JP2014508647A - 肉厚の帯材からサンプルを採取する装置及び方法 - Google Patents

肉厚の帯材からサンプルを採取する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、圧延されてコイル(1)に巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する装置であって、コイル回転装置と、金属帯材(4)からサンプルを切り離す切断装置(6)と、を備える、金属帯材からサンプルを採取する装置に関する。コイル回転装置は、コイル回転装置上に載置されるコイル(1)の下側の象限内に配置される少なくとも2つの回転可能な受け(2,3)、好ましくはクレードルロールと、金属帯材のためのアウタガイド(5)とを有し、アウタガイド(5)は、金属帯材の繰出し方向で見て最後の受け(3)の背後の領域で、180゜を超えるコイル(1)の部分周囲を覆っており、かつアウタガイド(5)の内面における金属帯材の摩擦を減じる手段(7)を有するようにした。さらに本発明は、圧延されてコイル(1)に巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する方法であって、コイル回転装置と、金属帯材(4)からサンプルを切り離す切断装置(6)と、により、好ましくは本発明に係る装置を用いて、金属帯材からサンプルを採取する方法に関する。

Description

1.発明の分野
本発明は、圧延されてコイルに巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する装置であって、コイル回転装置と、金属帯材からサンプルを切り離す切断装置と、を備える、金属帯材からサンプルを採取する装置、及び圧延されてコイルに巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する方法であって、コイル回転装置と、金属帯材からサンプルを切り離す切断装置と、により、金属帯材からサンプルを採取する方法に関する。
現代の金属薄板圧延機は、巻き取られてコイルと称呼される金属薄板を製造する。鋼のグレードを監視するために、一般に、帯材始端又は帯材終端が試料片として採取される。約12mmの中間的な厚さ範囲までは、このために、自動化された検査設備及びサンプル採取ステーションが存在している。12mmを超える(約25mmまでの)上側の金属薄板厚さ範囲のサンプル採取は、しばしば、コイルを回転させることが可能な単純なクレードルロールステーション(Muldenrollenstation)を用いて実施される。試料片は、その後、手動の炎切断により採取される。しかし、この方法は、帯材端部が帯材の剛性及び弾性に基づいて暴れたり、コイルがクレードルロールステーションから転落したりする恐れがあるために、作業員にとって危険であり、かつこのような簡単なステーションの性能(すなわち、単位時間当たりのサンプル数)が、多大な時間的な手間のために低いという欠点を有している。
現代の圧延機では、種々異なるグレードの鋼が処理される。鋼のグレードは、大まかに3つの基本グループに分類可能である。第1のグループは、大抵の場合熱間で巻き取られその際に塑性変形する一般構造用鋼(normaler Baustahl)である。帯材の自由端は、事実上コイルに密着している。帯材端部を例えばシャー内に導入する際には、帯材端部をコイルから剥離する必要がある。第2のグループは、微細粒子の強力構造用鋼(hochfester Feinkornbaustahl)である。この強力構造用鋼は、熱機械的に圧延されて、中間的な温度範囲で巻き取られる。鋼の高い強度により、金属薄板は、部分塑性的にのみ変形されている。帯材の自由端は、より大きな直径を有してコイルから若干離れている。使用される鋼のグレードの第3のグループは、圧延プロセスにおいて調質され、著しく高い強度を有する超強力鋼(ultrahochfester Stahl)である。最大で約15mmにすぎない帯材厚さを有するこの材料は、巻取り時に弾性的に伸長されるのみである。それゆえ、帯材の自由端は、コイルのフープを解束すると、再び、圧延ラインから出たときの完全に伸展した真っ直ぐな形状を取る。
