JP2015224713A - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

直動転がり案内ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2015224713A
JP2015224713A JP2014109746A JP2014109746A JP2015224713A JP 2015224713 A JP2015224713 A JP 2015224713A JP 2014109746 A JP2014109746 A JP 2014109746A JP 2014109746 A JP2014109746 A JP 2014109746A JP 2015224713 A JP2015224713 A JP 2015224713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end cap
casing
lubricating member
linear motion
lubricant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014109746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015224713A5 (ja
JP6403992B2 (ja
Inventor
俊亮 菊地
Toshiaki Kikuchi
俊亮 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Thompson Co Ltd filed Critical Nippon Thompson Co Ltd
Priority to JP2014109746A priority Critical patent/JP6403992B2/ja
Publication of JP2015224713A publication Critical patent/JP2015224713A/ja
Publication of JP2015224713A5 publication Critical patent/JP2015224713A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6403992B2 publication Critical patent/JP6403992B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

【課題】この直動転がり案内ユニットは,エンドキャップの方向転換路に露出して転動体に給油を行う潤滑剤含浸の一対の本体部と連係部から成る潤滑部材をワンピースに構成し,潤滑剤を多く含浸させ,部品点数を削減してスライダの組み立てを容易にする。
【解決手段】多孔質成形体7Aの潤滑部材7は,ケーシング3の両側のエンドキャップ4の凹部34に配設された一対の本体部7Bと本体部7Bを互いに連結するケーシング3の上面に配設される一対の連結部7CDとから一体構造に形成されている。本体部7Bは,エンドキャップ4の方向転換路21に形成された開口部33に露出してボール10に潤滑剤を供給する導出部25,潤滑剤を貯留する貯留部26,及び貯留部26と導出部25とを一体構造に連係する連係部27から構成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は,長尺な軌道レールと,該軌道レール上を複数の転動体を介して相対移動すると共に潤滑部材を備えたスライダとから成る直動転がり案内ユニットに関する。
近年,直動転がり案内ユニットは,工作機械,各種組立装置,搬送機械等の各種機械装置の摺動部への適用が拡大している。従来の直動転がり案内ユニットでは,スライダの摺動方向両端のエンドキャップ内に潤滑部材を配置して,エンドキャップ内の方向転換路内で転動体に潤滑剤を給油して潤滑メンテナンスフリーを実現する構造のものが多数開発されている。
従来の摺動装置として,軸に対して摺動体が摺動するように設け,軸と摺動体との間に油を保持する油保持部を設け,油保持部には負荷路を転動移動する転動体に当接して転動体に油を供給する柔軟材で形成された油供給体が設けられている。油保持部は,油保持体と脱落防止体から成り,油保持体は油を含浸させたフェルト材から構成されている。油給油体は,上側の負荷路内に突設され,転走する転動体に接触して給油するものである(例えば,特許文献1参照)。
また,本出願人は,スライダに形成されたリターン通路孔を多孔質構造から成る焼結樹脂部材から形成し,潤滑油を長期にわたって転動体に供給し耐久性を向上させた直動転がり案内ユニットを開発し,先に特許出願した。該直動転がり案内ユニットは,スライダのリターン通路孔を潤滑剤を含浸させたパイプ状の多孔質成形体で形成して,その内部を転走するボールに給油するものである(例えば,特許文献2参照)。
