JP7063241B2 - 開端装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼板を巻いた鋼板コイルを開端する開端装置および方法に関する。
鋼板をコイル状に巻いた鋼板コイルからサンプルを採取するとき、ピーラーを用いて鋼板コイルの端部が開端され、鋼板コイルから鋼板が引出された後に所定の長さで切断される。鋼板コイルの開端が行われる際、鋼板コイルの端部がピーラーに引っ掛かることにより最外周の鋼板が外側へ膨らみ、鋼板が引き出せない場合がある。そこで、特許文献1には、鋼板コイルの外周部にアウターガイドが設置されており、鋼板コイルがアウターガイドの内面を接触することにより、鋼板の膨らみを防止する方法が提案されている。
特表2014-508647号公報
しかしながら、特許文献1のように、鋼板コイルの外周側にアウターガイドが設置された場合、鋼板とアウターガイドとが接触することにより、鋼板の表面に傷が付くという問題がある。
本発明は、これら課題を解決し、鋼板の表面が傷付くことを抑制しながら鋼板コイルの開端作業を行うことができる開端装置および方法を提供することを目的とする。
本発明は、これら課題を解決するために以下の構成を有する。
(1)鋼板を巻いた鋼板コイルの下方を回転可能に支持するコイル支持部と、
前記鋼板コイルの上部に回転可能に設けられ、前記鋼板コイルを上部から回転しながら押さえる上部ロールと、
前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の下流側に設けられ、前記コイル支持部上の前記鋼板コイルが回転したとき、前記鋼板コイルの端部に挿入されるピーラーと、
前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の上流側に設けられ、前記ピーラーが前記鋼板コイルの端部に挿入されるときに、前記鋼板コイルを側方から回転しながら押さえる側方ロールと、
を備えたことを特徴とする開端装置。
(2)前記ピーラーを挿入して前記鋼板コイルから引き出された鋼板を切断する切断装置をさらに備えることを特徴とする(1)に記載の開端装置。
(3)前記コイル支持部は、前記鋼板コイルの幅方向に延び、前記鋼板コイルが載置される2つのクレードルロールを有し、
前記上部ロールは、2つの前記クレードルロールの中心位置の直上に位置していることを特徴とする(1)または(2)に記載の開端装置。
(4)前記上部ロールは、前記鋼板コイルに対して上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする(1)から(3)のいずれか1項に記載の開端装置。
(5)コイル支持部により下方を回転可能に支持された鋼板コイルの開端を行う開端方法であって、
前記鋼板コイルの上部に設けられた上部ロールにより前記鋼板コイルを上部から押さえるとともに、前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の上流側に設けられた側方ロールにより前記鋼板コイルを側方から押さえながら前記コイル支持部上の前記鋼板コイルを回転させ、
前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の下流側に設けられたピーラーを前記鋼板コイルの端部から挿入して開端する
ことを特徴とする開端方法。
(6)前記ピーラーを挿入して開端した前記鋼板コイルから引き出された鋼板を切断装置を用いて切断してサンプルを採取することを特徴とする(5)に記載の開端方法。
本発明によれば、開端作業時に鋼板コイルの上部を押さえる上部ロールと鋼板コイルの側方を押さえる側方ロールとを有することにより、上部ロールおよび側方ロールが開端時に鋼板が外周へ膨らむように変形して引き出せない状態になることを回転しながら抑制するため、鋼板コイルの開端作業を鋼板の表面を傷つけることを抑制しながら行うことができる。