図1は、典型的なクレードルロールステーションにおける上述の3つの種々異なるグレードの鋼の挙動を示している。コイル1は、2つのクレードルロール2,3上に載置されており、コイルのフープは、既に解束されている。一般構造用鋼(以下、(1)と表記する)の自由端が、コイルの外壁に密着しているのに対して、部分塑性的に巻き取られた強力鋼(以下、(2)と表記する)の自由端は、右側のクレードルロール3の右横の領域から弾性変位して、相応にコイル1の外面から離間している。最後に、超強力鋼(以下、(3)と表記する)は、コイル内での純然たる弾性的な巻回に基づいて、コイルのフープを解束した後は、弾性変位して、完全にその直線状の元の形状に復元する。
それゆえ、実際の現場において、既に、帯材を2つのガイドにより切断設備、例えばシャー又はプラズマバーナ内に案内するサンプル採取ステーションが公知である。ここでは、型式(1)及び(2)の帯材は、塑性変形し、繰り出される帯材端部は、強く曲げられて、この曲げモーメントによりコイルを持ち上げてしまう場合がある。その結果、圧着ローラが必要な場合がある。加えて、巻取り時に、帯材端部を再び完全にコイルに密着するように曲げることは、もはや不可能である。従来技術におけるこの種の設備を図2に示した。巻き取られてコイル1を形成する金属帯材4の自由端は、帯材通路5によりコイル1の外面から剥離され、その後、強制的にシャー6へと供給される。
この作業形式では、大きな強制により、相応に大きな力が発生する。この力は、構造によって吸収されなければならない。加えてこの力は、大きな変形作業を惹起し、ひいては極めて高い駆動出力をクレードルロールステーション内に惹起する。加えてコイルは、付加的な別のローラによって安定化されなければならず、かつ/又は繰出し出力をコイルに加えることができるように、別の大きなローラ力を必要とする。最終的に、帯材は、力導入面において摺動/擦過され、このとき、大きな支持力と相俟って、帯材表面に損傷を被る。
実際の現場において、別の構造形態、例えば、種々異なる巻回体オープナシステムと組み合わせて巻取りマンドレル(Haspeldorn)上でコイルを支承することが公知であるが、これらすべては、帯材が大きな曲率を有し、これにより上述の欠点を伴って切断設備内に案内されることを特徴としている点で共通している。
図3及び図4には、この分野における新しい発展を示してある。ローラ2,3を有するクレードルロールステーション内にコイルを搬送した後、コイルのフープは、一般に旋回テーブルの端部に設けられたチゼルによって除去される。コイルのフープの除去直後、冒頭で既に説明したように、帯材の弾性変位が発生する。この弾性変位の大きさは、圧延プロセスにも、圧延された鋼のグレードにも依存している。その後、クレードルロール2,3の回転によるコイル1の回転により、シャー6内への帯材の挿入がなされ、サンプル採取のために帯材が切り出される。帯材の先行端部4は、ガイド装置によりコイル1の外面から引き剥がされ、シャー6に向かって案内される。ガイド装置5は、それぞれ異なるコイル直径において一貫して所望の作用を発揮しなければならないので、好ましくは、帯材の先行端部4とコイル1の外面との間の中間室内に旋回運動可能(図3)又は並進運動可能(図4)に宛がうことが可能である。
2.発明の課題
それゆえ、上述の従来技術から出発して、本発明の課題は、肉厚の帯材及び好ましくはすべてのグレードの鋼からのサンプル採取が自動化されるとともに、帯材端部の損傷の危険又は作業員にとっての危険なしに実施可能な、圧延されてコイルに巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する装置及び方法を提供することである。この課題は、請求項1の特徴を有する装置及び請求項11の特徴を有する方法により解決される。本発明の好ましい態様は、添付の特許請求の範囲に規定されている。
3.発明の概要
本発明においては、圧延後に巻回体又はコイルに巻き取られた金属帯材から巻回体回転装置により所定の長さの帯材を繰り出して、所定の部分長さを有するサンプルを採取するために切断装置に供給することにより、圧延された特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルの採取を行っている。コイルは、巻回体に対して接近・離間移動可能であって、繰出し方向で巻回体の下側の象限から切断装置の手前まで延在する、巻回体回転装置のアウタガイド、好ましくはアウタケージに対して、半径方向の自由間隔を繰出し中も残した状態で、巻回体回転装置上に載置される。
