JP2017141950A - 転がり軸受案内装置用給油装置、転がり軸受案内装置 - Google Patents

転がり軸受案内装置用給油装置、転がり軸受案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】潤滑剤を案内レールに十分に塗布することが可能な転がり軸受案内装置用給油装置とこれを備えた転がり軸受案内装置を提供する。【解決手段】転がり軸受案内装置用給油装置は、潤滑剤を保持する保持体16と、案内レール2に潤滑剤を塗布する塗布体17と、保持体16と塗布体17を収納する容器18とを有し、容器18は保持体16を収納する保持体収納部22と塗布体17を収納する塗布体収納部23が案内レール2の短手方向に並んで設けられており、塗布体収納部23と保持体収納部22を仕切る仕切り部19に潤滑剤を保持体収納部22から塗布体収納部23へ導くための開口部21が形成されており、開口部21は塗布体収納部23側に位置する小開口部21aと保持体収納部22側に位置する大開口部21bとからなり、保持体16は大開口部21bに嵌合可能な突起部16aを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、転がり軸受案内装置用給油装置、転がり軸受案内装置に関する。
従来、転がり軸受案内装置として、直線状に延びる案内レールを有する直動案内装置や、曲線状の案内レールを有する曲線運動案内装置が知られている。特に、直動案内装置としては、潤滑油を案内レールへ供給する給油装置を備えたものも知られている。
給油装置は、潤滑油を案内レールに塗布する塗布体と、潤滑油を吸蔵しつつ塗布体へ供給する吸蔵体とを有するものが提案されている(例えば、特許文献1、2を参照。)。この給油装置では、吸蔵体から塗布体へ供給する潤滑油の量を制限するために、吸蔵体と塗布体の間に潤滑油の供給孔を備えた隔離板が配置されている。
特許第3288961号公報 特許第4111585号公報
しかしながら上述のような従来の給油装置では、吸蔵体と塗布体が案内レールの長手方向へ並んで配置されており、隔離板の供給孔が該長手方向へ貫通している。このため、吸蔵体に吸蔵されている潤滑油は供給孔へ経て塗布体内を長手方向へ向かって拡散する。したがって、潤滑油は塗布体内で当該長手方向に垂直な方向へ拡散しにくいため、潤滑油が塗布体の案内レールに接触する部分まで到達する量が少なくなってしまう。この結果、案内レールに潤滑油を十分に塗布することできなくなってしまうという問題があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、潤滑剤を案内レールに十分に塗布することが可能な転がり軸受案内装置用給油装置とこれを備えた転がり軸受案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
潤滑剤を保持する保持体と、
案内レールに潤滑剤を塗布するための塗布体と、
前記塗布体と前記保持体を収納し、スライダの長手方向の端部に配置される容器とを有し、
前記容器は、前記保持体を収納する保持体収納部と前記塗布体を収納する塗布体収納部が前記案内レールの短手方向に並んで設けられており、前記塗布体収納部と前記保持体収納部を仕切る仕切り部に前記潤滑剤を前記保持体収納部から前記塗布体収納部へ導くための開口部が形成されており、
前記開口部は、前記塗布体収納部側に位置する小開口部と、前記保持体収納部側に位置し前記小開口部よりも大きな大開口部とからなり、
前記保持体は、前記大開口部に嵌合可能な突起部を備えていることを特徴とする転がり軸受案内装置用給油装置を提供する。
また、本発明は、
前記転がり軸受案内装置用給油装置を備えたことを特徴とする転がり軸受案内装置を提供する。
本発明によれば、潤滑剤を案内レールに十分に塗布することが可能な転がり軸受案内装置用給油装置とこれを備えた転がり軸受案内装置を提供することができる。
