JP5164699B2 - 直動転がり案内ユニット用の潤滑部材および直動転がり案内ユニット用のスライダ - Google Patents

直動転がり案内ユニット用の潤滑部材および直動転がり案内ユニット用のスライダ Download PDF

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Description

この発明は、スライダをレールに対して相対移動させる直動転がり案内ユニットに関する。
この種の潤滑部材およびスライダとして本出願人は、特願2007−073668号に係る発明をすでに提供済みであるが、この従来の構造を示したのが図10である。以下には、この図10に基づいて、従来の構造を詳細に説明する。
ケーシング1の両端にエンドキャップ2,2を固定しており、これらケーシング1とエンドキャップ2,2とには、ころからなる複数の転動体が無限に循環する無限循環路が形成されている。
上記ケーシング1は、平面部1aと、この平面部1aに対して直角にした一対の側部1b,1bとからなる。また、上記エンドキャップ2も、上記ケーシング1と同様、平面部2aと、この平面部2aに対して直角にした一対の側部2b,2bとからなる。つまり、スライダS全体としても、平面部と、この平面部に対して直角にした側部とを備えてなり、この側部に、図示していない無限循環路を形成して転動体を転動自在に保持している。
そして、上記一対の側部1b,1bが対向する面側には、上記転動体が露出しており、この転動体がレールの軌道面上を転動することによって、スライダSとレールとが相対移動することとなる。
また、一方のエンドキャップ2(図中右側のエンドキャップ2)であって、ケーシング1との接触面とは反対側の面には、当該エンドキャップ2と別体からなる側面シール3を固定している。この側面シール3は、レールの軌道面に接触するリップ部3a(図中左側の側面シール3参照)を備えており、スライダSがレール上を摺動する際に、スライダS内にダスト等が侵入しないようにしている。
なお、上記とは反対側のエンドキャップ2(図中左側のエンドキャップ2)側にも側面シール3を固定することとなるが、この側面シール3とエンドキャップ2との間には、潤滑部材aを介在させている。
この潤滑部材aは、部材本体4の一方の面にプレート5を固定し、部材本体4の他方の面にオイルパッキン6を固定し、これら部材本体4、プレート5、およびオイルパッキン6をケース7に組み込んで構成している。
上記部材本体4は、例えば、合成樹脂と油とを加圧一体成型したり、あるいは粒状合成樹脂を成型後、潤滑油を含浸させたりして形成するもので、成型過程で形成される微細な連続気泡に、油等の潤滑油を含浸することができる樹脂製の部材である。
この部材本体4も、上記ケーシング1およびエンドキャップ2と同様、連結部4aおよびこの連結部4aの両端から直角に突出する一対の側部4b,4bとを備えている。そして、この側部4b,4bの対向面には、円弧状の接触潤滑部4c,4cを突出させており、スライダSがレールをまたいだとき、この接触潤滑部4c,4cがレール側面に形成した軌道面に軽く接触する寸法関係を維持している。
また、部材本体4における連結部4aには、スライダSの摺動方向側に位置する一方の面に凹みからなる組込み部8を開口している。この組込み部8は、両側部4b,4bにわたって形成される断面長方形の凹みであり、この組込み部8に含浸保持部材9を組み込んでいる。
この含浸保持部材9は、例えばフェルト材のように潤滑油を含浸することができる部材で、上記部材本体4よりも、単位体積あたりの含油空間、すなわち、単位体積あたりの潤滑油保持量を多くしている。
