JP2014234858A - 保持板を備えた直動案内ユニット - Google Patents

保持板を備えた直動案内ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】この直動案内ユニットは,保持板自体を軽量に構成すると共に,エンドキャップに簡潔に容易に保持することができ,スライダを小形化に構成することができる。
【解決手段】保持板6は,薄板を長手方向に沿って断面V字形状に折り曲げた一対の平板部7から成り,一対の平板部7は,ケーシング3の長さより長く形成されて両端部17がエンドキャップ4に形成された嵌合溝10に支持固定されると共に,ケーシング3の上下の軌道面12をそれぞれ転走するそれぞれのローラ5の端面22をそれぞれ案内して軌道面12に保持している。
【選択図】図4

Description

この発明は,例えば,軌道レール上を相対移動可能なスライダに転動体を保持する保持板に備えた直動案内ユニットに関する。
従来,直動転がり案内ユニットとして,図28に示す直動案内ユニットが知られている。該直動案内ユニットは,軌道レール1Pと軌道レール1P上を転動体であるローラ5Pを介して相対移動するスライダとから成り,スライダは,ケーシング3P,及びケーシング3Pの両端にそれぞれ固定されたエンドキャップを有している。ローラ5Pは,保持板6Pによってケーシング3Pに保持されている。保持板6Pは,ケーシング3Pに形成されている挿通孔9Pに通したボルト7Pとボルト7Pに螺入したナット8Pとによって固定されている。
従来,直動転がり案内ユニットとして,保持板を固定バンドでエンドキャップに固定したものが知られている。該直動転がり案内ユニットは,円筒ころの保持と案内をする保持板及び固定バンドを備えており,保持板は,円筒ころをケーシングの長手方向の軌道溝に沿って保持し,固定バンドは,保持板に外側から係合して保持板をケーシングに押圧状態で支持し,その両端に設けた係止爪がエンドキャップに形成した係止穴に係止してエンドキャップに固定されている(例えば,特許文献1参照)。
また,直線運動案内装置として,大型で容易に製造でき,長尺で薄肉の保持部や逃げ通路構成部材が撓んだり,内周案内部構成部材が開いてしまわないものが知られている。該直線運動案内装置は,樹脂製部品を別体で形成することで,各部品の成形時の変形を防止し,大形の運動案内装置の製造を容易にしており,転動体のローラを保持帯で整列させ,ローラが進行方向に対して傾く現象(スキュー)を予防している。転動体保持部材や逃げ通路構成部材を,ブロック本体とは別に形成し,かつそれぞれに別体に形成し,各部品の成形時の変形を防止している。転動体保持部材は,両端に位置決め凸部を形成し,内周案内部構成部材の位置決め凹部に差し込んで固定している(例えば,特許文献2参照)。
また,軌道案内軸受として,転動体のボールを保持するものが知られている。該軌道案内軸受は,ボールを保持する保持器に凸条を設け,摺動台のボール転動溝の間に形成された円弧断面の保持溝に組み合わせ,保持器の軸方向両端部に突出部を形成し,側板の固定用の穴に差し込んで固定し,ボールの脱落を防ぐものである(例えば,特許文献3参照)。
特許第2918429号公報 特許第4568453号公報 実公昭62−30581号公報
しかしながら,図28に示す直動案内ユニットは,保持板6Pをスライダ2Pに保持するため,ケーシング3Pにボルト7Pを挿通するための挿通孔9Pを形成する必要があり,加工コストがアップするという問題があると共に,小形の直動案内ユニットではケーシング3Pに挿通孔9Pを形成するのは困難があった。また,上記(特許文献1)の直動転がり案内ユニットは,保持板を固定する固定バンドが略コの字形であるため,スライダの長さが異なる場合,それぞれに適合する固定バンドを用意する必要があった。また,上記(特許文献2)の直線運動案内装置は,保持部材が保持帯を保持するために複数で構成されており,複雑な形状であった。また,特許文献2と特許文献3に開示されたものは,保持部材の両端部に突起,エンドキャップに固定用の穴を設けており,スライダの長さが違う場合,専用品を用意する必要があった。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,スライダに転動体のローラを保持するための保持板を薄板を断面V字状に折り曲げた一対の平板部から構成し,該平板部の両端部をエンドキャップの嵌合溝に嵌合して保持したので,保持板自体を軽量に構成すると共にエンドキャップに簡潔に容易に保持することができ,スライダの小形化に寄与させることができる保持板を備えた直動案内ユニットを提供することである。