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態のリニアガイド装置の外観図及び側面図である。 図2(a)及び図2(b)は、第1実施形態におけるスライダ本体の側面図及びスライダ本体の端面を示す図である。 図3(a)及び図3(b)は、第1実施形態におけるエンドキャップの正面図及び背面図である。 図4は、第1実施形態におけるサイドシールを示す図である。 図5(a)、図5(b)及び図5(c)は、第1実施形態に係る給油装置の背面図(蓋を外した状態)、及び給油装置における連通穴部分の拡大断面図及びその変形例を示す図である。 図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係る給油装置における保持体の正面図及び側面図である。 図7(a)及び図7(b)は、第1実施形態に係る給油装置における塗布体の正面図及び側面図である。 図8(a)、図8(b)及び図8(c)は、第1実施形態に係る給油装置における潤滑剤容器の背面図、側面図及び連通穴部分の拡大断面図である。 図9(a)及び図9(b)は、第1実施形態に係る給油装置における蓋の正面図及び側面図である。 図10(a)及び図10(b)は、図5(a)のA−A断面図及び図5(a)のB−B断面図である(いずれも蓋を取り付けた状態)。 図11(a)〜図11(c)は、第1実施形態に係る給油装置7をスライダ本体4へ取り付ける様子を順に示す図(スライダの端面及び側面を示す図)である。 図12(a)及び図12(b)は、第2実施形態のリニアガイド装置の外観図及び側面図である。 図13(a)、及び図13(b)は、第2実施形態に係る給油装置の背面図(蓋を外した状態)及び切り欠き部部分の拡大断面図であり、図13(c)は、図13(b)において保持体に十分な量の潤滑剤が保持されている場合の押圧部材(点線)と保持体が保持する潤滑剤が減少した場合の押圧部材(実線)の様子を示す図である。 図14(a)及び図14(b)は、図13(a)のA−A断面図及び図13(a)のB−B断面図である(いずれも蓋を取り付けた状態)。 図15(a)は、第2実施形態に係る給油装置における切り欠き部部分の変形例を示す拡大断面図であり、図15(b)は、図15(a)において保持体に十分な量の潤滑剤が保持されている場合の押圧部材(点線)と保持体が保持する潤滑剤が減少した場合の押圧部材(実線)の様子を示す図である。
本発明の各実施形態に係る転がり軸受案内装置用給油装置(以下、単に「給油装置」という)を備えた直動案内装置を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
はじめに、本実施形態に係る給油装置を備えた直動案内装置(リニアガイド装置)の全体的な構成について図1を参照して説明する。
図1に示す本実施形態のリニアガイド装置1は、数値制御工作機や数値制御測定機等に好適なものであり、案内レール2と、案内レール2に沿って移動可能なスライダ3とからなる。
案内レール2は、略四角柱状の金属製部材からなり、その両側面には長手方向へ延びる転動溝2aが2本ずつ形成されている。
スライダ3は、スライダ本体4と、スライダ本体4の長手方向(図1(b)の左右方向)の両端部に、スライダ本体4側から順に取り付けられたエンドキャップ5、給油装置7、及びサイドシール8とからなる。
スライダ本体4は、図1(a)及び図2に示すように、案内レール2の長手方向へ延在し断面が略コ字状をした金属製部材からなり、案内レール2に跨嵌されている。図2(b)に示すように、スライダ本体4において案内レール2の両側面に対向する部分、即ち両側の脚部の内側面には、案内レール2の転動溝2aと対向して長手方向へ延びる転動溝4aが2本ずつ形成されている。
斯かるスライダ本体4の転動溝4aと案内レール2の転動溝2aとは、不図示の転動体の転動路を形成している。なお、この転動路には転動体として複数のボールが装填されている。
図2(b)に示すように、スライダ本体4の両側の脚部には、スライダ本体4の長手方向(図2(b)の紙面垂直方向)へ貫通する戻し路4bが2本ずつ形成されている。また、スライダ本体4の両端面にはネジ穴11、12が2箇所ずつ形成されている。
エンドキャップ5は、樹脂製の部材であって、図3に示すように略コ字状をしている。エンドキャップ5の正面、即ちスライダ本体4側の面には、上記転動路と戻し路4bとを接続する方向転換路5aが両側の脚部に2箇所ずつ形成されている。エンドキャップ5には、スライダ本体4のネジ穴11、12に対向する位置に、円形の貫通穴13、14がそれぞれ形成されている。なお、エンドキャップ5は樹脂製に限らず、金属製でもよい。
上記構成により、スライダ3は複数の転動体が上記転動路内を転動することによって案内レール2上を直線運動することができる。なお、複数の転動体は転動路、方向転換路5a、及び戻し路4bを循環することが可能である。
サイドシール8は、図4に示すように略コ字状をした樹脂製の板部材であって、案内レール2の両側面及び上面に跨嵌する形状をしている。斯かる形状のサイドシール8により、スライダ3を案内レール2上で直線運動させた際に、案内レール2の両側面や上面に付着している塵、埃、ゴミ等の異物を除去することができる。なお、サイドシール8には、スライダ本体4のネジ穴12に対向する位置に、円形の貫通穴9がそれぞれ形成されている。