また,本出願人は,潤滑剤含浸の多孔質成形体をエンドキャップの方向転換路に露出して配置した直動転がり案内ユニットを開発して先に特許出願した。該直動転がり案内ユニットは,図21に示すように構成されており,長手方向両側面37Pに沿って軌道溝11Pがそれぞれ形成された軌道レール1P,及び軌道レール1Pに跨架して長手方向に摺動自在なスライダ2Pを有し,スライダ2Pは,軌道溝11Pに対向して軌道溝12Pがそれぞれ形成され且つ軌道溝11P,12P間に形成される軌道路に沿って延びるリターン路22Pがそれぞれ形成されたケーシング3P,ケーシング3Pの両端面38Pにそれぞれ取り付けられ且つ軌道路とリターン路22Pとを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ4P,軌道路,リターン路22P及び一対の方向転換路で構成される循環路を転走する複数のボール,ボールに潤滑剤を供給するため潤滑剤が含浸された多孔質成形体7AP,及び多孔質成形体7APをエンドキャップ4Pの凹部34P内に押し付けるための端面押え板8Pを備えている。ケーシング3Pには,エンドキャップ本体5Pとスペーサ6Pから成るエンドキャップ4P,及び端面押え板8Pが固定ねじ9Pで固定されている。上記直動転がり案内ユニットは,多孔質成形体7APをエンドキャップ4Pの方向転換路に露出して配置して方向転換路内を転走するボールに確実に安定して給油を行ってメンテナンスフリーを実現したものである。該直動転がり案内ユニットは,エンドキャップ本体5Pの凹部34Pに多孔質成形体7APを配置し,エンドキャップ本体5Pの方向転換路の外周部23Pに貫通する長孔の開口部33Pを形成し,多孔質成形体7APの導出部25Pの露出面28Pを長孔から方向転換路に露出させ,それによって,ボールは長孔縁部に案内されて方向転換路を転走する時に,ボールが多孔質成形体7APの露出面28Pの接触部に接して多孔質成形体7APに含浸された潤滑剤がボールに給油されるものである(例えば,特許文献3参照)。
特開2005−76642号公報 特開2001−82469号公報 特開2013−96431号公報
しかしながら,上記摺動装置では,油供給体が上側の負荷路内に突設され,転走する転動体に接触して給油する構成であるので,摺動体の摺動抵抗が大きくなる可能性があり,また,フェルト材が排出する油量のコントロールが難しくなる問題を有している。また,上記直動転がり案内ユニットでは,リターン通路孔よりも直径の大きな貫通孔を形成するので,ケーシングの貫通孔周りが極端に薄肉にならないようにする必要がある。更に,図21に示す上記直動転がり案内ユニットでは,エンドキャップの凹部に配置した多孔質成形体が方向転換路に露出して,ボールに給油するが,潤滑剤を多量に含浸させるため多孔質成形体の体積を大きくするには,エンドキャップをスライダ長手方向に延長する必要があり,小形のスライダには不向きな構成である。
本出願人は,図21に示す直動転がり案内ユニットとしては,小形サイズ製品に構成し,軌道レール1Pの幅寸法が小さく,転動体であるボールの直径を小さく形成してミニアチュアタイプのものを開発したが,更に,多孔質成形体7APに潤滑剤を多量に含浸させるため,多孔質成形体7APの体積を大きく構成し,信頼性に富んだ潤滑のメンテナンスフリーを実現させるには,多孔質成形体7APを如何に形成すればよいかの課題が有った。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,スライダが跨架して摺動する軌道レールのレール幅が3mm程度に形成されたミニアチュアタイプの直動転がり案内ユニットであって,スライダに潤滑剤を含浸した多孔質成形体の潤滑部材を配設し,該潤滑部材を,エンドキャップに形成した凹部に配設した本体部とケーシングの長手方向全長わたって形成した凹溝に配設した連結部とから構成し,特に,潤滑部材の連結部をケーシングの取付け用ねじ孔に干渉しない側部に形成された凹溝のスペースを利用して配設し,連結部を潤滑剤の貯留部に構成して潤滑部材の潤滑剤の含油量を増やし,転動体のボールが方向転換路内を転走する際に,転動体を方向転換路にスムーズに転走させて転動体に確実に給油させ,潤滑のメンテナンスフリーを達成すると共に,潤滑部材を一体構造のワンピースに形成して部品点数を削減してスライダを確実に容易に組み立てできるように構成した直動転がり案内ユニットを提供することである。
この発明は,長手方向両側面に沿って第1軌道溝がそれぞれ形成された軌道レール,及び前記軌道レールに跨架して長手方向に摺動自在なスライダを有し,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して第2軌道溝がそれぞれ形成され且つ前記第2軌道溝と前記第1軌道溝との間に形成される軌道路に沿って延びるリターン路がそれぞれ形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,前記軌道路,前記リターン路及び一対の前記方向転換路で構成される循環路を転走する複数のボールでなる転動体,並びに前記転動体に潤滑剤を供給するため前記潤滑剤が含浸された潤滑部材を備えていることから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
前記潤滑部材は,前記ケーシングの前記両端面にそれぞれ配設された前記エンドキャップの前記反ケーシング側の端面に形成された第1凹部にそれぞれ配設された一対の本体部と前記本体部を互いに連結する一対の連結部とから一体構造のワンピースに形成され,前記本体部は,前記エンドキャップの前記方向転換路に形成された開口部に露出して前記転動体に前記潤滑剤を供給する導出部,前記潤滑剤を貯留する貯留部,及び前記貯留部と前記導出部とを一体構造に連係する連係部から構成され,前記連結部は前記ケーシングと前記エンドキャップとの上面に長手方向全長にわたって形成された凹溝に沿ってそれぞれ配設された平板部に形成され,前記転動体が前記方向転換路を転走して前記転動体が前記潤滑部材における前記導出部の露出面に接して前記潤滑部材に含浸された前記潤滑剤が前記転動体に給油されることを特徴とする直動転がり案内ユニットに関する。
