JP2014236392A - 画像読取装置、及びマルチファンクションプリンタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3ラインCCDと白色LEDを用いた画像読取装置で原稿を高解像度で高品位に読取ることである。
【解決手段】3ラインCCDと白色LEDとLEDからの光を原稿へ導く導光体とを備える。導光体において、原稿に向けて光を照射する出光面を凹形状となるように形成する。これにより、原稿台ガラス上の画像の読取領域において、導光体からの光がほぼ均一に照射されるようになる。
【選択図】図5

Description

本発明は画像読取装置、及びマルチファンクションプリンタ装置に関し、特に、例えば、白色LEDを用いて画像原稿を光学的な読込む画像読取装置、及びマルチファンクションプリンタ装置に関する。
従来より、光学的に画像を読取るスキャナ装置が知られている。
図9は従来のスキャナ装置の光学部の構成を示す側断面図である。画像の読取りに際して、図9に示すように、光源であるLED15からの光を導光体1を経て原稿台ガラス8を通して原稿画像に照射する。原稿画像により反射された反射光は、反射ミラー2、3、4、5、集光レンズ6からなる結像光学系を介して結像し、その結像光をCCD7を利用して電気信号に変換する。
初期のスキャナ装置ではカラー画像の読取りにおいて、色分解にプリズムを利用して、1つの光を3成分に分離していたのでR、G、B各色成分の読取位置は1箇所であった。しかしながら、このようなプリズムを使用したものでは、CCDが3つ以上必要で、部品点数もそれに付随して多くなり、R、G、B各色成分のCCD位置調整が必要で、その調整が極めて困難であった。更にプリズムが高価でコストがかさむという問題があった。
このような問題を解決するために、3ラインCCDを利用したスキャナ装置が提案された。しかしながら、3ラインCCDを使用したスキャナ装置の場合、R、G、B各色成分の読取位置が副走査方向にずれる。
図10は3ラインCCDを使用したスキャナ装置における光の分散を模式的に示す図である。図10に示すように、LED15から導光体1を経て照射される光の読取位置はRGB各色成分に対応して、原稿台ガラス8に置かれた画像原稿(不図示)上で副走査方向にずれている。
さて近年、技術発展によりLEDの発光効率が従来はスキャナ装置の光源として用いられてきたCCFL(冷陰極管ランプ)に迫るまで改良され、その光源も水銀を含まないLEDに置き換わってきている。例えば、特許文献1には、3ラインカラーCCDに対応するために3ラインの読取位置を別々に照明するLED照明装置が開示されている。また、特許文献2には、円柱状のランプの光を反射板で上下方向別々の場所に集光させ全体として均一な照明光量を得る方法が示されている。さらに、特許文献3には、白色LEDの光を効率良く原稿台ガラス面上に導く導光体の形状が開示されている。
特開平1−181377号公報 特許第3217879号公報 特開2008−123766号公報
3ラインCCDを用いた場合は前述のようにRGBの読取位置が副走査方向にずれているため照明装置はその読取幅を均一に照らす必要がある。例えば、図10には、その幅がCCDライン幅として示されている。もし、その幅を均一に照明できなければCCDの各ラインの読取出力にばらつきが生じ、蓄積電荷が不足してノイズが増えたり、読取り情報が不正確になって読み取り色が本来の色とは別の色に変化してしまう。
CCFLを用いていた従来のスキャナ装置では、その発光方向が360度あり、光が方向によって限定されておらず、反射板を用いて光量分布幅等を調整することが可能であった。ところが水銀の使用を停止する目的もあり光源をLEDに置き換えた場合、LED発光は指向性が強い。つまり、CCFLと違って光源全体が発光するわけでは無くひとつの小さな発光面のみが実質点状に光るため、反射板を用いて光量分布調整を行うことは困難である。
これを解決するため、図10に示すように光源としてLED15を用いる場合、導光体1を用いて光の発光方向と拡散方向を制御することにより、原稿台ガラス8上で満足できる均一な光量分布が得ていた。図10では導光体1の出光面9からの光量分布が示されている。この図はLED15からの光が導光体1の中を全反射しながら進み、原稿台ガラス8の上面まで達する光路追跡シミュレーションの結果を示している。