次に、本実施形態において最も特徴的な給油装置7の構成について説明する。
本実施形態に係る給油装置7は、案内レール2に給油即ち潤滑剤を供給するものであり、図5に示すように、潤滑剤を貯蔵する保持体16と、潤滑剤を案内レール2に塗布する塗布体17と、これらを収納する潤滑剤容器18とによって構成されている。
保持体16は、図6に示すように略コ字状をした厚い板状部材であり、潤滑剤を多量に含んだ樹脂製の多孔質成形体からなる。保持体16の両側の脚部の内側面には、潤滑剤容器18の後述する仕切り部19に備えられた連通穴21の大径部21bに嵌合可能な円柱状の突起16aが一体的に設けられている。保持体16の両側の脚部には、潤滑剤容器18の後述する貫通穴27に対向する位置に円弧状の切り欠き部16bが形成されている。
塗布体17は、案内レール2の両側面及び上面に接触して潤滑剤を塗布するものである。塗布体17は、図7に示すように保持体16よりも小さな略コ字状をした薄い板状部材であり、保持体16よりも高密度な樹脂製の多孔質成形体からなる。塗布体17の内側面は、案内レール2の両側面及び上面に接触可能なように、案内レール2の外形に沿った形状をしている。より詳細には、塗布体17の内側面には、案内レール2の両側面の転動溝2aに接触可能なリップ部17aが設けられている。また、塗布体17の両側の脚部先端の内側面には、矩形の切り欠き部17bが形成されている。
潤滑剤容器18は、図8に示すように略コ字状をしており、エンドキャップ5と略同じ外形をした樹脂製の厚板部材である。図8(a)に示すように、潤滑剤容器18の背面、即ちスライダ3の長手方向外側の面には、保持体16を収納する保持体収納部22と、塗布体17を収納する塗布体収納部23が設けられている。なお、潤滑剤容器18には、スライダ本体4のネジ穴12に対向する位置に、円形の貫通穴27が形成されている。
保持体収納部22は、図8に示すように略コ字状をした底の深い凹部からなり、保持体16を隙間なく嵌合することができる。保持体収納部22は、塗布体収納部23よりも底が深く、塗布体収納部23を包囲するように潤滑剤容器18に設けられているので、塗布体収納部23よりも容積が大きい。
塗布体収納部23は、図8に示すように略コ字状をした底の浅い凹部からなり、塗布体17を隙間なく嵌合することができる。塗布体収納部23は、案内レール2に対向する部分が開放されており、塗布体17を収納した際に該塗布体17が案内レール2に接触することが可能である。
図8に示すように、塗布体収納部23の壁部、即ち潤滑剤容器18に設けられた塗布体収納部23と保持体収納部22を仕切る仕切り部19は、潤滑剤容器18の背面側から見てU字状をしている。さらに仕切り部19は、塗布体収納部23の両側の脚部の下端へ延在しさらに内側面まで延在しており、L字状の壁部28を形成している。
図8(a)に示すように、潤滑剤容器18の仕切り部19には、案内レール2の両側面に対向する位置、詳しくは各側面の2本の転動溝2aの中間位置に対向する位置に、円形の連通穴21が形成されている。連通穴21は、保持体16に貯蔵されている潤滑剤を塗布体17へ導くために保持体収納部22と塗布体収納部23を連通するものである。連通穴21は、図8(b)に示すように、塗布体収納部23側に設けられた小径部21aと、保持体収納部22側に設けられており小径部21aと同芯で径の大きな大径部21bとからなる。なお、連通穴21の形状は円形に限られず正方形等にしてもよい。
潤滑剤容器18には、背面側から図9に示す蓋33が取り付けられる。蓋33は、潤滑剤容器18と同じ樹脂製で、略コ字状の板状部材である。蓋33には、潤滑剤容器18の仕切り部19及び外壁29と嵌り合う溝部31が形成されている(図10も参照。)。なお、蓋33には、潤滑剤容器18の貫通穴27に対向する位置に円形の貫通穴32が形成されている。
以下、本実施形態に係る給油装置7の組み立て及びスライダ本体4への取り付けの手順について図5、図11を参照して説明する。
手順1:図5(a)に示すように、潤滑剤容器18の塗布体収納部23に塗布体17を収納する。このとき、塗布体17の切り欠き部17bと潤滑剤容器18のL字状の壁部28が嵌り合う。これにより、L字状の壁部28は塗布体17をスライダ本体4の短手方向において位置決めしつつ支持することができる。
