JP2008286252A - 潤滑剤供給装置及び潤滑剤供給装置付運動案内装置 - Google Patents

潤滑剤供給装置及び潤滑剤供給装置付運動案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザのメンテナンス作業を容易にすることができる潤滑剤供給装置を提供する。
【解決手段】軌道部材に潤滑剤を塗布する塗布部12と、塗布部12に供給する潤滑剤が貯蔵されるケース側潤滑剤貯蔵部16とを有し、移動部材に取り付けられるケース本体14と、ケース本体14に着脱可能に取り付けられ、塗布部12に供給する潤滑剤が貯蔵されるカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18を有するカートリッジ15とを備える。カートリッジ15をケース本体14に取り付けたとき、ケース側潤滑剤貯蔵部16から塗布部12に潤滑剤を供給できると共に、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18から塗布部12に潤滑剤を供給できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、軌道部材に対する移動部材の相対的な運動に伴って、軌道部材に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給装置、並びにこの潤滑剤供給装置が装着された運動案内装置に関する。
テーブルなどの案内対象の直線運動や曲線運動を案内するための機械要素として、案内部分にボール、ローラなどの転動体を介在させた運動案内装置が知られている。軽快な動きが得られるので、ロボット、工作機械、半導体・液晶製造装置、医療機器などのさまざまな分野で利用されている。
運動案内装置を使用する際には、転動体が転がる転動体転走部や転動体を良好に潤滑する必要がある。無給油のままでいると転動体転走部や転動体の摩耗が増加し、早期寿命の原因となるからである。
運動案内装置に潤滑剤を供給する最も一般的な方法は、グリースガンを使用して移動ブロックに設けられるグリースニップルから定期的にグリースを給脂する方法である。しかし、グリースガンによる給脂は、運動案内装置を機械に組み込んだ後のユーザのメンテナンス作業になる。グリースガンを用いた定期的な給脂は、ユーザの負担になるし、実際には行われないおそれもある。
ユーザのメンテナンス作業を容易にするために、出願人はメンテナンス間隔を大幅に延長できる潤滑剤供給装置を提案している(例えば特許文献1参照)。この潤滑剤供給装置は、軌道部材に潤滑剤を塗布する塗布部と、塗布部に対して潤滑剤を供給する潤滑剤貯蔵部と、潤滑剤貯蔵部から塗布部へ供給する潤滑剤の量を調整する油量調整板と、を備える。移動ブロックの移動に伴って、塗布部が軌道部材の転動体転走部に接触しながら移動するので、潤滑剤が軌道部材に塗布される。塗布部に吸収された潤滑剤が減少すると、毛細管現象によって潤滑剤貯蔵部から塗布部に少量の潤滑剤が供給される。微量の潤滑剤を長期に亘って軌道部材に塗布することができるので、メンテナンス間隔を大幅に延長することができる。
ただし、メンテナンス間隔を延長することができるといっても、いずれは潤滑剤供給装置が潤滑できなくなるときがくる。出願人は、潤滑剤供給装置の交換を容易にするために、塗布部、潤滑剤貯蔵部及び油量調整板をカートリッジ内に収容し、このカートリッジを移動ブロックに取り付けられるケース本体に対して着脱できるようにした潤滑剤供給装置を提案している(特許文献2参照)。
特開平10−184683号公報(請求項1参照) 特開2004−3544号公報(請求項1参照)
潤滑剤供給装置が実際にどのぐらいまで微量の潤滑剤を塗布し続けることができるかどうかは、ユーザの運動案内装置の使用状況によって異なる。運動案内装置のユーザにとって、潤滑剤供給装置の交換時期を正確に把握することは困難である。このため、塗布部及び潤滑剤貯蔵部に充分に潤滑剤が吸収されているのに塗布部及び潤滑剤貯蔵部を交換したり、これとは逆に、塗布部及び潤滑剤貯蔵部に潤滑剤がなくなっても、塗布部及び潤滑剤貯蔵部を交換しなかったりする場合が生ずる。
また、運動案内装置のメーカは、潤滑剤供給装置の塗布部の軌道部材の当て具合を調整してユーザに出荷している。塗布部と軌道部材との間の摩擦と、塗布部から軌道部材への潤滑剤の供給量とのバランスを調整するためである。特許文献2に記載の潤滑剤供給装置のように、ユーザのメンテナンス作業で塗布部を交換できるようにしておくと、交換した塗布部を軌道部材に当てたときに塗布部を傷めるおそれがある。