この直動転がり案内ユニットにおいて,前記ケーシングは長手方向に伸びる上部と前記上部の両側部からそれぞれ垂下した袖部とから構成され,前記エンドキャップは長手方向に伸びる上部と前記上部の両側部からそれぞれ垂下した袖部とから構成され,前記ケーシングの前記上部の前記凹溝間の中央長手方向には相手部材を取付けるための取付け用ねじ孔が一対隔置して形成されている。
また,前記潤滑部材の前記本体部は,前記エンドキャップの前記上部における第2凹部に配設された前記貯留部,及び前記エンドキャップの前記袖部における前記第2凹部に配設された前記連係部と前記導出部から構成され,前記潤滑部材の一対の前記連結部は,前記貯留部の上部から前記エンドキャップと前記ケーシングとの前記上部に長手方向全長にわたってそれぞれ伸びる一対の前記凹溝に密接してそれぞれ配設されている。
また,前記潤滑部材の前記本体部の端面には,前記エンドキャップ側に突出する複数の凸部を備えており,前記凸部は,前記エンドキャップの前記第2凹部に嵌合して前記潤滑部材が前記ケーシングに固定されることによって変形し,前記潤滑部材が前記エンドキャップに位置決め固定されて前記エンドキャップに対する前記潤滑部材の浮き上がりやがたつきを防止する。
また,前記エンドキャップは,前記方向転換路の外周部が形成されたエンドキャップ本体と,前記方向転換路の内周部が形成されたスペーサとから構成され,前記スペーサに形成された位置決め用の切欠き部が前記エンドキャップ本体に形成された位置決め用の凸部に係合して前記スペーサが前記エンドキャップ本体に位置決めされ,前記エンドキャップ本体には,前記潤滑部材が嵌合配置される前記第1凹部と前記潤滑部材の前記導出部が嵌合配置される前記開口部とが形成されている。
また,前記連結部の前記平板部を配設した前記凹溝は,前記ケーシングの前記上部の上面側部に長手方向全長にわたってそれぞれ形成された一対の第1凹溝と前記エンドキャップの前記上部の上面側部に長手方向全長にわたってそれぞれ形成された一対の第2凹溝から成り,前記ケーシングの前記上面と前記潤滑部材の前記連結部の上面とは平らな面一の取付け面に形成されており,前記第2凹溝の壁面には,前記潤滑部材の前記連結部を支持する段部が形成され,前記第2凹溝の前記段部より奥側の部分は前記ケーシングに前記エンドキャップを固定するための固定ねじが挿通する取付け用孔を構成している。
また,前記潤滑部材は,前記潤滑剤が含浸される多数のオープンポアを備えた多孔質成形体から形成されている。更に,前記潤滑部材は,ポリエチレン又はポリプロピレンの超高分子量の合成樹脂微粒子から構成され,前記合成樹脂微粒子を押し固めて加熱成形して前記合成樹脂微粒子間が連通状態の多孔部に保形されており,前記多孔部には前記潤滑剤が含浸されている。
この直動転がり案内ユニットは,上記のように構成したので,スライダにおける潤滑部材が1つの部品のワンピースに構成されてコンパクトで取扱い易くなり,スライダを構成するケーシングとエンドキャップとの上面に長手方向全長にわたって形成された一対の凹溝を形成し,凹溝のスペースを利用して潤滑部材を構成する多孔質成形体の連結部を配設するので,多孔質成形体をスライダ上面に配置され,ケーシングに取り付ける相手部材に囲まれて外部に露出せず,特に,連結部を貯留部に形成して多孔質成形体への潤滑剤の含浸量を,例えば,本体部のみで形成した潤滑部材に比較して1.7〜2.0倍に増加させることができ,エンドキャップに形成した開口部を方向転換路に開口し,開口部から多孔質成形体の導出部を露出させ,方向転換路内を転走する転動体に接触して給油し,多孔質成形体に設けた凸部が多孔質成形体がエンドキャップに固定されるときに変形して,多孔質成形体の浮きやがたつきが防止されるように配設され,また,多孔質成形体が一体構造でエンドキャップとケーシングに支持されて端面押え板と共にケーシングに固定されているので,多孔質成形体をスライダにねじ固定する必要がなく,簡単な構造で潤滑部材を備えたミニアチュアタイプに構成することができる。
この発明による直動転がり案内ユニットの一実施例を示す一部破断の斜視図である。 図1のこの直動転がり案内ユニットを示す分解斜視図である。 図1の直動転がり案内ユニットを示す側面図である。 図3のA−A位置におけるケーシング端面位置から見た直動転がり案内ユニットを示す断面図である。 図3のB−B位置における直動転がり案内ユニットの断面で循環路を示す断面図である。 直動転がり案内ユニットにおけるエンドキャップに形成された方向転換路の領域を示す拡大断面図である。 図6のC- C位置におけるエンドキャップを示す断面図である。 この直動転がり案内ユニットにおけるケーシングを示す正面図である。 この直動転がり案内ユニットにおけるエンドキャップに組み込められる潤滑部材を示す正面図である。 図9の潤滑部材を示す側面図である。 図10のD−D位置における潤滑部材を示す断面図である。 反ケーシング側から見たエンドキャップ本体を示す正面図である。 図12のエンドキャップ本体を示す平面図である。 ケーシング側から見たエンドキャップ本体を示す背面図である。 図14のE−E位置におけるエンドキャップ本体を示す断面図である。 ケーシング側から見たスペーサを示す背面図である。 図16のスペーサを示す側面図である。 エンドキャップ本体側から見たスペーサを示す正面図である。 エンドキャップへの潤滑部材の組み込み工程を説明する斜視図である。 潤滑部材を組み込んだエンドキャップをケーシングに組み込む工程を説明する斜視図である。 従来の直動転がり案内ユニットを示す分解斜視図である。