この発明は,両側面の長手方向に沿って上下に第1軌道面が2軌道列にそれぞれ形成された軌道レール,前記軌道レールに跨架して前記第1軌道面に対向して形成された第2軌道面とから成る軌道路を転走するローラを介して相対移動するスライダから成り,前記スライダは,前記第2軌道面と前記第2軌道面に平行に伸びるリターン路を備えたケーシング,前記ケーシングの長手方向の両端にそれぞれ固着されたエンドキャップ,前記軌道路,前記リターン路及び前記軌道路と前記リターン路とを連通する前記エンドキャップに形成された方向転換路から成る循環路を転走する前記ローラ,及び前記ローラを前記ケーシングに保持する保持板を有することから成る直動案内ユニットにおいて,
前記保持板は,薄板を長手方向に沿って断面V字形状に折り曲げた一対の平板部から成り,前記一対の平板部は,前記ケーシングの長さより長く形成されて両端部が前記エンドキャップに形成された嵌合溝に支持固定されると共に,前記ケーシングの上下の前記軌道列をそれぞれ転走するそれぞれの前記ローラの端面をそれぞれ案内して前記第2軌道面に保持していることを特徴とする直動案内ユニットに関する。
また,前記保持板は,断面V字形状の尖端部が前記ケーシングの上下の前記軌道列間に長手方向に沿って形成された断面V字状の係止溝に嵌着して配設されており,前記尖端部の両端部が前記エンドキャップに形成された前記嵌合溝の断面V字溝に嵌着して配設されている。また,前記エンドキャップは,エンドキャップ本体と,前記方向転換路を形成するため前記エンドキャップ本体に形成された凹部に嵌入したスペーサとから構成され,前記嵌合溝の前記断面V字溝は前記スペーサに形成されている。
また,前記保持板は,前記尖端部から前記軌道レール側に延びる上側の前記平板部で上側の前記軌道列における前記軌道レール側に向かった前記ローラの前記端面を案内すると共に,前記尖端部から前記軌道レール側に延びる下側の前記平板部で下側の前記軌道列における前記軌道レール側に向かった前記ローラの前記端面を案内する。また,前記保持板を構成する前記一対の平板部は,前記ローラの前記端面を案内する案内面にそれぞれ形成されている。
また,この直動案内ユニットは,前記平板部の前記案内面の両縁部には,前記ローラの転動面の一部を支持して前記ローラを保持する爪部が形成され,前記爪部の先端部が前記ローラの外周面に架かって前記ローラの肩部を逃がす凹部を形成して前記ローラの前記第2軌道面からの脱落を防止する。また,この直動案内ユニットは,前記保持板には,前記一対の平板部を前記ケーシングに形成された前記係止溝に当接させるため,前記一対の平板部で構成されるV溝に前記ケーシングの長さより長く形成された固定部材が配設されており,前記固定部材は,両端部が前記エンドキャップに形成された固定用穴に嵌入固定されている。
また,前記エンドキャップに形成した前記固定用穴は,前記エンドキャップの2つの方向転換路のローラすくい部の間の断面三角形の部分に形成されている。また,前記固定部材は,前記保持板の前記一対の平板部に一体構造に固着されている。また,前記固定部材は,長手方向にストレート状,一方側に反った湾曲状又は両端部に対して中央部の断面積が大きいたる状の形状に延びており,前記固定部材の断面形状は,円形,多角形又はV字形の中実棒状部材又は中空パイプ状部材に形成されている。また,前記保持板は,金属材料,又は炭素繊維樹脂から形成されている。更に,前記固定部材は,金属材料,又は炭素繊維樹脂から形成されている。
