JP2003222127A - 潤滑油供給装置及び案内装置 - Google Patents

潤滑油供給装置及び案内装置

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JP2003222127A
JP2003222127A JP2002018979A JP2002018979A JP2003222127A JP 2003222127 A JP2003222127 A JP 2003222127A JP 2002018979 A JP2002018979 A JP 2002018979A JP 2002018979 A JP2002018979 A JP 2002018979A JP 2003222127 A JP2003222127 A JP 2003222127A
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lubricating oil
supply device
oil supply
housing
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JP2002018979A
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Daisuke Yashiro
大輔 八代
Takeki Shirai
武樹 白井
Hidekazu Michioka
英一 道岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内の潤滑油吸蔵体に吸蔵されている潤滑
油の残量を外部から簡単に観測できる潤滑油供給装置及
び潤滑油供給装置を用いた案内装置を提供すること。 【解決手段】 筐体21及び該筐体21に収納した潤滑
油吸蔵体22、22とを具備し、該潤滑油吸蔵体に吸蔵
された該潤滑油を塗布片を介して転動体の転動溝へ塗布
するように構成した潤滑油供給装置において、筐体21
の少なくとも一部を内部が観察できる透過性の材料で構
成し、潤滑油の色又は色濃度を潤滑油吸蔵体22を構成
する材料の色又は色濃度とは異なるものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直線案内装置、ねじ
案内装置、スプライン等の転がり案内装置に用いる潤滑
油供給装置及び該潤滑油供給装置を用いた案内装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はこの種の潤滑油供給装置を装備し
た直線案内装置の構成例を示す図である。直線案内装置
10は長手方向に沿ってボールの転走面11aが形成さ
れた軌道レール(軌道軸)11と、転動体として多数の
ボール13を介して該軌道レール11と嵌合すると共
に、該ボール13の無限循環路を備えた摺動台(スライ
ド部材)12とから構成されている。摺動台12は、テ
ーブル等の機械装置の取付け面12aを備えると共に、
ボール13を循環させるためのボール戻し孔14を備え
た略サドル状のブロック本体15と、このブロック本体
15の前後両端面に固定された一対のエンドプレート1
6、16とから構成されている。
【0003】上記エンドプレート16、16には、軌道
レール11のボール転走面11aからボール13を掬い
上げてブロック本体15のボール戻し孔14に送り込む
一方、このボール戻し孔14からボール転走面11aへ
ボール13を送り込む方向転換路(図示せず)が形成さ
れており、このエンドプレート16を取付けボルト1
7、17を用いてブロック本体15に固定することによ
り、摺動台12にボール13の無限循環路が形成される
ようになっている。摺動台12の移動方向の前後両端面
には、該摺動台12の移動に伴って、軌道レール11の
ボール転走面11aの表面に潤滑油を塗布する一対の潤
滑油供給装置20、20が装着されている。また、該潤
滑油供給装置20、20の外側にはエンドシール19が
装着されている。
【0004】図2は潤滑油供給装置を装備したボールね
じ案内装置の構成例を示す図である。ボールねじ案内装
置50は、外周面に転動体転走面としての螺旋状のボー
ル転走溝51aを有するねじ軸(軌道軸)51と、内周
面に該ボール転走溝51aに対応する負荷転走面として
の螺旋状の負荷転走溝52aを含むボール循環路(転動
体循環路)が形成され該ねじ軸51に相対運動自在に組
み付けられたナット部材52と、該ボール循環路内に配
列収納され、ねじ軸51及びナット部材52の相対運動