以下,図面を参照して,この発明による直動転がり案内ユニットの実施例を説明する。この発明による直動転がり案内ユニットは,概して,図1に示すように,ベース等に取り付けるため取付け用孔30や長手方向の両側面37に沿って軌道溝11(第1軌道溝)がそれぞれ形成された軌道レール1,及び軌道レール1に跨架して転動体を介して相対的に摺動自在なスライダ2を有している。この実施例では,転動体はボール10であって,軌道レール1とスライダ2とに形成された軌道溝11,12は両側で二条列に形成されている。スライダ2は,主として,軌道レール1の軌道溝11に対向して形成された軌道溝12(第2軌道溝)が形成されたケーシング3,ケーシング3の両端面38にそれぞれ取り付けられ且つ軌道路20とリターン路22とを連通する方向転換路21が形成されたエンドキャップ4,軌道路20,リターン路22及び一対の方向転換路21で構成される循環路19を転走する複数の転動体でなるボール10,エンドキャップ4の凹部34(第1凹部)に本体部7Bが配設された潤滑部材7,並びに潤滑部材7をエンドキャップ4の凹部34に押さえ込む端面押え板8から構成されている。図8に示すように,ケーシング3は,軌道溝11と軌道溝12との間に形成される一対の軌道路20に沿って延びる一対のリターン路22が形成されると共に各種の機器,ワーク,取付体等の物体を取り付けるための取付け用ねじ孔29が形成されている。図12〜図15に示すように,エンドキャップ4は,ケーシング3側に方向転換路21の外周部23が形成され且つ反ケーシング3側即ち摺動方向端面38側に凹部34が形成されたエンドキャップ本体5,及び反ケーシング3側に方向転換路21の内周部24が形成され且つエンドキャップ本体5のケーシング3側の端面40に形成された凹部35(第2凹部)に嵌合配置されたスペーサ6から構成されている。エンドキャップ4は,エンドキャップ本体5に形成された位置決め用の凸部44がスペーサ6に形成された切欠き部45に嵌合して位置決め固定して組み立てられている。エンドキャップ本体5は,方向転換路21の内周部24の壁面を形成する袖部16と,袖部16を繋げる上部15とで構成されている。スペーサ6は,方向転換路21の内周部24の壁面を形成する袖部18と,袖部18を繋げる上部17とで構成されている。方向転換路21は,その外周部23と内周部24とが対向して整合することによって形成されている。また,図16〜図18に示すように,スライダ2は,スペーサ6に形成された切欠き部46,エンドキャップ本体5に形成された取付け用孔の機能を持つ凹溝32(第2凹溝),及び端面押え板8に形成された取付け用孔31に固定ねじ9を通してケーシング3に形成された取付け用ねじ孔に螺入して,ケーシング3にエンドキャップ4及び端面押え板8を固定することができる。
この直動転がり案内ユニットでは,ケーシング3は,軌道レール1の上面36側に対向する内面を備えた上部13,及び上部13の両側部から軌道レール1に沿ってそれぞれ垂下する軌道レール1を跨がる一対の袖部14から構成されている。ケーシング3の袖部14には,長手方向に沿った軌道溝12と貫通孔であるリターン路22とがそれぞれ形成され,また,ケーシング3の上部13には,相手部材(図示せず)を上面49の取付け面50に取り付けるための取付け用ねじ孔29が長手方向に沿う中央部に2個隔置して形成されており,上部13の両側部には長手方向に沿って貫通する取付け用ねじ孔42が形成されている。また,エンドキャップ本体5は,ケーシング3の上部13に対向する上部となる上部15,及び上部15の両側部からそれぞれ垂下し且つケーシング3の袖部14に対向する袖部16から構成されており,また,スペーサ6は,エンドキャップ本体5の上部15に対向する上部17,及びエンドキャップ本体5の袖部16に対向する袖部18から構成されている。エンドキャップ4は,長手方向に伸びる上部15と上部15の両側部からそれぞれ垂下した袖部16とから構成されており,エンドキャップ本体5の両袖部16には,ボール10の循環路19を構成する方向転換路21の外周部23の壁面が形成されており,また,スペーサ6の両袖部16には,ボール10の循環路19を構成する方向転換路21の内周部24の壁面が形成されている。方向転換路21は,エンドキャップ本体5の外周部23の壁面とスペーサ6の内周部24の壁面とが整合固定して形成され,軌道路20とリターン路22とを連通する弧状の通路に形成されている。方向転換路21のボール転走方向に直角な平面における断面形状は,図6に示すように,ボール10の直径寸法よりも大きな直径寸法であって実質的に弧状に形成されている。また,エンドキャップ本体5には,方向転換路21の外周部23を形成する壁面には,方向転換路21に開口する長孔形状の開口部33が形成されており,方向転換路21の入口部にはすくい部41が形成されている。また,スペーサ6は,方向転換路21の入口部に軌道路20に連通する切欠き部48とリターン路22の入口部に連通する切欠き部47が形成され,切欠き部48は方向転換路21の内周部24に連通し,切欠き部47はリターン路22に連通している。
