JP7211206B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の読取部を有する画像形成装置に関する。
特許文献1には、複写部数を指定するためのテンキーを有する複写機が開示されている。この複写機では、テンキーで複写部数が設定された後、複写部数が1部であれば、画像読み取り部で読み取った画像データを画像データ制御部からプリンタインターフェース部を介して直接プリンタ部へ送る。また、複写部数が複数部であれば、画像読み取り部で読み取った画像データを画像データ制御部からページメモリに一旦格納し、ページメモリからプリンタ部へと画像データを送る動作を複写部数分繰り返す。このようにすることで、複写部数が複数部であっても、画像読み取り部での読み取り、画像処理部での画像処理、画像データ制御部からの画像データの転送が1回で済み、複写にかかる時間を短縮することができる。
特開平9-200416号公報
特許文献1に記載された技術を採用してコピー処理を行う場合、1部コピーの場合には高解像度で読み取りを行うことができても、複数部コピーの場合には、機器内のメモリ容量制限のために、低解像度で読み取りを行わざるを得ないことがある。そして、読み取り解像度の違いに起因して、読み取り前に行われる読み取り処理に関する調整及び補正処理(準備動作)も、1部コピーの場合と複数部コピーの場合とで異なるものとする必要がある。
近年、原稿の読取部を有するインクジェットプリンタなどの画像形成装置において、製造コストを考慮して、テンキー及びタッチパネルのないものが販売されている。このような画像形成装置において、複写部数を指定するには、プリントスタートキーなどの特定キーをユーザが所望する複写部数と同じ回数だけ押下することが考えられる。この場合、例えば、特定キーの最後の押下から所定時間が経過した時点で複写部数が確定される。しかしながら、このような画像形成装置に、特許文献1に記載された技術を採用してコピー処理を行うと、特定キーの最初の押下から複写部数が確定されて読み取り前に行われる調整及び補正処理が開始されるまでの時間が長くなるため、コピー完了までに要する時間もそれに応じて長くなってしまう。また、テンキー及びタッチパネルのある画像形成装置においても、複写部数の確定までにはある程度の時間を要するため、同様の問題が生じる。
本発明の目的は、記録部数の違いに応じて読み取り解像度を異ならせる場合において、記録完了までに要する時間を短くすることが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、ユーザー操作に応じた信号を出力する信号出力部と、原稿を読み取って、第1解像度及び前記第1解像度よりも低い第2解像度のいずれかを有する画像データを生成する読取部と、記録媒体に画像を形成する記録部と、前記読取部及び前記記録部を制御する制御部とを備えた画像形成装置である。
前記制御部は、
(a)前記信号出力部から信号が出力されたことをトリガとして、前記第1解像度に対応した高解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第1制御パラメータを取得する第1準備動作、又は、前記第2解像度に対応した低解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第2制御パラメータを取得する第2準備動作を開始するように、前記読取部を制御する一次準備動作開始処理と、
(b)前記第1準備動作又は前記第2準備動作が前記一次準備動作開始処理によって開始された後に、前記信号出力部から出力された信号パターンに基づいて、前記記録部によって行われる連続した記録部数が所定部数未満又は以上のいずれであるかを判断する判断処理と、
(c1)前記一次準備動作開始処理で前記第1準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数未満と判断された場合に、当該第1準備動作によって取得された前記第1制御パラメータを用いた前記高解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、
(c2)前記一次準備動作開始処理で前記第1準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数以上と判断された場合に、前記第2準備動作を開始するように、前記読取部を制御する二次準備動作開始処理、及び、当該第2準備動作によって取得された前記第2制御パラメータを用いた前記低解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、
(c3)前記一次準備動作開始処理で前記第2準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数以上と判断された場合に、当該第2準備動作によって取得された前記第2制御パラメータを用いた前記低解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、並びに、
(c4)前記一次準備動作開始処理で前記第2準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数未満と判断された場合に、前記第1準備動作を開始するように、前記読取部を制御する二次準備動作開始処理、及び、当該第1準備動作によって取得された前記第1制御パラメータを用いた前記高解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、
のいずれかの処理と、
(d)前記信号出力部から出力された信号パターンに基づいて、前記記録部によって行われる連続した記録部数を決定する決定処理と、
(e)前記読取処理において生成された画像データに基づいて、前記決定処理で決定された前記記録部数の記録媒体に、前記記録部により画像を形成させる記録処理とを実行する。
記録部数が確定する前に2つの準備動作の一方を開始するので、記録部数が一次準備動作((a)で開始した準備動作)に適合したものであれば、記録完了までに要する時間を短くすることができる。また、記録部数が一次準備動作に適合したものでなくても、従来技術に比べて記録完了までに要する時間が長くなることがない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機を示す斜視図である。 図1に示す複合機に搭載されたプリント部の内部構造を示す概略側面図である。 図1に示す複合機に搭載された読取装置のカバーが開状態での上面図である。 図3に示す読取装置の内部構造を示す概略側面図である。 図1に示す複合機のブロック図である。 図1に示す複合機の動作を示すフローチャートである。 変形例1に係る複合機のコピー動作を示すフローチャートである。 変形例2に係る複合機のコピー動作を示すフローチャートである。
[装置全体構成]
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、プリント機能、スキャン機能、ファックス機能及びコピー機能を有する、いわゆる複合機(MFP)について説明する。なお、複合機には、コピー機能だけが備えられていてもよい。
