JP2007082129A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット画像形成装置を有する画像形成装置において、有効記録領域判定を最小限に省略することにより、印刷速度を高める。
【解決手段】画像形成装置で、操作部4から複数の高速モードを指定できるようにする。高速モードを指定した際の読取範囲は、例えば、上下左右を同じだけ除いた範囲とする。高速モードに対応する読取範囲のパラメータを設定でき、予めNVRAM9に登録することもできる。高速モードでは、スキャナ制御部1は、読取原稿の周辺部をスキャンしない。さらに、読取り時の濃度を低下させて、下地のデータや原稿上の小さなゴミを読み飛ばすことにより、さらに高速化する。通常に読み取って、印字部3で印字用紙の周辺部の書込みを行わないようにすることもできる。このようにして、原稿の読取時間と印字時間を短くして高速に複写することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、原稿を読み取る読取範囲及び出力範囲を変更可能にした画像形成装置に関する。
画像形成装置として、例えばインクジェット記録方式を採用した複写機システムにおいては、読取り部でスキャンされたデータの量によって、複写の速度が大きく変わる。すなわち、読取り部でのデータの有効領域が大きければ、印字の速度が低下する。読取り部でのデータの有効領域が小さければ、印字の速度は高くなる。読み取り時に、有効領域を自動的に認識するための方法としては、孤立点を除去する方法や、読取り濃度を自動的に最適化する方法などがある。以下に、印刷速度の向上に関する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「画像入出力装置」は、原稿読取りの際、画像データの変倍率とその転送先とに応じて、画像デ−タの読取り走査を変更することにより、画像データの読取り及び転送時間を短縮した画像入出力装置である。読取りセンサは、原稿幅に対して狭小な読取り幅を有し、1次元に配列された読取り素子を備える。読取りセンサは、原稿画像の主走査及び副走査方向に走査して、原稿画像を読み取る。この時、原稿画像データの変倍率を設定する設定手段により設定された変倍率に基づき、読取りセンサにより読み取った画像データを変倍する。ファクシミリ送信モード時には、その設定された変倍率に拘らず、走査手段による読取りセンサの走査量を一定にして原稿画像を読取るように動作する。
特許文献2に開示された「インクジェットプリンタ」は、ファクシミリ通信に使用するスーパーファインモード及びファインモードに対応することができるとともに、印字速度を速くできるインクジェットプリンタである。データ読取部で、入力された印字データがスーパーファインモードであるかファインモードであるかを判定する。切換部で、その判定に従い、送り制御部とヘッド駆動制御部を高速モードか低速モードに切り換える。低速モードの場合には、往路走査で奇数ドットを印字し、復路走査で偶数ドットを印字する。高速モードでは、片道走査で1ラインの印字を行う。インクジェットプリントヘッドのノズルの配置を1/7.7mmの間隔で配置する。副走査方向のノズル列の長さを、従来の倍とする。ファインモードの場合に高速モードとすれば、半分の時間で印字することができる。
特許文献3に開示された「原稿画像を予め読み込んで最適印刷を行うインクジェット複写機の操作方法」は、余白部分をあらかじめ認識することにより、印刷性能を向上させる方法である。原稿画像は、あらかじめ余白部分を特定するために、高速かつ低解像度でスキャンされる。特定された原稿画像の余白部分が十分な大きさである場合は、印刷ヘッドは、印刷する際に、当該余白部分をスキップするように制御される。原稿画像がハーフトーンのものや、カラーでない部分を有するものにも、応用可能である。例えば、コピーする際に、スキャナで原稿をプリスキャンすることにより、有効記録領域外(余白領域)を判定する。これにより、領域外の印字をスキップすることができる。大量に複写する場合に適応すると、コストアップなく高速化できる。
特開平05-14610号公報 特開平07-214762号公報 特開平11-138790号公報
しかし、従来の印刷速度向上方法には、次のような問題がある。ほとんどが数枚を出力するような用途の場合は、かえって印刷速度を低下させることとなる。コストアップとなる判断回路を必要とするため、低価格な製品には採用することができない。微妙な調整が必要となるために、ユーザの様々な要求の原稿に対応できない場合がある。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、画像形成装置において、印刷速度を高めることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、原稿を読み取る読取手段と、読取モードの設定を受け付ける読取モード設定受付手段と、前記読取モード設定受付手段により受け付けた設定を判断する読取モード判断手段と、前記読取モード判断手段の判断結果に基づいて、前記画像読取手段が原稿を読み取る範囲を変更する読取範囲変更手段とを備えた構成とした。また、画像読取手段が原稿を読み取る範囲を上下左右同じ距離だけ狭める読取範囲変更手段を備えた。さらに、画像読取手段が原稿を読み取る際の画像濃度を変更する読取濃度画像変更手段を備えた。