この直動転がり案内ユニットは,特に,スライダ2に設けられた多孔質成形体7Aから形成された潤滑部材7の構成に特徴を有し,潤滑部材7は,特に,図9〜図11に示すように,ケーシング3の両端面38にそれぞれ配設されたエンドキャップ本体5に形成された凹部34内にそれぞれ嵌合して配設される潤滑剤を含浸した多孔質成形体7Aで作製された本体部7Bと,一対の本体部7Bの対向する端面の上面54からそれぞれ伸びてケーシング3の上部13の上面49の両側部に長手方向全長にわたって形成された一対の凹溝52(第1凹溝)に沿ってそれぞれ伸びる一対の連結部7CDとから構成されていることを特徴としている。連結部7CDは,ケーシング3の上部13の凹溝52に配設された断面矩形状の平らな平板部に形成されている。連結部7CDは,凹溝52に対し,若干の隙間が与えらている。連結部7CDがケーシング3の上部13の上面49より突出している場合には,ケーシング3が相手部材に取り付けられた時に上記隙間によって,連結部7CDは弾性変形可能になる。潤滑部材7は,エンドキャップ4の反ケーシング3側の端面39に形成された凹部34に配設された一対の本体部7Bと本体部7Bを互いに連結する一対の連結部7CDとから一体構造のワンピースに形成されていることを特徴としている。ケーシング3の上部13の上面49に形成された一対の凹溝52には,潤滑部材7の連結部7CDが嵌合配置され,ケーシング3の上面49と潤滑部材7の連結部7CDの上面54とは平らな面一の取付け面50に形成されている。エンドキャップ4の上部15の上面に形成された一対の凹溝32(第2凹溝)は,潤滑部材7の連結部7CDが配設されると共に,エンドキャップ4をケーシング3に固定するための固定ねじ9が挿通される機能を果たしている。即ち,潤滑部材の連結部7CDを配置する凹溝32は,その壁面に連結部7CDを支持する段部53が形成されており,凹溝32の段部53より奥側の部分はケーシング3にエンドキャップ4を固定するための固定ねじ9が挿通する取付け用孔を構成している。従って,エンドキャップ4に形成された凹溝32は,潤滑部材7の連結部7CDを配置するスペースと固定ねじ9を挿通するスペースとを共用して有効利用されている。図19及び図20には,この直動転がり案内ユニットに潤滑部材7を組み込む工程が示されている。潤滑部材7の本体部7Bは,特に,図5〜図7に示されるように,エンドキャップ4の方向転換路21に開口する開口部33に露出してボール10に潤滑剤を供給する導出部25,エンドキャップ本体5の上部15に配設された潤滑剤を貯留する貯留部26,及び貯留部26と導出部25とを一体構造に連係する連係部27から構成されており,ボール10が方向転換路21を転走してボール10が潤滑部材7における導出部25の露出面28に接して潤滑部材7に含浸された潤滑剤がボール10に給油される。また,多孔質成形体7Aが方向転換路21に露出して配置された長孔の開口部33の両端部の付近に,導出部25の端面である露出面28と長孔の壁面とによって,潤滑剤の油溜まり部43(図6)となる凹部が形成されている。更に,ボール10は,長孔の両縁部間で且つ長孔の両端部間の中央部分だけで,多孔質成形体7Aの導出部25の露出面28の少なくとも1点に接して転走するように構成されている。また,多孔質成形体7Aの導出部25の方向転換路21に露出する露出面28は,ボール10の転走方向に対して直角方向又は傾斜方向に延び,多孔質成形体7Aの導出部25の露出面28は,軌道溝12側よりもリターン路22側の方が開口部33内でケーシング3の端面38側に延び出すように傾斜している。
この直動転がり案内ユニットにおいて,特に,潤滑部材7の本体部7Bは,エンドキャップ4を構成するエンドキャップ本体5の上部15における凹部34に配設された貯留部26,エンドキャップ4を構成するエンドキャップ本体5の袖部16における凹部34に配設された連係部27,及びエンドキャップ本体5の開口部33に嵌入する導出部25から構成されている。更に,潤滑部材7の本体部7Bは,エンドキャップ4側に突出する複数の凸部51を備えており,本体部7Bの凸部51は,エンドキャップ4の凹部34に嵌合して端面押え板8で押えられてケーシング3に固定ねじ9によって固定された状態で,凸部51が変形し,潤滑部材7がエンドキャップ4に位置決め固定され,エンドキャップ本体5に対する潤滑部材7の浮き上がりやがたつきを防止することができるものである。また,本体部7Bと連結部7CDとから成る潤滑部材7は,潤滑剤が含浸される多数のオープンポアを備えた多孔質成形体7Aから形成されている。潤滑部材7は,ポリエチレン又はポリプロピレンの超高分子量の合成樹脂微粒子から構成され,合成樹脂微粒子を押し固めて加熱成形して,合成樹脂微粒子間が連通状態の多孔部即ちオープンポアに保形されており,多孔部即ちオープンポアには潤滑剤が含浸されるものである。
この直動転がり案内ユニットは,軌道レール1のレール幅が3mm以下であり,総高さが4mm以下であり,更に,転動体のボール10の直径が1.0mm以下に形成されたミニアチュアタイプに構成することができる。この実施例では,軌道レール1のレール幅が3mmであり,スライダ2の幅が8mmであり,直動転がり案内ユニットの総高さが4mmであり,転動体のボール10の直径は0.8mmであるミニアチュアの直動転がり案内ユニットに形成されている。スライダ2の長さは,2種類あって,長さが短いショートタイプが10.5mmであり,標準長さタイプが14.5mmである。従来,例えば,図23に示すようなタイプの直動転がり案内ユニットに用いられている多孔質成形体7APの体積は,ケーシング3Pの両側のエンドキャップ4Pにそれぞれ配設された2個の合計で,4.424mm3 であるのに対し,この実施例で作製したスライダ2における潤滑部材7の体積は,スライダ2の長さが短いショートタイプで7.56mm3 であり,従来品に比較して1.7倍であり,また,スライダ2の長さが標準長さタイプで8.636mm3 であり,従来品に比較して2.0倍である。この発明による直動転がり案内ユニットは,上記のように,潤滑部材7に本体部7Bを連結する連結部7CDを設けることによって,多孔質成形体7Aの体積を,従来品に比較して,1.7倍又は2.0倍に構成することができ,潤滑剤を多く含浸させることができ,安定性のある信頼性に富んだ長期間の潤滑のメンテナンスフリーを達成できる。