図1に示すように、複合機1は、筐体11と、筐体11の上面を被覆する位置と被覆しない位置との間で揺動可能となるように筐体11に取り付けられたカバー32と、筐体11の下部に設けられた開口13(図2参照)から筐体11に着脱可能に収納された給紙トレイ91と、排出トレイ5と、筐体11の背部に位置するバイパストレイ93(図2参照)とを含む。筐体11内には、インクジェット方式で用紙に画像を形成するプリント部10が配置されている。また、プリント部10の上方には、原稿を読み取って画像データを生成するフラットベッド方式の読取部30が配置されている。変形例として、読取部30は原稿自動送り装置 (ADF:Auto Document Feeder)を有するものであってもよい。筐体11の表面に配置された操作パネル1aには、液晶パネルなどのディスプレイ及びテンキーが設けられておらず、コピースタートキーなどの数個の物理キー(例えば図2に示す操作キー28)とガイドランプ(例えば図2に示すLEDランプ29)が設けられている。
読取部30は、プラテンガラス31と、カバー32と、読取デバイス33(図3参照)とを含む。プラテンガラス31は、透光性を有する板状の部材であり、筐体11の上面の開口11a(図3及び図4参照)に嵌め込まれている。
図2は、複合機1内のプリント部10の内部構成を示している。以下の説明においては、複合機1が使用可能に設置された状態(図2の状態)を基準として上下方向が定義され、筐体11の開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向が定義され、複合機1を手前側(正面)から見て左右方向が定義される。
[プリント部]
プリント部10は、図2に示すように、給紙トレイ91、バイパストレイ93、排出トレイ5、プリントモジュール6、搬送部7、及び制御部8を有する。給紙トレイ91、プリントモジュール6、搬送部7、及び制御部8は、複合機1の筐体11内に収容されている。制御部8は、複合機1全体の制御を行う。筐体11内において、プリントモジュール6の下方には給紙トレイ91が配置されている。筐体11の前面には1以上の操作キー28及び1以上のLEDランプ29が設けられている。なお、図2においては図示を省略しているが、複合機1は、プリントモジュール6よりも上方に配置されたフラットベッド方式の読取部(イメージスキャナ)30と、ファクシミリの受送信を行うファクシミリ通信部26(図5参照)とをさらに有している。
給紙トレイ91は、複数の用紙9を積層状態で支持して収容することが可能なものである。給紙トレイ91は、筐体11の正面に形成された開口13から前後方向に挿抜可能となっている。なお、給紙トレイ91の前方側の上方には排出トレイ5が配置されており、排出トレイ5は給紙トレイ91と共に移動するようになっている。給紙トレイ91は、用紙9を支持する支持面91aを有している。支持面91aは上下方向に垂直な面である。給紙トレイ91が筐体11内に位置しているときは、支持面91aは筐体11の内部空間に露出している。給紙トレイ91の後端部には、傾斜板91bが設けられている。
バイパストレイ93は、筐体11の背面に形成された開口14を閉塞可能に配置されている。バイパストレイ93は、用紙9を支持する支持面93aを有するベース板94の下端部が左右方向に延びる軸を中心に回動可能となっており、図2に破線で示すように、ベース板94が起立状態となる位置(以降、単に「起立位置」と称する)であるときに開口14を覆う。起立位置にあるときは、支持面93aは開口14と対向している。バイパストレイ93は、起立位置から、ベース板94の下端部を中心に、上下方向に対して傾斜した位置(以降、単に「傾斜位置」と称する)まで回動する。傾斜位置にあるときは、支持面93aは回動軸を下方として斜め上方を向いている。ベース板94の左右方向両端及び回動端とは反対側の端には支持面93aを取り囲むように立設させた側壁95、96が設けられており、バイパストレイ93は略箱状に形成されている。ベース板94の回動端とは反対側の端に立設された側壁96は、ベース板94側の端部が左右方向に延びる軸を中心に回動可能となっている。バイパストレイ93に用紙9を支持させるときには、ベース板94を傾斜位置とし、側壁96を回動させてその内側面(バイパストレイ93が略箱状であるときに内側を向く面)が支持面93aとほぼ面一となるようにする。このとき、バイパストレイ93の支持面93aは外部に露出した状態となる。
本実施形態において、バイパストレイ93における用紙最大積載量は、給紙トレイ91における用紙最大積載量よりも少なくなっている。なお、給紙トレイ91の下方にこれと同サイズの別の一又は複数の給紙トレイが配置される場合がある。このように複合機1が3以上の給紙部を有する場合においても、すべてのトレイの中でバイパストレイ93の用紙最大積載量が最小となっている。
プリントモジュール6は、キャリッジ61と、記録ヘッド63とを有している。キャリッジ61は、2つのガイドレール67a、67bによって支持されている。2つのガイドレール67a、67bは、前後方向に互いに離隔して配置され、各々が左右方向に延設されている。キャリッジ61は、2つのガイドレール67a、67bを跨ぐようにして配置されている。キャリッジ61は、キャリッジ駆動モータ21(図5参照)により、2つのガイドレール67a、67bに沿って主走査方向である左右方向に往復移動される。記録ヘッド63は、キャリッジ61に搭載されている。記録ヘッド63は、インクカートリッジ(不図示)から供給されたインクを、下面のノズル面69に設けられた複数のノズル(不図示)から吐出する。
搬送部7は、用紙9をプリント部10の内部において搬送するものであり、給紙ローラ50a、50b、搬送ローラ対71、排出ローラ対73、プラテン75、及びガイド部材16~19を含む。給紙ローラ50aは、給紙トレイ91内の用紙9を後方に向かって送り出す。給紙ローラ50bは、バイパストレイ93内の用紙9を開口14に向かって送り出す。
給紙ローラ50aは、給紙トレイ91の上方に配置されている。給紙ローラ50aは、アーム51aの一端部に回動可能に支持されている。アーム51aの給紙ローラ50aを支持している一端側とは反対の他端部は、筐体11に固定され左右方向に延びる支軸52aに支持されており、支軸52aを中心として左右方向と直交する面内で揺動可能となっている。アーム51aは、ばね(不図示)により給紙ローラ50aが給紙トレイ91に支持された用紙9を押圧する方向に付勢されており、給紙ローラ50aは、給紙トレイ91に支持された用紙のうちで最も上に位置する用紙9と接触するようになっている。また、給紙ローラ50aは、給紙モータ22a(図5参照)からの駆動力が付与されて回転する。