この直動案内ユニットは,上記のように,保持板自体が軽量でその両端部がエンドキャップの嵌合溝に係止されるように構成されているので,従来のように,ケーシングに保持板を固定するためのボルト挿通用の貫通孔を加工する必要がなく,ケーシングの加工コストを低減でき,また,保持板は,スライダを構成するケーシングの長さに応じて長さを選定できる。また,保持板が長い場合には,保持板を補強支持する固定部材をもちいることによって確実に保持板をケーシングに支持させることができ,また,長さが短いケーシングの場合には,固定部材を用いることなく,保持板だけでエンドキャップに支持固定することができる。また,保持板のケーシングへの支持に固定部材を用いる場合には,固定部材は補強部材も兼ねることができ,強固に構成することができる。また,転動体であるローラが,スキューを起こすと,保持板の案内面に押す力が作用するが,保持板と固定部材を組み合わせた構造は変形し難く,スライダ長さが長い場合でもスキュー規制力が高いものに構成することができる。保持板は,コンパクトな断面形状であるが,断面V字形状であるので,高い強度を持つことができ,保持板のエンドキャップへの支持は,簡潔な嵌合溝への挿入で済み,組み立てが容易になり,組立工数を減らすことができる。また,本願発明による保持板のスライダへの組込は,従来のような保持板のボルト固定構造に比べ,保持板の案内面を大きく形成できるので,より大きなローラが使用でき,直動転がり案内ユニットの定格荷重をアップすることができる。また,保持板を薄板で薄く形成できるので,軌道レールの逃げ溝を浅くでき,軌道レールが曲げ方向の外部荷重を受けても変形し難い構造に構成することができる。また,保持板と固定部材が全長にわたり同じ断面形状の場合に,切断して長さを調節することが可能になり,保持板のシンプルな形状で,製造コストの削減が可能となる。
この発明による保持板を備えた直動案内ユニットの一実施例を示す一部断面を示す斜視図である。 図1の直動案内ユニットの線A−Aにおける断面図である。 図1の直動案内ユニットにおけるケーシングの一部,エンドキャップ及び潤滑供給プレートを示す分解図である。 図1の直動案内ユニットにおける保持板と,エンドキャップの図3のD領域の一部を示す分解図である。 図4の保持板をエンドキャップに支持させた状態を示す組立図である。 この発明による保持板を備えた直動案内ユニットの別の実施例を示す一部断面を示す斜視図である。 図6の直動案内ユニットの線E−Eにおける断面図である。 図6の直動案内ユニットにおけるケーシングの一部,エンドキャップ及び潤滑供給プレートを示す分解図である。 図2の直動案内ユニットにおけるB領域を拡大して保持板の配設状態を示す拡大断面図である。 図1又は図6の直動案内ユニットに組み込まれた保持板を示し,(A)は保持板の正面図,及び(B)は保持板の平面図である。 図9のG領域を拡大した拡大断面図である。 図7の直動案内ユニットにおけるF領域を拡大して保持板の配設状態の1例を示す拡大断面図である。 図7の直動案内ユニットにおけるF領域に対応する領域を拡大して保持板の配設状態の別の例を示す拡大断面図である。 図7の直動案内ユニットにおけるF領域に対応する領域を拡大して保持板の配設状態の更に別の例を示す拡大断面図である。 図7の直動案内ユニットにおけるF領域に対応する領域を拡大して保持板の配設状態の他の例を示す拡大断面図である。 この発明による直動案内ユニットに組み込まれた保持板を支持する固定部材の1例を示し,(A)は固定部材の正面図,(B)は固定部材の平面図,及び(C)は固定部材の側面図である。 この発明による直動案内ユニットに組み込まれた保持板を支持する固定部材の別の例を示し,(A)は固定部材の正面図,及び(B)は固定部材の平面図である。 図2の直動案内ユニットを構成するスライダの線C−Cにおける断面図である。 図18のスライダのH領域を示す拡大図である。 この発明による直動案内ユニットにおける転動体の循環路の位置を示す断面図である。 図1又は図6の直動案内ユニットからエンドシールを取り外した状態を示す正面図である。 図1又は図6のスライダにおけるエンドキャップを示す正面図である。 図22のエンドキャップを示す下面図である。 図22のエンドキャップを示す背面図である。 図24のエンドキャップにおけるスペーサを取り外したエンドキャップ本体を示す背面図である。 図24のエンドキャップにおける線I−Iの領域を示す断面図である。 図24のエンドキャップにおける線J−Jの領域を示す断面図である。 従来の直動案内ユニットを示す断面図である。
