JP2013245751A5 - - Google Patents
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この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,半導体製造装置,工作機械,産業用ロボット等の各種の装置の摺動部に使用される転動体のローラタイプであって,ローラの脱落を防止する保持板を保持する保持バンドを備えた直動案内ユニットにおいて,エンドキャップのエンドシール側の端面に保持バンド溝を形成したような構造上スペースが厳しくても,エンドキャップのエンドシール側の端面に凹部を形成し,凹部に潤滑剤を含浸した多孔質成形体を嵌合配設し,エンドキャップに設けた方向転換路に開口する開口部を形成し,転動体のローラへの潤滑剤の給油を方向転換路内で行い,特に,エンドシール側からの注油器の注油針により方向転換路に給油すると共に,同時に多孔質成形体にも追加給油できるように構成し,給油手段の構成を単純化し,更に,深部の凹部に追従して体積が可及的に大きくなる形状に多孔質成形体に貯留部を形成し,エンドキャップが小形であっても多孔質成形体に十分な潤滑剤を含浸できる構造に構成し,転動体へ確実に安定的に給油を行ってメンテナンスフリーを実現し,更に追加給油を可能にし,転動体への給油を長期にわたって確実に容易に安定して達成できる直動案内ユニットを提供することである。
また,この直動案内ユニットにおいて,エンドキャップ4に形成されたエンドシール8側に開口する凹部31は,エンドキャップ本体5の本体部41と該本体部41の両側からそれぞれ延びる袖部42に形成されており,多孔質成形体10の貯留部20が凹部31にフィットして嵌入されている。多孔質成形体10は,エンドキャップ本体5に形成された凹部31内に嵌合する形状に形成されており,図9〜図12に示すように,本体部41の両側の凹部31の深部48に位置する第1貯留部21,両第1貯留部21に接続して本体部41の中央の凹部31の深部48に位置する第2貯留部22,両第1貯留部21に接続して両側の袖部42の凹部31に位置する第3貯留部23,方向転換路30の開口部50へと突出して先端面が開口部50に露出する突出部24,及び第3貯留部23と突出部24とを接続する連係供給部19から形成されている。潤滑剤を多量に含浸する貯留部20は,主として,ブロック状の形状で上部左右に形成された一対の第1貯留部21と,一対の第1貯留部21間に位置する平板状の第2貯留部22,及び第1貯留部21からそれぞれ垂下する第3貯留部23から構成されている。連係供給部19は,第3貯留部23からそれぞれ垂下してエンドキャップ本体5の一対の袖部42の凹部31にそれぞれ嵌合されている。一対の連係供給部19には,エンドキャップ4の方向転換路30内を転走する転動体のローラ7に接触して潤滑剤を供給する突出部24がそれぞれ形成されている。突出部24は,その先端面に傾斜した接触面25が形成されており,接触面25は,エンドキャップ4の方向転換路30の曲線部分に形成された開口部50に露出するように配設されている。多孔質成形体10は,潤滑剤の保持量を増やすために,第2貯留部22の厚さ(即ち,容積)を大きくして,エンドキャップ4のボス部38が切り欠かれてスリット36が形成されるまで,ボス部38が薄くなるように構成されている。その結果,多孔質成形体10の第2貯留部22の部分の容積(体積)が増加して,保持できる潤滑剤の量が増加することになる。同時に,ボス部38での給油孔35が切り欠かれた状態になってスリット36が形成されることによって,潤滑剤は,給油孔35からスリット36を通じてスリット36に露出している多孔質成形体10の露出面46に給油される。
また,この直動案内ユニットは,転動体のローラ7を保持するため摺動方向に延びる保持板26を固定する保持バンド27を係止するため,エンドキャップ4の端面53(68)には保持バンド溝39が形成されており,エンドキャップ4に形成された凹部31は保持バンド溝39で開口している。また,スライダ2を構成するエンドキャップ4のエンドシール8側の端面53に形成された凹部31に潤滑剤を含浸した多孔質成形体10を配設し,多孔質成形体10から方向転換路30に形成された開口部50を通じて方向転換路30を転走するローラ7に潤滑剤を給油するものである。エンドキャップ本体5の凹部31は,エンドキャップ本体5の端面53(68)から形成された外側枠部43と内側枠部44に囲まれて形成された領域に位置しており,エンドキャップ4の左右両側に形成されているので,多孔質成形体10は,左右両側の凹部31に跨がって延びて嵌合されてる。この実施例では,エンドキャップ4自体が小形に形成されているので,凹部31は,エンドキャップ本体5の本体部41及び本体部41の幅方向即ち摺動方向に直交する方向の左右両側の袖部42に延びて形成されている。
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