本発明の開端装置の好ましい実施形態を示す斜視図である。 図1の開端装置に鋼板コイルKCが載置された状態を示す模式図である。 図1の開端装置による開端作業が行われる様子を示す模式図である。 ロール130のみを鋼板コイルKCの直上(θ10=180°)に配置して開端をした場合の鋼板コイルKCの外周の挙動をFEM解析した結果を示す模式図である。 ロール130のみを鋼板コイルKCの上部側方(θ10=150°)に配置して開端をした場合の鋼板コイルKCの外周の挙動をFEM解析した結果を示す模式図である。 ロール130のみを鋼板コイルKCの側方(θ10=90°)に配置して開端をした場合の鋼板コイルKCの外周の挙動をFEM解析した結果を示す模式図である。
以下、本発明について詳細に説明する。図1は、本発明の開端装置の好ましい実施形態を示す模式図である。図2は、図1の開端装置に鋼板コイルKCが載置された状態を示す模式図である。図3は、図1の開端装置による開端作業が行われる様子を示す模式図である。まず、図1~図3を参照して開端装置1について説明する。
図1~図3の開端装置1は、例えば板厚12.0mm~25.4mmの鋼板をコイル状に巻いた鋼板コイルKCの端部TCを開端するものである。開端装置1は、鋼板コイルKCを回転可能に支持するコイル支持部10と、鋼板コイルKCの端部TCにおいて鋼板コイルKCに挿入されるピーラー20と、鋼板コイルKCを最外周から押さえる上部ロール30および側方ロール40を備える。
コイル支持部10は、鋼板コイルKCの下方を回転可能に支持するものであって、基台11と、基台11上に配置された2つのクレードルロール12、13とを有する。2つのクレードルロール12、13は、それぞれ鋼板コイルKCの幅方向(矢印X方向)に延びたロール状の部材からなっており、回転可能に軸支されている。クレードルロール12、13は、互いに鋼板コイルKCの基台11上に径方向(矢印Y方向)に略平行に並んで配置されている。クレードルロール12、13は、互いの距離が鋼板コイルKCの直径より短くなるように配置されている。鋼板コイルKCがクレードルロール12、13上に載置されたとき、クレードルロール12、13はそれぞれ鋼板コイルKCの下方側面を回転可能に支持する。この状態において、鋼板コイルKCの径方向の中心(中心線CL)が、クレードルロール12、13間の中心上に位置することになる。
ピーラー20は、上部ロール30よりも鋼板コイルKCの回転方向(矢印R1方向)の下流側に設けられ、コイル支持部10上の鋼板コイルKCが回転したとき、鋼板コイルKCの端部TCに挿入される。ピーラー20の先端は、例えば先端に向かって先細るようなクサビ状に形成されている。鋼板コイルKCの端部TCがピーラー20側へ向かう方向(矢印R1方向)に回転したとき、ピーラー20の先端が鋼板コイルKCの端部TCから鋼板間の隙間に挿入される。
ピーラー20は、鋼板コイルKCに対して移動可能に設けられており、例えば矢印β方向に搖動する。ピーラー20は、開端作業時にピーラー20の先端が鋼板コイルKCの最外周に接触するように移動する。これにより、開端装置1は種々の径の鋼板コイルKCに対し開端を行うことができる。なお、開端作業時において、鋼板コイルKCの中心線CLの下側(コイル支持部10側)を0°としたとき、ピーラー20の先端は、側方の上部側(θ1=180~270°)の範囲内に位置するように配置される。
上部ロール30は、鋼板コイルKCの上部に設けられ、ピーラー20が鋼板コイルKCの端部TCに挿入されるときに、鋼板コイルKCを上部から回転しながら押さえる。例えば上部ロール30の回転中心は、鋼板コイルKCの中心線CL上であって、2つのクレードルロール12、13間の中央に位置している。なお、上部ロール30は、必ずしも鋼板コイルKCの中心線CL上に位置する必要はなく、径方向(矢印Y方向)において、2つのクレードルロール12、13の間に位置していればよい。
上部ロール30は、鉛直方向(矢印Z方向)に移動可能に設けられており、鋼板コイルKCとの距離を調整できるようになっている。これにより、開端装置1は種々の径の鋼板コイルKCの開端作業を行うことができるようになる。上部ロール30は、開端作業の開始時には下方(矢印Z1方向)に移動し、鋼板コイルKCの最外周を回転しながら押さえる。
