JP6407566B2 - 直動転がり案内ユニット - Google Patents
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Description
前記潤滑部材は,前記ケーシングの前記両端面にそれぞれ配設された前記エンドキャップの反ケーシング側の端面に形成された第1凹部にそれぞれ配設された一対の本体部と前記本体部を互いに連結する連結部とから一体構造のワンピースに形成されており,
前記本体部は,前記エンドキャップの前記方向転換路に形成された開口部に露出して前記転動体に前記潤滑剤を供給する導出部,前記潤滑剤を貯留する貯留部,及び前記貯留部と前記導出部とを一体構造に連係する連係部から構成されており,前記転動体が前記方向転換路を転走して前記転動体が前記潤滑部材における前記導出部の露出面に接して前記潤滑部材に含浸された前記潤滑剤が前記転動体に給油されることを特徴とする直動転がり案内ユニットに関する。
この発明による直動転がり案内ユニットは,潤滑部材7に本体部7Bを連結する連結部7Cを設けることによって,多孔質成形体7Aの体積を,従来品に比較して,1.4倍又は1.6倍に構成することができ,潤滑剤を多く含浸させることができ,安定性のある信頼性に富んだ長期間の潤滑のメンテナンスフリーを達成できる。
2 スライダ
3 ケーシング
4 エンドキャップ
5 エンドキャップ本体
6 スペーサ
7 潤滑部材
7A 多孔質成形体
7B 本体部
7C 連結部
10 ボール(転動体)
11 軌道溝(第1軌道溝)
12 軌道溝(第2軌道溝)
13,15 上部
14,16 袖部
19 循環路
20 軌道路
21 方向転換路
22 リターン路
23 外周部
24 内周部
25 導出部
26 貯留部
27 連係部
28 露出面
33 開口部
34 凹部(第1凹部)
35 凹部(第2凹部)
37 側面
38,39 端面
44 凸部
45 切欠き部
51 凸部
52 凹溝
53 貫通孔
Claims (8)
- 長手方向両側面に沿って第1軌道溝がそれぞれ形成された軌道レール,及び前記軌道レールに跨架して長手方向に摺動自在なスライダを有し,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して第2軌道溝がそれぞれ形成され且つ前記第2軌道溝と前記第1軌道溝との間に形成される軌道路に沿って延びるリターン路がそれぞれ形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,前記軌道路,前記リターン路及び一対の前記方向転換路で構成される循環路を転走する複数のボールでなる転動体,並びに前記転動体に潤滑剤を供給するため前記潤滑剤が含浸された潤滑部材を備えていることから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
前記潤滑部材は,前記ケーシングの前記両端面にそれぞれ配設された前記エンドキャップの反ケーシング側の端面に形成された第1凹部にそれぞれ配設された一対の本体部と前記本体部を互いに連結する連結部とから一体構造のワンピースに形成されており,
前記本体部は,前記エンドキャップの前記方向転換路に形成された開口部に露出して前記転動体に前記潤滑剤を供給する導出部,前記潤滑剤を貯留する貯留部,及び前記貯留部と前記導出部とを一体構造に連係する連係部から構成されており,前記転動体が前記方向転換路を転走して前記転動体が前記潤滑部材における前記導出部の露出面に接して前記潤滑部材に含浸された前記潤滑剤が前記転動体に給油されることを特徴とする直動転がり案内ユニット。 - 前記ケーシングは長手方向に伸びる上部と前記上部の両側部からそれぞれ垂下して前記第2軌道溝が形成された袖部とから構成され,前記エンドキャップは長手方向に伸びる上部と前記エンドキャップの前記上部の両側部からそれぞれ垂下した袖部とから構成されており,前記潤滑部材の前記連結部は,前記ケーシングの前記上部と前記エンドキャップの前記上部のそれぞれの下面中央部に沿って伸びる凹溝に配設される平板部で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記潤滑部材の前記本体部は,前記エンドキャップの前記上部に位置する前記第1凹部に配設された前記貯留部,及び前記エンドキャップの前記袖部に位置する前記第1凹部に配設された前記連係部と前記導出部から構成されており,前記潤滑部材の前記連結部は,前記ケーシングの両側に位置する前記貯留部のそれぞれの下部から前記エンドキャップと前記ケーシングとの前記上部の前記下面に沿って伸びて,前記潤滑部材の前記本体部を互いに連結していることを特徴とする請求項2に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記潤滑部材の前記本体部は,前記エンドキャップ側に突出する複数の凸部を備えており,前記凸部は前記エンドキャップの前記第1凹部に嵌合して前記ケーシングに固定されることによって変形し,前記潤滑部材が前記エンドキャップに位置決め固定されて前記エンドキャップに対する前記潤滑部材の浮き上がりやがたつきを防止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記エンドキャップは,前記方向転換路の外周部が形成されたエンドキャップ本体と,前記エンドキャップ本体の第2凹部に配設された前記方向転換路の内周部が形成されたスペーサとから構成されており,前記スペーサに形成された位置決め用の切欠き部が前記エンドキャップ本体に形成された位置決め用の凸部に係合して前記スペーサが前記エンドキャップ本体に位置決めされ,前記エンドキャップ本体には,前記潤滑部材が嵌合配置される前記第1凹部と前記潤滑部材の前記導出部が嵌合配置される前記開口部とが形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記潤滑部材の前記連結部には,長手方向の沿って一対の貫通孔が形成されており,前記貫通孔は前記ケーシングに形成された相手部材を取り付けるための取付け用ねじ孔に螺入される固定ねじの逃げ部を形成していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記潤滑部材は,前記潤滑剤が含浸される多数のオープンポアを備えた多孔質成形体から形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
- 前記潤滑部材は,ポリエチレン又はポリプロピレンの超高分子量の合成樹脂微粒子から構成され,前記合成樹脂微粒子を押し固めて加熱成形して前記合成樹脂微粒子間が連通状態の多孔部に保形されており,前記多孔部には前記潤滑剤が含浸されていることを特徴とする請求項7に記載の直動転がり案内ユニット。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014109744A JP6407566B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 直動転がり案内ユニット |
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Family
ID=54841633
Family Applications (1)
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JP2014109744A Active JP6407566B2 (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 直動転がり案内ユニット |
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- 2014-05-28 JP JP2014109744A patent/JP6407566B2/ja active Active
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