この発明による直動転がり案内ユニットは,半導体製造装置,精密機械,測定・検査装置,医療機器,各種ロボット,各種組立装置,搬送機械,工作機械,マイクロマシーン等の各種装置における摺動部に組み込んで利用して好ましいものである。
1 軌道レール
2 スライダ
3 ケーシング
4 エンドキャップ
5 エンドキャップ本体
6 スペーサ
7 潤滑部材
7A 多孔質成形体
7B 本体部
7C 連結部
10 ボール(転動体)
11 軌道溝(第1軌道溝)
12 軌道溝(第2軌道溝)
13,15 上部
14,16 袖部
19 循環路
20 軌道路
21 方向転換路
22 リターン路
23 外周部
24 内周部
25 導出部
26 貯留部
27 連係部
28 露出面
33 開口部
34 凹部(第1凹部)
35 凹部(第2凹部)
37 側面
38,39 端面
44,51 凸部
45 切欠き部
49,54 上面
52 凹溝
53 段部

Claims (8)

  1. 長手方向両側面に沿って第1軌道溝がそれぞれ形成された軌道レール,及び前記軌道レールに跨架して長手方向に摺動自在なスライダを有し,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道溝に対向して第2軌道溝がそれぞれ形成され且つ前記第2軌道溝と前記第1軌道溝との間に形成される軌道路に沿って延びるリターン路がそれぞれ形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面にそれぞれ取り付けられ且つ前記軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成された一対のエンドキャップ,前記軌道路,前記リターン路及び一対の前記方向転換路で構成される循環路を転走する複数のボールでなる転動体,並びに前記転動体に潤滑剤を供給するため前記潤滑剤が含浸された潤滑部材を備えていることから成る直動転がり案内ユニットにおいて,
    前記潤滑部材は,前記ケーシングの前記両端面にそれぞれ配設された前記エンドキャップの前記反ケーシング側の端面に形成された第1凹部にそれぞれ配設された一対の本体部と前記本体部を互いに連結する一対の連結部とから一体構造のワンピースに形成され,前記本体部は,前記エンドキャップの前記方向転換路に形成された開口部に露出して前記転動体に前記潤滑剤を供給する導出部,前記潤滑剤を貯留する貯留部,及び前記貯留部と前記導出部とを一体構造に連係する連係部から構成され,前記連結部は前記ケーシングと前記エンドキャップとの上面に長手方向全長にわたって形成された凹溝に沿ってそれぞれ配設された平板部に形成され,前記転動体が前記方向転換路を転走して前記転動体が前記潤滑部材における前記導出部の露出面に接して前記潤滑部材に含浸された前記潤滑剤が前記転動体に給油されることを特徴とする直動転がり案内ユニット。
  2. 前記ケーシングは長手方向に伸びる上部と前記上部の両側部からそれぞれ垂下した袖部とから構成され,前記エンドキャップは長手方向に伸びる上部と前記上部の両側部からそれぞれ垂下した袖部とから構成され,前記ケーシングの前記上部の前記凹溝間の中央長手方向には相手部材を取付けるための取付け用ねじ孔が一対隔置して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
  3. 前記潤滑部材の前記本体部は,前記エンドキャップの前記上部における第2凹部に配設された前記貯留部,及び前記エンドキャップの前記袖部における前記第2凹部に配設された前記連係部と前記導出部から構成され,前記潤滑部材の一対の前記連結部は,前記貯留部の上部から前記エンドキャップと前記ケーシングとの前記上部に長手方向全長にわたってそれぞれ伸びる一対の前記凹溝に密接してそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項2に記載の直動転がり案内ユニット。
  4. 前記潤滑部材の前記本体部の端面には,前記エンドキャップ側に突出する複数の凸部を備えており,前記凸部は,前記エンドキャップの前記第2凹部に嵌合して前記潤滑部材が前記ケーシングに固定されることによって変形し,前記潤滑部材が前記エンドキャップに位置決め固定されて前記エンドキャップに対する前記潤滑部材の浮き上がりやがたつきを防止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
  5. 前記エンドキャップは,前記方向転換路の外周部が形成されたエンドキャップ本体と,前記方向転換路の内周部が形成されたスペーサとから構成され,前記スペーサに形成された位置決め用の切欠き部が前記エンドキャップ本体に形成された位置決め用の凸部に係合して前記スペーサが前記エンドキャップ本体に位置決めされ,前記エンドキャップ本体には,前記潤滑部材が嵌合配置される前記第1凹部と前記潤滑部材の前記導出部が嵌合配置される前記開口部とが形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