側方ロール40は、上部ロール30よりも鋼板コイルKCの回転方向(矢印R1方向)の上流側に設けられ、ピーラー20が鋼板コイルKCの端部TCに挿入されるときに、鋼板コイルKCを側方から回転しながら押さえるものである。例えば、側方ロール40はピーラー20にほぼ対向する位置に設けられている。すなわち、ピーラー20は、回転方向(矢印R1方向)の下流側の上部に設けられているのに対し、側方ロール40は、ピーラー20とは反対側である回転方向(矢印R1方向)の上流側の下部に設けられている。
側方ロール40は、鋼板コイルKCの外周に対して矢印α方向に移動可能に設けられており、開端作業時に鋼板コイルKCの最外周に接触するように移動する。これにより、開端装置1は種々の径の鋼板コイルKCに対し開端を行うことができる。側方ロール40は、鋼板コイルKCの下側(コイル支持部10側)の中心線CLを0°としたとき、開端作業時にθ2=45~90°の範囲内に位置するように配置される。
図3の切断装置50は、ピーラー20を挿入して開端した鋼板コイルKCから引き出された鋼板を切断するものであり、これにより鋼板コイルKCからサンプルが採取される。切断装置50は、例えば鋼板をガス切断するものであって、切断装置50による切断は手動で行われてもよいし自動で行われてもよい。
次に、図1~図3を参照して開端装置1の動作例について説明する。まず、図2に示すように、鋼板コイルKCがコイル支持部10上に載置される。そして、図3に示すように、ピーラー20の先端が鋼板コイルKCの最外周に位置するように矢印β方向に移動する。また、上部ロール30が下側(矢印Z1方向)に移動し鋼板コイルKCを径方向に押圧する。さらに、側方ロール40が矢印α方向に搖動して鋼板コイルKC側へ移動し、鋼板コイルKCを押圧する。この状態で、鋼板コイルKCが矢印R1方向に回転する。この際、上部ロール30および側方ロール40が回転しながら鋼板コイルKCと接触することになる。
そして、鋼板コイルKCの端部TCがピーラー20の先端に引っ掛かった状態において、鋼板コイルKCが矢印R1方向に回転する。すると、鋼板コイルKCの最外周が外側に膨らもうとする。このとき、鋼板コイルKCの上部は、上部ロール30により抑えられ、鋼板コイルKCの側方下部は側方ロール40により抑えられる。その結果、鋼板コイルKCの最外周は外側に膨らまず、鋼板コイルKCの端部TCがピーラー20の上部を滑りながら移動していく。そして、鋼板コイルKCから所定の長さの鋼板が引き出された後、切断装置50により鋼板が切断される。これにより、鋼板コイルKCのサンプルが採取される。
さらに、鋼板の切断が終了した後において、上部ロール30は鋼板コイルKCから離れるように上方(矢印Z2方向)へ移動する。すなわち、鋼板コイルKCの端部TCの開端作業および切断作業により、弾性歪成分が開放されることによるスプリングバックが生じ、鋼板コイルKCの外周の巻きほぐれが発生する。この際、上部ロール30が鋼板コイルKCから離れるように、上方(矢印Z2方向)へ移動しておくことにより、スプリングバックの発生時に生じる負荷を逃がしながら、巻きほぐれた鋼板が上部ロール30により抑えられ、巻きほぐれを最小限に抑えることができる。
上記実施形態によれば、上部ロール30および側方ロール40の双方を用いて、鋼板コイルKCの外周を押圧しながら開端作業が行われることにより、上部ロール30および側方ロール40と鋼板コイルKCの表面との摩擦を最小限に抑え、開端作業時に鋼板の表面に傷が付くのを抑えることができる。
すなわち、熱延工場で製造した例えば板厚12mm~25.4mmの厚物材は、巻取直後に急冷され、鋼板コイルKCの先端は拘束された状態になっている。この拘束された鋼板コイルKCからサンプルを採取するには、鋼板コイルKCを開端する必要がある。鋼板コイルKCの開端作業は、ピーラー20が鋼板コイルKCの端部TCに挿入された状態で、鋼板コイルKCを矢印R1方向へ回転させることで行われる。この際、鋼板コイルKCは急冷により拘束されており、鋼板コイルKCの端部TCは、ピーラー20上を滑らずに引っ掛かってしまい、通板できないという問題が生じる。特に、厚板鋼板のような板厚が厚い場合、摩擦抵抗により鋼板コイルKCの通板ができない懸念がある。
