JP2014523888A5 - - Google Patents

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JP2014523888A5
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本発明の式Iの化合物の好ましいグループは、場合により単離された形態の単一光学異性体としてまたは任意の比率のその混合物としての
Wが基A−[(CH−O]−であり、ここでmは0、1、2または3であり、Aが場合により1〜3個のフッ素原子で置換されている(C−C)アルキル;(C−C)シクロアルキル;場合によりハロ基で置換されているフェニル;またはチアゾリルであり、
Jが独立して水素、C−Cアルキル、クロロまたはフルオロであり、
nが1または2であり、
が水素;場合によりヒドロキシ基または(C−C)アルコキシ基で置換されている(C−C)アルキル;または(C−C)シクロアルキルであり、
が水素または(C−C)アルキルであり、
’が水素場合により(C−C)アルコキシで置換されている(C−C)アルキルまたはフェニル基であり、前記フェニル基は場合により(C−C)アルコキシ基で置換されており、
が水素または(C−C)アルキルであり、
が水素、(C−C)アルキル、フェニルまたはシクロヘキシルであり、或いは
及びRが隣接窒素原子と一緒にアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニルまたはピペラジニル、前記ピペリジニル環は場合により1または2個の(C−C)アルキル基で置換されており、前記ピペラジニル環は場合により他のN原子上で(C−C)アルキル、ベンジルまたはフェニルスルホニル基で置換されている;またはベンゼン環と縮合したピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニル環を形成し、
が水素またはフルオロであり、
がフルオロである
化合物及びその医薬的に許容され得る塩を含む。
本発明の式Iの化合物のより好ましいグループは、場合により単離された形態の単一光学異性体としてまたは任意の比率のその混合物としての
Wが基A−[(CH−O]−であり、ここでmは1または2であり、Aは場合により1〜3個のフッ素原子で置換されている(C−C)アルキル;場合によりクロロまたはフルオロ基で置換されているフェニル;またはチアゾリルであり、
Jが独立して水素、メチルまたはフルオロであり、
nが1〜2であり、
が水素;場合によりヒドロキシ基または(C−C)アルコキシ基で置換されている(C−C)アルキルであり、
が水素またはメチルであり、
’は水素;場合によりメトキシで置換されている(C −C )アルキル;またはフェニル基であり、前記フェニル基は場合によりメトキシ基で置換されており、
が水素または(C−C)アルキルであり、
が水素、(C−C)アルキル、フェニル、またはシクロヘキシルであり、或いは
及びRが隣接窒素原子と一緒にアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニルまたはピペラジニル環、前記ピペリジニル環は場合により1または2個のメチル基で置換されており、前記ピペラジニル環は場合により他のN原子上でメチル、ベンジルまたはフェニルスルホニル基で置換されている;またはベンゼン環と縮合したピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニル環を形成し、
が水素またはフルオロであり、
がフルオロである
化合物及びその医薬的に許容され得る塩を含む。

Claims (32)

  1. 場合により単離された形態の単一光学異性体としてまたは任意の比率のその混合物としての一般式I
    Figure 2014523888
    (式中、
    Wは基A−[(CH−O]−であり、ここでmは0、1、2または3であり、Aは場合により1から3個のフッ素原子で置換されている(C−C)アルキル;(C−C)シクロアルキル;場合によりハロ、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、アセチルアミノ及びジメチルアミノメチルから選択される基で置換されているフェニル;場合によりクロロ基で置換されているチエニル;フラニル;イソオキサゾリル;チアゾリル;ピペリジニル;モルホリニル;ピリジニルまたはピリミジニルであり、前記したピリジニル及びピリミジニル環は場合により1または2個のメトキシ基で置換されており、
    Jは独立して水素、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシまたはハロ基であり、
    nは1または2であり、
    は水素;場合によりヒドロキシ基または(C−C)アルコキシ基で置換されている(C−C)アルキル;または(C−C)シクロアルキルであり、
    及びR’は独立して水素;場合により(C−C)アルコキシ基で置換されている(C−C)アルキル;場合により(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシまたはハロ基で置換されているフェニル;場合によりベンゼン環上で(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシまたはハロ基で置換されているベンジルであり、或いは
    及びR’は隣接炭素原子と一緒に(C−C)シクロアルキリデン基を形成し、
    は水素または(C−C)アルキルであり、
    は水素、(C−C)アルキル、フェニル、シクロヘキシルまたはベンジルであり、或いは
    及びRは隣接窒素原子と一緒にアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニルまたはピペラジニル環、前記ピペリジニル環は場合により1または2個の(C−C)アルキル基で置換されており、並びに前記ピペラジニル環は場合により他のN原子上で(C−C)アルキル、ベンジルまたはフェニルスルホニル基で置換されている;またはベンゼン環と縮合したピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニル環を形成し、
    は水素またはフルオロであり、並びに
    はフルオロである)
    の化合物及びその医薬的に許容され得る塩。
  2. Wは基A−[(CH−O]−であり、ここでmは0、1、2または3であり、Aは場合により1から3個のフッ素原子で置換されている(C−C)アルキル;(C−C)シクロアルキル;場合によりハロ基で置換されているフェニル;またはチアゾリルであり、
    Jは独立して水素、C−Cアルキル、クロロまたはフルオロであり、
    nは1または2であり、
    は水素;場合によりヒドロキシ基または(C−C)アルコキシ基で置換されている(C−C)アルキル;または(C−C)シクロアルキルであり、
    は水素または(C−C)アルキルであり、
    ’は水素場合により(C−C)アルコキシで置換されている(C−C)アルキルまたはフェニル基であり、前記フェニル基は場合により(C−C)アルコキシ基で置換されており、
    は水素または(C−C)アルキルであり、
    は水素、(C−C)アルキル、フェニルまたはシクロヘキシルであり、或いは
    及びRは隣接窒素原子と一緒にアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニルまたはピペラジニル、前記ピペリジニル環は場合により1または2個の(C−C)アルキル基で置換されており、並びに前記ピペラジニル環は場合により他のN原子上で(C−C)アルキル、ベンジルまたはフェニルスルホニル基で置換されている;またはベンゼン環と縮合したピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニル環を形成し、
    は水素またはフルオロであり、並びに
    はフルオロである;
    場合により単離された形態の単一光学異性体としてまたは任意の比率のその混合物としての、請求項1に記載の化合物及びその医薬的に許容され得る塩。