以下,図面を参照して,この発明による直動案内ユニットの一実施例について説明する。この発明による直動案内ユニットは,概して,軌道レール上を転動体を介して相対移動するスライダ2から構成され,転動体であるローラ5の保持構造を備えた4条列ローラタイプである。図1〜図5に図示されている直動案内ユニットは,保持板6のみを備えた構造であって,スライダ2と保持板6との長さが短い場合に適用される実施例であり,また,図6〜図8に示されている直動案内ユニットは,保持板6と固定部材31を備えた構造であって,スライダ2と保持板6との長さが長い場合に適用される実施例である。この直動案内ユニットでは,保持板6は,薄板を折り曲げて断面略V字形に形成された一対の平板部7から構成されている。この直動案内ユニットの実施例では,保持板6は,転動体としてローラ5を用いているが,場合によっては,転動体がボールの場合にも適用できる。この実施例では,例えば,軌道レール1の幅寸法が45mm程度のサイズであり,転動体にローラ5を使用し,ローラ5間にはセパレータ35を配置したタイプに適用されている。実施例のスライダ2の形状は,フランジタイプであり,相手側との固定用取付けねじ孔48は,下方向に取付けが可能になっている。また,スライダ2を構成するケーシング3の両端面14には,エンドキャップ4がそれぞれ固定されており,エンドキャップ4の端部の凹部54には,潤滑剤を含有した貯油板38が嵌合配置されており,エンドキャップ4の方向転換路30に形成された開口部41から貯油板38の突出部43を露出させ,方向転換路30を転走するローラ5が突出部43に接触することによってローラ5に給油する構造に構成されている。エンドキャップ4のケーシング3側端面には,グリースニップル53らの潤滑剤をローラ5に供給するための油溝47が形成されている。貯油板38は,超高分子量の合成樹脂微粒子を押し固めた状態で加熱成形され,合成樹脂微粒子間が連通して多孔になる多孔質構造の焼結樹脂で形成され,多孔質構造に潤滑剤が含浸されている。貯油板38は,潤滑剤を保持できるものであれば,発泡して連通した多孔質構造のポリウレタン,ポリエチレンと潤滑剤を混合して加熱成形したもの,繊維を部分的に熱接着した多孔質構造の繊維からなるものでももちいることができる。スライダ2の下面の凹溝には,内面シール37が設けられている。
主として,図1〜図5及び図18〜図20に示すように,転動体がローラ5で成る小形でコンパクトな短小形のローラ形式に構成されている。この直動案内ユニットでは,ケーシング3の長さは,例えば,ケーシング3の幅寸法の約50%と短いものである。この直動案内ユニットは,長手方向の両側面13に延びる逃げ溝33に沿って一対の軌道面11(第1軌道面)がそれぞれ形成された軌道レール1,及び軌道レール1に跨架して転動体であるローラ5を介して相対摺動自在なスライダ2から構成されている。スライダ2は,軌道レール1の軌道面11に対向して軌道面12(第2軌道面)がそれぞれ形成され且つ軌道面11と軌道面12との間に形成される負荷路の軌道路20に沿って平行に延びる一対の無負荷路のリターン路15がそれぞれ形成されたケーシング3,ケーシング3の両端面14にそれぞれ取り付けられ且つ軌道路20とリターン路15とをそれぞれ連通する円弧状の一対の無負荷路の方向転換路30がそれぞれ形成されたエンドキャップ4,及び軌道路20とリターン路15と一対の方向転換路30とで構成される循環路40を転走する複数の転動体であるローラ5を有している。また,リターン路15は,ケーシング3の袖部にそれぞれ形成された一対の嵌挿孔45に挿通された長手状のスリーブ46の通し孔でそれぞれ形成されている。図3〜図5に示すように,エンドキャップ4には,方向転換路30と連通するリターン路15の出入口部を形成する接続凸部39が設けられ,エンドキャップ4の接続凸部39をケーシング3に形成された嵌挿孔45に嵌入して固定した時に,方向転換路30とリターン路15とを滑らかに連通させることができる。