(回転)に合わせて循環する転動体としての複数のボー
ル53とを備える。ねじ軸51のボール転走溝51aと
ナット部材52の負荷転走溝52aとの間で上記ボール
循環路の負荷転走路が構成される。
【0005】ナット部材52の本体には、その外周部の
一部を平取りしてなる平面部57が形成されている。平
面部57には、リターンパイプ54の両側が挿入される
リターンパイプ嵌合穴55が例えば8個所開けられてい
る。このリターンパイプ嵌合穴55は、負荷転走溝52
a内まで延びる。ナット部材52は、4条のボール転走
溝51aに合わせて4つのリターンパイプ54を有して
いる。このリターンパイプ54によって、負荷転走路の
一端と他端とを連通する無負荷戻し通路が形成される。
リターンパイプ54の両側部が複数ピッチの間隔を開け
て上記負荷転走路内に嵌入される。リターンパイプ54
は、パイプ押え56によってナット部材52に固定され
ている。ナット部材52の前後両端には、ねじ軸51の
ボール転走溝51aに潤滑油を供給(塗布)する潤滑油
供給装置60、60が装着されている。
【0006】ねじ軸51を回転すると、負荷転走路を周
方向に転がるボール53は、リターンパイプ54の脚部
54aで掬い上げられる。掬い上げられたボール53
は、リターンパイプ54内を通過し、数ピッチ間隔を隔
てた脚部54bから、再びボール転走溝51aに戻され
る。ねじ軸51の回転方向を反転すると、各ボール53
は逆の経路を辿って循環する。なお、ねじ軸51を固定
側としナット部材52を回転させる場合も、ボール53
が同様に循環する。潤滑油供給装置60、60は、ナッ
ト部材52と同様にねじ軸51に対して相対的に回転
し、ねじ軸51のボール転走溝51aに潤滑油を塗布す
る。
【0007】上記構成の直線案内装置10及びボールね
じ案内装置50において、潤滑油供給装置20及び潤滑
油供給装置60は、いずれも後に詳述するように、筐体
と、該筐体内に収容した潤滑油を吸蔵する潤滑油吸蔵体
とを具備し、該潤滑油吸蔵体に吸蔵された潤滑油は油量
制御手段及び油塗布体を介して被潤滑部(軌道レール1
1のボール転走面11a又はねじ軸51のボール転走溝
51a)に塗布している。
【0008】上記構成の潤滑油供給装置20及び潤滑油
供給装置60において、その筐体(ケーシング)はその
内部を観測できない不透明な材料(不透明な樹脂材や金
属材)で構成されているため、内蔵されている潤滑油吸
蔵体にどれだけの量の潤滑油が吸蔵されているかを簡単
に知ることができなかった。また、潤滑油の色又は色濃
度と潤滑油吸蔵体の色又は色濃度とに差異を設けていな
いため、仮に筐体にその内部が観測できる透光性の材料
を用いても潤滑油吸蔵体にどれだけの量の潤滑油が吸蔵
されているのか、即ち潤滑油供給装置の潤滑油の残量を
簡単に知ることができなかった。
【0009】そのため、潤滑油供給装置が筐体ごと交換
する所謂カートリッジ式のものでは交換タイミングを逸
したり、また給油式のものでは潤滑油吸蔵体に潤滑油を
補充するタイミングを逸したりして、潤滑性能を十分に
発揮できず該潤滑油供給装置を用いる装置の摩耗による
損傷や故障の原因となるという問題がある。また、交換
タイミングが早すぎるとカートリッジ式のものでは潤滑
油供給装置を無駄に消費するという問題もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、上記問題点を除去し、筐体内の潤
滑油吸蔵体に吸蔵されている潤滑油の残量を外部から簡
単に観測できる潤滑油供給装置及び該潤滑油供給装置を
用いた案内装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、筐体及び該筐体に収納した潤
滑油吸蔵体とを具備し、該潤滑油吸蔵体に吸蔵された該
潤滑油を塗布片を介して転動体の転動溝へ塗布するよう
に構成した潤滑油供給装置において、筐体の少なくとも
一部を内部が観察できる透過性の材料で構成し、潤滑油
の色又は色濃度を潤滑油吸蔵体を構成する材料の色又は
色濃度とは異なるものとしたことを特徴とする。
【0012】上記のように筐体の少なくとも一部を内部
が観察できる透過性の材料で構成し、潤滑油の色又は色
濃度を潤滑油吸蔵体を構成する材料の色又は色濃度とは
異なるものとすることにより、該潤滑油吸蔵体に吸蔵さ
れる該潤滑油の量の変化により、該潤滑油を吸蔵する潤
滑油吸蔵体の色又は色濃度が変化するから、この色又は
色濃度の変化を筐体の透過性の材料で構成された部分を