そこで本発明は、ユーザのメンテナンス作業を容易にすることができる潤滑剤供給装置及びこの潤滑剤供給装置を組み込んだ運動案内装置を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、軌道部材(1)に対する移動部材(2)の相対的な運動に伴って、軌道部材(1)に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給装置(8)であって、前記軌道部材(1)に潤滑剤を塗布する塗布部(12)と、前記塗布部(12)に供給する潤滑剤が貯蔵されるケース側潤滑剤貯蔵部(16)と、を有し、移動部材(2)に取り付けられるケース本体(14)と、前記ケース本体(14)に着脱可能に取り付けられ、前記塗布部(12)に供給する潤滑剤が貯蔵されるカートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)を有するカートリッジ(15)と、を備え、前記カートリッジ(15)を前記ケース本体(14)に取り付けたとき、前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)から前記塗布部(12)に潤滑剤を供給できると共に、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)から前記塗布部(12)に潤滑剤を供給できる潤滑剤供給装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の潤滑剤供給装置(8)において、前記塗布部(12)、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)、及び前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)は、潤滑剤を含浸できる空隙を有する吸蔵体からなり、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)及び前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)の空隙率は、前記塗布部(12)の空隙率よりも高く、そして、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)の空隙率は、前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)の空隙率と等しいか、又は前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)の空隙率よりも高いことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の潤滑剤供給装置(8)において、前記ケース本体(14)には、凸部又は凹部(20a)が設けられ、前記カートリッジ(15)には、前記ケース本体(14)の前記凸部又は前記凹部(20a)に嵌まることができる凹部又は凸部(15a)が設けられ、前記カートリッジ(15)の前記凹部又は前記凸部(15a)が、前記ケース本体(14)の前記凸部又は前記凹部(20a)に嵌まることで、前記カートリッジ(15)が前記ケース本体(14)に取り付けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の潤滑剤供給装置(8)において、前記塗布部(12)は、潤滑剤を含浸できる空隙率の低い吸蔵体からなり、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)は、潤滑剤を含浸できる、前記塗布部(12)よりも空隙率の高い吸蔵体からなり、前記塗布部(12)には、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)に接触する接合部(12a)が設けられ、前記ケース本体(14)には、前記カートリッジ(15)を前記ケース本体(14)に取り付けたとき、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部(18)が前記塗布部(12)の接合部(12a)に接触できるように、前記接合部(12a)を支持する受け部(21a)が設けられることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の潤滑剤供給装置(8)において、前記塗布部(12)は、前記軌道部材(1)の長手方向に並べられた複数の前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)によって挟まれ、前記塗布部(12)の前記接合部(12a)は、前記ケース側潤滑剤貯蔵部(16)よりも前記軌道部材(1)の長手方向と直交する方向に突出し、前記カートリッジ(15)は、前記軌道部材(1)の長手方向と直交する方向から前記ケース本体(14)に取り付けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の潤滑剤供給装置(8)を、軌道部材(1)と、軌道部材(1)に対して相対的に運動する移動部材(2)と、を備える運動案内装置に装着してなる潤滑剤供給装置付運動案内装置である。