上記のように構成したことにより、原稿の読取時間と印字時間を短くして高速に複写することができる。また、画像濃度を低下させて下地のデータや原稿上の小さなゴミを読み飛ばすことにより、さらに高速化できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例は、高速モードが指定されたことに応じて、通常の読取範囲より内側の範囲を読み取る、つまり上下左右に同じ距離だけ狭めて読み取るように、画像読取手段を制御するインクジェット記録方式を用いた画像形成装置である。
図1は、本発明の実施例における画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。図1において、スキャナ制御部1は、原稿データを読み取るためのスキャナ装置を制御する部分である。ファクシミリ制御部2は、ファクシミリ機能を実現するための部分である。印字部3は、ラスター画像のレンダリング処理や記録紙の搬送を行なって印字するインクジェット制御部である。操作部4は、ユーザが操作を行う部分である。マイコン5は、画像形成装置全体を制御し管理する部分である。スキャナ6は、原稿を光学的に読み取る手段である。紙搬送部7は、印刷用紙を搬送する手段である。記録ヘッド8は、インクジェット記録方式の印字ヘッドである。NVRAM9は、設定データなどを記憶するための不揮発性メモリである。バス10は、各処理部のデータを相互に転送するための信号母線である。
図2は、指定されたモードに応じて原稿の読取範囲を変える処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図3は、指定されたモードに応じて原稿の読取濃度を変える処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図4は、複数の高速モードを設け、指定されたモードに応じて原稿の読取範囲を変える処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図5は、複数の高速モードを設け、指定されたモードに応じて、原稿の読取範囲を上下左右一律に縮めるように変える処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図6は、複数の高速モードを設け、指定されたモードに応じて、原稿の読取範囲を指定範囲とする処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図7は、複数の高速モードを設け、指定されたモードに応じて原稿の印字範囲を変える処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図8は、複数の高速モードを設け、指定されたモードに応じて、原稿の印字範囲を上下左右一律に縮めるように変える処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。図9は、複数の高速モードを設け、指定されたモードに応じて、原稿の印字範囲を指定範囲とする処理を含む複写処理手順を示す流れ図である。
上記のように構成された本発明の実施例における画像形成装置の機能と動作を説明する。特に、画像形成装置における複写機構を例として説明する。最初に、図1を参照しながら、画像形成装置の機能の概略を説明する。スキャナ制御部1は、スキャナ6を制御して、原稿データを読み取る。スキャナ6は、原稿から反射される光を、CCDなどの光電素子に蓄積し、階調のある画像を読み取る。ファクシミリ送信時は、ファクシミリ制御部2の制御により、スキャナ制御部1において画像を読取り、送信を行う。受信時は、ファクシミリ制御部2で受信したデータを、インクジェット制御部(印字部3)に送って印刷する。インクジェット制御部(印字部3)は、ラスター画像のレンダリング処理や記録紙の搬送を行なって印字する。ユーザは、操作部4を操作して、高速モードや通常モードを指示する。
次に、図2を参照しながら、高速モードで一定の狭い範囲を読み取る場合の処理手順を説明する。ステップ1において、高速モードが指定された否かをチェックする。操作部4において、ユーザが高速モードを指定すると、ステップ2において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲より狭い、予め決められた内側の範囲を読み取るように制御する。通常では主走査で210mmだけ読み取るが、例えば、左右2mmずつ削って、206mmだけ読み取るように制御する。また、通常では副走査で297mmだけ読み取るが、上下2mmずつ削って、293mmだけ読み取るように制御する。よって、通常の210mm×297mmの読取範囲が、206mm×293mmの読取範囲となる。ユーザが通常モードを指定すると、ステップ3において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲を読み取るように制御する。ステップ4においてレンダリングを行う。