ただし、含浸保持部材9における潤滑油の吸引力と、部材本体4における潤滑油の吸引力とは、それらが等しいか、あるいは部材本体4の方が強い吸引力を有する関係でなければならない。なお、ここでいう潤滑油の吸引力とは、含浸保持部材9あるいは部材本体4に、毛管現象や表面張力によって潤滑油を吸引する強さのことをいう。いずれにしても、含浸保持部材9および部材本体4における吸引力の関係は、含浸保持部材9から部材本体4に潤滑油が浸み込む関係でなければならない。
そして、上記含浸保持部材9を部材本体4の組込み部8に固定したら、組込み部8の開口を密封するように、部材本体4の一方の面にオイルパッキン6を重ねる。このオイルパッキン6は、接触潤滑部4cを除く部材本体4の一面(スライダSの摺動方向側に位置する面)をほぼ覆う構成にしている。上記オイルパッキン6は、組込み部8に対応する部分に、小孔からなる給油孔6aを形成しており、この給油孔6aを介して組込み部8を外部に連通するようにしている。
さらに、上記部材本体4およびオイルパッキン6は、ケース7に組み込まれるが、このケース7は、オイルパッキン6および部材本体4の外周面を覆うものである。このようにしてオイルパッキン6をケース7に組み込んだとき、当該オイルパッキン6に形成した給油孔6aに一致する部分に、貫通孔7aが形成されている。
また、上記プレート5は金属製の部材であり、部材本体4であってオイルパッキン6を重ねた面とは反対側の面に重ねられる。つまり、部材本体4およびオイルパッキン6は、ケース7とプレート5の間に挟まれるとともに、一対の側部4b,4bの対向面を除く全面を、ケース7およびプレート5によって覆われることになる。
上記の構成からなる潤滑部材aは、プレート5側をエンドキャップ2に接触させた状態で、ネジN,NによってスライダSのケーシング1に固定されるが、このとき、ケース7であって、エンドキャップ2に固定する面とは反対側の面に、上記側面シール3を同時に固定するようにしている。
そして、このケース7に固定する側面シール3は、上記給油孔6aおよび貫通孔7aに対応する部分に、挿入孔3bが形成されている。したがって、部材本体4に形成した組込み部8は、オイルパッキン6の給油孔6a、ケース7の貫通孔7a、および側面シール3の挿入孔3bを介して外部に連通することとなる。
上記のように、潤滑部材aを一方のエンドキャップ2に固定したスライダSは、潤滑部材aの接触潤滑部4c,4cを、レールの軌道面に接触させながらレールとの相対移動を行う。そして、部材本体4に含浸された潤滑油が、接触潤滑部4c,4cからレールの軌道面に供給されて当該軌道面を潤滑することとなる。
そして、上記のように、接触潤滑部4c,4cから潤滑油が軌道面に供給されると、部材本体4から潤滑油が徐々に減少するが、部材本体4から潤滑油が減少すると、含浸保持部材9に含浸された潤滑油が、徐々に部材本体4に浸み込む。
この含浸保持部材9は、上記したように、部材本体4よりも単位体積あたりの潤滑油保持量が多いので、部材本体4に比べて体積は小さいものの、部材本体4から減少した潤滑油を十分に補給することができる。
そして、含浸保持部材9から部材本体4に潤滑油が補給されると、今度は含浸保持部材9から潤滑油が徐々に減少するが、この潤滑部材aにおいては、含浸保持部材9に、次のようにして、潤滑油を補給することができる。
すなわち、部材本体4に形成した組込み部8は、給油孔6a、貫通孔7a、挿入孔3bを介して側面シール3の表面側に連通している。
そして、側面シール3側から油等の液状潤滑油を貯蔵した注油器10を挿入するとともに、注油器10の先端を給油孔6aに貫通させる。この状態で、組込み部8に固定された含浸保持部材9に液状潤滑油を補給すれば、液状潤滑油が含浸保持部材9に備蓄され、再び部材本体4への潤滑油補給が可能となる。
特願2007−073668号明細書
上記のようにしたスライダSを摺動自在に支持するレールは、常に水平面に設置されるとは限らない。壁面のように鉛直面に設置されたりあるいは天井面に設置されたりする。例えば、鉛直面にレールが水平に固定されると、そのレールをまたぐスライダSの一方の側部1bが高位になり、他方の側部が低位になる。つまり、両方の側部が鉛直面に対して上下に位置することになる。このようにスライダSの両方の側部が上下に配置されると、組込み部8が垂直な状態になる。