本発明は、コイル回転装置を有している。コイル回転装置は、回転可能な収容部、好ましくはクレードルロールを有している。収容部は、コイル回転装置上に載置されるコイルの下側の象限に配設されている。コイルの下側の象限とは、コイルの中心から重力方向で下向きに配向されている、コイルの部分周囲と解されるべきである。これにより、コイル回転装置の台架は、コイルを通る鉛直断面に対して+/−45゜の周方向領域に配置されている。この90゜の角度範囲から両側にさらに15゜の偏差も、やはり下側の象限に含まれるものと見なされる。
巻回体の上側から帯材区分が実質的に強制なしに、巻回体の部分周囲の少なくとも180゜、好ましくは少なくとも200゜に相当する長さで繰り出され、切断装置へと供給される。アウタガイド、好ましくはアウタケージは、摩擦を減じる手段を有している。これにより、金属帯材のサンプル採取は、一般に自動化され、金属帯材の先行端部の損傷の危険なしに実施され得る。アウタガイドは、超強力鋼型(3)の金属帯材の上側のガイドとして使用され、少なくとも1つの位置調節可能な要素(anstellbares Element)として形成される下側のガイドは、とりわけ一般構造用鋼型(1)及び高強力鋼型(2)の金属帯材において、切断装置内へと先行端部を導入するために使用される。
これにより本発明は、一般にコイルに巻き取られる12mmを上回る厚さ範囲のすべてのグレードの鋼を確実かつ自動的にサンプル採取部に供給可能な装置及び方法を提供する。
必要な力を低減するとともに、張り出した帯材端部を回避するための、帯材の弾性伸長領域におけるコイルの繰出しは、コイルのための回転可能な受けをコイル回転装置内においてコイルの下側の象限に配置し、かつ切断装置を繰出し方向で見てこの象限内において最初の台架の手前に配置したことにより達成される。これにより、実質的に強制なしに案内される長い帯材端部が提供される。その結果、帯材を切断装置に導入することができるように、帯材の小さな湾曲のみがなされる。加えて、表面損傷を回避するために、繰り出される金属帯材は、低摩擦のガイド要素に沿って切断装置、例えばシャー内へと搬送される。
4.図面の短い説明
以下に、本発明及びその背景について、一連の図面を参照しながら詳説する。
従来技術におけるクレードルロールステーションの側面図である。 従来技術における別のクレードルロールステーションの側面図である。 従来技術における別のクレードルロールステーションの側面図である。 従来技術におけるクレードルロールステーションの側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るサンプルを採取する装置の側面図である。 本発明における位置調節可能な要素の概略図である。 本発明における別の位置調節可能な要素の側面図である。 本発明における位置調節可能な要素の第2の実施の形態の側面図である。 本発明における別の位置調節可能な要素の側面図である。 本発明における位置調節可能な要素の第3の実施の形態の側面図である。 本発明における位置調節可能な要素の別の実施の形態の側面図である。 図10に示した位置調節可能な要素の別の実施の形態の側面図である。 図11に示した位置調節可能な要素の別の実施の形態の側面図である。 図12及び図13に示した位置調節可能な要素の可能な振動の概略図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第2の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第3の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第4の実施の形態の概略側面図である。 図17に示した第4の実施の形態の変化態様の概略側面図である。 図18に示した本発明に係る装置の振動モードの概略図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第5の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第6の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第7の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第8の実施の形態の概略側面図である。 