手順2:図5(a)に示すように、潤滑剤容器18の保持体収納部22に保持体16を収納する。このとき、図5(b)に示すように保持体16の円柱状の突起16aを、潤滑剤容器18の仕切り部19に設けられた連通穴21の大径部21bに嵌合させる。これにより、連通穴21は保持体16を位置決めしつつ支持することができる。
手順3:潤滑剤容器18の仕切り部19及び外壁29に蓋33の溝部31を嵌合させる、詳しくは摩擦にて繋合させることによって、図10に示すように潤滑剤容器18に蓋33を取り付ける。これにより、保持体収納部22が密閉されるとともに塗布体17は塗布体収納部23の底面と蓋33とによって挟み込んで固定される。以上より、給油装置7の組み立てが完了する。なお、潤滑剤容器18に対する蓋33の取り付けは、必要に応じて接着剤を用いてもよい。
手順4:図11(a)に示すように、スライダ本体4の長手方向の両端部に、エンドキャップ5を方向転換路5aが形成された面(正面)を向けて配置する。そして、ネジ24をエンドキャップ5の貫通穴13を通してスライダ本体4のネジ穴11に固定する(貫通穴13及びネジ穴11は図11において不図示)。これにより、スライダ本体4に対するエンドキャップ5の取り付けが完了する。
手順5:図11(b)に示すように、各エンドキャップ5に対して、給油装置7の潤滑剤容器18が隣り合うように、給油装置7をスライダ本体4の長手方向外側から配置する。
手順6:図11(c)に示すように、各給油装置7に対して、スライダ本体4の長手方向外側からサイドシール8を配置する。そして、ネジ26をサイドシール8の貫通穴9、潤滑剤容器18の蓋33の貫通穴32、潤滑剤容器18の貫通穴27、及びエンドキャップ5の貫通穴14を順に通してスライダ本体4のネジ穴12に固定する(貫通穴32、27及びネジ穴12は図11において不図示)。これにより、スライダ本体4に対する給油装置7及びサイドシール8の取り付けが完了する。
以上の手順により、給油装置7の組み立て及びスライダ本体4への取り付けを容易に行うことができる。
上記構成の給油装置7を備えた本実施形態のリニアガイド装置1において、保持体収納部22内の保持体16に貯蔵されている潤滑剤は、潤滑剤容器18の仕切り部19に設けられた連通穴21から塗布体収納部23へ導かれ、塗布体収納部23内の塗布体17に供給される。これにより塗布体17は、スライダ3が案内レール2上で直線運動した際に、案内レール2の両側面及び上面に接触して潤滑剤を塗布することができ、給油が達成される。
前述のように、保持体16は塗布体17に比して、低密度の多孔質成形体からなる、即ち単位体積当たりの潤滑剤の貯蔵量が大きく、さらに体積も大きいので、潤滑剤を大量に貯蔵することができる。また、塗布体17は保持体16に比して薄い板状部材であり案内レール2との接触面積も小さいので、潤滑剤が案内レール2へ流出することを防止しながら、適量の潤滑剤を案内レール2に塗布することができる。したがって、潤滑剤を短期間に大量消費することを抑え、給油を長期間安定して行うことができる。
また、潤滑剤容器18において、保持体16と塗布体17はスライダ3の長手方向に垂直な方向(短手方向)へ並んで配置されており、これらの間の仕切り部19の連通穴21は該短手方向、詳しくは図5(a)の左右方向へ貫通している。このため、保持体収納部22内の潤滑剤は連通穴21へ経て塗布体17内を図5(a)の左右方向内側へ向かって拡散する。したがって、上述のような従来の給油装置に比して、潤滑剤が塗布体17の案内レール2に接触する部分まで良好に到達することができる。この結果、案内レール2に潤滑剤を十分に塗布することできる。特に、本実施形態では、仕切り部19の連通穴21が案内レール2の側面の2本の転動溝2aの中間位置へ向かって形成されているため、塗布体17において潤滑剤は案内レール2の各転動溝2aに向かって拡散する。これにより、案内レール2の各転動溝2aに潤滑剤を確実に塗布することできる。
また、保持体収納部22内の潤滑剤は、連通穴21に小径部21aを設けたことにより、塗布体収納部23へスムーズに安定して導くことができる。詳しくは、連通穴21内において潤滑剤は、毛細管現象、即ち潤滑剤の分子に働く分子間力(凝集力)よりも、連通穴21の小径部21aと潤滑剤の分子との間に働く力(付着力、濡れやすさ)の方が大きいため、小径部21aの壁面に引き寄せられて小径部21a内へ進入することにより、塗布体収納部23へスムーズに安定して導くことができる。