  3. Wは基A−[(CH−O]−であり、ここでmは1または2であり、Aは場合により1から3個のフッ素原子で置換されている(C−C)アルキル;場合によりクロロまたはフルオロ基で置換されているフェニル;またはチアゾリルであり、
    Jは独立して水素、メチルまたはフルオロであり、
    nは1〜2であり、
    は水素;場合によりヒドロキシ基または(C−C)アルコキシ基で置換されている(C−C)アルキルであり、
    は水素またはメチルであり、
    ’は水素場合によりメトキシで置換されている(C−C)アルキルまたはフェニル基であり、前記フェニル基は場合によりメトキシ基で置換されており、
    は水素または(C−C)アルキルであり、
    は水素、(C−C)アルキル、フェニル、またはシクロヘキシルであり、或いは
    及びRは隣接窒素原子と一緒にアゼチジニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニルまたはピペラジニル環、前記ピペリジニル環は場合により1または2個のメチル基で置換されており、並びに前記ピペラジニル環は場合により他のN原子上でメチル、ベンジルまたはフェニルスルホニル基で置換されている;またはベンゼン環と縮合したピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニルまたはピペラジニル環を形成し、
    は水素またはフルオロであり、並びに
    はフルオロである
    場合により単離された形態の単一光学異性体としてまたは任意の比率のその混合物としての、請求項1及び2のいずれか1項に記載の化合物及びその医薬的に許容され得る塩。
  4. 2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ペンチルオキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジプロピル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシ−4−メチルフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジブチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ヘキシルオキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ペンチルオキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジプロピル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−(3−フルオロフェニル)−プロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−(3−クロロフェニル)−プロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシ−2−フルオロフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−フェニルプロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−チアゾル−2−イル−プロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ベンジルオキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(ピロリジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N−メチル−N−フェニル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−フェニルプロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(ピロリジン−1−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(ピロリジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ベンジルオキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(モルホリン−4−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−フェニルプロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(モルホリン−4−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(モルホリン−4−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−4(3H)−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ベンジルオキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(ピロリジン−1−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−フェニルプロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N−メチル−N−フェニル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N−メチル−N−フェニル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−フェニルプロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(ピペリジン−1−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(3−フェニルプロポキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(ピペリジン−1−イル)−エタノン、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−1−(ピペリジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジエチル−アセトアミド、
    2−{2,2−ジフルオロ−2−[3−(2−フルオロベンジルオキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(シス−3,5−ジメチルピペリジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジイソプロピル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N−シクロヘキシル−N−メチル−アセトアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ベンジルオキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(ピペリジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−[4−(フェニルスルホニル)−ピペラジン−1−イル]−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(インドリン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−1−(アゼチジン−1−イル)−エタノン、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−プロパンアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−3−メトキシ−N,N−ジメチル−プロパンアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−3−(4−メトキシフェニル)−N,N−ジメチル−プロパンアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−2−N,N−トリメチル−プロパンアミド、