この直動案内ユニットは,図2に示すように,ケーシング3は軌道レール1上に位置する本体部50と,軌道レール1に跨架した状態で本体部50の幅方向両側から軌道レール1の側面13に沿って延びる両袖部51から構成されている。スライダ2の両袖部51には,軌道路20が二条列ずつ合計四条列に形成され,軌道路20のそれぞれにリターン路15と方向転換路30が連通されて循環路40がそれぞれ形成され,袖部51の一対の循環路40のうち一方の循環路40を転走するローラ5は,スライダ2の下方向負荷を受ける下側の軌道路20からケーシング3の上側のリターン路15に循環し,また,他方の循環路40を転走するローラ5は,スライダ2の上方向負荷を受ける上側の軌道路20からケーシング3の下側のリターン路15に循環する。また,この直動案内ユニットは,エンドキャップ4の外端面に配設され且つ軌道レール1とスライダ2との隙間をシールするリップ部を備えたエンドシール36,及びケーシング3とエンドキャップ4との下面に下面シールが配置され,スライダ2がシール構造に形成されている。スライダ2は,ケーシング3にエンドキャップ4とエンドシール36を固定すること,具体的には,固定ねじをエンドキャップ4とエンドシール36の取付け用孔44に通してケーシング3の取付け用ねじ孔52(図3)に締め込むことによって一体に構成されている。軌道レール1には,ベース,ベッド等の他の部材に取り付けるため,ボルトを挿通する取付け用孔49が長手方向に隔置して形成されている。また,ケーシング3には,スライダ2に他の機器,ワーク,取付体等の部材を固定するため取付け用ねじ孔48が形成されている。エンドキャップ4は,方向転換路30の外周部を形成するエンドキャップ本体18,及び方向転換路30を形成するためエンドキャップ本体18に形成された凹部42に嵌入して方向転換路30の壁面を形成するスペーサ19とから構成されている。スペーサ19は,図20に示すように,エンドキャップ本体18の凹部壁面と共働して深い方の方向転換路30Lを形成する大きいサイズのスペーサ19Lと,エンドキャップ本体18の凹部壁面及びスペーサ19Lの壁面と共働して浅い方の方向転換路30Sを形成する小さいサイズのスペーサ19Sとから構成されている。
また,エンドキャップ4に形成された方向転換路30は,エンドキャップ4の両袖部にたすき掛けに交差状態にそれぞれ形成され,図3に示すように,長円状でなる外側の方向転換路30と短円状でなる内側の方向転換路30とが互いにたすき掛けに交差状態に成っており,一対の循環路40は,一方が方向転換路30,軌道路20,リターン路15,及び方向転換路30で構成され,また,他方が方向転換路30,軌道路20,リターン路15,及び方向転換路30で構成されている。軌道路20を転走するローラ5は,循環路30を転動する転動面21とその両端の端面22から構成されている。ローラ5は,一方の端面22が後述の保持板6の案内面16によってガイド保持されており,他方の端面22がケーシング3の軌道面12に対して直角に延びる案内面9Gによってガイド保持されている。それによって,スライダ2を軌道レール1から外した場合に,ローラ5がスライダ2から脱落することが無いものになっている。この直動案内ユニットは,エンドキャップ4の端面にグリースニップル53が取り付けられており,エンドキャップ4の給油孔に連通しており,図1及び図3に示すように,エンドキャップ4のケーシング3の端面14側の凹部54には潤滑剤を含浸した焼結樹脂部材等の多孔質成形体から成る潤滑部材の貯油板38が配設されて,貯油板38の突出部43を方向転換路30の開口部41に露出している。従って,この直動案内ユニットは,方向転換路30を転走するローラ5に潤滑剤が供給されるので,給油されたローラ5が軌道路20を転走することによって軌道路20に潤滑剤が給油されるように構成され,小形でコンパクトな短小形にあっても多量の潤滑剤を保留できる構造に構成されており,潤滑剤のメンテナンスフリーが達成されている。