組込み部8が垂直な状態になれば、この組込み部8に充満されている潤滑油あるいは含浸保持部材9に含浸された潤滑油が、組込み部8の低い方に偏って溜まってしまう。その結果として、高い位置にある側部4b側で潤滑油不足が発生し、均一な潤滑ができなくなるという問題が発生する。また、レールを傾斜面や天井面に設置した場合にも、同様の問題が発生する。
さらに、上記のように潤滑油が偏在してしまうと、その分、潤滑機能を長く保てなくなる。つまり、実質的に潤滑油が短期間で不足するという事態が発生する。
この発明の目的は、レールを、水平面、傾斜面、鉛直面あるいは天井面のいずれに設置しても、当該レールの軌道面あるいは軌道溝に対してより均一な潤滑が可能で、しかも、潤滑部材の潤滑機能を長期間保てる直動転がり案内ユニット用の潤滑部材および直動転がり案内ユニットのスライダを提供することである。
第1の発明は、ケーシングの両端に一対のエンドキャップを固定するとともに、上記ケーシングおよびエンドキャップに転動体を転動自在に組み込む無限循環路を形成し、しかも、上記エンドキャップのいずれか一方または双方には、潤滑油を含浸させる潤滑部材を設け、この潤滑部材の部材本体をレールにまたがらせ、この部材本体には、凹みまたは孔からなる組込み部を形成するとともに、この組込み部に、上記部材本体よりも単位体積あたりの潤滑油保持量が多く、かつ、潤滑油の吸引力が上記部材本体と等しいか、あるいは上記部材本体よりも弱い関係にある含浸保持部材を組み込み、この含浸保持部材に潤滑油を含浸させるとともに、部材本体が含浸した潤滑油をレールの軌道部に接触供給する直動転がり案内ユニット用のスライダを前提にするものである。
第1の発明は、上記の直動転がり案内ユニット用のスライダを前提にしつつ、上記部材本体は、互いに対向する一対の側部を、連結部を介して一体に形成して、当該部材本体をレールにまたがせたとき、上記側部がレール側面に形成した上記軌道部である互いに対向する一対の軌道面に接触する構成にするとともに、上記レールを水平面、鉛直面、傾斜面あるいは天井面のいずれに固定したときにも、上記レールの軌道部のうち相対的に高位にある軌道部の少なくとも一部に対して、レールにまたがせた上記部材本体の組込み部の少なくとも一部が、同位あるいは高位を保つように、上記部材本体の一対の側部にはそれぞれ上記組込み部を形成し、かつ、これら一対の組込み部の長さが、上記一対の軌道面が対向する間隔以上の長さを保持し、上記組込み部に含浸保持部材を組み込んだとき、それら組込み部と含浸保持部材との間にすき間が形成される構成にし、このすき間を油溜め部とし、上記エンドキャップの外側に、部材本体とほぼ同一形状をした芯金プレートを設けるとともに、この芯金プレートと上記部材本体との間にパッキンプレートを介在させ、この部材本体をケースで覆い、かつ、このケースの外側を側面シールで覆うとともに、この側面シールおよびケースを貫通して組込み部に到達する注油ポートを形成し、この注油ポートに環状突部を設けた点に特徴を有する。
第2の発明は、上記側面シールの一対の側部には、それぞれ第1注油孔を形成し、上記側面シールの外側における第1注入孔の周囲には環状突部を形成する一方、上記ケースであって上記第1注油孔と対応する位置に、一対の第2注油孔を形成し、ケースの外側を上記側面シールで覆ったとき、上記第1注油孔と上記第2注油孔とが相まって注油ポートを構成し、各注油ポートは、上記側面シールおよびケースを貫通して、上記部材本体の両側部に形成された上記組込み部に到達する点に特徴を有する。