給紙ローラ50bは、バイパストレイ93の支持面93aと対向する位置に配置されている。給紙ローラ50bは、アーム51bの一端部に回動可能に支持されている。アーム51bの給紙ローラ50bを支持している一端側とは反対の他端部は、バイパストレイ93に固定され左右方向に延びる支軸53bに支持されており、アーム51bは支軸53bを中心として左右方向と直交する面内で揺動可能となっている。また、アーム51bは、ばね(不図示)により給紙ローラ50bがバイパストレイ93に支持された用紙のうちで最も上に位置する用紙9を押圧する方向に付勢されている。そして、給紙ローラ50bは、給紙モータ22b(図5参照)からの駆動力が付与されて回転する。
給紙ローラ50b、アーム51b、及び支軸53bは、バイパストレイ93のベース板94と3つの側壁95、96とで囲まれた領域に配置されている。すなわち、給紙ローラ50b、アーム51b、及び支軸53bは、箱状のバイパストレイ93内に収容される。
搬送ローラ対71及び排出ローラ対73は前後方向にプリントモジュール6を挟んで配置されており、搬送ローラ対71はプリントモジュール6よりも後方に、排出ローラ対73はプリントモジュール6よりも前方に配置されている。プラテン75は、プリントモジュール6の下方においてプリントモジュール6のノズル面69と対向するように配置されている。
搬送ローラ対71は、搬送モータ23(図5参照)からの駆動力が付与されて回転する駆動ローラ71aと、駆動ローラ71aの回転に伴って連れ回る従動ローラ71bとにより構成されている。排出ローラ対73は、搬送モータ23からの駆動力が付与されて回転する駆動ローラ73aと、駆動ローラ73aの回転に伴って連れ回る従動ローラ73bとにより構成されている。
ガイド部材16~19は、筐体11の後方端部付近に配置されている。ガイド部材16、17は前後方向に所定間隔を隔てて互いに対向している。ガイド部材16、17の間は、給紙トレイ91から給紙された用紙9の搬送路となっている。ガイド部材16、17は、いずれも湾曲した板状部材であり、給紙トレイ91の後方側の端部近傍から搬送ローラ対71の近傍まで延びている。
給紙ローラ50によって給紙トレイ91から後方に送り出された用紙9は、給紙トレイ91の後端部に設けられた傾斜板91bにより斜め上方に向かい、ガイド部材16、17の間を通って、搬送ローラ対71に挟持される位置に到達する。
ガイド部材18、19は、いずれも開口14の近傍から搬送ローラ対71の近傍まで延びる板状部材であり、上下方向に所定間隔を隔てて互いに対向している。ガイド部材18、19の間は、バイパストレイ93から送り出された用紙9の搬送路となっている。ガイド部材18、19によって形成される搬送路と、ガイド部材16、17によって形成される搬送路とは、搬送ローラ対71よりも上流において合流している。
給紙ローラ50bによってバイパストレイ93から給紙された用紙9は、開口14を介して筐体11内へと送り込まれ、ガイド部材18、19の間を通って、搬送ローラ対71に挟持される位置に到達する。
給紙トレイ91又はバイパストレイ93から給紙されて搬送ローラ対71に挟持された用紙9は、搬送ローラ対71によって前方に搬送される。搬送ローラ対71によって前方に搬送された用紙9は、プラテン75によって支持された状態で、主走査方向に移動する記録ヘッド63のノズル(不図示)からインクが吐出されて画像が記録される。記録済みの用紙9は、排出ローラ対73によって前方に搬送されて、排出トレイ5に排出される。
[読取部]
次に、図3及び図4を参照しつつ、読取部30の構成について説明する。読取部30は、透光性のあるプラテンガラス31、カバー32、読取デバイス33、及び移動機構34を有している。プラテンガラス31は、複合機1の直方体形状の筐体11の上部に形成された開口11aを、筐体11の内側から閉塞している。プラテンガラス31の上面31aにおける開口11aから露出している部分が、原稿を支持可能で透光性のある原稿配置領域としての画像読取面となっている。
カバー32は、その一端部が筐体11の上面に回動可能に支持されており、プラテンガラス31の上面31aを覆う閉位置(図4中破線で示す位置)と上面31aを露出させる開位置(図4中実線で示す位置)とを取り得る。なお、図3は、カバー32が開位置にある状態で読取部30を上方から見たときの読取デバイス33の位置を示すものであり、移動機構34の図示は省略している。
読取デバイス33及び移動機構34は、筐体11の内部空間に配置されている。読取デバイス33は、図4に示すように、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)又はCCD(Charge Coupled Device)を有するイメージセンサ41、光源43、ロッドレンズアレイ45、及びこれらが搭載されるキャリッジ47などで構成されている。なお、図3においては、イメージセンサ41のみを図示している。図3に示すように、イメージセンサ41は、複数の受光素子40がプラテンガラス31の上面31aと平行な主走査方向(図3紙面における上下方向)に配列されたリニアイメージセンサである。光源43は、発光ダイオードなどで構成されており、プラテンガラス31に向けて光線を出射する。ロッドレンズアレイ45は、光源43から出射され障害物により反射された光線をイメージセンサ41の各受光素子40に結像させる。イメージセンサ41から出力されるアナログ信号としての画像データは、ADコンバータ48(図5参照)でデジタル信号に変換されて制御部8に供給される。
移動機構34は、読取デバイス33を、プラテンガラス31の上面31aと平行な面内において、主走査方向と直交する副走査方向(図4紙面における左右方向)に移動させるものである。図4に示すように、移動機構34は、正逆回転可能なモータ59によって駆動される駆動ローラ51と、従動ローラ53と、駆動ローラ51及び従動ローラ53に架け渡されたエンドレスのベルト55などで構成されている。ベルト55には、読取デバイス33のキャリッジ47が取り付けられており、駆動ローラ51の回転によりベルト55が走行することで読取デバイス33が副走査方向に往復移動できるようになっている。駆動ローラ51及び従動ローラ53は、副走査方向に関して、プラテンガラス31の画像読取面の外側にそれぞれ配置されている。よって、読取デバイス33は、移動機構34により、プラテンガラス31の画像読取面の副走査方向に関する一端から他端まで移動可能となっている。なお、読取デバイス33は、スキャニングが行われていないときは、副走査方向に関して、プラテンガラス31の画像読取面の側方(図3では左側)であって、画像読取面と対向しないホームポジション(矢印Hで示す位置)に配置される。本実施形態において、原稿読み取りのための制御パラメータを取得する準備動作(詳細は後述する)は、読取デバイス33がホームポジションにある状態で行われる。
本実施形態において、読取部30は、読取部30で読み取った原稿と同じ画像を用紙に形成するコピー動作を行う際には、プラテンガラス31の上面31aに配置された原稿を読み取って、高解像度(第1解像度)を有する画像データ、及び、低解像度(第1解像度よりも低い第2解像度)を有する画像データのいずれかを出力することが可能である。前者が生成される読取処理を高解像度読取モードの読取処理、後者が生成される読取処理を低解像度読取モードの読取処理と称する。後述するように、読取部30は、コピー枚数が1枚のときには高解像度を有する画像データを出力し、コピー枚数が2枚以上のときには低解像度を有する画像データを出力する。