高速モードでは、上下左右2mmずつのデータがないので、印字する際に、インクジェット制御部(印字部3)は、上下左右2mm内側に印字する。または、読み取る際に、2mmずつ内側のデータを有効データとし、外側は白データとする。210mm×297mmのデータとする場合、インクジェット制御部(印字部3)は、印字する際に、210mm×297mmのデータとして印字するが、外側の2mmのデータがないので、印字速度を高めることができる。左右にデータがないので、インク吐出を行うヘッドが動作する範囲が狭くなり、主走査印字する時間が短くなる。このように主走査印字を行うために、副走査方向の用紙送りの時間間隔が短くなり、印字速度を高めることができる。また、上下にデータがないので、最初の主走査の印字を行う位置まで用紙をスキップでき、主走査する回数を減らすことができる。このように、ユーザが高速モードを指定するだけで、簡単かつ確実に印字速度を高めることができる。
次に、図3を参照しながら、高速モードで読取濃度を薄くする場合の処理手順を説明する。ステップ11において、高速モードが指定された否かをチェックする。操作部4において、ユーザが高速モードを指定すると、ステップ12において、スキャナ制御部1は、通常の読取濃度より薄い、予め決められた濃度で読み取るように制御する。すなわち、読取濃度を薄くして、ゴミや原稿の下地をデータとして読み取らないようにする。濃度指定方法としては、例えば、ユーザが操作する際に、濃度を指定する方法がある。または、一番低い濃度に自動的に変更する方法としてもよい。ただし、ユーザが濃度を指定してから高速モードを指定した場合は、濃度の変更は行わないようにする。ユーザが通常モードを指定すると、ステップ13において、スキャナ制御部1は、通常の読取り濃度で読み取るように制御する。これ以降の手順は、図2の手順と同じである。このようにして、下地のデータや原稿上の小さなゴミを読み飛ばすことができる。つまり、原稿の本来白い部分が白と認識されるので、インク吐出を行うヘッドの動作する範囲を、本来の印字したいデータの範囲に収めることができる。よって、ユーザが高速モードを指定するだけで、印字速度をさらに高めることができる。
次に、図4を参照しながら、高速モードを複数設けた場合の処理手順を説明する。ユーザが指定可能な高速モードを複数もつ場合は、読取り範囲の設定は、例えば、次のようにする。高速モード1では、原稿を読取る際に発生する原稿の厚みによる影などの、縁部分に発生しやすいデータを読み取らないようにする。もしくは、読み取っても、白いデータで上書きできるようにする。高速モード2では、高速モード1よりさらに内側のデータを読み取るようにする。原稿には余白があるので、影が発生しやすい範囲よりもさらに内側を読み取る。もしくは、読み取った範囲の縁の部分を、白いデータで上書きするようにする。
ステップ21において、どのモードが指定されたかをチェックする。高速モード1が指定された場合は、ステップ22において、スキャナ制御部1は、原稿端部の影などの映込みが無い範囲を有効データとなるように読み取るように制御する。高速モード2が指定された場合は、ステップ23において、スキャナ制御部1は、原稿余白相当の範囲を有効データとなるように読み取るように制御する。ユーザが通常モードを指定すると、ステップ24において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲を読み取るように制御する。これ以降の手順は、図2の手順と同じである。このようにして、最低限高速化できる設定と、より大胆に高速化できる設定を設けることで、ユーザの利便性をあげることができる。
次に、図5を参照しながら、高速モードを複数設けて上下左右の同じ幅だけ除いて読み取る場合の処理手順を説明する。ステップ31において、どのモードが指定されたかをチェックする。操作部4において、ユーザが高速モード1を指定すると、ステップ32において、スキャナ制御部1は、原稿端部の影などの映込みが無い範囲を有効データとなるように読み取るように制御する。その際に、上下左右とも同じ量だけ内側にする。ユーザが高速モード2を指定すると、ステップ33において、スキャナ制御部1は、原稿余白相当の範囲を有効データとなるように読み取るように制御する。その際に、上下左右とも同じ量だけ内側にする。ユーザが通常モードを指定すると、ステップ34において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲を読み取るように制御する。これ以降の手順は、図2の手順と同じである。上下左右同じ量のデータが読み取られないようにすることで、高速モードを指定するときの制約をユーザが理解しやすくなる。つまり、原稿の置き方に迷うことなく、原稿の端部が同じように読み取られないことを簡単に理解することができる。