近年のスキャナ装置は高解像度化が進み、CCD画素を解像度分だけ主走査方向に配置させなければならない。しかしながら、その実装技術に限界があるため、光学ユニットを小型に保ちつつ高解像度化に対応するためには、CCD画素を副走査方向に複数ライン千鳥配列させる必要がある。このため、副走査方向に広がった各CCDラインに対して配光も均一に照明し、読取ることが要求される。
まとめると、CCDライン幅が十分に狭い場合、導光体の光で原稿台ガラス面上で均一な光量分布が得られるが、CCDライン幅が副走査方向に広くなる場合、図10に示すB2、G1、R1のように光量が各色成分で大きく異なってしまう。
この対策として色分解にプリズムを利用して、1つの光を3色成分に分離してR、G、Bの読取位置を1箇所で行うように構成を戻せば、画像は暗くなるものの色味の変化は抑えることができる。しかし前述のようにコストと生産性の問題が起きてしまう。
図9に示すように、一般にスキャナ装置の光源からの光は画像原稿に対して斜め方向からしか照射することができない一方、CCDの読取光路は垂直方向となる。このため、CCDライン幅が広い読取り範囲に対し、光量と色味が変化すると言う不具合を防止することはかなり難しい。そこで特許文献2で示されているようにCCFLを使用し、異なる高さの位置を2つの照明ユニットで照明する方法が考えられる。即ち、小型のLEDを30個程度並べて配置したLED基板及びその導光体を2つ用意し、読取部の片側に配置することで同等の効果を得ることが期待できる。更にこれらの照明ユニットを読取部の両側に配置し、同一高さで照明することで少なくとも光量分布の変化が左右対称となるためRとBの出力バランスは維持され色味変化が大幅に少なく、均一な照明効果も期待できる。
このような構成の場合、導光体は単純なプラスチック部品なので複数使用してもコストへの影響はほとんど無いが、LEDやLEDを配列する基板が非常に高価なため、LED基板を複数設けることはコスト的に製品に採用しにくい問題があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、画像の読取範囲をほぼ均一な光量で照射して高品質な画像読取を行うことが可能な画像読取装置、及びマルチファンクションプリンタ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の画像読取装置は、次のような構成からなる。
即ち、光源からの光を原稿に照射し、前記原稿による反射光を受光して前記原稿のカラー画像をラインセンサで読取る画像読取装置であって、前記原稿を載置する原稿台ガラスと、前記光源としての白色LEDと、前記白色LEDからの光を前記原稿台ガラスに導く導光体とを有し、前記導光体の出光面は凹形状に形成されており、前記出光面から出た光は前記原稿の画像の読取領域を照明することを特徴とする。
また本発明を別の側面から見れば、上記画像読取装置と、その画像読取装置によって読取された画像を表す画像データ、或は外部から入力された画像データに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段とを有することを特徴とするマルチファンクションプリンタ装置を備える。
従って本発明によれば、画像の読取範囲を均一な光量で照射するので、例えば、カラー画像の読取りにおいても、色味変化を抑えた高品質な画像読取を行うことができるという効果がある。
本発明の代表的な実施例であるマルチファンクションプリンタ(MFP)装置の概観斜視図である。 図1で示したMFP装置の上部に備え付けられた画像読取装置の断面図である。 画像読取装置の制御回路の構成を示すブロック図である。 白色LEDから出た光が数回、導光体の中を全反射を繰り返しながら進む様子を模式的に示す図である。 導光体の構成を説明するための斜視図である。 光学ユニット240の光路を示した断面図である。 実施例2に従う光学ユニット240の光路を示した断面図である。 従来のスキャナ装置の構成を示す側断面図である。 従来のスキャナ装置における導光体の光線を追跡シミュレーションした図である。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。なお、既に説明した部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
最初に共通実施例として用いるマルチファンクションプリンタ装置(以下、MFP装置)の構成について説明する。