通して観測することにより、潤滑油吸蔵体に吸蔵される
該潤滑油の残量を容易に観測することができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の潤滑油供給装置において、潤滑油吸蔵体は白色
又は乳白色又は透明な材料からなり、潤滑油は所定の色
素を有するか又は所定の色に着色していることを特徴と
する。
【0014】上記のように潤滑油吸蔵体は白色又は乳白
色又は透明な材料からなり、潤滑油は所定の色素を有す
るか又は所定の色に着色していることにより、該潤滑油
吸蔵体に多量の潤滑油が吸蔵されている時は、該潤滑油
を吸蔵する潤滑油吸蔵体は潤滑油が有する所定の色素又
は着色した色が濃くなるが、吸蔵されている潤滑油の残
量が少なくなると、潤滑油吸蔵体材料の白色又は乳白色
又は透明に変化していくから、この変化状態から潤滑油
の残量を容易に観測できる。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2又は3に記載の潤滑油供給装置において、筐体は
全体が透過性の材料で構成されていることを特徴とす
る。
【0016】上記のように筐体は全体が内部を観察でき
る透過性の材料で構成されていることにより、潤滑油吸
蔵体が観測できる所であれば、筐体のどこからでも潤滑
油の残量を容易に観測できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
又は3に記載の潤滑油供給装置において、潤滑油供給装
置は筐体ごと交換するカートリッジ式の構成となってい
ることを特徴とする。
【0018】上記のように潤滑油供給装置をカートリッ
ジ式の構成とすることにより、残量潤滑油が簡単に観測
できるから、最適なタイミングで潤滑油供給装置の交換
ができ、摩耗による機器の損傷を防止できると共に、交
換タイミングが早すぎて潤滑油供給装置を無駄に消費す
ることもない。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
又は3に記載の潤滑油供給装置において、潤滑油供給装
置は筐体内に潤滑油を供給できる給油式の構成となって
いることを特徴とする。
【0020】上記のように潤滑油供給装置を筐体内に潤
滑油を供給可能な給油式の構成とすることにより、筐体
外部から残量潤滑油が所定以下になったことを観測した
ら、直ちに潤滑油を給油できるから、潤滑油供給装置の
潤滑性能を最適の状態に維持することが容易となる。
【0021】請求項6に記載の発明は、潤滑油供給装置
を装着した移動台を具備し、該移動台の移動により転動
体が転動する転動溝に潤滑油を塗布するように構成され
た案内装置において、潤滑油供給装置に請求項1乃至5
の潤滑油供給装置の少なくとも一つを用いることを特徴
とする。
【0022】上記のように案内装置に請求項1乃至5の
潤滑油供給装置を用いることにより、潤滑油吸蔵体の残
量潤滑油を筐体外部から容易に観測できるから、案内装
置の潤滑状態を常に良好な状態に維持することが容易に
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図3は図1に示す構成の直線案
内装置に装着した潤滑油供給装置20の構成例を示す図
である。図示するように、潤滑油供給装置20は軌道レ
ール11を跨ぐ略サドル状の筐体(ケーシング)21
と、一対の潤滑油吸蔵体22、22と、一対の油量調整
板23、23と、一対の潤滑油塗布体24、24と、蓋
板25とから構成されている。
【0024】筐体21はその内部が観測できるような透
過性の材料、例えば樹脂材で構成され、更に一端が開放
された構成である。また、筐体21の内部奥には一対の
潤滑油吸蔵体22、22が収容される凹部21a、21
aが形成され、内部手前には一対の油量調整板23、2
3と一対の潤滑油塗布体24、24が順次収容される凹
部21c、21cが形成されている。該凹部21a、2
1aと凹部21c、21cの間には段差が形成されてい
る。潤滑油吸蔵体22、22が収容される凹部21a、
21aの周囲は側壁で囲まれた空間である。
【0025】また、一対の油量調整板23、23と一対
の潤滑油塗布体24、24が収容される凹部21c、2
1cの周囲を囲む側壁には後述する潤滑油塗布体24、
24の突出片24a、24aが突出する切欠部21b、
21bが形成されている。また、筐体21の両側部には
潤滑油を内部に導入するための空気孔21d、21dが
設けられている。
【0026】潤滑油吸蔵体22、22は筐体21内に導