請求項1に記載の発明によれば、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部を有するカートリッジを交換することで、運動案内装置の走行距離を延長することができるので、メンテナンス作業を容易にすることができる。また、ケース側潤滑剤貯蔵部及びカートリッジ側潤滑剤貯蔵部の二系統から塗布部に潤滑剤を供給できるので、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部が貯蔵する潤滑剤がなくなったとしても、補助的に残りのケース側潤滑剤貯蔵部から塗布部に潤滑剤を供給することができるし、ケース側潤滑剤貯蔵部が貯蔵する潤滑剤がなくなったとしても、補助的に残りのカートリッジ側潤滑剤貯蔵部から塗布部に潤滑剤を供給することができる。よって、交換時期を正確に把握しにくい潤滑剤供給装置のメンテナンスが容易になる。
請求項2に記載の発明によれば、毛細管現象を利用して、ケース側潤滑剤貯蔵部及びカートリッジ側潤滑剤貯蔵部から塗布部の潤滑剤を供給するとき、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部からの潤滑剤をケース側潤滑剤貯蔵部よりも優先的に塗布部に供給することができる。このため、たとえカートリッジを交換するタイミングが遅れても、ケース側潤滑剤貯蔵部から塗布部に潤滑剤を補助的に供給することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ねじや工具を使用しなくても、ワンタッチでカートリッジをケース本体に着脱することができる。例えばリニアモータに運動案内装置が組み込まれている場合、ねじや工具を落とすと、磁力でねじや工具がリニアモータに入り込むおそれがある。
請求項4に記載の発明によれば、潤滑剤が空隙を有する吸蔵体に含浸されるので、例えば潤滑剤供給装置が上下反転したとしても、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部から塗布部に潤滑剤を供給することができる。また、カートリッジをケース本体に取り付けるとき、ケース本体の受け部が塗布部の接合部を支持するので、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部を塗布部の接合部に確実に接触させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ケース側潤滑剤貯蔵部の容量を大きくした上で、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部からも塗布部に潤滑剤を供給することができる。
図1は、本発明の第一の実施形態における運動案内装置の斜視図を示す。この運動案内装置は、軌道部材である軌道レール1と、軌道レール1に沿ってスライドする移動部材である移動ブロック2と、を備える。軌道レール1が図示しないベースに取り付けられ、移動ブロック2が案内対象である相手部品に取り付けられる。軌道レール1と移動ブロック2との間には、転動体であるボール3が転がり運動可能に介在される。
軌道レール1は、鋼製で細長く直線状に伸びる。軌道レール1の上面の左右両端部には、転動体転走部として、長手方向に伸びる例えば二条のボール転走溝1aが加工される。軌道レール1の左右両側面の上端部にも、転動体転走部として、長手方向に伸びる例えば二条のボール転走溝1aが加工される。すなわち、この実施形態では合計四条のボール転走溝1aが加工される。ボール転走溝1aの断面形状は単一の円弧からなるサーキュラーアーチ溝形状であるか、又は二つの円弧からなるゴシックアーチ溝形状である。ボール転走溝1aの条数、ボール転走溝1aとボール3との接触角などは、運動案内装置の負荷荷重に応じてさまざまに設定される。軌道レール1の幅方向の中央には、軌道レール1をベースに固定するための取付け孔1bが複数個開けられる。
軌道レール1には、移動ブロック2が組み付けられる。移動ブロック2は、その全体が鞍形状に形成され、鋼製の移動ブロック本体4と、移動ブロック本体4の移動方向の両端部それぞれに設けられる樹脂製のエンドプレート5と、から構成される。
移動ブロック本体4は、軌道レール1の上面に対向する中央部4aと、軌道レール1の側面に対応して中央部4aの幅方向の両側から下方に垂れ下がる一対の脚部4bと、を有する。移動ブロック本体4の内側には、負荷転動体転走部として、軌道レール1のボール転走溝1aに対向する合計四条の負荷ボール転走溝2aが形成される。移動ブロック本体4の中央部に二条の負荷ボール転走溝2aが形成され、一対の脚部それぞれに一条の負荷ボール転走溝2aが形成される。移動ブロック本体4の中央部4aの上面には、移動ブロック2を相手部品に取り付けるためのねじ部2bが加工される。