<MFP装置>
図1は本発明の代表的な実施例であるMFP装置100の概観斜視図である。
MFP装置は、接続されたホスト(不図示)からの画像データに基づいて、記録用紙などの記録媒体に画像を記録する以外に、メモリカードなどに格納された画像データに基づいた記録や画像原稿を読取って複写することができる。
図1において、(a)は原稿カバー103が閉じられた状態を示しており、(b)は記録媒体の載置トレー101、排紙トレー102、及び原稿カバー103が開けられた状態を示している。
また、光学ユニット(後述)を搭載する読取部は画像原稿を読取り、R成分、G成分、B成分のアナログ輝度信号を出力する。カードインタフェース109は、例えば、デジタルスチルカメラ(不図示)で撮影された画像ファイルを記録したメモリカードなどを挿入して、操作部104の所定の操作に従い、そのメモリカードから画像データを読み込むのに使用される。また、MFP装置100にはLCD110のような表示部が設けられている。LCD110は操作部104による設定内容の表示や機能選択メニューの表示のために用いられる。
図2は図1で示したMFP装置の上部に備え付けられた画像読取装置(スキャナ装置)の断面図である。
図2に示すように、画像読取装置200は本体部210と読取対象となる原稿220を押さえつけ外部からの光を遮光する圧板230とから構成される。圧板230は原稿カバー103の裏面にセットされている。本体部210には光学ユニット240、光学ユニット240と電気的に接続された回路基板250、光学ユニット240を走査させる際のレールとなるスライディングロッド260、原稿台ガラス270が備えられる。光学ユニット240は原稿220に光を照射し、その反射光を受光して電気信号に変換し、RGBの色成分ごとに画像を読み取るラインセンサとして3ラインCCD(3ラインセンサ)300が内蔵される。なお、ラインセンサは、CCD方式に限らずCMOS方式であってもよい。画像読取の際には原稿台ガラス270上に置かれた原稿220を光学ユニット240が矢印Bの方向(副走査方向)に走査することにより原稿220に記録された画像の読取を行う。なお、図2では、主走査方向は紙面に対して垂直方向となる。
図3は画像読取装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
なお、図3において、既に図1〜図2において説明した構成要素には同じ参照番号を付し、その説明は省略する。
光学ユニット240はLED駆動回路403の駆動制御により1ライン毎に白色LED303を点灯させることにより、線順次にカラー画像を読み取る。
増幅器(AMP)404は光学ユニット240より出力されたRGB各色成分の信号を増幅し、A/D変換回路405はその増幅された電気信号をA/D変換して、例えば、各画素各色成分16ビットのデジタル画像データを出力する。画像処理部600は、A/D変換回路405によって変換されたデジタル画像データを処理する。インタフェース制御回路406は画像処理部600から画像データを入力して、外部装置412との間で制御データの授受や画像データの出力を行う。また、画像処理部600からの画像データは画像記録部にも出力することができる。外部装置412とは、例えば、パーソナルコンピュータ(不図示)などである。
操作部104からの動作指示は、マイクロコンピュータ形態のCPU409により制御される。その制御はROM410に格納された処理プログラムをCPU409が読み出し、RAM411を作業領域として用いて実行される。さらに、図4において、407は、例えば、水晶発振器などの基準信号発振器(OSC)、408はCPU409の設定に応じて基準信号発振器407の出力を分周して動作の基本となる各種タイミング信号を発生するタイミング信号発生回路である。
パーソナルコンピュータ(外部装置412)からの指示に基づいて動作する場合には、コピー、画像読取(スキャン)等の指示がパーソナルコンピュータからを介して、CPU409に発令される。以降の動作はMFP装置単体としてコピーや画像読取(スキャン)動作を行う場合と同じである。
LED414はLCD110のバックライト光源となるLEDであり、タイミング信号発生回路408から出力される点灯信号により点灯制御される。