本発明における分割可能なアウタガイドの概略図である。 本発明における分割可能なアウタガイドの別の実施の形態の概略側面図である。 本発明における分割可能なアウタガイドの別の実施の形態の概略側面図である。 本発明における分割可能なアウタガイドの別の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第9の実施の形態の概略側面図である。 本発明に係るサンプルを採取する装置の第10の実施の形態の概略側面図である。
図5は、相俟って1つの凹所を形成する2つのクレードルロール2,3上に載置されたコイル1を示している。コイル1は、矢印24の方向で繰り出され、シャー6に向かって搬送される。帯材4の先行端部は、コイル1の外面とアウタケージ5の内面との間の空間13内を延在して、位置調節可能な要素8と、旋回可能に支承されたドライバローラ14とにより適当にシャー6のシャーブロック間に導入される。位置調節可能な要素8は、本実施の形態では整列配置された5つのローラ9a乃至9eを有している。これらのローラ9a乃至9eのうち、シャー6の最も近くに配置されたローラ9aは、位置固定かつ回転可能に支承されている一方、その他のローラ9b乃至9eは、装置内で軸線15を中心として旋回可能に支承されている。
図6は、図5に示した位置調節可能な要素8の旋回可能な配置を示している。位置調節可能な要素8は、旋回軸線15周りに旋回可能に支承されたローラ9a乃至9eを有している。ローラ9a乃至9eは、1つのローラテーブル上に整列配置されており、旋回角αにわたって(破線で示した)初期位置から運転位置へと旋回可能である。加えてローラテーブルは、コイルに密着した帯材端部を場合によっては解離して切断装置内へと導入する剥離要素16を有している。これにより、繰り出した帯材をガイド要素5,9に沿って切断装置6、特にシャー内へと送る低摩擦の運動が保証される。加えて、ここに示したローラコンベヤは、シャー6内への帯材端部の能動的な搬送を可能にする。これにより、ガイド要素9と金属帯材との間に静止摩擦は存在しない。好ましくは、摩耗を減じるために、ローラガイド内のローラの速度と帯材の速度との調整を行う。
図7は、本発明における位置調節可能な要素8の別の実施の形態を示している。図6に示した実施の形態と類似の形式で、5つのローラ9a乃至9eが、1つのディスクローラテーブル上に配置されている。このディスクローラテーブルは、図6に示した実施の形態とは異なり、旋回可能に支承されておらず、矢印17に沿って(破線で示した)初期位置から運転位置へ、(図示しない)コイルに接近して当接した状態に移動可能に設けられている。
図8は、本発明における位置調節可能な要素の第2の実施の形態を示している。本実施の形態においては、図6及び図7に示した実施の形態とは異なり、ディスクローラの代わりにチェーン10が、金属帯材を(図示しない)切断装置内に案内し、摩擦を低減し、かつ金属帯材を駆動するために働く。この場合、あらゆるリンクチェーン(Gliederkette)及びジョイントチェーン(Gelenkkette)、例えばローラチェーン(Rollenkette)、歯付きチェーン(Zahnkette)、ヒンジベルトチェーン(Scharnierbandkette)、プレートチェーン(Plattenkette)及びスクレーパチェーン(Kratzbodenkette)が使用可能である。これらのチェーンによっても、切断装置、特にシャー内への帯材端部の能動的な搬送が可能となる。これにより、位置調節可能な要素8と(図示しない)帯材との間の静止摩擦は、もはや存在しないか、又は少なくとも最小化される。
図9は、図7に示した実施の形態と類似の形式で、(破線で示した)初期位置から矢印17に沿って運転位置へと移動する、チェーンドライブ10を有する位置調節可能な要素8のリニアガイドを示している。運転位置において、剥離要素16は、(図示しない)コイルに密着した状態に案内される。この場合も、不要な摩耗を回避するために、チェーンガイドと、コイルから繰り出される帯材との間での速度の調整が行われることが望ましい。