第3の発明は、上記側面シールの一対の側部には、それぞれ第1注油孔を形成する一方、上記ケースであって上記第1注油孔と対応する位置に、一対の第2注油孔を形成し、上記ケースの上記側面シール側における第2注油孔の周囲には環状突部を形成し、ケースの外側を上記側面シールで覆ったとき、上記環状突部が、上記第1注油孔を貫通するととともに、上記第1注油孔から突出する長さを有し、上記第1注油孔と上記第2注油孔とが相まって注油ポートを構成し、各注油ポートは、上記側面シールおよびケースを貫通して、上記部材本体の両側部に形成された上記組込み部に到達する構成にした点に特徴を有する。
第1〜3の発明は、組込み部に含浸保持部材を組み込んだとき、それら組込み部と含浸保持部材との間にすき間が形成される構成にし、このすき間を油溜め部とし、一対の注油ポートが上記側面シールおよびケースを貫通して、上記部材本体の一対の側部に形成された一対の組込み部に到達している。
上記第1〜3の発明によれば、組込み部と含浸保持部材との間にすき間からなる油溜め部が確保されるので、潤滑油を油溜め部に一時的に保持させ、その潤滑油を含浸保持部材に徐々に含浸させることができる。例えば、注油ポートから潤滑油を注入するとき、油溜め部に潤滑油を一時的に溜めておけるので、潤滑油の注入作業を確実に短時間で終えることができる。
また、第1〜3の発明によれば、芯金プレートと部材本体との間にパッキンプレートを介在させて、部材本体がケースとパッキンプレートとによって完全にシールされるので、当該部材本体に含浸させた潤滑油が外部に漏れ出すことがなくなる。
上記第1〜3の発明では、部材本体の組込み部と含浸保持部材との間にすき間を形成して、上記組込み部および含浸保持部材の寸法関係をラフにでき、含浸保持部材を組み込んだ部材本体をケースで覆い、かつ、このケースの外側を側面シールで覆うようにしているので、芯金プレート、パッキンプレート、部材本体、含浸保持部材、ケースおよび側面シールの組付作業が複雑化することを回避できる。
さらに、第1〜3の発明によれば、注油ポートに設けた環状突部が注油器先端をガイドする機能を有しているので、注油器を使って、潤滑剤を注油ポートから含浸保持部材に補給する際には、補給作業を簡単かつ正確に行える。
図1〜3に示した第1実施形態において、図1は、当該スライダSをレールRに移動可能にまたがせた状態を示す斜視図で、上記レールRは、その両側面を凹ませるとともに、それら凹みの上下に、この発明の軌道部である軌道面21a,21bを形成している。
そして、このレールRにまたがせるスライダSは、そのケーシング22の両側にエンドキャップ23a,23bを設けるとともに、一方のエンドキャップ23aの外側に潤滑部材Aを設けたものである。ただし、上記ケーシング22とエンドキャップ23a,23bの構成は従来と全く同じで、ケーシング22およびエンドキャップ23a,23bのそれぞれは、平面部とその平面部に対して直角にした側部とからなるものである。そして、これらケーシング22とエンドキャップ23a,23bとには、ころからなる複数の転動体が無限に循環する無限循環路が形成されている。
上記潤滑部材Aは、図2に示すように、エンドキャップ23a側から順に、芯金プレート24、パッキンプレート25、部材本体26、ケース27、側面シール28を重ね合わせてなるものである。
上記芯金プレート24は、一対の突出部24aを形成しているが、これら一対の突出部24aは、エンドキャップ23aの側面形状と同一形状にしたもので、スライダSをレールRにまたがせたとき、その軌道面21a,21bに近接するものである。そして、この突出部24aには突起24bを形成しているが、この突起24bは部材本体26側に向けて突出させている。
また、上記パッキンプレート25は、その側面形状を凹字形にしたもので、芯金プレート24の突出部24aを取り除いた形状に対応させている。
上記部材本体26は、例えば、合成樹脂と油とを加圧して一体成型したり、あるいは粒状合成樹脂を成型後、潤滑油を含浸させたりして形成するもので、成型過程で形成される微細な連続気泡に、潤滑油を含浸することができる材質からなる。