ここで、1つのロールのみで鋼板コイルKCの外周を抑えて開端作業を行うことが考えられる。以下、図4~図6において、1つのロール130のみを用いて鋼板コイルKCを抑えた場合の鋼板コイルの外周の挙動をFEM解析した際の結果を示す。図4は、ロール130のみを鋼板コイルKCの直上(θ10=180°)に配置して開端された場合の鋼板コイルKCの挙動をFEM解析した結果を示す模式図である。図4に示すように、鋼板コイルKCが矢印R1方向に向かって回転したとき、ピーラー20の先端と鋼板との間に摩擦抵抗が生じる。すると、鋼板にピーラー20とは逆方向の力が伝達され、鋼板コイルKCの最外周が外側に膨らむ形状になる。つまり、鋼板がピーラー20上を滑って移動せず(通板できず)、開端作業を行うことができない。
図5は、ロール130のみを鋼板コイルKCの上部側方(θ10=150°)に配置して開端をした場合の鋼板コイルKCの外周の挙動をFEM解析した結果を示す模式図である。図5において、鋼板コイルKCの膨らむ方向および位置は、θ10=90°に位置しているものの、図4と同様、開端時に鋼板コイルKCの外周が逃げて、通板できなくなる。
図6は、ロール130のみを鋼板コイルKCの側方(θ10=90°)に配置して開端をした場合の鋼板コイルKCの外周の挙動をFEM解析した結果を示す模式図である。図6においても、鋼板コイルKCの膨らむ方向および位置はθ10=180°付近に移動しているものの、図4および図5と同様に開端時に鋼板コイルKCの外周が逃げて、通板できなくなる。以上、図4~図6に示すように、1つのロール130のみでコイルを押さえた場合では鋼板が通板されない状態になる。
一方、1つのロール130のみではなく、鋼板コイルKCの外周に沿ってガイドを設けて、鋼板コイルKCの外周への膨らみを全面的に押えることも考えられる。しかしながら、ガイドを設けるための十分なスペースを設けることは困難であり、特に上記開端装置1が既設の設備に追加されるような場合、ピーラー20または切断装置50と競合してしまう場合がある。また、鋼板とガイドとの接触面積が大きくなることにより、摩擦抵抗が増加し鋼板の表面に傷が付いてしまい、品質上歩留まりが低下するおそれがある。
そこで、図1~図3に示すように、上部ロール30および側方ロール40の双方を用いて、鋼板コイルKCの外周への膨らみを押える。これにより、図4~図6に示すように鋼板が開端時に外側へ膨らむのを抑制し、確実に鋼板コイルKCの端部TCがピーラー20上を移動するようになる。このとき、上部ロール30および側方ロール40は回転しながら鋼板コイルKCを抑えるため、上部ロール30および側方ロール40と鋼板との摩擦により表面に傷が付くのを抑えることができる。
なお、上部ロール30および側方ロール40に加えて、上部ロール30と側方ロール40との間に別のロールを追加してもよい。ただし、上部ロール30および側方ロール40のみを用いて鋼板コイルKCを抑えることにより、摩擦を生じるロールの数を必要最小限に抑えて表面に傷が付くのを抑えながら、開端作業および通板作業を行うことができる。
また、ピーラー20により開端され引き出された鋼板を切断する切断装置50をさらに備えるとき、鋼板コイルKCから引き出された鋼板コイルKCからサンプルを採取することができる。
さらに、コイル支持部10が、鋼板コイルKCの幅方向(矢印X方向)に延び、鋼板コイルKCが載置される2つのクレードルロール12、13を有し、上部ロール30は、2つのクレードルロール12、13の中心位置CLの直上に位置している場合、鋼板コイルKCの最外周が、上部ロール30と2つのクレードルロール12、13とで断面略2等辺三角形の状態で抑えられるため、鋼板の膨らみを効果的に抑えることができる。