図10は、本発明における位置調節可能な要素8の第3の実施の形態を示している。本実施の形態において、旋回テーブルは、旋回角αにわたって(破線で示した)初期位置から運転位置へと旋回軸線15周りに旋回可能である。旋回テーブルは、金属帯材のための良好な滑り特性を伴って(図示しない)切断装置内への可及的低摩擦又は無摩擦の案内を行うために、コーティング又は滑動要素(例えばプレート又はレール)を有している。特に好ましいのは、所望の低摩擦の特性を達成するセラミック、吹付けコーティング又は焼結材料のコーティングの使用である。
図11は、図6乃至9に示した実施の形態と類似の形式で、図10に示した実施の形態とは異なり旋回可能に案内されているのではなく、矢印17に沿って直動式に(破線で示した)初期位置から運転位置へと案内される位置調節可能な要素8を示している。両事例において、良好な滑り特性に基づいて摩擦が減じられることにより、位置調節可能な要素8と(図示しない)帯材との間の摩擦は、大幅に減じられる。
図12は、図10に示した実施の形態の別の使用可能性を示している。この場合、位置調節可能な要素8と(図示しない)帯材との間の摩擦、特に静止摩擦を減じるために、位置調節可能な要素8に少なくともその運転位置において振動18が励起される。
図13は、図6乃至11に示した実施の形態と類似の形式で、矢印17に沿った位置調節可能な要素8のリニアガイドを示している。図13に示した移動テーブルにも、静止摩擦を減じるために、振動18を起こすことができる。
図14は、旋回テーブル又は移動テーブルの形態の位置調節可能な要素8において実現可能な振動形式/起振の種々異なる可能性を示している。一方では、矢印19に沿った純然たる並進運動か、又は矢印20に沿った回転運動を、位置調節可能な要素8に加えることができる。しかし、本発明の別の好ましい実施の形態では、位置調節可能な要素8の起振をアンバランスウェイトによって実施してもよい。アンバランスウェイトは、一軸式であっても、多軸式であってもよい。しかし、いずれの場合も、位置調節可能な要素8に振動を加えることにより、静止摩擦は大幅に低減される。この場合、所望の効果を実現するか、又は効果を強めるために、図6乃至14に示した実施の形態を適当な形式で互いに組み合わせてもよいことは自明である。
図15は、圧延されてコイル1に巻き取られた金属帯材からサンプルを採取する本発明に係る装置の第2の実施の形態を示している。コイル1は、通常、クレードルロール2,3上に載置されている。金属帯材の先行端部4は、超高強度の鋼からなり、これにより弾性的にコイル1の外面からアウタガイド5に向かって弾発して元の形状に戻ろうとする。端部4とアウタガイド5との間の摩擦を減じるために、アウタガイド5の内面には、多数のローラ11が配置されている。これらのローラ11に沿って、金属帯材の先行端部4は、略摩擦なしにアウタガイド5全体に沿って(図示しない)切断装置に向かって案内可能である。これにより、(図示しない)シャーへの供給が保証されるだけでなく、金属帯材の過度に大きな弾性変位も防止される。これにより、シャー内への帯材端部の能動的な搬送が保証される。同時に、ガイド要素としてのアウタガイド5と帯材との間の静止摩擦は、もはや存在しない。この目的で、アウタガイド5には、ディスクローラ11が設けられている。能動的な駆動の場合、好ましくは、ローラ11による案内と、クレードルロール2,3の駆動による帯材の案内との間で速度の調整が行われる。
図16は、圧延されてコイル1に巻き取られた金属帯材からサンプルを採取する本発明に係る装置の第3の実施の形態の概略側面図である。構造は、図15に示した実施の形態と類似している。しかし、図15に示した実施の形態とは異なり、アウタガイド5の内面には、ディスクローラではなく、チェーンドライブ、例えばプレートチェーン又はヒンジベルトチェーンの形態のチェーンドライブが取り付けられている。チェーンドライブを介して、金属帯材の先行端部4をアウタガイド5に沿ってサンプル採取部へと送る摩擦のない搬送が実現可能である。駆動されるチェーンの場合、(図示しない)シャー内への帯材端部4の能動的な搬送が実施される。アウタガイド5と金属帯材との間の静止摩擦は、もはや存在しない。本形態においても、チェーンリンクが駆動される場合、摩耗を減じるために、チェーン12の案内と金属帯材の駆動との間で速度の調整が行われることが望ましい。