入された潤滑油を吸収保持するためのものであり、例え
ば白色又は乳白色又は透明な繊維交絡体からなり、潤滑
油を多量に吸収保持することができるようになってい
る。ここでは空隙率81%のレーヨン混合羊毛フェルト
を使用している。潤滑油吸蔵体22、22のそれぞれの
外形及び寸法は筐体21の凹部21a、21aのそれぞ
れの内形及び寸法と略同じである。
【0027】油量調整板23、23は潤滑油吸蔵体2
2、22と潤滑油塗布体24、24の間に挟まれる金属
板(例えばステンレス薄板)又は樹脂板からなり、それ
ぞれの外形及び寸法は筐体21の凹部21d、21dの
それぞれの内形及び寸法と略同じである。また、油量調
整板23、23のそれぞれの所定位置に潤滑油吸蔵体2
2、22に吸収保持された潤滑油を潤滑油塗布体24、
24に供給するための供給孔23a、23aが設けられ
ている。
【0028】潤滑油塗布体24、24は、潤滑油塗布体
24、24から供給された潤滑油を毛細管現象により移
動させ軌道レール11の転走面11aに塗布するための
もので、それぞれ転走面11a、11aの対応する位置
に突出片24a、24aが設けられている。この潤滑油
塗布体24、24は毛細管現象により、潤滑油が移動し
易い材質、例えば潤滑油吸蔵体22、22に比べて空隙
率の低いフェルト等の繊維交絡体を用いる。ここでは空
隙率54%の羊毛フェルトを使用している。蓋板25の
開放端の外形及び寸法は筐体21の外形及び寸法と同一
になっている。
【0029】上記構成部品からなる潤滑油供給装置20
を組み立てるには、先ず筐体21の凹部21a、21a
に潤滑油吸蔵体22、22を収容する。その後、筐体2
1の凹部21c、21cに油量調整板23、23を収容
し、次に潤滑油塗布体24、24をそれぞれ突出片24
a、24aが切欠部21b、21bから突出するように
収容する。そして最後に蓋板25を筐体21の側面に溶
着又は接着剤等で接合し、該筐体21と蓋板25を一体
とする。
【0030】図4は上記のようにして組み立てた潤滑油
供給装置20の構成を示す図であり、同図(a)は正面
図(筐体21の開放端の反対側から見た正面図)、同図
(b)は側面図である。潤滑油供給装置20は図示する
ように、筐体21の内壁面の軌道レール11の転走面1
1aに対応する部分にそれぞれ潤滑油塗布体24、24
の突出片24a、24aが突出している。このような構
成の潤滑油供給装置20をその蓋板25が図1に示すよ
うに、エンドプレート16に当接させ取付けボルト17
で摺動台12のブロック本体15に取付ける。
【0031】上記構成の潤滑油供給装置20において、
筐体21内に導入(注入)され、潤滑油吸蔵体22、2
2に吸収保持された潤滑油は、油量調整板23、23の
油量調整供給孔23a、23aから潤滑油塗布体24、
24に移動し、更に該潤滑油塗布体24、24の毛細管
現象により突出片24a、24aに移動し、摺動台12
の移動により、軌道レール11の転走面11a、11
a、11a、11aに潤滑油を塗布する。この際、筐体
21内は空気孔21d、21dから空気が導入され、筐
体21内は大気圧に維持されている。
【0032】ここで、上記のように潤滑油吸蔵体22を
白色又は乳白色又は透明な繊維交絡体で構成し、潤滑油
に所定色素を有する潤滑油を用いる(潤滑油は目視によ
る潤滑油の状態を検査するための色素、即ちASTM色
(0.5〜8)が付いており、所定番号のASTM色の
潤滑油を用いる)と、潤滑油吸蔵体22に多量の潤滑油
が吸収保持されている間は、該潤滑油吸蔵体22はこの
潤滑油の色素が濃く現れ、潤滑油の吸収保持量が減少す
るに従って、潤滑油の色素は潤滑油吸蔵体22自体の白
色又は乳白色又は透明に薄められてくる。筐体21は上
記のように、その内部が観測できるように透過性の例え
ば樹脂材で構成されているから、該潤滑油吸蔵体22が
吸収保持する潤滑油量の増減による色又は色濃度の変化
を外部から容易に観測できる。
【0033】図5(a)、(b)、(c)は潤滑油供給
装置20の潤滑油の変化による潤滑油吸蔵体22の色濃
度の変化例を示す図である。同図5(a)は潤滑油吸蔵
体22に多量の潤滑油が吸収保持されている場合、同図
(b)は潤滑油が所定量減少した状態を、同図(c)は
潤滑油が略無くなった場合を示す。同図(a)、
(b)、(c)に示すように、潤滑油吸蔵体22に吸収
保持されている潤滑油量が減少するに従って色濃度が薄
くなっていくのを筐体21の外部から観測できるから、
潤滑油の残量が極めて少なくなったら(殆ど無くなった
