JP2014234858A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2014234858A5
JP2014234858A5 JP2013116057A JP2013116057A JP2014234858A5 JP 2014234858 A5 JP2014234858 A5 JP 2014234858A5 JP 2013116057 A JP2013116057 A JP 2013116057A JP 2013116057 A JP2013116057 A JP 2013116057A JP 2014234858 A5 JP2014234858 A5 JP 2014234858A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
path
slider
lubricant
linear motion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013116057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014234858A (ja
JP6236226B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2013116057A priority Critical patent/JP6236226B2/ja
Priority claimed from JP2013116057A external-priority patent/JP6236226B2/ja
Publication of JP2014234858A publication Critical patent/JP2014234858A/ja
Publication of JP2014234858A5 publication Critical patent/JP2014234858A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6236226B2 publication Critical patent/JP6236226B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

以下,図面を参照して,この発明による直動案内ユニットの一実施例について説明する。この発明による直動案内ユニットは,概して,軌道レール上を転動体を介して相対移動するスライダ2から構成され,転動体であるローラ5の保持構造を備えた4条列ローラタイプである。図1〜図5に図示されている直動案内ユニットは,保持板6のみを備えた構造であって,スライダ2と保持板6との長さが短い場合に適用される実施例であり,また,図6〜図8に示されている直動案内ユニットは,保持板6と固定部材31を備えた構造であって,スライダ2と保持板6との長さが長い場合に適用される実施例である。この直動案内ユニットでは,保持板6は,薄板を折り曲げて断面略V字形に形成された一対の平板部7から構成されている。この直動案内ユニットの実施例では,保持板6は,転動体としてローラ5を用いているが,場合によっては,転動体がボールの場合にも適用できる。この実施例では,例えば,軌道レール1の幅寸法が45mm程度のサイズであり,転動体にローラ5を使用し,ローラ5間にはセパレータ35を配置したタイプに適用されている。実施例のスライダ2の形状は,フランジタイプであり,相手側との固定用取付けねじ孔48は,下方向に取付けが可能になっている。また,スライダ2を構成するケーシング3の両端面14には,エンドキャップ4がそれぞれ固定されており,エンドキャップ4の端部の凹部54には,潤滑剤を含有した貯油板38が嵌合配置されており,エンドキャップ4の方向転換路30に形成された開口部41から貯油板38の突出部43を露出させ,方向転換路30を転走するローラ5が突出部43に接触することによってローラ5に給油する構造に構成されている。エンドキャップ4のケーシング3側端面には,グリースニップル53らの潤滑剤をローラ5に供給するための油溝47が形成されている。貯油板38は,超高分子量の合成樹脂微粒子を押し固めた状態で加熱成形され,合成樹脂微粒子間が連通して多孔になる多孔質構造の焼結樹脂で形成され,多孔質構造に潤滑剤が含浸されている。貯油板38は,潤滑剤を保持できるものであれば,発泡して連通した多孔質構造のポリウレタン,ポリエチレンと潤滑剤を混合して加熱成形したもの,繊維を部分的に熱接着した多孔質構造の繊維からなるものでももちいることができる。スライダ2の下面の凹溝には,内面シール37が設けられている。
また,エンドキャップ4に形成された方向転換路30は,エンドキャップ4の両袖部にたすき掛けに交差状態にそれぞれ形成され,図3に示すように,長円状でなる外側の方向転換路30と短円状でなる内側の方向転換路30とが互いにたすき掛けに交差状態に成っており,一対の循環路40は,一方が方向転換路30,軌道路20,リターン路15,及び方向転換路30で構成され,また,他方が方向転換路30,軌道路20,リターン路15,及び方向転換路30で構成されている。軌道路20を転走するローラ5は,循環路30を転動する転動面21とその両端の端面22から構成されている。ローラ5は,一方の端面22が後述の保持板6の案内面16によってガイド保持されており,他方の端面22がケーシング3の軌道面12に対して直角に延びる案内面9Gによってガイド保持されている。それによって,スライダ2を軌道レール1から外した場合に,ローラ5がスライダ2から脱落することが無いものになっている。この直動案内ユニットは,エンドキャップ4の端面にグリースニップル53が取り付けられており,エンドキャップ4の給油孔に連通しており,図1及び図3に示すように,エンドキャップ4のケーシング3の端面14側の凹部54には潤滑剤を含浸した焼結樹脂部材等の多孔質成形体から成る潤滑部材の貯油板38が配設されて,貯油板38の突出部43を方向転換路30の開口部41に露出している。従って,この直動案内ユニットは,方向転換路30を転走するローラ5に潤滑剤が供給されるので,給油されたローラ5が軌道路20を転走することによって軌道路20に潤滑剤が給油されるように構成され,小形でコンパクトな短小形にあっても多量の潤滑剤を保留できる構造に構成されており,潤滑剤のメンテナンスフリーが達成されている。
JP2013116057A 2013-05-31 2013-05-31 保持板を備えた直動案内ユニット Active JP6236226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116057A JP6236226B2 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 保持板を備えた直動案内ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013116057A JP6236226B2 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 保持板を備えた直動案内ユニット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014234858A JP2014234858A (ja) 2014-12-15
JP2014234858A5 true JP2014234858A5 (ja) 2016-06-23
JP6236226B2 JP6236226B2 (ja) 2017-11-22