なお、本実施形態では、図5(b)に示すように潤滑剤容器18の連通穴21内で塗布体17と保持体16は非接触である。しかしながらこれに限られず、図5(c)に示すように保持体16の円柱状の突起16aの先端に、連通穴21の小径部21aに嵌合可能な円柱状の小突起16bをさらに設け、この小突起16bが塗布体17に接触する構成としてもよい。これにより、保持体収納部22内の潤滑剤を、塗布体収納部23へよりスムーズに安定して導くことが可能となる。また、保持体16の円柱状の突起16aを連通穴21の大径部21bよりも大きく設計し、突起16aを連通穴21に挿入した際に該突起16aが変形して小径部21aに充填されて塗布体17に接触する構成としても同様の効果を奏することができる。
なお、潤滑剤容器18において、保持体収納部22から塗布体収納部23への潤滑剤の供給量は、連通穴21の小径部21aの大きさを変更する、塗布体17に密度の異なる多孔質成形体を用いる、潤滑剤を変更する、又はこれらの少なくとも2つを同時に行うことによって変更することができる。ここで、「潤滑剤を変更する」とは、潤滑剤として潤滑油を用いている場合は粘度の異なる潤滑油を用い、潤滑剤としてグリースを用いている場合はちょう度の異なるグリースを用いることを意味する。
また、本実施形態に係る給油装置7は、上述した保持体16、塗布体17、潤滑剤容器18及び蓋33という簡単な構成の4つの部品からなるため、部品点数が少なく低コストであるという特長も備えている。
なお、上述のように本実施形態に係る給油装置7では、潤滑剤容器18の仕切り部19の連通穴21は、案内レール2の各側面の2本の転動溝2aの中間位置に対向する位置に1つずつ設けられている。しかしながら連通穴21の数や位置はこれに限られず、具体的には潤滑剤容器18の仕切り部19において、案内レール2の上面に対向する位置や、案内レール2の両側面の各転動溝2aに対向する位置にそれぞれ設ける構成としてもよい。なおこのことは、後述する第2実施形態においても同様である。
(第2実施形態)
図12に示す第2実施形態に係る給油装置35を備えたリニアガイド装置34について、上記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
本実施形態に係る給油装置35は、図13に示すように、上記第1実施形態に係る給油装置7において、潤滑剤容器18の保持体収納部22に後述する押圧部材37をさらに備えてなる。
本実施形態に係る給油装置35において、潤滑剤容器18の仕切り部19は上記第1実施形態の連通穴21の代わりに、長方形状の切り欠き部36を備えている。切り欠き部36は、図14(a)に示すように、仕切り部19の上下方向(図14(a)の上下方向)へ向かって延在し、仕切り部19の上端が開放するように設けられている。切り欠き部36は、塗布体収納部23側に設けられた小幅部36aと、保持体収納部22側に設けられており小幅部36aと同芯で幅の大きな大幅部36bとからなる。切り欠き部36は、潤滑剤容器18に蓋33を取り付けることにより、図14(a)に点線で示すように切り欠き部36の下端部分以外が蓋33によって覆われて、上記第1実施形態の連通穴21と同様の役割を果たすものとなる。なお、本実施形態における保持体16の突起16aは、切り欠き部36の形状に合わせて四角柱状に設計されている。
押圧部材37は、金属製で断面が円形の棒状部材を、図13(a)に示すように潤滑剤容器18の保持体収納部22内で、仕切り部19の一方の切り欠き部36から仕切り部19に沿って他方の切り欠き部36まで延在するようにU字状に折り曲げてなる。押圧部材37の両端は、切り欠き部36に入り込むように内側に屈曲している。詳細には、押圧部材37の断面の径は、切り欠き部36の小幅部36aよりも大きく、かつ大幅部36bよりも小さく設計されている。なお、押圧部材37の断面は円形に限られず、正方形等でもよい。
押圧部材37の具体的な材料には、例えば硬鋼線、ピアノ線、オイルテンパー線、ステンレス鋼線、ばね鋼鋼材等を用いることが好ましい。
以下、本実施形態に係る給油装置35の組み立て及びスライダ本体4への取り付けの手順について説明する。
手順1:上記第1実施形態の手順1と同様である。
手順2:図13(a)に示すように、潤滑剤容器18の保持体収納部22に保持体16を収納する。このとき、保持体16の四角柱状の突起16aを、潤滑剤容器18の仕切り部19に設けられた切り欠き部36の大幅部36bに嵌合させる。これにより、切り欠き部36は保持体16を位置決めしつつ支持することができる。そして、図13(a)に示すように押圧部材37を保持体16の上に載置し、押圧部材37の両端を切り欠き部36に挿入する。このとき、図13(b)に示すように、押圧部材37の各先端で保持体16の突起16a及びその近傍部分を変形させながら切り欠き部36内に押し込む。これにより、切り欠き部36内に押し込まれた保持体16の突起16aは、図13(b)に示すように切り欠き部36の小幅部36aから塗布体収納部23内へ突出して塗布体17を変形させるとともに塗布体17に接触する。なお、この状態は押圧部材37の図13(a)の左右方向内側への付勢力によって維持される。