[ブロック構成]
次に、図5を参照して、本実施形態に係る複合機1のブロック構成について説明する。図5に示すように、複合機1の制御部8には、上述した1以上の操作キー28及び1以上のLEDランプ29が電気的に接続されている。操作キー28は、ユーザ操作に応じた出力信号を制御部8に出力する。操作キー28は、読取部30で読み取った原稿と同じ画像を用紙に形成するモノクロコピー動作、カラーコピー動作のいずれかを選択且つ実行するための2つのキーを少なくとも含んでいる。モノクロ又はカラーコピーを選択且つ実行するための操作キー28(以後、「特定キー28」と称する)は、例えば押下期間に応じた幅を有するパルス信号を出力する。本実施形態においては、特定キー28が最後に押下されてから再度押下されることなく所定時間(例えば1秒)が経過したとき、当該特定キー28の押下回数がコピー枚数として決定される。LEDランプ29は、制御部8からの出力信号に基づいて表示態様(消灯、点灯、点滅など)が切り替わることで、ユーザへの報知を行うことができる。
また、制御部8には、プリント部10のキャリッジ駆動モータ21、記録ヘッド63、給紙モータ22a、22b、及び、搬送モータ23が電気的に接続されている。さらに、制御部8には、読取部30に含まれる、読取デバイス33のイメージセンサ41及び光源43、並びに、移動機構34のモータ59が電気的に接続されている。制御部8には、USB(Universal Serial Bus)インターフェース25が電気的に接続されている。USBインターフェース25は、USB規格のインターフェースであり、リムーバブルメモリとしてのUSBメモリを接続することができる。
制御部8には、ファクシミリ通信部26及びネットワーク通信部27も接続されている。ファクシミリ通信部26は、電話回線を介して、通信先装置との間でファクシミリ信号としての画像データの受送信を行う。ネットワーク通信部27は、有線LAN、無線LANなどの各種通信規格に準拠したネットワーク通信を行う。したがって、複合機1は、これら通信規格に準拠した外部通信機器とネットワーク通信部27を介して通信することができる。
制御部8は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)81、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)84、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)85を含み、これらが協働して、プリント部10、ファクシミリ通信部26、ネットワーク通信部27及び読取部30の各部の動作を制御する。
RAM83は、読取部30での原稿の読み取りによって生成された高解像度又は低解像度の画像データを一時的に格納する。本実施形態では、高解像度を有する画像データを用いた1部のみの印刷を行う場合、RAM83の容量制限のために、読取処理開始後であって読取処理終了前に印刷処理を開始し、画像データのうち印刷済みとなった部分を読取処理中に消去していく。以下、これをダイレクコピー(DirectCopy)モードと称する。一方、低解像度を有する画像データを用いた印刷を行う場合、読取処理終了後にRAM83に格納された原稿1枚分に対応した画像データに基づいて複数部数の印刷処理を開始する。以下、これをメモリコピー(MemoryCopy)モードと称する。
EEPROM84は、読取部30での原稿の読み取りのための制御パラメータを記憶する読取パラメータ記憶部、及び、複合機1の動作(給紙を行うトレイの選択、印刷画質、印刷方向、カラーモード、両面印刷、拡大縮小、ページ集約など)に関してユーザが設定可能な設定情報を記憶する設定情報記憶部として機能する。
読取部30での原稿の読み取りのための制御パラメータとしては、例えば、読取部30内の光源43に流す電流値の調整パラメータ、読取部30内のADコンバータ48の基準電圧の調整パラメータ、及び、画像データの濃度調整を行うための白黒濃度の補正パラメータがある。これらの制御パラメータは、読取部30が後述する準備動作を行うことによって取得されるものである。制御パラメータは、読取部30が高解像度及び低解像度のいずれの画像データを出力するかに応じて変更する必要があるため(高解像度に対応したものを第1制御パラメータと称し、低解像度に対応したものを第2制御パラメータと称する)、準備動作としても、高解像度に対応した第1準備動作、及び、低解像度に対応した第2準備動作の少なくともいずれか一方を行う必要がある。
本実施形態において、複合機1の動作に関してユーザが設定可能な設定情報のうち、給紙を行うトレイの選択情報として、給紙トレイ91よりも用紙の最大積載量が少ないバイパストレイ93が使用されることをEEPROM84が記憶しているものとして、以下の説明を行う。
なお、図5では、CPU81及びASIC85を1つずつ図示しているが、制御部8は、CPU81を1つだけ含み、この1つのCPU81が必要な処理を一括して行うものであってもよいし、CPU81を複数含み、これら複数のCPU81が必要な処理を分担して行うものであってもよい。また、制御部8は、ASIC85を1つだけ含み、この1つのASIC85が必要な処理を一括して行うものであってもよいし、ASIC85を複数含み、これら複数のASIC85が必要な処理を分担して行うものであってもよい。
[複合機及び携帯端末の動作]
次に、複合機1の特定キー(印刷スタートキー)28を操作してコピー動作、すなわち複合機1の読取部30で原稿を読み取ることによって生成された画像データを用いて、プリント部10での用紙への画像形成を行う場合の複合機1の動作の一例について、図6をさらに参照して説明する。以下に説明する動作は、複合機1の制御部8による制御に従って実行される。なお、以下の例では、特定キー28が最後に押下されてから1秒間押下がない時点でコピー枚数が確定されるものとする。
複合機1にコピー動作を行わせる場合、ユーザはまずプラテンガラス31の画像読取面に原稿を配置してから、モノクロ又はカラーの特定キー28を押下する。複合機1は、S1において、特定キー28が押下されたかを判断し、押下されたと判断すると(S1:YES)、印刷部数として「1」をRAM83に保存し、S2に進む。なお、特定キー28が押下されたと判断すると同時に、制御部8はタイマのカウントを始める。S2においては、読取部30が一次準備動作を開始する(一次準備動作開始処理)。本実施形態において、一次準備動作は、ダイレクコピーモードに対応しており、高解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第1制御パラメータを取得するために行われる。具体的には、読取デバイス33が上述したホームポジションにある状態において、所定の電流を光源43に流したとき及び光源43に電流を流さないときのそれぞれでイメージセンサ41で筐体11の所定の領域(例えば白領域と黒領域)を読み取って、その出力信号を制御部8で解析し、高解像度読取モードでの原稿の読み取りに適した各種の動作パラメータ(上述した光源43に流す電流値の調整パラメータなど)を取得する。