  6. 前記連結部の前記平板部を配設した前記凹溝は,前記ケーシングの前記上部の上面側部に長手方向全長にわたってそれぞれ形成された一対の第1凹溝と前記エンドキャップの前記上部の上面側部に長手方向全長にわたってそれぞれ形成された一対の第2凹溝から成り,前記ケーシングの前記上面と前記潤滑部材の前記連結部の上面とは平らな面一の取付け面に形成されており,前記第2凹溝の壁面には,前記潤滑部材の前記連結部を支持する段部が形成され,前記第2凹溝の前記段部より奥側の部分は前記ケーシングに前記エンドキャップを固定するための固定ねじが挿通する取付け用孔を構成していることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
  7. 前記潤滑部材は,前記潤滑剤が含浸される多数のオープンポアを備えた多孔質成形体から形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の直動転がり案内ユニット。
  8. 前記潤滑部材は,ポリエチレン又はポリプロピレンの超高分子量の合成樹脂微粒子から構成され,前記合成樹脂微粒子を押し固めて加熱成形して前記合成樹脂微粒子間が連通状態の多孔部に保形されており,前記多孔部には前記潤滑剤が含浸されていることを特徴とする請求項7に記載の直動転がり案内ユニット。
JP2014109746A 2014-05-28 2014-05-28 直動転がり案内ユニット Active JP6403992B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109746A JP6403992B2 (ja) 2014-05-28 2014-05-28 直動転がり案内ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014109746A JP6403992B2 (ja) 2014-05-28 2014-05-28 直動転がり案内ユニット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015224713A true JP2015224713A (ja) 2015-12-14
JP2015224713A5 JP2015224713A5 (ja) 2017-06-22
JP6403992B2 JP6403992B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=54841634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014109746A Active JP6403992B2 (ja) 2014-05-28 2014-05-28 直動転がり案内ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6403992B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106050917A (zh) * 2016-08-24 2016-10-26 周佩龙 一种直线导轨滑动用直线滑台
JP2017180664A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日本トムソン株式会社 ボールねじ
JP2017180665A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日本トムソン株式会社 ボールねじ
CN113618975A (zh) * 2021-09-17 2021-11-09 浙江健壮传动科技有限公司 一种组合式伸缩滑块
CN113803369A (zh) * 2020-06-12 2021-12-17 东佑达自动化科技股份有限公司 线性致动器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121225A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 Tsubakimoto Seikou:Kk 直線作動用ボ−ルベアリングのシ−ル装置
JPS61133122U (ja) * 1985-02-08 1986-08-20
JPH01174282U (ja) * 1988-05-31 1989-12-11
US20080159668A1 (en) * 2006-12-27 2008-07-03 Hiwin Technologies Corp. Linear motion guide apparatus having lubricating device
JP2012180855A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Thk Co Ltd カバー付き運動案内装置
JP2013096431A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Nippon Thompson Co Ltd 直動転がり案内ユニット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121225A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 Tsubakimoto Seikou:Kk 直線作動用ボ−ルベアリングのシ−ル装置
JPS61133122U (ja) * 1985-02-08 1986-08-20
JPH01174282U (ja) * 1988-05-31 1989-12-11