さらに、上部ロール30および側方ロール40が鋼板コイルKCの径方向に移動可能に設けられているとき、種々の径の鋼板コイルKCの開端を行うことができる。特に、鋼板が例えば12mm~25.4mmの厚みを有する厚板材である場合、鋼板コイルKCの弾性歪成分が解放されて、スプリングバックが生じる場合がある。ここで、開端作業終了時に上部ロール30を上方に移動させて、上部ロール30は上方(矢印Z1方向)に移動し、鋼板コイルKCへの押圧を解除する。これにより、鋼板コイルKCが上方へ逃げる空間が形成されるため、ピーラー20に応力が集中するのを抑制し、ピーラー20に故障が生じるのを抑制することができる。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されず、種々の変更を加えることができる。たとえば、上記実施形態において、鋼板コイルKCは厚板鋼板をコイル状に巻きつけた場合について例示しているが、薄板鋼材を巻きつけた鋼板コイルKCについて適用することができる。
1 開端装置
10 コイル支持部
11 基台
12、13 クレードルロール
20 ピーラー
30 上部ロール
40 側方ロール
50 切断装置
130 ロール
CL 中心線
KC 鋼板コイル
TC 鋼板コイルの端部

Claims (6)

  1. 鋼板を巻いた鋼板コイルの下方を回転可能に支持するコイル支持部と、
    前記鋼板コイルの上部に回転可能に設けられ、前記鋼板コイルを上部から回転しながら押さえる上部ロールと、
    前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の下流側に設けられ、前記コイル支持部上の前記鋼板コイルが回転したとき、前記鋼板コイルの端部に挿入されるピーラーと、
    前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の上流側であって前記鋼板コイルを挟んで前記ピーラーの反対側に回転可能かつ前記コイル支持部に支持された状態の前記鋼板コイルの外周に接離可能に設けられ、前記ピーラーが前記鋼板コイルの端部に挿入されるときに、前記鋼板コイルの最外周に接触するように移動して前記鋼板コイルを側方から回転しながら押さえる側方ロールと、
    を備えたことを特徴とする開端装置。
  2. 前記ピーラーを挿入して前記鋼板コイルから引き出された鋼板を切断する切断装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の開端装置。
  3. 前記コイル支持部は、前記鋼板コイルの幅方向に延び、前記鋼板コイルが載置される2つのクレードルロールを有し、
    前記上部ロールは、2つの前記クレードルロールの中心位置の直上に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の開端装置。
  4. 前記上部ロールは、前記鋼板コイルに対して上下方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の開端装置。
  5. コイル支持部により下方を回転可能に支持された鋼板コイルの開端を行う開端方法であって、
    前記鋼板コイルの上部に設けられた上部ロールにより前記鋼板コイルを上部から押さえるとともに、前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の上流側であって前記鋼板コイルを挟んでピーラーの反対側に回転可能かつ前記コイル支持部に支持された状態の前記鋼板コイルの外周に接離可能に設けられた側方ロールを、前記鋼板コイルの最外周に接触するように移動することにより前記鋼板コイルを側方から押さえながら前記コイル支持部上の前記鋼板コイルを回転させ、
    前記上部ロールよりも前記鋼板コイルの回転方向の下流側に設けられた前記ピーラーを前記鋼板コイルの端部から挿入して開端する
    ことを特徴とする開端方法。
  6. 前記ピーラーを挿入して開端した前記鋼板コイルから引き出された鋼板を切断装置を用いて切断してサンプルを採取することを特徴とする請求項5に記載の開端方法。
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