また移動ブロック本体4には、転動体戻し通路として、移動ブロック本体4の進行方向に貫通するボール戻し通路2cが開けられる。ボール戻し通路2cは、負荷ボール転走溝2aと平行に直線状に伸びる。移動ブロック本体4には、負荷ボール転走溝2aと等しい数の四条のボール戻し通路2cが開けられる。平行に伸びる負荷ボール転走溝2aとボール戻し通路2cとは、U字形状の方向転換路2d(図2参照)で接続される。方向転換路2dの内周側のRピース7は移動ブロック本体4に、樹脂成形によって一体に形成される。
移動ブロック本体4の移動方向の両端面に取り付けられる一対のエンドプレート5それぞれは、軌道レール1の上面に対向する中央部5aと、軌道レール1の側面に対応して中央部5aの幅方向の両側から下方に垂れ下がる一対の脚部5bと、を有する。エンドプレート5には、U字形状の方向転換路2dの外周側が形成される。
負荷ボール転走溝2a、ボール戻し通路2c、U字形状の方向転換路2dによって、サーキット状のボール循環経路が構成される(図2参照)。ボール循環経路には、複数のボール3が配列される。複数のボール3は帯状のリテーナ9によって一連に保持されてもよい。
図2に示されるように、移動ブロック2を軌道レール1に対して相対的に移動させると、これらの間に介在される複数のボール3が転がり運動する。移動ブロック2の負荷ボール転走溝2aの一端まで転がったボール3は、エンドプレート5の掬上げ部で掬い上げられ、方向転換路2d内に導かれる。方向転換路2dで進行方向を反転させたボール3は、ボール戻し通路2cに入る。ボール戻し通路2cでは、ボール3が後続のボール3に押されながら移動する。ボール戻し通路2cを通過したボール3は、反対側の方向転換路2dを経由した後、再び軌道レール1と移動ブロック2との間に入る。
図1に示されるように、エンドプレート5の端面には、潤滑剤供給装置8が取り付けられる。潤滑剤供給装置8は、一対のエンドプレート5それぞれに取り付けられてもよいし、一方のエンドプレート5に取り付けられてもよい。潤滑剤供給装置8には、軌道レール1の複数のボール転走溝1aそれぞれに接触する塗布部12が設けられる。塗布部12は、軌道レール1に対する移動ブロック2の相対的な移動に伴って、ボール転走溝1aに潤滑剤を塗布する。
潤滑剤供給装置8の端面(軌道レール1の長手方向の端面)には、エンドシール10が取り付けられる。エンドシール10は、軌道レール1の断面形状に合わせた開口を有する。エンドシール10は軌道レール1に付着した異物を除去し、移動ブロック2内へ浸入するのを防ぐ。これら潤滑剤供給装置8及びエンドシール10は、ボルト11によってエンドプレート5に固定される。
グリースガンを用いて二重に潤滑剤を供給したい場合には、潤滑剤供給装置8及びエンドシール10にグリースガンを挿入するための貫通孔8a,10bを開けてもよい。貫通孔8a,10bを開ければ、グリースガンを用いてエンドプレート5にグリースが供給できるようになる。
図3は、潤滑剤供給装置8の斜視図を示す。潤滑剤供給装置8は、移動ブロック2に取り付けられるケース本体14と、ケース本体14に着脱可能に取り付けられるカートリッジ15と、から構成される。ケース本体14には、軌道レール1に潤滑剤を塗布する塗布部12と、塗布部12に供給する潤滑剤が貯蔵されるケース側潤滑剤貯蔵部16と、が設けられる。カートリッジ15には、塗布部12に供給する潤滑剤が貯蔵されるカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18が設けられる。
図4は、潤滑剤供給装置8の分解斜視図を示す。ケース本体14の内部には、塗布部12及びケース側潤滑剤貯蔵部16を収容する空間が開けられる。塗布部12及びケース側潤滑剤貯蔵部16は、いずれも吸蔵体からなる。吸蔵体とは、潤滑剤を含浸できる空洞があり、該空洞が連接している材料であり、例えば、フェルト、発泡ゴム、発泡した焼結樹脂、焼結金属、焼結セラミックスである。塗布部12の空隙率は、ケース側潤滑剤貯蔵部16の空隙率よりも低い。言い換えれば、塗布部12の密度はケース側潤滑剤貯蔵部16の密度よりも大きい。毛細管現象によってケース側潤滑剤貯蔵部16から塗布部12に潤滑剤を供給するためである。塗布部12及びケース側潤滑剤貯蔵部16には、潤滑剤が含浸されている。
この実施形態では、塗布部12は、軌道レール1の左右の側面に対応して二つ設けられる。この塗布部12が軌道レール1のボール転走溝1aに接触する。各塗布部12は、軌道レール1の長手方向に並べられた二つのケース側潤滑剤貯蔵部16によって挟まれる。ケース側潤滑剤貯蔵部16は合計四個設けられる。