図17は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第4の実施の形態の概略側面図である。本実施の形態に係る装置の、クレードルロール2,3及びアウタガイド5を備える原理的な構造は、図15及び図16に示した第2及び第3の実施の形態に相当する。しかし、アウタガイド5の内面にディスクローラ又はチェーンは配置されていない。本実施の形態で使用される摩擦を減じる手段7は、むしろ、コーティング又は滑動要素、例えばプレート又はレールからなっている。これにより、例えばセラミック、吹付けコーティング又は焼結材料を用いて当業者にとって容易に想到可能な形式で実現可能な、良好な滑り特性が保証される。この場合も、摩擦の減少は、良好な滑り特性によって達成され、アウタガイド5と帯材との間の摩擦は、大幅に減じられる。
図18は、図17に示した本発明の第4の実施の形態の変化態様を示している。金属帯材とアウタガイド5との間の摩擦をさらに減じるために、アウタガイド5に振動を起こすことができる。これにより、アウタガイド5と帯材との間の静止摩擦は、滑り摩擦へと軽減される。
図19は、本実施の形態において可能な振動モードを示している。可能な振動モードは、すなわち、一方では矢印19a,19bの方向の並進振動又は矢印20a,20bの方向の回転振動である。最終的には、アンバランスウェイトによる振動も、所望の効果を奏することができる。このアンバランスウェイトによる振動は、一軸式になされていても、多軸式になされていてもよい。しかし、いずれの場合も、摩擦の減少は、アウタガイド5の振動によって達成される。
図20は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第5の実施の形態の概略側面図である。特に、とりわけ、クレードルロール2,3とコイル搬送サドル21とにより形成されるクレードルロールステーションにコイルを導入する際及びクレードルロールステーションからコイルを取り出する際のより容易な運転のために、クレードルロールステーションへの容易な接近を許容する接近性が、クレーン運転中にも所望されている。この目的で、位置調節可能な要素8が、旋回軸線15周りに旋回可能に支承されているだけではなく、アウタガイド5も、運転位置から(破線で示した)コイル搬出入位置へと旋回可能に支承されている。旋回軸線22周りにアウタガイド5を旋回させれば、例えばクレーンの、上方からコイル1への妨害されることのない接近が可能である。同時に本発明に係る装置は、特に簡単な手段で、新しいコイル1をクレードルロールステーションに装填した後、容易に再稼働可能である。
図21は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第6の実施の形態を示している。図20に示した実施の形態と類似の形式で、アウタガイド5は、運転位置から(図示しない)コイル搬出入位置へと旋回可能である。アウタガイド5の旋回軸線22は、図20に示した第5の実施の形態とは異なり、(図示しない)金属帯材のためのアウタガイド5の入口側領域に配置されている。しかし、本実施の形態においても、アウタガイド5を旋回させることにより、クレーンを運転して上方から容易にコイル1の入れ替えを行うことができる。
図22は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第7の実施の形態を示している。本実施の形態において、アウタガイド5は、並進的に矢印23に沿って運転位置から(破線で示した)外側位置へと移動可能である。
図23は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第8の実施の形態を示している。本実施の形態に係る装置は、アウタガイド5が、移動経路23を介して並進運動可能かつ軸線22周りに旋回運動可能に形成され、運転位置から(破線で示した)外側位置へと移動可能となっており、これにより、クレードルロールステーション内に支承されたコイル1への確実な接近をクレーン運転中も許可することを特徴としている。移動装置及び旋回継手の使用が事情に合わせて任意に選択可能であることは、自明である。