なお、本実施形態において、一次準備動作がダイレクコピーモードに対応した第1準備動作であるのは、給紙を行うトレイの選択情報として、給紙トレイ91よりも用紙の最大積載量が少ないバイパストレイ93が使用されることをEEPROM84が記憶しているからである。もし給紙を行うトレイの選択情報として給紙トレイ91が使用されることをEEPROM84が記憶している場合には、一次準備動作がメモリコピーモードに対応した第2準備動作(変形例2参照)となる。
S2において一次準備動作の開始後、特定キー28がさらに押下されたかを判断する(S3)。押下されていない場合(S3:NO)、一次準備動作が完了したかを判断する(S4)。完了していない場合(S4:NO)、S3に戻る。なお、本実施形態は、一次準備動作が開始から1秒(つまりコピー枚数確定のための所定時間)以内で完了することを前提としている。つまり、S3において特定キー28が押下されたと判断された場合には、その押下はS1での押下から1秒以内に行われたものであり、S1での押下によって出力された信号からS3での押下によって出力された信号までの間隔は1秒以内である。一次準備動作が完了すると(S4:YES)、一次準備動作において取得された第1動作パラメータをEEPROM84に記憶する(S5)。
そして、S6において、第1動作パラメータを用いた高解像度読取モードでの読取部30による原稿の読み取りを開始する。読み取りによって生成された画像データはRAM83に保存される。なお、本実施形態において、ダイレクトコピー及びメモリコピーのいずれのモードでも、原稿の読み取りに要する時間は1秒よりも長い。S7では、特定キー28が押下されたかを判断し、押下されていない場合(S7:NO)、S8において、S1での特定キー28の押下から1秒経過したか(タイムアウトしたか)を判断する。1秒経過していない場合(S8:NO)、S7に戻って特定キー28が押下されたかを繰り返して判断する。また、特定キー28が押下された場合(S7:YES)、印刷部数が2以上と判断し(判断処理)、後述するS13に進む。この場合も、S1での押下によって出力された信号からS7での押下によって出力された信号までの間隔は1秒以内である。なお、S7からS13に進む場合は、S6で開始した読取処理が完了していないため、本発明において読取処理が実行されたとは見なさない。
1秒経過していた場合(S8:YES)、特定キー28がS1で押下されてから1秒間押下がなかったことになるので、S9において、印刷部数が「1」であると判断し且つ印刷部数を「1」に決定する(判断処理及び決定処理)。また、S6で開始された読取部30での画像の読み取りによって形成された高解像度の画像データに基づいて、S9において1部の印刷をプリント部10が開始する。このとき、読取部30での画像の読み取りは継続中である。また、RAM83に保存された画像データは、印刷が終わったものから順に消去される。
そして、S10において原稿読取が完了した後(S6~S10が読取処理)、S11において1部の印刷が完了し(S9~S11が記録処理)、ダイレクトコピーモードでのコピー動作が終了する。
S3に戻って、一次準備動作の完了前に特定キー28がさらに押下された場合(S3:YES)、S12において、印刷部数が2部以上であると判断し(判断処理)、S2で開始した一次準備動作を中断する。具体的には、光源43への電流供給を中止し、途中まで行っていた演算を中止する。そして、S13においてタイマをリセットし、印刷部数を+1(ここでは2になる)する。なお、S7から移行してS13を実行する場合には、さらに、RAM83に保存された画像データが削除される。
S14では、読取部30が二次準備動作を開始する(二次準備動作開始処理)。本実施形態において、二次準備動作は、メモリコピーモードに対応しており、低解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第2制御パラメータを取得するために行われる。具体的な動作は上述したダイレクトコピーモードのときと同じである。
そして、S15において、特定キー28が押下されたかを判断する。押下されていない場合(S15:NO)、二次準備動作が完了したかを判断する(S17)。完了していない場合(S17:NO)、S15に戻る。なお、本実施形態は、二次準備動作が開始から1秒(つまりコピー枚数確定のための所定時間)以内で完了することを前提としている。一方、押下された場合(S15:YES)、S16において、タイマをリセットし、印刷部数を+1し、S15に戻って特定キー28が押下されたかを繰り返して判断する。この場合も、S3、S7又はS15での直前の特定キー28の押下によって出力された信号からS15での押下によって出力された信号までの間隔は1秒以内である。
二次準備動作が完了すると(S17:YES)、二次準備動作において取得された第2動作パラメータをEEPROM84に記憶する(S18)。
そして、S19において、第2動作パラメータを用いた低解像度読取モードでの読取部30による原稿の読み取りを開始する。続いて、S20では、原稿の読み取りが完了したかを判断する(S19~S20が読取処理)。
完了していない場合(S20:NO)、S21において、S13又はS16でのタイマリセット、つまり最後の特定キー28の押下から1秒経過したかを判断する。1秒経過した場合(S21:YES)、S20に戻って原稿の読み取りが完了したかを繰り返して判断する。1秒経過していない場合(S21:NO)、S22において特定キー28がさらに押下されたかを判断する。押下されていない場合(S22:NO)、S20に戻って原稿の読み取りが完了したかを繰り返して判断する。一方、特定キー28が押下された場合(S22:YES)、S23においてタイマをリセットし、印刷部数を+1してS20に戻る。この場合も、S3、S7、S15又はS22での直前の特定キー28の押下によって出力された信号からS22での押下によって出力された信号までの間隔は1秒以内である。
原稿の読み取りが完了したと判断すると(S20:YES)、S24において、S19からS20における読取部30での画像の読み取りによって形成された低解像度の画像データに基づいて、この時点でRAM83に記憶されている印刷部数の印刷をプリント部10が開始する。続いて、S25では、この時点でRAM83に記憶されている印刷部数の印刷が完了したかを判断する(S24~S25が記録処理)。印刷が完了していない場合には(S25:NO)、S26において、S13、S16、S23又は後述するS29でのタイマリセット、つまり最後の特定キー28の押下から1秒経過したかを判断する。1秒経過していた場合(S26:YES)、S27において、印刷部数を2以上の特定キー28の押下回数に決定し(決定処理)、S25に戻る。
1秒経過していない場合(S26:NO)、S28において特定キー28がさらに押下されたかを判断する。押下されていない場合(S28:NO)、S25に戻って印刷が完了したかを繰り返して判断する。一方、特定キー28が押下された場合(S28:YES)、S29においてタイマをリセットし、印刷部数を+1してS20に戻る。この場合も、S3、S7、S15、S22又はS28での直前の特定キー28の押下によって出力された信号からS28での押下によって出力された信号までの間隔は1秒以内である。