画像記録部700は、インタフェース制御回路406からの画像データを画素毎に「記録する」「記録しない」の2値データに変換し、記録媒体に記録剤を用いて画像を記録する。この実施例では、画像記録部700には、インクジェットプリンタを用いている。しかしながら、この他にも、例えば、電子写真方式を用いたレーザビームプリンタ、或は昇華型プリンタなどを用いることができる。これらのプリンタについては公知なので、ここではその詳細な説明は省略する。
次に、以上の構成のMFP装置の光学ユニットの実施例について詳細に説明する。
図4は白色LEDから出た光が数回、導光体の中を全反射を繰り返しながら進む様子を模式的に示す図である。
図4に示すように、導光体304の凹曲形状出光面から出た光は原稿台ガラス270で2回屈折しながら原稿を照明する。光学ユニット240は3ラインCCD300を用いているので、RGB各色の読取り光路はそれぞれ別々の光路となる。図4において、RGBで示される3本の線はそれぞれ赤(R成分)、緑(G成分)、青(B成分)の読取り光路を示している。3本の光路は、図9で示したような複数の反射ミラー2,3,4,5と反射を繰り返しながら進み、レンズユニット6へ到達する。レンズユニット6を通過した光は3ラインCCD300の中の赤(R)、緑(G)、青(B)各々のセンサに結像する。
図4に示されているように、原稿台ガラス270の上面において、導光体304の出光面305から出た光の光量分布は読取り光路RGBに対してバランス良くなるようになっている。これにより、白色LED15の光を極めて効率的に使って原稿を照明している。白色LED303の発光効率はCCFLの発光効率である100lm/Wを凌駕しつつあるが、コスト的にはCCFLに対して数倍であるので、光を無駄に使う訳にはいかない。導光体304はまさにこの要求に答える最適な仕組みである。
図5は導光体304の構成を説明するための斜視図である。
図5の例では、白色LED303は複数の白色LEDチップ303−1〜303−8で構成される。図示していないが、光学ユニット240は、合計24個の白色LEDを用いて216mm幅の原稿を照明している。これらの白色LEDチップはフレキシブルプリント基板18に実装される。白色LED15は発光効率が高いとは言え発熱量も多いため放熱効率の高い薄いプリント基板に実装しなければならない。しかしながら、フレキシブルプリント基板は非常に高価なためその使用面積は可能な限り小さくしなければならない。それに比べれば導光体304は安価でありフレキシブルプリント基板18の面積は押さえなくてはならないが、導光体の数を増やすだけならそれほどコストに影響はしない。
フレキシブルプリント基板18のコストは面積に比例する。同一面積ならフレキシブルプリント基板を2つに分割して構成してもコストはかわらない。従って、ひとつの平面内でフレキシブルプリント基板を、例えば、長手方向中央で分割して半分の長さの基板2枚にして並べても良いのはもちろんである。
いずれにしても、この実施例では、LEDを実装するプリント基板の個数は増やさず、原稿面上の読取り領域を幅広くほぼ均一に照明できる導光体を用いる。
さらに図5から分かるように、導光体304の出光面305は2つの出光面305a、305bとから構成され、これら2つの出光面により凹形状を形成する。このような形状を出光面として採用することにより、図10で示したような従来の導光体の出光面(フラットな面)と比べて、集光特性が変化し、光量分布が変化する。なお、この2つの出光面それぞれは、フラットな面でも良いし、曲面でもよい。いずれにしても、凹形状の出光面が形成される。
図6は光学ユニット240の光路を示した断面図である。
図6に示すように、白色LED303から出た光は、導光体304の中を全反射しながら進み、出光面305から出射される。出光面305から出た光は原稿台ガラス270で2回屈折しながら進む。この例では、原稿台ガラス270の表面上での光量分布が、CCDライン幅(読取領域)0.67mmにわたってRGB読取り光路であるR1、G1、B1に対してほぼ均一になるように最適化されている。これにより画像原稿は最適な光量分布で照明される。
図7は光学ユニット240の光路を示した断面図である。
図7に示す例では、CCDライン幅が1.91mmと、図6に示す例と比較して、広い読取り光路となっている。図7に示すように、原稿台ガラス270の表面上での光量分布が、CCDライン幅1.91mmにわたってRGB読取り光路であるR2、G1、B2に対してほぼ均一になるように最適化されている。