Family

ID=52137719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013116057A Active JP6236226B2 (ja) 2013-05-31 2013-05-31 保持板を備えた直動案内ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6236226B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6876490B2 (ja) 2017-03-31 2021-05-26 日本トムソン株式会社 直動案内ユニット
JP6895811B2 (ja) 2017-06-02 2021-06-30 日本トムソン株式会社 直動案内ユニット
CN113227623A (zh) * 2018-12-27 2021-08-06 株式会社富士金 流体控制装置、接头块和流体控制装置的制造方法
USD1025158S1 (en) * 2021-04-13 2024-04-30 360 Gearboxes & Diffs Pty Ltd Bearing retainer plate

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47607B1 (ja) * 1967-05-24 1972-01-08
JPS57101121A (en) * 1980-12-12 1982-06-23 Hiroshi Teramachi Rectilinear guiding roller bearing unit and its use
JPS5876824U (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 日本精工株式会社 軌道案内軸受
JPS61206818A (ja) * 1985-03-08 1986-09-13 Hiroshi Teramachi 直線運動用ベアリングユニツト
JPS62204013A (ja) * 1986-03-04 1987-09-08 Nippon Thompson Co Ltd 無限直線運動用コロ軸受
JP4568453B2 (ja) * 2000-05-29 2010-10-27 Thk株式会社 運動案内装置
DE102006060219A1 (de) * 2006-12-20 2008-06-26 Schaeffler Kg Linearführung
US20080292226A1 (en) * 2007-05-22 2008-11-27 Hiwin Technologies Corp. Linear motion guide apparatus
JP5044461B2 (ja) * 2008-03-26 2012-10-10 日本トムソン株式会社 直動案内ユニット
JP5440001B2 (ja) * 2009-07-17 2014-03-12 日本精工株式会社 直動案内装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4584888B2 (ja) 直動案内ユニット
JP2014234858A5 (ja)
TWI661136B (zh) Linear guide
JP6236261B2 (ja) 直動案内ユニット
JP5876706B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP2015224783A (ja) 直動転がり案内ユニット
WO2016157904A1 (ja) 給油装置及び直動案内装置
JP5550918B2 (ja) 直動案内ユニット
JP5945161B2 (ja) 直動案内ユニット
CN104246250A (zh) 直线导轨装置用供油装置以及直线导轨装置
US9803688B2 (en) Rolling bearing guide apparatus
JP2015224713A (ja) 直動転がり案内ユニット
JP2013245751A5 (ja)
JP2008175315A (ja) リニアガイド装置および潤滑ユニット
JP5938196B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP6234758B2 (ja) 潤滑部材を備えた直動案内ユニット
JP6499885B2 (ja) 直動案内ユニット
JP6407566B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP2017032058A5 (ja)
JP5803235B2 (ja) リニアガイド装置用潤滑剤供給体、リニアガイド装置
JP5187185B2 (ja) 転がり支持装置
JP6222243B2 (ja) 直動案内装置
JP6777415B2 (ja) ボールねじ
JP2014181724A (ja) 貯油板を備えた直動案内ユニット
TW201538871A (zh) 具自潤裝置的線性滑軌