次に、図6を参照しながら、高速モードでの読取範囲を指定する場合の処理手順を説明する。高速モードに、ユーザが読取範囲を指定できるモードを設ける。そのモードが選択された際には、上下左右の範囲を指定して設定できる。もしくは、原稿の端部から指定量を一律に除くように設定できる。また、不揮発性メモリに、その設定内容を記憶することにより、次回選択時に同じ設定で高速モード指定ができる。ユーザが読取範囲を指定できるので、ユーザのよく使う原稿に合わせた設定が可能となり、利便性を高めることができる。
ステップ41において、どのモードが指定されたかをチェックする。操作部4において、ユーザが高速モード1を指定すると、ステップ42において、スキャナ制御部1は、原稿端部の影などの映込みが無い範囲を有効データとなるように読み取るように制御する。その際に、上下左右とも同じ量だけ内側にする。ユーザが高速モード2を指定すると、ステップ43において、ユーザが上下左右の読取範囲を指定すると、不揮発性メモリにその設定内容が記憶される。スキャナ制御部1は、指定された範囲を有効データとなるように読み取るように制御する。ユーザが通常モードを指定すると、ステップ44において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲を読み取るように制御する。これ以降の手順は、図2の手順と同じである。
次に、図7を参照しながら、書込みを高速モードで実行する場合の処理手順を説明する。インクジェット制御部(印字部3)は、ユーザが高速モードを指定すると、予め設定された範囲の中にしかデータがないものとして、少なくとも外側のデータは無視してよいものとして印字範囲を決定する。左右にデータがないものとしてレンダリング処理を行うことができるので、インク吐出を行うヘッドが動作する範囲が狭くなり、主走査印字する時間が短くなる。このように主走査印字を行うので、副走査方向の用紙送りの時間間隔が短くなり、印字速度を高めることができる。また、上下にデータがないものとしてレンダリング処理を行うことができるので、最初の主走査の印字を行う位置まで用紙をスキップでき、主走査する回数を減らすことができる。このように、ユーザが高速モードを指定するだけで、簡単な方法で確実に印字速度を高めることができる。また、最低限高速化できる設定と、より大胆に高速化できる設定を持たせることで、ユーザの利便性をあげることができる。
ステップ51において、スキャナ制御部1は、通常の読取範囲を読み取るように制御する。ステップ52において、どのモードが指定されたかをチェックする。高速モード1が指定されていれば、ステップ53において、インクジェット制御部(印字部3)は、用紙の端部のデータがないものとして、内側をレンダリングする。高速モード2が指定されていれば、ステップ54において、用紙の余白相当の内側をレンダリングする。通常モードが指定されていれば、データ全体をレンダリングする。
次に、図8を参照しながら、高速モード時に上下左右とも同じ量だけ内側に印字する場合の処理手順を説明する。操作部4において、ユーザが高速モードを指定すると、インクジェット制御部(印字部3)は、予め設定された印字範囲の中にしかデータがないものとして、少なくとも外側のデータは無視してよいものとして印字範囲を決定し、上下左右とも同じ量だけ内側に印字する。ステップ61において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲を読み取るように制御する。ステップ62において、どのモードが指定されたかをチェックする。高速モード1が指定されていれば、ステップ63において、インクジェット制御部(印字部3)は、用紙の端部のデータがないものとして、内側をレンダリングする。高速モード2が指定されていれば、ステップ64において、用紙の余白相当の内側をレンダリングする。その際、上下左右とも同じ量だけ内側に印字する。通常モードが指定されていれば、データ全体をレンダリングする。上下左右同じ量のデータが印字されなくなっている可能性があるという、ユーザが高速モードで動作するときの制約を理解しやすくなる。つまり、用紙の向きに関係なく、印字される用紙の端部が同じように印字されていない可能性があることを簡単に理解することができる。
図9を参照しながら、高速モード時に指定された範囲に印字する場合の処理手順を説明する。高速モードに、ユーザが印字範囲を指定することができるモードを設ける。そのモードを選択された際には、上下左右の印字範囲を設定できる。もしくは、印字される用紙の端部から一律に指定量を除いた範囲を印字範囲として指定することができる。また、不揮発性メモリにその設定内容を記憶することにより、次回選択時に同じ設定で高速モード指定ができる。ステップ71において、スキャナ制御部1は、通常の読取り範囲を読み取るように制御する。ステップ72において、どのモードが指定されたかをチェックする。高速モード1が指定されていれば、ステップ73において、インクジェット制御部(印字部3)は、用紙の端部のデータがないものとして、内側をレンダリングする。高速モード2が指定されていれば、ステップ74において、用紙の内側の指定された範囲をレンダリングする。その際、上下左右とも同じ量だけ内側に印字する。通常モードが指定されていれば、データ全体をレンダリングする。ユーザが印字範囲を指定できるので、ユーザのよく使う原稿やファクシミリの受信データに合わせた設定が可能となり、利便性を高めることができる。