図24は、アウタガイド5の別の実施の形態を示している。本実施の形態におけるアウタガイド5は、互いに独立的に可動な2つのアウタガイド要素5a,5bからなっている。アウトガイド要素5a,5bは、それぞれ、それぞれの旋回軸線5c,5d周りに旋回可能に配置されており、これにより、単独でも、互いに連結された状態でも、運転位置から旋回可能である。
図25は、アウタガイド5の別の実施の形態を示している。本実施の形態において、運転位置から(破線で示した)外側位置への旋回は、旋回軸線5c,5dを介したアウタガイド要素5a,5bの旋回を介して実施される。全体として、アウタガイド5の分割は、本発明に係る装置内のコイル1への接近を容易にする。
図26は、本発明に係るサンプルを採取する装置の構成要素としてのアウタガイド5の別の実施の形態を示している。本実施の形態では、図25に示した実施の形態と類似の形式で、互いに連結された状態で旋回軸線5c,5dを介して運転位置からコイル1の周りを外方に旋回可能である。その際、アウタガイド要素5bは、従属的にかつ連結された状態で旋回可能にアウタガイド要素5aに結合されている。
図27は、本発明に係るサンプルを採取する装置の構成要素としてのアウタガイド5の別の実施の形態を示している。本実施の形態では、アウタガイド5は、やはり分割可能にアウタガイド要素5a,5bからなっている。コイル1へのより良好な接近のために、両アウタガイド要素5a,5bの組み合わされた運動、すなわち、旋回軸線5c周りのアウタガイド5全体の旋回と、アウタガイド要素5aの湾曲した外面に沿ったアウタガイド要素5bの移動とによる運動が実施される。
図28は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第9の実施の形態の概略側面図である。本実施の形態に係る装置は、特に、シャー6内への金属帯材の先行端部4の挿入を容易にする。12mmを大きく上回る厚さを有する金属帯材は、図示の実施の形態では滑動性の内部コーティング7を有するアウタガイド5に沿って、コイル1から切断装置6に向かって繰り出される。シャー6内への金属帯材の先行端部4の確実な進入を保証するために、ドライバローラ14は、旋回角αを経て金属帯材に宛がわれる。その結果、金属帯材は、ドライバローラ14と、位置調節可能な要素8のローラ9aとの間で案内されるだけでなく、ドライバローラ14によって駆動される。第9の実施の形態における図28に示した要素も、奏し得る効果を実現するか、又は効果を強めるために、適当な形式で他の実施の形態の個々の要素と組み合わされてもよいことは、自明である。
最後に図29は、本発明に係るサンプルを採取する装置の第10の実施の形態の概略側面図である。本実施の形態に係る装置おいて、少なくとも右側のクレードルロール3は、角度βの分だけ初期位置から旋回可能に支承されている。サンプル採取時にコイル1に作用する種々の力、すなわち、位置調節可能な要素8から実質的にコイル1に加えられる、帯材始端を伸ばすために必要な力F、この力Fに対する反力R、巻回体重量G、及び巻回体オープナ内の新しい圧着ローラの力K、さらには帯材開放力の有効なてこ腕e1、旋回可能な巻回体支承部が旋回していないときの巻回体重量のてこ腕e2、巻回体支承部が旋回したことによる付加的なてこ腕e3、新しいてこ腕e4、及び巻回体オープナの圧着ローラのてこ腕e5に基づいて、コイルから左側のクレードルロール2への反力Rは、てこ腕e1との関連で、コイルをクレードルロールステーションから図29で見て左方向に押し回そうとするモーメントを発生させる。クレードルロール3を旋回可能に配置したことにより、安定化に寄与するモーメントが、付加的なてこ腕e3によって増加される。この好ましい構造設計により、明らかに小さな直径を有するコイル1も、本発明に係るサンプルを採取する装置において自動的にサンプリング可能である。

Claims (13)

  1. 圧延されてコイル(1)に巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する装置であって、
    コイル回転装置と、
    前記金属帯材(4)からサンプルを切り離す切断装置(6)と、
    を備える、金属帯材からサンプルを採取する装置において、