印刷が完了した場合には(S25:YES)、特定キー28の押下回数に応じた複数枚のメモリコピーモードでのコピー動作が終了する。
このように、本実施形態では、S9で印刷部数が確定するよりも前に、S2において一次準備動作を開始するので、印刷部数が1枚であってS2で開始した一次準備動作に適合していれば、S1での特定キー28の押下からS11での印刷完了までに要する時間を短くすることができる。また、印刷部数が2枚以上であってS2で開始した一次準備動作に適合していなくても、S27で印刷部数が確定するよりも前にS14において二次準備動作を開始するので、この場合においても、S1での特定キー28の押下からS25での印刷完了までに要する時間を短くすることができる。
また、本実施形態では、S3において特定キー28が押下されたと判断した場合に(S3:YES)、S12において一次準備動作を中断している。この中断によって不要となった一次準備動作が完了するのを待つ必要が無く二次準備動作を開始することができるので、印刷部数が一次準備動作に適合したものでない場合に(本実施形態では2部以上の場合)、印刷完了(S25:YES)までに要する時間をさらに短くすることができる。
また、本実施形態では、S4で一次準備動作が完了したと判断された後であってタイムアウトする前に特定操作キー28が押下されることがある。そして、一次準備動作が完了したと判断されると(S4:YES)、直ちに高解像度読取モードでの読取処理を開始し(S6)、タイムアウトするまでは特定操作キー28が押下されることによる印刷部数の追加を許容している(S7:YES、S13)。このように、本実施形態では、印刷部数が1部又は2部以上のいずれであるかを判断するよりも前にS6において高解像度読取モードでの読取処理を開始しているので、ダイレクトコピーモードにおける印刷完了(S11)までに要する時間を短くすることができる。
さらに、本実施形態では、制御部8は、上述した説明から理解できるように、S1において最初に特定キー28から出力された信号から、隣接する信号との間隔が1秒を超えない範囲となるように特定キー28から出力された信号の数を印刷部数として決定している(S9,S27)。これにより、簡易な構造を有する1つの特定キー28を信号出力部として用いることができる。
そして、S6からS10とS19からS20の読取処理及びS24からS25の記録処理の実行中においても、隣接する信号との間隔が1秒を超えない範囲で特定キー28から信号が出力された場合には、記録部数を追加している。このようにすることで、本実施形態に係る複合機1は、ユーザにとって利便性の高いものとなっている。
また、本実施形態では、EEPROM84が給紙を行うトレイの選択情報として、給紙トレイ91よりも用紙の最大積載量が少ないバイパストレイ93が使用されることを記憶しており、一次準備動作として第1準備動作を行う。これは、バイパストレイ93からの給紙が行われる場合には比較的印刷部数が少ないことが多く、特定キー28の押下によって決定される印刷部数が第1準備動作に適合したものとなる可能性が高くなるため、記録完了までに要する時間を短くすることができる可能性がより高くなるからである。
[変形例1]
次に、図7を参照して上述した実施形態の変形例1について説明する。変形例1は、一次準備動作及び二次準備動作が開始から1秒(つまりコピー枚数確定のための所定時間)よりも長い時間で完了することを前提としている。以下の説明では、上述した実施形態との相違点を中心として説明する。
図7において、一次準備動作の完了前に特定キー28がさらに押下された場合(S3:YES)、S31に進む。S31では、S1での特定キー28の押下から1秒経過したかを判断する。1秒経過していた場合(S31:YES)、特定キー28の当該押下によって印刷部数が+1されることなく、S4に戻って一次準備動作が完了したかを判断する。一次準備動作が完了すると(S4:YES)、S5’において、印刷部数が「1」であると判断し且つ印刷部数を「1」に決定し(判断処理及び決定処理)、さらに一次準備動作において取得された第1動作パラメータをEEPROM84に記憶する。
そして、S6において、第1動作パラメータを用いた高解像度読取モードでの読取部30による原稿の読み取りを開始する。その後、上述した実施形態で説明したS7及びS8を行わずに、S6で開始された読取部30での画像の読み取りによって形成された高解像度の画像データに基づいて、S9’において1部の印刷をプリント部10が開始する。その後は、印刷完了(S11)まで上述した実施形態と同様の処理を行う。
1秒経過していた場合(S31:NO)、S12において、印刷部数が2部以上であると判断し(判断処理)、S2で開始した一次準備動作を中断する。その後は、S13、S14及びS15と上述した実施形態と同様の処理を行ってから、S32において、S13又はS16でのタイマリセット、つまり最後の特定キー28の押下から1秒経過したかを判断する。1秒経過した場合(S32:YES)、S15に戻って特定キー28が押下されたかを繰り返して判断する。1秒経過していない場合(S32:NO)、S16においてタイマをリセットし、印刷部数を+1し、S15に戻って特定キー28が押下されたかを繰り返して判断する。以後、印刷完了(S25:YES)まで上述した実施形態と同様の処理を行う。
本実施形態においても、S5’で印刷部数が確定するよりも前に、S2において一次準備動作を開始するので、印刷部数が1枚であってS2で開始した一次準備動作に適合していれば、S1での特定キー28の押下からS11での印刷完了までに要する時間を短くすることができる。また、印刷部数が2枚以上であってS2で開始した一次準備動作に適合していなくても、S27で印刷部数が確定するよりも前にS14において二次準備動作を開始するので、この場合においても、S1での特定キー28の押下からS25での印刷完了までに要する時間を短くすることができる。その他、上述した実施形態で説明したいくつかの効果を得ることができる。
[変形例2]
次に、図8を参照して上述した実施形態の変形例2について説明する。変形例2は、上述した実施形態において、一次準備動作開始処理で第2準備動作を開始し且つ二次準備動作開始処理で第1準備動作を開始するものである。また、変形例2では、上述した実施形態と同じく、一次準備動作及び二次準備動作が開始から1秒(つまりコピー枚数確定のための所定時間)未満で完了することを前提としている。以下の説明では、上述した実施形態との相違点を中心として説明する。
まず、S51で特定キー28が押下されたと判断すると(S51:YES)、印刷部数として「1」をRAM83に保存し、S52に進む。なお、特定キー28が押下されたと判断すると同時に、制御部8はタイマのカウントを始める。S52においては、読取部30が一次準備動作を開始する(一次準備動作開始処理)。本実施形態において、一次準備動作は、メモリコピーモードに対応しており、低解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第2制御パラメータを取得するために行われる。