そして、この部材本体26は、その外形を上記芯金プレート24とほぼ同一の形状にしたもので、連結部26aと、この連結部26aに対して直角にした一対の側部26bとからなる。さらに、連結部26aと側部26bとが交差する角部を湾曲部26cとしているが、この湾曲部26cは、エンドキャップ23a、芯金プレート24、パッキンプレート25、ケース27および側面シール28のそれぞれに形成したボルト孔29に対応させたものである。
また、上記一対の側部26bの内側、すなわちそれらの対向面には、その内側に向かって突出する突出部26dを形成しているが、この突出部26dは、芯金プレート24の突出部24aに対応するものである。したがって、スライダSをレールRにまたがせたとき、この突出部26dが軌道面21a,21bに接するとともに、スライダSの移動過程で当該軌道面21a,21bに押し付けられるが、このように突出部26dが軌道面21a,21bに押し付けられたとき、部材本体26に含浸させた潤滑油が押し出されて軌道面21a,21bを潤滑するものである。
さらに、上記側部26bには、その側部26bの長手方向に沿った長方形の溝からなる組込み部26eを形成している。なお、この組込み部26eは、上記のように溝ではなく貫通孔で構成してもよい。
上記のようにした組込み部26eには、含浸保持部材30を組み込むが、この含浸保持部材30は、例えばフェルト材などの潤滑油の含浸性に優れた材質からなる。ただし、この含浸保持部材30は、上記部材本体26よりも、単位体積あたりの含油空間、すなわち、単位体積あたりの潤滑油保持量が多ければ、どのような素材でも構わない。
なお、含浸保持部材30における潤滑油の吸引力と、部材本体26における潤滑油の吸引力とは、それらが等しいか、あるいは部材本体26の方が強い吸引力を有する関係でなければならない。なぜならば、この含浸保持部材30に保持された潤滑油を部材本体26側にしみこませなければならないからである。また、上記潤滑油の吸引力とは、含浸保持部材30あるいは部材本体26に、毛管現象や表面張力によって潤滑油を吸引する強さのことをいう。
そして、上記含浸保持部材30を組込み部26eに組み込んだとき、この含浸保持部材30と組込み部26eとの間にすき間が形成されるが、このすき間が油溜め部cを構成することになる。なお、両者の間に隙間ができる構成とは、例えば、潤滑油を含浸させた含浸保持部材30の体積より、組込み部26eの体積が大きい場合、あるいは組込み部26eと含浸保持部材30とが異形の関係にある場合などが想定できる。
また、上記ケース27は、潤滑部材Aの部材本体26が組み込まれる大きさを有するもので、このケース27を部材本体26側から見たのが図3(c)である。なお、図3(b)におけるケース27は、図3(c)におけるIII−III線断面図である。
上記図3からも明らかなように、ケース27は、部材本体26の形状と対応する連結部壁27aと側部壁27bとを有するとともに、上記側部壁27bに連続する底面部壁27cを有する。そして、側部壁27bの内側には注油孔27dを形成しているが、この注油孔27dは、このケース27に組み込んだ部材本体26の組込み部26eに対応する位置関係を保っている。なお、上記側面シール28側における注油孔27dの周囲には環状突部27eを形成している。
さらに、上記側面シール28は、金属板28aの周囲にゴム製の弾性材28bを焼き付けて一体化したもので、レールRの軌道面21a,21bに接触するリップ部28cを備えており、スライダSがレールR上を摺動する際に、スライダS内にダスト等が侵入しないようにしている。そして、この側面シール28には、その両側に注油孔28dを形成しているが、この注油孔28dには、図3(b)に示すようにケース27の環状突部27eがはまる構成にしている。