ら)、潤滑油供給装置20を筐体21毎交換する。即ち
筐体21内に潤滑油を充分吸蔵保持した潤滑油吸蔵体2
2を有する潤滑油供給装置20とする(カートリッジ
式)。
【0034】また、潤滑油供給装置20がカートリッジ
式でない場合は、図示は省略するが、筐体21の所定の
位置に油導入穴を設け、該油導入穴を介して筐体内に潤
滑油を供給するようにしてもよい。また、場合によって
は、空気孔21dを通して潤滑油を筐体21内に供給し
てもよい。このように潤滑油吸蔵体22に吸蔵保持され
ている潤滑油の量を外部から容易に確認できるから、カ
ートリッジ式の場合は潤滑油供給装置20を交換し、給
油式の場合は潤滑油を補充することにより、潤滑油供給
装置20を常に充分な潤滑性能を発揮できる状態に維持
することが可能となる。
【0035】なお、上記例では筐体21の全体を透過性
の材料で構成する例を示したが、筐体21の内部が観測
できる部分、例えば外周部又は外側部のみを透過性の材
料で構成してもよい。要は筐体の内部が観測できるよう
に筐体21の少なくとも一部を透過性の材料で構成すれ
ばよい。
【0036】図6は図2に示す構成のボールねじ案内装
置に装着した潤滑油供給装置60の構成例を示す分解斜
視図であり、図7は潤滑油供給装置60の軸線と直交す
る方向の断面図、図8は図7のX−X断面図である。潤
滑油供給装置60は、ねじ軸51のボール転走溝51a
(図2参照)に当接する舌片部61aを有する4個の塗
布体61と、該塗布体61に対して潤滑油を供給する4
個の潤滑油収容室63を形成したケーシング64と、潤
滑油収容室63内に充填される4個の潤滑油吸蔵体65
と、潤滑油吸蔵体65から塗布体61へ供給される潤滑
油の量を制御する制御手段としての中継体66を備えて
いる。
【0037】ケーシング64は、潤滑油収容室63が形
成されるケース本体67と、後述するワイパーリング7
1が収納されるリングケース68とからなる。ケース本
体67はその内部が観測できる透明性の材料例えば樹脂
材で構成され、円板状の基部プレート67aと、該基部
プレート67aの外周に垂設された円筒形の外筒67b
と、該外筒67bの内側に設けられた円筒形の内筒67
cとを備える。外筒67bと内筒67cとの間に上記潤
滑油収容室63が形成されている。該潤滑油収容室63
は、ねじ軸51に遊嵌するが如く筒状に形成されると共
に周方向にねじ軸51の条数と同数の4つの分室63
a、63b、63c、63dに分割されている。
【0038】ケース本体67には、ねじ軸51の中心線
方向に伸張するスリット69が、分室63a、63b、
63c、63dに対応して周方向に均等間隔を開けて4
箇所形成される。このスリット69内に塗布体61が嵌
挿される。スリット69の先端は開放され、該開放端近
傍には中継体66が嵌め込まれる切り欠き70が形成さ
れる。外筒67bの先端側の内周には、リングケース6
8の雄ねじ68aと螺合する雌ねじ67gが形成され
る。内筒67cの軸線方向の長さは、リングケース68
を装着可能なように、外筒67bの軸線方向の長さより
も短くなっている。
【0039】基部プレート67aの裏面には、ナット部
材に潤滑油供給装置60を結合するための円筒状の口頭
部67dが突出形成される。該口頭部67dの外周には
周方向に延びる溝67eが形成されている。図2に示す
ように、口頭部67dはフランジ80に形成されたリン
グ状の溝81に嵌合する。止めねじ82を、口頭部67
dの溝67eに係合させ、締め付けることで、潤滑油供
給装置60をナット部材52に装着する。次に蓋板72
をリングケース68の側面にねじ73で装着する。
【0040】周方向に4等分された分室63a、63
b、63c、63dのそれぞれには、潤滑油吸蔵体65
が充填される。この潤滑油吸蔵体65は、潤滑油を吸収
して保持するため空隙率の高いフェルト等の繊維交絡体
を用いる。ここでは空隙率81%レーヨン混合羊毛フェ
ルトを使用している。なお、基部プレート67aには各
分室63a、63b、63c、63dに連通する空気孔
67hが設けられる。
【0041】中継体66は、塗布体61に当接するよう
にスリット69内に配置され、且つ分室63a、63
b、63c、63dとは非接触とされた本体66aと、
この本体66aから伸びて分室63a、63b、63
c、63dと接触する細長部66bとからなる。本体6
6aの形状は、スリット69の先端に装着可能なように
スリット69の断面形状に合っている。細長部66bは
本体66aの中央付近から本体66aに直交する方向に