なお、本実施形態において、一次準備動作がメモリコピーモードに対応しているのは、EEPROM84が給紙を行うトレイの選択情報として、バイパストレイ93よりも用紙の最大積載量が多い給紙トレイ91が使用されることを記憶しているからである。
S52において一次準備動作の開始後、特定キー28がさらに押下されたかを判断する(S53)。押下されていない場合(S53:NO)、一次準備動作が完了したかを判断する(S54)。完了していない場合(S54:NO)、S53に戻る。S53において特定キー28が押下されたと判断した場合に(S3:YES)、S55において、タイマをリセットし、印刷部数を+1してからS54に進む。一次準備動作が完了すると(S54:YES)、一次準備動作において取得された第2動作パラメータをEEPROM84に記憶する(S56)。
そして、S57において、第2動作パラメータを用いた低解像度読取モードでの読取部30による原稿の読み取りを開始する。読み取りによって生成された画像データはRAM83に保存される。なお、本実施形態において、ダイレクトコピー及びメモリコピーのいずれのモードでも、原稿の読み取りに要する時間は1秒よりも長い。S58では、S51又はS53での特定キー28の押下から1秒経過したか(タイムアウトしたか)を判断する。1秒経過していない場合(S58:NO)、S59において特定キー28が押下されたかを判断し、押下されていない場合(S59:NO)、S61に進む。
また、特定キー28が押下された場合(S59:YES)、S60において、タイマをリセットし、印刷部数を+1してからS61に進む。続いて、S61では、原稿の読み取りが完了したかを判断する(S57~S61が読取処理)。完了していない場合(S61:NO)、S58に戻って1秒経過したかを繰り返して判断する。
1秒経過していた場合(S58:YES)、S62(判断処理)において、印刷部数が2以上として記憶されているか、つまりタイムアウトまでに特定キー28が2回以上押下されたかを判断する。印刷部数が2以上であれば(S62:YES)、S61に進み、印刷部数が1であれば(S62:NO)、S63に進む。S63においては、印刷部数を「1」に決定し(決定処理)、さらにS57で開始した原稿の読み取りを中断する。なお、S62からS63に進む場合は、S57で開始した読取処理が完了していないため、本発明において読取処理が実行されたとは見なさない。
なお、S61で原稿の読み取りが完了したかと判断されると(S61:YES)、S24に進む。S24以降はS25で印刷完了と判断されるまで上述した実施形態と同じ処理を行うので、説明を省略する。
そして、S64では、読取部30が二次準備動作を開始する(二次準備動作開始処理)。本実施形態において、二次準備動作は、ダイレクトコピーモードに対応しており、高解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第1制御パラメータを取得するために行われる。続いて、二次準備動作が完了したかを判断する(S65)。完了すると(S65:YES)、S66に進んで、二次準備動作において取得された第1動作パラメータをEEPROM84に記憶する(S66)。
そして、S67において、第1動作パラメータを用いた高解像度読取モードでの読取部30による原稿の読み取りを開始する。読み取りによって生成された画像データはRAM83に保存される。続いて、S67で開始された読取部30での画像の読み取りによって形成された高解像度の画像データに基づいて、S68において1部の印刷をプリント部10が開始する。このとき、読取部30での画像の読み取りは継続中である。また、RAM83に保存された画像データは、印刷が終わったものから順に消去される。
そして、S69において原稿読取が完了した後(S67~S69が読取処理)、S70において1部の印刷が完了し(S68~S70が記録処理)、メモリコピーモードでのコピー動作が終了する。
このように、本変形例では、S27で印刷部数が確定するよりも前に、S2において一次準備動作を開始するので、印刷部数が2枚以上であってS2で開始した一次準備動作に適合していれば、S1での特定キー28の押下からS25での印刷完了までに要する時間を短くすることができる。なお、本変形例では、印刷部数が1枚であってS2で開始した一次準備動作に適合していない場合、S63で印刷部数が確定したのとほぼ同時にS64において二次準備動作を開始するので、従来よりも印刷完了までに要する時間が長くなることはない。その他、上述した実施形態で説明したいくつかの効果を得ることができる。
[その他の変形例]
その他、上述した実施形態は、以下のように変更することが可能である。
・最初に特定キー28が押下されたときに第1及び第2のどちらの準備動作を行うかは、給紙を行うトレイの選択情報以外の設定情報に応じて決定してもよい。
・最初に特定キー28が押下されたときに第1及び第2のどちらの準備動作を行うかは、設定情報以外の要因によって決められてもよい。たとえば、常に第1準備動作を行うとしてもよい。
・図6及び図8においてS4及びS54で一次準備動作が完了してからタイムアウトを待たずにS6及びS57で原稿読み取りを開始するのではなく、タイムアウトを待って原稿読み取りを開始してもよい。
・判断処理及び決定処理は、特定キー28から出力された信号パターン、例えば特定キー28の押下継続時間に基づいて行ってもよい。
・本発明において、操作キー28以外の信号出力部が用いられてもよく、例えば信号出力部がテンキー又はタッチパネルであってもよい。つまり、信号出力部としては、出力された信号パターンによって、記録部数が所定部数未満又は以上のいずれかを判断でき、連続した記録部数を決定することができるものであればよい。
・上述した変形例1(図7)において、一次準備動作開始処理で第2準備動作を開始し且つ二次準備動作開始処理で第1準備動作を開始してもよい。
・上述した実施形態に係る複合機1はEEPROMとRAMとを有しているが、どちらか一方だけを有していてもよい。
・S12での一次準備動作の中断を行わず、一次準備動作をそのまま継続してもよい。
・部数の追加は読取処理及び記録処理中には受け付けないとしてもよい。
・準備動作で取得される制御パラメータは、上述した実施形態で説明したもの以外を含んでいてよい。
・上述の実施形態では、ノズルから吐出されたインクによって画像の記録を行うインクジェット式の画像記録部を有する複合機を例に説明したが、本発明は、例えばレーザ式などインクジェット式以外の記録形式の記録部を有する画像形成装置にも適用することが可能である。
1 複合機(画像形成装置)
6 記録部
7 搬送部
8 制御部
10 プリント部(記録部)
28 操作キー(信号出力部)
30 読取部
41 イメージセンサ
84 EEPROM(設定情報記憶部)
91 給紙トレイ
93 バイパストレイ

Claims (8)

  1. ユーザー操作に応じた信号を出力する信号出力部と、