図5は、塗布部12の正面図を示す。この実施形態では塗布部12は一定の厚みのフェルトからなる。塗布部12のフェルトには、例えば空隙率50%程度の羊毛フェルトが用いられる。塗布部12は、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18及びケース側潤滑剤貯蔵部16に接触する接合部12aと、軌道レール1の角に対応して湾曲する本体部12bと、接合部12aと本体部12bとを接続する径が狭められたネック部12cと、から構成される。接合部12aは略T字形状に形成される。接合部12aの横幅を広げた部分がカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18に接触する部分であり、接合部12aの横幅の狭い部分がケース側潤滑剤貯蔵部16に接触する部分である。そして、接合部12aの上面にカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18が接触し、接合部12aの正面及び裏面にケース側潤滑剤貯蔵部16が接触する。接合部12aの横幅の広い部分は、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18が接触したときに、接合部12aが落ち込まないように、ケース本体14の受け部21a(図10参照)によって支持される。
図6は、ケース側潤滑剤貯蔵部16の正面図を示す。この実施形態では、ケース側潤滑剤貯蔵部16は、塗布部12よりも厚い一定の厚みのフェルトからなる。ケース側潤滑剤貯蔵部16のフェルトには、例えば空隙率80%のレーヨン+羊毛フェルトが用いられる。ケース側潤滑剤貯蔵部16の正面形状は、ケース本体14の空間14aの正面形状に略一致する。ケース側潤滑剤貯蔵部16の体積が大きければ大きいほど多量の潤滑剤を貯蔵することができる。
図7ないし図9は、ケース本体14を示す。図7はケース本体14の斜視図を示し、図8はケース本体14の正面図を示し、図9は塗布部12及びケース側潤滑剤貯蔵部16が収容されたケース本体14を示す。ケース本体14は、エンドプレート5と同様に、軌道レール1の上面に対向する中央部14bと、軌道レール1の側面に対応して中央部14bの幅方向の両側から下方に垂れ下がる一対の脚部14cと、を有する。ケース本体14の脚部14cに、塗布部12及びケース側潤滑剤貯蔵部16を収容する空間14aが開けられる。塗布部12が収容される空間28とケース側潤滑剤貯蔵部16が収容される空間13とは仕切り壁17によって区切られている。塗布部12はケース本体14の内側壁19と仕切り壁17との間に収容される。内側壁19には、途中で途切れている部分19aがある。塗布部12をケース本体14に収容したとき、この途切れている部分19aから塗布部12の塗布片12d(図5参照)が突出する。仕切り壁17の上部にも、途切れている部分17aがあり、この途切れている部分17aに塗布部12のネック部12cが収容される。
ケース本体14の脚部14cの上部には、一対の対向壁20が形成される。この一対の対向壁20間にカートリッジ15が挿入される。一対の対向壁20それぞれには、軌道レール1の長手方向に伸びる凹部20aが形成される。この凹部にカートリッジ15の側面に形成された凸部15a(図4参照)が嵌まる。
なお図4に示されるように、ケース本体14の対向壁20に垂直方向(カートリッジ15をケース本体14に取り付ける方向)に伸びる案内溝20bを設け、カートリッジ15の側面に案内溝20bに嵌まる案内突起15bを設けてもよい。
図7に示されるように、ケース本体14の中央部14bには、カートリッジ15の筒部15c(図4参照)が挿入される二つの挿入孔21が開けられる。図10に示されるように、挿入孔21の底壁が塗布部12の接合部12aの横幅の広い部分を受ける受け部21aになる。カートリッジ15をケース本体14に取り付けるときに、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18は塗布部12の接合部12aを上方から押さえつける。接合部12aはフェルトからなるので変形し易い。塗布部12の接合部12aをケース本体14の受け部21aで支持することで、接合部12aが変形し、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18と接合部12aで潤滑剤の受渡しが途切れることを防止することができる。
図9に示されるように、ケース本体14のくり貫かれた空間14aに、ケース側潤滑剤貯蔵部16、塗布部12及びケース側潤滑剤貯蔵部16が順次挿入される。塗布部12は二枚のケース側潤滑剤貯蔵部16間に挟まれていて、塗布部12の接合部12aが二枚のケース側潤滑剤貯蔵部16に接触する。図4に示されるように、ケース本体14の空間14aは蓋23で塞がれる。蓋23はケース本体14にねじ止めされる。蓋23には、ケース本体14の内部の圧力を外部と等しくするための空気孔23aが開けられる。ケース側潤滑剤貯蔵部16及び塗布部12が収納されたケース本体14は、潤滑剤に浸漬される。塗布部12は蓋23で覆われたケース本体14内に収容されているので、ケース本体14を移動ブロック2に取り付けた状態では、塗布部12をケース本体14から取り外すことはできない。