この発明による直動案内ユニットは,特に,保持板6の形状及びその保持構造に特徴を有している。保持板6は,特に,金属材料や炭素繊維樹脂から形成された薄板を長手方向に沿って断面V字形状に折り曲げた一対の平板部7から構成されている。一対の平板部7は,ケーシング3の長さより長く形成されて両端部17がエンドキャップ4に形成された嵌合溝10に差し込んで支持固定されると共に,ケーシング3の上下の軌道面12から成る軌道面12をそれぞれ転走するそれぞれの転動体であるローラ5の端面22をそれぞれ案内して軌道面12に保持していることを特徴としている。ローラ5を保持する保持板6は,薄板状でケーシング3の長手方向に延びている。即ち,図10に示すように,保持板6の断面形状は,90°に折り曲げられた略V字形の一対の平板部7から構成されている。保持板6は,断面V字形状の尖端部8がケーシング3の上下の軌道列間に長手方向に沿って形成された断面V字状の係止溝9に嵌着して配設されており,尖端部8の両端部17がエンドキャップ4に形成された嵌合溝10の断面V字溝に嵌着して配設されている。エンドキャップ4に形成された断面V字溝の嵌合溝10には,スペーサ19に形成されて保持板6の一対の平板部7が配設されている。
また,保持板6は,尖端部8から軌道レール1側に延びる上側の平板部7で上側の軌道列における軌道レール1側に向かったローラ5の端面22を案内すると共に,尖端部8から軌道レール1側に延びる下側の平板部7で下側の軌道列における軌道レール1側に向かったローラ5の端面22を案内するように構成されている。また,保持板6を構成する一対の平板部7は,ローラ5の端面22を案内する案内面16にそれぞれ形成されている。また,この直動案内ユニットは,平板部7の案内面16の両縁部23には,ローラ5の転動面21の一部を支持してローラ5を保持する爪部24が形成されており,図11に示すように,爪部24の先端部25がローラ5の外周面の転動面21に架かってローラ5の肩部を逃がすための凹部26を形成され,爪部24に弾性力を持たせ,ローラ5が軌道面12から脱落するのを防止するように構成されている。
図10に示すように,保持板6は,ローラ5の端面22を案内する2つの案内面16が形成されており,保持板6は,略V字形の頂点部分即ち尖端部8をケーシング3の袖部51内壁の凹溝である係止溝9に当接させた状態に配設されている。係止溝9は,ケーシング3の袖部51の2つの軌道面12の間に形成されており,保持板6の案内面16の縁部には,案内縁部である爪部24が形成されている。爪部24は,ローラ5の外周面である転動面21の一部を支えてローラ5がケーシング3から脱落しないように保持する機能を有している。爪部24の案内面側の根本には,凹部26が形成されており,凹部26は,ローラ5の肩部を逃がす構造に構成されている。凹部26は,逃がし溝状に形成され,その断面形状が略くさび形状に形成され,爪部24に弾性力を持たせている。この直動案内ユニットでは,保持板6の全長寸法は,ケーシング3の長さよりもわずかに長く,軌道レール1の幅寸法が45mm程度のサイズでは,保持板6の全長は102mm,ケーシング3の全長は99mmに形成することができる。
次に,図6〜図8,及び図12を参照して,この発明による直動案内ユニットの別の実施例を説明する。この実施例の保持板6には,一対の平板部7をケーシング3に形成された係止溝9に当接させるため,一対の平板部7で構成されるV溝27にケーシング3の長さより長く形成された固定部材31が配設されており,固定部材31は,金属材料,又は炭素繊維樹脂から形成され,固定部材31の両端部32がエンドキャップ4の方向転換路30間の凸部28Pに形成された固定用穴29に嵌入固定されている。詳しくは,エンドキャップ4に形成した固定用穴29は,エンドキャップ4の2つの方向転換路30のローラすくい部28の間の断面三角形の部分の凸部28Pに形成されている。また,固定部材31は,保持板6の一対の平板部7に一体構造に接着剤等で固着することも可能である。また,固定部材31は,図8に示すように,長手方向にストレート状,後述の図16に示すように,一方側に反った湾曲状の固定部材34,又は両端部32に対して中央部の断面積が大きいたる状の形状に延びており,前記固定部材の断面形状は,円形,多角形又はV字形の中実棒状部材又は中空パイプ状の固定部材34Bに形成されている。