US20080159668A1 (en) * 2006-12-27 2008-07-03 Hiwin Technologies Corp. Linear motion guide apparatus having lubricating device
JP2012180855A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Thk Co Ltd カバー付き運動案内装置
JP2013096431A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Nippon Thompson Co Ltd 直動転がり案内ユニット

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102324533B1 (ko) * 2016-03-30 2021-11-09 니혼토무손가부시기가이샤 볼나사
CN107269788B (zh) * 2016-03-30 2021-07-13 日本东晟株式会社 滚珠丝杠
JP2017180665A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日本トムソン株式会社 ボールねじ
KR20170113363A (ko) * 2016-03-30 2017-10-12 니혼토무손가부시기가이샤 볼나사
CN107269788A (zh) * 2016-03-30 2017-10-20 日本东晟株式会社 滚珠丝杠
CN107269695A (zh) * 2016-03-30 2017-10-20 日本东晟株式会社 滚珠丝杠
JP2017180664A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日本トムソン株式会社 ボールねじ
CN107269695B (zh) * 2016-03-30 2020-08-07 日本东晟株式会社 滚珠丝杠
CN106050917A (zh) * 2016-08-24 2016-10-26 周佩龙 一种直线导轨滑动用直线滑台
CN106050917B (zh) * 2016-08-24 2018-06-26 佛山市金联乐照明电器有限公司 一种直线导轨滑动用直线滑台
CN113803369A (zh) * 2020-06-12 2021-12-17 东佑达自动化科技股份有限公司 线性致动器
JP2021196050A (ja) * 2020-06-12 2021-12-27 東佑達自動化科技股▲ふん▼有限公司 リニアアクチュエータ
JP7143392B2 (ja) 2020-06-12 2022-09-28 東佑達自動化科技股▲ふん▼有限公司 リニアアクチュエータ
CN113618975A (zh) * 2021-09-17 2021-11-09 浙江健壮传动科技有限公司 一种组合式伸缩滑块

Also Published As

Publication number Publication date
JP6403992B2 (ja) 2018-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4584888B2 (ja) 直動案内ユニット
JP6403992B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP4685723B2 (ja) 直動案内ユニット
JP5820187B2 (ja) 小形直動案内ユニット
JP6445788B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP4965362B2 (ja) ローラ形式の直動案内ユニット
JP5647463B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP2006038195A (ja) 転がり案内ユニット
JP2009063059A (ja) 直動転がり案内ユニット用のスライダ
JP5550918B2 (ja) 直動案内ユニット
JP2013096431A (ja) 直動転がり案内ユニット
JP5945161B2 (ja) 直動案内ユニット
JP5767561B2 (ja) 直動案内ユニット
JP6407566B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP6393496B2 (ja) 潤滑部材を備えた直動案内ユニット
JP5938196B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP6329364B2 (ja) 転動体間にセパレータを配設した直動案内ユニット
US9803688B2 (en) Rolling bearing guide apparatus
JP6236226B2 (ja) 保持板を備えた直動案内ユニット
JP4500128B2 (ja) 直動案内ユニット
JP6945980B2 (ja) 曲動転がり案内ユニット及びそのスライダへの転動体の装填方法
JP2006144840A (ja) 直動案内ユニット
JP2014234858A5 (ja)
JP2016164424A (ja) 直動案内ユニット
JP2017089772A (ja) 曲動転がり案内ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6403992

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250