上記のようにした芯金プレート24、パッキンプレート25、部材本体26、ケース27、側面シール28のそれぞれは次のようにして組みつけられる。
先ず、図3に示すように、含浸保持部材30を部材本体26の組込み部26eに組み込むとともに、この部材本体26をケース27に組み入れる。上記のように組込み部26eに含浸保持部材30を組み込むことによって、それら組込み部26eと含浸保持部材30との間に、すき間が形成されるが、このすき間を油溜め部cとしている。
そして、部材本体26を組み入れたケース27の外側には、側面シール28をあてがうが、このときにはケース27の環状突部27eを側面シール28の注油孔28dに挿入して、ケース27と側面シール28を一体化する(図3(b)参照)。なお、図中符号28eは、注油孔28dの周囲に形成した環状突部からなる注油口であり、符号32は、再給油するための注油器先端部を示したもので、その先端を円筒状にしている。
上記のように側面シール28と部材本体26を組み入れたケース27とを一体化したら、ケース27とは反対側において露出している部材本体26の面にパッキンプレート25をあてがうとともに、部材本体26と芯金プレート24との間にパッキンプレート25を挟むようにして、芯金プレート24を部材本体26に押し付ける。このように芯金プレート24を部材本体26に押し付けると、芯金プレート24の突起24bが部材本体26の突出部26dに食い込み、部材本体26が軌道面21a、21bと良好に接触する位置に固定される。
そして、最終的には固定ボルト31を前記ボルト孔29に通して、潤滑部材Aをケーシング22に固定する。
なお、上記スライダSのエンドキャップ23b側も、上記側面シール28と同様の側面シールで覆うものである。
図4に示した第2実施形態は、ケース27に形成した環状突部27eの長さを十分に長くして、ケース27の外側に側面シール28をあてがったとき、上記環状突部27eが注油孔28dから突出して注油口をかねるようにしたもので、その他の構成は、第1実施形態と同様である。
また、図5,6に示した第3実施形態は、部材本体26に形成した組込み部26eを、突出部26d側に張り出させたもので、それにともなって含浸保持部材30も組込み部26eとほぼ同一の形状にしたものである。ただし、この実施形態においても、組込み部26eと含浸保持部材30との間に油溜め部cが形成されることは第1実施形態と同様である。
この第3実施形態では、含浸保持部材30の体積が拡大されるので、再給油の時に含浸される潤滑油の量を多くすることができる。
なお、上記図5に示した部材本体26の組込み部26eに第1実施形態と同じ形状の含浸保持部材30を組み込んでもよい。この場合には、上記した油溜め部cの体積が大きくなる。また、図7に示した第4実施形態の含浸保持部材30を上記図5に示した組込み部26eに組み込むようにしてもよい。この図7に示した含浸保持部材30は、上記注入孔27に対応する位置に凹部を形成したものである。
そして、上記のように組み合わせた潤滑部材Aに潤滑油を注入するには、例えば、注油器32を注油口28eに差込んで注油するが、このとき、前記した油溜め部cがあるので、注油器32から注油された潤滑油が一時的にこの油溜め部cに溜められ、そこから含浸保持部材30に徐々に吸収されていく。このように一時的に潤滑油を溜める油溜め部cを形成するようにしたので、注油作業が短時間ですむことになる。
なお、上記注油孔27d,28dが相まって、この発明の注油ポートを構成するものである。
また、上記図7に示した含浸保持部材30には凹部を形成しているが、この凹部は上記注油器23の先端筒部が対応するようにしている。したがって、この場合には、さらに潤滑油がスムーズに油溜め部cに供給されることになる。
そして、上記各実施形態においては、部材本体26がケース27とパッキンプレート24とによって完全にシールされるので、当該部材本体26に含浸させた潤滑油が外部に漏れ出すこともない。