図4に示されるように、ケース本体14にはカートリッジ15が着脱可能に取り付けられる。カートリッジ15は、塗布部12に供給する潤滑剤を貯蔵するカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18と、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18を収容する空間が形成されるカートリッジ本体24と、カートリッジ本体24の上面に取り付けられる蓋25と、から構成される。
図11は、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の正面図を示す。この実施形態では、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18は、塗布部12よりも厚い一定の厚みのフェルトからなる。カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18のフェルトの空隙率はケース側潤滑剤貯蔵部16の空隙率と等しいか、又はケース側潤滑剤貯蔵部16の空隙率よりも大きい。この実施形態では、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18のフェルトには、例えば空隙率80%のレーヨン+羊毛フェルトが用いられる。カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の正面形状は、T字形状である。カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の下端が塗布部12に接触する。
図12は、カートリッジ本体24及び蓋25を示す。カートリッジ本体24には、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18を収容するT字形の空間24aが形成される。カートリッジ本体24の下部には、ケース本体14の挿入孔21に挿入される筒部15cが設けられる。筒部15cの周囲には、筒部15cと挿入孔21との間のすきまを塞ぐOリング26が巻かれる(図4参照)。このOリング26は、カートリッジ15をケース本体14に取り付けたときにカートリッジ15内の潤滑剤が外部に漏れるのを防止する。カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18をカートリッジ15に収容したとき、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の下部は、筒部15cから下方に露出する。
カートリッジ本体24の一対の側面それぞれの下部には、軌道レール1の長手方向に伸びる凸部15aが形成される。カートリッジ本体24の側面の一対の凸部15a間の幅W1は、ケース本体14の一対の対向壁20間の幅W2よりもわずかに大きい。このため、カートリッジ15をケース本体14の一対の対向壁20間に嵌め込むとき、カートリッジ15の凸部の周囲又はケース本体14の対向壁20が僅かに弾性変形する。カートリッジ15の底面がケース本体14の上面に当接するまでカートリッジ15を押し込むと、弾性変形したカートリッジ15の凸部の周囲又はケース本体14の対向壁20が復元して、カートリッジ15の凸部15aがケース本体14の凹部20aに嵌まり込む。
カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18を収納した後、カートリッジ本体24は蓋25で塞がれる。蓋25はカートリッジ本体24にねじ止めされる。蓋25には、カートリッジ15の内部の圧力を外部と等しくするための空気孔25aが開けられる。カートリッジ15の内部のカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18を外部から見ることができるように、蓋25は透明材料からなってもよい。カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18が収納されたカートリッジ15は、潤滑剤に浸漬される。
塗布部12、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18及びケース側潤滑剤貯蔵部16に吸収される潤滑剤は、摺動面油、タービン油などの摺動面油でもよいし、リチウム系グリース、ウレア系グリースなどのグリースでもよい。