この直動案内ユニットでは,保持板6をケーシング3側に押し付ける固定部材31は,保持板6の全長よりも長く形成されており,エンドキャップ4のローラすくい部28の付近で,軌道レール1の逃げ溝33側に突出する断面略三角形の凸部28Pに形成された固定用穴29に,固定部材31の両端部32が差し込まれ,それによって,ケーシング3の両端面14に固定されたエンドキャップ4に,固定部材31の両端部32が嵌合固定される。ここで,固定用穴29は,保持板6と固定部材31とのそれぞれの端部32が固定されれば,穴形状は限定されないものであり,固定部材31の端部32に形状に嵌合して固定されることが好ましいものである。保持板6は,固定部材31によってケーシング3側に押され,ケーシング3の上下の軌道面12の間に形成された凹状の係止溝9に密着して固定される。この直動案内ユニットは,軌道路20を転動するローラ5がスキューを起こした場合に,ローラ5の端面22が保持板6の案内面16を押すように作用し,ローラ5のスキューを抑制する。固定部材31は,V字形の保持板6の背面側から支える構造であり,保持板6のケーシング3からの浮き上がる状態を防止することができる。
図12には,断面円形に形成された固定部材31が示されており,固定部材31が保持板6をケーシング3の係止溝9に押し付けた状態で,保持板6がケーシング3に配設されている。また,図13には,断面円形パイプに形成された固定部材31Aが示されており,図12と同様に,固定部材31Aが保持板6をケーシング3の係止溝9に押し付けた状態で,保持板6がケーシング3に配設されている。また,図14には,断面四角形の固定部材31Bが示されており,更に,図15には,断面三角形の固定部材31Cが示されており,固定部材31B及び固定部材31Cの機能は,図12の固定部材31及び図12の固定部材31Aと機能は同様である。
或いは,この直動案内ユニットにおいて,図16に示したように,固定部材34は,一方側に反って湾曲した形状に形成されても良いものである。湾曲した固定部材34は,凸側を保持板6に接触させて,固定部材34の両端部32をエンドキャップ4の固定用穴29にそれぞれ差し込んで固定すれば,湾曲した固定部材34によって,保持板6の長手方向中央位置には,ケーシング3に押し付ける作用が高まり,保持板6のケーシング3からの浮き上がり状態を防止することができる。湾曲した固定部材34の断面形状は,円形以外の多角形や中空のパイプ構造でもよく,同様の作用を発揮できることは勿論である。又は,図17に示したように,固定部材34Bは,その長手方向の中央位置を太くした樽形状に形成することもできる。樽形状の固定部材34Bは,湾曲させた固定部材34が保持板6をケーシング3に押し付ける作用と同様の効果を期待できるものである。
この発明による直動案内ユニットは,工作機械,各種組立装置,搬送機械,各種ロボット,半導体製造装置,精密機械,測定・検査装置,医療機器,マイクロマシーン等の各種装置における摺動部に組み込んで利用され,転動体を簡潔な保持板で支持できる。
1 軌道レール
2 スライダ
3 ケーシング
4 エンドキャップ
5 ローラ(転動体)
6 保持板
7 平板部
8 尖端部
9 係止溝
10 嵌合溝
11 軌道面(第1軌道面)
12 軌道面(第2軌道面)
13 側面
14 端面
15 リターン路
16 案内面
17 端部
18 エンドキャップ本体
19 スペーサ
20 軌道路
21 転動面
22 端面
23 縁部
24 爪部
25 先端部
26 凹部
27 V溝
28 ローラすくい部
28P 凸部
29 固定用穴
30 方向転換路
31, 31A,31B,31C,34,34B 固定部材
32 端部
33 逃げ部
40 循環路

Claims (12)

  1. 両側面の長手方向に沿って上下に第1軌道面が2軌道列にそれぞれ形成された軌道レール,前記軌道レールに跨架して前記第1軌道面に対向して形成された第2軌道面とから成る軌道路を転走するローラを介して相対移動するスライダから成り,前記スライダは,前記第2軌道面と前記第2軌道面に平行に伸びるリターン路を備えたケーシング,前記ケーシングの長手方向の両端にそれぞれ固着されたエンドキャップ,前記軌道路,前記リターン路及び前記軌道路と前記リターン路とを連通する前記エンドキャップに形成された方向転換路から成る循環路を転走する前記ローラ,及び前記ローラを前記ケーシングに保持する保持板を有することから成る直動案内ユニットにおいて,