手順3:上記第1実施形態の手順3と同様、図14に示すように潤滑剤容器18に蓋33を取り付ける。このとき、保持体16は保持体収納部22に隙間なく充填されているので、蓋33によって押圧部材37が保持体収納部22の底面へ向かって押し込まれる。これにより、押し込まれた押圧部材37によって同方向の力が保持体16に加えられて、保持体16が変形するとともに保持体から潤滑剤が滲み出る。そして滲み出た潤滑剤は押圧部材37を伝ってその先端付近に集まるため、保持体収納部22内の潤滑剤を切り欠き部36へ効率良く導くことができる。以上より、給油装置35の組み立てが完了する。
手順4〜6:上記第1実施形態の手順4〜6と同様である。
以上の手順により、給油装置35の組み立て及びスライダ本体4への取り付けを容易に行うことができる。
上記構成の給油装置35を備えた本実施形態のリニアガイド装置34は、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。特に、本実施形態では、上記手順3で述べたように、保持体収納部22内の潤滑剤を切り欠き部36へ効率良く導くことができるので、潤滑剤を塗布体収納部23へよりスムーズに安定して供給することができる。
また、上記手順2で述べたように、保持体16と塗布体17が接触する構成であるため、潤滑剤を塗布体収納部23へよりスムーズに安定して供給することができる。
なお、保持体16に十分な量の潤滑剤が保持されている場合、図13(c)中の点線で示すように押圧部材37は案内レール2から見て外側(図13(a)紙面外側方向)へ向かって押し広げられた状態となっている。このため、保持体16に保持されている潤滑剤の量が減少すると、押圧部材37は図13(c)中の実線で示すように元の形状に復帰する。これにより、保持体16中の潤滑剤が切り欠き部36へ導かれ、毛細管現象による保持体16から塗布体17への潤滑剤の供給を助けることができる。したがって、塗布体17中の潤滑剤の量をより長く一定に維持し、給油をより長期間安定して行うことができる。
なお、上述のように本実施形態に係る給油装置34では、潤滑剤容器18の仕切り部19の切り欠き部36は、小幅部36aと大幅部36bからなる。しかしながら切り欠き部36の態様はこれに限られず、例えば図15に示すように切り欠き部36を大幅部36bのみで構成し、これに保持体16の突起16aの形状を合わせるようにしてもよい。
上述のように、上記第1実施形態に係る給油装置7は潤滑剤容器18に連通穴21を有し、第2実施形態に係る給油装置35は潤滑剤容器18に切り欠き部36を有している。しかしながらこれに限られず、第1実施形態の潤滑剤容器18が切り欠き部36を有したり、第1実施形態の潤滑剤容器18が連通穴21を有する構成としてもよい。
また、上記各実施形態に係る給油装置7、35は、スライダ本体4の両端部に備えられているが、これに限られずスライダ本体4の一方の端部のみに備える構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、転動体としてボールを備えたリニアガイド装置1、34を示しているが、これに限られず、転動体としてころを備えたリニアガイド装置を構成することもできる。
また、上記各実施形態では本発明をリニアガイド装置に適用した例を示しているが、本発明はこれに限られずその他の運動案内装置、例えば曲線運動案内装置に適用することもできる。
上記各実施形態に係る給油装置7、35における保持体16及び塗布体17は多孔質成形体からなる。多孔質成形体としては、フェルト、樹脂、熱可塑性エラストマーがある。
フェルトの材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン、ポリメチルペンテン等のポリα−オレフィン系繊維、ポリアミド等のアラミド繊維、PTFE等のフッ素系繊維がある。
樹脂の材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン、ポリメチルペンテン等のポリα−オレフィン系樹脂、EVA樹脂、EVOH樹脂等がある。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリアミド等のポリアラミド系のエラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン等のエラストマー等がある。