図13は、カートリッジ15をケース本体14に取り付けた状態を示す。図中(B)に示されるように、塗布部12の接合部12aは、ケース側潤滑剤貯蔵部16よりも上方向(軌道レール1に直交する方向)に突出する。カートリッジ15をケース本体14に取り付けたとき、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の底面が塗布部12の接合部12aの上面に接触する。また図中(D)に示されるように、塗布部12の接合部12aの正面側及び裏面側12eは、一対のケース側潤滑剤貯蔵部16に接触する。なお、塗布部12の接合部12aは、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18及びケース側潤滑剤貯蔵部16に完全に接触しなくてもよく、毛細管現象が生ずる程度にこれらの間にすきまが開いてもよい。塗布部12には、ケース本体14から突出する複数の塗布片12dが設けられる。図14に示されるように、複数の塗布片12dそれぞれは、軌道レール1のボール転走溝1a内に突出し、ボール転走溝1aに接触する。
軌道レール1に対する移動ブロック2の相対的な移動に伴って、塗布部12から軌道レール1に潤滑剤が塗布される。塗布部12が吸収している潤滑剤が少なくなると、毛細管現象によってケース側潤滑剤貯蔵部16から塗布部12に潤滑剤が供給され(図13(D)の矢印参照)、またカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18から塗布部12に潤滑剤が供給される(図13(D)の白抜き矢印参照)。塗布部12の空隙率が、ケース側潤滑剤貯蔵部16及びカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の空隙率よりも高いときに、毛細管現象が働く。
カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の容量をケース側潤滑剤貯蔵部16の容量よりも小さく、またカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の空隙率をケース側潤滑剤貯蔵部16の空隙率以上にした場合、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18の潤滑剤が先になくなる。カートリッジ15は、運動案内装置の走行距離が何万kmになったときや、走行時間が何時間以上になったときに定期的に交換される。カートリッジ15を交換した後は、主にカートリッジ側潤滑剤貯蔵部18から塗布部12に潤滑剤が供給される。ケース側潤滑剤貯蔵部16は、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18が貯蔵する潤滑剤がなくなったときなどに、補助的に塗布部12に潤滑剤を供給する。
ここで、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18とケース側潤滑剤貯蔵部16とを接触させれば、カートリッジ側潤滑剤貯蔵部18からケース側潤滑剤貯蔵部16に潤滑剤を補給することもできる。
本発明は上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。例えば上記実施形態においては、カートリッジをケース本体の上側に配置し、上下方向に移動させることでカートリッジを着脱しているが、カートリッジをケース本体の側方に配置し、左右方向に移動させることでカートリッジを着脱してもよい。エンドシールが設けられない場合には、ケース本体の端面側(軌道レールの長手方向)にカートリッジを配置し、長手方向に移動させることでカートリッジを着脱してもよい。カートリッジをケース本体の端面側に配置できれば、移動ブロックにテーブルが載っていても、カートリッジを交換できるようになる。
さらに上記実施形態では、ケース本体及びカートリッジに凸部及び凹部を設け、ワンタッチでカートリッジが着脱できるようにしているが、運動案内装置が大型化する場合は、カートリッジをケース本体にねじ止めしてもよい。
さらに上記実施形態では、ケース側潤滑剤貯蔵部及びカートリッジ側潤滑剤貯蔵部として吸蔵体に潤滑剤を吸収させているが、潤滑剤を溜めることができるタンクを用いてもよい。
さらに、ケース側潤滑剤貯蔵部を交換できるようにしてもよいし、後からケース側潤滑剤貯蔵部に潤滑剤を注入できるようにしてもよい。
さらに上記実施形態では、運動案内装置として、案内対象の直線運動を案内するリニアガイドを使用した例について説明したが、本発明は曲線運動を案内する曲線運動案内装置に適用することができるほか、ボールスプライン、ボールねじにも適用できる。転動体にはボールの替わりにローラを用いてもよい。転動体を介在させないすべり型の運動案内装置にも適用することができる。