    前記保持板は,薄板を長手方向に沿って断面V字形状に折り曲げた一対の平板部から成り,前記一対の平板部は,前記ケーシングの長さより長く形成されて両端部が前記エンドキャップに形成された嵌合溝に支持固定されると共に,前記ケーシングの上下の前記軌道列をそれぞれ転走するそれぞれの前記ローラの端面をそれぞれ案内して前記第2軌道面に保持していることを特徴とする直動案内ユニット。
  2. 前記保持板は,断面V字形状の尖端部が前記ケーシングの上下の前記軌道列間に長手方向に沿って形成された断面V字状の係止溝に嵌着して配設されており,前記尖端部の両端部が前記エンドキャップに形成された前記嵌合溝の断面V字溝に嵌着して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の直動案内ユニット。
  3. 前記エンドキャップは,エンドキャップ本体と,前記方向転換路を形成するため前記エンドキャップ本体に形成された凹部に嵌入したスペーサとから構成され,前記嵌合溝の前記断面V字溝は前記スペーサに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の直動案内ユニット。
  4. 前記保持板は,前記尖端部から前記軌道レール側に延びる上側の平らな前記平板部で上側の前記軌道列における前記軌道レール側に向かった前記ローラの前記端面を案内すると共に,前記尖端部から前記軌道レール側に延びる下側の平らな前記平板部で下側の前記軌道列における前記軌道レール側に向かった前記ローラの前記端面を案内することを特徴とする請求項2又は3に記載の直動案内ユニット。
  5. 前記保持板を構成する前記一対の平板部は,前記ローラの前記端面を案内する案内面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  6. 前記平板部の前記案内面の両縁部には,前記ローラの転動面の一部を支持して前記ローラを保持する爪部が形成され,前記爪部の先端部が前記ローラの外周面に架かって前記ローラの肩部を逃がす凹部を形成して前記ローラの前記第2軌道面からの脱落を防止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  7. 前記保持板には,前記一対の平板部を前記ケーシングに形成された前記係止溝に当接させるため,前記一対の平板部で構成されるV溝に前記ケーシングの長さより長く形成された固定部材が配設されており,前記固定部材は,両端部が前記エンドキャップに形成された固定用穴に嵌入固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  8. 前記エンドキャップに形成した前記固定用穴は,前記エンドキャップの2つの方向転換路のローラすくい部の間の断面三角形の部分に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の直動案内ユニット。
  9. 前記固定部材は,前記保持板の前記一対の平板部に一体構造に固着されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の直動案内ユニット。
  10. 前記固定部材は、長手方向にストレート状,一方側に反った湾曲状又は両端部に対して中央部の断面積が大きいたる状の形状に延びており,前記固定部材の断面形状は,円形、多角形又はV字形の中実棒状部材又は中空パイプ状部材に形成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  11. 前記保持板は、金属材料,又は炭素繊維樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
  12. 前記固定部材は、金属材料,又は炭素繊維樹脂から形成されていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の直動案内ユニット。
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