    2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−4−N,N−トリメチル−ペンタンアミド、
    2−{[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチル]−メチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチル]−(3−メトキシプロピル)−アミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチル]−(2−メトキシエチル)−アミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−[2−フルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{2−フルオロ−2−[3−(3−クロロベンジルオキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド、
    2−{2−フルオロ−2−[3−(3−フルオロベンジルオキシ)−フェニル]−エチルアミノ}−N,N−ジメチル−アセトアミド
    から選択される、場合により単離された形態の単一光学異性体としてまたは任意の比率のその混合物としての、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、及びその医薬的に許容され得る塩。
  5. 2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、2−[2−フルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミド、単離された形態のその単一光学異性体または任意の比率のその混合物から選択される請求項4に記載の化合物、及びその医薬的に許容され得る塩。
  6. 2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)−エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミドまたはその医薬的に許容され得る塩である請求項5に記載の化合物。
  7. 医薬的に許容され得る塩は塩酸塩である請求項1から6のいずれか1項に記載の化合物。
  8. 薬剤として使用するための請求項1から7のいずれか1項に記載の化合物。
  9. 電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する障害に対するナトリウム及び/またはカルシウムチャネルモジュレーターとして活性な薬剤として使用するための請求項1から8のいずれか1項に記載の化合物。
  10. 電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する障害は神経障害性疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、頭痛、神経状態、神経変性障害、認知障害、精神障害、眩暈、耳鳴り、筋痙攣、心血管疾患、内因性物質の過剰分泌、分泌過多または他の不適切な細胞分泌を伴う内分泌障害、肝疾患、全身に影響を及ぼす炎症プロセス、胃腸(GI)管の障害、尿生殖器の障害、眼科疾患及び摂食障害から選択される請求項9に記載の化合物。
  11. 神経障害性疼痛、慢性疼痛及び/または急性疼痛の治療用薬剤として使用するための請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物。
  12. 頭痛の治療用薬剤として使用するための請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物。
  13. 神経状態の治療用薬剤として使用するための請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物。
  14. 神経状態はてんかんである、請求項13に記載の化合物。
  15. 認知及び/または精神障害の治療用薬剤として使用するための請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物。
  16. 電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する全身に影響を及ぼす炎症プロセス、胃腸管の障害、尿生殖器の障害、眼科疾患、肝疾患、心血管及び/または神経変性障害の治療用薬剤として使用するための請求項1から10のいずれか1項に記載の化合物。
  17. 低代謝者である、すなわちCYP2D6機能を殆どまたは全く持たない、或いはCYP2D6阻害剤である薬物を服用している患者における請求項9から16のいずれか1項に記載の電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する障害の治療用薬剤として使用するための請求項1から7のいずれか1項に記載の化合物。
  18. 1つ以上の他の治療薬と共に薬剤として使用するための請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物。
  19. 活性成分としての請求項1から7のいずれか1項に記載の化合物を医薬的に許容され得る賦形剤と一緒に含有している医薬組成物。
  20. 追加の治療薬を含有している請求項19に記載の医薬組成物。
  21. 治療を要する患者に対してナトリウム及び/またはカルシウムチャネル調節有効量の請求項1から7のいずれか1項に記載の化合物を投与することを含む、前記患者における電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する障害の治療のための医薬組成物
  22. 電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する障害は神経障害性疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、頭痛、神経状態、神経変性障害、認知障害、精神障害、眩暈、耳鳴り、筋痙攣、心血管疾患、内因性物質の過剰分泌、分泌過多または他の不適切な細胞分泌を伴う内分泌障害、肝疾患、全身に影響を及ぼす炎症プロセス、胃腸(GI)管の障害、尿生殖器の障害、眼科疾患及び摂食障害から選択される、請求項21に記載の医薬組成物
  23. 障害は神経障害性疼痛、慢性疼痛及び/または急性疼痛である、請求項21及び22のいずれか1項に記載の医薬組成物
  24. 障害は頭痛である、請求項21及び22のいずれか1項に記載の医薬組成物
  25. 障害は認知及び/または精神障害である、請求項21及び22のいずれか1項に記載の医薬組成物
  26. 障害は神経状態である、請求項21及び22のいずれか1項に記載の医薬組成物
  27. 神経状態はてんかんである、請求項26に記載の医薬組成物
  28. 障害は電位依存性ナトリウム及び/またはカルシウムチャネルの機能不全に起因する全身に影響を及ぼす炎症プロセス、胃腸管の障害、尿生殖器の障害、眼科疾患、肝疾患、心血管及び/または神経変性障害である請求項21及び22のいずれか1項に記載の医薬組成物
  29. 患者はCYP2D6機能を殆どまたは全く持たない、或いはCYP2D6阻害剤である薬物を服用している低代謝者である請求項21から28のいずれか1項に記載の医薬組成物
  30. 2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミドの塩酸塩である、請求項7に記載の化合物。
  31. 化合物は2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミドの塩酸塩である、請求項19及び20のいずれかに記載の医薬組成物。
  32. 化合物は2−[2,2−ジフルオロ−2−(3−ブトキシフェニル)エチルアミノ]−N,N−ジメチル−アセトアミドの塩酸塩である、請求項21及び22のいずれか1項に記載の医薬組成物
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