上記のように、本発明の実施例では、インクジェット記録方式を用いた画像形成装置を、高速モードが指定されたことに応じて、通常の読取範囲より内側の範囲を読み取るように、画像読取手段を制御する構成としたので、印字速度を上げることができる。
なお、以上の説明はインクジェット方式の画像形成装置を例に採って説明したが、本発明はこれに限るものではなく、他の方式の画像形成装置出あってもよいことは勿論である。
本発明の画像形成装置は、高速に複写などを行う装置として最適である。
本発明の実施例における画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例における画像形成装置の処理モードで原稿読取範囲を変える処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置の処理モードで原稿読取濃度を変える処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置に複数の高速モードを設け、処理モードで原稿読取範囲を変える処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置に複数の高速モードを設け、原稿読取範囲を上下左右一律に縮める高速モードを含む処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置に複数の高速モードを設け、原稿読取範囲を指定できる高速モードを含む処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置に複数の高速モードを設け、処理モードで印字範囲を変える処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置に複数の高速モードを設け、印字範囲を上下左右一律に縮める高速モードを含む処理手順を示す流れ図である。 本発明の実施例における画像形成装置に複数の高速モードを設け、印字範囲を指定できる高速モードを含む処理手順を示す流れ図である。
符号の説明
1・・・スキャナ制御部、2・・・ファクシミリ制御部、3・・・印字部(インクジェット制御部)、4・・・操作部、5・・・マイコン、6・・・スキャナ、7・・・紙搬送部、8・・・記録ヘッド、9・・・NVRAM、10・・・バス。

Claims (7)

  1. 原稿を読み取る読取手段と、
    読取モードの設定を受け付ける読取モード設定受付手段と、
    前記読取モード設定受付手段により受け付けた設定を判断する読取モード判断手段と、
    前記読取モード判断手段の判断結果に基づいて、前記画像読取手段が原稿を読み取る範囲を変更する読取範囲変更手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記読取範囲変更手段は、前記画像読取手段が原稿を読み取る範囲を上下左右に同じ距離だけ狭めることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. さらにパラメータを登録する登録手段を備え、
    前記読取範囲変更手段は、前記登録手段に登録されたパラメータに基づいて、前記画像読取手段が原稿を読み取る範囲を変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. さらに前記読取モード判断手段の判断結果に基づいて、前記画像読取手段が原稿を読み取る際の画像濃度を変更する読取濃度変更手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された画像データを出力する出力手段と、
    出力モードの設定を受け付ける出力モード設定受付手段と、
    前記出力モード設定受付手段により受け付けた設定を判断する出力モード判断手段と、
    前記出力モード判断手段の判断結果に基づいて、前記出力手段が出力する範囲を変更する出力範囲変更手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記出力範囲変更手段は、前記出力手段が画像データを出力する範囲を上下左右に同じ距離だけ狭めることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記出力範囲変更手段は、前記登録手段に登録されたパラメータに基づいて、前記出力手段が出力する範囲を変更することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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