図6〜図7から分かるように、原稿台ガラス270上において、狭いCCDライン幅間でも広いCCDライン幅でもRGB読取光路に対して均一な光量が得られる。
従って以上説明した実施例に従えば、導光体の出光面を凹形状に形成することにより、RGB読取光路に対して均一な光量を得ることができる。さらに、CCDライン幅に係りなく色味変化の無い読取りを行うことができる。
図8は実施例2に従う光学ユニット240の光路を示した断面図である。
この実施例では、凹曲形状である基本出光面24を持つ導光体(第1の導光体)304に加え、導光体304に隣接して凹曲形状である補助出光面23を持つ導光体(第2の導光体)304aを備える。そして、2つの導光体304と導光体304aとの間にはエアギャップ19及び20が設けられており、各々の導光体に入った光は各々の導光体の中を全反射しながら進んでいく。従って、白色LED303から出射された光は各々の導光体304及び304aへ分割されて入射する。
以上の構成により実施例1と同様に基本出光面24から出射された光は原稿台ガラス270の表面ぴったりの位置での光量分布がRGB読取り光路に対して最適になるようになっている。一方、補助出光面23から出射された光は同様に原稿台ガラス270で2回屈折して進む。この光は原稿台ガラス270の表面では大部分が読取り位置の外側を通ることになるので読取りはほぼ基本出光面24からの光により行われる。
このような構成により、原稿台ガラス270に密着させることが可能な原稿は最適な光量分布で照明される。一方、原稿台ガラス270の表面から3mm浮いた位置での光量分布は基本出光面24から出射された光と、補助出光面23から出射された光の和となる。この例は、図8の点線で示されたように合算された光がRGB読取り光路に対して最適になるようになっている。これにより原稿台ガラス270面上おいて、CCDライン幅の広い光路に対しても色味変化の無い読取りを行うことが可能となる。
従って以上説明した実施例に従えば、平面的な原稿のみならず原稿台ガラスに密着させることのできない立体物を読取った時も不自然な色味変化が少ない高品質な画像読取を実現できる。加えて、LED照明を用いながらも、CCFLを採用したスキャナ装置とまったく遜色の無い画像を得ることが可能となる。

Claims (7)

  1. 光源からの光を原稿に照射し、前記原稿による反射光を受光して前記原稿のカラー画像をラインセンサで読取る画像読取装置であって、
    前記原稿を載置する原稿台ガラスと、
    前記光源としての白色LEDと、
    前記白色LEDからの光を前記原稿台ガラスに導く導光体とを有し、
    前記導光体の出光面は凹形状に形成されており、前記出光面から出た光は前記原稿の画像の読取領域を照明することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記導光体の出光面は複数の出光面により凹形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記複数の出光面それぞれは、フラットな面、或いは、曲面であることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記導光体は、互いに隣接した第1の導光体と第2の導光体とを備え、
    前記第1の導光体と前記第2の導光体との間にはエアギャップが設けられ、
    前記第1の導光体からの光と前記第2の導光体からの光は前記原稿台ガラスの異なる位置を照射することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記ラインセンサは、RGBの色成分ごとに画像を読み取る3ラインセンサを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記3ラインセンサでの前記反射光の受光のために、前記読取領域からの前記反射光はRGB各色成分を読取る光路に分けられることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置によって読取された画像を表す画像データ、或は外部から入力された画像データに基づいて記録媒体に画像を記録する記録手段とを有することを特徴とするマルチファンクションプリンタ装置。
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