JP6417714B2 - 転がり軸受案内装置 - Google Patents
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Description
案内レールと、
前記案内レール上を滑走するスライダ本体と、
前記スライダ本体の滑走に伴い前記スライダ本体と前記案内レールの間を転動する転動体と、
前記滑走時に前記スライダ本体の先頭又は後尾となる端面に取り付けられ、前記転動体の移動方向を転換する方向転換路を形成するエンドキャップとを有する転がり軸受案内装置において、
前記スライダ本体と前記エンドキャップとの間に配置され、前記方向転換路内に一部が露出した潤滑部材と、
潤滑剤を保持し、前記エンドキャップに隣接して配置された潤滑剤容器と、
前記潤滑剤容器内の前記潤滑剤を前記潤滑部材へ導くために、前記潤滑剤容器から前記潤滑部材へ向かって延在し、先端部が前記潤滑部材に接触した誘導部材とを有し、
前記誘導部材は、前記先端部の空孔密度が、前記先端部以外の空孔密度よりも高いことを特徴とする転がり軸受案内装置を提供する。
本発明の第1実施形態に係る直動案内装置を図1〜図5を参照しつつ説明する。図1に示すように、直動案内装置1は、細長い四角柱状の案内レール2と、案内レール2を跨いで、案内レール2の長手方向に移動可能に跨嵌したスライダ3とから構成されている。なお、案内レール2の延在方向をX軸方向、案内レール2の横巾方向をY軸方向、X軸方向およびY軸方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。
潤滑部材収容部18には、潤滑部材14に形成された後述の凸部24a〜24d(図4参照)が嵌合する凹部19a〜19dが形成されている。
本発明の第2実施形態に係る直動案内装置について図6を参照しつつ説明する。この第2実施形態はエンドキャップ9a、9bの胴部12に挿入される誘導部材40の構成が第1実施形態のものと異なり、その他の部分は第1実施形態と同様であり、共通部分には共通の符号を付して説明を省略する。図6(a)は図2(a)に対応した部分を示すエンドキャップ9bおよび潤滑部材14のスライダ本体8側からみた正面図であり、図6(b)は同図(a)のA−A線断面図である。また、図6(c)は同図(b)のほぼB−B線に沿った部分的な断面図である。第2実施形態においても、エンドキャップ9bの胴部12の中央に誘導部材40挿入用の貫通孔20が形成され、この貫通孔20に挿入された誘導部材40の先端が潤滑部材14の胴部22に当接し、後端部が潤滑剤容器10bの貫通孔31から該容器10b内に挿入されて潤滑剤含浸部材32(図5(b))の胴部33に接触している。
図7は本発明の第3実施形態に係る直動案内装置を示したものであり、図7(a)は図2(a)、図6(a)に対応した部分を示すエンドキャップ9bおよび潤滑部材14のスライダ本体8側からみた正面図である。また、図7(b)は図2(b)、図6(b)に対応した図であって、図7(a)のA−A線断面図である。第3実施形態はエンドキャップ9bの胴部12に挿入される誘導部材41の構成が第1、第2実施形態の場合と異なり、その他の構成は第1、第2実施形態とほぼ同様である。したがって図7(a)、図7(b)において図2(a)、(b)および図6(a)、図6(b)と共通の部分には共通の符号を付して重複する説明を省略する。
2 案内レール
3 スライダ
5a、5b 角部転動溝
6a、6b 側部転動溝
8 スライダ本体
9a、9b エンドキャップ
10a、10b 潤滑剤容器
11a、11b サイドシール
12 サイドシールの胴部
13a、13b サイドシールの脚部
14 潤滑部材
15a〜15d 方向転換路
16 転動体
17a、17b 貫通孔部
18 潤滑部材収容部
19a〜19d 凹部
20、31 貫通孔
22 潤滑部材の胴部
23a、23b 潤滑部材の脚部
24a〜24d 凸部
26 潤滑剤容器の胴部
27a、27b 脚部
28 収容部
29a、29b 脚部円筒部
31 貫通孔
32 潤滑剤含浸部材
33 潤滑剤含浸部材の胴部
34a、34b 潤滑剤含浸部材の脚部
37、40、41 誘導部材
Claims (9)
- 案内レールと、
前記案内レール上を滑走するスライダ本体と、
前記スライダ本体の滑走に伴い前記スライダ本体と前記案内レールの間を転動する転動体と、
前記滑走時に前記スライダ本体の先頭又は後尾となる端面に取り付けられ、前記転動体の移動方向を転換する方向転換路を形成するエンドキャップとを有する転がり軸受案内装置において、
前記スライダ本体と前記エンドキャップとの間に配置され、前記方向転換路内に一部が露出した潤滑部材と、
潤滑剤を保持し、前記エンドキャップに隣接して配置された潤滑剤容器と、
前記潤滑剤容器内の前記潤滑剤を前記潤滑部材へ導くために、前記潤滑剤容器から前記潤滑部材へ向かって延在し、先端部が前記潤滑部材に接触した誘導部材とを有し、
前記誘導部材は、前記先端部の空孔密度が、前記先端部以外の空孔密度よりも高いことを特徴とする転がり軸受案内装置。 - 前記潤滑部材は、前記案内レールの両側に配置され、前記方向転換路に一部が露出する一対の脚部と、前記一対の脚部を接続する胴部とからなり、
前記潤滑剤容器内の前記潤滑剤が、前記誘導部材から前記胴部を介して前記脚部へ導かれることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受案内装置。 - 前記誘導部材は、前記先端部から前記潤滑剤容器内へ延在した後端部へ向かって空孔密度が低下するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の転がり軸受案内装置。
- 前記誘導部材は、前記先端部から前記後端部へ向かって空孔密度が相対的に高、中、低の勾配となるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の転がり軸受案内装置。
- 前記誘導部材は、空孔密度の異なる3つの誘導部材片を、空孔密度の高い順に前記潤滑部材側から配置して構成されていることを特徴とする請求項4に記載の転がり軸受案内装置。
- 前記誘導部材は、前記潤滑剤容器内へ延在した後端部から前記先端部へ向かって先細りになったテーパー形状であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置。
- 前記エンドキャップには、前記誘導部材へ向かって延びた貫通孔が形成されており、
前記潤滑剤容器には、前記エンドキャップの前記貫通孔に連通する開口が形成されており、
前記誘導部材は、前記潤滑剤容器の前記開口および前記エンドキャップの前記貫通孔に挿入されて前記先端部が前記潤滑部材に接触していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置。 - 前記エンドキャップの前記貫通孔の内壁および前記潤滑剤容器の前記開口の内壁と、前記誘導部材との間に隙間が設けられており、
前記隙間には潤滑剤が充填されていることを特徴とする請求項7に記載の転がり軸受案内装置。 - 前記エンドキャップの前記貫通孔および前記潤滑剤容器の前記開口は円形であり、
前記誘導部材の断面は半月状であることを特徴とする請求項8に記載の転がり軸受案内装置。
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