延びて潤滑油吸蔵体65と接触する。本体66aと細長
部66bとで中継体66は、略T字の形状となる。この
細長部66bがケース本体67の隔壁に形成された切り
欠き70に嵌まり込む。
【0042】潤滑油吸蔵体65に吸収保持された潤滑油
は、中継体66の細長部66b及び本体66aを順次経
由して、塗布体61に供給される。中継体66には、潤
滑油を吸収して保持可能な潤滑油吸蔵体65と塗布体6
1の中間の空隙率を有するフェルト等の繊維交絡体が適
しており、ここでは羊毛フェルトを使用している。
【0043】ねじ軸51のボール転走溝51aに潤滑油
を塗布する塗布体61は、略矩形状に形成されてスリッ
ト69内に分室63a、63b、63c、63dとは非
接触にて配置されている。塗布体61は、4つのスリッ
ト69にそれぞれ1個ずつ嵌挿されている。4つの塗布
体61それぞれには、ねじ軸51のボール転走溝51a
に当接する略長方形状の舌片部61aが一つずつ設けら
れる。舌片部61aは断面円弧状のボール転走溝51a
に当接できるように面取りされている。
【0044】この塗布体61には潤滑油を吸収して保持
できるような空隙率の低いフェルト等の繊維交絡体が適
しており、ここでは空隙率54%の羊毛フェルトを使用
している。空隙率の低いフェルト等を使用することで、
塗布するのに必要な潤滑油を塗布体61に保持させるこ
とができるとともに、ボール転走溝51aとの摺動に耐
え得る強度を塗布体61に持たせることができる。
【0045】リングケース68には、ねじ軸51のボー
ル転走溝51aの表面に付着した異物を掻き揚げるワイ
パーリング71が収納される。該ワイパーリング71は
ねじ軸51のボール転走溝51aの表面に密接するスク
レーパ面71aを具備し、該スクレーパ面71aを具備
することにより、ナット部材52の内部がシールされ、
外部からの異物の浸入を防止し外部に潤滑削が漏れ出る
のを防止できる。
【0046】分室63a、63b、63c、63dのそ
れぞれに潤滑油吸蔵体65を収納し、スリット69に塗
布体61を収納すると、該塗布体61の舌片部61aが
ケース本体67の内方に向けて突出する。中継体66
は、スリット69の開放端近傍に組み込まれ、該中継体
66の本体66aは塗布体61に当接し、潤滑油吸蔵体
65とは非接触とされる。中継体66の細長部66bは
潤滑油吸蔵体65に当接する。潤滑油吸蔵体65、中継
体66及び塗布体61をケース本体67に組み込んだ後
は、リングケース68がケース本体67に螺合され、潤
滑油収容室63の内部がシールされる。
【0047】潤滑油供給装置60をナット部材52に装
着すると、ケース本体67の内方に突出した塗布体61
の舌片部61aがねじ軸51のボール転走溝51aに圧
接する。潤滑油は毛細管現象により常に舌片部61aの
先端に満たされているが、同時に表面張力により保持さ
れているので溢れ出てしまうこともない。ねじ軸51が
ナット部材52に対して相対的に回転すると、舌片部6
1aからボール転走溝51aに油膜が形成される。この
ようにして、塗布体61の舌片部61aからボール転走
溝51aに対して潤滑油が塗布されると、塗布体61に
含浸されている潤滑油は毛細管現象により舌片部61a
に移動する。
【0048】一方、潤滑油吸蔵体65には多量の潤滑油
が保持されているので、塗布体61に含浸された潤滑油
が徐々に減少してくると、毛細管現象により、潤滑油吸
蔵体65に含浸されている潤滑油が中継体66を介して
塗布体61へと供給される。これにより、塗布体61に
は常に略一定の潤滑油が含浸されることになり、ねじ軸
51に対して塗布体61が塗布する潤滑油の量の安定化
を図ることが可能となる。毛細管現象を利用すると、必
要とされるごくわずかな量の潤滑油を確実にボール転走
溝51aへ途切れることなく供給することができる。こ
のとき各分室63a、63b、63c、63dは空気孔
67hを通して大気と連通しているから、各分室は大気
圧に維持されている。
【0049】潤滑油吸蔵体65から塗布体61に供給さ
れる潤滑油の量は中継体66で制御される。中継体66
の細長部66bの形状、細長部66bと潤滑油吸蔵体6
5の接触面積等を最適に選択することによって、この潤
滑油の量を適量に制御することができる。潤滑油吸蔵体
65に含浸された潤滑油の殆どが消費されてしまった場
合、ケース本体67に設けた供給孔67fから潤滑油吸
蔵体65に外部から潤滑油を供給する。
【0050】ここで、潤滑油吸蔵体65を白色又は乳白
色又は透明な繊維交絡体で構成し、潤滑油を所定色(例