潤滑剤には潤滑油とグリースがある。使用する潤滑油は特に限定されず、鉱油系、合成油系、天然油系のいずれでもよい。具体的には、鉱油、ポリα−オレフィン油、アルキルポリフェニルエーテル油、エステル油、ジエステル油、アルキルナフタレン油等が挙げられる。また、酸化防止剤、防錆剤、金属不活性化剤等の添加剤を含有する潤滑油を用いてもよい。グリースは、リチウム系、ジウレア系、ウレア系グリース(ちょう度130〜295)を用いてもよい。
保持体16、塗布体17を構成する多孔質成形体と潤滑剤との割合は、10〜80質量%:90〜20質量%が好ましい。多孔質成形体の割合が10質量%未満であると、保持体16、塗布体17の硬さ及び強度不足となる。また、多孔質成形体の割合が80質量%を越えると、潤滑剤の含有量が少なくなるため、潤滑剤が供給不足となってしまう。
なお、保持体16、塗布体17の材料と潤滑剤との組み合わせは上述のものに限定されるものではない。
1、34 リニアガイド装置
2 案内レール
3 スライダ
4 スライダ本体
5 エンドキャップ
7、35 給油装置
8 サイドシール
16 保持体
17 塗布体
18 潤滑剤容器
19 仕切り部
21 連通穴
22 保持体収納部
23 塗布体収納部
33 蓋
36 切り欠き部
37 押圧部材

Claims (9)

  1. 潤滑剤を保持する保持体と、
    案内レールに潤滑剤を塗布するための塗布体と、
    前記塗布体と前記保持体を収納し、スライダの長手方向の端部に配置される容器とを有し、
    前記容器は、前記保持体を収納する保持体収納部と前記塗布体を収納する塗布体収納部が前記案内レールの短手方向に並んで設けられており、前記塗布体収納部と前記保持体収納部を仕切る仕切り部に前記潤滑剤を前記保持体収納部から前記塗布体収納部へ導くための開口部が形成されており、
    前記開口部は、前記塗布体収納部側に位置する小開口部と、前記保持体収納部側に位置し前記小開口部よりも大きな大開口部とからなり、
    前記保持体は、前記大開口部に嵌合可能な突起部を備えていることを特徴とする転がり軸受案内装置用給油装置。
  2. 前記塗布体は、多孔質成形体からなり、
    前記保持体は、前記潤滑剤を保持できる単位体積当たりの量が前記塗布体よりも大きな多孔質成形体からなることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  3. 前記保持体収納部は、前記塗布体収納部よりも底が深く容積が大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  4. 前記塗布体収納部は、前記案内レールに対向する部分が開放されており、前記塗布体を前記案内レールの短手方向において位置決めしつつ支持するための支持部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  5. 前記仕切り部の前記開口部は、前記案内レールに設けられた転動溝近傍へ向かって延在していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  6. 前記仕切り部の前記開口部は、前記案内レールの両側面に対向するように2箇所に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  7. 前記保持体収納部内で前記仕切り部の一方の開口部から前記仕切り部に沿って他方の開口部まで延在する棒状の押圧部材を有し、
    前記保持体収納部に収納した前記保持体を前記押圧部材で押圧することを特徴とする請求項6に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  8. 前記塗布体と前記保持体とが前記仕切り部の前記開口部内又はその近傍で接触していることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置用給油装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の転がり軸受案内装置用給油装置を備えたことを特徴とする転がり軸受案内装置。
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