隣接する中央チューブ区画におけるよりも、前記外側チューブに接続されるその端区画で、より大きい壁厚を有することを特徴とする、請求項9に記載の車両安全装置。
  14. 前記内側チューブは、その前記チューブ端で拡幅されることを特徴とする、請求項9に記載の車両安全装置。
  15. 車両安全装置のためのガス発生器を製造する方法であって、
    射出成形材料が、ガス発生器のチューブの2つのチューブ端部の一方の内側に又は外側に成形されて、射出成形体を形成し、前記ガス発生器の点火装置が、形成される前記射出成形体によって固定され、且つ/或いは
    供給チューブが前記ガス発生器の前記チューブの前記2つのチューブ端の一方に取り付けられる、
    方法。
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