さらに、上記組込み部26eに組み込まれた含浸保持部材30は、レールRとの間で、図8に示す相対位置関係を保つものである。
すなわち、組込み部26eに組み込まれた含浸保持部材30は、レールRの上下に位置する軌道面21a,21bの軌道面間の長さよりも長くなるようにしている。すなわち、軌道面21aの上端および軌道面21bの下端間の長さよりも、図示のように長さx分だけ長くなるようにしている。ただし、含浸保持部材30が、上記軌道面21a,21b間の長さとぴったり同じ長さを保持していれば、上記長さx分を確保しなくてもよい。しかし、部品の寸法精度あるいは組み付け精度等を考慮すると、図8に示すように長さx分だけ長くしたほうが有利である。ただし、各長さxの寸法を統一する必要はない。
含浸保持部材30が、軌道面21a,21bに対して上記のような関係位置を保つので、レールRを水平面、鉛直面、傾斜面あるいは天井面のいずれに固定した場合にも、当該含浸保持部材30が上記軌道面21a,21bに常に対向することになる。このように含浸保持部材30が軌道面21a,21bに必ず対向するので、組込み部26eにおいて潤滑油が偏在したりせず、その分、潤滑部材Aの潤滑機能を長期間保つことができる。
また、図9に示した第5実施形態は、レールRにこの発明の軌道部である軌道溝33a,33bを形成したもので、この軌道溝33a,33bにはスライダSに設けた図示していないボールを転動させるものである。この場合には、上記軌道溝33a,33bが、図9に示すように、レールRの上側角部を挟んで位置することになる。
したがって、この第5実施形態における含浸保持部材30も、図9に示すように、直角にして、両軌道溝33a,33bを完全に覆うようにしなければならない。ただし、含浸保持部材30を直角にすれば、部材本体26の組込み部26eも、当該部材本体26の連結部26aと側部26bとにわたって直角に形成しておかなければならないことは当然である。
なお、この第5実施形態では、含浸保持部材30を直角にしたが、それを例えばC型形状にしてもよいことは当然である。
いずれにしても、上記のように両軌道溝33a,33bを含浸保持部材30で完全に覆うためには、含浸保持部材30の長さも、図示のように長さx分だけ長くしておくと有利である。
なお、上記各実施形態では、レールRの軌道部に対する含浸保持部材30の長さをもって両者の相対関係を説明したが、レールRの軌道部と組込み部との相対関係に置き換えても同じことである。なぜなら、含浸保持部材30に含浸された潤滑油が組込み部26eにしみ出して部材本体26に潤滑油を吸引させるからである。
このように、組込み部26eと軌道部との相対位置関係を見たときに、当該組込み部26eの少なくとも一部が、常に高い位置にあって、しかも、その高い位置にある組込み部の一部が、上記レールRの軌道部のうち相対的に高位にある軌道部の少なくとも一部に対して、同位あるいは高位を保つ構成にあれば足りることになる。
スライダをレールにまたがせた状態の斜視図である。 スライダと第1実施形態の潤滑ユニットの分解斜視図である。 (a)は部材本体、含浸保持部材、ケースおよび側面シールを分解した状態の断面図、(b)は部材本体、含浸保持部材、ケースおよび側面シールを組み付けた状態の断面図、(c)はケースを部材本体側から見た平面図である。 (a)は第2実施形態の部材本体、含浸保持部材、ケースおよび側面シールを分解した状態の断面図、(b)は部材本体、含浸保持部材、ケースおよび側面シールを組み付けた状態の断面図である。 第3実施形態の潤滑部材の斜視図である。 第3実施形態の含浸保持部材の斜視図である。 第4実施形態の含浸保持部材の斜視図である。 第1〜4実施形態の含浸保持部材とレールの軌道面との相対位置関係を示した部分断面図である。 第5実施形態の含浸保持部材とレールの軌道溝との相対位置関係を示した部分断面図である。 従来のスライダおよび潤滑ユニットの分解斜視図である。