本発明の第一の実施形態における運動案内装置の斜視図(一部断面図を含む) 上記運動案内装置の軌道レールに沿った断面図 潤滑剤供給装置の斜視図 潤滑剤供給装置の分解斜視図 塗布部の正面図 ケース側潤滑剤貯蔵部の正面図 ケース本体の斜視図 ケース本体の正面図 塗布部及びケース側潤滑剤貯蔵部が収容されたケース本体の正面図 ケース本体の受け部を示す詳細図 カートリッジ側潤滑剤貯蔵部の正面図 カートリッジ本体及び蓋の断面図 カートリッジをケース本体に取り付けた状態を示す図(図中(A)は平面図を示し、(B)は正面図を示し、(C)は(B)のC−C線断面図を示し、(D)は(B)のD−D線断面図を示す)。 軌道レールに取り付けた潤滑剤供給装置の正面図
符号の説明
1…軌道レール(軌道部材)
2…移動ブロック(移動部材)
3…ボール(転動体)
8…潤滑剤供給装置
12…塗布部
12a…接合部
14…ケース本体
15…カートリッジ
15a…凸部
16…ケース側潤滑剤貯蔵部
18…カートリッジ側潤滑剤貯蔵部
20a…凹部
21a…受け部

Claims (6)

  1. 軌道部材に対する移動部材の相対的な運動に伴って、軌道部材に潤滑剤を塗布する潤滑剤供給装置であって、
    前記軌道部材に潤滑剤を塗布する塗布部と、前記塗布部に供給する潤滑剤が貯蔵されるケース側潤滑剤貯蔵部と、を有し、移動部材に取り付けられるケース本体と、
    前記ケース本体に着脱可能に取り付けられ、前記塗布部に供給する潤滑剤が貯蔵されるカートリッジ側潤滑剤貯蔵部を有するカートリッジと、を備え、
    前記カートリッジを前記ケース本体に取り付けたとき、前記ケース側潤滑剤貯蔵部から前記塗布部に潤滑剤を供給できると共に、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部から前記塗布部に潤滑剤を供給できる潤滑剤供給装置。
  2. 前記塗布部、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部及び前記ケース側潤滑剤貯蔵部は、潤滑剤を含浸できる空隙を有する吸蔵体からなり、
    前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部及び前記ケース側潤滑剤貯蔵部の空隙率は、前記塗布部の空隙率よりも高く、
    そして、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部の空隙率は、前記ケース側潤滑剤貯蔵部の空隙率と等しいか、又は前記ケース側潤滑剤貯蔵部の空隙率よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の潤滑剤供給装置。
  3. 前記ケース本体には、凸部又は凹部が設けられ、
    前記カートリッジには、前記ケース本体の前記凸部又は前記凹部に嵌まることができる凹部又は凸部が設けられ、
    前記カートリッジの前記凹部又は前記凸部が、前記ケース本体の前記凸部又は前記凹部に嵌まることで、前記カートリッジが前記ケース本体に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の潤滑剤供給装置。
  4. 前記塗布部は、潤滑剤を含浸できる空隙率の低い吸蔵体からなり、
    前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部は、潤滑剤を含浸できる、前記塗布部よりも空隙率の高い吸蔵体からなり、
    前記塗布部には、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部に接触する接合部が設けられ、
    前記ケース本体には、前記カートリッジを前記ケース本体に取り付けたとき、前記カートリッジ側潤滑剤貯蔵部が前記塗布部の接合部に接触できるように、前記接合部を支持する受け部が設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の潤滑剤供給装置。
  5. 前記塗布部は、前記軌道部材の長手方向に並べられた複数の前記ケース側潤滑剤貯蔵部によって挟まれ、
    前記塗布部の前記接合部は、前記ケース側潤滑剤貯蔵部よりも前記軌道部材の長手方向と直交する方向に突出し、
    前記カートリッジは、前記軌道部材の長手方向と直交する方向から前記ケース本体に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の潤滑剤供給装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の潤滑剤供給装置を、軌道部材と、軌道部材に対して相対的に運動する移動部材と、を備える運動案内装置に装着してなる潤滑剤供給装置付運動案内装置。
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