    原稿を読み取って、第1解像度及び前記第1解像度よりも低い第2解像度のいずれかを有する画像データを生成する読取部と、
    記録媒体に画像を形成する記録部と、
    前記読取部及び前記記録部を制御する制御部とを備えた画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    (a)前記信号出力部から信号が出力されたことをトリガとして、前記第1解像度に対応した高解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第1制御パラメータを取得する第1準備動作、又は、前記第2解像度に対応した低解像度読取モードでの原稿の読み取りのための第2制御パラメータを取得する第2準備動作を開始するように、前記読取部を制御する一次準備動作開始処理と、
    (b)前記第1準備動作又は前記第2準備動作が前記一次準備動作開始処理によって開始された後に、前記信号出力部から出力された信号パターンに基づいて、前記記録部によって行われる連続した記録部数が所定部数未満又は以上のいずれであるかを判断する判断処理と、
    (c1)前記一次準備動作開始処理で前記第1準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数未満と判断された場合に、当該第1準備動作によって取得された前記第1制御パラメータを用いた前記高解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、
    (c2)前記一次準備動作開始処理で前記第1準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数以上と判断された場合に、前記第2準備動作を開始するように、前記読取部を制御する二次準備動作開始処理、及び、当該第2準備動作によって取得された前記第2制御パラメータを用いた前記低解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、
    (c3)前記一次準備動作開始処理で前記第2準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数以上と判断された場合に、当該第2準備動作によって取得された前記第2制御パラメータを用いた前記低解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、並びに、
    (c4)前記一次準備動作開始処理で前記第2準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数未満と判断された場合に、前記第1準備動作を開始するように、前記読取部を制御する二次準備動作開始処理、及び、当該第1準備動作によって取得された前記第1制御パラメータを用いた前記高解像度読取モードで前記読取部に原稿を読み取らせて画像データを生成させる読取処理、
    のいずれかの処理と、
    (d)前記信号出力部から出力された信号パターンに基づいて、前記記録部によって行われる連続した記録部数を決定する決定処理と、
    (e)前記読取処理において生成された画像データに基づいて、前記決定処理で決定された前記記録部数の記録媒体に、前記記録部により画像を形成させる記録処理とを実行する画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    (c2)の前記二次準備動作開始処理において、前記一次準備動作開始処理で前記第1準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数以上と判断された場合に、当該第1準備動作が完了していなければ、当該第1準備動作を中断してから、前記第2準備動作を開始するように、前記読取部を制御し、
    (c4)の前記二次準備動作開始処理において、前記一次準備動作開始処理で前記第2準備動作が開始され且つ前記判断処理において記録部数が前記所定部数未満と判断された場合に、当該第2準備動作が完了していなければ、当該第2準備動作を中断してから、前記第1準備動作を開始するように、前記読取部を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記決定処理において、最初に前記信号出力部から出力された信号から、隣接する信号との間隔が所定時間を超えない範囲となるように前記信号出力部から出力された信号の数に応じて記録部数を決定する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記決定処理において、(c2)又は(c4)の前記読取処理及びその後の前記記録処理の実行中においても、隣接する信号との間隔が前記所定時間を超えない範囲で前記信号出力部から信号が出力された場合には、記録部数を追加する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置の動作に関してユーザが設定可能な設定情報を記憶する設定情報記憶部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記設定情報記憶部に記憶された設定情報に応じて、前記一次準備動作開始処理において、前記第1準備動作及び前記第2準備動作のいずれかを開始するように、前記読取部を制御する請求項1~4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録部に記録媒体を供給する複数の給紙部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記複数の給紙部のうちで記録媒体の最大積載量が最も少ないものが使用されることが前記設定情報記憶部に前記設定情報として記憶されている場合、前記一次準備動作開始処理において、前記第1準備動作を開始するように、前記読取部を制御する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1準備動作及び前記第2準備動作で取得される前記第1制御パラメータ及び前記第2制御パラメータが、前記読取部内の光源に流す電流値、ADコンバータの基準電圧、及び、白黒濃度補正パラメータの少なくともいずれか1つを含む請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記一次準備動作開始処理で開始された前記第1準備動作又は前記第2準備動作の完了までに前記判断処理が行われなかった場合に、前記判断処理が実行されるのを待たずに、(c1)又は(c3)の前記読取処理を開始するように前記読取部を制御し、その後、前記判断処理において(c1)又は(c3)で規定されたのとは異なる判断がなされた場合に、それぞれ(c2)又は(c4)の前記二次準備動作開始処理及び前記読取処理を開始するように前記読取部を制御する請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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