符号の説明
R レール
21a,21b 軌道面
23a,23b エンドキャップ
24 芯金プレート
25 パッキンプレート
A 潤滑部材
26 部材本体
26a 連結部
26b 側部
26e 組込み部
27 ケース
28 側面シール
30 含浸保持部材
c 油溜め部
33a,33b 軌道溝

Claims (3)

  1. ケーシングの両端に一対のエンドキャップを固定するとともに、上記ケーシングおよびエンドキャップに転動体を転動自在に組み込む無限循環路を形成し、しかも、上記エンドキャップのいずれか一方または双方には、潤滑油を含浸させる潤滑部材を設け、この潤滑部材の部材本体をレールにまたがらせ、この部材本体には、凹みまたは孔からなる組込み部を形成するとともに、この組込み部に、上記部材本体よりも単位体積あたりの潤滑油保持量が多く、かつ、潤滑油の吸引力が上記部材本体と等しいか、あるいは上記部材本体よりも弱い関係にある含浸保持部材を組み込み、この含浸保持部材に潤滑油を含浸させるとともに、部材本体が含浸した潤滑油をレールの軌道部に接触供給する直動転がり案内ユニット用のスライダにおいて、上記部材本体は、互いに対向する一対の側部を、連結部を介して一体に形成して、当該部材本体をレールにまたがせたとき、上記側部がレール側面に形成した上記軌道部である互いに対向する一対の軌道面に接触する構成にするとともに、上記レールを水平面、鉛直面、傾斜面あるいは天井面のいずれに固定したときにも、上記レールの軌道部のうち相対的に高位にある軌道部の少なくとも一部に対して、レールにまたがせた上記部材本体の組込み部の少なくとも一部が、同位あるいは高位を保つように、上記部材本体の一対の側部にはそれぞれ上記組込み部を形成し、かつ、これら一対の組込み部の長さが、上記一対の軌道面が対向する間隔以上の長さを保持し、上記組込み部に含浸保持部材を組み込んだとき、それら組込み部と含浸保持部材との間にすき間が形成される構成にし、このすき間を油溜め部とし、上記エンドキャップの外側に、部材本体とほぼ同一形状をした芯金プレートを設けるとともに、この芯金プレートと上記部材本体との間にパッキンプレートを介在させ、この部材本体をケースで覆い、かつ、このケースの外側を側面シールで覆うとともに、この側面シールおよびケースを貫通して組込み部に到達する注油ポートを形成し、この注油ポートに環状突部を設けた直動転がり案内ユニット用のスライダ。
  2. 上記側面シールの一対の側部には、それぞれ第1注油孔を形成し、上記側面シールの外側における第1注入孔の周囲には環状突部を形成する一方、上記ケースであって上記第1注油孔と対応する位置に、一対の第2注油孔を形成し、ケースの外側を上記側面シールで覆ったとき、上記第1注油孔と上記第2注油孔とが相まって注油ポートを構成し、各注油ポートは、上記側面シールおよびケースを貫通して、上記部材本体の両側部に形成された上記組込み部に到達する請求項1に記載の直動転がり案内ユニット用のスライダ。
  3. 上記側面シールの一対の側部には、それぞれ第1注油孔を形成する一方、上記ケースであって上記第1注油孔と対応する位置に、一対の第2注油孔を形成し、上記ケースの上記側面シール側における第2注油孔の周囲には環状突部を形成し、ケースの外側を上記側面シールで覆ったとき、上記環状突部が、上記第1注油孔を貫通するととともに、上記第1注油孔から突出する長さを有し、上記第1注油孔と上記第2注油孔とが相まって注油ポートを構成し、各注油ポートは、上記側面シールおよびケースを貫通して、上記部材本体の両側部に形成された上記組込み部に到達する請求項1に記載の直動転がり案内ユニット用のスライダ。
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