    前記コイル回転装置は、該コイル回転装置上に載置されるコイル(1)の下側の象限内に配置される少なくとも2つの回転可能な受け(2,3)、好ましくはクレードルロールと、前記金属帯材のためのアウタガイド(5)とを有し、該アウタガイド(5)は、前記金属帯材の繰出し方向で見て最後の受け(3)の後方の領域で、180゜を超えるコイル(1)の部分周囲を覆っており、かつ該アウタガイド(5)の内面における前記金属帯材の摩擦を減じる手段(7)を有する、
    ことを特徴とする、金属帯材からサンプルを採取する装置。
  2. 前記金属帯材の繰出し方向で見て前記切断装置(6)の手前に、該切断装置(6)内に前記金属帯材の先行端部(4)を導入する少なくとも1つの位置調節可能な要素(8)が配置されている、請求項1記載の装置。
  3. 前記位置調節可能な要素(8)は、前記金属帯材に当接するように旋回可能な少なくとも1つのローラ(9)を有する、請求項2記載の装置。
  4. 前記位置調節可能な要素(8)は、前記金属帯材に当接するように旋回可能な少なくとも1つのチェーン(10)を有する、請求項2記載の装置。
  5. 前記アウタガイド(5)は、当該装置のためのアウタケージ又はカバーの形状を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 前記アウタガイド(5)は、センタリングされて、前記金属帯材の繰出し方向で見て最後の受け(3)から前記切断装置(6)までの前記コイル(1)の部分周囲にわたって配置されており、好ましくは、前記コイル回転装置上に載置されるコイル(1)のこの部分周囲を略完全に覆っている、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 前記アウタガイド(5)の内面における前記金属帯材の摩擦を減じる手段(7)は、少なくとも1つのローラ(11)又はチェーン(12)を有する、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記アウタガイド(5)は、少なくとも部分領域において、前記コイル回転装置上に載置されるコイル(1)に対して位置調節可能に形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記回転可能な受け(2,3)の少なくとも一方は、その位置に関して可変に、好ましくは旋回可能に形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 前記切断装置(6)は、前記コイル(1)の繰出し方向で見て最初の受け(2)の手前の部分周囲において、好ましくは90゜以下のコイル(1)の部分周囲内に配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 圧延されてコイル(1)に巻き取られた特に12mmを超える厚さ範囲の金属帯材からサンプルを採取する方法であって、
    コイル回転装置と、
    前記金属帯材(4)からサンプルを切り離す切断装置(6)と、
    により、好ましくは請求項1から10までのいずれか1項記載の装置を用いて、金属帯材からサンプルを採取する方法において、
    コイル(1)を前記コイル回転装置内で、該コイル回転装置上に載置されるコイル(1)の下側の象限内に配置される少なくとも2つの回転可能な受け(2,3)、好ましくはクレードルロール上に載置して、該回転可能な受け(2,3)の回転により繰り出し、これにより前記コイル(1)の外周の上側から、前記金属帯材の先行端部を、前記コイル(1)と、前記金属帯材のためのアウタガイド(5)との間の空間(13)内で実質的に強制なしに、サンプルを採取するために切断装置(6)に供給することを特徴とする、金属帯材からサンプルを採取する方法。
  12. 一般構造用鋼、強力鋼の及び超強力鋼からなる金属帯材においてサンプルを採取するために用いる、請求項11記載の方法。
  13. 前記コイル(1)と前記アウタガイド(5)との間の半径方向の間隔を、繰り出される前記金属帯材(4)の先行端部と前記アウタガイド(5)との間の接触が、超強力鋼からなる金属帯材のサンプル採取時にのみ生ずるように設定可能とする、請求項12記載の方法。
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