えば褐色)に着色しておくと、潤滑油吸蔵体65に多量
の潤滑油が吸収保持されている間は、該潤滑油吸蔵体6
5はこの潤滑油の色が濃く現れ、潤滑油の吸収保持が減
少するに従って潤滑油吸蔵体65自体の白色又は乳白色
又は透明で薄められてくる。ケース本体67は上記のよ
うに、その内部が観測できるように透過性の例えば樹脂
材で構成されているから、該潤滑油吸蔵体65が吸収保
持する潤滑油量の増減による色又は色濃度の変化を外部
から容易に観測できる。
【0051】図9(a)、(b)、(c)は潤滑油供給
装置60の潤滑油の変化による潤滑油吸蔵体65の色濃
度の変化例を示す図である。同図9(a)は潤滑油吸蔵
体65に多量の潤滑油が吸収保持されている場合、同図
(b)は潤滑油が所定量減少した状態を、同図(c)は
潤滑油が略無くなった場合を示す。同図(a)、
(b)、(c)に示すように、潤滑油吸蔵体65に吸収
保持されている潤滑油量が減少するに従って色濃度が薄
くなっていくのを筐体21の外部から観測できるから、
潤滑油の残量が所定量になったら、供給孔67f(図8
参照)から潤滑油を補充することにより、潤滑油供給装
置60を常に充分な潤滑性能を発揮できる状態に維持す
ることが可能となる。
【0052】なお、上記例ではケース本体67の全体を
透過性の材料で構成する例を示したが、ケース本体67
の内部が観測できる部分、例えば外周部のみを透過性の
材料で構成してもよい。要は筐体の内部が観測できるよ
うに筐体21を少なくとも透過性の材料で構成すればよ
い。
【0053】また、上記例では、図1に示す構成の直線
案内装置、図2に示す構成のねじ案内装置に用いる潤滑
油供給装置を例に説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、筐体内に収容された潤滑油吸蔵体に吸
蔵された潤滑油を塗布片から転動体の転動溝へ塗布する
ように構成した潤滑油供給装置を用いる案内装置であれ
ば、どのような構成の案内装置にも使用できる。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば下記のような優れた効果が得られる。
【0055】請求項1に記載の発明によれば、筐体の少
なくとも一部を内部が観察できる透過性の材料で構成
し、潤滑油の色又は色濃度を潤滑油吸蔵体を構成する材
料の色又は色濃度とは異なるものとすることにより、該
潤滑油吸蔵体に吸蔵される該潤滑油の量の変化により、
該潤滑油を吸蔵する潤滑油吸蔵体の色又は色濃度が変化
するから、この色又は色濃度の変化を筐体の透過性の材
料で構成された部分を通して観測することにより、潤滑
油吸蔵体に吸蔵される該潤滑油の残量を容易に観測する
ことができる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、潤滑油吸
蔵体は白色又は乳白色又は透明な材料からなり、潤滑油
は所定の色素を有するか又は所定の色に着色しているこ
とにより、該潤滑油吸蔵体に多量の潤滑油が吸蔵されて
いる時は、該潤滑油を吸蔵する潤滑油吸蔵体は潤滑油が
有する所定の色素又は着色した色が濃くなるが、吸蔵さ
れている潤滑油の残量が少なくなると、潤滑油吸蔵体材
料の白色又は乳白色又は透明に変化していくから、この
変化状態から潤滑油の残量を容易に観測できる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、筐体は全
体が内部を観察できる透過性の材料で構成されているこ
とにより、潤滑油吸蔵体が観測できる所であれば、筐体
のどこからでも潤滑油の残量を容易に観測できる。
【0058】請求項4に記載の発明によれば、潤滑油供
給装置をカートリッジ式の構成とすることにより、残量
潤滑油が簡単に観測できるから、最適なタイミングで潤
滑油供給装置の交換ができ、摩耗による機器の損傷を防
止できると共に、交換タイミングが早すぎて潤滑油供給
装置を無駄に消費することもない。
【0059】請求項5に記載の発明によれば、潤滑油供
給装置を筐体内に潤滑油を供給可能な給油式の構成とす
ることにより、筐体外部から残量潤滑油が所定以下にな
ったことを観測したら、直ちに潤滑油を給油できるか
ら、潤滑油供給装置の潤滑性能を最適の状態に維持する
ことが容易となる。
【0060】請求項6に記載の発明によれば、案内装置
に請求項1乃至5の潤滑油供給装置を用いることによ
り、潤滑油吸蔵体の残量潤滑油を筐体外部から容易に観
測できるから、案内装置の潤滑状態を常に良好な状態に
維持することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】潤滑油供給装置を装備した直線案内装置の構成
例を示す図である。
【図2】潤滑油供給装置を装備したボールねじ案内装置
の構成例を示す図である。
【図3】本発明に係る潤滑油供給装置の構成例を示す分
解斜視図である。
【図4】図3に示す構成の潤滑油供給装置の組立状態を
示す図で、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図で
ある。
【図5】本発明に係る潤滑油供給装置の潤滑油の変化に
よる潤滑油吸蔵体の色濃度の変化例を示す図である。
【図6】本発明に係る潤滑油供給装置の構成例を示す分
解斜視図である。
【図7】図6に示す構成の潤滑油供給装置の組立状態の
軸線と直交する方向の断面図である。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】本発明に係る潤滑油供給装置の潤滑油の変化に
よる潤滑油吸蔵体の色濃度の変化例を示す図である。
【符号の説明】
10 直線案内装置 11 軌道レール(軌道軸) 12 摺動台(スライド部材) 13 ボール 14 ボール戻し孔 15 ブロック本体 16 エンドプレート 17 取付けボルト 19 エンドシール 20 潤滑油供給装置 21 筐体(ケーシング) 22 潤滑油吸蔵体 23 油量調整板 24 潤滑油塗布体 25 蓋板 50 ボールねじ案内装置 51 ねじ軸 52 ナット部材 53 ボール 54 リターンパイプ 55 リターンパイプ嵌合穴 56 パイプ押え 57 平面部 60 潤滑油供給装置 61 塗布体 63 潤滑油収容室 64 ケーシング 65 潤滑体吸蔵体 66 中継体 67 ケース本体 68 リングケース 69 スリット 70 切り欠き 71 ワイパーリング 72 蓋板 73 ねじ 80 フランジ 81 溝 82 止めねじ
フロントページの続き (72)発明者 道岡 英一 東京都品川区西五反田3丁目11番6号 テ イエチケー株式会社内 Fターム(参考) 3J062 AB22 AC07 BA27 CD32 CD54 CD75 3J104 AA03 AA65 AA69 AA74 AA75 AA78 CA24 CA35 DA05 DA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体及び該筐体に収納した潤滑油吸蔵体
    とを具備し、該潤滑油吸蔵体に吸蔵された該潤滑油を塗
    布片を介して転動体の転動溝へ塗布するように構成した
    潤滑油供給装置において、 前記筐体の少なくとも一部を内部が観察できる透過性の
    材料で構成し、前記潤滑油の色又は色濃度を前記潤滑油
    吸蔵体を構成する材料の色又は色濃度とは異なるものと
    したことを特徴とする潤滑油供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の潤滑油供給装置におい
    て、 前記潤滑油吸蔵体は白色又は乳白色又は透明な材料から
    なり、前記潤滑油は所定の色素を有するか又は所定の色
    に着色していることを特徴とする潤滑油供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2又は3に記載の潤滑油供
    給装置において、 前記筐体は全体が透過性の材料で構成されていることを
    特徴とする潤滑油供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3に記載の潤滑油供
    給装置において、 潤滑油供給装置は筐体ごと交換するカートリッジ式の構
    成となっていることを特徴とする潤滑油供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2又は3に記載の潤滑油供
    給装置において、 潤滑油供給装置は筐体内に潤滑油を供給できる給油式の
    構成となっていることを特徴とする潤滑油供給装置。
  6. 【請求項6】 潤滑油供給装置を装着した移動台を具備
    し、該移動台の移動により転動体が転動する転動溝に潤
    滑油を塗布するように構成された案内装置において、 前記潤滑油供給装置に請求項1乃至5の潤滑油供給装置
    の少なくとも一つを用いることを特徴とする案内装置。
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